JP2009158640A - サイドエミッタ型発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光装置の薄型化を図ること。
【解決手段】サイドエミッタ型発光装置1は、発光素子12、透光性層13および発光部材14を有している。透光性層13は、発光素子12を覆っており、第1の界面20−1および第2の界面20−2を有している。第1の界面20−1は、第1の層13−1および第2の層13−2からなる。第2の層13−2は、第1の層13−1上に設けられており、第1の層13−1より屈折率が大きい。第2の界面20−2は、第2の層13−2および第3の層13−3からなる。第3の層13−3は、第2の層13−2上に設けられており、第2の層13−2より屈折率が小さい。発光部材14は、透光性層14の側面13−5を覆っており、蛍光材料を含んでいる。
【選択図】図2
【解決手段】サイドエミッタ型発光装置1は、発光素子12、透光性層13および発光部材14を有している。透光性層13は、発光素子12を覆っており、第1の界面20−1および第2の界面20−2を有している。第1の界面20−1は、第1の層13−1および第2の層13−2からなる。第2の層13−2は、第1の層13−1上に設けられており、第1の層13−1より屈折率が大きい。第2の界面20−2は、第2の層13−2および第3の層13−3からなる。第3の層13−3は、第2の層13−2上に設けられており、第2の層13−2より屈折率が小さい。発光部材14は、透光性層14の側面13−5を覆っており、蛍光材料を含んでいる。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば発光ダイオードなどの発光素子を有するサイドエミッタ型発光装置に関するものである。
例えば、LCDバックライトユニットにおいて、サイドエミッタ型の発光装置が用いられている。このLCDバックライトユニットにおいて、薄型化が求められている。LCDバックライトユニットを薄くするためには、発光装置の薄型化を図る必要がある。
特開2006−339650号公報
サイドエミッタ型の発光装置において、薄型化を図るためには、発光素子から放射された光の反射構造に改良を加える必要がある。
本発明の一つの態様によれば、サイドエミッタ型発光装置は、発光素子、透光性層および発光部材を有している。透光性層は、発光素子を覆っており、第1の界面および第2の界面を有している。第1の界面は、第1の層および第2の層からなる。第2の層は、第1の層上に設けられており、第1の層より屈折率が大きい。第2の界面は、第2の層および第3の層からなる。第3の層は、第2の層上に設けられており、第2の層より屈折率が小さい。発光部材は、透光性層の側面を覆っており、蛍光材料を含んでいる。
本発明の一つの態様によれば、サイドエミッタ型発光装置は、第1の界面および第2の界面を有する透光性層を含んでいることにより、薄型化が図られている。
以下、本発明の実施形態が、図面を参照して説明されている。本実施形態の概念が、図1を参照して説明されている。発光素子11から放射された光の一部L11−1は、第1の界面20−1および第2の界面20−2において全反射されて側方へ進む。第1の界面20−1および第2の界面20−2は、互いに屈折率の異なる材料からなる。
本実施形態の発光装置1が、図2を参照して説明されている。発光装置1は、サイドエミッタ型である。発光装置1は、基体11、発光素子12および透光性層13を有している。発光装置1は、発光部材14および第1の光反射面15をさらに有している。基体11は、絶縁材料からなる。絶縁材料の例は、セラミックスである。
発光素子12は、基体11上に実装されている。発光素子12は、半導体材料からなる発光ダイオードである。発光素子12は、駆動電力によって第1の光を発生する光源である。第1の光は、青色光または紫外光である。発光素子12は、フリップチップ接続によって実装されている。発光素子12の実装構造の他の例は、ワイヤ接続による実装構造である。
透光性層13は、発光素子11を覆っている。透光性層13は、図3に示されたように、第1の界面20−1および第2の界面20−2を有している。第1の界面20−1は、第1の層13−1および第2の層13−2からなる。第2の層13−2は、第1の層13−1上に設けられており、第1の層13−1より屈折率が大きい。第2の界面20−2は、第2の層13−2および第3の層13−3からなる。第3の層13−3は、第2の層13−2上に設けられており、第2の層13−2より屈折率が小さい。透光性層13は、の“透光性”とは、発光素子11から放射された光の波長の少なくとも一部が透過することをいう。透光性層13は、シリコーン樹脂からなる。
発光部材14は、透光性層13の側面13−5を覆っている。発光部材14は、透光性のベース材料および蛍光材料を含んでいる。ベース材料の“透光性”とは、発光素子12から放射された光の波長の少なくとも一部が透過することをいう。ベース材料の例は、シリコーン樹脂である。蛍光材料は、ベース材料内に分散されている。発光部材14は、第1の光に応じて第2の光を放射する。発光部材14は、例えば、赤色光、緑色光および青色光を放射する。第1の光反射面15は、透光性13の上面に形成されている。第1の光反射面15は金属材料からなる。
以下、発光装置1における発光構造が説明されている。図4に示されているように、発光素子12から放射された光の一部L12−1は、第1の界面20−1および第2の界面20−2において全反射されて側方へ進む。光L12−1は、臨界角以上の角度で第1の界面20−1および第2の界面20−2に入射されたときに全反射される。第1の界面20−1における臨界角θ1は、第1の層13−1の屈折率をn1として、第2の層13−2の屈折率をn2とした場合、次の式を満たす。
sinθ1=n1/n2 (但し、n1<n2)
第2の界面20−2における臨界角θ2は、第2の層13−2の屈折率をn2として、第3の層13−3の屈折率をn3とした場合、次の式を満たす。
第2の界面20−2における臨界角θ2は、第2の層13−2の屈折率をn2として、第3の層13−3の屈折率をn3とした場合、次の式を満たす。
sinθ2=n3/n2 (但し、n2>n3)
本実施形態のサイドエミッタ型発光装置1は、第1の界面20−1および第2の界面20−2を有する透光性層13を含んでいることにより、薄型化が図られている。
本実施形態のサイドエミッタ型発光装置1は、第1の界面20−1および第2の界面20−2を有する透光性層13を含んでいることにより、薄型化が図られている。
本発明の他の実施形態が、図5を参照して説明されている。透光性層13は、発光素子12の上方に設けられた第2の光反射面21を有している。第2の光反射面21は、第2の層13−2に設けられている。第2の光反射面21は、透光性層13と透光性層13より屈折率の小さい媒質22との界面である。媒質22は空気である。第2の光反射面21は傾斜している。発光素子12から放射された光の一部L12−2は、第2の光反射面21において全反射されて側方へ進む。光L12−2は、臨界角以上の角度で第2の光反射面に入射されたときに全反射される。第2の光反射面21における臨界角θ21は、第2の層13−2の屈折率をn2として、媒質22の屈折率をn22とした場合、次の式を満たす。
sinθ1=n22/n2 (但し、n22<n2)
発光装置1は、第2の光反射面21を有していることにより薄型化が図られている。
発光装置1は、第2の光反射面21を有していることにより薄型化が図られている。
本発明の他の実施形態が、図6を参照して説明されている。透光性層13は、第3の界面20−3を有している。第3の界面20−3は、第3の層13−3および第4の層13−4からなる。第4の層13−4は、第3の層13−3上に設けられており、第3の層13−3より屈折率が小さい。発光素子12から放射された光の一部L12−3は、第3の界面20−3において全反射される。光L12−3の第3の界面20−3への入射角は、光L12−3の第2の界面20−2への入射角より大きい。光L12−3は、臨界角以上の角度で第3の界面20−3に入射されたときに全反射される。第3の界面における臨界角θ3は、第3の層13−3の屈折率をn3として、第4の層13−4の屈折率をn4とした場合、次の式を満たす。
sinθ3=n4/n3 (但し、n4<n3)
1 発光装置
11 基体
12 発光素子
13 透光性層
14 発光部材
15 第1の光反射面
11 基体
12 発光素子
13 透光性層
14 発光部材
15 第1の光反射面
Claims (7)
- 発光素子と、
前記発光素子を覆っており、第1の層および前記第1の層上に位置しており前記第1の層より屈折率の大きい第2の層の間に設けられている第1の界面と、前記第2の層および前記第2の層上に位置しており前記第2の層より屈折率の小さい第3の層の間に設けられている第2の界面とを有する透光性層と、
前記透光性層の側面を覆っており、蛍光材料を含んでいる発光部材と、
を備えたサイドエミッタ型発光装置。 - 前記透光性層の上面に設けられた第1の光反射面をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載のサイドエミッタ型発光装置。
- 前記透光性層が、前記発光素子の上方に設けられた第2の光反射面を有していることを特徴とする請求項2記載のサイドエミッタ型発光装置。
- 前記第2の光反射面は、前記透光性層と前記透光性層より屈折率の小さい媒質との界面であることを特徴とする請求項3記載のサイドエミッタ型発光装置。
- 前記媒質が空気であることを特徴とする請求項4記載のサイドエミッタ型発光装置。
- 前記第2の光反射面が傾斜していることを特徴とする請求項5記載のサイドエミッタ型発光装置。
- 前記透光性層が、第3の層および第3の層上に設けられており第3の層より屈折率の小さい第4の層からなる第3の界面を有していることを特徴とする請求項1記載のサイドエミッタ型発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007333620A JP2009158640A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | サイドエミッタ型発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007333620A JP2009158640A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | サイドエミッタ型発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009158640A true JP2009158640A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40962355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007333620A Withdrawn JP2009158640A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | サイドエミッタ型発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009158640A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013143430A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Citizen Holdings Co Ltd | 半導体発光装置及びそれを用いた照明装置 |
KR20160034367A (ko) * | 2013-07-22 | 2016-03-29 | 코닌클리케 필립스 엔.브이. | 플립-칩 측면 방출 led |
JP2022087001A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及び面状光源 |
-
2007
- 2007-12-26 JP JP2007333620A patent/JP2009158640A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013143430A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Citizen Holdings Co Ltd | 半導体発光装置及びそれを用いた照明装置 |
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JP2016527723A (ja) * | 2013-07-22 | 2016-09-08 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | フリップチップ型側面発光led |
KR102172934B1 (ko) | 2013-07-22 | 2020-11-03 | 루미리즈 홀딩 비.브이. | 플립-칩 측면 방출 led |
JP2022087001A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及び面状光源 |
JP7285439B2 (ja) | 2020-11-30 | 2023-06-02 | 日亜化学工業株式会社 | 面状光源 |
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