JP2009291212A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】リール本体の大型化の防止を図りながら、ピニオンの後端部およびハンドル軸を転がり軸受で確実に支持できる魚釣用スピニングリールの提供を目的としている。
【解決手段】本発明は、スプールに釣糸を巻回案内する釣糸案内部を有するロータと一体的に回動する軸筒62に、ハンドル軸2の駆動歯車と噛合するピニオン13を設けるとともに、このピニオン13の後端部を軸支する軸受部75をリール本体1aに形成して成る魚釣用スピニングリール1において、ハンドル軸2を支持するリール本体1aの軸受42の径方向の一部を、ピニオン13の後端部を軸支する軸受部75と重合させて配置したことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、リール本体の巻き取り駆動機構に連結されたハンドルの回転操作により、釣糸案内部を有するロータを回転させて、スプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールの改良に関する
魚釣用スピニングリールのリール本体内には、ハンドルからの回転力を釣糸案内部を有するロータに伝達する巻取駆動機構と、ハンドルからの回転力をスプールの前後動に変換するスプール往復動機構とが内装されている。
また、前記巻取駆動機構を構成する駆動歯車を有するハンドル軸と、前記ロータが取り付け固定され且つスプール軸が内挿されるピニオンは、例えば、互いにオフセットして直交する状態で配置されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
更に、高負荷巻取り操作時に円滑にハンドルの回転力をロータに効率良く伝達するために、前記ハンドル軸上の駆動歯車と噛合する前記ピニオンの後端部の噛合部近傍は、リール本体の支持部に軸受を介して回転自在に支持されている(例えば、特許文献2参照)。
また、駆動歯車を有するハンドル軸は、その軸受部も含め、ピニオンの後端部を支持するリール本体の軸受部分から離間された配置構成であるため、その分、ギヤボックスであるリール本体が大型化する。そのため、ピニオンの後端部を支持するリール本体の軸受部分のうちハンドル軸側に位置する部分を弓状にカットして、ピニオンの後端部を支持するリール本体の軸受部分に対してハンドル軸およびその軸受部を近接させるとともに、ハンドル軸を軸支するリール本体の軸受部分の加工を容易にして軸受を支障無く組み込めるようにすることが従来から実施されている(例えば、特許文献1)。
実開平2−113970号公報 実開平5−82279号公報
しかしながら、ピニオンの後端部を支持するリール本体の軸受部分の一部をカットして、リール本体におけるハンドル軸の軸受部分とピニオンの後端部の軸受部分とを近接させると、ピニオンの後端部およびハンドル軸を転がり軸受を使用して支持する場合、ピニオンの後端部やハンドル軸の軸受スペースが少なくなるというスペース上の制約が生じてしまう。そのため、リール本体の大型化の防止を図りながら、ピニオンの後端部およびハンドル軸を転がり軸受で確実に支持することが難しくなる。
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、リール本体の大型化の防止を図りながら、ピニオンの後端部およびハンドル軸を転がり軸受で確実に支持できる魚釣用スピニングリールを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、スプールに釣糸を巻回案内する釣糸案内部を有するロータと一体的に回動する軸筒に、ハンドル軸の駆動歯車と噛合するピニオンを設けるとともに、このピニオンの後端部を軸支する軸受部をリール本体に形成して成る魚釣用スピニングリールにおいて、前記ハンドル軸を支持する前記リール本体の軸受の径方向の一部を、前記ピニオンの後端部を軸支する前記軸受部と重合させて配置したことを特徴とする。
以上説明したように、本発明の魚釣用スピニングリールによれば、リール本体の大型化の防止を図りながら、ピニオンの後端部およびハンドル軸を転がり軸受で確実に支持できる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールの側断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図3の要部拡大断面図である。 図3の拡大図である。 第1の変形例に係る要部拡大断面図である。 第2の変形例に係る要部拡大断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
図1〜図5は本発明の一実施形態を示している。図1〜図3に示されるように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1は、リール本体1aと、リール本体1aから延出する脚部1bと、脚部1bの端部に形成され且つ釣竿に取り付けられる竿取付部1cを有している。リール本体1a内には、スプールに釣糸を巻回するための巻取駆動機構が設けられている。具体的には、ハンドル5が固定されるハンドル軸2がリール本体1a内に回転可能に支持されている。ハンドル軸2にはドライブギア3が固定されており、このドライブギア3にはピニオンギア13が噛合している。
ピニオンギア13は、ハンドル軸2に対して直交する方向に延び且つリール本体1aに軸受60A,60Bを介して回転可能に支持された軸筒62に設けられている。また、軸筒62の先端部には、ベール6および釣糸案内部15を備えたロータ8が一体的に取り付けられている。
ハンドル軸2と直交する方向に延在するスプール軸9が軸筒62を貫通している。この場合、スプール軸9は、軸筒62と同心的に配されており、ハンドル軸2と直交する方向に沿って前後動できる。また、スプール軸9の先端部には釣糸が巻回されるスプール10が取り付けられている。
また、ハンドル軸2には、オシレーティング機構(スプール往復動機構)65の連動歯車66と噛合する歯車63が形成されている。オシレーティング機構65は、ハンドル軸2がハンドル5の回転操作によって回転されると、スプール軸9を軸方向に沿って往復駆動(前後動)する。
このような構成では、ハンドル5を回転操作してハンドル軸2を回転させると、オシレーティング機構65を介してスプール軸9に取り付けられたスプール10が前後に往復動するとともに、ドライブギア3、ピニオンギア13、軸筒62を介してロータ8が回転駆動する。したがって、スプール10には、釣糸案内部15を介して、釣糸が均等に巻回される。
前述したように、ハンドル軸2は、リール本体1a内でスプール軸9と交差するように延びている。具体的には、図2および図3に示されるように、ハンドル軸2の両側部は、軸受41,42を介してリール本体1aに回転可能に支持されるとともに、ハンドル5が選択的に固定されるハンドル軸2の左右両端部2a,2bは、リール本体1aの左右両側に臨むべく、リール本体1aの左右両側に形成された開口部50,50に位置決めされている。リール本体1aの開口部50,50には雌ネジ51が形成されており、この雌ネジ51には開口部50を閉塞するための蓋体40が螺合されるようになっている。
また、図5に明確に示されるように、リール本体1aには、リール本体1aからの軸受41,42の抜けを防止する軸受抜け止めカバー71が、ピン77を介して取り付け固定されている。この場合、軸受41,42と軸受抜け止めカバー71との間には、ワッシャ76が介挿されている。すなわち、本実施形態では、図5に仮想的に示されるように、軸受抜け止めカバー71をリール本体1aから分離して、軸受41,42をリール本体1aの外部(外側)から着脱(組み込み)できるようになっている。
また、図4に明確に示されるように、リール本体1aには、ピニオン13の後端部を軸支する軸受60Aを有する軸受部75が形成されている。この場合、ハンドル軸2を支持するドライブギア3の歯面側のリール本体1aの軸受42の径方向の一部は、ピニオン13の後端部を軸支する軸受部75と所定の量Xだけ(例えばピニオン13の軸方向で)重合するように配置されている。
このように、本実施形態では、従来のように、ピニオン13の後端部を支持するリール本体1aの軸受部75のうちハンドル軸2側に位置する部分を弓状に上下方向の基部から先端にかけてカットして、リール本体1aにおけるハンドル軸2の軸受部(軸受42)とピニオン13の後端部の軸受部75(軸受60A)とを近接させるのではなく、ハンドル軸2を支持するドライブギア3の歯面側のリール本体1aの軸受42の径方向の一部を、ピニオン13の後端部を軸支する軸受部75に(例えばピニオン13の軸方向で)重合配置する構成を採用することにより、リール本体1aにおけるハンドル軸2の軸受部(軸受42)とピニオン13の後端部の軸受部75(軸受60A)とを(例えばハンドル軸2の軸方向で)所定量離間させて、転がり軸受を使用して支持できる十分な軸受スペースを(例えばハンドル軸2の軸方向で)ピニオン13の後端部に確保した状態で、リール本体1aに軸支されるハンドル軸2を、ピニオン13の後端部を軸支する軸受部75に対して可及的に近接配置できるようにしている。そのため、リール本体1aを大型化することなく、良好な軸受機能の維持を図ることができる(リール本体1aを大型化することなく、ピニオン13の後端部およびハンドル軸2を転がり軸受で確実に支持できる)。
図6には、前述した実施形態の第1の変形例が示されている。この変形例では、オシレーティング機構65の連動歯車66と噛合する歯車63を逃がすための例えば溝状の逃がし部80が、リール本体1aの軸受部75に形成されている。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と同一であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
このように、歯車63を逃がすための逃がし部80をリール本体1aの軸受部75に形成すると、ハンドル軸2をピニオン13側に更に近接させることができるため、リール本体1aの更なる小型化を図ることができる。
図7には、前述した実施形態の第2の変形例が示されている。この変形例では、図中矢印で示されるようにリール本体1aの内側から軸受42を組み込むことができるように、作業用逃がし部83が軸受部75の基部に形成されている。この作業用逃がし部83は、リール本体1aに形成された溝からなり、溝の端部82によってリール本体1aからの軸受42の抜けを防止できるようになっている。したがって、前述した実施形態のような軸受抜け止めカバー71が不要となる。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と同一であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
1…魚釣用スピニングリール
1a…リール本体
2…ハンドル軸(巻取駆動機構)
3…駆動歯車
5…ハンドル
10…スプール
13…ピニオン
15…釣糸案内部
42…軸受
62…軸筒
75…軸受部

Claims (3)

  1. スプールに釣糸を巻回案内する釣糸案内部を有するロータと一体的に回動する軸筒に、ハンドル軸の駆動歯車と噛合するピニオンを設けるとともに、このピニオンの後端部を軸支する軸受部をリール本体に形成して成る魚釣用スピニングリールにおいて、
    前記ハンドル軸を支持する前記リール本体の軸受の径方向の一部を、前記ピニオンの後端部を軸支する前記軸受部と重合させて配置したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記リール本体の内側から前記軸受を組み込み可能とする作業用逃がし部が、前記軸受部の基部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記軸受をリール本体の外側から組み込み可能としたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
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