JP2001211487A - 無線通信装置および無線ネットワークシステム - Google Patents
無線通信装置および無線ネットワークシステムInfo
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- JP2001211487A JP2001211487A JP2000018223A JP2000018223A JP2001211487A JP 2001211487 A JP2001211487 A JP 2001211487A JP 2000018223 A JP2000018223 A JP 2000018223A JP 2000018223 A JP2000018223 A JP 2000018223A JP 2001211487 A JP2001211487 A JP 2001211487A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電話回線の引き込み工事が不要であって、し
かも、ランニングコストの低減を図った無線ネットワー
クシステムを提供する。 【解決手段】 親局としての無線通信装置4は、子局と
しての各小電力無線通信機3に対してポーリングを行っ
て端末装置としての各自動販売機1の端末情報である売
上情報などを収集して記憶部に記憶し、センタ装置6か
らの要求によってパケット通信網5を介して無線パケッ
ト通信によって一括して複数の自動販売機1の売上情報
をセンタ装置6に送信するようにしている。
かも、ランニングコストの低減を図った無線ネットワー
クシステムを提供する。 【解決手段】 親局としての無線通信装置4は、子局と
しての各小電力無線通信機3に対してポーリングを行っ
て端末装置としての各自動販売機1の端末情報である売
上情報などを収集して記憶部に記憶し、センタ装置6か
らの要求によってパケット通信網5を介して無線パケッ
ト通信によって一括して複数の自動販売機1の売上情報
をセンタ装置6に送信するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機等の商
品管理あるいは電力、ガス、水道等の検針、監視などを
行うのに好適な無線ネットワークシステムおよび該ネッ
トワークシステムを構成する無線通信装置に関する。
品管理あるいは電力、ガス、水道等の検針、監視などを
行うのに好適な無線ネットワークシステムおよび該ネッ
トワークシステムを構成する無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、この種の無線ネットワークシス
テム、例えば、自動販売機の商品管理システムの一例を
示す構成図である。
テム、例えば、自動販売機の商品管理システムの一例を
示す構成図である。
【0003】同図において、1は缶ジュースやタバコな
どの商品を販売する複数の自動販売機であり、各販売機
1は、例えば、オフィスビルの隔階や工場内の適宜箇所
などに設置されている。各自動販売機1は、子局として
の小電力無線通信機30にそれぞれ接続されている。3
1は、これら小電力無線通信機31との間で小電力無線
による通信を行う親局としての小電力無線通信機であ
り、この小電力無線通信機31は、モデム32および電
話回線33を介して遠隔の営業所などの管理センタのセ
ンタ装置34に接続されている。
どの商品を販売する複数の自動販売機であり、各販売機
1は、例えば、オフィスビルの隔階や工場内の適宜箇所
などに設置されている。各自動販売機1は、子局として
の小電力無線通信機30にそれぞれ接続されている。3
1は、これら小電力無線通信機31との間で小電力無線
による通信を行う親局としての小電力無線通信機であ
り、この小電力無線通信機31は、モデム32および電
話回線33を介して遠隔の営業所などの管理センタのセ
ンタ装置34に接続されている。
【0004】かかる無線ネットワークシステムでは、親
局としての小電力無線通信機31は、子局としての小電
力無線通信機30と小電力無線による通信を行って各自
動販売機1の売上情報などを、電話回線33を介して管
理センタに通報するものであり、管理センタでは、それ
らの情報に基づいて、商品の補充等を行って適正な在庫
管理などを行うものである。
局としての小電力無線通信機31は、子局としての小電
力無線通信機30と小電力無線による通信を行って各自
動販売機1の売上情報などを、電話回線33を介して管
理センタに通報するものであり、管理センタでは、それ
らの情報に基づいて、商品の補充等を行って適正な在庫
管理などを行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように無線ネッ
トワークシステムでは、親局としての小電力無線通信機
31は、各子局と無線通信可能な範囲内において、オフ
ィスビル内や工場の建家内などの適宜箇所に設置される
ことになるが、この親局と電話回線33とを接続するた
めに、電話回線33の引き込み工事が必要になり、面倒
である。
トワークシステムでは、親局としての小電力無線通信機
31は、各子局と無線通信可能な範囲内において、オフ
ィスビル内や工場の建家内などの適宜箇所に設置される
ことになるが、この親局と電話回線33とを接続するた
めに、電話回線33の引き込み工事が必要になり、面倒
である。
【0006】また、電話回線33による通信であるため
に、回線がつながっている間は、情報が伝送されていな
くても、課金される、いわゆる、時間課金であるために
割高となり、ランニングコストが高くつくという難点が
ある。
に、回線がつながっている間は、情報が伝送されていな
くても、課金される、いわゆる、時間課金であるために
割高となり、ランニングコストが高くつくという難点が
ある。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、電話回線の引き込み工事が不要で、しかも、
ランニングコストの低減を図ることを目的とする。
であって、電話回線の引き込み工事が不要で、しかも、
ランニングコストの低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0009】すなわち、本発明の無線通信装置は、端末
装置に接続された小電力無線通信機との間で小電力無線
通信を行う小電力無線通信部と、前記小電力無線通信部
で受信された前記端末装置の端末情報を記憶する記憶部
と、センタ装置との間でパケット通信網を介して無線パ
ケット通信を行う無線パケット通信部と、前記両通信部
を制御するとともに、前記記憶部への端末情報の書き込
み読み出しを制御する制御部とを備え、前記制御部は、
複数の端末装置の端末情報を収集して前記記憶部に記憶
させ、パケット通信網を介して複数の端末装置の端末情
報を一括して前記センタ装置に送信するものである。
装置に接続された小電力無線通信機との間で小電力無線
通信を行う小電力無線通信部と、前記小電力無線通信部
で受信された前記端末装置の端末情報を記憶する記憶部
と、センタ装置との間でパケット通信網を介して無線パ
ケット通信を行う無線パケット通信部と、前記両通信部
を制御するとともに、前記記憶部への端末情報の書き込
み読み出しを制御する制御部とを備え、前記制御部は、
複数の端末装置の端末情報を収集して前記記憶部に記憶
させ、パケット通信網を介して複数の端末装置の端末情
報を一括して前記センタ装置に送信するものである。
【0010】端末装置とは、回線を介してデータの入力
や出力を行う装置であり、例えば、自動販売機、あるい
は、ガス、水道、電力等の計量メータ、さらには、各種
の検出装置などがある。
や出力を行う装置であり、例えば、自動販売機、あるい
は、ガス、水道、電力等の計量メータ、さらには、各種
の検出装置などがある。
【0011】端末情報には、自動販売機の売上情報、計
量メータの検針情報あるいは各種検出装置の検出情報な
どがある。
量メータの検針情報あるいは各種検出装置の検出情報な
どがある。
【0012】小電力無線通信機とは、10mW程度の比
較的小さい空中線電力を持った無線通信機をいう。
較的小さい空中線電力を持った無線通信機をいう。
【0013】センタ装置は、例えば、端末情報を収集管
理する管理センタなどに設置されるものであって、無線
ネットワークシステム全体の制御を行う装置である。
理する管理センタなどに設置されるものであって、無線
ネットワークシステム全体の制御を行う装置である。
【0014】一括して送信するとは、記憶部に収集記憶
させた端末情報の少なくとも二つ以上の端末装置の端末
情報を送信することをいう。
させた端末情報の少なくとも二つ以上の端末装置の端末
情報を送信することをいう。
【0015】本発明によると、無線パケット通信によっ
て端末情報を送信する、例えば、NTTドコモの「Do
Pa」のような無線パケット通信サービスを利用して端
末情報を送信するので、情報量に応じた課金となり、時
間課金である電話回線を用いた従来例に比べてランニン
グコストの低減を図ることができる。
て端末情報を送信する、例えば、NTTドコモの「Do
Pa」のような無線パケット通信サービスを利用して端
末情報を送信するので、情報量に応じた課金となり、時
間課金である電話回線を用いた従来例に比べてランニン
グコストの低減を図ることができる。
【0016】さらに、複数の端末装置の端末情報を記憶
部に収集蓄積し、無線パケット通信サービス回線を接続
して一括してセンタ装置に送信するので、各小電力無線
通信機毎に無線パケット通信サービス回線を順次接続し
て各端末装置毎に端末情報をセンタ装置に収集する構成
に比べて、通信制御のための情報の伝送量が削減されて
ランニングコストを一層低減できる。
部に収集蓄積し、無線パケット通信サービス回線を接続
して一括してセンタ装置に送信するので、各小電力無線
通信機毎に無線パケット通信サービス回線を順次接続し
て各端末装置毎に端末情報をセンタ装置に収集する構成
に比べて、通信制御のための情報の伝送量が削減されて
ランニングコストを一層低減できる。
【0017】本発明の好ましい一実施態様においては、
前記制御部は、受信した端末情報が、予め設定されてい
る条件と一致したときには、パケット通信網を介して前
記センタ装置にそれを通報するものである。
前記制御部は、受信した端末情報が、予め設定されてい
る条件と一致したときには、パケット通信網を介して前
記センタ装置にそれを通報するものである。
【0018】予め設定される条件としては、端末装置の
種類や用途によって様々であるが、例えば、端末情報
が、自動販売機の売上情報であれば、商品の売上数が、
商品を補充すべき売上数になったか否かを判断するため
の条件であり、端末情報が、ガスメータからの情報であ
れば、例えば、圧力が異常であるか否かを判断するため
の条件などである。
種類や用途によって様々であるが、例えば、端末情報
が、自動販売機の売上情報であれば、商品の売上数が、
商品を補充すべき売上数になったか否かを判断するため
の条件であり、端末情報が、ガスメータからの情報であ
れば、例えば、圧力が異常であるか否かを判断するため
の条件などである。
【0019】なお、端末情報が、予め設定されている条
件と一致したときには、それを通報する際に、その端末
情報をセンタ装置に併せて送信するようにしてもよい。
件と一致したときには、それを通報する際に、その端末
情報をセンタ装置に併せて送信するようにしてもよい。
【0020】本発明によると、複数の端末装置の端末情
報を収集しながら、収集した端末情報が予め設定した条
件になったときには、それをセンタ装置に通報するの
で、例えば、端末装置の端末情報が、異常を示している
ようなときには、直ちにセンタ装置に通報できることに
なり、また、センタ装置が、定期的に無線パケット通信
サービス回線を接続して端末情報の異常を確認する必要
がなく、その分ランニングコストをさらに低減できる。
報を収集しながら、収集した端末情報が予め設定した条
件になったときには、それをセンタ装置に通報するの
で、例えば、端末装置の端末情報が、異常を示している
ようなときには、直ちにセンタ装置に通報できることに
なり、また、センタ装置が、定期的に無線パケット通信
サービス回線を接続して端末情報の異常を確認する必要
がなく、その分ランニングコストをさらに低減できる。
【0021】本発明の他の実施態様においては、前記制
御部は、前記小電力無線通信機との間で小電力無線通信
が行えないときには、パケット通信網を介して前記セン
タ装置にそれを通報するものである。
御部は、前記小電力無線通信機との間で小電力無線通信
が行えないときには、パケット通信網を介して前記セン
タ装置にそれを通報するものである。
【0022】本発明によると、小電力無線通信機との間
で通信異常が生じたような場合には、直ちにそれをセン
タ装置に通報できることになる。
で通信異常が生じたような場合には、直ちにそれをセン
タ装置に通報できることになる。
【0023】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御部は、定期的または連続的に前記小電力無線通信
機との間で小電力無線通信を行って前記端末情報を収集
するものである。
記制御部は、定期的または連続的に前記小電力無線通信
機との間で小電力無線通信を行って前記端末情報を収集
するものである。
【0024】本発明によると、用途に応じた適当な間隔
で複数の端末装置に対してポーリングを行って端末情報
を収集してセンタ装置に送信することができる。
で複数の端末装置に対してポーリングを行って端末情報
を収集してセンタ装置に送信することができる。
【0025】本発明の無線ネットワークシステムは、複
数の端末装置にそれぞれ接続された複数の小電力無線通
信機と、これら小電力無線通信機との間で小電力無線通
信を行って前記端末装置の端末情報を収集するととも
に、パケット通信網を介してセンタ装置との間で無線パ
ケット通信を行う無線通信装置とを備える無線ネットワ
ークシステムであって、前記無線通信装置は、収集した
複数の端末装置の端末情報を、パケット通信網を介して
一括して前記センタ装置に送信するものである。
数の端末装置にそれぞれ接続された複数の小電力無線通
信機と、これら小電力無線通信機との間で小電力無線通
信を行って前記端末装置の端末情報を収集するととも
に、パケット通信網を介してセンタ装置との間で無線パ
ケット通信を行う無線通信装置とを備える無線ネットワ
ークシステムであって、前記無線通信装置は、収集した
複数の端末装置の端末情報を、パケット通信網を介して
一括して前記センタ装置に送信するものである。
【0026】本発明によると、低いランニングコスト
で、例えば、自動販売機の商品管理システムやガスメー
タの検針システムなどの様々なシステムに好適に実施で
きる。
で、例えば、自動販売機の商品管理システムやガスメー
タの検針システムなどの様々なシステムに好適に実施で
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面によって、本発明の実
施の形態について、詳細に説明する。
施の形態について、詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
無線ネットワークシステムの構成図である。
無線ネットワークシステムの構成図である。
【0029】この無線ネットワークシステムは、端末装
置としての複数の自動販売機1と、各自動販売機1にR
S−232Cケーブル2を介してそれぞれ接続された子
局としての小電力無線通信機3と、これら小電力無線通
信機3との間で小電力無線通信を行う親局としての本発
明に係る無線通信装置4と、この無線通信装置4との間
でパケット通信網5を介して無線パケット通信を行う遠
隔の管理センタに配置されたセンタ装置(サーバ)6と
を備えている。
置としての複数の自動販売機1と、各自動販売機1にR
S−232Cケーブル2を介してそれぞれ接続された子
局としての小電力無線通信機3と、これら小電力無線通
信機3との間で小電力無線通信を行う親局としての本発
明に係る無線通信装置4と、この無線通信装置4との間
でパケット通信網5を介して無線パケット通信を行う遠
隔の管理センタに配置されたセンタ装置(サーバ)6と
を備えている。
【0030】各小電力無線通信機3および無線通信装置
4は、セットアップ時に、それぞれを特定するためのI
D番号が、ディップスイッチ等によってそれぞれ設定さ
れており、例えば、無線通信装置4は、親局として「0
0」のID番号が設定され、各小電力無線通信機は、子
局として「01」〜「0N」といったID番号がそれぞ
れ設定される。なお、小電力無線通信を行う小電力無線
通信機3と無線通信装置4とは、例えば、100〜15
0m程度の通信距離で配置されている。
4は、セットアップ時に、それぞれを特定するためのI
D番号が、ディップスイッチ等によってそれぞれ設定さ
れており、例えば、無線通信装置4は、親局として「0
0」のID番号が設定され、各小電力無線通信機は、子
局として「01」〜「0N」といったID番号がそれぞ
れ設定される。なお、小電力無線通信を行う小電力無線
通信機3と無線通信装置4とは、例えば、100〜15
0m程度の通信距離で配置されている。
【0031】この実施の形態の無線ネットワークシステ
ムにおいては、親局としての無線通信装置4が、各子局
としての小電力無線通信機3に対して順番にポーリング
を行って各小電力無線通信機3に接続されている自動販
売機1の端末情報、例えば、売上情報などを収集して記
憶し、さらに、センタ装置6からの要求あるいは無線通
信装置4からの要求よってコネクションを確立し、無線
通信装置4は、記憶した複数の自動販売機1の端末情報
を、パケット通信網5を介してセンタ装置6に一括して
送信するものである。
ムにおいては、親局としての無線通信装置4が、各子局
としての小電力無線通信機3に対して順番にポーリング
を行って各小電力無線通信機3に接続されている自動販
売機1の端末情報、例えば、売上情報などを収集して記
憶し、さらに、センタ装置6からの要求あるいは無線通
信装置4からの要求よってコネクションを確立し、無線
通信装置4は、記憶した複数の自動販売機1の端末情報
を、パケット通信網5を介してセンタ装置6に一括して
送信するものである。
【0032】すなわち、本発明の無線ネットワークシス
テムでは、親局としての無線通信装置4は、無線パケッ
ト通信サービスを利用してセンタ装置6との間で通信を
行うものであり、この無線パケット通信サービスとして
は、例えば、NTTドコモの「DoPa」を利用するこ
とができる。
テムでは、親局としての無線通信装置4は、無線パケッ
ト通信サービスを利用してセンタ装置6との間で通信を
行うものであり、この無線パケット通信サービスとして
は、例えば、NTTドコモの「DoPa」を利用するこ
とができる。
【0033】子局としての小電力無線通信機3は、図2
に示されるように、無線通信装置4との間で小電力無線
によって通信を行うための小電力無線通信部7と、端末
装置である自動販売機1とのインタフェース8と、RS
−232Cの通信ドライバ9と、自動販売機1からの端
末情報等を記憶する記憶部10と、各部を制御する制御
部11と、各部に電源を供給する電源部12とを備える
とともに、上部には、小電力無線アンテナ13を備えて
いる。
に示されるように、無線通信装置4との間で小電力無線
によって通信を行うための小電力無線通信部7と、端末
装置である自動販売機1とのインタフェース8と、RS
−232Cの通信ドライバ9と、自動販売機1からの端
末情報等を記憶する記憶部10と、各部を制御する制御
部11と、各部に電源を供給する電源部12とを備える
とともに、上部には、小電力無線アンテナ13を備えて
いる。
【0034】一方、親局としての無線通信装置4は、無
線パケット通信サービスを利用できるように、TCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)PPPプロトコルを搭載しており、図3に示され
るように、小電力無線通信機3との間で小電力無線によ
って通信を行うための小電力無線通信部14と、受信さ
れた端末情報等を記憶する記憶部15と、センタ装置6
との間でパケット通信網5を介して無線パケット通信を
行うための無線パケット通信部16と、時刻を計時する
ための計時部17と、各部を制御する制御部18と、各
部に電源を供給する電源部23とを備えるとともに、上
部には、小電力無線アンテナ19およびダイバーシチ受
信のための一対の無線パケット通信用アンテナ20を備
えている。
線パケット通信サービスを利用できるように、TCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)PPPプロトコルを搭載しており、図3に示され
るように、小電力無線通信機3との間で小電力無線によ
って通信を行うための小電力無線通信部14と、受信さ
れた端末情報等を記憶する記憶部15と、センタ装置6
との間でパケット通信網5を介して無線パケット通信を
行うための無線パケット通信部16と、時刻を計時する
ための計時部17と、各部を制御する制御部18と、各
部に電源を供給する電源部23とを備えるとともに、上
部には、小電力無線アンテナ19およびダイバーシチ受
信のための一対の無線パケット通信用アンテナ20を備
えている。
【0035】無線パケット通信部16は、変調や復調な
どの物理的な処理を行うための無線通信モデム部21
と、論理的な処理を行うTCP/IPプロトコルスタッ
クチップ22とを備えており、パケット通信網5を介し
てセンタ装置6との間で無線パケット通信を行えるよう
に構成されている。
どの物理的な処理を行うための無線通信モデム部21
と、論理的な処理を行うTCP/IPプロトコルスタッ
クチップ22とを備えており、パケット通信網5を介し
てセンタ装置6との間で無線パケット通信を行えるよう
に構成されている。
【0036】図4は、この実施の形態の無線ネットワー
クシステムの動作シーケンスの一例を示す図であり、こ
の図4では、複数の小電力無線通信機3の内の二つの小
電力無線通信機3を代表的に示している。
クシステムの動作シーケンスの一例を示す図であり、こ
の図4では、複数の小電力無線通信機3の内の二つの小
電力無線通信機3を代表的に示している。
【0037】親局としての無線通信装置4は、各子局と
しての小電力無線通信機3にポーリングを行うものであ
り、例えば、第1の小電力無線機3に対してポーリング
を行う。このポーリングは、目的局、例えば第1の小電
力無線通信機3のID番号、発信元である無線通信装置
4のID番号およびデータ収集要求のコマンドを含むデ
ータを、小電力無線によって送信し、このデータを受信
した第1の小電力無線通信機3は、当該小電力無線通信
機3に接続されている自動販売機1に対して端末情報の
データを要求し、自動販売機1からデータを受けて親局
としての無線通信装置4に対して、目的局である無線通
信装置4のID番号、発信元である第1の小電力無線通
信機3のID番号および端末情報のデータを、小電力無
線によって送信する。
しての小電力無線通信機3にポーリングを行うものであ
り、例えば、第1の小電力無線機3に対してポーリング
を行う。このポーリングは、目的局、例えば第1の小電
力無線通信機3のID番号、発信元である無線通信装置
4のID番号およびデータ収集要求のコマンドを含むデ
ータを、小電力無線によって送信し、このデータを受信
した第1の小電力無線通信機3は、当該小電力無線通信
機3に接続されている自動販売機1に対して端末情報の
データを要求し、自動販売機1からデータを受けて親局
としての無線通信装置4に対して、目的局である無線通
信装置4のID番号、発信元である第1の小電力無線通
信機3のID番号および端末情報のデータを、小電力無
線によって送信する。
【0038】無線通信装置4は、その端末情報のデータ
を受信して記憶部15に格納し、第1の小電力無線通信
機3と同様に、第2の小電力無線通信機3に対してポー
リングを行って端末情報を収集して記憶部15に記憶
し、以下、同様にして複数の小電力無線通信機3からの
各自動販売機1の端末情報を収集して記憶部15に記憶
する。
を受信して記憶部15に格納し、第1の小電力無線通信
機3と同様に、第2の小電力無線通信機3に対してポー
リングを行って端末情報を収集して記憶部15に記憶
し、以下、同様にして複数の小電力無線通信機3からの
各自動販売機1の端末情報を収集して記憶部15に記憶
する。
【0039】その後、再び、第1の小電力無線通信機3
から順番にポーリングを行って上述と同様に端末情報を
収集して記憶し、常に最新の端末情報が、記憶部15に
更新記憶される。このポーリングの周期は、センタ装置
6から無線通信装置4に対して予め設定することができ
る。
から順番にポーリングを行って上述と同様に端末情報を
収集して記憶し、常に最新の端末情報が、記憶部15に
更新記憶される。このポーリングの周期は、センタ装置
6から無線通信装置4に対して予め設定することができ
る。
【0040】図5は、無線通信装置4の記憶部15に記
憶される情報内容の一例を示す図であり、この図5に示
されるように、記憶部15には、小電力無線通信機3の
ID番号、その小電力無線通信装置3から得られた端末
情報、通信状態を示すステータス情報および端末情報の
収集時刻が記憶される。
憶される情報内容の一例を示す図であり、この図5に示
されるように、記憶部15には、小電力無線通信機3の
ID番号、その小電力無線通信装置3から得られた端末
情報、通信状態を示すステータス情報および端末情報の
収集時刻が記憶される。
【0041】ステータス情報は、無線通信装置4が小電
力無線通信機3に対してポーリングを行ったのに対して
一定時間内に応答がなかった場合には、通信に失敗した
通信異常であるとして対応するステータス情報「2」
を、一定時間内に応答があった場合には、通信異常でな
いとして対応するステータス情報「1」を記憶するもの
である。無線通信装置4は、上述のように計時部17を
有しており、端末情報等を収集した時刻を併せて記憶す
るものである。
力無線通信機3に対してポーリングを行ったのに対して
一定時間内に応答がなかった場合には、通信に失敗した
通信異常であるとして対応するステータス情報「2」
を、一定時間内に応答があった場合には、通信異常でな
いとして対応するステータス情報「1」を記憶するもの
である。無線通信装置4は、上述のように計時部17を
有しており、端末情報等を収集した時刻を併せて記憶す
るものである。
【0042】再び、図4を参照して、センタ装置6から
の要求によって無線通信装置4との間でコネクションが
確立されて(TCP/IP接続)端末情報の要求がある
と、無線通信装置4は、記憶部15に収集記憶されてい
る複数の自動販売機1の端末情報を、パケット通信網5
を介して一括してセンタ装置6に無線パケット通信で送
信する。このとき、無線通信装置4は、センタ装置6と
の通信と並行して小電力無線機3に対してポーリングを
行って最新の端末情報を収集して更新記憶する。
の要求によって無線通信装置4との間でコネクションが
確立されて(TCP/IP接続)端末情報の要求がある
と、無線通信装置4は、記憶部15に収集記憶されてい
る複数の自動販売機1の端末情報を、パケット通信網5
を介して一括してセンタ装置6に無線パケット通信で送
信する。このとき、無線通信装置4は、センタ装置6と
の通信と並行して小電力無線機3に対してポーリングを
行って最新の端末情報を収集して更新記憶する。
【0043】センタ装置6が、無線通信装置4からの端
末情報を受け取った後、センタ装置6と無線通信装置4
との間のコネクションが切断されて(TCP/IP切
断)終了する。
末情報を受け取った後、センタ装置6と無線通信装置4
との間のコネクションが切断されて(TCP/IP切
断)終了する。
【0044】このように、無線通信装置4は、複数の小
電力無線通信機3に対してポーリングを行って複数の自
動販売機1の最新の端末情報を収集して記憶部15に更
新記憶しておき、センタ装置6からの要求に応じて、記
憶部15に記憶されている端末情報を、パケット通信網
5を介して一括してセンタ装置6に無線パケット通信に
よって送信するものである。
電力無線通信機3に対してポーリングを行って複数の自
動販売機1の最新の端末情報を収集して記憶部15に更
新記憶しておき、センタ装置6からの要求に応じて、記
憶部15に記憶されている端末情報を、パケット通信網
5を介して一括してセンタ装置6に無線パケット通信に
よって送信するものである。
【0045】このようにセンタ装置6と無線通信装置4
とは、情報量に応じて課金される無線パケット通信サー
ビスを利用して通信を行うので、時間課金の電話回線を
用いる従来例に比べて、ランニングコストの低減を図る
ことができる。
とは、情報量に応じて課金される無線パケット通信サー
ビスを利用して通信を行うので、時間課金の電話回線を
用いる従来例に比べて、ランニングコストの低減を図る
ことができる。
【0046】また、電話回線を利用する従来例では、親
局を設置する箇所に電話回線の引き込み工事が必要であ
ったけれども、かかる工事も必要がなく、親局である無
線通信装置4を適宜箇所に設置すればよい。
局を設置する箇所に電話回線の引き込み工事が必要であ
ったけれども、かかる工事も必要がなく、親局である無
線通信装置4を適宜箇所に設置すればよい。
【0047】さらに、無線通信装置4は、複数の自動販
売機1の端末情報を収集記憶し、それら端末情報を一括
してセンタ装置6に送信するので、センタ装置6が、各
小電力無線通信機3毎に無線通信装置4を介して順番に
通信を行って端末情報を収集する場合に比べて、通信制
御などのデータの伝送量が少なくて済み、一層ランニン
グコストを低減できる。
売機1の端末情報を収集記憶し、それら端末情報を一括
してセンタ装置6に送信するので、センタ装置6が、各
小電力無線通信機3毎に無線通信装置4を介して順番に
通信を行って端末情報を収集する場合に比べて、通信制
御などのデータの伝送量が少なくて済み、一層ランニン
グコストを低減できる。
【0048】なお、センタ装置6への端末情報の送信
は、センタ装置6からの要求があった場合に限るもので
はなく、無線通信装置4が、複数の自動販売機1につい
ての端末情報を収集記憶する度に、無線通信装置4がコ
ネクションの確立を要求してセンタ装置6に端末情報を
送信するようにしてもよい。
は、センタ装置6からの要求があった場合に限るもので
はなく、無線通信装置4が、複数の自動販売機1につい
ての端末情報を収集記憶する度に、無線通信装置4がコ
ネクションの確立を要求してセンタ装置6に端末情報を
送信するようにしてもよい。
【0049】また、この実施の形態では、無線通信装置
4は、小電力無線通信機3との小電力無線通信によって
収集された端末情報と予め設定されている条件とを比較
し、一致したときには、パケット通信網5を介してセン
タ装置6にそれを通報するものである。
4は、小電力無線通信機3との小電力無線通信によって
収集された端末情報と予め設定されている条件とを比較
し、一致したときには、パケット通信網5を介してセン
タ装置6にそれを通報するものである。
【0050】この条件は、端末装置および端末情報に応
じて様々であるが、端末装置が自動販売機1である本実
施の形態では、例えば、端末情報が商品の売上情報であ
るとすると、例えば、商品の補充を行うべき売上数の条
件であり、売上情報が、この売上数の条件に一致したら
無線通信装置4の要求によってセンタ装置6との間のコ
ネクションを確立して予め設定されている売上数の条件
に達したことを、その売上情報が収集された小電力無線
通信機3のID番号などと共にセンタ装置6に送信す
る。これによって、センタ装置6では、どこに設置され
ている自動販売機1のどの商品を補充すべきかを把握で
きることになる。
じて様々であるが、端末装置が自動販売機1である本実
施の形態では、例えば、端末情報が商品の売上情報であ
るとすると、例えば、商品の補充を行うべき売上数の条
件であり、売上情報が、この売上数の条件に一致したら
無線通信装置4の要求によってセンタ装置6との間のコ
ネクションを確立して予め設定されている売上数の条件
に達したことを、その売上情報が収集された小電力無線
通信機3のID番号などと共にセンタ装置6に送信す
る。これによって、センタ装置6では、どこに設置され
ている自動販売機1のどの商品を補充すべきかを把握で
きることになる。
【0051】このように、無線通信装置4は、端末情報
を収集する度に、予め設定された条件に一致するか否か
を判断し、一致したときには、無線パケット通信サービ
ス回線を接続してそれをセンタ装置6に通報するように
しているので、センタ装置6から定期的に無線パケット
通信サービス回線を接続して端末情報が、予め設定され
ている条件に一致したか否かを一々確認する必要がな
く、その分ランニングコストをさらに低減できる。な
お、条件の設定は、センタ装置6から無線通信装置4に
対して行うことができる。
を収集する度に、予め設定された条件に一致するか否か
を判断し、一致したときには、無線パケット通信サービ
ス回線を接続してそれをセンタ装置6に通報するように
しているので、センタ装置6から定期的に無線パケット
通信サービス回線を接続して端末情報が、予め設定され
ている条件に一致したか否かを一々確認する必要がな
く、その分ランニングコストをさらに低減できる。な
お、条件の設定は、センタ装置6から無線通信装置4に
対して行うことができる。
【0052】さらに、この実施の形態では、無線通信装
置4は、上述のように、各小電力無線通信機3に対して
ポーリングを行ったときに、一定期間を経過してもその
小電力無線通信機3から応答がなったときには、通信が
失敗した通信異常であるとして、無線通信装置4の要求
によってセンタ装置6との間のコネクションを確立して
通信異常のデータ、例えば、通信異常のステータス情
報、通信異常が発生した小電力無線通信機3のID番
号、その発生時刻などを送信するものである。
置4は、上述のように、各小電力無線通信機3に対して
ポーリングを行ったときに、一定期間を経過してもその
小電力無線通信機3から応答がなったときには、通信が
失敗した通信異常であるとして、無線通信装置4の要求
によってセンタ装置6との間のコネクションを確立して
通信異常のデータ、例えば、通信異常のステータス情
報、通信異常が発生した小電力無線通信機3のID番
号、その発生時刻などを送信するものである。
【0053】このように無線通信装置4は、各小電力無
線通信機3に対してポーリングを行う度に、通信異常で
あるか否かを判断し、通信異常であるときには、無線通
信装置4の要求によってセンタ装置6との間のコネクシ
ョンを確立して通信異常のデータを送信するので、セン
タ装置6では、通信異常が発生したときには、それを直
ちに把握できるとともに、どの小電力無線通信機3との
間で通信異常が生じたかを把握できることになる。
線通信機3に対してポーリングを行う度に、通信異常で
あるか否かを判断し、通信異常であるときには、無線通
信装置4の要求によってセンタ装置6との間のコネクシ
ョンを確立して通信異常のデータを送信するので、セン
タ装置6では、通信異常が発生したときには、それを直
ちに把握できるとともに、どの小電力無線通信機3との
間で通信異常が生じたかを把握できることになる。
【0054】なお、センタ装置6は、無線通信装置4を
介して子局としての小電力無線通信機3に直接アクセス
してより詳細な端末情報の収集などを行うこともでき
る。
介して子局としての小電力無線通信機3に直接アクセス
してより詳細な端末情報の収集などを行うこともでき
る。
【0055】また、図示しないパソコンからパケット通
信網5を介してセンタ装置6にアクセスしてセンタ装置
6に収集蓄積された端末情報を前記パソコンに取り込ん
でモニタするようにしてもよい。
信網5を介してセンタ装置6にアクセスしてセンタ装置
6に収集蓄積された端末情報を前記パソコンに取り込ん
でモニタするようにしてもよい。
【0056】さらに、センタ装置6は、上述の予め設定
した条件に一致した旨の通報があったとき、あるいは、
通信異常の通報があったときには、予め登録されている
通報先にパケット通信網5を介して通報するようにして
もよい。
した条件に一致した旨の通報があったとき、あるいは、
通信異常の通報があったときには、予め登録されている
通報先にパケット通信網5を介して通報するようにして
もよい。
【0057】本発明の他の実施の形態として、図6に示
されるように、小電力無線通信機3を中継局として機能
させて離れた位置に設置された小電力無線通信機3との
間で小電力無線通信を行えるようにしてもよい。
されるように、小電力無線通信機3を中継局として機能
させて離れた位置に設置された小電力無線通信機3との
間で小電力無線通信を行えるようにしてもよい。
【0058】上述の実施の形態では、端末装置が自動販
売機である商品管理システムに適用して説明したけれど
も、本発明の他の実施の形態として、端末装置を、ガス
メータや水道メータ等の計量メータとし、端末情報を、
検針情報やガス漏れなどの異常情報としてセンタ装置と
通信を行うシステムに適用することもでき、また、端末
装置を、例えば、RS−232Cのシリアル通信が可能
な各種の検出装置として、端末情報を、検出温度などの
検出情報としてセンタ装置と通信を行う管理システムに
適用することができる。
売機である商品管理システムに適用して説明したけれど
も、本発明の他の実施の形態として、端末装置を、ガス
メータや水道メータ等の計量メータとし、端末情報を、
検針情報やガス漏れなどの異常情報としてセンタ装置と
通信を行うシステムに適用することもでき、また、端末
装置を、例えば、RS−232Cのシリアル通信が可能
な各種の検出装置として、端末情報を、検出温度などの
検出情報としてセンタ装置と通信を行う管理システムに
適用することができる。
【0059】NTTドコモの「DoPa」のようなパケ
ット通信サービスは、通信可能なエリアが比較的広く、
例えば、山間部における各種設備の監視システムなどに
好適に実施できる。
ット通信サービスは、通信可能なエリアが比較的広く、
例えば、山間部における各種設備の監視システムなどに
好適に実施できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端末装置
に接続された子局としての小電力無線通信機との間で小
電力無線通信を行って端末情報を収集する親局としての
無線通信装置は、無線パケット通信サービスを利用して
センタ装置との間で通信を行うので、通信する情報量に
応じて課金されることになり、時間課金である電話回線
を用いた従来例に比べてランニングコストが低いものと
なり、また、従来例のように電話回線の引き込み工事が
不要となる。さらに、親局である無線通信装置は、複数
の端末装置の端末情報を記憶部に収集蓄積し、無線パケ
ット通信サービス回線を接続して一括してセンタ装置に
送信するので、各子局毎に回線を順次接続して各端末装
置毎に端末情報を順番にセンタ装置に収集する構成に比
べて、ランニングコストを一層低減できる。
に接続された子局としての小電力無線通信機との間で小
電力無線通信を行って端末情報を収集する親局としての
無線通信装置は、無線パケット通信サービスを利用して
センタ装置との間で通信を行うので、通信する情報量に
応じて課金されることになり、時間課金である電話回線
を用いた従来例に比べてランニングコストが低いものと
なり、また、従来例のように電話回線の引き込み工事が
不要となる。さらに、親局である無線通信装置は、複数
の端末装置の端末情報を記憶部に収集蓄積し、無線パケ
ット通信サービス回線を接続して一括してセンタ装置に
送信するので、各子局毎に回線を順次接続して各端末装
置毎に端末情報を順番にセンタ装置に収集する構成に比
べて、ランニングコストを一層低減できる。
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る無線ネットワ
ークシステムの構成図である。
ークシステムの構成図である。
【図2】図1の小電力無線通信機のブロック図である。
【図3】図1の無線通信装置のブロック図である。
【図4】図1の無線ネットワークシステムの動作シーケ
ンスの一例を示す図である。
ンスの一例を示す図である。
【図5】無線通信装置に記憶される情報内容の一例を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の無線ネットワークシ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図7】従来例のシステムの構成図である。
1 自動販売機(端末装置) 3 小電力無線通信機(子
局) 4 無線通信装置(親局) 5 パケット通信網 6 センタ装置 16 無線パケット通信部
局) 4 無線通信装置(親局) 5 パケット通信網 6 センタ装置 16 無線パケット通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04L 11/00 310B Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AA40 AB02 AB03 BB01 BC02 CC01 DD02 GG01 GG07 5K033 AA04 BA02 BA11 CB01 CC01 DA01 DA06 DA17 DB20 EA07 5K048 AA01 BA01 BA34 BA35 CA03 CA08 DA02 DB01 DC01 DC04 DC07 EA11 EB02 EB10 EB12 EB13 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K067 AA41 AA44 BB27 EE02 EE16 EE32 FF01 LL01 5K101 KK11 LL01 LL02 LL03 LL11 MM06 MM07 NN03 NN18 NN21 NN34 NN41 SS07 TT06 UU16
Claims (5)
- 【請求項1】 端末装置に接続された小電力無線通信機
との間で小電力無線通信を行う小電力無線通信部と、前
記小電力無線通信部で受信された前記端末装置の端末情
報を記憶する記憶部と、センタ装置との間でパケット通
信網を介して無線パケット通信を行う無線パケット通信
部と、前記両通信部を制御するとともに、前記記憶部へ
の端末情報の書き込み読み出しを制御する制御部とを備
え、 前記制御部は、複数の端末装置の端末情報を収集して前
記記憶部に記憶させ、パケット通信網を介して複数の端
末装置の端末情報を一括して前記センタ装置に送信する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 前記制御部は、受信した端末情報が、予
め設定されている条件と一致したときには、パケット通
信網を介して前記センタ装置にそれを通報する請求項1
記載の無線通信装置。 - 【請求項3】 前記制御部は、前記小電力無線通信機と
の間で小電力無線通信が行えないときには、パケット通
信網を介して前記センタ装置にそれを通報する請求項1
または2記載の無線通信装置。 - 【請求項4】 前記制御部は、定期的または連続的に前
記小電力無線通信機との間で小電力無線通信を行って前
記端末情報を収集する請求項1ないし3のいずれかに記
載の無線通信装置。 - 【請求項5】 複数の端末装置にそれぞれ接続された複
数の小電力無線通信機と、これら小電力無線通信機との
間で小電力無線通信を行って前記端末装置の端末情報を
収集するとともに、パケット通信網を介してセンタ装置
との間で無線パケット通信を行う無線通信装置とを備え
る無線ネットワークシステムであって、 前記無線通信装置は、収集した複数の端末装置の端末情
報を、パケット通信網を介して一括して前記センタ装置
に送信することを特徴とする無線ネットワークシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018223A JP2001211487A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 無線通信装置および無線ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018223A JP2001211487A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 無線通信装置および無線ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001211487A true JP2001211487A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18545097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000018223A Pending JP2001211487A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 無線通信装置および無線ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001211487A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421967B1 (ko) * | 2001-11-30 | 2004-03-11 | 삼성광주전자 주식회사 | 전력선을 이용한 자동판매기 원격관리시스템 |
JP2009290758A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ゲートウェイ装置 |
JP2020092382A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 株式会社Kddi総合研究所 | 移動通信ネットワークの制御装置 |
-
2000
- 2000-01-27 JP JP2000018223A patent/JP2001211487A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421967B1 (ko) * | 2001-11-30 | 2004-03-11 | 삼성광주전자 주식회사 | 전력선을 이용한 자동판매기 원격관리시스템 |
JP2009290758A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ゲートウェイ装置 |
JP2020092382A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 株式会社Kddi総合研究所 | 移動通信ネットワークの制御装置 |
JP7071909B2 (ja) | 2018-12-07 | 2022-05-19 | 株式会社Kddi総合研究所 | 移動通信ネットワークの制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040402 |