JP2009292928A - 低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 - Google Patents
低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009292928A JP2009292928A JP2008147473A JP2008147473A JP2009292928A JP 2009292928 A JP2009292928 A JP 2009292928A JP 2008147473 A JP2008147473 A JP 2008147473A JP 2008147473 A JP2008147473 A JP 2008147473A JP 2009292928 A JP2009292928 A JP 2009292928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- powder
- sio
- group
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】 (A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン
(B)下記平均組成式(1):
(HR1 2SiO1/2)a(R2 2SiO)b(R3SiO3/2)c (1)
で表され、1分子中に少なくとも3個の珪素原子に結合した水素原子を有し、かつ1分子中に少なくとも2個の(R3SiO3/2)単位を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(C)下記平均組成式(2):
R4 dHeSiO(4-d-e)/2 (2)
で表され、1分子中に珪素原子に結合した水素原子を2個以上有する、又は分子鎖末端の珪素原子に結合した水素原子を1個又は2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記成分(B)を除く)
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填材
(E)下記平均組成式(3):
R5 fR6 gSi(OR7)4-f-g (3)
で表されるオルガノシラン
(F)白金系触媒
(G)反応制御剤
及び任意成分として付加反応に関与しないその他の成分から成る、25℃での硬化前の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーン組成物。
【選択図】 なし
Description
(A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン 100質量部
(B)下記平均組成式(1):
(HR1 2SiO1/2)a(R2 2SiO)b(R3SiO3/2)c (1)
(式中、R1、R2及びR3は、それぞれ異なっても同一であってもよい脂肪族不飽和結合を有さない置換または非置換の1価炭化水素基を示し、aは0.005〜0.3、bは0.5〜0.98、cは0.01〜0.12、a+b+c=1を満たす数である)で表され、1分子中に少なくとも3個の珪素原子に結合した水素原子を有し、かつ1分子中に少なくとも2個の(R3SiO3/2)単位を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(C)下記平均組成式(2):
R4 dHeSiO(4-d-e)/2 (2)
(式中、R4は脂肪族不飽和結合を有さない置換又は非置換の1価炭化水素基であり、dは0.7〜2.2、eは0.01〜0.2で、かつd+eが0.8〜2.4を満足する正数である)で表され、1分子中に珪素原子に結合した水素原子を2個以上有する、又は分子鎖末端の珪素原子に結合した水素原子を1個又は2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記成分(B)を除く)
ここで、成分(B)と成分(C)の割合は、{成分(C)由来のSi-H基の個数}/{成分(B)由来のSi-H基の個数}が0〜10.0になる割合であり、そして成分(B)と成分(C)の配合量は{成分(B)及び成分(C)中のSi-H基の合計個数}/{成分(A)中のアルケニル基の個数}が0.5〜1.5になる配合量である、
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填材 200〜2000質量部
(E)下記平均組成式(3):
R5 fR6 gSi(OR7)4-f-g (3)
(式中、R5は炭素原子数9〜15のアルキル基、R6は炭素原子数1〜8の1価炭化水素基、R7は炭素原子数1〜6のアルキル基、fは1〜3の整数、gは0〜2の整数、f+gは1〜3の整数である)で表されるオルガノシラン 0.01〜10質量部
(F)白金系触媒 有効量
(G)反応制御剤 0.01〜1質量部
及び任意成分として付加反応に関与しないその他の成分から成る、25℃での硬化前の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーン組成物を提供する。
<熱伝導性シリコーン組成物>
本発明の熱伝導性シリコーン組成物は、硬化前の25℃での粘度が50〜1,000Pa・s、好ましくは50〜500Pa・sである。50Pa・s未満では塗布時の取り扱いが困難であり、1,000Pa・sを超えると、均一に塗布することが困難となる。硬化物の熱伝導率は1W/m℃以上であるのが好ましい。
本発明の組成物は、成分(A)〜(G)、及び任意成分として、シリコーン組成物の付加硬化反応に関与しないその他の成分から成る。本発明の好ましい態様においては、本発明の組成物は、成分(A)〜(G)のみから成る。本発明の別の好ましい態様においては、本発明の組成物は、成分(A)〜(G)、及びそれぞれシリコーン組成物の付加硬化反応に関与しない接着助剤及び酸化防止剤から選ばれる少なくとも1種から成る。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、ケイ素原子に直結したアルケニル基を1分子中に少なくとも2個有し、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのもので、直鎖状でも分岐状でもよく、またこれら2種以上の異なる粘度の混合物でも良い。アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、1-ブテニル基、1-ヘキセニル基などが例示されるが、合成のし易さ、コストの面からビニル基が好ましい。ケイ素原子に結合する残余の有機基としては、メチル基、エチル基、プルピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基などのアルキル基;フェニル基などのアリール基;2-フェニルエチル基、2-フェニルプロピル基などのアラルキル基が例示され、さらにクロロメチル基、3.3.3.-トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素基も挙げられる。これらのうち、合成のし易さ、コストの面からメチル基が好ましい。ケイ素原子に結合するアルケニル基は、オルガノポリシロキサンの分子鎖の末端、及び分子鎖途中(非末端)の何れにも存在してもよいが、1分子中に少なくとも1個が末端に存在することが好ましい。該オルガノポリシロキサンの25℃における動粘度は10〜100,000 mm2/sの範囲、好ましくは100〜50,000 mm2/sが良い。10mm2/sより低いと得られる組成物の保存安定性が悪くなり、100,000mm2/sより大きくなると得られる組成物の進展性が悪くなる。
成分(B)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを示す平均組成式(1)において、aは0.005〜0.3の範囲、好ましくは0.05〜0.2の範囲が良い。aが0.005より小さいと架橋により組成を網状化できなくなり、0.3より大きいと架橋反応が進行しすぎてしまい組成物の柔軟性が失われるためである。bは0.5〜0.98の範囲、好ましくは0.7〜0.95の範囲が良い。bが0.5より小さいと相対的にa+cの値が大きくなるため、得られる組成物の柔軟性が失われてしまい、0.98より大きいと組成物の粘度が上昇しすぎてしまい、該組成物がグリース状にならないためである。cは0.01〜0.12の範囲、好ましくは0.02〜0.08の範囲が良い。cが0.01より小さいと硬化の進行が促進する効果が得られず、0.12より大きいと得られる組成物の柔軟性が失われるためである。
成分(C)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを示す平均組成式(2)において、dは0.7〜2.2の範囲、好ましくは1.5〜2.2の範囲が良い。dが0.7より小さいと架橋反応が進行しすぎて組成物の柔軟性が得られず、2.2より大きいと架橋反応が十分に進行せず組成物を網状化できないためである。eは0.01〜0.2の範囲、好ましくは0.02〜0.15の範囲が良い。eが0.01より小さいと架橋反応が十分に進行せず得られる組成物を網状化できず、0.2より大きいと得られる組成物の柔軟性が失われるためである。d+eは0.8〜2.4の範囲、好ましくは1.5〜2.4の範囲が良い。d+eが0.8より小さいと架橋反応が進行しすぎて組成物の柔軟性が得られず、2.4より大きいと揮発成分となりやすく電子部品に用いることは好ましくなくなるためである。
成分(D)の熱伝導率を有する熱伝導性充填材としては、熱伝導率が10W/m℃以上のものが使用される。充填材のもつ熱伝導率が10W/m℃より小さいと、放熱用シリコーングリース組成物の熱伝導率そのものが小さくなるためである。かかる熱伝導性充填材としては、アルミニウム粉末、銅粉末、銀粉末、ニッケル粉末、金粉末、金属ケイ素粉末、アルミナ粉末、酸化亜鉛粉末、酸化マグネシウム粉末、窒化アルミニウム粉末、窒化ホウ素粉末、窒化珪素粉末、ダイヤモンド粉末、カーボン粉末、インジウム粉末、ガリウム粉末など挙げられるが、10W/m℃以上を有する充填材であれば如何なる充填材でもよく、1種類あるいは2種類以上混ぜ合わせたものでも良い。
成分(E)は、ウェッターとして用いられる平均組成式(3):R5 fR6 gSi(OR7)4-f-gで表されるオルガノシランである。
上記平均組成式(3)中、R5は炭素原子数9〜15のアルキル基であり、その具体例としては、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基等が挙げられる。炭素原子数が9より小さいと成分(D)の熱伝導性充填材との濡れ性が充分でなく、15より大きいと該オルガノシランが常温で固化するので、取り扱いが不便な上、得られた組成物の低温特性が低下する。
成分(F)の白金および白金化合物から選ばれる触媒は、成分(A)中のアルケニル基と成分(B)及び成分(C)中のSi-H基との間の付加反応の促進成分である。この成分(F)としては、例えば白金の単体、塩化白金酸、白金-オレフィン錯体、白金-アルコール錯体、白金配位化合物など、シリコーン組成物の付加反応用触媒として公知の白金および白金化合物が挙げられる。
成分(G)の反応制御剤は、室温でのヒドロシリル化反応の進行を抑え、シェルフライフ、ポットライフを延長させるものである。反応制御剤としては公知のものを使用することができ、アセチレン化合物、各種窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物、有機クロロ化合物等が利用できる。具体例としては、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル−1−ペンチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、1−エチニルシクロヘキサノール、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ブチン、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ペンチン、3,5−ジメチル−3−トリメチルシロキシ−1−ヘキシン、1−エチニル−1−トリメチルシロキシシクロヘキサン、ビス(2,2−ジメチル−3−ブチノキシ)ジメチルシラン等のアセチレン化合物などが挙げられる。これらの中で、アセチレン化合物が好ましい。
本発明の組成物には、上記した成分(A)〜(G)以外に、必要に応じてシリコーン組成物の付加反応に関与しない任意成分を添加することができる。例えば、CPUなどのICパッケージとヒートシンク等の放熱体とを化学的に接着、固定するためにアリルイソシアヌレート等の接着助剤;劣化を防ぐために、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルジフェニルシロキサンなどの非反応性のポリオルガノシロキサン、フェノール系、キノン系、アミン系、リン系、ホスファイト系、イオウ系、チオエーテル系などの酸化防止剤などが使用できる。
本発明のグリース組成物を製造するには、成分(A)〜(G)をトリミックス、ツウィンミックス、プラネタリミキサー(何れも井上製作所(株)製混合機の登録商標)、ウルトラミキサー(みずほ工業(株)製混合機の登録商標)、ハイビスディスパーミックス(特殊機化工業(株)製混合機の登録商標)等の混合機にて混合すればよい。
〔硬化性評価〕
直径2.5cmの2枚のパラレルプレートの間に、熱伝導性シリコーン組成物を厚み2mmで塗布した。塗布したプレートを25℃から5℃/分にて昇温後、60℃又は70℃において90分間温度を維持するようにプログラムを作成し、弾性G'及び粘性G"の測定を行った。弾性及び粘性の測定は、粘弾性測定装置(レオメトリック・サイエンティフィック社製、タイプRDAIII)を用いて行った。測定開始後、弾性項であるG'が粘性項であるG"より大きな値を示すまでの時間(以下、クロスオーバータイムと表記する)によって硬化性を評価した。即ち、クロスオーバータイムが短いほど硬化が進行しやすいことを示す。
〔熱抵抗測定〕
直径12.7mmの円形アルミニウム板2枚に、熱伝導性シリコーン組成物を挟み込み、125℃のオーブンに90分間装入して熱伝導性シリコーン組成物を加熱硬化させ、熱抵抗測定用の試験片を作製し、熱抵抗を測定した。さらにこの試験片を125℃で1000時間放置し、再び熱抵抗を測定した。尚、この熱抵抗測定はナノフラッシュ(ニッチェ社製、LFA447)によって行った。
成分(A)
A-1:両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25℃における動粘度が600 mm2/sのジメチルポリシロキサン
成分(B)
下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
B-1: (H(CH3)2SiO1/2)12((CH3)2SiO)120(CH3SiO3/2)6
B-2: (H(CH3)2SiO1/2)3((CH3)2SiO)30(CH3SiO3/2)1
成分(B')
下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
B'-3: (H(CH3)2SiO1/2)12((CH3)2SiO)50(CH3SiO3/2)10
B'-4: (H(CH3)2SiO1/2)4((CH3)2SiO)240(CH3SiO3/2)2
成分(C)
下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
C-1:
E-1:C10H21Si(OCH3)3
成分(F)
F-1:白金-ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体のA-1溶液(白金原子を1質量%含有)
成分(G)
G-1:1-エチニル-1-シクロヘキサノールの50%トルエン溶液
成分(A)〜(G)を以下のように混合して実施例1〜7および比較例1〜8の組成物を得た。即ち、5リットルプラネタリーミキサー(井上製作所(株)社製)に成分(A)を取り、表2又は表3に示す配合量で成分(D)及び(E)を加え、70℃で1時間混合した。常温になるまで冷却し、次に成分(B)、(C)、(F)及び(G)を表2又は表3に示す配合量で加えて均一になるように混合した。なお、表1及び表3中の各成分の数値は質量部を示す。
Claims (5)
- (A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン 100質量部
(B)下記平均組成式(1):
(HR1 2SiO1/2)a(R2 2SiO)b(R3SiO3/2)c (1)
(式中、R1、R2及びR3は、それぞれ異なっても同一であってもよい脂肪族不飽和結合を有さない置換または非置換の1価炭化水素基を示し、aは0.005〜0.3、bは0.5〜0.98、cは0.01〜0.12、a+b+c=1を満たす数である)で表され、1分子中に少なくとも3個の珪素原子に結合した水素原子を有し、かつ1分子中に少なくとも2個の(R3SiO3/2)単位を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(C)下記平均組成式(2):
R4 dHeSiO(4-d-e)/2 (2)
(式中、R4は脂肪族不飽和結合を有さない置換又は非置換の1価炭化水素基であり、dは0.7〜2.2、eは0.01〜0.2で、かつd+eが0.8〜2.4を満足する正数である)で表され、1分子中に珪素原子に結合した水素原子を2個以上有する、又は分子鎖末端の珪素原子に結合した水素原子を1個又は2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記成分(B)を除く)
ここで、成分(B)と成分(C)の割合は、{成分(C)由来のSi-H基の個数}/{成分(B)由来のSi-H基の個数}が0〜10.0になる割合であり、そして成分(B)と成分(C)の配合量は{成分(B)及び成分(C)中のSi-H基の合計個数}/{成分(A)中のアルケニル基の個数}が0.5〜1.5になる配合量である、
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填材 200〜2000質量部
(E)下記平均組成式(3):
R5 fR6 gSi(OR7)4-f-g (3)
(式中、R5は炭素原子数9〜15のアルキル基、R6は炭素原子数1〜8の1価炭化水素基、R7は炭素原子数1〜6のアルキル基、fは1〜3の整数、gは0〜2の整数、f+gは1〜3の整数である)で表されるオルガノシラン 0.01〜10質量部
(F)白金系触媒 有効量
(G)反応制御剤 0.01〜1質量部
及び任意成分として付加反応に関与しないその他の成分から成る、25℃での硬化前の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーン組成物。 - 成分(A)〜(G)のみから成る請求項1に係る熱伝導性シリコーン組成物。
- 成分(A)〜(G)、及びそれぞれ付加反応に関与しない接着助剤及び酸化防止剤から選ばれる少なくとも1種から成る請求項1に係る熱伝導性シリコーン組成物。
- 成分(B)及び(C)以外のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを含有しない、請求項1〜3のいずれか1項に係る熱伝導性シリコーン組成物。
- 成分(D)の熱伝導性充填材がアルミニウム粉末、銅粉末、銀粉末、ニッケル粉末、金粉末、金属ケイ素粉末、アルミナ粉末、酸化亜鉛粉末、酸化マグネシウム粉末、窒化アルミニウム粉末、窒化ホウ素粉末、窒化珪素粉末、ダイヤモンド粉末、カーボン粉末、インジウム粉末、及びガリウム粉末から選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜4のいずれか1項に係る熱伝導性シリコーン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008147473A JP5105308B2 (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | 低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008147473A JP5105308B2 (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | 低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009292928A true JP2009292928A (ja) | 2009-12-17 |
JP5105308B2 JP5105308B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=41541414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008147473A Active JP5105308B2 (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | 低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5105308B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246536A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 熱伝導性シリコーングリース組成物 |
JP2013071961A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 熱伝導性シリコーンゴム組成物 |
WO2013129600A1 (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 富士高分子工業株式会社 | パテ状伝熱材及びその製造方法 |
WO2014188667A1 (ja) * | 2013-05-24 | 2014-11-27 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物 |
WO2015040777A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 信越化学工業株式会社 | シリコーン組成物及び熱伝導性シリコーン組成物の製造方法 |
JP2015212318A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物 |
US9481851B2 (en) | 2012-04-24 | 2016-11-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Thermally-curable heat-conductive silicone grease composition |
WO2017064976A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーングリース組成物 |
US9698077B2 (en) | 2013-01-22 | 2017-07-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heat conductive silicone composition based on combination of components, heat conductive layer, and semiconductor device |
JP2018123310A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-09 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 熱伝導性ポリオルガノシロキサン組成物 |
US11124646B2 (en) | 2016-08-05 | 2021-09-21 | 3M Innovative Properties Company | Heat-dissipating resin composition, cured product thereof, and method of using same |
JPWO2022138627A1 (ja) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | ||
DE102023105463A1 (de) | 2022-03-10 | 2023-09-14 | Dupont Toray Specialty Materials Kabushiki Kaisha | Aushärtbare silikonzusammensetzung |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102162495B1 (ko) | 2018-03-28 | 2020-10-07 | 주식회사 엘지화학 | 수지 조성물 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63280766A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Toshiba Silicone Co Ltd | 硬化性シリコ−ンゲル組成物 |
JPH06345971A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 1液性硬化性シリコーン組成物 |
JP2002003718A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱伝導性シリコーン組成物及び半導体装置 |
JP2004307829A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサン組成物 |
JP2005112961A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-28 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物および半導体装置 |
JP2007051227A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱伝導性シリコーングリース組成物およびその硬化物 |
JP2009091561A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-30 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 変位耐久性を有する硬化物を与えるシリコーンゲル組成物 |
WO2009065644A1 (de) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Evonik Goldschmidt Gmbh | Verfahren zur herstellung verzweigter sih-funktioneller polysiloxane und deren verwendung zur herstellung sic- und sioc-verknüpfter, verzweigter organomodifizierter polysiloxane |
-
2008
- 2008-06-04 JP JP2008147473A patent/JP5105308B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63280766A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Toshiba Silicone Co Ltd | 硬化性シリコ−ンゲル組成物 |
JPH06345971A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 1液性硬化性シリコーン組成物 |
JP2002003718A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱伝導性シリコーン組成物及び半導体装置 |
JP2004307829A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサン組成物 |
JP2005112961A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-28 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物および半導体装置 |
JP2007051227A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱伝導性シリコーングリース組成物およびその硬化物 |
JP2009091561A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-30 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 変位耐久性を有する硬化物を与えるシリコーンゲル組成物 |
WO2009065644A1 (de) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Evonik Goldschmidt Gmbh | Verfahren zur herstellung verzweigter sih-funktioneller polysiloxane und deren verwendung zur herstellung sic- und sioc-verknüpfter, verzweigter organomodifizierter polysiloxane |
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246536A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 熱伝導性シリコーングリース組成物 |
JP2013071961A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 熱伝導性シリコーンゴム組成物 |
WO2013129600A1 (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 富士高分子工業株式会社 | パテ状伝熱材及びその製造方法 |
JP5614909B2 (ja) * | 2012-03-02 | 2014-10-29 | 富士高分子工業株式会社 | パテ状伝熱材及びその製造方法 |
US9481851B2 (en) | 2012-04-24 | 2016-11-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Thermally-curable heat-conductive silicone grease composition |
US9698077B2 (en) | 2013-01-22 | 2017-07-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heat conductive silicone composition based on combination of components, heat conductive layer, and semiconductor device |
WO2014188667A1 (ja) * | 2013-05-24 | 2014-11-27 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物 |
JP2015004043A (ja) * | 2013-05-24 | 2015-01-08 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物 |
KR102176435B1 (ko) | 2013-05-24 | 2020-11-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 열전도성 실리콘 조성물 |
US10023741B2 (en) | 2013-05-24 | 2018-07-17 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heat-conductive silicone composition |
CN105246977A (zh) * | 2013-05-24 | 2016-01-13 | 信越化学工业株式会社 | 热传导性硅酮组合物 |
KR20160012137A (ko) * | 2013-05-24 | 2016-02-02 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 열전도성 실리콘 조성물 |
JP2015059191A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 信越化学工業株式会社 | シリコーン組成物及び熱伝導性シリコーン組成物の製造方法 |
WO2015040777A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 信越化学工業株式会社 | シリコーン組成物及び熱伝導性シリコーン組成物の製造方法 |
CN105555874A (zh) * | 2013-09-20 | 2016-05-04 | 信越化学工业株式会社 | 硅酮组合物及导热性硅酮组合物的制造方法 |
US9969919B2 (en) | 2013-09-20 | 2018-05-15 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone composition and method for manufacturing heat-conductive silicone composition |
US10202529B2 (en) | 2013-09-20 | 2019-02-12 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone composition and method for manufacturing heat-conductive silicone composition |
JP2015212318A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物 |
WO2017064976A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性シリコーングリース組成物 |
US11124646B2 (en) | 2016-08-05 | 2021-09-21 | 3M Innovative Properties Company | Heat-dissipating resin composition, cured product thereof, and method of using same |
EP3575365A4 (en) * | 2017-01-27 | 2020-11-11 | Momentive Performance Materials Japan LLC | THERMAL CONDUCTIVE POLYORGANOSILOXANE COMPOSITION |
KR20190104075A (ko) * | 2017-01-27 | 2019-09-05 | 모멘티브 파포만스 마테리아루즈 쟈판 고도가이샤 | 열전도성 폴리오르가노실록산 조성물 |
JP2018123310A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-09 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 熱伝導性ポリオルガノシロキサン組成物 |
US11142644B2 (en) | 2017-01-27 | 2021-10-12 | Momentive Performance Materials Japan Llc | Thermally conductive polyorganosiloxane composition |
KR102542894B1 (ko) | 2017-01-27 | 2023-06-14 | 모멘티브 파포만스 마테리아루즈 쟈판 고도가이샤 | 열전도성 폴리오르가노실록산 조성물 |
JPWO2022138627A1 (ja) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | ||
WO2022138627A1 (ja) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 耐水性を有する接着性ポリオルガノシロキサン組成物 |
DE102023105463A1 (de) | 2022-03-10 | 2023-09-14 | Dupont Toray Specialty Materials Kabushiki Kaisha | Aushärtbare silikonzusammensetzung |
KR20230133239A (ko) | 2022-03-10 | 2023-09-19 | 듀폰 도레이 스페셜티 머티리얼즈 가부시키가이샤 | 경화성 실리콘 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5105308B2 (ja) | 2012-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5105308B2 (ja) | 低温加熱時における硬化速度を促進した熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP5233325B2 (ja) | 熱伝導性硬化物及びその製造方法 | |
JP5843368B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物 | |
TWI597357B (zh) | Thermally conductive polysiloxane composition | |
JP6614362B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP5832983B2 (ja) | シリコーン組成物 | |
JP5472055B2 (ja) | 熱伝導性シリコーングリース組成物 | |
JP2009209230A (ja) | 熱伝導性シリコーングリース組成物 | |
JP7070320B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
TW201632588A (zh) | 熱傳導性矽酮組合物 | |
JP2010150399A (ja) | 熱伝導性シリコーングリース組成物 | |
TWI622624B (zh) | Polyoxonium composition and method for producing thermally conductive polyphosphonium composition | |
JP2019073730A (ja) | 熱伝導性ポリオルガノシロキサン組成物 | |
JP2018188559A (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP2015212318A (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP2020066713A (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物 | |
TW201943768A (zh) | 熱傳導性矽酮組成物及其硬化物 | |
WO2018025502A1 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP6314710B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP7136065B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物及び熱伝導性シリコーンシート | |
JP2007214224A (ja) | 放熱性に優れる電子装置およびその製造方法 | |
JP2019001900A (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP2004099842A (ja) | 放熱部材用粘着性シリコーン組成物 | |
JP7467017B2 (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物 | |
TW201940596A (zh) | 矽酮組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120416 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120806 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120910 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5105308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120923 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |