JP2005049939A - 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム - Google Patents

画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005049939A
JP2005049939A JP2003202967A JP2003202967A JP2005049939A JP 2005049939 A JP2005049939 A JP 2005049939A JP 2003202967 A JP2003202967 A JP 2003202967A JP 2003202967 A JP2003202967 A JP 2003202967A JP 2005049939 A JP2005049939 A JP 2005049939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
composite
captured
stored
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2003202967A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koshiro
孝 湖城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2003202967A priority Critical patent/JP2005049939A/ja
Publication of JP2005049939A publication Critical patent/JP2005049939A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】撮影画像中の隠したい画像を容易に探し出し、画像合成して出力する。
【解決手段】撮影画像ファイルの各撮影画像データ12bn…を元の撮影画像12hnb−1,−2,…としてファイル名及びユーザ認証データ12hnaに対応付けて秘密画像ファイル12hnbに保存し、元の撮影画像12hnb−1,−2,…について、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている秘密人物の顔画像を抽出して隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)で隠蔽処理した合成画像12hnc−1,−2,…を作成して公開画像ファイル12hncに記憶させる。画像表示操作に伴いファイル名が指定されると、指定ファイル名に対応する撮影画像ファイル12hn内の公開画像ファイル12hncから合成画像12hnc−1,−2,…が出力表示され、正しいユーザ認証データ12hnaが入力されることで、秘密画像ファイル12hnbに保存された元の撮影画像12hnb−1,−2,…が出力表示される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラやカメラ付携帯端末などにおける撮影画像を合成画像にして出力するための画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種のスチルカメラやビデオカメラにおいて、撮影した画像に対し他の画像を合成して表示あるいは印刷して出力するものがある。
【0003】
例えば撮影フレームの固定した位置に予め用意された花や人気キャラクタなどのアニメ画像を合成して出力するものや、同予め用意されたアニメ画像を撮影フレーム内の希望の位置に合成して出力するものなどが実用されている。
【0004】
また、デジタルカメラにより撮影された画像をパーソナルコンピュータの表示画面上に表示させて他の画像と合成して編集することもできるが、この場合に他の画像は例えば他の画像ファイルから選択的に切り出したり、インターネット上の任意のホームページ画面からダウンロードしたりするなどして取得され、撮影画像上の希望位置に合成される。
【0005】
また、デジタルカメラにより撮影された画像の任意の領域(例えば顔の部分)を切り出し、この切り出し画像を予め用意されたアニメ画像(例えばアニメキャラクタの顔部分)に合成させて新たな別の画像を作成するものや、任意の画像の指定した領域に対して、これに関連付けたアニメ画像を合成するものも考えられている。(例えば、特許文献1参照。)
【0006】
【特許文献1】
特開2001−230972号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像処理システムでは、撮影画像に対して、予め用意された画像をそのまま固定あるいは希望の位置に合成して出力したり、あるいは任意の切り出し画像に対して予め用意された画像を合成して出力したりするだけのものであるため、例えば撮影画像毎にその位置がさまざまに異なっている特定の被写体画像に何らかの画像合成を施す場合には、ユーザが1枚1枚の撮影画像毎に当該特定の被写体画像を探し位置指定して他の画像との画像合成を図らなければならない。
【0008】
一方で近年、小型のデジタルカメラやデジタルカメラ付きの携帯電話が大幅に普及したことにより、各ユーザが撮影画像を常に持ち歩き、当該撮影画像が第三者に対して見られる状況も増えている。
【0009】
しかしながら、撮影画像中に第三者には見られたくない例えば恋人などの人物が写っている場合、前記予め用意されたアニメ画像などを見られたくない人物の位置に重ねて画像合成しておくことも考えられるが、何枚もの撮影画像の1枚1枚について該当人物の有無とその位置を探し出して画像の合成作業を行わなければならず、非常に面倒な問題がある。
【0010】
しかもこのような場合、ユーザ自身がその撮影画像を見るときにだけ、容易にオリジナルの撮影画像を見ることができ、第三者が見るときには必然的に合成した撮影画像を表示できるようにすることが望ましい。
【0011】
本発明は、前記のような問題に鑑みてなされたもので、撮影画像中の隠したい画像を容易に探し出し、画像合成して出力することが可能になる画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る画像出力装置では、サーチ画像記憶手段によりサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段により撮影画像が記憶される。そして、画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出される。すると、合成画像作成手段によって前記抽出された対象画像を隠蔽した合成画像が作成され、合成画像出力手段によって出力される。
【0013】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できることになる。
【0014】
本発明の請求項2に係る画像出力装置では、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、合成画像作成手段によって前記対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像が作成され、合成画像記憶手段によって記憶される。すると、合成画像出力手段によって外部からの画像出力要求に応答して前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像が出力され、また撮影画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴う認証情報の入力に応答して、前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力される。
【0015】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成できるばかりでなく、通常の画像出力要求時には当該合成画像を出力でき、撮影者本人などの認証情報が入力された場合にのみ元の撮影画像を出力できることになる。
【0016】
本発明の請求項3に係る画像出力装置では、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、合成画像作成手段によって前記対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像が作成され、合成画像記憶手段によって記憶される。すると、画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力され、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像が出力される。
【0017】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成できるばかりでなく、撮影者本人などの正規の認証情報が入力された場合には元の撮影画像を出力でき、正規の認証情報が入力されない場合にはその合成画像を出力できることになる。
【0018】
本発明の請求項4に係る画像出力装置では、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、対象画像部記憶手段によって前記抽出された撮影画像の中の対象画像部分が記憶される。すると、撮影画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力され、また、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には、合成画像作成手段によって前記対象画像部記憶手段により記憶された撮影画像の中の対象画像部分を隠蔽した合成画像が作成されると共に、合成画像出力手段によって出力される。
【0019】
これによれば、撮影者本人などの正規の認証情報が入力された場合には撮影した元の撮影画像を出力でき、正規の認証情報が入力されない場合には撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成して出力できることになる。
【0020】
本発明の請求項5に係る画像出力装置では、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に係る画像出力装置にあって、前記サーチ対象の画像は顔画像であり、前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像である顔画像を目隠し画像で隠蔽した合成画像を作成する。
【0021】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の人物の顔画像を、サーチ対象の顔画像に基づき容易に抽出しこれを目隠し画像で隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できることになる。
【0022】
本発明の請求項6に係る画像出力装置では、前記請求項5に係る画像出力装置にあって、さらに、目隠し画像記憶手段によって複数種類の目隠し画像を記憶し、目隠し画像選択手段によって前記目隠し画像を選択すると、この選択された目隠し画像が前記合成画像作成手段による顔画像隠蔽のための目隠し画像とされる。
【0023】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の人物の顔画像を目隠しして隠蔽するための目隠し画像を、当該撮影画像に合わせて複数種類の目隠し画像の中から選べることになる。
【0024】
本発明の請求項7に係る画像出力装置では、請求項1ないし請求項4の何れか1項に係る画像出力装置にあって、さらに、文字列を入力する文字列入力手段を備え、前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像を前記文字列入力手段により入力された文字列で隠蔽した合成画像を作成する。
【0025】
これによれば、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを撮影コメントなどの入力文字列で隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できることになる。
【0026】
本発明の請求項8に係る画像出力装置では、前記請求項1ないし請求項7の何れか1項に係る画像出力装置にあって、さらに、デジタルカメラなどの撮影手段を備え、この撮影手段により撮影された撮影画像に基づいて、当該撮影画像が撮影画像記憶手段により記憶されたり、この撮影画像のサーチ対象画像が隠蔽合成されて合成画像出力手段により出力される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0028】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る画像出力装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0029】
この画像出力装置10は、デジタルカメラ、デジタルカメラ付き携帯電話、デジタルカメラ付きPDA(personal digital assistants)などの携帯機器として構成されるもので、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
【0030】
CPU11は、メモリ12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはCD−ROMなどの外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネットN上のWebサーバ21(この場合はプログラムサーバ)から電送制御部15を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ12に記憶された装置制御プログラムは、キーやタッチパネルからなる入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは画像入力部(デジタルカメラ部)17を介して入力される画像信号、あるいは認証情報入力部17xを介して入力される個人認証情報(指紋画像,パスワードなど)、あるいは電送制御部15を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ21…との通信信号に応じて起動される。
【0031】
前記CPU11には、前記メモリ12、記録媒体読取部14、電送制御部15、入力部16、画像入力部17、認証情報入力部17xが接続される他に、距離センサ18、LCDからなる表示部19、画像出力部20などが接続される。
【0032】
画像入力部17は、撮影画像データを入力するもので、CCD(charge coupled device)により撮像された画像信号がデジタルデータに変換されて取得される。
【0033】
距離センサ18は、前記画像入力部17において入力される撮影画像の被写体までの距離を検出する。
【0034】
画像出力部20は、前記画像入力部17から入力された撮影画像に基づき本装置により処理された画像データを出力するもので、この出力画像データは、例えばメモリカード、VTR(録画装置)、画像印刷機などに選択的に出力され、当該画像の記憶,録画,印刷などが行われる。
【0035】
メモリ12には、当該画像出力装置10の全体の動作を司るシステムプログラムや電送制御部15を介してインターネットN上の各Webサーバ21…とデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、画像入力部17や表示部19,画像出力部20を介して本画像出力装置10で撮影画像内の隠蔽すべき対象画像(例えば人物顔画像)の隠蔽用画像や文字列などへの置き換え合成出力処理などを行うための画像出力処理プログラム12aなどが記憶される。
【0036】
また、このメモリ12には、デジカメ撮影画像メモリ12b、隠し対象顔位置登録メモリ12c、隠し種類登録メモリ12d、顔隠し用画像メモリ12e、撮影コメントメモリ12f、フォトアドレス帳メモリ12g、撮影画像ファイル12h1,12h2,…などが用意される。
【0037】
デジカメ撮影画像メモリ12bには、写真撮影に伴い画像入力部17により撮像入力された撮影画像データ1,2,…が順次記憶保持される。
【0038】
隠し対象顔位置登録メモリ12cには、前記デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶保持された各撮影画像データ1,2,…のそれぞれに対応付けて、その撮影画像から隠蔽対象の顔画像が抽出された場合には、当該撮影画像上での隠蔽対象顔画像位置が登録される。
【0039】
隠し種類登録メモリ12dには、前記各撮影画像1,2,…における隠蔽対象の顔画像に重ねて画像合成すべき隠蔽用データの種類と内容(画像データ1,2,…/文字列データ1,2,…など)が、各撮影画像1,2,…毎に任意に選択設定される。
【0040】
図2は前記画像出力装置10の顔隠し用画像メモリ12eに記憶された各種の顔隠し用画像(1),(2),…を示す図である。
【0041】
この顔隠し用画像メモリ12eには、前記隠蔽対象の顔画像について隠蔽用データの種類が画像データである場合に選択的に使用される各内容の隠蔽用画像が記憶されるもので、例えばスターマーク画像12e(1),ハートマーク画像12e(2),サングラス画像12(3),…などが用意される。
【0042】
撮影コメントメモリ12fには、前記隠蔽対象の顔画像について隠蔽用データの種類が文字列データである場合に使用される撮影画像毎の撮影コメント1,2,…が記憶される。
【0043】
図3は前記画像出力装置10のフォトアドレス帳メモリ12gに記憶された各フォトアドレスデータの内容を示す図である。
【0044】
フォトアドレス帳メモリ12gとしては、ビジネス用12g1、プライベート用12g2,シークレット用12g3が用意されるもので、それぞれ知人,友人などの顔の撮影画像、名前、TEL(電話番号)、メールアドレスが登録される。
【0045】
シークレット用のフォトアドレス帳メモリ12g3には、ユーザ自身が第三者に対して特に秘密にしたい(公開したくない)、例えば恋人や親友のデータが登録される。
【0046】
撮影画像ファイル(1)12h1,(2)12h2,…には、そのそれぞれのファイル(1)(2)…毎に、ファイル名及びユーザ認証データ(指紋画像やパスワードなど)12h1a,12h2a,…に対応付けされた秘密画像ファイル12h1b,12h2b,…と公開画像ファイル12h1c,12h2c,…とが記憶される。
【0047】
秘密画像ファイル12h1b,12h2b,…には、前記デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶保持された各撮影画像データ1,2,…がその1ファイル分ずつそのまま元の撮影画像−1,−2,…として記憶され、公開画像ファイル12h1c,12h2c,…には、同一の撮影画像ファイル(1)12h1,(2)12h2,…内で対応する秘密画像ファイル12h1b,12h2b,…に記憶された撮影画像−1,−2,…それぞれの隠蔽対象顔画像(12c)をユーザ選択種類のデータ(画像12e(n)/文字列12f(n))で重ねた合成画像−1,−2,…が記憶される。
【0048】
つまり、撮影画像12hnb−1,12hnb−2,…から抽出された隠蔽対象の顔画像に、当該撮影画像毎に選択された種類の隠し用画像(12e(n))又は文字列(撮影コメント12f(n))を重ねてなる合成画像12hnc−1,12hnc−2,…が公開画像ファイル12hncとされ、各合成画像12hnc−1,12hnc−2,…の元の撮影画像12hnb−1,12hnb−2,…が秘密画像ファイル12hnbとされ、ユーザ認証データ12hnaに対応付けられて記憶保存される。
【0049】
なお、前記デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶保持されて秘密画像ファイル12hnbに保存される元の撮影画像12hnb−1,12hnb−2,…それぞれからの隠蔽対象顔画像の抽出は、シークレット用のフォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている秘密にしたい(公開したくない)知人,友人の顔画像に基づいて行われるもので、元の撮影画像12hnb−1,12hnb−2,…のそれぞれについて該撮影画像中の各被写体顔画像と前記シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3にある全ての秘密顔画像12g3(1),12g3(2),…との類似度が判定され、これにより予め設定された高類似度(例えば90%以上)であると判定された被写体顔画像が隠蔽対象顔画像とされる。
【0050】
また、このメモリ12には、画像処理ワークエリア(図示せず)が用意され、この画像処理ワークエリアには、前記画像出力処理プログラム12aに従い処理される画像データがその画像処理に応じて一時記憶される。
【0051】
このように構成された画像出力装置10について、その合成画像作成動作の概要を説明する。
【0052】
ここでは、画像出力装置10をデジタルカメラ付き携帯電話10Aあるいはデジタルカメラ10Bとして実施した場合について説明する。
【0053】
図4は前記画像出力装置であるデジタルカメラ付き携帯電話10Aの外観構成を示す図であり、同図(A)はその全体斜視図、同図(B)はその部分拡大図である。
【0054】
デジタルカメラ付き携帯電話10Aでは、各種のキーが配列された入力部16の下端部にユーザ認証データ12hnaとしての指紋画像を入力するための認証情報入力部17xが設けられる。
【0055】
図5は前記画像出力装置であるデジタルカメラ10Bとそのクレードル15xの外観構成を示す図である。
【0056】
デジタルカメラ10Bの入力部16としては、メニュー画面を表示させるための「MENU」キー16a、撮影モード(REC)と再生モード(PLAY)とを切り替えるための切り替えキー16b、撮影画像の取り込みを指示するためのシャッタキー16c、表示画面(19)上でのデータ選択やカーソル移動及び選択データ決定などの操作を行うための上下左右に指1本で操作可能な選択/決定キー16dが備えられる。
【0057】
そして、選択/決定キー16dの頭部には、ユーザ認証データ12hnaとしての指紋画像を入力するための認証情報入力部17xが設けられる。
【0058】
また、デジタルカメラ10Bは、当該カメラ10Bの充電台やユーザPC(personal computer)との通信インターフェイスとなるクレードル15xに対して容易に着脱可能である。このクレードル15xへのデジタルカメラ10Bの装着状態において、「PHOTO」ボタン15aが押された場合には、撮影画像ファイル12hnに保存されている公開画像ファイル12hncや秘密画像ファイル12hnbの表示部19に対する読み出し表示(フォトスタンド機能)が行われる。
【0059】
この場合、秘密画像ファイル12hnbは、例えば選択/決定キー16dの操作に伴い認証情報入力部17xから入力された操作者の個人認証情報(この場合は「指紋画像」)が、当該秘密画像ファイル12hnbに対応付けられたユーザ認証データ12hnaと一致した場合にのみ読み出されて表示出力される。
【0060】
なお、「USB」ボタン15bが押された場合には、撮影画像ファイル12hnに保存されている公開画像ファイル12hncや秘密画像ファイル12hnbのユーザPCへの転送出力が行われるが、この場合にも秘密画像ファイル12hnbは、認証情報入力部17xから入力された操作者の個人認証情報が、当該秘密画像ファイル12hnbに対応付けられたユーザ認証データ12hnaと一致した場合にのみ読み出されて転送出力される。
【0061】
図6は前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴い撮影画像ファイル12h1にユーザ認証データ12h1aを対応付けて保存管理される秘密画像ファイル12h1bと公開画像ファイル12h1cを示す図であり、同図(A)(B)は秘密画像ファイル12h1bに保存管理された元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2を示す図、同図(A1)(B1)および同図(A2)(B2)はそれぞれ隠蔽対象顔画像や隠し画像の種類が異なる場合に公開画像ファイル12h1cに保存管理された合成画像12h1c−1,12h1c−2を示す図である。
【0062】
図6(A)(B)に示すように、撮影した撮影画像12b1,12b2がデジカメ撮影画像メモリ12bに記憶され、撮影画像ファイル12h1内の秘密画像ファイル12h1b(12h1b−1,12h1b−2)に保存されると、各撮影画像12h1b−1,12h1b−2のそれぞれについて、該画像内の各被写体の顔画像H1,H2とシークレット用フォトアドレス帳メモリ12G3(図3参照)に登録されている全ての顔画像との類似度が判断され、高類似度であると判断された被写体の顔画像Hnが隠蔽対象の顔画像位置として登録(12c)される。
【0063】
例えば図6(A1)(B1)に示すように、2つの被写体顔画像H1,H2が何れも前記シークレット顔画像と一致する隠蔽対象顔画像であると判断され、顔隠し用画像(図2参照)として「サングラス」12e(3)が選択登録(12d)された場合には、当該2つの隠蔽対象顔画像H1,H2共に顔隠し用画像「サングラス」12e(3)が重ねられてなる合成画像12h1c−1,12h1c−2が作成され、公開画像ファイル12h1cに保存される。
【0064】
また、例えば図6(A2)(B2)に示すように、1つの被写体顔画像H1が前記シークレット顔画像と一致する隠蔽対象顔画像であると判断され、顔隠し用画像(図2参照)として「スターマーク」12e(1)や「ハートマーク」12e(2)が選択登録(12d)された場合には、当該1つの隠蔽対象顔画像H1に顔隠し用画像「スターマーク」12e(1)や「ハートマーク」12e(2)が重ねられてなる合成画像12h1c−1,12h1c−2が作成され、公開画像ファイル12h1cに保存される。
【0065】
これにより、撮影画像ファイル(1)12h1の秘密画像ファイル12h1bには、図6(A)(B)で示した元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2が保存され、公開画像ファイル12h1cには、図6(A1)(B1)や図6(A2)(B2)で示した合成画像12h1c−1,12h1c−2が保存されて管理される。
【0066】
図7は前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴い撮影画像ファイル12h1にユーザ認証データ12h1aを対応付けて保存管理される秘密画像ファイル12h1bと公開画像ファイル12h1cを示す図であり、同図(A)(B)は秘密画像ファイル12h1bに保存管理された元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2に撮影コメント入力した状態を示す図、同図(A1)(B1)は隠し画像の種類が撮影コメントである場合に公開画像ファイル12h1cに保存管理される合成画像12h1c−1,12h1c−2を示す図である。
【0067】
図7(A)(B)に示すように、撮影した撮影画像12b1,12b2がデジカメ撮影画像メモリ12bに記憶され、撮影画像ファイル12h1内の秘密画像ファイル12h1b(12h1b−1,12h1b−2)に保存されると共に、隠し画像として文字列が選択されて撮影コメント12f(1),12f(2)が入力されると、各撮影画像12h1b−1,12h1b−2のそれぞれについて、該画像内の各被写体の顔画像H1,H2とシークレット用フォトアドレス帳メモリ12G3(図3参照)に登録されている全ての顔画像との類似度が判断され、高類似度であると判断された被写体の顔画像Hnが隠蔽対象の顔画像位置として登録(12c)される。
【0068】
例えば図7(A1)(B1)に示すように、2つの被写体顔画像H1,H2のうち一方の被写体顔画像H1が前記シークレット顔画像と一致する隠蔽対象顔画像であると判断されると、隠し画像として前記文字列が選択されて撮影コメント12f(1),12f(2)が入力されているので、当該隠蔽対象顔画像H1に撮影コメント12f(1),12f(2)が重ねられてなる合成画像12h1c−1,12h1c−2が作成され、公開画像ファイル12h1cに保存される。
【0069】
これにより、撮影画像ファイル(1)12h1の秘密画像ファイル12h1bには、図7(A)(B)で示した元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2が保存され、公開画像ファイル12h1cには、図7(A1)(B1)で示した隠蔽対象顔画像H1が撮影コメント12f(1),12f(2)によって隠蔽された合成画像12h1c−1,12h1c−2が保存されて管理される。
【0070】
そして、この画像出力装置10での画像表示処理に際しては、正しいユーザ認証データ12h1aが入力された場合にのみ、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2,…が読み出されて表示され、それ以外は公開画像ファイル12h1cに保存された合成画像12h1c−1,12h1c−2,…が読み出されて表示される。
【0071】
次に、前記構成による画像出力装置10による詳細な画像処理動作について説明する。
【0072】
図8は前記画像出力装置10による画像撮影処理を示すフローチャートである。
【0073】
この画像出力装置10であるデジタルカメラ付き携帯電話10A(図4参照)あるいはデジタルカメラ10B(図5参照)において任意の画像撮影を行うと、画像入力部17によって撮像入力された撮影画像データは、その撮影操作毎に順次デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶される(ステップA1,A2)。
【0074】
そして、一連の画像の撮影が終了し、入力部16によってファイル名を入力すると、この入力されたファイル名が前記デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶された一連の撮影画像1,2,…に付加されて記憶される(ステップA2→A3)。
【0075】
図9は前記画像出力装置10による公開/秘密画像設定処理を示すフローチャートである。
【0076】
この画像出力装置10により撮影されてそのファイル名と共にデジカメ撮影画像メモリ12bに記憶された各撮影画像のファイルの中から、公開/秘密画像として設定する画像ファイル12b1,12b2,…(図6(A)(B)参照)が指定されると(ステップB1)、当該指定された画像ファイル12b1,12b2,…の中から先頭の撮影画像データ12b1が読み出され(ステップB2)、図10における合成画像作成処理に移行される(ステップBS)。
【0077】
図10は前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴う合成画像作成処理を示すフローチャートである。
【0078】
まず、前記デジカメ撮影画像メモリ12bから読み出された指定の画像ファイル12b1,12b2,…の中の先頭の撮影画像データ12b1が、撮影画像ファイル12h1に対して当該指定のファイル名12h1aと対応付けられて秘密画像ファイル12h1b内の元の撮影画像12h1b−1として保存される(ステップS1)。
【0079】
そして、今回保存された元の撮影画像12h1b−1について、隠蔽対象顔画像に対する隠し方式の種類が、例えば画像データと指定され(ステップS2,S3(Yes)
)、顔隠し用画像メモリ12e(図2参照)に記憶されている各種の顔隠し用画像12e(1)(2),…の中から任意の隠し画像(例えば「サングラス12e(3)」が表示選択されると、この元の撮影画像12h1b−1に対する選択された隠し画像の種類(12e(3))が隠し種類登録メモリ12dに登録され(ステップS4)、図11における対象画像抽出処理に移行される(ステップSC)。
【0080】
一方、今回保存された元の撮影画像12h1b−1について、隠蔽対象顔画像に対する隠し方式の種類が、文字列データと指定されると(ステップS2,S3(No))、当該元の撮影画像12h1b−1が表示部19に表示される(ステップS5)。
【0081】
そして、例えば図7(A)に示すように、この撮影画像12h1b−1についての撮影コメント12f(1)が入力部16によって入力表示されると、この選択入力された隠し画像(文字列)の種類(12f(1))が隠し種類登録メモリ12dに登録され(ステップS6)、図11における対象画像抽出処理に移行される(ステップSC)。
【0082】
図11は前記画像出力装置10の合成画像作成処理に伴う対象画像抽出処理を示すフローチャートである。
【0083】
まず、前記秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−1(図6(A)参照)から、当該画像に含まれる被写体の顔画像部分H1,H2が抽出される(ステップC1)。この撮影画像12h1b−nに対する顔画像部分Hnの抽出処理は、当該画像に輪郭処理を施して各輪郭の形や配置関係ら顔エリアを抽出するか、又は肌色の円形部分を顔エリアとして抽出するなどして行う。
【0084】
すると、前記撮影画像データ12h1b−1から最初に抽出された顔画像部分H1が隠蔽対象候補として指定され(ステップC2)、また、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3(図3参照)に登録されている秘密にしたい(公開したくない)各知人の顔画像の中から最初の顔画像12g3(1)がサーチ顔画像として指定される(ステップC3)。
【0085】
すると、前記隠蔽対象候補として抽出指定された顔画像H1と前記指定のサーチ顔画像12g3(1)との類似度が演算され、当該候補顔画像H1とサーチ顔画像12g3(1)との組み合わせに対応付けてワークエリアに登録される(ステップC4)。
【0086】
すると、前記シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3(図3参照)に登録されている秘密にしたい(公開したくない)各知人の顔画像の中から次の顔画像12g3(2)がサーチ顔画像として指定され(ステップC5→C6)、前記同様に抽出指定された候補顔画像H1と当該次のサーチ顔画像12g3(2)との類似度が演算されて登録される(ステップC3,C4)。
【0087】
これにより、前記元の撮影画像データ12h1b−1から抽出された最初の候補顔画像H1について、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている各サーチ顔画像12g3(1),(2),…との全ての類似度が演算登録される(ステップC3〜C6)。
【0088】
すると、前記元の撮影画像データ12h1b−1から顔画像抽出された次の候補顔画像H2が指定され(ステップC7→C8)、また、前記シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3から再び最初の顔画像12g3(1)がサーチ顔画像として指定され(ステップC3)、前記同様に、当該次の候補顔画像H2についても、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている各サーチ顔画像12g3(1),(2),…との全ての類似度が演算登録される(ステップC3〜C6)。
【0089】
こうして、元の撮影画像データ12h1b−1から顔画像抽出された隠蔽対象候補の各顔画像H1,H2,…のそれぞれについて、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている秘密にしたい(公開したくない)全てのサーチ顔画像12g3(1),(2),…との類似度演算と登録処理が行われると(ステップC2〜C8)、まず、最初のサーチ顔画像12g3(1)が指定され(ステップC9)、このサーチ顔画像12g3(1)について最も高い類似度が得られた候補顔画像(被写体顔画像)Hnが検知され(ステップC10)、その類似度が予め設定された一定以上の類似度であるか否か、つまり、秘密にしたい(公開したくない)知人の顔画像と同一か否か判断される(ステップC11)。
【0090】
ここで、一定以上の類似度ではないと判断されると、前記指定のサーチ顔画像12g3(1)である秘密にしたい(公開したくない)知人の顔画像については、前記元の撮影画像データ12h1b−1の中に存在しないことが登録される(ステップC11→C12)。
【0091】
すると、次のサーチ顔画像12g3(2)が指定され(ステップC13→C14)、前記同様に、この指定のサーチ顔画像12g3(2)について最も高い類似度が得られた候補顔画像(被写体顔画像)Hnが検知され(ステップC10)、その類似度が予め設定された一定以上の類似度であるか否か判断される(ステップC11)。
【0092】
そして、例えば前記指定のサーチ顔画像12g3(2)である秘密にしたい(公開したくない)知人の顔画像について最も高い類似度が得られた候補顔画像(被写体顔画像)Hnが、一定以上の類似度であって同一人物の顔画像であると判断された場合には、当該候補顔画像(被写体顔画像)Hnの撮影画像データ12h1b−1上での顔画像部分Hnが、隠蔽対称の顔画像位置として隠し対象顔位置登録メモリ12cに登録される(ステップC11→C15)。
【0093】
こうして、前記シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている秘密にしたい(公開したくない)全てのサーチ顔画像12g3(1),(2),…について、前記元の撮影画像データ12h1b−1の中から抽出された隠蔽対象候補顔画像(被写体顔画像)H1,H2,…として存在するか否か判断され、当該元の撮影画像データ12h1b−1について、例えばその2つの抽出顔画像H1,H2が共に隠蔽対象顔画像として位置登録されると(ステップC10〜C15)、この元の撮影画像データ12h1b−1についての隠蔽対象画像抽出処理(ステップSC)が終了される。
【0094】
すると、前記ステップS2〜S6の処理に従い、隠し種類登録メモリ12dに選択登録された顔隠し用画像の種類12e(n)又は顔隠し用文字列の種類12f(n)、および前記対象画像抽出処理(ステップSC)に従い、隠し対象位置登録メモリ12cに登録された撮影画像データ12h1b−1についての隠蔽対象顔画像部分Hnに基づき、当該撮影画像データ12h1b−1の隠蔽対象顔画像部分Hnに対して、前記選択登録された顔隠し用画像12e(n)又は入力登録された撮影コメント12f(n)が重ねられ、合成画像12h1c−1が作成される(ステップS7)。
【0095】
すなわち、図6(A)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−1について、顔隠し用画像の種類として「サングラス」12e(3)が選択登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として二人の隠蔽対象顔画像部分H1,H2が登録された場合には、図6(A1)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−1の隠蔽対象顔画像部分H1,H2に対して、顔隠し用画像メモリ12eから読み出された顔隠し用画像の「サングラス」12e(3)を重ねた合成画像12h1c−1が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−1は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0096】
また、前記図6(A)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−1について、例えば顔隠し用画像の種類として「スターマーク」12e(1)が選択登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として隠蔽対象顔画像部分H1が登録された場合には、図6(A2)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−1の隠蔽対象顔画像部分H1に対して、顔隠し用画像メモリ12eから読み出された顔隠し用画像の「スターマーク」12e(1)を重ねた合成画像12h1c−1が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−1は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0097】
一方、前記図6(A)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−1について、例えば図7(A)で示したように、顔隠し用画像の種類として文字列である撮影コメント12f(1)が入力登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として隠蔽対象顔画像部分H1が登録された場合には、図7(A1)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−1の隠蔽対象顔画像部分H1に対して、撮影コメントメモリ12fから読み出された顔隠し用文字列である撮影コメント12f(1)を重ねて配した合成画像12h1c−1が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−1は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0098】
こうした合成画像作成処理(ステップBS(S1〜S8))により、デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶保持された指定の画像ファイルの中の最初の撮影画像データ12b1について、秘密画像ファイル12h1bへの元の撮影画像12h1b−1としての保存、およびその隠蔽対象顔画像Hnの抽出に基づいた合成画像12h1c−1の作成と、対応する公開画像ファイル12h1cへの保存が完了すると、前記デジカメ撮影画像メモリ12bから当該指定の画像ファイルの中の次の撮影画像データ12b2(図6(B)参照)が読み出される(ステップB3→B4)。
【0099】
すると、この撮影画像データ12b2についても、前記同様の合成画像作成処理が実行され(ステップBS)、秘密画像ファイル12h1bへの元の撮影画像12h1b−2としての保存、およびその隠蔽対象顔画像Hnの抽出に基づいた合成画像12h1c−2の作成と、対応する公開画像ファイル12h1cへの保存が行われる。
【0100】
すなわち、図6(B)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−2について、顔隠し用画像の種類として「サングラス」12e(3)が選択登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として二人の隠蔽対象顔画像部分H1,H2が登録された場合には、図6(B1)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−2の隠蔽対象顔画像部分H1,H2に対して、顔隠し用画像メモリ12eから読み出された顔隠し用画像の「サングラス」12e(3)を重ねた合成画像12h1c−2が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−2は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0101】
また、前記図6(B)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−2について、例えば顔隠し用画像の種類として「ハートマーク」12e(2)が選択登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として隠蔽対象顔画像部分H1が登録された場合には、図6(B2)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−2の隠蔽対象顔画像部分H1に対して、顔隠し用画像メモリ12eから読み出された顔隠し用画像の「ハートマーク」12e(2)を重ねた合成画像12h1c−2が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−2は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0102】
一方、前記図6(B)で示した、秘密画像ファイル12h1bに保存された元の撮影画像データ12h1b−2について、例えば図7(B)で示したように、顔隠し用画像の種類として文字列である撮影コメント12f(2)が入力登録され、秘密にしたい(公開したくない)知人として隠蔽対象顔画像部分H1が登録された場合には、図7(B1)に示すように、当該元の撮影画像データ12h1b−2の隠蔽対象顔画像部分H1に対して、撮影コメントメモリ12fから読み出された顔隠し用文字列である撮影コメント12f(2)を重ねて配した合成画像12h1c−2が作成され(ステップS7)、この合成画像12h1c−2は、指定のファイル名(12h1a)に対応するところの公開画像ファイル12h1cに記憶保存される(ステップS8)。
【0103】
この後、デジカメ撮影画像メモリ12bに記憶されている指定の画像ファイルの中の全ての撮影画像データ12b1,12b2,…について、前記同様に合成画像作成処理が繰り返されることで(ステップBS,B3,B4)、各撮影画像データ12b1,12b2,…それぞれの秘密画像ファイル12h1bへの元の撮影画像12h1b−1,−2,…としての保存、およびその隠蔽対象顔画像Hnの抽出に基づいた合成画像12h1c−1,−2,…の作成と、対応する公開画像ファイル12h1cへの保存が完了すると、前記秘密画像ファイル12h1bの読み出しキーとなる個人認証データ12h1a(指紋、パスワードなど)が認証情報入力部17xから入力されて同一ファイル名の撮影画像ファイル12h1に登録設定される(ステップB5)。
【0104】
このようにして、撮影した元の撮影画像12h1b−1,−2,…が撮影画像ファイル(1)12h1における秘密画像ファイル12h1bに保存され、また当該各撮影画像12h1b−1,−2,…内で秘密にしたい(公開したくない)被写体の顔画像Hnをシークレット用フォトアドレス帳メモリ12gに登録されている第三者に秘密の知人の顔画像データ12g(n)に基づき抽出し、これを任意の隠し画像12e(n)や撮影コメント12g(n)で隠してなる合成画像12h1c−1,−2,…を作成して同一撮影画像ファイル(1)12h1における公開画像ファイル12h1cに対応保存すると共に、その個人認証データ12h1aも対応付けて設定された状態で、これらの画像ファイルを表示部19の表示画面に表示させて見るには、図12における画像表示処理が起動される。
【0105】
図12は前記画像出力装置10の画像表示処理を示すフローチャートであり、同図(A)はその画像表示処理(方式1)を示すフローチャート、同図(B)はその画像表示処理(方式2)を示すフローチャートである。
【0106】
画像表示処理(方式1)の場合には、入力部16での入力操作により表示させるべき画像ファイルのファイル名が指定されると(ステップD11)、認証情報入力部17xからユーザ認証情報が入力されたか否か判断される(ステップD12)。
【0107】
ここで、ユーザ認証情報の入力がないと判断された場合には、前記指定のファイル名に対応するところの撮影画像ファイル12hnにおける公開画像ファイル12hnc内の合成画像が読み出され、例えば図6(A1)(B1)や(A2)(B2)あるいは図7(A1)(B1)で示したように、第三者に見られたくない(公開したくない)秘密の被写体の顔画像Hnを「サングラス」12e(3)や「マーク」12e(1)(2)あるいは撮影コメント12f(n)によって隠し合成してなる画像12hnc−1,−2,…として表示出力される(ステップD13)。
【0108】
一方、前記ステップD12において、ユーザ認証情報の入力がされたと判断されると共に、当該入力されたユーザ認証情報が前記指定のファイル名に対応するところの撮影画像ファイル12hnに登録された認証データ12hnaと一致する正しい認証情報であると判断された場合には(ステップD14)、該当の撮影画像ファイル12hnにおける秘密画像ファイル12hnb内の撮影画像が読み出され、例えば図6(A)(B)で示したように、何ら隠蔽合成していない元の撮影画像12hnb−1,−2,…として表示出力される(ステップD15)。
【0109】
一方、前記ステップD14において、入力されたユーザ認証情報が前記指定のファイル名に対応するところの撮影画像ファイル12hnに登録された認証データ12hnaと一致せず不正な認証情報であると判断された場合には、前記認証情報が入力されない場合(ステップD12)と同様に、該当の撮影画像ファイル12hnにおける公開画像ファイル12hnc内の合成画像が読み出され、図6(A1)(B1)や(A2)(B2)あるいは図7(A1)(B1)で示したように、第三者に見られたくない(公開したくない)秘密の被写体の顔画像Hnを「サングラス」12e(3)や「マーク」12e(1)(2)あるいは撮影コメント12f(n)によって隠し合成してなる画像12hnc−1,−2,…として表示出力される(ステップD13)。
【0110】
この画像表示処理(方式1)によれば、ファイル名の指定と共に正しいユーザ認識情報が入力された場合には、指定ファイル名の撮影画像ファイル12hnにおける秘密画像ファイル12hnbから合成処理していない元の撮影画像12hnb−1,−2,…が読み出されて表示されるようになり、またユーザ認識情報が入力されない場合や不正な認識情報が入力された場合には、指定ファイル名の撮影画像ファイル12hnにおける公開画像ファイル12hncから、秘密の被写体顔画像Hnを自然な顔隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)によって隠して合成処理した画像12hnc−1,−2,…が読み出されて表示されるようになり、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている自分の恋人など、第三者には秘密の被写体を写した撮影画像が保存されている場合でも、安心して第三者の操作に任せて画像の表示を行わせることができる。
【0111】
画像表示処理(方式2)の場合には、入力部16での入力操作により表示させるべき画像ファイルのファイル名が指定されると(ステップD21)、当該指定のファイル名に対応するところの撮影画像ファイル12hnにおける公開画像ファイル12hnc内の合成画像が読み出され、例えば図6(A1)(B1)や(A2)(B2)あるいは図7(A1)(B1)で示したように、第三者に見られたくない(公開したくない)秘密の被写体の顔画像画像Hnが「サングラス」12e(3)や「マーク」12e(1)(2)あるいは撮影コメント12f(n)によって隠され合成されてなる画像12hnc−1,−2,…として表示出力される(ステップD22)。
【0112】
すると、この公開画像ファイル12hncによる合成画像12hnc−1,−2,…の表示出力状態にあって、認証情報入力部17xからユーザ認証情報が入力されたか否か判断される(ステップD23)。
【0113】
ここで、ユーザ認証情報の入力がないと判断された場合には、前記公開画像ファイル12hncによる合成画像12hnc−1,−2,…の表示出力状態がそのまま維持される(ステップD23(No))。
【0114】
一方、前記ステップD23において、ユーザ認証情報の入力がされたと判断されると共に、当該入力されたユーザ認証情報が前記指定のファイル名に対応するところの撮影画像ファイル12hnに登録された認証データ12hnaと一致する正しい認証情報であると判断された場合には(ステップD24)、該当の撮影画像ファイル12hnにおける秘密画像ファイル12hnb内の撮影画像が読み出され、例えば図6(A)(B)で示したように、何ら隠蔽合成していない元の撮影画像12hnb−1,−2,…として表示出力される(ステップD25)。
【0115】
この画像表示処理(方式2)によれば、ファイル名の指定に応じて、まず当該指定ファイル名の撮影画像ファイル12hnにおける公開画像ファイル12hncから、秘密の被写体顔画像Hnを自然な顔隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)によって隠して合成処理した画像12hnc−1,−2,…が読み出されて表示され、この後、正しいユーザ認識情報が入力された場合は、同一撮影画像ファイル12hnにおける秘密画像ファイル12hnbから合成処理していない元の撮影画像12hnb−1,−2,…が読み出されて表示されるので、デジタルカメラ付き携帯電話10Aやデジタルカメラ10Bとしての本画像出力装置10を第三者の操作に任せて画像の表示を行わせたとしても、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている自分の恋人などが写っている第三者には秘密の撮影画像については当該秘密の被写体の顔画像を自然な顔隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)によって隠して合成処理した合成画像12hnc−1,−2,…として表示でき、正しい認証情報を知っているユーザ本人だけがその元の撮影画像12hnb−1,−2,…を表示させて見ることができる。
【0116】
なお、本実施形態では、秘密画像ファイル12hnbに保存される元の撮影画像12hnb−1,−2,…について、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12gに登録されている第三者に秘密の知人の顔画像データ12g(n)に基づき隠蔽対象顔画像Hnを抽出し、これを任意の隠し画像12e(n)や撮影コメント12g(n)で隠してなる合成画像12h1c−1,−2,…を作成して公開画像ファイル12hncに記憶させておき、正しいユーザ認証情報12hnaが入力されない状態では、この公開画像ファイル12hncに記憶させた合成画像12hnc−1,−2,…を表示させることで、第3者には秘密の被写体の顔画像Hnを見せずにその撮影画像の雰囲気が分かるような表示を行う構成としたが、公開画像ファイル12hncには秘密画像ファイル12hnbに保存される元の撮影画像12hnb−1,−2,…のそれぞれに対応付けた隠蔽対象顔画像Hnの位置とこれに重ねて合成すべき隠し用画像の種類(12e(n)や12f(n))だけを記憶させておき、この公開画像ファイル12hncの出力に際して前記元の撮影画像12hnb−1,−2,…に対する隠蔽対象顔画像Hnの隠蔽合成処理をその都度行い表示出力する構成としてもよい。
【0117】
したがって、前記構成の画像出力装置10による公開/秘密画像設定表示機能によれば、画像入力部17を介して撮影されデジカメ撮影画像メモリ12bに記憶された画像ファイルの各撮影画像データ12b1,12b2,…を、元の撮影画像12hnb−1,−2,…としてそのファイル名及びユーザ認証データ12hnaに対応付けて秘密画像ファイル12hnbとして保存すると共に、元の撮影画像12hnb−1,−2,…について、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている秘密の人物の顔画像Hnを抽出して自然な隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)で隠蔽処理した合成画像12hnc−1,−2,…を容易に作成して公開画像ファイル12hncに記憶させる。そして、画像の表示操作(方式2)に伴いファイル名が指定されると、指定のファイル名に対応する撮影画像ファイル(n)12hn内の公開画像ファイル12hncから前記合成画像12hnc−1,−2,…が読み出されて表示され、正しいユーザ認証データ12hnaが入力されることで、前記秘密画像ファイル12hnbに保存された元の撮影画像12hnb−1,−2,…が読み出されて表示されるので、第三者の操作によって元の撮影画像12hnb−1,−2,…がそのまま表示されるのを防止することができ、しかも合成画像12hnc−1,−2,…であっても、秘密対象の被写体の顔画像Hnは自然な画像や撮影コメントで隠されて合成されているので、撮影の構図やその雰囲気については十分第3者にも表現することができる。
【0118】
一方、画像の表示操作(方式1)に伴いファイル名が指定されると共に、正しいユーザ認証データ12hnaが入力された場合には、指定のファイル名に対応する撮影画像ファイル(n)12hn内の元の撮影画像12hnb−1,−2,…が読み出されて表示され、正しいユーザ認証データ12hnaが入力されなかった場合には、同一撮影画像ファイル(n)12hn内の公開画像ファイル12hncから秘密対象の被写体顔画像Hnを自然な画像やコメントで隠蔽処理した合成画像12hnc−1,−2,…が読み出されて表示されるので、ユーザ本人によってのみ元の撮影画像12hnb−1,−2,…をそのまま表示させて見ることができ、第三者であっても保存画像の表示操作を安心して行わせることができる。
【0119】
また、前記構成の画像出力装置10による合成画像作成処理に伴う対象画像抽出機能によれば、秘密画像ファイルに保存される元の撮影画像12hnbについての隠蔽対象顔画像Hnの抽出は、当該元の撮影画像12hnbのからの輪郭処理又は肌色円形部分の抽出処理によって得られる各被写体の顔画像と、シークレット用フォトアドレス帳メモリ12g3に登録されている第3者には知られたくない(公開したくない)秘密の知人の顔画像データ12g(n)との類似度判断に基づき行われるので、隠蔽対象顔画像Hnを抽出すべき複数枚の撮影画像12hnb−1,−2,…に対しても容易にその秘密の知人である顔画像部分Hnを抽出して合成画像を作成することができる。
【0120】
なお、前記実施形態の画像出力装置10では、デジタルカメラ付き携帯電話10Aやデジタルカメラ10Bのその本体において、撮影した画像ファイルの元の撮影画像12hnb−1,−2,…を秘密画像ファイル12hnbに保存すると共に、当該元の撮影画像12hnb−1,−2,…それぞれにおける隠蔽対象の顔画像Hnを自然な隠し用画像12e(n)や撮影コメント12f(n)などを重ねて隠蔽処理した合成画像12hnc−1,−2,…を作成して公開画像ファイル12hncに記憶させる。そして、この撮影装置10A,10B本体での画像表示操作に伴い、正規のユーザ認証データ12hnaが入力された場合には前記秘密画像ファイル12hnbに保存された元の撮影画像12hnb−1,−2,…を表示出力し、正規のユーザ認証データ12hnaが入力されない場合には前記公開画像ファイル12hncに保存された合成画像12hnc−1,−2,…を表示出力する構成としたが、次の第2実施形態において説明するように、インターネットなどの通信ネットワークN上にあるWebサーバ30において前記同様の撮影画像ファイルの各撮影画像に対する合成画像作成機能や保存機能を持たせ、このWebサーバ30に対する各通信端末からのアクセスに伴い、正規のユーザ認証データが入力されたか否かによって、前記同様に元の撮影画像か又はその合成画像を選択出力する構成としてもよい。
【0121】
(第2実施形態)
図13は本発明の第2実施形態に係る画像配信サーバ30の構成を示すブロック図である。
【0122】
この画像配信サーバ30は、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)31が備えられる。
【0123】
CPU31は、メモリ32内に予め記憶されたサーバ制御プログラム、あるいはCD−ROMなどの外部記録媒体33から記録媒体読取部34を介して前記メモリ32に読み込まれたサーバ制御プログラム、あるいはインターネットN上の他のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から電送制御部35を介して前記メモリ32に読み込まれたサーバ制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ32に記憶されたサーバ制御プログラムは、電送制御部35を介して接続されるインターネットN上の各通信端末(デジタルカメラ付き携帯電話10A、通信機能付きデジタルカメラ10B、その他PC(personal computer)端末などや他のWebサーバとの通信信号に応じて起動される。
【0124】
前記CPU31には、前記メモリ32、記録媒体読取部34、電送制御部35が接続される他に、LCDからなる表示部36などが接続される。
【0125】
そして、メモリ32には、当該画像配信サーバ30の全体の動作を司るシステムプログラムや電送制御部35を介してインターネットN上の各通信端末(デジタルカメラ付き携帯電話10A、通信機能付きデジタルカメラ10B、その他PC(personal computer)端末)などや他のWebサーバとデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、前記インターネットN上の各通信端末(10A,10Bなど)とのアクセスに基づき、それぞれそのユーザ端末毎の撮影画像ファイル32Hn,…を生成管理し、撮影画像データを保存・配信したり、当該撮影画像内の秘密にしたい(公開したくない)被写体顔画像の抽出,隠蔽による合成画像の作成処理や保存・配信処理などを行うための画像出力処理プログラム32aなどが記憶される。
【0126】
従って、この画像配信サーバ30のメモリ32にも、前記画像出力装置10のメモリ12と同様に、各ユーザ端末から受信された撮影画像ファイルが一時記憶される受信撮影画像メモリ32b、この受信された撮影画像ファイルについて合成画像を作成するための隠し対象顔位置登録メモリ32c、隠し種類登録メモリ32d、顔隠し用画像メモリ32e、各ユーザ端末において入力され受信された撮影コメントを記憶するための受信撮影コメントメモリ32fなどが用意され、さらに、各ユーザ端末毎の管理ファイル32hとして、フォトアドレス帳メモリ32g(ビジネス1,プライベート2,シークレット3)、撮影画像ファイル32h1,32h2,…などが用意される。
【0127】
各ユーザ端末毎の撮影画像ファイル(1)32h1,(2)32h2,…には、そのそれぞれのファイル(1)(2)…毎に、ファイル名:ユーザ認証データ(指紋画像やパスワードなど)32h1a,32h2a,…に対応付けされた秘密画像ファイル32h1b,32h2b,…と公開画像ファイル32h1c,32h2c,…とが容易される。
【0128】
秘密画像ファイル32h1b,32h2b,…には、アクセス元のユーザ端末(10Aや10Bなど)から受信され前記受信撮影画像メモリ32bに記憶された撮影画像ファイル内の各撮影画像データがそのまま元の撮影画像32hnb−1,−2,…として記憶保存され、公開画像ファイル32h1c,32h2c,…には、前記秘密画像ファイル32h1b,32h2b,…に記憶された元の撮影画像32hnb−1,−2,…それぞれの秘密の被写体顔画像を自然な隠し用画像や撮影コメントによって隠蔽処理した合成画像32hnc−1,−2,…が記憶保存される。
【0129】
この秘密画像ファイル32h1b,32h2b,…に保存される元の撮影画像データ32hnb−1,−2,…と公開画像ファイル32h1c,32h2c,…に保存される合成画像データ32hnc−1,−2,…との関係については、前記第1実施形態にて説明した画像出力装置10と同様であるためその説明を省略する。
【0130】
このような構成の画像配信サーバ30をインターネットなどの通信ネットワークN上に開設し、各ユーザ端末としてのデジタルカメラ付き携帯電話10Aや通信機能付きデジタルカメラ10Bなどとの通信を行い、各ユーザ端末におけるフォトアドレス帳データや撮影画像ファイルを取り込み当該画像配信サーバ30において前記第1実施形態の画像出力装置10と同様に管理することで、各ユーザ端末32hn…毎に元の撮影画像32hnb−1,−2,…に対応付けて合成画像32hnc−1,−2,…を生成保存することができ、またこれらの保存画像を各ユーザ端末からの要求に応じて配信することができる。
【0131】
この場合、各ユーザファイル32hn…に保存された秘密画像ファイル32hnb内の元の撮影画像32hnb−1,−2,…は、その何れも各対応するユーザ端末の認証データ32hnaが入力一致判断された場合にのみ読み出されて配信される。
【0132】
したがって、前記構成の画像配信サーバ30において各ユーザ端末との間でアクセスしながら実施される公開/秘密画像設定機能やこれに伴う合成画像作成機能、そして画像配信機能によれば、ユーザ端末とのアクセスに伴い受信されたユーザ名:ファイル名:ユーザ認証データ32hnaに対応付けて、撮影受信された画像ファイル32b1,32b2,…中の元の撮影画像32hnb−1,−2,…を秘密画像ファイル32hnbとして保存すると共に、元の撮影画像32hnb−1,−2,…における隠蔽対象の顔画像Hnを当該ユーザ毎のフォトアドレス帳メモリ32gに登録されたシークレットの顔画像(32g3)に基づき抽出して隠蔽処理した合成画像32hnc−1,−2,…を作成して公開画像ファイル32hncに保存させる。この後、ユーザ端末からのアクセスに伴いファイル名が指定されると、該当ユーザのファイル名32hnaに対応する撮影画像ファイル(n)32hn内の公開画像ファイル32hncから秘密対象の被写体顔画像Hnを隠蔽処理した合成画像32hnc−1,−2,…が読み出されて配信され、正しいユーザ認証データ32hnaが入力されることで、前記秘密画像ファイル32hnbに保存された元の撮影画像32hnb−1,−2,…が読み出されて配信されるので、第三者端末からのアクセス操作によって元の撮影画像32hnb−1,−2,…がそのまま配信出力されるのを防止することができ、しかも合成画像32hnc−1,−2,…であっても、秘密対象の顔画像Hnは自然な隠し用画像や撮影コメントなどによって隠蔽されて合成されているので、撮影の構図やその雰囲気については配信先の第3者にも十分表現することができる。
【0133】
なお、この画像配信サーバ20では、特定会員用のHP(ホームページ)からの端末アクセスに基づき撮影画像の配信要求があった場合には、各会員ユーザファイル32hn…に保存された秘密画像ファイル32hnb内の元の撮影画像32hnb−1,−2,…を出力配信し、一般会員用のHP(ホームページ)からの端末アクセスに基づき撮影画像の配信要求があった場合には、各会員ユーザファイル32hn…に保存された公開画像ファイル32hnc内の合成画像32hnc−1,−2,…を出力配信する構成としてもよい。
【0134】
なお、前記各実施形態において記載した画像出力装置10や画像配信サーバ30による各処理の手法、すなわち、図8のフローチャートに示す画像撮影処理、図9のフローチャートに示す公開/秘密画像設定処理、図10のフローチャートに示す当該公開/秘密画像設定処理に伴う合成画像作成処理、図11のフローチャートに示す当該合成画像作成処理に伴う対象画像抽出処理、図12のフローチャートに示す画像表示処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体13(33)に格納して配布することができる。そして、通信ネットワーク(インターネット)Nとの通信機能を備えた種々のコンピュータ端末は、この外部記録媒体13(33)に記憶されたプログラムを記録媒体読取部14(34)によってメモリ12(32)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した公開/秘密画像設定・表示(配信)機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
【0135】
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末から前記のプログラムデータを取り込み、前述した公開/秘密画像設定・表示(配信)機能を実現することもできる。
【0136】
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
【0137】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に係る画像出力装置によれば、サーチ画像記憶手段によりサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段により撮影画像が記憶される。そして、画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出される。すると、合成画像作成手段によって前記抽出された対象画像を隠蔽した合成画像がされ、合成画像出力手段によって出力されるので、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できるようになる。
【0138】
また、本発明の請求項2に係る画像出力装置によれば、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、合成画像作成手段によって前記対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像が作成され、合成画像記憶手段によって記憶される。すると、合成画像出力手段によって外部からの画像出力要求に応答して前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像が出力され、また撮影画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴う認証情報の入力に応答して、前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力されるので、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成できるばかりでなく、通常の画像出力要求時には当該合成画像を出力でき、撮影者本人などの認証情報が入力された場合にのみ元の撮影画像を出力できるようになる。
【0139】
また、本発明の請求項3に係る画像出力装置によれば、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、合成画像作成手段によって前記対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像が作成され、合成画像記憶手段によって記憶される。すると、画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力され、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像が出力されるので、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成できるばかりでなく、撮影者本人などの正規の認証情報が入力された場合には元の撮影画像を出力でき、正規の認証情報が入力されない場合にはその合成画像を出力できるようになる。
【0140】
また、本発明の請求項4に係る画像出力装置によれば、サーチ画像記憶手段によってサーチ対象の画像が記憶され、撮影画像記憶手段によって撮影画像が記憶される。そして、対象画像抽出手段によって前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像が抽出され、対象画像部記憶手段によって前記抽出された撮影画像の中の対象画像部分が記憶される。すると、撮影画像出力手段によって外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像が出力され、また、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には、合成画像作成手段によって前記対象画像部記憶手段により記憶された撮影画像の中の対象画像部分を隠蔽した合成画像が作成されると共に、合成画像出力手段によって出力されるので、撮影者本人などの正規の認証情報が入力された場合には撮影した元の撮影画像を出力でき、正規の認証情報が入力されない場合には撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像としての対象画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを隠蔽した合成画像を作成して出力できるようになる。
【0141】
また、本発明の請求項5に係る画像出力装置によれば、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に係る画像出力装置にあって、前記サーチ対象の画像は顔画像であり、前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像である顔画像を目隠し画像で隠蔽した合成画像を作成するので、撮影画像の中の例えば秘密の人物の顔画像を、サーチ対象の顔画像に基づき容易に抽出しこれを目隠し画像で隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できるようになる。
【0142】
また、本発明の請求項6に係る画像出力装置によれば、前記請求項5に係る画像出力装置にあって、さらに、目隠し画像記憶手段によって複数種類の目隠し画像を記憶し、目隠し画像選択手段によって前記目隠し画像を選択すると、この選択された目隠し画像が前記合成画像作成手段による顔画像隠蔽のための目隠し画像とされるので、撮影画像の中の例えば秘密の人物の顔画像を目隠しして隠蔽するための目隠し画像を、当該撮影画像に合わせて複数種類の目隠し画像の中から選べるようになる。
【0143】
また、本発明の請求項7に係る画像出力装置によれば、請求項1ないし請求項4の何れか1項に係る画像出力装置にあって、さらに、文字列を入力する文字列入力手段を備え、前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像を前記文字列入力手段により入力された文字列で隠蔽した合成画像を作成するので、撮影画像の中の例えば秘密の被写体画像を、サーチ対象の画像に基づき容易に抽出しこれを撮影コメントなどの入力文字列で隠蔽した合成画像を作成でき、この合成画像を出力できるようになる。
【0144】
また、本発明の請求項8に係る画像出力装置によれば、前記請求項1ないし請求項7の何れか1項に係る画像出力装置にあって、さらに、デジタルカメラなどの撮影手段を備え、この撮影手段により撮影された撮影画像に基づいて、当該撮影画像が撮影画像記憶手段により記憶されたり、この撮影画像のサーチ対象画像が隠蔽合成されて合成画像出力手段により出力されるようになる。
【0145】
よって、撮影画像中の隠したい画像を容易に探し出し、画像合成して出力することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像出力装置10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記画像出力装置10の顔隠し用画像メモリ12eに記憶された各種の顔隠し用画像(1),(2),…を示す図。
【図3】前記画像出力装置10のフォトアドレス帳メモリ12gに記憶された各フォトアドレスデータの内容を示す図。
【図4】前記画像出力装置であるデジタルカメラ付き携帯電話10Aの外観構成を示す図であり、同図(A)はその全体斜視図、同図(B)はその部分拡大図。
【図5】前記画像出力装置であるデジタルカメラ10Bとそのクレードル15xの外観構成を示す図。
【図6】前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴い撮影画像ファイル12h1にユーザ認証データ12h1aを対応付けて保存管理される秘密画像ファイル12h1bと公開画像ファイル12h1cを示す図であり、同図(A)(B)は秘密画像ファイル12h1bに保存管理された元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2を示す図、同図(A1)(B1)および同図(A2)(B2)はそれぞれ隠蔽対象顔画像や隠し画像の種類が異なる場合に公開画像ファイル12h1cに保存管理された合成画像12h1c−1,12h1c−2を示す図。
【図7】前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴い撮影画像ファイル12h1にユーザ認証データ12h1aを対応付けて保存管理される秘密画像ファイル12h1bと公開画像ファイル12h1cを示す図であり、同図(A)(B)は秘密画像ファイル12h1bに保存管理された元の撮影画像12h1b−1,12h1b−2に撮影コメント入力した状態を示す図、同図(A1)(B1)は隠し画像の種類が撮影コメントである場合に公開画像ファイル12h1cに保存管理される合成画像12h1c−1,12h1c−2を示す図。
【図8】前記画像出力装置10による画像撮影処理を示すフローチャート。
【図9】前記画像出力装置10による公開/秘密画像設定処理を示すフローチャート。
【図10】前記画像出力装置10の公開/秘密画像設定処理に伴う合成画像作成処理を示すフローチャート。
【図11】前記画像出力装置10の合成画像作成処理に伴う対象画像抽出処理を示すフローチャート。
【図12】前記画像出力装置10の画像表示処理を示すフローチャートであり、同図(A)はその画像表示処理(方式1)を示すフローチャート、同図(B)はその画像表示処理(方式2)を示すフローチャート。
【図13】本発明の第2実施形態に係る画像配信サーバ30の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 …画像出力装置
10A…デジタルカメラ付き携帯電話
10B…通信機能付きデジタルカメラ
30 …画像配信サーバ
11、31…CPU
12、32…メモリ
12a、32a…画像出力処理プログラム
12b(32b)…デジカメ(受信)撮影画像メモリ
12c、32c…隠し対象顔位置登録メモリ
12d、32d…隠し種類登録メモリ
12e、32e…顔隠し用画像メモリ
12f(32f)…(受信)撮影コメントメモリ
12g、32g…フォトアドレス帳メモリ
12hna、32hna…ファイル名:ユーザ認証データ
12hnb、32hnb…秘密画像ファイル(元の撮影画像)
12hnc、32hnc…公開画像ファイル(合成画像)
13、33…外部記録媒体
14、34…記録媒体読取部
15、35…電送制御部
16 …入力部
17 …画像入力部(デジタルカメラ)
17x…認証情報入力部
18 …距離センサ
19、36…表示部
20 …画像出力部
21 …Webサーバ
N …通信ネットワーク(インターネット)

Claims (18)

  1. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を出力する合成画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、
    外部からの画像出力要求に応答して、前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を出力する合成画像出力手段と、
    外部からの画像出力要求に伴う認証情報の入力に応答して、前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を出力する撮影画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  3. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、
    外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を出力し、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を出力する画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  4. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された撮影画像の中の対象画像部分を記憶する対象画像部記憶手段と、
    外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を出力する撮影画像出力手段と、
    外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記対象画像部記憶手段により記憶された撮影画像の中の対象画像部分を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を出力する合成画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  5. 前記サーチ対象の画像は顔画像であり、
    前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像である顔画像を目隠し画像で隠蔽した合成画像を作成することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像出力装置。
  6. さらに、
    複数種類の目隠し画像を記憶する目隠し画像記憶手段と、
    この目隠し画像記憶手段により記憶された目隠し画像を選択する目隠し画像選択手段とを備え、
    前記合成画像作成手段による顔画像隠蔽のための目隠し画像は、前記目隠し画像選択手段により選択された目隠し画像であることを特徴とする請求項5に記載の画像出力装置。
  7. さらに、
    文字列を入力する文字列入力手段を備え、
    前記合成画像作成手段は、撮影画像の中の対象画像を前記文字列入力手段により入力された文字列で隠蔽した合成画像を作成することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像出力装置。
  8. さらに、撮影手段を備え、
    前記撮影画像記憶手段は、前記撮影手段により撮影された撮影画像を記憶することを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の画像出力装置。
  9. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶ステップと、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶ステップと、
    この撮影画像記憶ステップにて記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶ステップにて記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出ステップと、
    この対象画像抽出ステップにて抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    この合成画像作成ステップにて作成された合成画像を出力する合成画像出力ステップと、
    からなることを特徴とする画像出力方法。
  10. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶ステップと、撮影画像を記憶する撮影画像記憶ステップと、
    この撮影画像記憶ステップにて記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶ステップにて記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出ステップと、
    この対象画像抽出ステップにて抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    この合成画像作成ステップにて作成された合成画像を記憶する合成画像記憶ステップと、
    外部からの画像出力要求に応答して、前記合成画像記憶ステップにて記憶された合成画像を出力する合成画像出力ステップと、
    外部からの画像出力要求に伴う認証情報の入力に応答して、前記撮影画像記憶ステップにて記憶された撮影画像を出力する撮影画像出力ステップと、
    からなることを特徴とする画像出力方法。
  11. サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶ステップと、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶ステップと、
    この撮影画像記憶ステップにて記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶ステップにて記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出ステップと、
    この対象画像抽出ステップにて抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    この合成画像作成ステップにて作成された合成画像を記憶する合成画像記憶ステップと、
    外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶ステップにて記憶された撮影画像を出力し、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記合成画像記憶ステップにて記憶された合成画像を出力する画像出力ステップと、
    からなることを特徴とする画像出力方法。
  12. コンピュータを制御して画像の出力処理を行うための画像出力処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を出力する合成画像出力手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な画像出力処理プログラム。
  13. コンピュータを制御して画像の出力処理を行うための画像出力処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段、
    外部からの画像出力要求に応答して、前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を出力する合成画像出力手段、
    外部からの画像出力要求に伴う認証情報の入力に応答して、前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を出力する撮影画像出力手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な画像出力処理プログラム。
  14. コンピュータを制御して画像の出力処理を行うための画像出力処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    サーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段、
    撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段、
    外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を出力し、外部からの画像出力要求に伴い正規の認証情報が入力されない場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を出力する画像出力手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な画像出力処理プログラム。
  15. 端末毎にサーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    端末から撮影画像を受信する撮影画像受信手段と、
    この撮影画像受信手段により受信された撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、
    端末からの画像配信要求の受信に応答して、前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を当該端末へ送信する合成画像送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像配信サーバ。
  16. 端末毎にサーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段と、
    端末から撮影画像を受信する撮影画像受信手段と、
    この撮影画像受信手段により受信された撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段と、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、
    特定会員用ホームページから画像配信要求が受信された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を送信し、一般会員用ホームページから画像配信要求が受信された場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を送信する画像送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像配信サーバ。
  17. コンピュータを制御して画像の配信処理を行うための画像配信処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末毎にサーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段、
    端末から撮影画像を受信する撮影画像受信手段、
    この撮影画像受信手段により受信された撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段、
    端末からの画像配信要求の受信に応答して、前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を当該端末へ送信する合成画像送信手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な画像配信処理プログラム。
  18. コンピュータを制御して画像の配信処理を行うための画像配信処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末毎にサーチ対象の画像を記憶するサーチ画像記憶手段、
    端末から撮影画像を受信する撮影画像受信手段、
    この撮影画像受信手段により受信された撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段、
    この撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から前記サーチ画像記憶手段により記憶されたサーチ対象の画像に対応する対象画像を抽出する対象画像抽出手段、
    この対象画像抽出手段により抽出された対象画像を隠蔽した合成画像を作成する合成画像作成手段、
    この合成画像作成手段により作成された合成画像を記憶する合成画像記憶手段、
    特定会員用ホームページから画像配信要求が受信された場合には前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像を送信し、一般会員用ホームページから画像配信要求が受信された場合には前記合成画像記憶手段により記憶された合成画像を送信する画像送信手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な画像配信処理プログラム。
JP2003202967A 2003-07-29 2003-07-29 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム Abandoned JP2005049939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202967A JP2005049939A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202967A JP2005049939A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005049939A true JP2005049939A (ja) 2005-02-24

Family

ID=34262490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003202967A Abandoned JP2005049939A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005049939A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173897A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Megachips System Solutions Inc 映像変換装置、映像再生装置、映像処理装置および映像変換方法、映像再生方法、映像処理方法ならびに映像変換プログラム、映像再生プログラム、映像処理プログラム
JP2007213181A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Advanced Telecommunication Research Institute International プライバシー保護画像生成装置
JP2008034963A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Fujifilm Corp 撮影装置および撮影方法
JP2008066893A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Canon Inc 撮影システム、撮像装置、監視装置及びそれらの制御方法、プログラム、記憶媒体
WO2008078624A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Panasonic Corporation 映像出力装置
JP2008252486A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nikon Corp プロジェクタ機能付きデジタルカメラ
JP2009033738A (ja) * 2007-07-04 2009-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置、画像ファイルのデータ構造
JP2009288507A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 画像表示装置及びプログラム
JP2009290541A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2010068129A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Casio Comput Co Ltd 撮影装置及びプログラム
JP2012060255A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Canon Inc 画像記録装置、方法及びプログラム
US8233677B2 (en) 2007-07-04 2012-07-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Image sensing apparatus and image file data structure
JP2013069187A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Dainippon Printing Co Ltd 画像処理システム、画像処理方法、サーバおよびプログラム
JP2013179688A (ja) * 2013-05-23 2013-09-09 Mega Chips Corp 映像再生装置、映像処理装置および映像再生方法、映像処理方法ならびに映像再生プログラム、映像処理プログラム
WO2015075770A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 日立マクセル株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
WO2021199533A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 富士フイルム株式会社 サンプル保存装置、その作動方法及び作動プログラム
WO2023042515A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 キヤノン株式会社 表示装置、制御装置、制御方法、及び、プログラム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173897A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Megachips System Solutions Inc 映像変換装置、映像再生装置、映像処理装置および映像変換方法、映像再生方法、映像処理方法ならびに映像変換プログラム、映像再生プログラム、映像処理プログラム
JP2007213181A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Advanced Telecommunication Research Institute International プライバシー保護画像生成装置
JP4701356B2 (ja) * 2006-02-08 2011-06-15 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 プライバシー保護画像生成装置
JP2008034963A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Fujifilm Corp 撮影装置および撮影方法
JP4683340B2 (ja) * 2006-07-26 2011-05-18 富士フイルム株式会社 撮影装置および撮影方法
US7907180B2 (en) 2006-09-05 2011-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Shooting system, access control apparatus, monitoring apparatus, control method, and storage medium for processing an image shot by an image sensing apparatus to restrict display
JP2008066893A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Canon Inc 撮影システム、撮像装置、監視装置及びそれらの制御方法、プログラム、記憶媒体
WO2008078624A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Panasonic Corporation 映像出力装置
JP2008252486A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nikon Corp プロジェクタ機能付きデジタルカメラ
JP2009033738A (ja) * 2007-07-04 2009-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置、画像ファイルのデータ構造
US8233677B2 (en) 2007-07-04 2012-07-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Image sensing apparatus and image file data structure
JP2009290541A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2009288507A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 画像表示装置及びプログラム
JP2010068129A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Casio Comput Co Ltd 撮影装置及びプログラム
JP2012060255A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Canon Inc 画像記録装置、方法及びプログラム
JP2013069187A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Dainippon Printing Co Ltd 画像処理システム、画像処理方法、サーバおよびプログラム
JP2013179688A (ja) * 2013-05-23 2013-09-09 Mega Chips Corp 映像再生装置、映像処理装置および映像再生方法、映像処理方法ならびに映像再生プログラム、映像処理プログラム
WO2015075770A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 日立マクセル株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
WO2021199533A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 富士フイルム株式会社 サンプル保存装置、その作動方法及び作動プログラム
JPWO2021199533A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07
JP7394966B2 (ja) 2020-03-31 2023-12-08 富士フイルム株式会社 サンプル保存装置、その作動方法及び作動プログラム
WO2023042515A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 キヤノン株式会社 表示装置、制御装置、制御方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005049939A (ja) 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム
JP4931924B2 (ja) メディアデータ処理装置及びメディアデータ処理方法
JP4760172B2 (ja) 画像処理装置、ユーザid格納端末装置、写真撮影装置、画像処理端末装置、画像処理方法、および画像処理システム
US8725718B2 (en) Content management apparatus, content management method, content management program, and integrated circuit
JP2003298803A (ja) 画像提供サーバ、画像提供システム、および画像提供方法
JP2006165822A (ja) 電子カメラおよびプログラム
JP5964722B2 (ja) カラオケシステム
JP6307964B2 (ja) 管理サーバ、写真シール作成装置、画像管理方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2016154021A (ja) 動画像提供システム
JP5278840B1 (ja) 写真撮影遊戯システム、サーバ、画像提供方法及び画像提供プログラム。
JP4423929B2 (ja) 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム
JP6428152B2 (ja) 肖像権保護プログラム、情報通信装置及び肖像権保護方法
JP4952410B2 (ja) アドレス送信装置およびその制御方法、メール送信システム、アドレス送信装置制御プログラム、ならびに記録媒体
JP6043753B2 (ja) コンテンツ再生システム、サーバ、携帯端末、コンテンツ再生方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006287514A (ja) カメラ装置およびその制御プログラム
JP4161769B2 (ja) 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム
JP2005050012A (ja) 画像出力装置、画像出力方法、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ、画像配信処理プログラム
JP4254391B2 (ja) 画像出力装置、画像出力処理プログラム、および画像配信サーバ
JP4151543B2 (ja) 画像出力装置、画像出力方法、および画像出力処理プログラム
JP2015154218A (ja) サーバシステム及びプログラム
CN106250737A (zh) 访问控制方法、装置及用户终端
JP2006172146A (ja) データ管理機能を有する機器、及び、データ管理プログラム
JP2007166383A (ja) デジタルカメラ及び画像合成方法並びにプログラム
JP2006318352A (ja) 画像処理装置
JP6849851B2 (ja) 撮影システム、撮影装置及びユーザ撮影方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20081119