JP2009288507A - 画像表示装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像を順次切り替え表示する場合、表示に適さない画像が不用意に表示されてしまうことを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】表示部8に複数の画像を順次切り替え表示させる場合(スライドショー表示を行う場合)に、切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識する毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別し、非表示と判別された表示対象画像に対してはその表示をスキップする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の画像を順次切り替えて表示する画像表示装置及びプログラムに関する。
一般に、画像表示装置としての携帯電話に備えられているアドレス帳にあっては、複数のアドレス情報を記憶することができるが、その相手毎にシークレットモードを設定できるようにした技術が存在している(特許文献1参照)。このようなシークレット設定されている相手に対しては、アドレス帳の閲覧時には当該アドレス情報を非表示とすることができ、その人の秘密を守ることが可能となる。
特開2005−198170号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、シークレット対象がアドレス帳に登録されているアドレス情報を対象にしたものであるため、例えば、カメラ機能で各種の写真撮影を行った場合、その撮影画像の中にアドレス帳ではシークレット対象となっている相手の写真が含まれていても、他の画像と同様に保存されてしまったり、自由に閲覧されてしまったりして、その相手の秘密を守ることが困難になる可能性があった。このような場合に、秘密にしたい相手を含む画像を撮影したときには、ユーザ操作によってその撮影画像を個別に秘密用のフォルダに保管したり、その撮影画像に非表示の属性を設定したりするなどの煩雑な作業をユーザ自身が行わなければならなかった。
また、同様のことはシークレット設定のみではなく、アドレス帳内においてアドレス情報にグループ属性を設定する場合でも言える。すなわち、家族を撮影した撮影画像であれば、かなりプライベートな撮影画像になる可能性があるため、できればオープンにしたくない場合もあり得るが、従来にあっては、その撮影画像に対する扱いはユーザ操作によって個別に設定しなければならなかった。
この発明の課題は、複数の画像を順次切り替え表示する場合、表示に適さない画像が不用意に表示されてしまうことを効果的に防止できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、複数の画像を順次切り替えて表示する画像表示装置であって、前記切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識する画像認識手段と、この画像認識手段によって画像認識される毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップする表示制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項1記載に従属する発明として、複数の相手毎にそのアドレス情報とその顔画像が登録されているアドレス帳を更に備え、前記画像認識手段は、表示対象画像内から顔部分を検出してその顔画像を認識し、前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された顔画像が前記アドレス帳に登録されている場合に、その相手のアドレス情報に対応して予め設定されている設定情報を参照して、当該顔画像を含む表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項2記載に従属する発明として、前記設定情報は、それに対応する前記アドレス情報を秘密にするか否かを示すシークレット設定情報であり、前記判別手段は、前記シークレット設定情報によって秘密にすることが指定されていれば、当該シークレット設定情報に対応する表示対象画像を非表示と判別する、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項3記載に従属する発明として、画像の表示を抑制する表示制御モードを有し、前記表示制御モードに設定されている場合に、前記判別手段は、前記画像認識手段による画像認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項2記載に従属する発明として、前記設定情報は、それに対応する前記アドレス情報である相手が属するグループ属性を示す情報であり、前記判別手段は、前記グループ属性に応じて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項5記載に従属する発明として、前記判別手段は、前記グループ属性がプライベート属性であれば、当該表示対象画像を非表示として判別する、ようにしたことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1記載に従属する発明として、前記画像認識手段は、表示対象画像内から特定部分を抽出して当該特定部分の画像内容を認識し、前記判別手段は、前記画像認識手段による認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1記載に従属する発明として、表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための画像特性条件が記憶されている状態において、前記画像認識手段は、表示対象画像の画像特性を認識し、前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された画像特性と前記画像特性条件とが合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1記載に従属する発明として、現在の環境を取得する環境取得手段と、この環境取得手段によって取得された現在環境が特定の環境にあるか否かを判定するための環境条件を記憶する環境条件記憶手段と、を更に備え、前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、前記画像認識手段は画像認識を開始する、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
請求項9記載に従属する発明として、前記環境条件に対応付けて、表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための画像特性条件を記憶する特性条件記憶手段を更に備え、前記画像認識手段は、前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、表示対象画像の画像特性を認識する画像認識を開始し、前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された画像特性が当該環境条件に対応する前記画像特性条件に合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別する、ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項9記載に従属する発明として、前記環境条件に対応付けて、表示対象画像が格納されている格納先を記憶する格納先記憶手段と、前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、この環境条件に対応する前記格納先に記憶されている画像を前記表示対象画像として選択する表示対象画像選択手段と、を更に備える、ようにしたことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、コンピュータに対して、切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識するステップと、前記画像認識される毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別するステップと、非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップするステップと、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
この発明によれば、複数の画像を順次切り替え表示する場合に、表示に適さない画像が不用意に表示されてしまうことを効果的に防止することができ、特別なユーザ操作を行うことなく、表示に適した画像を対象とした切り替え表示が可能となる。
(実施形態1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
この実施形態は、画像表示装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、カメラ機能のほか、スライドショー表示機能が備えられている。このスライドショー表示機能は、複数の表示対象画像(例えば、撮影画像)を順次切り替えて表示させる画像表示機能である。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部2は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図5に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、撮影画像を保存する各種の画像フォルダPFのほか、後述するアドレス帳AD、抽出条件テーブルEXなどが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成され、撮影画像などを保存する。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリであり、必要に応じてメモリ4内の各種のデータは、記憶部2にセーブされる。
電話通信部5は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能(音声電話機能)、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局(図示せず)との間でデータの送受信を行う電話通信手段であり、音声電話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部6を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
操作部7は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、例えば、アドレス帳閲覧操作、スライドショー表示指示操作などを行うと、CPU1は、操作部7からの入力信号に応じた処理を実行する。表示部8は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用したもので、文字情報、画像情報、待受画像などを表示する。報知部9は、サウンドスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動されるもので、着信報知時には、予め設定されているメロディ音などを設定音量で発生させたり、LEDを点滅駆動させたり、振動モータを駆動してバイブレーションを発生させたりする。
撮像部10は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、撮影レンズ、ミラーなどのレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッタ駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。時計部11は、現在日時を計時するもので、CPU1は時計部11から現在日時を取得して、現在の環境として特定する。位置取得部12は、GPS(Global Positioning System)部を構成するもので、CPU1は、位置取得部12から現在位置を取得して現在の場所を現在の環境として特定する。
図2は、アドレス帳ADを説明するための図である。
アドレス帳ADは、通信相手毎にその相手に関する情報を記憶するもので、「名前」、「電話番号」、「顔画像」、「グループ」、「シークレット」などの各項目を有する構成となっている。「顔画像」は、人物(通信相手)の顔部分を撮影した顔画像である。CPU1は、複数の画像を順次切り替え表示させるスライドショー表示時において切り替え表示の対象となる表示対象画像毎に、その顔部分を検出して顔画像を認識するようにしている。そして、CPU1は、認識した顔画像とアドレス帳AD内に登録されている「顔画像」とを比較し、その結果、両者が特徴的に一致するときには、この「顔画像」に対応付けられている「グループ」あるいは「シークレット」の設定情報を参照し、当該相手の顔画像を含む表示対象画像を非表示とするか否かを判別し、非表示と判別したときには当該表示対象画像の表示をスキップするようにしている。
「グループ」は、家族、同僚、友人などのグループ属性を示すグループ設定情報であり、スライドショー表示時においてユーザ操作によって任意のグループが選択された場合に、この選択グループに応じて表示対象画像の表示をスキップしながら(非表示としながら)スライドショー表示を行わせるようにしている。なお、図中、「グループ」の“1”は家族、“2”は同僚を示しているが、どのようなグループを設定するかは任意である。「シークレット」は、アドレス帳ADの閲覧時/着信時において、対応するアドレス情報を秘密にする(非表示とする)ことを示すシークレット設定情報(シークレット対象の人物であることを示す設定情報)である。CPU1は、スライドショー表示時においてアドレス帳ADを参照し、「シークレット」が設定されている人物(シークレット対象の人物)を含む画像(表示対象画像)であれば、当該画像の表示をスキップとするようにしている。なお、図中、「シークレット」の“○”はシークレット対象であることを示し、“−”は、シークレット対象外であることを示している。
次に、この第1実施形態における携帯電話装置の動作概念を図3〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図3〜図5は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電話通信部5を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み込んで表示出力させながら待受状態となる(図3のステップA1)。この状態において、着信有無を調べたり(ステップA2)、何らかの操作有無を調べたりする(ステップA12)。いま、着信有りを検出すると(ステップA2でYES)、その着信信号から当該発信者の電話番号を取得してアドレス帳ADを参照し、当該電話番号の登録有無を調べ(ステップA3)、登録されていなければ、ステップA4に移り、通信の着信報知処理を実行し、発信者の電話番号を表示させると共に、メロディ音などを設定音量で発生させたり、LEDを点滅駆動させたり、振動モータを駆動してバイブレーションを発生させたりする。
また、発信者の電話番号がアドレス帳ADに登録されていれば(ステップA3でYES)、「シークレット非表示モード」にセットされているかを調べる(ステップA5)。この「シークレット非表示モード」は、アドレス帳ADの閲覧時/着信時/スライドショー表示時において、アドレス帳AD内の「シークレット」に応じて画像表示などを抑制する表示制御モードであり、予めユーザ操作によって任意に指定された動作モードである。いま、「シークレット非表示モード」が解除されているときには(ステップA5でNO)、通常の着信報知処理に移り(ステップA7)、発信者の電話番号に基づいてアドレス帳ADから読み出した相手の「名前」、「顔画像」などを表示させると共に、メロディ音を発生させる着信報知を行う。
いま、「シークレット非表示モード」にセットされている場合には(ステップA5でYES)、アドレス帳ADを参照し、その発信者に対応して「シークレット」が設定されているか否かを調べ(ステップA6)、「シークレット」が設定されていなければ、上述のステップA7に移って通常の着信報知を行うが、「シークレット」が設定されていれば(ステップA6でYES)、シークレット着信報知処理に移り(ステップA8)、発信者の「名前」、「顔画像」などを表示する代わりに着信有りを示す記号を表示させる。そして、着信応答操作(オフフック操作)の有無をチェックし(ステップA9)、着信応答操作が行われなければ、上述の待受状態に戻るが(ステップA1)、着信応答操作が行われたときには(ステップA9でYES)、回線接続によって通話可能状態となる(ステップA10)。その後、通話終了に応じて回線接続が遮断されると(ステップA11でYES)、上述の待受状態に戻る(ステップA1)。
一方、何らかの操作が行われると(ステップA12でYES)、図4のフローに移り、それがアドレス帳ADの閲覧を指示するアドレス帳閲覧操作であれば(ステップA13でYES)、上述の「シークレット非表示モード」にセットされているかを調べる(ステップA14)。いま、「シークレット非表示モード」にセットされていれば、アドレス帳AD内の全てのアドレス情報(相手情報)を読み出して一覧表示させるが(ステップA15)、「シークレット非表示モード」にセットされていなければ(ステップA14でNO)、アドレス帳ADに「シークレット」が設定されているアドレス情報を除く他のアドレス情報を読み出して一覧表示させる(ステップA16)。図6は、「シークレット非表示モード」でのアドレス帳一覧表示の状態を示し、図2の例では、名前「B」に対応して「シークレット」が設定されているので、この「B」を除く他のアドレス情報が一覧表示される。この場合、一覧画面内の各相手の「顔画像」は、サムネイル表示される。
そして、次のステップA17に移り、「シークレット非表示モード」にセットしたり、それを解除したりするなどのモード変更を指示する操作有無を調べ、モード変更操作に応じてモード変更処理に移る(ステップA18)。なお、パスワード認証によって正規なユーザであることを条件にモード変更処理が実行される。また、アドレス帳ADの閲覧を終了させる終了操作が行われると(ステップA19でYES)、上述の待受状態に戻るが(図3のステップA1)、一覧表示から詳細情報への切り替えなど、その他の操作が行われたときには(ステップA19でNO)その操作に応じた処理を行う(ステップA20)。
他方、アドレス帳閲覧操作以外の操作が行われたときには(ステップA13でNO)、図5のフローに移り、スライドショー表示を指示する操作が行われたかを調べる(ステップA21)。いま、発信操作、メール送信操作、カメラ起動操作、カメラ撮影操作(シャッタ操作)など、その他の操作が行われたときには(ステップA21でNO)、発信処理、メール送信処理、撮像部10を起動させるカメラ起動処理、撮影画像を画像フォルダPFに取り込む画像取り込み処理など、操作に応じた処理を行う(ステップA22)。
また、スライドショー表示を指示する操作が行われたときには(ステップA21でYES)、画像フォルダPFあるいは記録メディア3に記憶されている各撮影画像のうち、例えば、その先頭に記憶されている1つの画像を表示対象画像として読み込み(ステップA23)、この表示対象画像に「スライドショーフラグ」が付加されているかを調べる(ステップA24)。なお、この「スライドショーフラグ」は、スライドショー表示の対象となる画像であることを指定するもので、ユーザ操作によって予め任意に設定されたフラグである。
いま、表示対象画像に「スライドショーフラグ」が付加されていなければ(ステップA24でNO)、当該表示対象画像の表示をスキップするために上述のステップA23に戻って次の撮影画像を表示対象画像として読み込むが、表示対象画像に「スライドショーフラグ」が付加されていれば(ステップA24でYES)、画像の表示を抑制する表示制御モードとして、「シークレット非表示モード」にセットされているかを調べたり(ステップA25)、後述する「グループ表示モード」にセットされているかを調べたりする(ステップA32)。
「シークレット非表示モード」にセットされている場合には(ステップA25でYES)、この表示対象画像の画像内容を認識し(ステップA26)、この表示対象画像内に所定の被写体(人物)が含まれていれば、その顔部分を検出して顔画像を認識する(ステップA27)。その結果、表示対象画像が人物を撮影した画像でなかったり、人物を撮影した画像であってもその顔部分を認識することが困難であったりするときには(ステップA27でNO)、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間(例えば、5秒間)表示させる。
また、表示対象画像が人物を撮影した画像であってその顔部分を認識することができたときには(ステップA27でYES)、この顔画像とアドレス帳ADに登録されている各相手の「顔画像」とを順次比較する(ステップA28)。なお、画像認識した顔画像(認識画像)とアドレス帳ADに登録されている登録画像(顔画像)とを比較する際に、顔の向きや大きさなどを補正したのち、顔の輪郭、目、口、鼻、額などの形、位置、大きさ、髪型、メガネの有無などを個別に比較するほか、それらを総合比較することによって顔画像の比較を行う。
このような顔画像の比較によって認識画像が何れの登録画像にも特徴的に一致しない場合、つまり、表示対象画像内の被写体(人物)がアドレス帳ADに登録されている人物でない場合(該当する人物が登録されていない場合)には(ステップA29でNO)、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。また、表示対象画像内の人物がアドレス帳ADに登録されている人物であれば(ステップA29でYES)、当該人物(相手)に対応して「シークレット」が設定されているかを調べ(ステップA30)、「シークレット」が設定されていなければ、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。そして、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われたかを調べ(ステップA31)、終了操作が行われなければ、上述のステップA23に戻り、次の表示対象画像を読み込み、以下、上述の動作を繰り返す。
また、アドレス帳ADに登録されている人物(相手)に対応して「シークレット」が設定されているときには(ステップA30でYES)、当該表示対象画像の表示をスキップするためにステップA31に移る。ここで、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われなければ(ステップA31でNO)、上述のステップA23に戻り、次の表示対象画像を読み込み、以下、上述の動作を繰り返す。なお、終了操作が行われた場合には(ステップA31でYES)、上述した待受状態に戻る(図3のステップA1)。
このように「シークレット非表示モード」でのスライドショー表示においては、例えば、図2に示すように「名前」が“A〜D”のうち、“B”に対応して「シークレット」が設定されているときには、“A、C、D”を撮影した各画像が一定時間毎に順次切り替え表示され、“B”
を撮影した画像の表示はスキップされる。一方、「シークレット非表示モード」が解除されているときには(ステップA25でNO)、「グループ表示モード」にセットされているかを調べる(ステップA32)。この「グループ表示モード」は、スライドショー表示時においてアドレス帳AD内の「グループ」に応じて画像表示を抑制する表示制御モードであり、予めユーザ操作によって任意に指定可能な動作モードである。いま、「シークレット非表示モード」及び「グループ表示モード」の何れもセットされていなければ(ステップA32でNO)、秘密にする必要がないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。この場合のスライドショー表示では、全ての表示対象画像が一定時間毎に順次切り替え表示される。
また、「グループ表示モード」にセットされている場合には(ステップA32でYES)、家族、同僚、友人などの各グループをメニュー表示させ(ステップA34)、このメニュー画面の中から所望するグループ(例えば、家族などのようなプライベート属性のグループ)がユーザ操作によって選択指定されると(ステップA35)、上述の場合と同様に、表示対象画像の画像内容を認識し(ステップA35)、この表示対象画像内に所定の被写体(人物)が含まれていれば、その顔部分を検出して顔画像を認識する(ステップA37)。その結果、表示対象画像が人物を撮影した画像でなかったり、人物を撮影した画像であってもその顔部分を認識することが困難であったりするときには(ステップA37でNO)、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。
また、表示対象画像が人物を撮影した画像であってその顔部分を認識することができたときには(ステップA37でYES)、この顔画像とアドレス帳ADに登録されている各相手の「顔画像」とを順次比較する(ステップA38)。その結果、表示対象画像内の人物がアドレス帳ADに登録されていなければ(ステップA39でNO)、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。また、表示対象画像内の人物がアドレス帳ADに登録されていれば(ステップA39でYES)、この登録人物(相手)の「グループ」は、上述のステップA35で選択されたグループと一致するかを調べる(ステップA40)。
いま、グループの一致を検出したときには(ステップA40でYES)、当該表示対象画像の表示をスキップするために上述のステップA31に移るが、グループの不一致を検出したときには(ステップA40でNO)、秘密にする画像ではないと判断してステップA33に移り、当該表示対象画像を一定時間表示させる。以下、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われるまで(ステップA31)、上述のステップA23に戻り、次の表示対象画像を読み込み、以下、上述の動作を繰り返す。これによって例えば、選択グループが家族などのようなプライベート属性のグループであれば、図2に示すように、「名前」が“A”、“B”を撮影した画像を除き、家族以外を撮影した表示対象画像が一定時間毎に順次切り替え表示される。
以上のように、この第1実施形態においてCPU1は、表示部8に複数の画像を順次切り替え表示させる場合(スライドショー表示を行わせる場合)に、切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識する毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別し、非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップするようにしたので、表示に適さない画像が不用意に表示されてしまうことを効果的に防止することができ、特別なユーザ操作を行うことなく、表示に適した画像こみを対象とした切り替え表示が可能となる。
CPU1は、表示対象画像内から顔部分を検出してその顔画像を認識し、この顔画像がアドレス帳ADに記憶されていれば、そのアドレス情報に対応付けられている設定情報を参照して、当該顔画像を含む表示対象画像を非表示とするか否かを判別するようにしたので、アドレス帳ADの記憶内容に連動して表示対象画像を非表示とするか否かを判別することができる。
設定情報は、それに対応するアドレス情報を秘密にすることを示す「シークレット」であり、この「シークレット」に応じて表示対象画像を非表示と判別するようにしたので、アドレス帳AD内にアドレス情報に対応付けて「シークレット」を設定しておけば、表示対象画像を非表示とするか否かを個別に判別しながらスライドショー表示を行うことが可能となる。
画像の表示を抑制する表示制御モードとして「シークレット非表示モード」あるいは「グループ表示モード」を有し、「シークレット非表示モード」あるいは「グループ表示モード」にセットされている場合に、表示対象画像を非表示とするか否かを判別するようにしたので、「シークレット非表示モード」あるいは「グループ表示モード」に設定しておくことによって表示に適さない画像をスキップさせることができる。
設定情報は、それに対応する相手が属するグループ属性を示す「グループ」であり、この「グループ」に応じて表示対象画像を非表示とするか否かを判別するようにしたので、アドレス帳AD内にアドレス情報に対応付けて「グループ」を設定しておけば、表示対象画像を非表示とするか否かを個別に判別しながらスライドショー表示を行うことが可能となる。この場合、「グループ」が“家族”などのプライベート属性であれば、この相手を撮影した表示対象画像を非表示とすることができる。
なお、上述した第1実施形態においては、グループメニュー画面の中から所望するグループとして家族などのようなプライベート属性のグループをユーザ操作によって選択させるようにしたが(図5のステップA35)、グループ選択を行うステップA35を省略すると共に、上述のステップA40に代わってプライベート属性かを判別するようにしてもよい。すなわち、表示対象画像内の人物がアドレス帳ADに登録されている場合に(ステップA39でYES)、その人物(相手)に対応付けられている「グループ」は特定のグループ属性(プライベート属性)かを判別し、プライベート属性であれば、この相手を撮影した表示対象画像を非表示とするようにしてもよい。
(実施形態2)
以下、この発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、表示対象画像内から顔部分を検出してその顔画像を認識し、この顔画像がアドレス帳ADに記憶されているか否かに応じてスライドショー表示を制御するようにしたが、第2実施形態においては、第1実施形態のようにアドレス帳に連動した表示制御ではなく、画像特性条件(例えば、色、コントラスト、明度、大きさ、画質)に応じてスライドショー表示を制御する(例えば、画質などが悪い画像を表示しない)ようにしたものである。更に、第2実施形態においては、現在の環境に適した画像フォルダを選択し、この画像フォルダ内の各画像をスライドショー表示の対象画像とするようにしている。
ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、第2実施形態において使用される抽出条件テーブルEXを説明するための図である。
抽出条件テーブルEXは、複数の画像を切り替え表示するスライドショー表示時に複数の画像の中から良質な画像を抽出して表示させるための画像特性条件などを記憶するもので、その内容は人物を撮影した撮影画像から良質な画像を抽出表示させる人物用となっている。すなわち、抽出条件テーブルEXは、現在の環境に適した画像フォルダを選択するための情報を記憶するほか、良質な画像を表示させるための画像特性条件を記憶するもので、「環境条件」、「指定フォルダ」、「画像特性条件」の各項目を有し、更に「環境条件」は「時間帯」と「場所」とを有する構成となっている。
「環境条件」は、現在環境が特定の環境にあるか否かを判定するための環境条件(時間帯、場所)を示したもので、例えば、会社での勤務時間帯、自宅でのプライベート時間帯などであり、ユーザ操作によって任意に設定されたものである。「指定フォルダ」は、表示対象画像が格納されている格納先を示したもので、「環境条件」に適した画像フォルダを指定する情報(フォルダ名など)であり、例えば、会社での勤務時間帯に適した画像フォルダを指定したり、自宅でのプライベート時間帯に適した画像フォルダを指定したりする。「画像特性条件」は、表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための画像特性条件であり、例えば、色、コントラスト、明度、大きさ、画質などを示し、表示に適した良質の画像のみをスライドショー表示させるための条件である。
図8は、第2実施形態においてスライドショー表示が指示された際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、CPU1は、抽出条件テーブルEXをアクセスして「環境条件」が設定されているかを調べ(ステップB1)、「環境条件」が設定されていなければ、上述した第1実施形態と同様に、画像フォルダPFあるいは記録メディア3に記憶されている各撮影画像のうち、例えば、その先頭に記憶されている1つの画像を表示対象画像として読み込み(ステップB2)、この画像を一定時間表示させる(ステップB3)。以下、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われたかを調べ(ステップB4)、終了操作が行われなければ、上述のステップB2に戻り、次の表示対象画像を読み込み、以下、上述の動作を繰り返す。
一方、抽出条件テーブルEXに「環境条件」が設定されている場合には(ステップB1でYES)、現在の環境として時計部11から現在日時を取得すると共に、位置取得部12から現在環境を取得し(ステップB5)、この現在環境に基づいて抽出条件テーブルEXを検索し、現在環境に一致する環境条件を特定する(ステップB6)。そして、特定した環境条件に対応付けられている「指定フォルダ」を読み出し、この「指定フォルダ」に該当する画像フォルダPFを指定すると共に(ステップB7)、この画像フォルダPFから1つの画像を表示対象画像として読み込む(ステップB8)。
次に、特定した環境条件に対応して「画像特性条件」が設定されているかを調べ(ステップB9)、「画像特性条件」が設定されていなければ、ステップB12に移り、表示対象画像の画像内容を認識し、この表示対象画像内に人物が含まれているかを調べる(ステップB13)。いま、表示対象画像が人物を撮影した画像でなければ(ステップB13でNO)、それを表示対象外とするためにステップB15に移るが、人物を撮影した画像であれば(ステップB13でYES)、この表示対象画像を一定時間表示させる(ステップB14)。そして、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われたかを調べ(ステップB15)、終了操作が行われなければ、上述のステップB5に戻り、現在環境を取得しながら上述の動作を繰り返す。
一方、特定した環境条件に対応して「画像特性条件」が設定されていれば(ステップB9でYES)、表示対象画像内から特定部分(例えば、画像の中央部分、人物の顔部分)を抽出して当該特定部分の画像内容を認識し、その画像特性を検出する(ステップB10)。例えば、特定部分の色、コントラスト、明度、大きさ、画質などを総合的に検出する。そして、この検出結果と「画像特性条件」とを比較することによって「画像特性条件」を満たす良質な画像であるか否かを調べる(ステップB11)。いま、「画像特性条件」を満たす良質な画像であれば(ステップB11でYES)、この表示対象画像の画像内容を認識し(ステップB12)、この表示対象画像内に人物が含まれていれば(ステップB13でYES)、表示対象画像を一定時間表示させる(ステップB14)。以下、スライドショー表示の終了を指示する終了操作が行われるまで(ステップB15)、上述のステップB5に戻り、現在環境を取得しながら上述の動作を繰り返す。
以上のように、この第2実施形態においてCPU1は、表示部8に複数の画像を順次切り替え表示させる場合(スライドショー表示を行わせる場合)に、切り替え表示の対象となる表示対象画像内から特定部分を抽出して当該特定部分の画像内容を認識し、この認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別し、非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップするようにしたので、表示に適さない画像が不用意に表示されてしまうことを効果的に防止することができ、特別なユーザ操作を行うことなく、表示に適した画像こみを対象とした切り替え表示が可能となる。
表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための「画像特性条件」が記憶されている状態において、CPU1は、表示対象画像の画像特性を認識し、この画像特性と「画像特性条件」とが合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別するようにしたので、画像特性条件(例えば、色、コントラスト、明度、大きさ、画質)に応じてスライドショー表示を制御し、例えば、画質などが悪い画像を表示しないようにすることができる。
現在環境が特定の環境にあるか否かを判定するための「環境条件」が記憶されている状態において、CPU1は、現在環境が「環境条件」に合致する場合に、表示対象画像に対する画像認識を開始するようにしたので、例えば、会社内、自宅内、時間帯のように環境に応じてスライドショー表示を制御することができる。
「環境条件」に対応付けて「画像特性条件」が記憶されている状態において、現在環境が「環境条件」に合致する場合に、表示対象画像の画像特性を認識する画像認識を開始すると共に、この画像特性が当該「環境条件」に対応する「画像特性条件」に合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別するようにしたので、環境に適した「画像特性条件」に応じてスライドショー表示を制御することができる。
「環境条件」に対応付けて、表示対象画像が格納されている「指定フォルダ」が記憶されている状態において、現在環境が「環境条件」に合致する場合に、この「環境条件」に対応する「指定フォルダ」によって示される画像フォルダ内の画像を表示対象画像として選択するようにしたので、現在の環境に適した画像フォルダを選択し、この画像フォルダ内の各画像をスライドショー表示の対象画像とすることができる。
なお、上述した第2実施形態においては、抽出条件テーブルEXを人物用とした場合を例示したが、自動車などの特定物であってもよい。
また、画像特性条件としては、例えば、色、コントラスト、明度、大きさ、画質のほか、大勢を撮影した集合写真であること、一人を撮影した単独写真であること、風景写真であることなどであってもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態においては、静止画をスライドショー表示する場合を例示したが、動画をスライドショー表示する場合も同様に適用可能である。
また、画像表示装置としては、携帯電話装置に限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、電子腕時計、音楽再生機などにも同様に適用可能である。
画像表示装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 アドレス帳ADを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図3に続く動作を示したフローチャート。 図4に続く動作を示したフローチャート。 「シークレット非表示モード」でのアドレス帳一覧表示の状態を示した図。 第2実施形態において使用される抽出条件テーブルEXを説明するための図。 第2実施形態においてスライドショー表示が指示された際に実行開始されるフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
3 記録メディア
5 電話通信部
7 操作部
8 表示部
9 報知部
10 撮像部
11 時計部
12 位置取得部
PF 画像フォルダ
AD アドレス帳
EX 抽出条件テーブル

Claims (12)

  1. 複数の画像を順次切り替えて表示する画像表示装置であって、
    前記切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識する画像認識手段と、
    この画像認識手段によって画像認識される毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップする表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 複数の相手毎にそのアドレス情報とその顔画像が登録されているアドレス帳を更に備え、
    前記画像認識手段は、表示対象画像内から顔部分を検出してその顔画像を認識し、
    前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された顔画像が前記アドレス帳に登録されている場合に、その相手のアドレス情報に対応して予め設定されている設定情報を参照して、当該顔画像を含む表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記設定情報は、それに対応する前記アドレス情報を秘密にするか否かを示すシークレット設定情報であり、
    前記判別手段は、前記シークレット設定情報によって秘密にすることが指定されていれば、当該シークレット設定情報に対応する表示対象画像を非表示と判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 画像の表示を抑制する表示制御モードを有し、
    前記表示制御モードに設定されている場合に、前記判別手段は、前記画像認識手段による画像認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 前記設定情報は、それに対応する前記アドレス情報である相手が属するグループ属性を示す情報であり、
    前記判別手段は、前記グループ属性に応じて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  6. 前記判別手段は、前記グループ属性がプライベート属性であれば、当該表示対象画像を非表示として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記画像認識手段は、表示対象画像内から特定部分を抽出して当該特定部分の画像内容を認識し、
    前記判別手段は、前記画像認識手段による認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  8. 表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための画像特性条件が記憶されている状態において、
    前記画像認識手段は、表示対象画像の画像特性を認識し、
    前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された画像特性と前記画像特性条件とが合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  9. 現在の環境を取得する環境取得手段と、
    この環境取得手段によって取得された現在環境が特定の環境にあるか否かを判定するための環境条件を記憶する環境条件記憶手段と、
    を更に備え、前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、前記画像認識手段は画像認識を開始する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  10. 前記環境条件に対応付けて、表示対象画像が特定の状態にあるか否かを判定するための画像特性条件を記憶する特性条件記憶手段を更に備え、
    前記画像認識手段は、前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、表示対象画像の画像特性を認識する画像認識を開始し、
    前記判別手段は、前記画像認識手段によって認識された画像特性が当該環境条件に対応する前記画像特性条件に合致するか否かに基づいて非表示とするか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項9記載の画像表示装置。
  11. 前記環境条件に対応付けて、表示対象画像が格納されている格納先を記憶する格納先記憶手段と、
    前記環境取得手段によって取得された現在環境が前記環境条件に合致する場合に、この環境条件に対応する前記格納先に記憶されている画像を前記表示対象画像として選択する表示対象画像選択手段と、
    を更に備える、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の画像表示装置。
  12. コンピュータに対して、
    切り替え表示の対象となる複数の表示対象画像の個々に対してその画像内容を認識するステップと、
    前記画像認識される毎にその認識結果に基づいて当該表示対象画像を非表示とするか否かを判別するステップと、
    非表示と判別された表示対象画像に対してその表示をスキップするステップと、
    を実現させるためのプログラム。
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