JP2009289422A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Yoichi Kurose
洋一 黒瀬
Takeshi Kitaizumi
武 北泉
Naoaki Ishimaru
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Abstract

【課題】従来の回路制御方式よりも加熱効率の向上を図ることができる誘導加熱装置を提供すること。
【解決手段】一方向のみに電流を流す第1のスイッチング素子と第1のダイオード15の直列接続体と、第2のダイオード16と第3のダイオード14の直列接続体と、2つの直列接続体の両端を互いに接続することにより構成される整流ブリッジ17と、交流電源18と、整流ブリッジにより交流電源を整流した電源から負荷に電力を供給するためのインバータ26と、第1のスイッチング素子および前記インバータを導通制御する制御手段27とを備え、第1のスイッチング素子を制御することにより前記インバータに供給する電源電圧を制御することにより、加熱効率を向上することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱を利用する誘導加熱調理器などの誘導加熱装置の加熱効率の向上手段に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置は加熱電力を調節する方法として、例えば隣接する2つの加熱部を異なる周波数で動作することにより動作周波数の差分のうなり干渉音が発生することのないように、インバータを構成する2つのスイッチング素子を排他的に導通制御するとともに、2つのスイッチング素子の導通比を変化させて電力調節を行うDuty制御をおこなっている(例えば、特許文献1参照)。また、加熱効率を向上させる方法として、例えば電力供給モードでは加熱コイルと共振コンデンサによって決まる共振周波数の近傍でインバータを動作させて加熱効率をよくし、電力休止モードでは全てのスイッチング素子の駆動を停止するようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器の回路図を示すものである。図8は、従来の誘導加熱調理器の動作波形を示す図である。図7に示すように、制御回路9によって発生させたゲート信号を第1のスイッチング素子3と第2のスイッチング素子4に与えると、図8のVce1とVce2のような電圧波形と、Ic1とIc2のような電流波形が得られる。図8(b)高入力の時の動作波形の状態から図8(a)の低入力の時の動作波形の状態にすることにより加熱電力を低下させることができる。つまり、2つのスイッチング素子のDutyを変化することにより加熱電力を制御するようにしている。
図9は、特許文献2に記載された従来の誘導加熱装置の回路図を示すものである。図10は、従来の誘導加熱装置の電圧波形と電流波形を示す図である。図9に示すように、制御回路18によって発生させたゲート信号Vg1〜Vg4を各々のスイッチング素子に与えると、図10の第1のスイッチング素子の電圧波形や第3のスイッチング素子の電圧波形と、Isw1やIsw2のような電流波形が得られるようにして、加熱電力に関わらず力率1の動作となり、その結果、高効率加熱を行うようにしている。
特許第2532565号公報 特開2007−103049号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電力制御を行うと2つのスイッチング素子の動作期間が異なる。その結果、一方のスイッチング素子では導通している電流を遮断する際の電流値が定格時に比べて大きくなるため、導通状態から非導通状態へと遷移する際に発生するターンオフ損失が大きくなり、もう一方のスイッチング素子では導通期間が定格時に比べて長くなるため導通損失が大きくなる。
また、この制御方法ではDutyを50%から遠ざける程、加熱コイルに流れる電流の波形のひずみが大きくなる。その結果、スイッチング素子の駆動周波数のn次倍の高周波電流を余計に流すことになり効率を低下させてしまうという課題があった。
被加熱物が単一で、一定の共振周波数しかもたない負荷を加熱する場合、インバータの動作周波数を負荷の共振周波数の近傍とすることにより定格加熱時の効率を高くすることができる。
しかし、誘導加熱調理器のように使用者が鍋、つまり負荷を変える場合、鍋の種類によって負荷の特性が異なるため、前記特許文献1や前記特許文献2に記載の技術では、加熱可能な全ての鍋を一定の駆動周波数且つDuty50%で定格加熱電力となるようにすることができない。
そのため、鍋の種類に関わらず動作周波数を一定とする場合、動作周波数と共振周波数が異なる鍋では定格加熱時であってもDutyが50%よりも小さい、つまり加熱効率が低い状態で加熱させざるを得ない状態であった。
また、前記特許文献2の構成は、前記特許文献1の課題を解決するものでもあるが、加熱制御を行うためには負荷の共振周波数の識別に対して精度が要求されるため、識別するための回路が複雑になるという課題があった。加えて、瞬時瞬時で最大加熱を行うため、ソフトスタートができずスイッチング素子を破壊してしまう恐れもあった。
前記課題を解決する手段として、電源とインバータとの間に降圧回路を設け、前記降圧回路によりインバータに供給する電源電圧を可変することにより、鍋の種類に左右されることなくインバータは一定の駆動周波数且つDuty50%で定格加熱電力とする方式も考えられるが、部分点数が増加することや、前記降圧回路によるスイッチング損失が発生することなどから製品への応用は容易ではない。
本発明は、前記課題を解決するものであって、従来の回路構成に対して、部品の置き換えで、かつ複雑な制御を必要とすることなく加熱効率の向上を図ることができる誘導加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、一方向のみに電流を流す第1のスイッチング素子と第1のダイオードの直列接続体と、第2のダイオードと第3のダイオードの直列接続体と、2つの直列接続体の両端を互いに接続することにより構成される整流ブリッジと、交流電源と、整流ブリッジにより交流電源を整流した電源から負荷に電力を供給するためのインバータと、第1のスイッチング素子およびインバータを導通制御する制御手段とを備え、第1のスイッチング素子を制御することにより前記インバータに供給する電源電圧を制御するようにしたものである。
一定周波数且つDuty50%でインバータを動作させても、加熱に寄与しない期間を設けることができるため、単位時間当たりの平均電力は定格以下に抑えることができ、従って、電力供給時は設定した加熱電力に関係なくインバータを一定周波数且つDuty50%で動作させることにより、加熱効率の向上を図ることができる。
加熱電力は、第1のスイッチング素子の非導通期間を変化させることにより調節してもよい。
第1のスイッチング素子は、交流電源がゼロクロス点近傍で非導通状態から導通状態へと遷移してもよい。
加熱電力を小さくするときは、交流電源の周期よりも第1のスイッチング素子の動作周期を長くしてもよい。
抵抗率の低い材質を加熱するときは、交流電源の瞬時電圧の絶対値があるしきい値以上のときに前記インバータの駆動を停止してもよい。
加熱電力の制御は、インバータのDuty制御手段や周波数制御手段を併用してもよい。
本発明の誘導加熱装置は、整流ブリッジの一部として接続されたスイッチング素子の導通タイミングを制御することにより、インバータは一定の動作周波数且つDuty50%で定格加熱電力とすることができるため、加熱効率の向上を図ることができる。また、鍋を変えることにより負荷の特性が異なった際にも、同じく一定の動作周波数且つDuty50%で定格加熱電力とすることができるため、加熱効率の向上を図る手段として大いに適する。
第1の発明は、一方向のみに電流を流す第1のスイッチング素子と第1のダイオードの直列接続体と、第2のダイオードと第3のダイオードの直列接続体と、前記2つの直列接続体の両端を互いに接続することにより構成される整流ブリッジと、交流電源と、前記整流ブリッジにより前記交流電源を整流した電源から負荷に電力を供給するためのインバータと、前記第1のスイッチング素子および前記インバータを導通制御する制御手段とを備え、前記第1のスイッチング素子を制御することにより前記インバータに供給する電源電圧を制御するとすることにより、一定周波数且つDuty50%でインバータを動作させても、加熱に寄与しない期間を設けることができるため、単位時間当たりの平均電力は定格以下に抑えることができる。従って、電力供給時は設定した加熱電力に関係なくインバータ26を一定周波数且つDuty50%で動作させることにより、加熱効率の向上を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の加熱電力を前記第1のスイッチング素子の非導通期間を変化させることにより調節するとすることにより、低い加熱電力であってもインバータの動作周波数は共振周波数近傍、且つDuty50%で動作させることができるため、加熱効率の向上を図ることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の第1のスイッチング素子を、前記交流電源がゼロクロス点近傍で非導通状態から導通状態へと遷移するとすることにより、整流ブリッジの出力電圧は、零電圧から電源周波数で徐々に電圧が上昇していくため、インバータ26を構成するスイッチング素子をはじめとする回路構成部品の破壊を防ぐことができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の加熱電力を小さくするときは、前記交流電源の周期よりも前記第1のスイッチング素子の動作周期を長くするとすることにより、IGBT11の導通から非導通へと遷移するとき、導通から非導通状態へと遷移するときの両方において、電源電圧が零付近でスイッチングすることができるため、インバータに用いられているIGBT21およびIGBT22のみならず、整流ブリッジに用いられているIGBT11のスイッチング素子の破壊も抑制することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の加熱電力の制御を、前記インバータのDuty制御手段や周波数制御手段を併用するとすることにより、加熱電力をきめ細かく制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置の回路図を示すものである。
図1において、IGBT11と、IGBT11と直列に接続されたダイオード12からなる一方向のみ電流導通を可能とした第1のスイッチング素子と、第1のダイオード15と、第2のダイオード16と、第3のダイオード14とで構成される整流ブリッジ17と、交流電源18と、LCフィルタ19と、整流ブリッジ17およびLCフィルタ19により交流電源18を整流した電源から鍋20に電力を供給するための、IGBT21およびIGBT22、加熱コイル23、共振コンデンサ24、スナバコンデンサ25からなるインバータ26と、IGBT11、IGBT13、IGBT21およびIGBT22を導通制御する制御手段27とで構成している。
図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置のIGBT11を導通状態と非導通状態に切り替えない場合の整流ブリッジの構成部品であるIGBTのゲート信号と、整流ブリッジの出力電圧、加熱電力の関係を示す図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置のIGBT11を導通状態と非導通状態に切り替える場合の整流ブリッジの構成部品であるIGBTのゲート信号と、整流ブリッジの出力電圧、加熱電力の関係を示す図である。
ここで、電力の変化をわかりやすくするために、インバータ26の動作周波数およびDutyは一定とし、インバータ26の電源電圧と加熱電力は、同一の鍋においては1対1の関係とする。
図3に示すように、あるタイミングでIGBT11を導通状態から非導通状態へと遷移させると、整流ブリッジ17の回路は開放状態となり、整流ブリッジ17の出力電圧は零となる。その結果、インバータ26の動作に関わらず鍋20は加熱されなくなる。
本開発の方式を用いれば、一定周波数且つDuty50%でインバータ26を動作させても、加熱に寄与しない期間を設けることができるため、単位時間当たりの平均電力は定格以下に抑えることができる。従って、電力供給時は設定した加熱電力に関係なくインバータ26を一定周波数且つDuty50%で動作させることにより、加熱効率の向上を図ることができる。
また、従来の方式では、鍋の種類を変えることにより負荷の特性が変化した場合、インバータ26を一定周波数且つDuty50%で動作させると加熱電力が変化してしまい定格加熱電力を一定にすることができなかったが、本開発の方式を用いれば、加熱しやすい特性の鍋を加熱する場合は、加熱に寄与しない期間を長く設けることにより、定格加熱電力を一定にすることができる(図2中のA=図3中のB)。
IGBT11を非導通状態にすることなく、負荷の共振周波数近傍の駆動周波数且つDuty50%でインバータ26を動作させることにより加熱電力が定格となる鍋に比べて、抵抗率が低い鍋20を加熱する場合、定格加熱電力を鍋20に与えるためには回路に流れる電流値が大きくなる。電流が増えると共振によりインバータ26の部品などに印加される電圧も大きくなり、その結果、部品の耐電流や耐電圧を増加させる必要がある。
インバータ26に発生する電圧や電流は、インバータ26に供給される電源電圧に相関があり、電源電圧が高いほど電圧や電流が大きくなる。従って、抵抗率の低い材質を加熱するときは、IGBT11を非導通とするタイミングは交流電源18の瞬時電圧が大きなところとするとともに、IGBTが非導通状態となる電源電圧が負の半波のときはインバータ26を停止することにより、インバータ26に発生する電圧や電流のピーク値を抑え
ることができるため、定格の小さい部品を使用することができ、安価に実現することができる。
さらに、整流ブリッジ内部の第1のIGBT11を設けず、インバータ26の駆動を停止して負荷に供給する電力をオンオフする場合に比べ、IGBT11を設けることによりLCフィルタ19の前段階で電源電圧をオフすることができるため、交流電源18の電圧が高い時点で加熱をスタートする際、インバータ26に印加される電源電圧はLCフィルタ19の時定数で決まる時間で徐々に上昇していくため、その結果、インバータ26のIGBT21やIGBT22がDuty50%の定格出力動作をしていてもソフトスタート動作となり、インバータ26のIGBT21やIGBT22の破壊を防ぐことができる。
さらに、本開発の方式での電力調節は、整流ブリッジ18とインバータ26との間に降圧回路を設ける方式よりも動作周波数が低いため、スイッチング素子での損失を低くすることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の誘導加熱装置の加熱電力の制御手段を示す図であり、IGBT11の非導通期間を調節した図である。
平均電力は単位時間当たりの加熱量であるため、鍋を加熱していない非導通期間を制御(t1→t2など)することにより、加熱電力を調節することができる(図4中のC>図4中のD)。
本開発の方式で電力を調節する場合、低い加熱電力であってもインバータ26の動作周波数は共振周波数近傍、且つDuty50%で動作させることができるため、加熱効率の向上を図ることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱装置の整流ブリッジの構成部品であるIGBT11が非導通期間から導通期間に遷移するタイミングを示す図である。インバータ26は鍋の種類に関わらず一定周波数且つDuty50%近傍で動作しているため、交流電源18の電源電圧が大きい状態でIGBT11を非導通状態から導通状態へと遷移させると、インバータ26に印加される電圧はLCフィルタ19によって少しのソフトスタート効果はあるものの、それでもインバータ26には急激に大電流が流れ、スイッチング素子を破壊してしまう可能性がある。そこで、IGBT11を非導通状態から導通状態へと遷移するタイミングは、交流電源18の電源電圧が零付近とする。
これにより、整流ブリッジ17の出力電圧は、零電圧から電源周波数で徐々に電圧が上昇していくため、インバータ26を構成するスイッチング素子をはじめとする回路構成部品の破壊を防ぐことができる。
図6は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱装置の加熱電力を小さくするときの整流ブリッジ17の構成部品であるIGBTのゲート信号と整流ブリッジの出力電圧の関係を示す図である。
インバータ26に供給する電源電圧が殆ど必要のないときは、交流電源18の電源周期毎にIGBT11を制御する必要がないため、IGBT11の動作周期を交流電源18の電源周期よりも長くすることにより、IGBT11の導通から非導通へと遷移するとき、導通から非導通状態へと遷移するときの両方において、電源電圧が零付近でスイッチングすることができるため、インバータ26に用いられているIGBT21およびIGBT22のみならず、整流ブリッジ17に用いられているIGBT11のスイッチング素子の破
壊も抑制することができる。
また、インバータ26の動作期間中は、交流電源18の電圧と交流電源18から流れる電流の位相差が零となるため、力率が1の状態で動作することにより、高い効率で負荷に電力を供給することができる。
前記実施の形態1および2では、インバータ26内のIGBT21およびIGBT22のDutyは常に50%一定としたが、加熱電力をきめ細かく制御したいときなどは、Duty制御や周波数制御などを併用してもよい。
また、前記実施の形態1および2では、整流ブリッジ17を構成するスイッチング素子としてIGBTを適用した場合を挙げたが、一方向のみに電流を流すように制御することができるスイッチング素子であればどのようなスイッチング素子でも本発明に適用することができるため、例えばサイリスタなど低周波数駆動向きのスイッチング素子やリレーなど機械的なスイッチング素子も適用することができ、スイッチング素子をIGBTのみに限定する必要はない。
さらに、インバータ26の形態はIGBTを2つ用いたSEPP回路を例に挙げたが、これに限るものではない。
例えば、IGBTを1つのみ用いたインバータを電力制御する手段としては周波数制御しかないが、本発明を取り入れることにより、インバータ部はIGBTが1つしか用いられていなくても周波数制御以外の電力制御が可能となるため、隣接するインバータでのうなり干渉音を発生せず、かつ安価でインバータを構成することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、インバータの駆動周波数やDutyを変更することなく、電力を調節することができるため、誘導加熱装置の加熱効率の向上を図る手段として有効である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の回路図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置のIGBT11を導通状態と非導通状態に切り替えない場合の整流ブリッジの構成部品であるIGBTのゲート信号と、整流ブリッジの出力電圧、加熱電力の関係を示す図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置のIGBT11を導通状態と非導通状態に切り替える場合の整流ブリッジの構成部品であるIGBTのゲート信号と、整流ブリッジの出力電圧、加熱電力の関係を示す図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置の加熱電力の制御手段を示す図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置の整流ブリッジの構成部品であるIGBTが非導通期間から導通期間に遷移するタイミングを示す図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置の加熱電力を小さくするときの整流ブリッジの構成部品であるIGBTのゲート信号と整流ブリッジの出力電圧の関係を示す図 従来の誘導加熱調理器の回路図 従来の誘導加熱調理器の動作波形を示す図 従来の誘導加熱装置の回路図 従来の誘導加熱装置の電圧波形と電流波形を示す図
符号の説明
11 IGBT
12 ダイオード
14 第3のダイオード
15 第1のダイオード
16 第2のダイオード
17 整流ブリッジ
18 交流電源
19 LCフィルタ
20 鍋(負荷)
21 IGBT
22 IGBT
23 加熱コイル
24 共振コンデンサ
25 スナバコンデンサ
26 インバータ
27 制御手段

Claims (5)

  1. 一方向のみに電流を流す第1のスイッチング素子と第1のダイオードの直列接続体と、第2のダイオードと第3のダイオードの直列接続体と、前記2つの直列接続体の両端を互いに接続することにより構成される整流ブリッジと、交流電源と、前記整流ブリッジにより前記交流電源を整流した電源から負荷に電力を供給するためのインバータと、前記第1のスイッチング素子および前記インバータを導通制御する制御手段とを備え、前記第1のスイッチング素子を制御することにより前記インバータに供給する電源電圧を制御する誘導加熱装置。
  2. 加熱電力は、前記第1のスイッチング素子の非導通期間を変化させることにより調節する請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記第1のスイッチング素子は、前記交流電源がゼロクロス点近傍で非導通状態から導通状態へと遷移する請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  4. 加熱電力を小さくするときは、前記交流電源の周期よりも前記第1のスイッチング素子の動作周期を長くする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  5. 加熱電力の制御は、前記インバータのDuty制御手段や周波数制御手段を併用する請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
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