JP2009291812A - 溶接終了制御方法および溶接方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】溶接出力停止前に定常溶接電流から定常溶接電流より低い第1の電流に向けて電流を低減するステップと、第1の電流を第1の所定時間維持するステップと、溶接出力停止前において定常溶接電圧から定常溶接電圧より低い第1の電圧に向けて電圧を低減するステップと、第1の所定時間経過後に第1の電圧の印加を停止して溶接出力を停止するステップと、溶接出力を停止してから第2の所定時間後に第2の電圧を第3の所定時間印加するステップと、第3の所定時間における検出電圧が第1の閾値よりも低下した後にこの低下した電圧よりも増加した場合には、ワイヤと母材とが短絡した後に開放したと判別するステップからなる制御方法。
【選択図】図1
Description
以下、本実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
本実施の形態について、図1を用いて説明する。なお、実施の形態1と同様の箇所には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、制御部3の出力を入力として溶接終了時にワイヤ9と母材10とが短絡した後に開放したことを記憶するための記憶部13と、それを表示する表示部14を備えた点である。
本実施の形態について、図1を用いて説明する。なお、実施の形態2と同様の箇所には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なるのは、設定可否設定部15を設けた点である。なお、図1では、表示部14に設定可否設定部15を設けた例を示している。
本実施の形態について、図1と図4を用いて説明する。なお、実施の形態1から3と同様の箇所には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1から3と異なるのは、ワイヤ9と母材10とが短絡した後に開放したと判別した後に、制御部3により図4に示す第2の電流、第3の電圧を第4の所定時間印加するようにした点である。これにより、短絡が開放した後にワイヤ9の先端に適正な大きさの玉を形成することができ、アークスタートミスを抑制して生産ラインの停止や余分な後処理を低減し、生産性を向上することができる。なお、制御部3により第2の電流になるように電流を制御し、この電流に対応して第3の電圧が決まる。また、制御部3により第3の電圧になるように電圧を制御し、この電圧に対応して第2の電流が決まるようにしても良い。
2 電源部
3 制御部
4 出力電圧検出部
5 短絡検出部
6 溶接トーチ
7 ロボット
8 ワイヤ送給部
9 ワイヤ
10 母材
11 アーク
12 出力電流検出部
13 記憶部
14 表示部
15 設定可否設定部
Claims (11)
- 溶接出力停止後に消耗電極であるワイヤと被溶接物との間に電圧を所定時間印加して前記ワイヤと前記被溶接物との接触を検出する溶接終了制御方法であって、
前記所定時間における検出電圧が前記印加した電圧よりも低下した後にこの低下した電圧よりも増加した場合には、前記ワイヤと前記被溶接物とが短絡した後に開放したと判別する溶接終了制御方法。 - 溶接出力停止後に消耗電極であるワイヤと被溶接物との間に電圧を所定時間印加して前記ワイヤと前記被溶接物との接触を検出する溶接終了制御方法であって、
溶接出力停止前において定常溶接電流から前記定常溶接電流よりも低い第1の電流に向けて電流を低減するステップと、
前記第1の電流を第1の所定時間維持するステップと、
溶接出力停止前において定常溶接電圧から前記定常溶接電圧より低い第1の電圧に向けて電圧を低減するステップと、
前記第1の所定時間経過後に前記第1の電圧の印加を停止して溶接出力を停止するステップと、
溶接出力を停止してから第2の所定時間経過後に第2の電圧を第3の所定時間印加するステップと、
前記第3の所定時間における検出電圧が第1の閾値電圧よりも低下した後にこの低下した電圧よりも増加した場合には、前記ワイヤと前記被溶接物とが短絡した後に開放したと判別するステップと
を備えた溶接終了制御方法。 - 判別した結果を記憶部に記憶するステップと、
前記記憶部に記憶した判別結果を表示部に表示するステップと
を備えた請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の溶接終了制御方法。 - 前記ワイヤと前記被溶接物とが短絡した後に開放したと判別した後に第2の電流、第3の電圧を第4の所定時間印加するステップを備え、ワイヤ先端に適正な大きさの玉を形成する請求項1から3のいずれか1項に記載の溶接終了制御方法。
- 予め記憶された動作プログラムに基づいて被溶接物に対して複数の溶接箇所を溶接し、この溶接を被溶接物を交換して繰り返し行う溶接方法であって、
各溶接箇所の溶接終了制御方法として請求項2記載の溶接終了制御方法を行い、
ワイヤと被溶接物とが短絡した後に開放したと判別した溶接箇所の溶接条件については、
第1の電流を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の電圧を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の所定時間を予め設定された初期値よりも長く設定する、のうち少なくともいずれか1つの設定を行い、この新たな設定に基づいて次の交換された被溶接物の溶接を行う溶接方法。 - 予め記憶された動作プログラムに基づいて被溶接物に対して複数の溶接箇所を溶接し、この溶接を被溶接物を交換して繰り返し行う溶接方法であって、
各溶接箇所の溶接終了制御方法として請求項2記載の溶接終了制御方法を行い、
第3の所定時間における検出電圧が第1の閾値電圧よりも低下したままであり前記ワイヤと前記被溶接物とが接触したままであると判別して前記ワイヤと前記被溶接物との接触を解除させるための電圧を印加した溶接箇所の溶接条件については、
第1の電流を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の電圧を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の所定時間を予め設定された初期値よりも長く設定する、のうち少なくともいずれか1つの設定を行い、この新たな設定に基づいて次の交換された被溶接物の溶接を行う溶接方法。 - 第1の電流を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の電圧を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の所定時間を予め設定された初期値よりも長く設定する、のうち少なくともいずれか1つの設定を行う際、ワイヤと被溶接物とが短絡した後に開放する場合に比べて、前記ワイヤと前記被溶接物とが短絡したままの状態になる場合の方が、設定を高くあるいは長くする量を大きくする請求項6記載の溶接方法。
- 第1の電流を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の電圧を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の所定時間を予め設定された初期値よりも長く設定する、のうち少なくともいずれか1つの設定を行う際、母材として亜鉛メッキされていない鋼板を使用する場合に比べて、母材として亜鉛メッキ鋼板使用する場合の方が、設定を高くあるいは長くする量を大きくする請求項6記載の溶接方法。
- ロボットに溶接トーチを取り付けて溶接を行う溶接方法であって、
第1の電流を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の電圧を予め設定された初期値よりも高く設定する、あるいは、第1の所定時間を予め設定された初期値よりも長く設定する、のうち少なくともいずれか1つの設定を行う際、溶接トーチと母材とのなす角度が狭くなる程、設定を高くあるいは長くする量を大きくする請求項6記載の溶接方法。 - 新たに設定される第1の電流、第1の電圧、第1の所定時間は、固定値とする、あるいは予め設定された初期値に所定値を加算して算出する、あるいは予め設定された初期値に1より大きい係数を積算して算出する、の少なくもと1つに基づいて設定する請求項5から9のいずれか1項に記載の溶接方法。
- 新たな設定の可否を設定する設定可否設定部により新たな設定の可否を設定するステップを備え、
前記設定可否設定部により設定可が設定されている場合のみ第1の電流、第1の電圧、第1の所定時間の新たな設定を行い、
前記設定可否設定部により設定否が設定されている場合には第1の電流、第1の電圧、第1の所定時間の新たな設定への変更を行わない請求項5から10のいずれか1項に記載の溶接方法。
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