JP2009289509A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明装置の小型化を図ること。
【解決手段】照明装置1は、基体110、複数の発光素子120および透光性材料層130を有している。照明装置1は、複数の発光部材140をさらに有している。複数の発光素子120は、列状に配置されており、基体上110に実装されている。透光性材料層130は、屈折率が異なる複数の副層を含んでおり、互いに交わる方向に設けられた複数の光出口面を有している。透光性材料層130は、複数の発光素子120を覆っている。複数の発光部材140は、蛍光材料を含んでおり、複数の光出口面に設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】照明装置1は、基体110、複数の発光素子120および透光性材料層130を有している。照明装置1は、複数の発光部材140をさらに有している。複数の発光素子120は、列状に配置されており、基体上110に実装されている。透光性材料層130は、屈折率が異なる複数の副層を含んでおり、互いに交わる方向に設けられた複数の光出口面を有している。透光性材料層130は、複数の発光素子120を覆っている。複数の発光部材140は、蛍光材料を含んでおり、複数の光出口面に設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば発光ダイオードなどの発光素子を有する照明装置に関するものである。照明装置は、例えば建物の天井または壁を照らす間接照明として用いられる。
近年、例えば発光ダイオードなどの発光素子を有する照明装置の開発が進められている。このような発光素子を有する照明装置は、例えば居住空間などにおける間接照明として用いられることが期待されている。発光素子を有する照明装置は、従来の光源を有する照明装置に比べて、低消費電力の観点などにおいて着目されている。
特開2003−92006号公報
発光素子を有する照明装置は、従来の光源を有する照明装置に比べて、小型化という観点において期待されている。照明装置は、例えば居住空間における間接照明として用いられる場合に、居住空間における占有率に関して低減させることが求められている。
本発明の一つの態様によれば、照明装置は、基体、複数の発光素子および透光性材料層を有している。照明装置は、複数の発光部材をさらに有している。複数の発光素子は、列状に配置されており、基体上に実装されている。透光性材料層は、屈折率が異なる複数の副層を含んでおり、互いに交わる方向に設けられた複数の光出口面を有している。透光性材料層は、複数の発光素子を覆っている。複数の発光部材は、蛍光材料を含んでおり、複数の光出口面に設けられている。
本発明の一つの態様によれば、照明装置は、屈折率が異なる複数の副層を含む透光性材料層を有している。透光性材料層は、互いに交わる方向に設けられた複数の光出口面を有している。照明装置は、このような構成により、小型化が図られている。
図1に示されているように、本発明の一つの実施形態における照明装置1は、例えば、天井2および壁3を照らすための間接照明として用いられる。照明装置1は、第1の方向および第2の方向へ光を出射する。第2の方向は、第1の方向に交わる方向である。図1において、第1の方向は、仮想のx軸の正方向である。図1において、第2の方向は、仮想のz軸の負方向である。第1の方向に出射された光が、天井2を照らす。第2の方向に出射された光が、壁3を照らす。照明装置1は、白色光を放射する。
図2において、照明装置1は、仮想のxyz空間に設けられている。照明装置1の光出射方向L1は、仮想のx軸の正方向および仮想のz軸の負方向である。照明装置1は、基体110、複数の発光素子120および透光性材料層130を有している。照明装置1は、発光部材140をさらに有している。
図3に示されているように、基体110は、金属材料からなる放熱部材111およびプリント基板112を含んでいる。放熱部材111の材料例は、アルミニウム(Al)である。放熱部材111は、曲面形状を有している。
図2および図3に示されているように、複数の発光素子120は、列状に配置されており、基体110上に実装されている。複数の発光素子120は、プリント基板112上に実装されている。発光素子120は、半導体材料からなる発光ダイオードである。発光素子120は、第1次光を放射する。第1次光は、青色領域または紫外領域に含まれる波長を有している。
図4Aに示されているように、照明装置1の一つの実施形態において、発光素子120は、フリップチップ接続によって、プリント基板112上に実装されている。図4Bに示されているように、照明装置1の他の実施形態において、発光素子120は、複数のボンディングワイヤ150によって、プリント基板112上に実装されている。図4Bに示された実装構造は、いわゆる2−ワイヤ方式である。図4Cに示されているように、照明装置1の他の実施形態において、発光素子120は、1本のボンディングワイヤ150によって、プリント基板112上に実装されている。
図3に示されているように、透光性材料層130は、発光素子120を覆っている。透光性材料層130は、曲面形状を有している。透光性材料層130は、複数の光出口面134を有している。複数の光出口面134は、各々交わる方向に設けられている。複数の光出口面134は、各々発光素子120の光軸120axに交わる方向に設けられている。発光素子120の光軸120axとは、発光素子120の上端方向のことをいう。図3において、光軸方向120axは、仮想のx軸の負方向と仮想のz軸の正方向との間の方向である。複数の光出口面134は、仮想のx軸の正方向および仮想のz軸の負方向に設けられている。
透光性材料層130は、複数の副層131、132および133を含んでいる。複数の副層131、132および133は、異なる屈折率を有している。第1の副層131は、発光素子120を封入している。第2の副層132は、第1の副層131上に設けられている。第2の副層132は、第1の副層131より大きい屈折率を有している。第3の副層133は、第2の副層132上に設けられている。第3の副層133は、第2の副層132より小さい屈折率を有している。透光性材料層130の光出口面134は、第2の副層132の端部である。
透光性材料層130は、光反射面135を有している。光反射面135は、発光素子120の上方に設けられている。発光素子120の上方とは、発光素子120の光軸120axの方向のことをいう。光反射面135は、第2の副層132より屈折率の小さい部分136と第2の副層132との界面である。光反射面135は、光の全反射が生じる。部分136の例は空隙である。
図3に示されているように、発光部材140は、光出口面134に設けられている。発光部材140は、発光素子120から放射された第1次光に応じて第2次光を放射する。発光部材140は、マトリクス材料および蛍光材料を含んでいる。マトリクス材料は、透光性を有している。マトリクス材料の透光性とは、発光素子120から放射された第1次光の波長の少なくとも一部が透過することをいう。マトリクス材料の例は、シリコーン樹脂である。蛍光材料は、発光素子120から放射された第1次光によって励起される。
照明装置1の発光構造が、図5を参照して説明されている。発光素子120から放射された第1次光の一部L120−1は、光反射面135において全反射される。光L120−1は、臨界角以上の角度で光反射面135に入射された場合に全反射される。光反射面135における臨界角θ135は、第2の副層132の屈折率をn132として、部分136の屈折率をn136としたときに、次の式にて表される。
sinθ135=n136/n132
部分136が空隙の場合、屈折率n136は1である。
sinθ135=n136/n132
部分136が空隙の場合、屈折率n136は1である。
光L120−1は、第1の副層131および第2の副層132の界面、または、第2の副層132および第3の副層の界面において全反射される。第1の副層131および第2の副層132の界面における臨界角θ131−132は、次の式によって表される。
sinθ131−132=n131/n132
n131は、第1の副層131の屈折率である。
第2の副層132および第3の副層133の界面における臨界角θ132−133は、次の式によって表される。
sinθ132−133=n133/n132
n133は、第3の副層133の屈折率である。
sinθ131−132=n131/n132
n131は、第1の副層131の屈折率である。
第2の副層132および第3の副層133の界面における臨界角θ132−133は、次の式によって表される。
sinθ132−133=n133/n132
n133は、第3の副層133の屈折率である。
発光素子120から放射された第1次光の他の一部L120−2は、第1の副層131および第2の副層132の界面、または、第2の副層132および第3の副層の界面において全反射される。
光L120−1およびL120−2は、透光性材料層130の光出口面134から放射される。光L120−1およびL120−2は、発光部材140に入射される。発光部材140は、光L120−1およびL120−2によって励起されて第2次光を放射する。
照明装置1は、このような構成によって、例えば居住空間において間接照明として用いられる場合に、小型化の観点に関して改善されている。
照明装置1における放熱構造が、図6を参照して説明されている。照明装置1における放熱経路の一つの例は、放熱部材111から大気中への経路である。照明装置1における放熱経路の他の例は、透光性材料層130の表面から大気中への経路である。照明装置1は、このような構成によって、放熱性の観点に関して改善されている。
照明装置1の一つの実施形態における製造方法が、図7を参照して説明されている。製造段階Aにおいて、複数の発光素子120が、プリント基板112上に実装される。図8に示されているように、製造段階Aにおいて、複数の発光素子120が、列状に配置される。
製造段階Bにおいて、プリント基板112が、放熱部材111上に設けられる。図9に示されているように、プリント基板112は、放熱部材111に埋め込まれる。製造段階Cにおいて、複数の発光素子120が、第1の副層131によって封入される。図10に示されているように、第1の副層131は、放熱部材111およびプリント基板112を覆っている。
製造段階Dにおいて、第2の副層132および第3の副層133が、第1の副層131上に設けられる。図11に示されているように、第2の副層132および第3の副層133は、予め成形された複合体である。発光部材140は、複合体に付着されている。
照明装置1の他の実施形態が、図12を参照して説明されている。他の実施形態において、図3などによって示された実施形態と異なる点は、透光性材料層130の構成である。他の構成は、図3などによって示された実施形態と同様である。
透光性材料層130は、第1の副層131および第2の副層132を含んでいる。第1の副層131は、発光素子120を封入している。
第2の副層132は、第1の部分132−1、第2の部分132−2および第3の部分132−3を含んでいる。第1の部分132−1から第3の部分132−3までの各々の屈折率は、第1の副層131の屈折率より大きい。第1の部分132−1は、第1の副層131より大きい屈折率n132−1を有している。第2の部分132−2は、第1の部分132−1より大きい屈折率n132−2を有している。第3の部分132−3は、第2の部分より大きい屈折率n132−2を有している。
第1の部分132−1から第3の部分132−3までの各々は、発光素子120の光軸120axに近い位置から第1の部分132−1、第2の部分132−2、第3の部分132−3の順で配置されている。すなわち、第1の部分132−1から第3の部分132−3までの各々は、発光素子120から遠ざかるほど屈折率が大きくなるように配置されている。
透光性材料層130は、光出口面134を有している。光出口面134は、発光素子120の光軸120axに交わる方向に配置されている。光出口面134は、第2の副層132の端面である。光出口面134は、第3の部分132−3の表面である。
透光性材料層130は、光反射面135を有している。光反射面135は、発光素子120の上方に設けられている。光反射面135は、第1の部分132−1と大気との界面である。発光素子120から放射された第1次光の一部は、光反射面135において全反射される。発光部材140は、光出口面134に設けられている。
照明装置1の発光構造が、図13を参照して説明されている。発光素子120から放射された第1次光の一部L120−1は、光反射面135において全反射される。光L120−1は、臨界角以上の角度で光反射面135に入射された場合に全反射される。光反射面135における臨界角θ135は、第1の部分132−1の屈折率をn132−1としたときに、次の式にて表される。
sinθ135=1/n132−1
但し、大気の屈折率を1とする。
sinθ135=1/n132−1
但し、大気の屈折率を1とする。
光L120−1は、第1の部分132−1および第2の部分132−2の界面において屈折する。第1の部分132−1および第2の部分132−2の界面において、光L120−1の出射角は入射角より小さくなる。
光L120−1は、第2の部分132−2および第3の部分132−3の界面において屈折する。第2の部分132−2および第3の部分132−3の界面において、光L120−1の出射角は入射角より小さくなる。
光L120−1は、光出口面134から放射される。光L120−1は、発光部材140に入射される。発光部材140は、光L120−1に応じて第2次光を放射する。
照明装置1は、このような構成によって、例えば居住空間において間接照明として用いられる場合に、小型化の観点に関して改善されている。
1 照明装置
110 基体
120 発光素子
130 透光性材料層
140 発光部材
110 基体
120 発光素子
130 透光性材料層
140 発光部材
Claims (6)
- 基体と、
列状に配置されており、前記基体上に実装された複数の発光素子と、
屈折率が異なる複数の副層を含んでおり、互いに交わる方向に設けられた複数の光出口面を有しており、前記複数の発光素子を覆っている透光性材料層と、
蛍光材料を含んでおり、前記複数の光出口面に設けられた複数の発光部材と、
を備えた照明装置。 - 前記複数の副層が、
前記複数の発光素子を封入している第1の副層と、
前記第1の副層より大きい屈折率を有しており、前記第1の副層上に設けられた第2の副層と、
前記第2の副層より小さい屈折率を有しており、前記第2の副層上に設けられた第3の副層と、
を含んでいることを特徴とする請求項1記載の照明装置。 - 前記透光性材料層が、前記複数の発光素子の上方に設けられた光反射面を有していることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
- 前記光反射面が、前記第2の副層と前記第2の副層より小さい屈折率を有する部分との界面であることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
- 前記複数の副層が、
前記複数の発光素子を封入している第1の副層と、
各々が前記第1の副層より大きい屈折率を有する複数の部分を含んでいるとともに、前記第1の副層上に設けられており、前記複数の部分が、前記複数の発光素子から遠ざかるほど屈折率が大きくなるように配置されている第2の副層と、
を含んでいることを特徴とする請求項1記載の照明装置。 - 前記透光性材料層が、前記複数の発光素子の上方に設けられた光反射面を有していることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008138962A JP2009289509A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008138962A JP2009289509A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 照明装置 |
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---|---|
JP2009289509A true JP2009289509A (ja) | 2009-12-10 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008138962A Pending JP2009289509A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 照明装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2337075A2 (en) | 2009-12-21 | 2011-06-22 | Sony Corporation | Solid-state imaging apparatus, method of fabrication and driving method |
JP2012227058A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Kiyohara Optics Inc | 発光素子照明装置 |
-
2008
- 2008-05-28 JP JP2008138962A patent/JP2009289509A/ja active Pending
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EP2337075A2 (en) | 2009-12-21 | 2011-06-22 | Sony Corporation | Solid-state imaging apparatus, method of fabrication and driving method |
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