JP2009288772A - 光学シート、バックライトユニット及びディスプレイ装置 - Google Patents

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Yuuki Igarashi
友希 五十嵐
Tomoyoshi Kaizuka
朋芳 貝塚
Ritsu Hirata
立 平田
Satoshi Nishizawa
智 西澤
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Abstract

【課題】空間層を保持させたまま、密着性高く、光拡散部材と輝度制御部材を貼り合わせることのできる粘着材層を有する光学シート及びバックライトユニットディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】光を拡散して出射する光拡散部材13と、光の出射方向の輝度を制御する輝度制御部材17と、光拡散部材13と輝度制御部材17とを接合する粘着材層18とを備え、前記光拡散部材13と前記輝度制御部材17との間に空間層28を備え、粘着材層18は、硬さの異なる第1粘着材層18aと第2粘着材層18bとからなり、第1粘着材層18aと第2粘着材層18bの合計の厚さが10μm以上60μm以下である構成にしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学シート及びこれを用いたバックライトユニット並びに当該バックライトユニットを用いたディスプレイ装置に関するものである。
近年、TFT(Thin Film Transistor)型液晶パネルやSTN(Super Twisted Nematic)型液晶パネルを使用した液晶ディスプレイ装置は、主としてOA分野のカラーノートPC(パーソナルコンピュータ)を中心に商品化されている。このような液晶ディスプレイ装置においては、液晶パネルの背面側(観察者と反対の側)に光源を配置し、この光源からの光で液晶パネルを照明する方式、いわゆる、バックライト方式が採用されている。この種のバックライト方式に採用されているバックライトユニットとしては、大別して冷陰極管(CCFT:Cold Cathode Fluorescent Tube)等の光源ランプを、光透過性に優れたアクリル樹脂等からなる平板状の導光板内で多重反射させる「導光板ライトガイド方式」(いわゆる、エッジライト方式)と、導光板を用いずに冷陰極管(CCFT)等の光源ランプからの光で直接照明する「直下型方式」の2種類の方式とがある。
導光板ライトガイド方式のバックライトユニットが搭載された液晶ディスプレイ装置としては、例えば、図10に示すものが一般に知られている。この種の液晶ディスプレイ装置は、表裏両面を偏光板171、173で挟んでなる液晶パネル172が上部に位置して配設され、液晶パネル172の下面側に、略長方形の板状を呈するPMMA(ポリメチルメタクリレート)やアクリル等の透明な基材からなる導光板179が配置されており、この導光板179の上面(光射出側)に拡散フィルム(拡散層)178が設けられている。さらに、導光板179の下面に、導光板179に導入された光を効率よく液晶パネル172に向け均一となるように散乱して反射されるための散乱反射パターン部(図示せず)が印刷などによって設けられると共に、散乱反射パターン部の下方に反射フィルム(反射層)177が設けられている。
また、上記導光板179には、その側端部に光源ランプ176が設けられており、さらに、光源ランプ176の光を効率よく導光板179中に入射させるべく、光源ランプ176の背面側を覆うようにして高反射率のランプリフレクター181が設けられている。上記散乱反射パターン部は、白色である二酸化チタン(TiO2 )粉末を透明な接着剤等の溶液に混合した混合物を、所定パターン、例えばドットパターンにて印刷し乾燥、形成したものであり、導光板179内に入射した光に指向性を付与し、光射出面側へと導くようになっている。これは高輝度化を図るための工夫である。
しかし、これらの液晶ディスプレイ装置では、視野角の制御が拡散フィルム178、182の拡散特性にのみ委ねられており、その制御が難しいという問題があった。例えば、正面方向から見た場合は液晶ディスプレイの表示画面は明るいが、横方向から見た場合には、表示画面が暗くなる場合があった。また、液晶ディスプレイの中心部は明るく、周辺部が暗くなるという問題もあった。このように光の利用効率が悪いという問題があった。
直下型方式のバックライトは、導光板の利用が困難な大型の液晶TVなどのディスプレイ装置に用いられている。直下型バックライト方式のディスプレイ装置としては、図11に示す液晶ディスプレイ装置が一般的に知られている。この液晶ディスプレイ装置は、表裏両面を偏光板171、173に挟んでなる液晶パネル172が上部に位置して配設され、液晶パネル172の下面側に蛍光管等からなる光源151が配置される。さらに、光源151の上面側に拡散フィルム182のような光学シートが設けられている。また、光源151の背面には、光源151から液晶パネル172と反対の方向に向かう光を液晶パネル172側へ反射させるリフレター152が配置されている。よって光源151から射出される光は拡散フィルム182で拡散され、この拡散光を高効率で液晶パネル172の有効表示エリアに集光させる。
しかし、図11に示した液晶ディスプレイ装置では、視野角の制御が拡散フィルム173、182の拡散性のみに委ねられているため、その制御は難しいという問題があった。例えば、液晶表示画面を正面方向から見た場合、その表示画面は明るいが、液晶表示画面を横方向から見た場合には、その表示画面が暗くなる場合がある。また、液晶表示画面の中心部は明るく、周辺部が暗くなるという問題もあった。このように光の利用効率が悪いという問題があった。
そこで、上述の問題を解決する一つの方法として、図12に示すように、米国3M社の登録商標である輝度強調フィルム(Brightness Enhancement Film:BEF)185をバックライト用照明光源190の上方に位置して配置され、さらに、BEF185の上方である光出射面側に図示しない光拡散フィルムを配置する方法が採用されている。BEF185は、図12及び図13に示すように、透明基材186の上面である光出射面に、断面が三角形状の単位プリズム187が一方向に一定のピッチで配列されたフィルムである。この単位プリズム187は光の波長に比較して大きいサイズ(ピッチ)である。BEFは、“軸外(off−axis)”からの光を集光し、この光を視聴者に向けて“軸上(on−axis)”に方向転換(redirect)または“リサイクル(recycle)”する。
輝度強調フィルム185は、ディスプレイ装置の使用時(観察時)に、軸外輝度を低下させることによって軸上輝度を増大させ、ディスプレイ装置の表示品位を向上させる。ここで言う「軸上」とは、視聴者の視覚方向に一致する方向であり、一般的にはディスプレイ画面に対する法線方向である。また、輝度強調フィルム185は、通常、単位プリズムの反復的アレイ構造が1方向のみの配列からなり、その配列方向での方向転換またはリサイクルのみが可能となる。そのため、水平方向及び垂直方向の両方向での表示光の輝度制御を行なうためには、単位プリズム群の配列方向が互いに略直交するように、2枚のBEFシートを重ねて組み合わせて用いる必要がある。
そこで、最近では、光利用効率をアップして高輝度化を図るために、図14に示すように、拡散フィルム178と液晶パネル172との間に、光集光機能を備えたプリズムフィルム(プリズム層)174、175を設けることが提案されている。このプリズムフィルム174、175は導光板179の光射出面から射出され、拡散フィルム178で拡散された光を高効率で液晶パネル172の有効表示エリアに集光させるものである。このようなBEFを採用することにより、ディスプレイ設計者が電力消費を低減しながら所望の軸上輝度を達成することができるようになった。BEFに代表されるプリズムの反復的アレイ構造を有する輝度制御部材をディスプレイ装置に採用した技術は、特許文献1乃至3等において従来から知られている。
特公平1−37801号公報 特開平6−102506号公報 特表平10−506500号公報
しかし、上述する従来の液晶ディスプレイ装置では、輝度強調フィルム185等を少なくとも2枚必要とし、輝度強調フィルム185等の光吸収による光量の低下が大きくなるとともに、部材数の増加によりコストが上昇する問題がある。また、輝度強調フィルム185を用いた場合には、視聴者の視覚方向ではない方向、たとえば、横方向にも光は出射される場合がある。図15は、輝度強調フィルム185を用いて、視覚方向を変えた場合の光強度の分布を示すグラフである。輝度強調フィルム185を用いた光学シートから出射される光は、視聴者の視覚正面方向F(視覚方向0度)で最も光強度が高められるが、±90度近傍にも光強度の小さなサブピーク(サイドローブ:side−lobe)が見られる。つまり、横方向へ無駄に光が出射されている。また、光学シートの軸上輝度のみを過度に向上させた場合、輝度分布の曲線のピーク幅が著しく狭くなり、視域が極端に限定される場合がある。ピーク幅を適度に広げるために、プリズムシートとは別の部材の光拡散フィルムを新たに併用した場合には、部材数が増加し、ディスプレイ装置の組立作業を煩雑にして製造効率を低下させるので好ましくない。また、部材数の増加は、光学シートの間にゴミが入れる可能性が高めるので、特に、小型あるいは薄型のディスプレイ装置において、好ましくない。
そこで、近年では、輝度制御部材と光拡散部材からなるシンプルな構造の光学シートが開発されている。この光学シートでは、輝度制御部材と光拡散部材との間に空間層を設けることにより、±90度近傍にサブピークがない滑らかな輝度分布の光を得ることができ、かつ、視聴者方向の軸上輝度を高めて、光の利用効率を高めることができる。ここで、空間層は光を中央に再度集光して、中心輝度を向上させる重要な役割を担う。具体的には、光拡散部材で拡散された光を樹脂部材と空間層との界面屈折を利用して、中央に再度集光して、中心輝度を向上させる。
このために空間層を安定して保持することが重要であるが、従来の光学シートでは、輝度制御部材と光拡散部材を粘着剤もしくは接着剤(以下、粘着剤等)で貼り合わせており、その粘着剤等の膜厚が厚い場合には、貼り合わせの際に空間層が潰れてしまう場合があった。また、粘着剤等の膜厚を薄くした場合には、密着性が不十分となり、光拡散部材の表面の凹凸形状に起因する浮きが発生する場合があった。さらにまた、柔軟な粘着剤等を用いた場合には、十分な密着性を付与することができたが、高温環境下において、粘着剤等の流動性が高まり、空間層が潰れてしまう問題が発生した。これらの問題に対処するために従来においては、粘着材に微粒子を添加した構成にすることで強度を向上させる方式や、キャリア層と呼ばれる光透過性フィルムの両面にそれぞれ硬さの異なる粘着材層を塗布し多層構成とすることで、空間層の保持が試みられてきた。しかし、いずれの構成においても、コストアップを免れることができなかった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、空間層を保持させたまま、光拡散部材と輝度制御部材とを密着性高く貼り合わせることができる光学シート及びこれを用いたバックライトユニット並びに当該バックライトユニッを具備するディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光学シートであって、入射された光を拡散して拡散光を出射する光拡散部材と、前記拡散光が出射される前記光拡散部材の光出射面側に配置され光の出射方向及び当該出射方向の輝度を制御する輝度制御部材と、前記光拡散部材と前記輝度制御部材とを接合する粘着材層と、前記光拡散部材と前記輝度制御部材との間に形成された空間層とを備え、前記粘着材層は、硬さの異なる第1粘着材層と第2粘着材層とからなり、前記第1粘着材層と第2粘着材層の合計の厚さが10μm以上60μm以下であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光学シートにおいて、前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面に、複数の凸部が形成され、前記複数の凸部の先端と前記粘着材層とが接合されることで前記空間層が前記複数の凸部の間でかつ前記光入射面と前記粘着材層との間に形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の光学シートにおいて、前記光拡散部材の光出射面に複数の凸部が形成され、前記複数の凸部の先端と前記粘着材層とが接合されることで前記空間層が前記複数の凸部の間でかつ前記光出射面と前記粘着材層との間に形成されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3記載の光学シートにおいて、前記第2粘着材層の硬さが前記第1粘着材層よりも柔らかいことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の光学シートにおいて、前記粘着材層の前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2000%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する。
請求項6の発明は、請求項4記載の光学シートにおいて、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第1粘着材層の皮膜伸度が20%より大きく1000%以下であり、引張強度が0.5MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する。
請求項7の発明は、請求項4に記載の光学シートにおいて、前記第1粘着材層の厚さが前記第2粘着材層の厚さより大きいことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項4に記載の光学シートにおいて、前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面の凸部の面積率が5〜10%の時、前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2000%以上2500%以下であり、引張強度が1.2MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する。
請求項9の発明は、請求項4に記載の光学シートにおいて、前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面の凸部の面積率が50〜70%の時、前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2500%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.2MPa以下であることを特徴する。
請求項10の発明はバックライトユニットであって、光源と、前記光源に前記光拡散部材の光出射面と反対の面を光入射面とし、前記光入射面に対向して配置された請求項1乃至7の何れか1項に記載の光学シートを少なくとも備えることを特徴とする。
請求項11の発明は、ディスプレイ装置であって、画素単位での透過/遮光に応じて表示画像を規定する画像表示素子と、前記画像表示素子の背面に、請求項8記載のバックライトユニットを備えることを特徴とする。
本発明によれば、空間層を保持させたまま、光拡散部材と輝度制御部材とを密着性高く貼り合わせることができる光学シート及びこれを用いたバックライトユニット並びに当該バックライトユニッを具備するディスプレイ装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる光学シート及びこれを用いたバックライトユニット並びに当該バックライトユニットを具備する液晶ディスプレイ装置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図に示す各部位の縮尺または比率は実際とは一致しない。また、これに限定されるものでもない。
本発明にかかる光学シート及びこれを用いたバックライトユニットの一実施の形態を示す概略断面図である。 本発明にかかる光学シートの他の実施の形態を示す概略断面図である。 本発明にかかる光学シートの更に他の実施の形態を示す概略断面図である。 本発明にかかる光学シートの他の実施の形態を示す概略断面図である。 本発明にかかる光学シート及びこれを用いたバックライトユニットを具備する液晶ディスプレイ装置の一例を示す概略断面図である。 本発明の実施例における複数種類の硬い粘着材の被膜伸度及び被膜強度を表した図である。 本発明の実施例における複数種類の柔らかい粘着材の被膜伸度及び被膜強度を表した図である。 本発明の実施例における柔らかい粘着材層及び硬い粘着材層の圧痕耐性及び環境試験の結果を示す図である。 本発明の実施例における柔らかい粘着材層及び硬い粘着材層の圧痕耐性及び環境試験の結果を示す図である。 従来における液晶ディスプレイ装置の一例を示す概略断面図である。 従来における液晶ディスプレイ装置の他の例を示す概略断面図である。 従来におけるバックライトユニットの一例を示す概略断面図である。 従来におけるBEFの一例を示す斜視図である。 従来における液晶ディスプレイ装置のさらに他の例を示す概略断面図である。 従来における視覚方向を変えた場合の光強度の分布を示すグラフである。 従来における液晶ディスプレイ装置のエッジライトの例を示す概略断面図である。 従来構成における視覚方向を変えた場合の光強度の分布を示すグラフである。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる光学シート及びこれを用いたバックライトユニットの実施の形態を示す概略断面図である。この図1に示すバックライトユニット40は、光学シート10と、この光学シート10の光入射面10aに対向して配置された直下型の光源20を含んで構成され、光源20の光出射面20aが光学シート10の光入射面10aに対向されている。
光学シート10は、光源20からの光を拡散して拡散光を出射する光拡散部材13と、拡散光が出射される光拡散部材13の光出射面13b側に配置され光の出射方向及び当該出射方向の輝度を制御する輝度制御部材17と、光拡散部材13の光出射面13bに輝度制御部材17の光入射面17a側を接合して光拡散部材13と輝度制御部材17とを一体化する粘着材層18と、光拡散部材13の光出射面13bと輝度制御部材17の光入射面17aとの間に形成された空間層28とを備える。そして、粘着材層18は、硬さ及び厚さの異なる第1粘着材層18aと第2粘着材層18bとから構成されている。また、空間層28内は空気または不活性のガスで満たされている。輝度制御部材17は、その光入射面17aと反対の光出射面である面には半円柱状のシリンドリカルレンズからなる複数の単位レンズ16を一定のピッチに平面方向に配列することにより構成されている。複数の単位レンズ16の表面が光学シート10の光出射面10を構成している。また、空間層28は、輝度制御部材17の光入射面17aの各単位レンズ16の集光部分に位置する箇所に設けられ、各単位レンズ16の非集光部分に位置する箇所には光反射機能を有する複数の凸部14が設けられている。この凸部14はシリンドリカルレンズからなる単位レンズ16の長手方向に延在する帯状を呈している。また、複数の凸部14の先端と粘着材層18の第2粘着材層18bとが接合されることで空間層28が複数の凸部14の間でかつ光入射面17aと第2粘着材層18bとの間に形成される。
なお、凸部14の縦断面形状は長方形状を呈しているが、厚さの薄い粘着材層18bと密着性高く接合できる面を有し、その周囲に空間層28を形成できる形状であれば、どのような形状でも良い。たとえば、半円形状、台形形状などを挙げることができる。
このように構成されたバックライトユニット40において、光源20から出射される光は、その光出射面20bに対し垂直な方向1に出射される平行な光線Pとされている。光源20から出射され、光学シート10の光入射面10aに入射された光は、まず、光拡散部材13の内部で散乱された後、粘着材層18に入射され、次に、粘着材層18の内部で散乱された後、空間層28を透過して、光学シート10の光出射面10bから正面方向Fへ出射される。
輝度制御部材17と光拡散部材13は、図1に示すように、粘着材層18によって接合されており、この粘着材層18は、厚さの薄い粘着材層18bと厚さの厚い粘着材層18aとが積層されて構成されている。この第1及び第2粘着材層18a及び18bの組成物は、たとえば、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ビニル系の樹脂を挙げることができる。粘着材層18によって接合する凸部14および光拡散部材13を構成する樹脂成分を考慮して、密着性が最適となる樹脂を選択する。また、第1及び第2粘着材層18a及び18bは、同じ樹脂をベースに使用する場合、硬さを変えるために硬化剤添加量を変える必要がある。さらに、第1及び第2粘着材層18a及び18bは、粘着付与剤、粘着調整剤などの添加剤を含有させても良い。これらの添加剤を含有させることにより、粘着力を上げ、密着性を向上させることができる。また、第1及び第2粘着材層18a及び18bの積層には、それぞれを別々に塗工したものを貼り合せても、片方の粘着層を作製した上にもう1層を塗工して2層としても良い。
空間層28を保持したい、厚さの薄い粘着材層薄粘着層18bには柔らかい粘着材とすることで、接触面積の小さな凸部14とも十分な密着性を保持することができる。また、光拡散部材13を構成する略平面の基材と貼り合わせる厚さの厚い粘着材層18aには、硬くすることで、圧痕耐性の維持ができ、厚みを厚くすることで密着が向上し、高温環境下での浮き、剥れが発生するのを抑制することができる。
粘着材層18は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムのような芯材が無く、微粒子の入っていない粘着材のみの2層粘着からなることが好ましい。芯材のコストや微粒子のコストを使用しないことで、製造コストを低減することができるためである。第2粘着材層18bは、接触面積の小さな凸部14(光反射部材を兼ねる)と貼り合わせるため、その硬さは柔らかい方が望ましい。硬い場合には追従性が悪く十分な密着が得られにくい。また、第2粘着材層18bの硬さの指標である皮膜強度を引張強度で示したときに、皮膜伸度が2000%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.5MPa以下であることが好ましい。皮膜強度が上記範囲であれば、空間層28の保持をしつつ凸部14との密着性を高く保持することができる。皮膜伸度が2000%を下回ってしまう、または、引張強度が1.5MPaを越えてしまった場合には、凸部14と十分な密着力を得られず、剥れが生じてしまう。そして、皮膜伸度が3000%を上回ってしまう、または、引張強度が1.0MPa未満となった場合には、空間層28を保持できなくなってしまうため好ましくない。
光拡散部材13および輝度制御部材17に用いる材料としては、たとえば、アクリロニトリルポリスチレン共重合体、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン樹脂、フルオレン樹脂、PET、ポリプロピレン等が挙げられ、たとえば、ポリカーボネートの線膨張係数は、6.7×10−5 (cm/cm/℃)であり、PETの線膨張係数は、2.7×10−5 (cm/cm/℃)である。そのため、従来の光学シートにおいて、たとえば、輝度制御部材17としてPETを用い、光拡散部材13としてポリカーボネートを用いた場合には、光拡散部材13の線膨張係数の方が大きいので、光学シートが熱を受けて変形するとき、光拡散部材13側に反りが発生する。その際、第1粘着材層18aの皮膜伸度が20%より大きく1000%以下の範囲内であれば、ある程度の流動性を保持しているので、上記反りを抑制することができる。
拡散層は、ヘイズ値が20%以上であることが好ましい。ヘイズ値が20%未満の場合は、拡散性能が不十分となり、面内輝度の均一性が悪化するため好ましくない。拡散層は、透明樹脂に光拡散領域が分散されて形成されている。透明樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などを用いることができ、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン樹脂、フルオレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン、アクリルニトリルスチレン共重合体、アクリロニトリルポリスチレン共重合体などを用いることができる。
光拡散領域は、光拡散粒子からなることが好ましい。好適な拡散性能を容易に得ることができるためである。光拡散粒子としては、無機酸化物または樹脂からなる透明粒子を用いることができる。無機酸化物からなる透明粒子としては、例えば、シリカ、アルミナなどを用いることができる。また、樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン・ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体)等のフッ素ポリマー粒子、シリコーン樹脂粒子などを用いることができる。また、上述した透明粒子から2種類以上の透明粒子を組み合わせて使用してもよい。さらにまた、透明粒子の大きさ、形状は、特に規定されない。
光拡散領域として光拡散粒子を用いた場合には、光拡散部材の厚さが0.05〜5mmであることが好ましい。光拡散部材の厚みが0.05〜5mmである場合には、最適な拡散性能と輝度を得ることができる。逆に、0.05mm未満の場合には、拡散性能が足りず、5mmを超える場合には、樹脂量が多いため吸収による輝度低下が生じる。なお、透明樹脂として熱可塑性樹脂を用いた場合には、光拡散領域として気泡を用いても良い。すなわち、熱可塑性樹脂の内部に形成された気泡の内部表面が光の乱反射を生じさせ、光拡散粒子を分散させた場合と同等以上の光拡散機能を発現させることができる。そのため、光拡散部材の膜厚をより薄くすることが可能となる。このような光拡散部材として、白色PETや白色PPなどを挙げることができる。白色PETは、PETと相溶性のない樹脂や酸化チタン(TiO2)、硫酸化バリウム(BaSO4)、炭酸カルシウムのようなフィラーをPETに分散させた後、該PETを2軸延伸法で延伸することにより、該フィラーの周りに気泡を発生させて形成する。なお、熱可塑性樹脂からなる光拡散部材は、少なくとも1軸方向に延伸されてなればよい。少なくとも1軸方向に延伸させれば、フィラーの周りに気泡を発生させることができるためである。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン−2,6−ナフレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメタノール共重合ポリエステル樹脂、イソフタル酸共重合ポリエステル樹脂、スポログリコール共重合ポリエステル樹脂、フルオレン共重合ポリエステル樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、脂環式オレフィン共重合樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステルアミド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、シクロオレフィンポリマー、およびこれらを成分とする共重合体、またこれら樹脂の混合物などを用いることができ、特に制限されることはない。光拡散領域として気泡を用いた場合には、光拡散部材の厚さが25〜500μmであることが好ましい。拡散層の厚さが25μm未満の場合には、シートのこしが不足し、製造工程やディスプレイ内でしわを発生しやすくなるので好ましくない。また、拡散基材の厚さが500μmを超える場合には、光学性能についてはとくに問題ないが、剛性が増すためロール状に加工しにくい、スリットが容易にできないなど、従来の拡散板と比較して得られる薄さの利点が少なくなるので好ましくない。
光拡散部材13と接合される第1粘着材層18aは、積層される第2粘着材層18bが空間層28を保持するために、ある程度の硬さが必要となる。これは、圧力が加わった際に、硬い第1粘着材層18aが柔らかいと、そのせん断応力で、積層される柔らかい第2粘着材層18bが空間層28を埋めてしまう。そのため、第1粘着材層18aは第2粘着材層18b層よりもより硬いほうがよく、粘着材層の皮膜伸度が20%より大きく1000%以下であり、引張強度が0.5MPa以上1.5MPa以下であるということが好ましい。皮膜伸度が20%以下、または引張強度1.5MPaを上回ると硬くなりすぎて、光拡散部材と貼り合わせが難しく、また貼り合わせができたとしても高温環境下で剥れが生じてしまうため好ましくない。さらに、皮膜伸度が1000%を上回る、または引張強度が0.5MPaを下回った場合には、垂直方向からの圧力が加わった際に、せん断応力により、積層される第2粘着材層18bが空間層28を埋めてしまうため好ましくない。また、凸部14により空間層28を保持しつつ、高温環境下において、浮き、剥れを生じないためには粘着材層18を形成する第2粘着材層18bの硬さが第1粘着材層18aの硬さより小さいという関係を満たす必要がある。また、第2粘着材層18bの硬さが第1粘着材層18aの硬さより大きくなった場合には空間層、密着力をともに保持することは困難である。
なお、粘着材層18は、その厚みが10μm以上60μm以下であることが好ましい。粘着材層18の厚みが60μmを超える場合には、粘着材層18を形成する際の塗工性が低下するとともに、粘着材層18の流動性が高くなり、空間層28が容易に埋められてしまうおそれがある。また、空間層28が潰れた場合にも、復元機能も著しく低下する。逆に、粘着材層18の厚みが10μm未満の場合には、粘着材層18が有する高温環境下における緩衝材としての機能が失われて、粘着材層18が剥れ易くなるため好ましくない。さらに、光拡散部材13から空間層28に入射された光に屈折効果を発現させるためには、少なくとも空間層28の厚みが10μm必要であるため、粘着材層18の厚みは10μm以上であることが好ましい。
さらに、光拡散部材13の光出射面13bに臨む輝度制御部材17の光入射面17a上の凸部14の面積率が5〜10%の時、第2粘着材層18bが凸部14の先端に接触し、粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、第2粘着材層18bの皮膜伸度が2000%以上2500%以下であり、引張強度が1.2MPa以上1.5MPa以下であることが望ましい。凸部14の面積率が5〜10%の領域において、粘着層18の皮膜伸度が2500%を越え、引張強度が1.2MPaを下回った場合、粘着材の流動性で空間層28が埋まってしまう。
また、光拡散部材13の光出射面13bに臨む輝度制御部材17の光入射面17a上の凸部14の面積率が50〜70%の時、第2粘着材層18bが凸部14の先端に接触し、粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、第2粘着材層18bの皮膜伸度が2500%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.2MPa以下であることが望ましい。凸部14の面積率が50〜70%の領域において、粘着層18の皮膜伸度が2500%未満、引張強度が1.2MPaを上回った場合、粘着材の流動性低下し高温環境下において、粘着材層18の浮き、剥れを生じてしまう。
粘着材層18を形成しない面、つまり、輝度制御部材17の光出射面10bや光拡散部材13の光入射面10aの表面処理方法は特に規定されるものではなく、通常の耐UV処理や帯電防止処理、あるいは別に表面処理層を設けるなどの手法をとることができる。また、第2粘着材層18bを形成する面、つまり凸部14の接合面14aや光拡散部材13の光出射面13bの表面処理方法も特に規定されるものではなく、コロナ処理、プラズマ処理など表層の材質を変化させない処理手法をとることができる。
粘着材層18の具体的な製造方法としては、第1粘着材層18a上に第2粘着材層18bを直接塗布する方式と、第1粘着材層18aを作製した後、第2粘着材層18bを貼り合わせる方式のどちらでも良い。また、直接塗布する場合にはどちらの層を先に塗布しても良い。それぞれ、粘着材層を製造するには、有機溶剤中に、主原料の高分子である粘着材組成物および様々な添加剤を混合撹拌し、架橋剤を混合し、基材に塗布、乾燥を行う。このとき用いる基材は、安価なPETなどの基材に離型処理を施したフィルムを使用してもよい。また、基材への塗布方式、乾燥方式としては特に制限はない。
輝度制御部材17と光拡散部材13の接合では、たとえば、上記のように、粘着材層18をPETなどの基材フィルムに塗工してドライフィルム化した後、そのドライフィルムを光拡散部材13もしくは輝度制御部材17のいずれかに貼着してから、もう一つの部材に貼着する。この際、どちらの部材に先にドライフィルムを貼着するかは問わない。光拡散部材13は、一般的に用いられる光散乱機能を有する部材を使用することができる。たとえば、透明樹脂に透明粒子を分散させた部材などを挙げることができる。また、輝度制御部材17は、内部に入射された光の輝度を制御して出射する部材であって、たえば、正面方向Fの光強度を向上させて出射させることができる。
輝度制御部材17の光出射面10b側には、複数の単位レンズ16が形成されている。これらの単位レンズ16は、たとえば、押出し成形法を用いて形成することができる。あるいは、PET等の基材上に熱可塑性樹脂またはUV硬化性樹脂を用いて成形して形成することができる。図1に示す単位レンズ16の形状は、シリンドリカルとされているが、他の形状であっても良い。たとえば、四角錘、球面、プリズムなどを挙げることができる。また、単位レンズ16のピッチは同ピッチにしても、ランダムピッチにしても良い。輝度制御部材17の成形材料としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、アクリルニトリルスチレン共重合体、アクリロニトリルポリスチレン共重合体などを用いて、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって光偏向要素28を形成することもできる。
輝度制御部材17の光入射面17aには、複数の光反射性部材を兼ねた凸部14が形成されており、この凸部14の周囲が空間層28とされている。凸部14は、たとえば、酸化チタン(TiO2 )などの金属酸化物を、スパッタ法などのドライプロセスあるいは酸化チタンゲルの印刷などによるウェットプロセスを用いて形成することができる。この金属酸化物が光反射性部材となる。
図1に示すように、光源20から出射された光Pは、光学シート10の光入射面10aへ入射される。次に、光拡散部材13の内部で散乱され、さらに、粘着材層18の内部で散乱される。さらに、この散乱光の一部は、凸部14の周囲の空間層28を透過して、単位レンズ16から正面方向Fへ出射される。この出射光の輝度が制御される構成とされている。
なお、凸部14の周囲の空間層28を通過しない光、すなわち、光反射部となる凸部14の接合面14aによって反射された光は、粘着材層18側に一旦戻るが、粘着材層18および光拡散部材13において再び散乱される。この散乱光の一部は、再び凸部14の周囲の空間層28を透過して、単位レンズ16から正面方向Fへ出射される。ここで、凸部14の周囲の空間層28を透過しない光は、上記工程を繰り返し、大部分がいずれは正面方向Fへ出射される。なお、光源20の周囲に反射板を設けることにより、全ての光を正面方向Fへ出射させる構成とすることもできる。
本実施の形態1に示す光学シート10においては、粘着材層18が柔らかい第2粘着材層18bと硬い第2粘着材層18aから構成されているので、光拡散部材13と輝度制御部材17との間の空間層28を潰さずに安定して保持することができ、輝度制御を安定して行うことができる。また、本実施の形態1に示す光学シート10においては、粘着材層18が柔らかい第2粘着材層18bと硬い第2粘着材層18aから構成されているので、高温環境下においても光拡散部材13と輝度制御部材17の線膨張係数の違いによる反りの発生を、両粘着材層の緩衝作用で抑制することができ、光拡散部材13と輝度制御部材17との間の空間層28を潰さずに安定して保持することができ、輝度制御を安定して行うことができる。
本実施の形態1に示す光学シート10は、粘着材層18の厚みが10μm以上60μm以下である構成にしたので、光拡散部材13と輝度制御部材17の間の密着性を高く保持することができるとともに、光拡散部材13と輝度制御部材17との間の空間層28を潰さずに安定して保持することができ、輝度制御を安定して行うことができる。また、本実施の形態1に示す光学シート10は、輝度制御部材17の光入射面17aに複数の凸部14が形成されており、この凸部14の接合面14aと第2粘着材層18bとが接合されており、凸部14の周囲が空間層28とされる構成にしたので、入射された光に空間層28で屈折効果を付与し、輝度制御を安定して行うことができる。また、本実施の形態1に示す光学シート10は、空間層28を透過しなかった光を光反射部となる凸部14で反射させて、粘着材層18および光拡散部材13に戻し、粘着材層18または光拡散部材13で光拡散させた後、正面方向Fへ光を出射させる工程を繰り返す構成にしたので、光を有効に活用して、光の輝度を制御することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明にかかる光学シートの他の実施の形態を示す概略断面図である。この図2に示す光学シート10は、図1に示す場合と同様に、入射される光を拡散して拡散光を出射する光拡散部材13と、光拡散部材13の光出射面13b側に配置され光拡散部材13から出射される光の出射方向及び当該出射方向の輝度を制御する輝度制御部材17と、光拡散部材13の光出射面13bに輝度制御部材17の光入射面17a側を接合して光拡散部材13と輝度制御部材17とを一体化する粘着材層18とを備え、この粘着材層18は、図1に示す場合と同様に硬さ及び厚さの異なる第1粘着材層18aと第2粘着材層18bとから構成されている。そして、この実施の形態2において、上記実施の形態1と異なる点は、輝度制御部材17の光入射面17aの各単位レンズ16の非集光部分に位置する箇所には凸部14が輝度制御部材17の成形時に輝度制御部材17と同一の材料で一体的に形成されるところにある。また、各凸部14の先端である接合面14aが粘着材層18の第2粘着材層18bに接着される。さらに、各単位レンズ16の非集光部分に位置する箇所であって、複数の凸部14の間でかつ光入射面17aと第2粘着材層18bとの間には複数の空間層28が形成されている。なお、この場合、各凸部14の接合面14aに光反射性部材を形成してもよい。
このような本実施の形態2に示す光学シート10においても、輝度制御部材17の光入射面17aには、複数の凸部14が形成され、凸部14の周囲が空間層28とされているので、上記実施の形態1と同様に、空間層28を介して、光を透過させることができる。また、複数の凸部14の接合面14aで、粘着材層18及び光拡散部材13の内部に光を反射させることができる。また、この接合面14aに光反射性部材を形成することにより、より効果的に光を反射させることができる。
本実施の形態2に示す凸部14は、輝度制御部材17の光入射面17aを凹凸形状に機械的、化学的もしくは化学機械的に加工して形成する。また、輝度制御部材17を押出し成形する際に、輝度制御部材17の一面に、型を押し付けて付与して、凸部14を形成しても良い。このとき、光学シート10の光出射面10bにも、シリンドリカルレンズの型を押し付けることにより、シリンドリカルレンズからなる単位レンズ16を同時に形成することができる。さらにまた、熱可塑性樹脂やUV硬化性樹脂を基材に塗布した後、型を押し付けて凸部14を形成する方法などがある。熱可塑性樹脂やUV硬化性樹脂としては、ポリカーボネート、アクリル、ポリプロピレン、シクロオレフィンポリマーなどを挙げることができる。凸部14の接合面14aに光反射性部材を形成する場合は、凸部14を形成した後、塗工あるいは転写により形成することができる。また、上記押出し成形の際に、樹脂中に金属酸化物などを分散混合させて、光反射性部材を形成することもできる。さらにまた、押出し成形後に、凸部14に塗工あるいは転写により光反射性部材を形成することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明にかかる光学シートの更に他の実施の形態を示す概略断面図である。この図3に示す光学シート10は、図1に示す場合と同様な構成要素からなる光拡散部材13、複数の単位レンズ16を有する輝度制御部材17、第1粘着材層18aと第2粘着材層18bからなる粘着材層18とを備える。そして、本実施の形態3において、上記実施の形態1と異なる点は、光拡散部材13の輝度制御部材17と反対の面である光入射面13aに、上記輝度制御部材17と別構造の輝度制御部材22が粘着材層15を介して接着されたところにある。輝度制御部材22は、輝度制御部材22の光拡散部材13と反対の面に一定のピッチで配列して設けられたリンドリカルレンズからなる複数の単位レンズ22aを有し、輝度制御部材22に入射される光りの輝度を制御して、光拡散部材13に向け出射するようになっている。
このような本実施の形態3に示す光学シートにおいては、上記実施の形態1に示た場合と同様な効果が得られるほか、光拡散部材13の光入射面13bに輝度制御部材22を設けることにより、光源からの光を更に有効に利用でき、かつ輝度制御を安定して行うことができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明にかかる光学シートの更に他の実施の形態を示す概略断面図である。この図4に示す光学シート10は、図1に示す場合と同様な構成要素からなる光拡散部材13、複数の単位レンズ16を有する輝度制御部材17、第1粘着材層18aと第2粘着材層18bからなる粘着材層18とを備える。そして、本実施の形態4において、上記実施の形態1と異なる点は、輝度制御部材17の光入射面17aと粘着材層18の第1粘着材層18aとを接着し、光拡散部材13を、その光出射面13bに設けた複数の凸部14を介して粘着材層18の第2粘着材層18bに接着したところにある。また、各単位レンズ16の非集光部分に位置する箇所であって、複数の凸部14の間でかつ光入射面17aと第2粘着材層18bとの間には複数の空間層28が形成されている。なお、この場合、各凸部14の接合面14aに光反射性部材を形成してもよい。凸部14の断面形状は半楕円形状とされている。
このような本実施の形態4に示す光学シート10においても、光拡散部材13の光出射面13bに複数の凸部14が形成され、凸部14の周囲が空間層28とされているので、上記実施の形態1と同様に、空間層28を介して、光を透過させることができる。また、複数の凸部14の接合面14aに光反射性部材を形成することにより、粘着材層18及び光拡散部材13の内部に光を反射させることができる。また、本実施の形態4に示す光学シート10は、光拡散部材13の光出射面13bに複数の凸部14が形成され、この凸部14の接合面14aと第2粘着材層18bとが接合され、さらに、凸部14の周囲に空間層28が形成されているので、入射された光に空間層28で屈折効果を付与し、輝度制御を安定して行うことができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明にかかる光学シートの更に他の実施の形態を示す概略断面図である。この図5に示す光学シート10は、図1に示す場合と同様な構成要素からなる光拡散部材13、複数の単位レンズ16を有する輝度制御部材17、第1粘着材層18aと第2粘着材層18bからなる粘着材層18とを備える。そして、本実施の形態5において、上記実施の形態2と異なる点は、輝度制御部材17の光入射面17a上の複数の凸部14の面積率が5〜10%の範囲で粘着材層18の第1粘着材層18aとを接着し、光拡散部材13を、その光出射面13bに設けた複数の凸部14を介して粘着材層18の第2粘着材層18bに接着したところにある。なお、この場合、各凸部14の断面形状は半円、半楕円、四角形状のいずれの形状でも制限はない。
このような本実施の形態5に示す光学シート10においても、輝度制御部材17の光入射面17aには、複数の凸部14が形成され、凸部14の周囲が空間層28とされているので、上記実施の形態1と同様に、空間層28を介して、光を透過させることができる。また、複数の凸部14の面積率が5〜10%と少ない接合面積でも、十分な粘着材層18の密着が得られ、かつ空気層28を保持出来るため、高温環境下においても剥れや空気層埋まりが生じることが無い。
(実施の形態6)
図6は、本発明にかかる光学シートの更に他の実施の形態を示す概略断面図である。この図6に示す光学シート10は、図1に示す場合と同様な構成要素からなる光拡散部材13、複数の単位レンズ16を有する輝度制御部材17、第1粘着材層18aと第2粘着材層18bからなる粘着材層18とを備える。そして、本実施の形態6において、上記実施の形態2と異なる点は、輝度制御部材17の光入射面17a上の複数の凸部14の面積率が50〜70%の範囲で粘着材層18の第1粘着材層18aとを接着し、光拡散部材13を、その光出射面13bに設けた複数の凸部14を介して粘着材層18の第2粘着材層18bに接着したところにある。なお、この場合、各凸部14の断面形状は半円、半楕円、四角形状のいずれの形状でも制限はない。
このような本実施の形態6に示す光学シート10においても、輝度制御部材17の光入射面17aには、複数の凸部14が形成され、凸部14の周囲が空間層28とされているので、上記実施の形態1と同様に、空間層28を介して、光を透過させることができる。また、複数の凸部14の面積率が50〜70%と多い接合面積でも、かつ空気層28の保持と密着力を両立出来る。
(実施の形態7)
図7は、本発明にかかる光学シート及び該光学シートを用いたバックライトユニットを具備する液晶ディスプレイ装置の実施の形態を示す概略断面図である。本実施の形態7に示す液晶ディスプレイ装置50は、透過型の液晶パネル(特許請求の範囲に記載した画像表示素子に相当する)45と、この液晶パネル45の光入射面45aに臨ませて配置されたディスプレイ用のバックライトユニット40を備える。バックライトユニット40は、図1に示す場合と同様に構成された光学シート10及び光学シート10の光入射面10aに対向しては位置された光源20を備える。そして、バックライトユニット40の光出射面10bに透過型液晶パネル45が相対向して配置されている。
このような液晶ディスプレイ装置50において、光源20からの光は光学シート10に入射され、光学シート10で正面方向Fの光強度を高めるように輝度が制御された後、その制御された光は液晶パネル45の光入射面45aに入射され、液晶パネル45の光出射面45bから出射される。これにより、正面方向Fの観察者に液晶パネル部45で示した情報を伝達する。
本実施の形態7に示すバックライトユニット40は、光学シート10と光源20とを有する構成であるから、高温環境下においても、バックライトユニット40の輝度制御部材17と光拡散部材13との間に設けられた空間層28を潰さずに安定して保持することができ、バックライトユニット40の輝度特性を安定して制御することができる。また、本実施の形態5に示す液晶ディスプレイ装置50は、バックライトユニット40と液晶パネル45とを有する構成であるので、高温環境下においても、バックライトユニット40の輝度制御特性を安定して制御することができ、液晶ディスプレイ装置50の輝度特性を安定して制御することができる。
以下、本発明を実施例について具体的に説明する。しかし、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
柔らかい第2粘着材層と硬い第1粘着材層の皮膜伸度及び皮膜強度を図8に示すように設定して積層した2層の粘着材層を用いて、光学シートを作製し、その環境試験特性について評価した。
(試験例1)
<粘着材の作製>
まず、アクリル酸エステル共重合物とメタクリル酸エステル共重合物の混合物からなる粘着材組成物を酢酸エチルとトルエン1:1の有機溶剤に溶かして、図8に示すAの粘着材溶液を調整した。これを、PETフィルムに塗布して、膜厚16μmの粘着材層を形成し、さらにその粘着材層の上に、異なる配合のアクリル酸エステル共重合物とメタクリル酸エステル共重合物の混合物からなる粘着材組成物を酢酸エチルとトルエン1:1の有機溶剤に溶かして、図9の丸1に示す粘着材溶液を塗布し、乾燥させて総厚20μmとし、図10の試験例1の2層の粘着材層とした。得られた粘着材層の引張強度試験から皮膜伸度と皮膜強度の数値を次のようにして測定した。
<引張強度試験>
引張試験機は、JIS B 7721に規定する引張試験機又は、これと同等の引張試験機を用いた。試験サンプルは、幅5mm、厚さは粘着材層を積層させ150μmとし、長さ30mmにて測定を行なった。試験方法は、300mm/minの速さで引っ張り、試験片が切断するまでの荷重及び伸びを測定した。
<皮膜伸度、引張強度>
皮膜伸度は破断するまでの伸び率(%)とし、引張強度は、破断するのに要した断面積当たりの応力(MPa)とした。
(光学シートの作製)
まず、一面側にシリンドリカルレンズを形成し、他面側に高さ10μm幅60μmの酸化チタンからなる反射層(凸部)を形成したレンズシートを用意した。また、ポリスチレンを材質とする厚さ2mmの拡散板を用意した。次に、試験例1の粘着材の一面をレンズシートに形成された反射層の一面に接着して、レンズシートと試験例1の粘着材を貼り合せた。次に、試験例1の粘着材のPETフィルム(離型フィルム)を剥がして、この面に拡散板を貼り合せて、レンズシートと拡散板を粘着材層で貼り合せた試験例1の光学シートを作製した。
(試験例2〜16)
次に、皮膜伸度、引張強度の異なる粘着材層を組み合わせて調整したほかは試験例1と同様にして、図10に示すような組み合わせで図10の試験例2〜18の光学シートを作製した。試験例1〜18の光学シートについて、圧痕耐性、環境試験特性について評価した結果を図10に示す。
この図10から明らかなように、圧痕耐性は、光学シート作製時の拡散板貼り合わせの際のラミネート工程(線圧10kgf/cm)で空間層に潰れが生じたかどうかをバックライト点灯による透過光を用いて、目視にて評価した。異常の見られなかったものを丸印で示すように「良」と評価し、異常の見られたものを×印で示すように「不良」と評価した。この時の環境試験特性は、光学シートを温度60℃湿度95%、温度90℃の環境に500時間保持した後にバックライト用光源の点灯による透過光を用いて、目視にて評価した。また、前記目視評価は、空間層潰れが生じたかという点と、レンズシートと拡散板の剥がれが発生かという点の2点について評価を行った。異常の見られなかったものを丸印で示すように「良」と評価し、異常の見られたものを×印で示すように「不良」と評価した。以上の評価結果を図10にまとめ示した。
柔らかい第2粘着材層の皮膜伸度が3000%より大きく、引張強度が1.0MPa未満の粘着材層を使用したときには、凸部と接する粘着材層の流動性が高いため、圧痕耐性が弱く空間層が潰れてしまった。また、環境試験においても剥れは生じにくかったが、やはり空間層が潰れてしまった。伸度が2000%よりも小さく、引張強度が1.5MPaを越えてしまうと、高温下の環境試験で柔軟性がなくなり剥れが生じてしまった。一方、硬い第1粘着材層の皮膜伸度が20%以下の粘着材層を使用したときには、タック性が無くなってしまい凸部との十分な密着力が得られず、貼り合わせができなかった。また、貼り合わせが出来ても、環境試験にて剥れが生じてしまった。皮膜伸度が1000%より大きいまたは、引張強度が0.5MPaを下回ってしまった場合には圧痕耐性が著しく低下し、ラミネート時に空間層が潰れてしまった。さらに、高温での環境試験においても、流動性が増し、空間層を埋まってしまった。
(試験例19〜26)
試験例1と同様にして、硬い粘着材層を図8のCと柔らかい第2粘着材層を図9の丸4とで膜厚の組み合わせを変えた粘着材層で光学シートを作製した。試験例19〜26の光学シートについて、圧痕耐性、環境試験特性について評価した結果を図11に示す。図11から明らかなように、柔らかい第2粘着材層≧硬い第1粘着材層との厚みが同じになると、圧痕耐性が低下し空間層を保持出来なくなり、環境試験においても剥れが生じてしまった。また、総厚が10μm未満では環境試験にて剥れが生じ、60μmを越えると粘着材層が流動して、空間層を保持することが困難になった。
10…光学シート、10a…光入射面、10b…光出射面、13…光拡散部材、13b…光出射面、14…凸部、14a…接合面、15…粘着材層、16…単位レンズ、17…輝度制御部材、17a…光入射面、18…粘着材層、18a…第1粘着材層、18b…第2粘着材層、20…光源、28…空間層、40…バックライトユニット、45…液晶パネル、45a…光入射面、45b…光出射面、50…液晶ディスプレイ装置。

Claims (11)

  1. 入射された光を拡散して拡散光を出射する光拡散部材と、前記拡散光が出射される前記光拡散部材の光出射面側に配置され光の出射方向及び当該出射方向の輝度を制御する輝度制御部材と、前記光拡散部材と前記輝度制御部材とを接合する粘着材層と、前記光拡散部材と前記輝度制御部材との間に形成された空間層とを備え、前記粘着材層は、硬さの異なる第1粘着材層と第2粘着材層とからなり、前記第1粘着材層と第2粘着材層の合計の厚さが10μm以上60μm以下である、ことを特徴とする光学シート。
  2. 前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面に、複数の凸部が形成され、前記複数の凸部の先端と前記粘着材層とが接合されることで前記空間層が前記複数の凸部の間でかつ前記光入射面と前記粘着材層との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記光拡散部材の光出射面に複数の凸部が形成され、前記複数の凸部の先端と前記粘着材層とが接合されることで前記空間層が前記複数の凸部の間でかつ前記光出射面と前記粘着材層との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  4. 前記第2粘着材層の硬さが前記第1粘着材層よりも柔らかいことを特徴とする請求項2または3記載の光学シート。
  5. 前記粘着材層の前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2000%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する請求項4記載の光学シート。
  6. 前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第1粘着材層の皮膜伸度が20%より大きく1000%以下であり、引張強度が0.5MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する請求項4記載の光学シート。
  7. 前記第1粘着材層の厚さが前記第2粘着材層の厚さより大きいことを特徴とする請求項4に記載の光学シート。
  8. 前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面の凸部の面積率が5〜10%の時、前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2000%以上2500%以下であり、引張強度が1.2MPa以上1.5MPa以下であることを特徴する請求項4記載の光学シート。
  9. 前記光拡散部材の光出射面に臨む前記輝度制御部材の光入射面の凸部の面積率が50〜70%の時、前記第2粘着材層が前記凸部の先端に接触し、前記粘着材層の皮膜強度を引張強度で示したときに、前記第2粘着材層の皮膜伸度が2500%以上3000%以下であり、引張強度が1.0MPa以上1.2MPa以下であることを特徴する請求項4記載の光学シート。
  10. 光源と、前記光源に前記光拡散部材の光出射面と反対の面を光入射面とし、前記光入射面に対向して配置された請求項1乃至7の何れか1項に記載の光学シートを少なくとも備える、ことを特徴とするバックライトユニット。
  11. 画素単位での透過/遮光に応じて表示画像を規定する画像表示素子と、前記画像表示素子の背面に、請求項8記載のバックライトユニットを備えることを特徴とするディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101744136B1 (ko) * 2016-05-25 2017-06-07 송순영 롤 형 클리너 제조 방법
JP2020035738A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 隆達電子股▲ふん▼有限公司 発光装置及びバックライトモジュール

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