JP2009290758A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

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【課題】リクエストに応じて適切な応答をして端末(ノード)の状態を通知することができるゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】ゲートウェイ装置は、オブジェクト通知要求S1を端末装置に送信して自己に接続されたオブジェクト情報通知S2を収集しておき、各端末装置に変数値取得要求S3を送信することによって、各端末装置から変数値S4を取得しておく。そして、変数値S4を取得した時刻から所定時間内にリクエスト端末装置からオブジェクトへの参照要求S5を受信した場合には、記憶した変数値S4を参照して、変数値通知S6をリクエスト端末装置に返信する。一方、変数値S4を取得した時刻から所定時間経過後にリクエスト端末装置から参照要求S5を受信した場合には、新たな変数値を取得して変数値通知をリクエスト端末装置に返信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば住宅内の各種端末の状態を表す変数値を取得して、ユーザの携帯電話などに通知するゲートウェイ装置に関する。
従来より、ネットワークを介してノードを遠隔監視、遠隔制御する技術としては、下記の特許文献1に記載されているようなものが知られている。この特許文献1に記載された技術は、ノードのユニークな識別子列及びノード属性情報を含むアドレスマッピングテーブルをネットワーク内に維持しておき、ゲートウェイ装置によって、外部ネットワークからの入力データパケットを受信する。そしてゲートウェイ装置は、該入力データパケットを出力要求及び入力データに構文解析し、該入力データを、ゲートウェイ装置に接続された内部ネットワーク上の特定のノードにマッピングし、該入力データを特定のノードに伝送する。これによりゲートウェイ装置は、該特定のノードから応答を受信し、該特定のノードからの該応答を含む出力データパケットを生成して、該出力データパケットを外部ネットワークに転送する。これにより、ゲートウェイ装置は、ノードの遠隔監視、制御を実現している。
特開2001−7839号公報
上述した技術では、外部ネットワークから入力データパケットを受信した時にノードからの応答を取得して、当該応答を外部ネットワークに転送する構成となっていた。また、この技術としては、ノードの応答すべき値が変化した場合に、ノードからゲートウェイ装置に応答を行う構成もある。
したがって、外部ネットワークからゲートウェイ装置に入力データパケットを送信した時に、ノードの応答が受信されなかった場合には、ノードが故障するなどの原因によって応答がないのか、応答すべき値に変化がないために応答がないのかの区別がつかなく可能性がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、リクエストに応じて適切な応答をして端末(ノード)の状態を通知することができるゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の端末が接続された第1ネットワークと接続され、当該複数の端末の状態を第2ネットワークに接続されたリクエスト端末に通知するゲートウェイ装置である。このゲートウェイ装置は、端末に実装された機能の変数値を含むオブジェクトに関するオブジェクト識別子及びアドレス情報を収集する情報収集部と、情報収集部により収集された端末のオブジェクト識別子及びアドレス情報を記憶する記憶部と、端末及びリクエスト端末と通信を行う通信手段とを備え、上述の課題を解決するために、通信手段は、オブジェクト識別子及びアドレス情報を用いて端末のオブジェクトが保有する変数値を取得して、当該取得した変数値及び取得時刻を記憶部において当該端末のオブジェクト識別子と対応付けて蓄積しておき、リクエスト端末からオブジェクト識別子を含むリクエストを受信した場合に、リクエスト端末からリクエストを受信した時刻から変数値の取得時刻までの期間が所定時間以上である場合には、新たな変数値を取得して応答情報として返信し、所定時間以上ではない場合には、新たな変数値を取得せずに蓄積しておいた変数値を応答情報として返信する。
本発明によれば、オブジェクト識別子及びアドレス情報を用いて端末のオブジェクトが保有する変数値を取得して、当該取得した変数値及び取得時刻を端末のオブジェクト識別子と対応付けて蓄積しておき、リクエスト端末からオブジェクト識別子を含むリクエストを受信した場合に、リクエスト端末からリクエストを受信した時刻から変数値の取得時刻までの期間が所定時間以上である場合には、新たな変数値を取得して応答情報として返信する。これにより、ゲートウェイ装置によれば、例えば、リクエスト端末からのリクエストに応じて適切な応答をして端末の状態を通知することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、図1に示すように構成されたネットワークシステムにおけるゲートウェイ装置3に適用される。このネットワークシステムは、ゲートウェイ装置3によって、例えば住宅内に設けられた第1ネットワークNW1におけるリクエスト端末装置1と住宅外の汎用通信網である第2ネットワークNW2との連携を取って相互の第1ネットワークNW1における端末装置2a,2b,2c,・・・(以下、総称する場合には単に「端末装置2」と呼ぶ。)を動作させるものである。
このネットワークシステムにおいて、第1ネットワークNW1は、コネクションレス型のプロトコルに従って端末装置2とゲートウェイ装置3とが通信を行う。コネクションレス型のプロトコルとしては、UDPなどが挙げられる。これに対し、第2ネットワークNW2は、コネクション型、コネクションレス型を問わないが、TCP/IPなどに準拠したインターネット回線が挙げられる。したがって、ゲートウェイ装置3とリクエスト端末装置1とは、相互にコネクションを確立した状態にて通信を行う。
このようなネットワークシステムにおいて、ゲートウェイ装置3は、第1ネットワークNW1の端末装置2を制御・監視するコントローラとして機能する。そしてリクエスト端末装置1は、携帯電話などのリクエスト端末装置1と接続されて、当該リクエスト端末装置1からのリクエストを受け付けると共に、当該リクエストに対するレスポンスをリクエスト端末装置1に返信する。
第1ネットワークNW1には、住宅に設置されたデバイスである電気錠、温度センサ、人感センサ、エアコン、照明などが端末装置2として接続されてなる。これら端末装置2は、第1ネットワークNW1に含まれるゲートウェイ装置3と接続されている。このゲートウェイ装置3は、端末装置2から変数値を取得し動作させる処理を行う。また、ゲートウェイ装置3は、リクエスト端末装置1と通信を行い、リクエスト端末装置1からのリクエストに応じて、宅内デバイスである端末装置2の状態を表す変数値をリクエスト端末装置1に通知する。
第1ネットワークNW1で端末装置2同士及び端末装置2とゲートウェイ装置3とを接続する方式、第2ネットワークNW2でリクエスト端末装置1とゲートウェイ装置3とを接続する方式としては、例えば、機器埋め込み型ネットワーク技術を利用したもので良く、端末装置2とゲートウェイ装置3とがパルス幅を変調するベースバンド伝送を行うことによって信号の送受信を実現する所定の多重伝送方式(エヌマスト通信)や、LON(Local Operating Network)と称される分散制御ネットワーク技術を利用するものであっても良い。
端末装置2には、図2に示すように、ミドルウェア間で端末装置2の検出値や状態値を含む変数値等を送受するMOS(Micro Object Server)機能部21が実装され、ゲートウェイ装置3には、ミドルウェア間におけるルーティング処理、端末装置2の認識処理等を行うOAS(Object Access Server)機能部31が実装され、リクエスト端末装置1には、制御対象の端末装置2への制御・監視リクエストを出力すると共に端末装置2の状態表示等を行うOAL(Object Access Library)機能部(図示せず)が実装されている。
端末装置2は、MOS機能部21に、アプリケーション処理部22、インターフェースモジュール23が接続されている。
アプリケーション処理部22は、例えばセンサとして機能する場合に、検出値を取得するアプリケーションコードが記憶されており、検出値を保持してMOS機能部21に受け渡す。
インターフェースモジュール23は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおけるデータリンク層、ネットワーク層、トランスポート層の処理を行う。例えばデータリンク層においてイーサネット(登録商標)に従った処理を行い、ネットワーク層においてIP(Internet Protocol)に従った処理を行い、トランスポート層においてUDPに従った処理を行う。このインターフェースモジュール23の通信プロトコルバージョン、通信速度といった能力は、能力テーブル24に格納されて、OAS機能部31によって取得可能となっている。
MOS機能部21は、アプリケーション処理部22によるアプリケーション層とインターフェースモジュール23によるトランスポート層との間のミドルウェアとして機能する。このMOS機能部21には、OAS機能部31によって、端末装置2が機器埋め込み型ネットワーク技術におけるオブジェクトであることを識別するために、オブジェクトID21dが与えられている。このオブジェクトID21dは、OAS機能部31と通信するに際して、ゲートウェイ装置3に送信するパケットに格納される。
MOS機能部21は、機能(function)21a、イベント(event)21b、変数(variable)21cで定義された動作を行う。このMOS機能部21の動作は、サービステーブル21eして定義されており、ゲートウェイ装置3のOAS機能部31によって、インターフェースID(IID)として取得可能となっている。
端末装置2がセンサである場合、機能21aは、検出値の出力機能となり、イベント21bは、例えば検出値が所定値となったら検出値を出力するイベントとなり、変数21cは、検出値そのものとなる。このような端末装置2は、検出値が所定値となるとイベント21bでイベントを発生させ、機能21aによって変数21cの検出値を出力する。
OAS機能部31は、サーバ機能部32、通信モジュール33が接続されている。
サーバ機能部32は、OAS機能部31及び通信モジュール33を統括制御する。このサーバ機能部32は、ユーザが、ある端末装置2を制御・監視する通信をしたい場合には、その旨のリクエストが供給され、当該リクエストに対するレスポンスを端末装置2に、通信モジュール33を介して返信する。
通信モジュール33は、端末装置2のインターフェースモジュール23との間で通信を行うと共に、リクエスト端末装置1と通信を行う。この通信モジュール33は、OSI参照モデルにおけるデータリンク層、ネットワーク層、トランスポート層の処理を行う。例えばデータリンク層においてイーサネット(登録商標)に従った処理を行い、ネットワーク層においてIPに従った処理を行い、トランスポート層においてTCP又はUDPに従った処理を行う。個々の端末装置2が様々なインターフェースモジュール23で構成されている場合、通信モジュール33は、デバイスアクセスコントローラ31cの制御に従って、端末装置2や他のOAS機能部31を備えた装置ごとの通信プロトコルバージョン、通信速度といった端末装置2の能力に応じた通信処理を行う。
OAS機能部31は、サーバ機能部32の処理と通信モジュール33によるトランスポート層処理との間のミドルウェアとして機能する。このOAS機能部31は、デバイスアクセスサーバ31a、所定のメモリに格納されたサービス情報31b、デバイスアクセスコントローラ31cを備えて構成されている。
デバイスアクセスサーバ31aは、クライアント(OAL)との間で通信を行うために、クライアントからのリクエストを通信モジュール33及びサーバ機能部32を介して受信する。そしてデバイスアクセスサーバ31aは、当該リクエストをデバイスアクセスコントローラ31c及び通信モジュール33を介して端末装置2に送信する動作を制御する。これによって、デバイスアクセスコントローラ31cは、リクエスト端末装置1からの要求を端末装置2に伝達して、端末装置2を制御する。
デバイスアクセスコントローラ31cは、端末装置2のインターフェース定義及びサービス情報を取得するために、通信モジュール33を介して端末装置2のサービステーブル21e及び能力テーブル24を検索する。これによって、デバイスアクセスコントローラ31cは、各端末装置2がどのようなサービス(機能21a、イベント21b、変数21c)を有するかを判断して、各端末装置2のオブジェクトID21d、サービスリストとの対応関係を示すサービス情報31bを作成する。
また、OAS機能部31は、サービス情報31bとして、詳細は後述するが、図5に示すように、オブジェクト識別子、端末装置2のサービスを表す機器名称、端末装置2の保有する変数値、当該変数値の取得時刻である状態取得時刻を含む変数値テーブルを記憶している。また、OAS機能部31は、各変数値が古い情報であるか否かの閾値としての許容時間情報を機器名称ごとに記憶している。
また、デバイスアクセスコントローラ31cは、端末装置2が有している能力テーブル24の内容を受信して、各端末装置2がどのような能力(通信プロトコルバーション、通信速度)を有するかを認識する。
デバイスアクセスコントローラ31cは、MOS機能部21でイベントのイベントパケットを通信モジュール33で受信すると、デバイスアクセスコントローラ31cによって当該イベントパケットを解析して、デバイスアクセスサーバ31aに通知する。また、リクエスト端末装置1からのリクエストを端末装置2に送信する場合には、当該リクエストに応答できるMOS機能部21を、サービス情報31bを参照して認識する。そして、当該リクエストに送信先のオブジェクトID21dを付加し、端末装置2の能力に合わせて通信モジュール33から端末装置2にパケットを送信させる。
また、OAS機能部31には、他のミドルウェア対応機器が当該OAS機能部31を識別するために、オブジェクトID31d(OID)が与えられている。このオブジェクトID31dは、端末装置2のMOS機能部21や、他のOALが実装されたリクエスト端末装置1(携帯電話やパーソナルコンピュータ)等のミドルウェア対応機器と通信するに際して、送信するパケットに格納される。
つぎに、このようなMOS機能部21を備えた端末装置2及びOAS機能部31を備えたゲートウェイ装置3によって、リクエスト端末装置1に端末装置2の変数値を送信する動作について図3乃至図5を参照して説明する。
ゲートウェイ装置3は、通常状態において、定期的に端末装置2の状態を示す変数値を収集する。この定期的に変数値を収集するために、先ずデバイスアクセスコントローラ31cがマルチキャストによってオブジェクト通知要求S1を第1ネットワークNW1に送出する。これに対し、端末装置2は、マルチキャストされたオブジェクト通知要求S1をインターフェースモジュール23で受信する。そしてMOS機能部21は、オブジェクトID21d、サービステーブル21eのうちのサービス名称(機器名称)を含むオブジェクト情報通知S2をゲートウェイ装置3に返信する。
ゲートウェイ装置3は、端末装置2から送信されたオブジェクト情報通知S2を通信モジュール33によって受信すると、各端末装置2のアドレス情報、オブジェクト識別子、機器名称を取得する。これによってゲートウェイ装置3は、第1ネットワークNW1に接続されている端末装置2の情報を収集する(情報収集部)。
次にゲートウェイ装置3は、収集した端末装置2のオブジェクト識別子ごとに、当該オブジェクト識別子を含んだ変数値取得要求S3を送信する。これによりゲートウェイ装置3は、第1ネットワークNW1に接続されている端末装置2ごとに変数値の返信を要求する。端末装置2は、インターフェースモジュール23によって変数値取得要求S3を受信すると、MOS機能部21によって、当該端末装置2の機能21aで保有している変数21cである変数値を取得し、インターフェースモジュール23によって当該変数値S4をゲートウェイ装置3に返信する。
この変数値S4は、ゲートウェイ装置3の通信モジュール33によって取得されて、サーバ機能部32に供給される。サーバ機能部32は、変数値S4を取得すると、当該変数値S4を含むパケットのヘッダに含まれるオブジェクト識別子から、どの端末装置2から送信された変数値S4かを識別し、図5に示す変数値テーブルを更新する。
具体的には、サーバ機能部32は、オブジェクト情報通知S2を受信した時点にて図5に示すようなオブジェクト識別子と機器名称との対応テーブルを作成し、変数値S4を取得することによって、当該オブジェクト識別子及び機器名称に対応させて変数値S4及び当該変数値の取得時刻(状態取得時刻)を含む変数値テーブルを完成させることができる。そして、サーバ機能部32は、このような変数値テーブルを図示しないハードディスク装置などの記憶部に記憶しておく。なお、本例では、1回しか変数値を取得していないが、所定期間ごとに端末装置2から変数値を取得して、変数値テーブルの更新、変数値の蓄積を行っても良いことは勿論である。
なお、ゲートウェイ装置3から端末装置2に変数値取得要求を送信した時に変数値を取得する場合のみならず、端末装置2において定義されているイベント21bに相当する事象が発生した時のみに、端末装置2からゲートウェイ装置3に自発的に変数値を送信しても良い。また、端末装置2は、変数値取得要求を受信した場合に、前回に変数値を送信した時の当該変数値と現時点の変数値とを比較して、変数値の変化が小さい場合には変数値を送信しない構成となっていても良い。これにより第1ネットワークNW1における負荷を抑制することもできる。
このように各端末装置2の変数値及び状態取得時刻を記録した後、ゲートウェイ装置3は、状態取得時刻からの経過時間を判断するために、図示しないタイマを起動させる。そして、ゲートウェイ装置3は、リクエスト端末装置1からオブジェクトを指定した参照要求S5が送信される。このとき、サーバ機能部32は、リクエスト端末装置1からオブジェクト識別子を含むリクエストを受信した場合に、リクエスト端末装置1からオブジェクトへの参照要求S5(リクエスト)を受信した時刻から変数値の取得時刻までの期間が所定時間以上であるか否かを判定する。
この所定時間は、ゲートウェイ装置3によって設定されることとなる(時間設定手段)。具体的には、ゲートウェイ装置3は、リクエスト端末装置1から送信された命令に基づいて、例えば図5に示した電気錠と温度センサといった種類で異なる所定時間を決定しても良い。このように端末装置2の種類によって所定時間を決定する場合、ゲートウェイ装置3は、UPnP等のプロトコルに従った処理を行うことにより、端末装置2の種類情報を取得することとなる。
例えば、電気錠や人感センサといったようなユーザが外出中には変数値が変動しないものと、温度センサといった外出中でも変数値が変動するものとで許容時間情報を設定できるようにしても良い。また、ユーザがリクエスト端末装置1を操作して、リクエスト端末装置1から参照要求S5を送信した時のみに変数値を取得できれば良いものについては許容時間情報を長く設定しておくこととしても良い。
更に、この所定時間は、リクエスト端末装置1によってオブジェクトを指定した参照要求S5の履歴に応じて、オブジェクトごとに所定時間を増減させても良い。
リクエスト端末装置1から参照要求S5を受信した時刻と、変数値テーブルの状態取得時刻との間の期間が所定時間(許容時間情報)である場合には、変数値S4を、新たな変数値とした変数値通知S6(応答情報)として返信する。これによりリクエスト端末装置1は、現状の端末装置2における情報を取得して、ユーザに提示することができる。
一方、サーバ機能部32は、図5に示すように、リクエスト端末装置1から参照要求S5を受信した時刻と、変数値テーブルの状態取得時刻との間の期間が所定時間(許容時間情報)以上である場合には、当該参照要求S5に含まれるオブジェクト識別子を含む変数値取得要求S11を第1ネットワークNW1に送信する。これにより、参照要求S5がされたオブジェクトである端末装置2は、変数値取得要求S11に対して変数値S12をゲートウェイ装置3に返信する。
そして、変数値S12をゲートウェイ装置3が受信すると、当該変数値S12によって変数値テーブルを更新して記録し、当該変数値S12を含む変数値通知S6をリクエスト端末装置1に送信する。
つぎに、このようなネットワークシステムにおいて、ゲートウェイ装置3が新たな変数値を取得するための判断パラメータとなる、許容可能な更新からの経過時間を示す基準経過時間情報について説明する。
このような図3及び図4に示した動作を行うネットワークシステムでは、端末装置2内の機能の状態を表す変数の値(例えばスイッチにおけるON、OFFの値や,温度計における温度の値)が変化したとき、端末装置2はその変数値S4を、対応するオブジェクト識別子とともにゲートウェイ装置3に対して送信する。そして、ゲートウェイ装置3は、受信したオブジェクト識別子と変数値と共に、現在時刻(受信時刻)を記憶部(図示せず)に記憶する。これにより、ゲートウェイ装置3において記憶部を参照することにより、各オブジェクト(端末装置2)に関する変数値がいつ更新されたかがわかるとともに、更新されてからの時間を算出することが可能となる。
ここで、リクエスト端末装置1からのオブジェクトへの参照要求S5をゲートウェイ装置3が受信したとき、ゲートウェイ装置3は参照要求S5に含まれているオブジェクト識別子に対応する変数値の更新時刻を参照するために記憶部を参照して、変数値の更新時刻から、更新してからの経過時間を算出する。そして、図3に示したように、この経過時間が所定時間以上経過していない場合、ゲートウェイ装置3は、記憶部に記録している変数値は有効であるとみなし、ゲートウェイ装置3は、この変数値を応答情報としてリクエスト端末1に返信する。逆に、図4に示したように、この経過時間が所定時間以上経過している場合、ゲートウェイ装置3は、記憶部に記録している変数値の情報は無効であるとみなし、ゲートウェイ装置3は、端末装置2に対してオブジェクトへの参照要求S11を送信し、端末装置2におけるオブジェクトの現在の状態を示す変数値S12を取得し、端末装置2から取得した新しい変数値を応答情報として、リクエスト端末装置1に返信する。また、ゲートウェイ装置3は、新しい変数値を取得した後、ゲートウェイ装置はオブジェクト識別子、変数値を記憶部に記録するとともに、現在時刻を更新時刻として記憶部に記録する。
このような動作をするネットワークシステムにおいては、ゲートウェイ装置3には、図6(a)に示すように、オブジェクト識別子に対応付けて基準経過時間情報を設定することが可能である。また、このネットワークシステムにおいては、端末装置2の機能を示すオブジェクト識別子などの情報に加えて、許容可能な更新からの経過時間を示す基準経過時間情報を付加した参照要求信号を、リクエスト端末装置1からゲートウェイ装置3に送信することもできる。そして、この参照要求信号を受信したゲートウェイ装置3は、参照要求信号に含まれている許容可能な更新からの経過時間を示す基準経過時間情報を用いて、記憶部に記録している変数値が古い情報か否かを判断して、新たな変数値を取得するかを判断することができる。
更に、このネットワークシステムにおいては、変数値の参照を要求する対象となる端末装置2の種別や、その変数値の使用用途によっては、参照したい状態を表す変数値の更新時間を変更したいことが考えられる。例えば、温度センサにより取得できる変数値である温度であれば、数分から数十分以内に取得した値でも十分利用できる可能性がある。また、玄関ドアの電気錠の状態の場合は安全に関することであるため、数秒以内に取得した値である場合が望ましいなどの使用用途により、許容可能な更新からの経過時間が変動することが考えられる。そこで、このネットワークシステムにおいては、リクエスト端末装置1からゲートウェイ装置3に、オブジェクト識別子及び基準経過時間情報を付加した参照要求信号を送信し、ゲートウェイ装置3は、当該送信されたオブジェクト識別子の端末装置2に当該端末装置2の種類を問い合わせる。これにより、ゲートウェイ装置3は、図6(b)に示すように、端末装置2の種別と、許容可能な更新からの経過時間を示す基準経過時間情報とを対応づけた対応テーブルを作成することができ、リクエスト端末装置1の要望に応じた端末装置2の種類に応じて新たな変数値を取得するかを制御できる。
更にまた、このネットワークシステムにおいては、端末装置2の変数値に対して、許容可能な更新からの経過時間を示す基準経過時間情報を対応付けた対応テーブルを作成して、新たな変数値を取得するかを判断しても良い。この変数値とは、温度センサの℃を表す「22.4」や、ON=1,OFF=0などとなる。
このように、ネットワークシステムにおいては、変数値を取得してリクエスト端末装置1に送信する場合に、新たに変数値を取得するか否かを、オブジェクト識別子、端末装置2の種類、変数値に応じて判断することができる。また、ネットワークシステムは、図6(a)、(b)、(c)といった対応テーブルを複数作成しておき、これらの対応テーブルの組み合わせによって基準経過時間情報を作成しても良い。
以上説明したように、本発明を適用したゲートウェイ装置3によれば、オブジェクト識別子及びアドレス情報を用いて端末装置2のオブジェクトが保有する変数値を取得して、当該取得した変数値及び取得時刻を端末装置2のオブジェクト識別子と対応付けて蓄積しておき、リクエスト端末装置1からオブジェクト識別子を含むリクエストを受信した場合に、リクエスト端末装置1からリクエストを受信した時刻から変数値の取得時刻までの期間が所定時間以上である場合には、新たな変数値を取得して応答情報として返信する。これにより、ゲートウェイ装置3によれば、例えば、リクエスト端末装置1からの参照要求S5に応じて適切な応答をして端末装置2の状態を通知することができる。
また、このゲートウェイ装置3によれば、参照要求S5を受信した時に新たな変数値を取得することを判断する所定時間を設定することができるので、端末装置2の種類、変数値の変化などに基づいて、古い変数値と見なされる場合には新たな変数値を取得してリクエスト端末装置1に通知することができる。また、リクエスト端末装置1から送信された命令に応じて、新たな変数値を取得することを判断する所定時間を設定することができ、ユーザの希望に応じた新たな変数値を取得して通知することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用したゲートウェイ装置を含むネットワークシステムの構成図である。 本発明を適用したゲートウェイ装置及び端末装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用したゲートウェイ装置を含むネットワークシステムにおける動作を説明するシーケンス図である。 本発明を適用したゲートウェイ装置を含むネットワークシステムにおける他の動作を説明するシーケンス図である。 変数テーブルを示す図である。 本発明を適用したゲートウェイ装置を含むネットワークシステムにおいて、新たな変数値を取得するために参照される対応テーブルを示す図である。
符号の説明
1 リクエスト端末装置
2 端末装置
3 ゲートウェイ装置
21 MOS機能部
21a 機能
21b イベント
21c 変数
21d オブジェクトID
21e サービステーブル
22 アプリケーション処理部
23 インターフェースモジュール
24 能力テーブル
31 OAS機能部
31a デバイスアクセスサーバ
31b サービス情報
31c デバイスアクセスコントローラ
31d オブジェクトID
32 サーバ機能部
33 通信モジュール

Claims (4)

  1. 複数の端末が接続された第1ネットワークと接続され、当該複数の端末の状態を第2ネットワークに接続されたリクエスト端末に通知するゲートウェイ装置であって、
    前記端末に実装された機能の変数値を含むオブジェクトに関するオブジェクト識別子及びアドレス情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部により収集された前記端末のオブジェクト識別子及びアドレス情報を記憶する記憶部と、
    前記端末及び前記リクエスト端末と通信を行う通信手段とを備え、
    前記通信手段は、
    前記オブジェクト識別子及びアドレス情報を用いて前記端末のオブジェクトが保有する変数値を取得して、当該取得した変数値及び取得時刻を前記記憶部において当該端末のオブジェクト識別子と対応付けて蓄積しておき、
    前記リクエスト端末からオブジェクト識別子を含むリクエストを受信した場合に、前記リクエスト端末からリクエストを受信した時刻から変数値の取得時刻までの期間が所定時間以上である場合には、新たな変数値を取得して応答情報として返信し、所定時間以上ではない場合には、新たな変数値を取得せずに前記蓄積しておいた変数値を応答情報として返信すること
    を特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記ゲートウェイ装置は、前記リクエストを受信した時に新たな変数値を取得することを判断する所定時間を設定する時間設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記時間設定手段は、前記リクエスト端末から送信された命令に基づいて、前記所定時間を決定することを特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記時間設定手段は、前記端末の種類又は当該端末の変数値の少なくとも一方に対応させて、前記所定時間を決定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のゲートウェイ装置。
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