JP2009290737A - 放送波中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送波中継装置の送信側へのIF信号の入力を再開した場合に、迅速に信号の伝送を復旧することが可能な放送波中継装置を提供する。
【解決手段】IF(Intermediate Frequency)信号の入力が停止した際、可変減衰器111の利得を一定値に設定することでALC(Automatic Level Control)回路11からノイズを発生させず、送信装置10からは、パイロット信号のみが送信されるようにする。これにより、IF信号の入力が停止している間でも、送信側と受信側との間で常に同期が取られるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばデジタル放送において放送波を中継伝送する放送波中継装置に関する。
従来の従属同期方式のIF−TTL(Intermediate Frequency - Transmitter to Transmitter Link)装置は、送信側で入力されたIF帯の放送波信号にパイロット信号を付加したのち、RF(Radio Frequency)帯の放送波信号に変換して受信側へ送信する。そして、受信側では、受信したRF帯放送波信号を、この信号に付加されているパイロット信号に同期した局発信号でIF帯の放送波信号に変換する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この種のTTL装置は、送信側におけるIF帯放送波信号の入力がなくなった場合、ノイズ等の送出を防ぐため、最終段増幅器の動作を停止する等の方法で送信出力を断としている。これは、IF帯放送波信号の入力がなくなると、IF帯放送波信号とIF帯放送波信号に付加するパイロット信号との信号レベルの比を一定にするためのALC(Automatic Level Control)回路の利得が最大値になってしまい、ノイズを増幅して出力してしまうことによる。しかしながら、上記の方法では、受信側への信号の送信と共に、パイロット信号の送信も断となってしまう。これにより、受信側では、送信側との同期がいったん外れることとなり、IF帯放送波信号の入力が再開した場合には、再度同期を取らなくてはならなくなり、信号伝送の復旧に時間がかかっていた。
特開2002−152158号公報
以上のように、従来の放送波中継装置では、放送波中継装置の送信側へのIF帯放送波信号の入力を再開した場合、信号伝送の復旧に時間がかかっていた。
本発明は上記事情によりなされたものであり、その目的は、放送波中継装置の送信側へのIF帯放送波信号の入力を再開した場合に、迅速に信号の伝送を復旧することが可能な放送波中継装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る放送波中継装置は、従属同期方式の放送波中継装置において、入力されたIF(Intermediate Frequency)帯の放送波信号にパイロット信号を付加して送信し、前記IF帯放送波信号の入力停止中は前記パイロット信号のみを送信することを特徴とする。
これにより、上記放送波中継装置は、IF帯放送波信号の入力が停止している間でも、送信側と受信側との間で常に同期が取られるようになる。
本発明によれば、放送波中継装置の送信側へのIF帯放送波信号の入力を再開した場合に、迅速に信号の伝送を復旧することが可能な放送波中継装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る放送波中継装置の実施の形態について詳細に説明する。本実施形態では、送信所間において信号の伝送を行うTTL(Transmitter to Transmitter Link)装置に関して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るTTL装置における送信装置10と受信装置20との機能構成を示すブロック図である。このTTL装置において、送信装置10は、IF帯のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号をSHF(超高周波数)帯の信号に変換し、パイロット信号と共に受信装置20に伝送する。受信装置20は、受信したSHF帯の信号を、この信号と共に得られるパイロット信号に同期した局発信号によりIF帯のOFDM信号に周波数変換して出力する。
上記送信装置10は、ALC(Automatic Level Control)回路11、制御部(CTL)12、パイロット信号生成部(PILOT PLL)13、SHF局発部(SHF PLL)14、分配・合成器(HYB)15、周波数変換器(MIX)16、ALC回路17及び送信アンテナ18を具備する。
ALC回路11は、入力されたOFDM信号をその信号レベルが一定になるように調整して出力するものであり、可変減衰器(VATT)111、増幅器(AMP)112、分岐器(CPL)113、検波器(DET)114及び切換器(SW)115を備える。
可変減衰器111は、切換器115を介して供給される電圧に従って利得を決定し、この利得によりOFDM信号の信号レベルを調整する。
増幅器112は、可変減衰器111から出力されるOFDM信号を増幅して、分岐器113に供給する。
分岐器113は、増幅されたOFDM信号を2系統に分岐し、一方を分配・合成器15に供給し、他方をフィードバック信号として検波器114に供給する。
検波器114は、分岐器113からのフィードバック信号を検波し、この信号の電力に比例した電圧と規定出力に比例した電圧との差に相当する電圧を切換器115に供給する。また、検波器114はフィードバック信号が検波できない場合は、その旨を制御部12に通知する。
切換器115には、検波器114からの電圧及び外部からの固定電圧が導入され、制御部12からの指示に従い、これら電圧のいずれかの電圧の出力を導出するように切り換える。このとき、固定電圧の電圧値は、ALC回路11にOFDM信号が入力されない際に、このALC回路11からの出力信号がノイズにならない程度の利得を決定する値である。
制御部12は、検波器114からのフィードバック信号が検波できないのに応じた通知を受け取った場合、切換器115の出力を固定電圧に切換制御する。
パイロット信号生成部13は、外部から入力される基準周波数信号(10MHz)に同期したパイロット信号を生成し、分配・合成器15に供給する。
SHF局発部14は、外部から入力される基準周波数信号(10MHz)に同期したSHF帯のローカル信号を生成し、周波数変換器16に供給する。
分配・合成器15は、パイロット信号生成部13からパイロット信号を受け取り、ALC回路11からのOFDM信号にこのパイロット信号を合成して周波数変換器16に供給する。
周波数変換器16は、SHF局発部14からのSHF帯のローカル信号を用いて、分配・合成器15からのOFDM信号をSHF帯の信号に変換する。
ALC回路17は、周波数変換器16からSHF帯のOFDM信号を受け取り、その信号レベルを調整することで、送信アンテナ18から出力される信号の信号レベルを一定にするものであり、可変減衰器171、増幅器172、分岐器173及び検波器174を備える。
可変減衰器171は、検波器174から供給される電圧に従って利得を決定し、この利得により周波数変換器16からのOFDM信号の信号レベルを調整する。
増幅器172は、可変減衰器171から出力されたOFDM信号を増幅して、分岐器173に供給する。
分岐器173は、増幅されたOFDM信号を2系統に分岐し、一方を送信アンテナ18から送信し、他方をフィードバック信号として検波器174に供給する。
検波器174は、分岐器173からのフィードバック信号を検波し、この信号の電力に比例した電圧と規定出力に比例した電圧との差に相当する電圧を可変減衰器171に供給する。
上記受信装置20は、受信アンテナ21、増幅器22、周波数変換器23、分配・合成器24、パイロット信号抽出部(PILOT抽出)25及びSHF局発部26を具備する。
送信装置10から送信されたSHF帯の信号は、受信アンテナ21で受信され、増幅器22でその信号レベルが増幅され、周波数変換器23に供給される。
周波数変換器23は、SHF局発部26で生成されたSHF帯のローカル信号を用いて、増幅器22で増幅されたSHF帯のOFDM信号をIF帯の信号に周波数変換する。IF帯のOFDM信号は、分配・合成器15でパイロット信号成分が分配され、後段に出力される。
SHF局発部26には、分配・合成器24及びパイロット信号抽出部25により抽出された受信信号のパイロット信号が導入され、このパイロット信号に同期したSHF帯のローカル信号を生成する。
以下では、上記構成のTTL装置において、送信装置10に対してOFDM信号の入力が停止した場合の動作を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るTTL装置の制御部12の処理フローを示すフローチャートである。
OFDM信号の入力が停止している際、検波器114は、OFDM信号の入力が無いため、制御部12にその旨を通知する。制御部12は、検波器114からの通知があるか否かを判定し(ステップ2a)、通知がある場合(ステップ2aのYes)、切換器115を固定電圧の出力に切換制御して(ステップ2b)、処理を終了する。
この制御部12の切換制御により、切換器115を介して可変減衰器111に固定電圧が供給される。可変減衰器111の利得は、この固定電圧に従って一定値に設定される。これにより、分配・合成器15には、パイロット信号生成部13からのパイロット信号のみが供給されることとなる。
パイロット信号は、分配・合成器15から周波数変換器16に供給され、SHF帯の信号に周波数変換されてALC回路17に供給される。このSHF帯のパイロット信号は、ALC回路11で信号レベルが調整され、送信アンテナ18から送信される。
受信装置20は、送信装置10から送信されたパイロット信号を受信し、SHF局発部26で生成されたSHF帯のローカル信号に基づいて受信されたパイロット信号をIF帯のパイロット信号に変換する。IF帯のパイロット信号は、分配・合成器24で分配されてパイロット信号抽出部25に供給される。このため、分配・合成器15からは放送波信号が出力されることは無い。
以上のように、上記実施形態に係るTTL装置では、IF帯のOFDM信号の入力がない場合、可変減衰器111の利得を固定利得に設定し、ALC回路11からノイズが発生しないようにしている。ALC回路11からノイズが発生しないため、増幅器172を停止しなくてもノイズが受信装置20に送信されることはなくなる。そして、増幅器172を停止しなくてもよいため、送信装置10から受信装置20へは常にパイロット信号が送信されることになる。これにより、受信装置20は、送信装置10へのOFDM信号の入力が停止した場合であっても、送信装置10と常に同期を取ることが可能となる。つまり、IF帯のOFDM信号の供給が再開された場合、ローカルの同期はすでに確立しているため、即座に信号が伝送されることになる。
したがって、本発明に係る放送波中継装置は、放送波中継装置の送信側へのIF帯放送波信号の入力を再開した場合に、迅速に信号の伝送を復旧することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるわけではない。例えば、上記一実施形態では、TTL装置についての例を説明したが、パイロット信号を用いた従属同期方式の装置であるならば、TTL装置以外であっても同様に実施可能である。
さらに、本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係るTTL装置における送信装置と受信装置の機能構成を示すブロック図である。 図1の制御部の処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
10…送信装置
11…ALC回路
111…可変減衰器
112…増幅器
113…分岐器
114…検波器
115…切換器
12…制御部
13…パイロット信号生成部
14…SHF局発部
15…分配・合成器
16…周波数変換器
17…ALC回路
171…可変減衰器
172…増幅器
173…分岐器
174…検波器
18…送信アンテナ
20…受信装置
21…受信アンテナ
22…増幅器
23…周波数変換器
24…分配・合成器
25…パイロット信号抽出部
26…SHF局発部

Claims (3)

  1. 従属同期方式の放送波中継装置において、
    入力されたIF(Intermediate Frequency)帯の放送波信号にパイロット信号を付加して送信し、前記IF帯放送波信号の入力停止中は前記パイロット信号のみを送信することを特徴とする放送波中継装置。
  2. 前記入力されたIF帯放送波信号をその信号レベルが一定になるよう利得調整して出力する第1のレベル自動調整手段と、
    前記第1のレベル自動調整手段から出力されるIF帯放送波信号に前記パイロット信号を付加したのち、RF(Radio Frequency)帯の放送波信号に周波数変換する信号変換手段と、
    前記周波数変換されたRF帯の放送波信号をその信号レベルが一定になるよう調整して出力する第2のレベル自動調整手段と、
    前記第2のレベル自動調整手段から出力されるRF帯放送波信号を外部に送信する送信手段と、
    前記IF帯放送波信号の入力が停止したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段で停止を検知した場合、前記第1のレベル自動調整手段の利得を予め設定された値に固定する制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の放送波中継装置。
  3. TTL(Transmitter to Transmitter Link)中継方式で使用されることを特徴とする請求項1記載の放送波中継装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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