JP2018152642A - 遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、特許文献1の図4に記載されているように、遠隔地にある現場から離れた操作側端末装置30を操作することにより現場の状況を示す静止画データを現場側端末装置20が備えるカメラによって撮像して取得することができ、静止画データは高解像度で送信することができる。
しかしながら、現場側端末装置20が少ないか又は設置範囲が狭い場合は、かかるシステムでも遠隔画像データを取得して操作側端末装置に送ることは可能であるが、例えば、鉄道線路の監視を行うような場合、現場側端末装置であるカメラ付き監視装置を数十台、多い時では数百台設置して、線路内の画像データを取得する必要がある。
そのような場合、屋外の線路においては、監視装置は電池で駆動できるものでなければならず、電池の交換も頻繁にはできないことから、消費電力の少ないことが要求される。
IoTデバイスである監視装置をインターネットに接続させるための方法は大きく分けると2種類ある。一方は「直接通信方式」であり、他方は「ゲートウェイ方式」である。
監視装置1は無線通信のためのモバイル通信モジュール2を備えており、基地局3を介してネットワーク回線であるインターネット4に、3G/LTE回線により接続される。
しかしながら、直接通信方式の場合、常時接続しているため通信コストがネックになる。携帯電話事業者が展開する3G回線やLTE回線を使う場合、相対料金で値下げ交渉した場合でも、1回線当たり月300〜500円程度のコストがかかる。年換算すると最低でも3,600円/回線かかり、監視装置が数十台〜数百台となると莫大なコストがかかることになる。しかも、監視装置1とは常時高速で通信を行う必要はなく、監視対象に異常が発生した場合にのみ詳細な画像情報等を高速で通信すればよいのであるから、ほとんどの時間は無駄な通信料を消費していることになる。
また、3G/LTE等のブロードバンド回線は大きな電力が必要なため、屋外で電池駆動される監視装置での年単位の使用には、この直接通信方式は向いていない。
監視装置1は、例えば特定小電力無線通信技術の一つである低消費電力で長距離通信を実現する低電力広域(Low Power Wide Area、以下「LPWA」という。)通信のためのLPWA通信モジュール6を備えており、ゲートウェイ7との間をLPWAによって通信を行い、ゲートウェイ7からインターネット4へは有線又は無線(モバイル通信)により接続される。
これにより、監視装置1とゲートウェイ7の間の通信コストはかからず、また、監視装置1の消費電力も少なくすることができる。
監視カメラを備えた監視装置を用いた遠隔監視システムにおいては、異常が発生した場合、現場の状況を連続した動画で確認することが求められているから、上記の「直接通信方式」や「ゲートウェイ方式」では問題がある。
前記通信制御装置と前記ゲートウェイ機器との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記ゲートウェイ機器を介さずに前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データ情報を送信することを特徴とする。
前記監視装置は、ゲートウェイとモバイル通信モジュールと特定小電力無線通信モジュールとを内蔵した通信制御装置と、該通信制御装置と接続され、監視領域の画像を取得し、取得された前記画像から異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに前記通信制御装置を介して前記サーバに異常信号を配信することが可能な監視カメラとを備え、
前記複数ある監視装置のうちの1台を所定の条件に基づいて選択し、該選択された監視装置の通信制御装置のゲートウェイをイネーブル化して親機となし、他の全ての監視装置を子機となすとともに、
前記子機と前記親機との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、かつ、前記親機と前記ネットワーク回線との間はモバイル通信で行い、
前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記親機を介さずに前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データ情報を送信することを特徴とする。
これにより、親機のモバイル通信の電波強度が低下したときに、その親機を子機に変更するとともに、他の子機のうち一番電波強度の高い子機を親機に変更できるので、安定したモバイル通信を確保することができる。
図3において、監視装置のうち1台を親機10、残りの複数の監視装置を子機11に設定し、親機10と子機11との間を特定小電力無線通信技術の一つである低消費電力で長距離通信を実現するLPWA通信でスター型接続する。なお、ここでは、LPWAの一種であるLoRaアライアンスの提唱する「LoRa」(Semtech Corpoationの商標。国際登録第1262667号)を利用する。
図4において、監視装置10、11は、通信制御装置20と、それに接続された監視カメラ27及び気象センサ28を備えている。
さらに、通信制御装置20は、モバイル通信モジュール21、ゲートウェイ22、LPWA通信モジュール23、制御部24、カメラI/F25及びセンサI/F26を備えている。
また、ゲートウェイ22は、インターネットとの通信を行うためのプロトコル変換を行う機能を有するものである。なお、ソフトウェアで構成してもよい。
LoRaは最大8kmという長い距離を低い出力の電波を使って通信ができるという特長がある。なお、距離が長くなればそれだけ電力を消費するため、電池の性能を勘案しながら、配置距離を決定する。線路監視の場合、約70mおきに設置する。使用される周波数は、日本では免許の不要な特定小電力無線局が利用できる920MHz帯である。この帯域は、Wifi(登録商標)等で使用されている2.4GHz帯よりも低い周波数であり、その分長距離を飛び、建物などを回り込むことができ、雨などの影響や電波干渉を受けにくい。
また、制御部24は、図示しない電波強度センサと協働してモバイル通信モジュール21の電波強度を計測する電波強度計測手段としても機能する。
また、監視カメラ27は、監視領域の画像を取得し、取得された画像から異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに通信制御装置20を介してサーバ5に異常信号を配信する機能を備えている。監視カメラ27は、画像認識機能を搭載した公知のものが利用可能である。なお、監視カメラ27は画像(動画を含む)を保存する例えばSDメモリカード等の記憶手段(不図示)を備えている。
さらに、気象センサ28は、温湿度、雨量、気圧及び風速等の気象データを取得可能なデバイスである。気象センサ28は、監視領域の気象データを取得し、取得された気象データから異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに通信制御装置20を介してサーバ5に異常信号を配信する機能を備える。なお、気象センサ28は計測した気象データを保存する例えばSDメモリカード等の記憶手段(不図示)を備えている。
まず、設置現場にいるユーザが、親機10に付されたQRコード(登録商標)を端末(ここでは、例えばカメラ機能の付いたスマートホンとする。)で読み取り、親機に付されたIDを読み取る(S101)。同様に、子機に付されたQRコード(登録商標)を端末で読み取り、子機に付されたIDを読み取る(S102)。
ユーザは、サーバにアクセスして、監視装置の制御アプリのログイン画面を表示させ(S103)、自分のユーザID及びパスワードを用いてログインする(S104)。そして、親機のIDがシステムに登録されたものであれば認証OK(S105)、同様に子機のIDが登録されたものであれば認証OKとする(S106)。
そして、決定された親機と紐づけられる子機の登録を端末から行う(S107)。紐づけ登録が完了すると、端末の画面に「親機/子機紐付登録」の内容が表示される(S108)。このようにして、親機を除くすべての監視装置が子機として登録される(S109)。
親機と子機の紐づけが終了すると、親機を中心とする一つのグループが形成されるので、そのグループに名前を付けて登録する(S110)。
次に、子機からサーバ5に対してモバイル通信の電波強度情報がモバイル通信を用いてアップロード(UP)される(S113)。後述のように、端末からサーバを経由して子機に接続されている監視カメラの初期設定を行うため、十分な電波強度があるかを確認する必要があるからである。なお、すべての通信制御装置は、電源投入時は親機/子機にかかわらず、ゲートウェイ22はイネーブルになっているので、サーバ5とモバイル通信により通信を行うことができる。
次に、同様に、子機に接続された監視カメラの設定登録を端末から行う(S117)。端末から設定登録の指令を受けたサーバは、子機との間で監視カメラの設定情報のやりとりを行う(S118)。子機はその設定情報に基づいて監視カメラの初期設定を行う(S119)。そして、監視カメラの初期設定が終了すると、端末12からサーバ5を介して(S120)、初期設定完了コマンドが子機に送られ(S121)、子機のCPU24aは子機のゲートウェイ22をイネーブルの状態(以下「GWモード」という。)からディセーブルの状態(以下「子機モード」という。)に戻す(S122)。以降定常状態に移行する。
親機は子機から定期的にデータを収集する(S201)。収集のタイミングは初期設定で設定したとおりである。子機に接続された監視カメラは常時監視を続け、(異常が発生しない限り)正常動作信号が子機に送られる(S202)。カメラの正常動作信号はLPWA通信により親機に送られる(S203)。すべての子機の正常動作信号は、親機からモバイル通信によってサーバ5に送られ(S204)、サーバ5に蓄積される。
また、同様に、子機に接続されている太陽電池(不図示)の発電量情報がLPWA通信により親機に送られる(S205)。すべての子機の太陽電池の発電量情報は、親機からモバイル通信によってサーバ5に送られ(S206)、サーバ5に蓄積される。
さらに、子機に接続されている蓄電池(不図示)の蓄電量情報がLPWA通信により親機に送られる(S207)。すべての子機の太陽電池の蓄電量情報は、親機からモバイル通信によってサーバ5に送られ(S208)、サーバ5に蓄積される。
また、親機のモバイル通信の電波強度情報もモバイル通信によりサーバに送られる(S211)。
さらに、親機がおかれた周囲の状況を親機に接続された監視カメラで撮像し、親機はその画像をモバイル通信によってサーバ5にUPする(S215)。サーバはその画像を端末に表示する(S216)。
ユーザが端末から閲覧したい情報を要求すると(S217)、サーバは必要な情報を端末の画面に表示する(S218)。また、必要なデータをCSV形式で要求すると(S219)、サーバは必要なデータをCSV形式にして端末からダウンロードできるようにする(S220)。
気象センサから雨量又は風速異常信号が子機に送信されると(S301)、子機はLPWA通信によって気象異常信号を親機にUPする(S302)。親機はすべての子機の気象異常信号をサーバにモバイル通信によってUPする(S303)。
サーバは、気象異常信号に基づいて気象異常警報を端末に報知する(S304)。
カメラ画像確認要求指令を受信した子機のCPU24aは、ゲートウェイ22をイネーブルにしてGWモードにし、サーバとの間の通信をモバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え(S308)、親機を介さずにモバイル通信によってサーバに現状のカメラ画像を送信できるようにする。
子機はその現状カメラ画像をモバイル通信によって(親機を介さずに)直接サーバにUPする(S311)。サーバはその画像を端末に表示し(S312)、画像を見たユーザがカメラ画像の表示を完了すると(S313)、現状のカメラ画像のUP停止指令がサーバから子機にモバイル通信で送られ(S314)、子機が監視カメラに対して現状のカメラ画像の送信停止を指令する(S315)。と同時に、子機のCPU24aは、ゲートウェイ22をディセーブルにして子機モードに戻す(S316)。子機はその後定常状態に復帰する。
監視対象領域に人の侵入や異物の落下等の異常イベントが発生すると、監視カメラは画像認識等によって異常と判断し、子機に対して異常信号を送信する(S401)。監視カメラから異常信号が子機に送信されると、子機はLPWA通信によって異常信号を親機にUPする(S402)。
と同時に、子機は監視カメラに対して、異常発生の5秒前から発生時までの動画の保存を要求すると共に(S403)、異常発生後60秒間の動画データの蓄積を要求する(S404)。
端末で異常警報を受信したユーザが、異常イベントが発生した監視領域の監視カメラの画像確認要求をサーバに送ると(S407)、サーバは、カメラ画像確認要求を親機に送り(S408)、親機は、異常信号を配信した子機に対してカメラ画像確認要求をLPWA通信により送信する(S409)。
カメラ画像確認要求指令を受信した子機のCPU24aは、ゲートウェイ22をイネーブルにしてGWモードにし、サーバとの間の通信をモバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え(S410)、親機を介さずにモバイル通信によってサーバに現状のカメラ画像を送信できるようにする。
子機はその現状カメラ画像をモバイル通信によって(親機を介さずに)直接サーバにUPする(S413)。サーバはその画像を端末に表示する(S414)。
画像を見たユーザがさらに異常発生5秒前から発生時までの動画(以下「異常5秒前からの動画」という。)を要求すると(S415)、サーバは、異常5秒前からの動画要求を子機に対してモバイル通信により行う(S416)。
異常5秒前からの動画要求を受けた子機は監視カメラに対して異常5秒前からの動画要求を行う(S417)。そこで監視カメラは異常5秒前からの動画を子機に送信し(S418)、子機は異常5秒前からの動画をサーバ5にモバイル通信でUPする(S419)。
サーバは受信した異常5秒前からの動画を端末に表示する(S420)。
異常後60秒間の動画要求を受けた子機は監視カメラに対して異常後60秒間の動画要求を行う(S423)。そこで監視カメラは異常後60秒間の動画を子機に送信し(S424)、子機は異常後60秒間の動画をサーバ5にモバイル通信でUPする(S425)。
サーバは受信した異常後60秒間の動画を端末に表示する(S426)。
カメラ画像の表示を完了すると(S427)、カメラ画像のUP停止指令がサーバから子機にモバイル通信で送られ(S428)、子機が監視カメラに対してカメラ画像の送信停止を要求する(S429)。と同時に、子機のCPU24aは、ゲートウェイ22をディセーブルにして子機モードに戻す(S430)。子機はその後定常状態に復帰する。
リレーモードとは、気象条件など万が一、モバイル通信回線の不具合や電波強度低下があった場合でも、ロバストなLPWA通信を用いた情報リレーを実現し、近接した異なるグループを経由して、通信可能な親機から異常イベント発生などを漏らさず通知する機能である。
この場合、親機10AからLPWA通信でブロードキャストされた緊急情報は近接する他のグループBの子機11Bのなかで、送信エリアはかならず重複して被覆して構成されるため、かならず受信できる子機11Bが存在することを利用するものである。
それにより、たとえば、集中豪雨などで、たとえある地域でモバイル通信が使えなくても、緊急情報はLPWA通信でリレーされ、雨の影響がないたとえば40km遠方の親機からサーバ5にUPされるため、ほんの少しの遅延は生ずるが、この仕組みでロバストな長距離ネットワークを構成でき、確実な情報通信が可能となる。
例えば、定常状態におけるゲートウェイ機能は、複数ある監視装置の中から選ばれた親機10が果たしているが、専用のゲートウェイ機器を用いて、それを有線あるいは無線(モバイル通信)でインターネットに接続してもよい。サーバ5は自立型サーバ又はクラウドサーバのいずれでもよい。
また、監視装置の初期設定の際にQRコード(登録商標)を読み取ることにより監視装置のIDを読み取ったが、RFIDタグのようなものでも構わなく、あるいは最初から紐づけしたものをリストにして、それを現場に運んで設置してもよい。
さらに、監視装置の電源は太陽電池の場合で説明したが、これに限らず、交流を直流に変換した電源で、かつ、電源に蓄電池(二次電池)を接続したもので構成してもよい。
また、端末はモバイル端末が好ましいが、有線接続の端末でもよいことは勿論である。
前記通信制御装置と前記ゲートウェイ機器との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データを送信することを特徴とする。
前記監視装置は、ゲートウェイとモバイル通信モジュールと特定小電力無線通信モジュールとを内蔵した通信制御装置と、該通信制御装置と接続され、監視領域の画像を取得し、取得された前記画像から異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに前記通信制御装置を介して前記サーバに異常信号を配信することが可能な監視カメラとを備え、
前記複数ある監視装置のうちの1台を所定の条件に基づいて選択し、該選択された監視装置の通信制御装置のゲートウェイをイネーブル化して親機となし、他の全ての監視装置を子機となすとともに、
前記子機と前記親機との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、かつ、前記親機と前記ネットワーク回線との間はモバイル通信で行い、
前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データを送信することを特徴とする。
Claims (9)
- 複数台の監視装置と、該監視装置と接続されるゲートウェイ機器と、前記監視装置を制御するアプリケーションが格納されたサーバと、該サーバにアクセスすることにより前記監視装置を制御することが可能なユーザの端末とが、ネットワーク回線を介して相互に通信可能に接続された遠隔監視システムであって、
前記ゲートウェイ機器と前記ネットワーク回線との間は有線又は無線で接続され、
前記監視装置は、モバイル通信モジュールと特定小電力無線通信モジュールとを内蔵した通信制御装置と、該通信制御装置と接続され、監視領域の画像を取得し、取得された前記画像から異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに前記通信制御装置を介して前記サーバに異常信号を配信することが可能な監視カメラとを備えるとともに、
前記通信制御装置と前記ゲートウェイ機器との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記ゲートウェイ機器を介さずに前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データ情報を送信することを特徴とする遠隔監視システム。 - 複数台の監視装置と、前記監視装置を制御するアプリケーションが格納されたサーバと、該サーバにアクセスすることにより前記監視装置を制御することが可能なユーザの端末とが、ネットワーク回線を介して相互に通信可能に接続された遠隔監視システムであって、
前記監視装置は、ゲートウェイとモバイル通信モジュールと特定小電力無線通信モジュールとを内蔵した通信制御装置と、該通信制御装置と接続され、監視領域の画像を取得し、取得された前記画像から異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに前記通信制御装置を介して前記サーバに異常信号を配信することが可能な監視カメラとを備え、
前記複数ある監視装置のうちの1台を所定の条件に基づいて選択し、該選択された監視装置の通信制御装置のゲートウェイをイネーブル化して親機となし、他の全ての監視装置を子機となすとともに、
前記子機と前記親機との間の通信を前記特定小電力無線通信モジュールによる特定小電力無線通信で行い、かつ、前記親機と前記ネットワーク回線との間はモバイル通信で行い、
前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの画像蓄積データの取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記画像蓄積データの取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記親機を介さずに前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記画像蓄積データ情報を送信することを特徴とする遠隔監視システム。 - さらに、前記監視装置が、前記監視領域の気象データを取得し、取得された前記気象データから異常発生の有無を検知し、異常を検知したときに前記通信制御装置を介して前記サーバに異常信号を配信することが可能な気象センサを備え、
前記異常信号を前記サーバを介して前記端末で受信した前記ユーザから、前記異常が発生した監視領域の監視カメラの現在の画像の取得要求を前記サーバが受けると、
前記サーバは、前記異常信号を配信した前記通信制御装置に対して前記現在の画像の取得要求指令を送信し、
該取得要求指令を受信した前記通信制御装置は、前記サーバとの間の通信を前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信に切り換え、前記親機を介さずに前記モバイル通信によって前記ネットワーク回線を介して前記サーバに前記現在の画像を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔監視システム。 - 前記通信制御装置が、モバイル通信の電波強度を計測する電波強度計測手段を備え、該電波強度計測手段で計測された電波強度を前記サーバに送信するとともに、
前記サーバが、前記親機の電波強度が所定の値以下となった時に、前記子機のうちで一番電波強度の強いものを親機に設定し、元の親機を子機に変更することを特徴とする請求項2又は3に記載の遠隔監視システム。 - 前記通信制御装置が、電源オン時においては、前記モバイル通信モジュールによるモバイル通信によって前記サーバと通信を行い、前記端末によって前記監視カメラの設定を行うことを可能とする初期設定モードを備えていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の遠隔監視システム。
- 1台の親機と、該親機に紐づけされ、前記親機との間で特定小電力無線通信を行う複数の子機から成るグループが複数存在する請求項4又は5に記載の遠隔監視システムであって
前記一のグループ内のすべての監視装置のモバイル通信電波強度が所定の値以下になった時に、当該グループの親機から緊急通信用に予め設定された前記特定小電力通信用の共通チャネルを介して他のグループに緊急事態信号をブロードキャストするとともに、
前記緊急事態信号を受信した近隣のグループの子機から、該子機が紐づけられている親機を介して前記サーバとモバイル通信を行うことを特徴とする遠隔監視システム。 - 前記監視装置の電源が太陽電池である請求項1乃至6のいずれかに記載の遠隔監視システム。
- 前記監視装置の電源が交流を直流に変換した電源であり、かつ、前記電源に蓄電池(二次電池)を接続したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の遠隔監視システム。
- 前記端末がモバイル端末であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の遠隔監視システム。
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