JP2008108216A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアプリケーションを利用する複雑な操作を簡略化できる。
【解決手段】携帯電話100は、RAM146と、メインディスプレイ150と、メイン操作部120と、制御部110とを含む。RAM146は、第1のアプリケーションソフトウェアと、第2のアプリケーションソフトウェアと、動作を表わす複数の種類の情報とを記憶する。メインディスプレイ150は、画像を表示する。メイン操作部120は、複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を受付ける。制御部110は、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作し、データを表わす情報とデータに対する処理の内容を表わす情報とに基づいて動作を表わす情報を生成し、動作を表わす情報をRAM146に記憶させ、その情報をメインディスプレイ150に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、グラフィカルユーザインタフェースに制約を受ける情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
従来、携帯電話のカメラで撮影した画像をその携帯電話によって友人に送信する場合、次の手順を経ることとなる。第1の手順は、携帯電話にインストールされた撮影用アプリケーションソフトウェアを起動することである。第2の手順は、画像を撮影することである。第3の手順は、メール作成用のアプリケーションソフトウェアを起動することである。第4の手順はメールを作成することである。第5の手順は、アドレス表示用のアプリケーションソフトウェアを起動することである。第6の手順は、相手のメールアドレスを入力することである。第7の手順は、撮影した画像がメールに添付されていることを確認することである。第8の手順は、メール作成用のアプリケーションソフトウェアを利用してメールを送信することである。つまり、複数のアプリケーションソフトを起動しなければ、ユーザは撮影直後の画像を送信することさえできない。
複数の操作を簡単に実行する方法の一種に、いわゆる「マクロ」を使用する方法が挙げられる。しかしながら、マクロには次の欠点がある。第1の欠点は、特定のアプリケーションソフトウェアの内部でしか使用できないことである。第2の欠点は、前もって記録する内容を決めてその通りに操作を行うか、あるいはエディタで編集しておくことが必要なことである。
特許文献1は、コンピュータの操作を支援するコンピュータ操作支援装置を開示する。特許文献1に開示されたコンピュータ操作支援装置は、コンピュータに対して行われた操作内容を操作履歴として記録する操作履歴記録処理部と、ユーザ入力の行われる位置を示す情報を操作履歴中に指定して操作履歴の編集を行う操作履歴編集処理部と、操作履歴をコンピュータに入力してその操作履歴の再生を行うと共に、指定された位置の操作履歴を再生する際にユーザからの入力を受け付け、その受け付けたユーザ入力の内容に従って当該操作履歴の操作内容を再生して当該コンピュータの操作を支援する操作履歴再生処理部とを備えるものである。
特許文献1に開示された発明によると、コンピュータの使い方を習得していない利用者が、他の利用者の操作内容を参考にすることで、コンピュータを使用することができる。
特開2003−29891号公報
ユーザが過去に行った操作を提示するという点では、例えば特許文献1のようなコンピュータ操作支援装置が知られている。しかしながら、特許文献1に示されている操作支援装置は、操作に不慣れな人への教育を目的としているため、複数のアプリケーションソフトを起動しなければ、ユーザは撮影直後の画像を送信することさえできない。その他のさまざまな操作についても、同様のことが言える。すなわち、特許文献1に開示された発明には、複数のアプリケーションを利用する操作を実施するためには、それらのアプリケーションを起動したり終了させたりする操作をユーザがいちいち実施しなくてはならないという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数のアプリケーションを利用する複雑な操作を簡略化できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面にしたがうと、情報処理装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段とを含む。記憶手段は、第1のアプリケーションソフトウェアと、第2のアプリケーションソフトウェアと、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方により実現される動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報とを記憶する。第1のアプリケーションソフトウェアは、データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである。第2のアプリケーションソフトウェアは、データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである。表示手段は、画像を表示する。入力手段は、複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する。制御手段は、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作し、かつ表示手段を制御する。制御手段は、動作手段と、第1の生成手段と、第2の生成手段と、第3の生成手段と、記憶制御手段と、表示制御手段とを含む。動作手段は、入力手段に入力された情報に対応するように、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する。第1の生成手段は、第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作手段が動作した際、動作手段が生成したデータを表わす情報を生成する。第2の生成手段は、第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作手段がデータを処理する際、データに対する処理の内容を表わす情報を生成する。第3の生成手段は、第1の生成手段が生成した情報、および第2の生成手段が生成した情報により、動作手段が実施する動作を表わす情報を生成する。記憶制御手段は、第3の生成手段が生成した情報を、複数の種類の情報の一種として記憶するように、記憶手段を制御する。表示制御手段は、複数の種類の情報に対応する画像を表示するように、表示手段を制御する。
また、上述した第3の生成手段は、第1の生成手段が生成した情報と第2の生成手段が生成した情報とを組み合わせるための組合せ手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した組合せ手段は、第1の制御手段と、第2の制御手段とを含むことが望ましい。第1の制御手段は、第1の生成手段が生成した情報を記憶するように記憶手段を制御する。第2の制御手段は、第2の生成手段が生成した情報を第1の生成手段が生成した情報に対応付けて記憶するように記憶手段を制御する。
また、上述した記憶手段は、第1のアプリケーションソフトウェア、第2のアプリケーションソフトウェア、および複数の種類の情報に加え、データに対応する文字列の情報と、処理の内容を表わす文字列の情報とを記憶することが望ましい。併せて、表示制御手段は、データに対応する文字列の情報と、処理の内容を表わす文字列の情報と、複数の種類の情報とに対応する画像を表示するように、表示手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した表示制御手段は、合成手段と、表示手段を制御するための手段とを含むことが望ましい。合成手段は、データを表わす情報と処理の内容を表わす情報との組み合わせに基づいて、データに対応する文字列と処理の内容を表わす文字列とを有する文字列の情報を合成する。表示手段を制御するための手段は、合成手段が合成した情報を表わす画像を表示するように、表示手段を制御する。
もしくは、上述したデータに対応する文字列は、データに対応する単語を表わす文字列を含むことが望ましい。
本発明の他の局面に従うと、情報処理方法は、第1の生成ステップと、第2の生成ステップと、第3の生成ステップと、記憶ステップと、表示ステップと、入力ステップと、動作ステップとを含む。第1の生成ステップは、第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データを表わす情報を生成する。第1のアプリケーションソフトウェアは、データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである。第2の生成ステップは、第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データに対する処理の内容を表わす情報を生成する。第2のアプリケーションソフトウェアは、データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである。第3の生成ステップは、第1の生成ステップにおいて生成した情報、および第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する。記憶ステップは、第3の生成ステップにおいて生成した情報を
、動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する。表示ステップは、複数の種類の情報に対応する画像を表示する。入力ステップは、複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する。動作ステップは、入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する。
本発明の他の局面に従うと、情報処理プログラムは、第1の生成ステップと、第2の生成ステップと、第3の生成ステップと、記憶ステップと、表示ステップと、入力ステップと、動作ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。第1の生成ステップは、第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データを表わす情報を生成する。第1のアプリケーションソフトウェアは、データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである。第2の生成ステップは、第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データに対する処理の内容を表わす情報を生成する。第2のアプリケーションソフトウェアは、データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである。第3の生成ステップは、第1の生成ステップにおいて生成した情報、および第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する。記憶ステップは、第3の生成ステップにおいて生成した情報を、動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する。表示ステップは、複数の種類の情報に対応する画像を表示する。入力ステップは、複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する。動作ステップは、入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する。
本発明の他の局面に従うと、記録媒体は、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。情報処理プログラムは、第1の生成ステップと、第2の生成ステップと、第3の生成ステップと、記憶ステップと、表示ステップと、入力ステップと、動作ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。第1の生成ステップは、第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データを表わす情報を生成する。第1のアプリケーションソフトウェアは、データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである。第2の生成ステップは、第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、データに対する処理の内容を表わす情報を生成する。第2のアプリケーションソフトウェアは、データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである。第3の生成ステップは、第1の生成ステップにおいて生成した情報、および第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する。記憶ステップは、第3の生成ステップにおいて生成した情報を、動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する。表示ステップは、複数の種類の情報に対応する画像を表示する。入力ステップは、複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する。動作ステップは、入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する。
本発明に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、複数のアプリケーションを利用する複雑な操作を簡略化できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態に係る情報通信機器について説明する。
図1および図2を参照して、本発明に係る携帯通信端末の一態様である携帯電話100について説明する。図1は、折畳式携帯電話100の筐体を開いた状態で正面から表わし
た図である。図2は、筐体を開いた状態で表わした携帯電話100を背面から示した図である。
図1に示すように、携帯電話100は、第1の筐体104と、第2の筐体106と、スピーカ174と、メインディスプレイ150と、サブカメラ142と、メイン操作部120と、マイク172とを含む。メイン操作部120は、カーソル移動キー122と、12キー124とを含む。
図2に示すように、携帯電話100は、第1の筐体104に、サブディスプレイ160と、サブ操作部130と、メインカメラ140と、LED(Light Emitting Diode)176とを含む。また、携帯電話100は、第2の筐体106にアンテナ108を有する。サブ操作部130は、サブディスプレイ160に表示されるカーソルの移動キー1302、1306と、決定キー1304とを含む。
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100の構成についてさらに説明する。図3は、携帯電話100の構成を表わしたブロック図である。
図3に示すように、携帯電話100は、図1および図2に示した構成に加えて、通信部102と、制御部110と、フラッシュメモリ144と、RAM(Random Access Memory)146と、データ用ROM(Read Only Memory)148と、音声信号処理部170と、データ通信IF(Interface)178と、メモリカード駆動部180と、バイブレータ184とを含む。メモリカード駆動部180には、メモリカード182が装着される。
アンテナ108が信号を受信すると、その信号は通信部102に入力される。通信部102は、入力信号に対して予め定められた処理を実行して出力する。通信部102から出力される信号は、制御部110に入力される。一方、制御部110から出力される送信用の信号は、通信部102に入力される。通信部102が予め定められた送信処理を実行して出力すると、出力された信号は、アンテナ108を介して無線送信される。
メイン操作部120は、上記したようにたとえばカーソル移動キー122、12キー124その他のボタンを含む。ユーザがメイン操作部120を介して指示を入力すると、その指示に対応する信号がメイン操作部120から出力され、制御部110に入力される。制御部110は、その入力信号に対して予め定められた処理を実行する。なお、ユーザによる指示は、たとえばカーソルを移動する指示、カーソルによる項目の選択を確定して実行する指示その他の指示を含む。
また、メイン操作部120は、メインディスプレイ150に表示される複数の情報の中から、特定の処理を実行させるための指示を表わす情報を受け付ける。また、メイン操作部120は、選択された情報に対する選択の確定の指示を受け付ける。これにより、ユーザが選択した処理が特定される。
サブ操作部130は、上記したように、たとえばメイン操作部120が有するキーのうちカーソルを移動させるためのキー、あるいはユーザが指定したメニューを選択して実行するためのキーを含む。ユーザがサブ操作部130を介して指示を入力すると、その指示に応じた信号はサブ操作部130から出力されて、制御部110に入力される。制御部110は、その信号に基づいて予め定められた処理を実行する。なお、携帯電話100が開かれた状態である場合にメイン操作部120およびサブ操作部130のいずれもが操作された場合には、予め定められたいずれかの操作部(たとえばメイン操作部120)に対する指示を優先的に実行するようにしてもよい。これにより、相互に排他的な指示の入力があった場合にも、携帯電話100の誤操作を防ぐことができる。
メインカメラ140は、たとえば固体撮像素子CCD(Charge Coupled Device)である。メインカメラ140は、被写体を撮像してその被写体の映像信号を生成して出力する。出力された信号は、制御部110に入力される。制御部110は、その信号に対して予め定められた処理を実行して、メインディスプレイ150あるいはサブディスプレイ160に出力する。この処理には、たとえばメインディスプレイ150あるいはサブディスプレイ160の画像表示領域の大きさに応じて画像表示用のデータを生成する処理が含まれる。
サブカメラ142は、たとえば固体撮像素子CCDである。ユーザがサブカメラ142
を介して被写体を撮影すると、映像信号がサブカメラ142から出力され、その信号は制御部110に入力される。制御部110は、その入力信号に対して予め定められた処理を実行し、メインディスプレイ150あるいはサブディスプレイ160に出力する。この処理には、たとえばメインディスプレイ150あるいはサブディスプレイ160の画像表示領域の大きさに応じて画像表示用のデータを生成する処理が含まれる。
ユーザがマイク172に対して発話すると、その発話に応じた音声信号がマイク172から出力される。出力された信号は音声信号処理部170に入力される。音声信号処理部170は、予め定められた信号処理を実行して制御部110に出力する。この処理には、たとえば音声信号の出力レベルの調整が含まれる。制御部110は、この信号を通信部102に出力し、アンテナ108を介して無線送信する。あるいは、制御部110は、その信号をデータ通信IF178に出力する。
携帯電話100がアンテナ108を介して受信した音声信号は、通信部102と制御部110とを経て音声信号処理部170に入力される。音声信号処理部170は、その信号を予め定められた処理に基づいて変換し、スピーカ174に出力する。
フラッシュメモリ144は、各処理の実行のためのデータを記憶する。フラッシュメモリ144に記憶されるデータには、後述するキューデータベースと、単語データベースと、どのアプリケーションソフトウェアに対して、操作履歴キューを構成するデータのうちどのデータが対応付けられているかを表わすデータベースと、メインディスプレイ150がメニューを表示するためのデータと、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースとが含まれる。
RAM146は、制御部110が実行する処理データを一時的に格納する。処理データには、生成中の操作履歴キューを表わすデータが含まれる。制御部110は、RAM146に格納されるデータを読み出し、予め定められた処理を実行する。この処理には、画像を表示するための表示データの生成が含まれる。
データ用ROM148は、携帯電話100が有するアプリケーションソフトウェア(たとえばメール編集プログラム、画像処理プログラム、音声再生プログラム、その他のプログラム)を記憶する。これらのプログラムは、制御部110により読み出されて、予め定められた処理が実行された後、各処理に対応したデータがRAM146に書き込まれる。メインディスプレイ150あるいはサブディスプレイ160はそのデータに基づいて画像を表示する。
メインディスプレイ150は、たとえば液晶ディスプレイであるが、その他の表示装置であってもよい。メインディスプレイ150は、制御部110により読み出されたデータに基づいて画像を表示する。
サブディスプレイ160も同様に、たとえば液晶ディスプレイであるが、その他の表示装置であってもよい。サブディスプレイ160は、制御部110により読み出されたデータに基づいて画像を表示する。ここで、メインディスプレイ150とサブディスプレイ160とに表示される画像は、同一のものであってもよいし、あるいは異なる画像が表示されてもよい。たとえばいずれかのディスプレイにはメインカメラ140あるいはサブカメラ142により撮影された被写体の映像が表示され、他のディスプレイには、フラッシュメモリ144その他の記憶装置に格納されているデータ(たとえば受信メールの内容)を表示するようにしてもよい。
LED176は、発光素子の一態様である。LED176は、携帯電話100の着信あるいはメール受信を検知すると予め定められた発光色に基づいて発光する。この場合、LED176は、特定の色に限られず、複数の色を含んでもよい。また、発光素子は、LED176に限られず他の態様であってもよい。
データ通信IF178は、たとえば通信ケーブル(図示せず)を介してデータ通信をするためのインターフェイスである。このインターフェイスの態様は、特に限られない。
バイブレータ184は、電話の着信、メールの受信その他の状態を報知するための発振装置である。電話あるいはメールの受信が検知されると、制御部110は、予め定められた振動周波数に基づいてバイブレータ184を発振させる。なお、この発振の態様は、電
話の発信者あるいはメール送信者に応じて切換えるようにしてもよい。また、発振装置はバイブレータ184に限られない。
メモリカード駆動部180は、着脱可能なデータの読込および書込が可能なメモリカード182を駆動するためのものである。すなわち、メモリカード182がメモリカード駆動部180に装着されると、メモリカード182に格納されているデータが読み出され、RAM146に一時的に書込まれる。このように、携帯電話100に対して着脱可能なデータ記録媒体を備えることにより、ユーザが設定したデータその他携帯電話100の各記憶装置に格納されているデータを、その他の携帯通信端末に移送することができる。
図4は、制御部110の機能ブロック図である。本実施の形態の場合、図4に示す制御部110の各機能は、制御部110がプログラムを実行することにより実現される。
図4を参照して、制御部110が担当する機能は、動作部1100と、第1生成部1102と、第2生成部1104と、第3生成部1106と、記憶制御部1108と、表示制御部1110とを含む。動作部1100は、メイン操作部120やサブ操作部130に入力された情報に対応するように、第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する機能を表わす。本実施の形態において、「第1のアプリケーションソフトウェア」は、ユーザの利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアを意味する。「第2のアプリケーションソフトウェア」は、ユーザの利用に供するデータを処理するためのアプリケーションソフトウェアを意味する。従って、フラッシュメモリ144や、RAM146や、データ用ROM148は、複数の種類の第1のアプリケーションソフトウェアと、複数の種類の第2のアプリケーションソフトウェアとを記憶していることとなる。第1生成部1102は、第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作部1100が動作した際、動作部1100が生成したデータを表わす情報を生成する機能を表わす。第2生成部1104は、第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作部1100がデータを処理する際、データに対する処理の内容を表わす情報を生成する機能を表わす。「データに対する処理の内容を表わす情報」の例には、物を表わす情報や動作を表わす情報が含まれる。第3生成部1106は、第1生成部1102が生成した情報、および第2生成部1104が生成した情報により、動作部1100が実施する動作を表わす情報を生成する機能を表わす。記憶制御部1108は、第3生成部1106が生成した情報を、動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶するように、RAM146を制御する機能を表わす。表示制御部1110は、データに対応する文字列の情報と、処理の内容を表わす文字列の情報とに基づいて、複数の種類の情報を表示するように、メインディスプレイ150やサブディスプレイ160を制御する機能を表わす。
第3生成部1106は、第1制御部1120と、第2制御部1122とを含む。第1制御部1120は、第1生成部1102が生成した情報を記憶するようにRAM146を制御する機能を表わす。第2制御部1122は、第2生成部1104が生成した情報を第1生成部1102が生成した情報に対応付けて記憶するようにRAM146を制御する機能を表わす。
表示制御部1110は、合成部1224と、画像制御部1226とを含む。合成部1224は、動作部1100が生成したデータを表わす情報とデータに対する処理の内容を表わす情報との組み合わせに基づいて、文字列の画像を合成する機能を表わす。この文字列は、データに対応する文字列と処理の内容を表わす文字列とを有する文字列である。画像制御部1226は、合成部1224が合成した画像を表示するように、メインディスプレイ150やサブディスプレイ160を制御する機能を表わす。
上記したように、本実施の形態に係る携帯電話100の機能は、各ハードウェアおよび制御部110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ144、RAM146、データ用ROM148等の記憶装置に予め記憶されている場合がある。あるいは、メモリカード182その他の着脱可能な情報記録媒体に格納されて流通し、メモリカード駆動装置180によりその情報記録媒体から読取られて、フラッシュメモリ144に一旦格納される場合もある。そのソフトウェアは、
フラッシュメモリ144からRAM146に読み出されて、制御部110によって実行される。図3に示した携帯電話100のハードウェア構成は、上記の構成およびその動作の範囲内において、コンピュータ装置に対応し、この範囲内において一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、フラッシュメモリ144、RAM146、データ用ROM148、メモリカード182その他の記憶装置に記録されたソフトウェアであるともいえる。なお、このコンピュータ装置の各ハードウェアの動作は周知であるので、ここではその説明は繰り返さない。
なお、携帯電話100は、折り畳み可能な構成でなくてもよい。また、携帯電話100は、必ずしも複数の表示装置を有する必要はない。また、携帯電話100は、必ずしもメモリカード駆動装置180を有する必要はない。また、記憶装置の構成は、図3に示したような構成に限られず、携帯電話100は少なくとも1つの記憶装置を有していればよい。また、制御部110が担当する各機能は、ICその他のハードウェアによって実現されてもよい。
図5は、フラッシュメモリ144に記憶された、キューデータベースの構成を表わす図である。キューデータベースは、複数の操作履歴キューを含む。本実施の形態において、操作履歴キューとは、制御部110が実施する処理を表わすデータのことである。図5を参照して、本実施の形態の場合、操作履歴キューは、対象者をコードで表わすデータと、物をコードで表わすデータと、動作をコードで表わすデータとを含む。
図6は、フラッシュメモリ144に記憶された、単語データベースの構成を表わす図である。単語データベースが含むデータは、キューデータベースに含まれたデータの意味を表わす。図6を参照して、本実施の形態の場合、単語データベースは、コードを表わすデータと、コードに対応付けられた情報を表わし、かつアプリケーションを実行する際に制御部110が直接利用できるデータと、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160にコードの代わりに表示する文字列を表わすデータとを含む。たとえば、「001」というコードは、「mistera@abc.def.ne.jp」というメールアドレスを表わす情報に対応付けられている。制御部110は、メールの対象者を表わすデータとしてこのデータをそのまま使用する。操作履歴キューに「001」というコードが含まれている場合、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160には、「Aさん」という文字列が表示される。「010」というコードは、「&H00FFAA00」というアドレスを表わす情報に対応付けられている。「&H00FFAA00」は、RAM146のうち静止画データが記憶されたアドレスを意味する。制御部110は、静止画データを読み出すために「&H00FFAA00」というアドレスをそのまま使用する。操作履歴キューに「010」というコードが含まれている場合、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160には、「静止画データ」という文字列が表示される。「111」というコードは、「telephone.exe」という動作をファイル名で表わす情報に対応付けられている。制御部110は、実行するアプリケーションを選択するためのデータとしてこのデータをそのまま使用する。操作履歴キューに「111」というコードが含まれている場合、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160には、「電話する」という文字列が表示される。なお、「000」というコードは、いわゆるヌルコードである。また、本実施の形態の場合、単語データベースが含む文字列は、同一の自然言語すなわち日本語で情報を表わす。
図7を参照して、携帯電話100で実行されるプログラムは、操作履歴キューの生成に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS2000にて、RAM146は、第1生成部1102の制御に従って、動作をコードで表わすデータを記憶する。記憶されるデータは、起動しようとするアプリケーションソフトウェアの内容に対応するデータである。このデータは、第1生成部1102がフラッシュメモリ144に記憶されたデータに基づいて生成する。この処理は、これから実行を開始しようとするアプリケーションソフトウェアと並行して実行され、かつユーザインターフェイスを制御するアプリケーションソフトウェアに基づく情報処理の一環として、第1生成部1102が実施する。データが記憶されると、動作部1100は、アプ
リケーションソフトウェアの実行を開始する。以下の説明において、動作部1100が実行中のアプリケーションソフトウェアであって、操作履歴キューを構成するデータの記憶を担当するアプリケーションソフトウェアではないものを「当該アプリ」と称する。
ステップS2002にて、第1生成部1102は、生成中の操作履歴キューを表わすデータに基づき、他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動して当該アプリが起動されたか否かを判断する。本実施の形態の場合、アプリケーションソフトウェアごとに、操作履歴キューを構成するデータのいずれかが対応付けられている。生成中の操作履歴キューを表わすデータがいずれもその「対応付けられ」たデータにあたる場合、他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動して当該アプリが起動されたと第1生成部1102は判断する。生成中の操作履歴キューを表わすデータが存在しない場合、および生成中の操作履歴キューを表わすデータのいずれかがその「対応付け」られたデータにあたらない場合には、他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動することなく当該アプリが起動されたと第1生成部1102は判断する。どのアプリケーションソフトウェアに対して、操作履歴キューを構成するデータのうちどのデータが対応付けられているかは、そのことを表わすデータベースとしてフラッシュメモリ144が記憶している。当該アプリの起動の際、どのアプリケーションソフトウェアが起動されるかを表わす情報がRAM146に記憶される。これにより、第1生成部1102は、生成中の操作履歴キューを表わすデータがいずれもその「対応付けられ」たデータにあたるか否かを判断できる。他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動して当該アプリが起動されたと判断した場合には(ステップS2002にてYES)、処理はステップS2004へと移される。もしそうでないと(ステップS2002にてNO)、処理はステップS2006へと移される。
ステップS2004にて、第2生成部1104は、RAM146の所定のアドレスに記憶されたデータを読出す。このデータは、生成中の操作履歴キューを表わすデータが記憶されたRAM146のアドレスを表わす。これにより、制御部110は、生成中の操作履歴キューを表わすデータを参照したり更新したりすることが可能となる。
ステップS2006にて、第1生成部1102は、RAM146の所定のアドレスに、所定の値を記憶させる。この値は、操作履歴キューを新たに生成する際、操作履歴キューを構成するデータが記憶されるRAM146の最初のアドレスを表わす。このアドレス以降のアドレスに記憶されたデータが、操作履歴キューを構成する。これにより、このアドレス以降にデータが記憶されることで、それまでに生成中であった操作履歴キューは事実上消去される。
ステップS2008にて、動作部1100は、当該アプリの内容に従って動作する。この際、後述するステップS3005におけるRAM146の「所定の領域」にデータが記憶されていれば、動作部1100は、そのデータを利用して当該アプリを実行する。その領域にデータが記憶されていなければ、動作部1100は、当該アプリを実行中に、当該アプリを実行するために必要なデータの入力などをユーザに促す。たとえば、新たな当該アプリがメールを送信するためのアプリケーションソフトウェアであって、送信先のメールアドレスを表わすデータなどがステップS3005において記憶されていた場合、動作部1100は、ステップS3005において記憶されたデータを用いて通信部102にメールを送信させる。そのようなデータがステップS3005において記憶されていない場合、動作部1100は、当該アプリに基づく処理の一環として、送信先のメールアドレスの入力をユーザに促す。
ステップS2010にて、第1生成部1102は、当該アプリがユーザの利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアすなわち第1のアプリケーションソフトウェアか否かを判断する。第1生成部1102は、RAM146が記憶したアプリケーションソフトウェアを表わすデータに基づいて、そのことを判断する。すなわち、第1生成部1102は、アプリケーションソフトウェアを表わすデータの中に、ユーザの利用に供するデータを生成するための予約語を表わすデータが含まれているか否かに基づき、そのことを判断する。ユーザの利用に供するデータを生成するための予約語の例には、「登録しますか?」というメッセージを表示する予約語が含まれる。当該アプリがユーザ
の利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアと判断した場合には(ステップS2010にてYES)、処理はステップS2012へと移される。もしそうでないと(ステップS2010にてNO)、処理はステップS2020へと移される。
ステップS2012にて、動作部1100は、当該アプリが表わす命令に従い、データを出力したり保存したりする。データを出力する場合、動作部1100は、RAM146にデータを記憶させた上で、記憶されたデータを出力する。
ステップS2014にて、制御部110は、アプリケーションソフトの選択を受付けるための処理を実行する。この処理は、後述するステップS3000からステップS3006までの処理に相当する。
ステップS2016にて、動作部1100は、メイン操作部120またはサブ操作部130に対する、次のアプリケーションソフトウェアの起動を命じるためのユーザの操作があると、当該アプリの処理を終了する。当該アプリの処理が終了すると、RAM146は、動作部1100の制御に従って、動作をコードで表わすデータを更新する。更新されるデータは、次に起動されるアプリケーションソフトウェアの内容に対応する。どのアプリケーションソフトウェアが次に起動されるかということは、メイン操作部120またはサブ操作部130に対するユーザの操作に対応する。たとえば、メールを送信させるための操作をユーザが行った場合、次に起動されるソフトウェアは、メール送信用のアプリケーションソフトウェアである。動作をコードで表わすデータが更新されると、動作部1100は、メイン操作部120またはサブ操作部130へのユーザの操作に対応するアプリケーションソフトウェアを起動する。これにより、新たな当該アプリが起動されることとなる。後述するステップS3005においてRAM146がデータを記憶した場合、動作部1100は、新たな当該アプリを実行する際、そのデータを利用して処理を行う。また、ステップS3005において新たな当該アプリを実行するために必要なデータをRAM146が記憶しなかった場合、動作部1100は、当該アプリと並行して実行され、かつユーザインターフェイスを制御するアプリケーションソフトウェアに基づく情報処理の一環として、必要なデータの入力などをユーザに促す。たとえば、新たな当該アプリがメールを送信するためのアプリケーションソフトウェアであれば、送信先のメールアドレスを表わすデータなどがステップS3005において記憶された場合、動作部1100は、それを用いて通信部102にメールを送信させる。そのようなデータがステップS3005において記憶されていない場合、動作部1100は、当該アプリに基づく処理の一環として、送信先のメールアドレスの入力を促す処理を実行する。
ステップS2018にて、第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータに新たなデータを追加する。追加されるデータは、物をコードで表わすデータである。たとえば、ステップS2012にて保存されたデータが静止画データの場合、このステップにおいて追加されるコードのデータは、静止画データが記憶されたアドレスを表わすデータである。このステップにおいて追加されるコードのデータの意味は、単語データベースによって特定できるようになっている。単語データベースにそのコードの意味が含まれていない場合、第2生成部1104は、メイン操作部120を操作することによりそのコードの意味を表わす情報を入力するよう、ユーザを促す。ユーザを促すための具体的な処理として、第2生成部1104は、コードの意味の入力を促すメッセージを表示するように、メインディスプレイ150を制御する。コードの意味が入力されると、入力された情報と生成中の操作履歴キューを表わすデータに追加されたデータとを対応付け、かつ単語データベースの一部として記憶するように、第2生成部1104はフラッシュメモリ144を制御する。
S2020にて、動作部1100は、当該アプリの最後の処理を実行する。この場合、ステップS2000にてRAM146に記憶されたデータまたはステップS2016にて更新されたデータである、動作をコードで表わすデータはRAM146に記憶されたままである。
S2022にて、第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータに新たなデータを追加する。追加されるデータは、対象者をコードで表わすデータ、および動
作をコードで表わすデータである。対象者をコードで表わすデータは、RAM146の所定の領域に予め記憶されている。動作をコードで表わすデータは、ステップS2000にてRAM146に記憶されたデータまたはステップS2016にて更新されたデータである。これらのデータをRAM146の所定の領域に記憶させる処理は、当該アプリと並行して実行され、かつユーザインターフェイスを制御するアプリケーションソフトウェアに基づく情報処理の一環として、第2生成部1104が実施する。第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータが記憶されたRAM146の領域にそれらのデータを複写することで、対象者をコードで表わすデータ、および動作をコードで表わすデータを追加する。これらのデータが追加されることにより、操作履歴キューを表わすデータが完成する。第2生成部1104は、完成したそのデータを、フラッシュメモリ144が記憶したキューデータベースに追加する。これにより、当該アプリに基づく処理は終了する。
図8を参照して、携帯電話100で実行されるプログラムは、メニューを表示するためのデータの生成に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS3000にて、合成部1224は、メイン操作部120またはサブ操作部130に対するユーザの操作に応じて、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160にメニューとして表示できる操作履歴キューを検索する。検索の対象となるデータベースは、キューデータベースである。検索キーは、操作履歴キューにおける対象者を表わすコードである。合成部1224は、当該アプリを表わすデータの中から、対象者をコードで表わすデータをRAM146の所定の領域に記憶させる処理を表わす予約語を検索した後、検索された予約語が記憶されたアドレスとの差が所定の値であるアドレスのデータを読出す。これにより、対象者を表わすコードが読出されることとなる。この方法により対象者を表わすコードが読出されることは、検索された予約語が記憶されるアドレスと対象者を表わすコードが記憶されるアドレスとの差が一定であることを前提とする。対象者を表わすコードを読出すための方法がこの方法に限られないことはいうまでもない。合成部1224は、キューデータベースのうち対象者を表わすコードが検索キーに一致する操作履歴キューを、検索によって特定する。そのような操作履歴キューが特定されると、RAM146は、合成部1224の制御により、そのような操作履歴キューを表わすデータを所定の領域に記憶する。
ステップS3001にて、合成部1224は、RAM146に記憶されたデータを参照することにより、ステップS3000の検索により特定された操作履歴キューがあるか否かを判断する。これにより、合成部1224は、メニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがあるか否かを判断したことになる。ステップS3000の検索により特定された操作履歴キューがある場合、すなわちメニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがある場合(ステップS3001にてYES)、処理はステップS3002へと移される。もしそうでないと(ステップS3001にてNO)、処理はステップS3003へと移される。
ステップS3002にて、合成部1224は、メインディスプレイ150に表示するメニューを表わすデータを作成する。そのデータの作成の手順は、次の第1の手順から第5の手順までの手順である。第1の手順において、合成部1224は、フラッシュメモリ144に記憶された、メインディスプレイ150がメニューを表示するためのデータを読出す。第2の手順において、合成部1224は、RAM146がステップS3000にて記憶した操作履歴キューを表わすデータを読出す。第3の手順において、合成部1224は、操作履歴キューを表わすデータの内容についての判断を繰り返すことで、単語の語順などについて規定するデータを選択する。本実施の形態の場合、メニューに用いられる自然言語が日本語で、物を表わすコードが「NULL」であって、動作を表わすコードが「110」ならば(本実施の形態の場合、住所録のアプリケーションソフトウェアが実行されると、動作を表わすコードが「110」になることとする)、メインディスプレイ150に表示される文字列は、対象者を表わす文字列に「についてデータ編集する」という文字列が続くよう規定するデータが選択される。メニューに用いられる自然言語が日本語で、
物を表わすコードが「NULL」であって、動作を表わすコードが「111」ならば、メインディスプレイに表示される文字列は、対象者を表わす文字列に「に電話する」という文字列が続くよう規定するデータが選択される。メニューに用いられる自然言語が日本語で、対象者を表わすコードが「NULL」ならば、メインディスプレイに表示される文字列は、物を表わす文字列、「を」という文字、そして動作を表わす文字列の順となるよう、語順などを規定するデータが選択される。これらの選択基準および語順などについて規定するデータの内容は、メニューに用いられる自然言語が日本語以外の言語であれば、上述したものとは異なる内容になる。たとえば、メニューに用いられる自然言語が英語で、物を表わすコードが「NULL」であって、動作を表わすコードが「110」ならば、メインディスプレイに表示される文字列は、「edit about」という文字列に対象者を表わす文字列が続くよう規定するデータが選択される。第4の手順において、合成部1224は、単語データベースに含まれる「コードの代わりに表示する文字列を表わすデータ」のうち、RAM146がステップS3000にて記憶した操作履歴キューを表わすデータに対応するデータを読出す。第5の手順において、合成部1224は、第4の手順において読出したデータを第3の手順において選択されたデータに従って合成し、「メニューを表示するためのデータ」に追加する。これにより、追加されるデータは、単語データベースに含まれた文字列の自然言語すなわち本実施の形態であれば日本語の語順および文法にある程度従うこととなる。これにより、第4の手順において読出したデータが「メール送信する」、「Aさん」、および「静止画データ」であれば、「Aさんに静止画データをメール送信する」という文字列がメニューの一部として表示されることになる。メニューを表示するためのデータが作成されると、合成部1224は、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースを更新する。このデータベースは、フラッシュメモリ144に記憶されている。合成部1224は、次に述べる第1の手順および第2の手順を経ることで、このデータベースを更新する。第1の手順において、合成部1224は、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースの中から、操作履歴キューを表わすデータとメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータを削除する。第2の手順において、合成部1224は、RAM146がステップS3000にて記憶した操作履歴キューを表わすデータとメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータを追加する。操作履歴キューを表わすどのデータがメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号のうちどの信号に対応するかは、合成部1224が所定のルールに従って選択する。これにより、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースは更新される。メニューを表わすデータが作成され、かつ動作と信号との関係を表わすデータベースが更新されると、画像制御部1226は、メニューを表わすデータをメインディスプレイ150に出力する。メインディスプレイ150は、表示制御部1110が作成しかつ出力したデータに基づき、メニューを表示する。
ステップS3003にて、画像制御部1226は、フラッシュメモリ144に記憶された、メインディスプレイ150がメニューを表示するためのデータを読出す。データが読出されると、画像制御部1226は、読出されたデータをメインディスプレイ150に出力する。メインディスプレイ150は、画像制御部1226が読出しかつ出力したデータに基づき、メニューを表示する。
ステップS3004にて、メイン操作部120またはサブ操作部130は、ユーザの操作を受付ける。この操作は、メインディスプレイ150が表示したメニューに含まれる動作のいずれかを表わす。操作が受付けられると、動作部1100は、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースを検索する。これにより、動作部1100は、メイン操作部120またはサブ操作部130がユーザの操作に応じて出力した信号に対応する動作を特定することとなる。動作が特定されると、動作部1100は、特定された動作が操作履歴キューにより表わされ
る動作に対応するか否かを判断する。動作部1100が特定した動作が操作履歴キューにより表わされる動作に対応すると判断した場合には(ステップS3004にてYES)、処理はステップS3005へと移される。もしそうでないと(ステップS3004にてNO)、処理は終了する。
ステップS3005にて、RAM146は、動作部1100の制御により、操作履歴キューに基づいて動作するために必要なデータを所定の領域に記憶する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、携帯電話100の動作について説明する。
[写真を撮影した後、その写真をメール送信する場合]
図9は、本実施の形態にかかる携帯電話100のある使用例を表わすフローチャートである。図9に示す例の場合、ステップS4001にて、ユーザは、携帯電話100のメインカメラ140を用いて写真を撮像する。ステップS4002にて、ユーザは、携帯電話100を用いて「Aさん」宛てのメールを作成する。ステップS4003にて、ユーザは、携帯電話100を用いて「Aさん」宛てのメールを送信する。図9に示す処理を行った場合の動作について以下に説明する。
この場合、ユーザはまず写真を撮像するため、メインディスプレイ150に表示されたメニューから「カメラで撮像する」を選択する。メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアが起動される(ステップS2000)。メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアは、ユーザからの指示に基づいてメインカメラ140およびサブカメラ142を制御し、写真を撮像するためのプログラムである。
そのアプリケーションソフトウェアが起動されると、第1生成部1102は、他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動して当該アプリが起動されたか否かを判断する(ステップS2002)。この場合、そうではないとすると(ステップS2002にてNO)、第1生成部1102は、RAM146の所定のアドレスに、所定の値を記憶させる(ステップS2006)。所定の値が記憶されると、動作部1100は、そのアプリケーションソフトウェアの内容に従って動作する(ステップS2008)。この場合、ステップS3005におけるRAM146の「所定の領域」にデータが記憶されていないとすると、動作部1100は、撮像のために必要なデータの入力などをユーザに促さなくてはならない。しかしながら、この場合、入力が必要なデータがないため、入力を促すための処理が実施されないとすると、第1生成部1102は、当該アプリが、ユーザの利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアか否かを判断する(ステップS2010)。この場合、メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアがそのようなプログラムなので(ステップとS2010にてYES)、動作部1100は、RAM146に撮像した静止画を表わすデータを記憶させた上で、そのデータをメインディスプレイ150に出力する(S2012)。
データが出力されると、ユーザは撮像した画像を確認する。その後、メイン操作部120またはサブ操作部130に対するユーザの操作に応じて、合成部1224は、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160にメニューとして表示できる操作履歴キューを検索する(ステップS3000)。操作履歴キューが検索されると、合成部1224は、メニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがあるか否かを判断する(ステップS3001)。この場合、まだそのような操作履歴キューがないとすると(ステップS3001にてNO)、メインディスプレイ150は、画像制御部1226が読出しかつ出力したデータに基づき、メニューを表示する(ステップS3003)。
ユーザは、メニューに表示された操作のうち、「メールで送る」を選択する。操作が選択されると、動作部1100は、選択された操作が操作履歴キューにより表わされる動作か否かを判断する(ステップS3004)。この場合、操作履歴キューにより表わされる動作はメニューに表示されていないはずなので(ステップS3004にてNO)、動作部1100は、メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアを終了する。メールを送信するアプリケーションソフトウェアが利用する静止
画データは既にRAM146に記憶されている。その後、動作部1100は、メールを送信するアプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS2016)。
メールを送信するアプリケーションソフトウェアが起動されると、第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータに、物をコードで表わすデータを追加する(ステップS2018)。
物をコードで表わすデータが追加されると、第1生成部1102は、他のアプリケーションソフトウェアの終了に連動して当該アプリが起動されたか否かを判断する(ステップS2002)。この場合、メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアの終了に連動してメールを送信するアプリケーションソフトウェアが起動されたので(ステップS2002にてYES)、第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータを読出す(ステップS2004)。
データが読出されると、動作部1100は、メールを送信するアプリケーションソフトウェアの内容に従って動作する(ステップS2008)。この場合、動作部1100は、アプリケーションソフトウェアに基づく処理の一環として、送信先のメールアドレスの入力を促す処理を実行する。
その後、第1生成部1102は、当該アプリが、ユーザの利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアか否かを判断する(ステップS2010)。この場合、当該アプリが、ユーザの利用に供するデータを生成するためのアプリケーションソフトウェアではないので(ステップS2010にてNO)、動作部1100は、メールを送信させる(ステップS2020)。なお、この場合、Aさんに静止画データつきのメールが送信されたこととする。
メールが送信された後、第2生成部1104は、生成中の操作履歴キューを表わすデータに、対象者をコードで表わすデータ、および動作をコードで表わすデータを追加する。これにより、対象者「Aさん」を表わすデータと動作「メール送信する」を表わすデータとが生成中の操作履歴キューを表わすデータに追加される。第2生成部1104は、完成したそのデータを、フラッシュメモリ144が記憶したキューデータベースに追加する(ステップS2022)。
その後、メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアが再び起動されたとする(ステップS2000)。この場合、ステップS2002からステップS2012までの処理を経て、合成部1224は、メインディスプレイ150またはサブディスプレイ160にメニューとして表示できる操作履歴キューを検索する(ステップS3000)。操作履歴キューが検索されると、合成部1224は、メニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがあるか否かを判断する(ステップS3001)。この場合、対象者「Aさん」を表わすデータと、物「静止画データ」が記憶されたアドレスを表わすデータと、動作「メール送信する」を表わすデータとが含まれた操作履歴キューがあるので(ステップS3001にてYES)、メインディスプレイ150は、合成部1224が作成しかつ出力したデータに基づき、「Aさんに静止画データをメール送信する」という操作が含まれたメニューを表示する(ステップS3002)。
ユーザは、メニューに表示された操作のうち、操作「Aさんに静止画データをメール送信する」を選択したとする。操作が選択されると、動作部1100は、選択された操作が操作履歴キューにより表わされる動作か否かを判断する(ステップS3004)。この場合、選択された操作が操作履歴キューにより表わされる動作なので(ステップS3004にてYES)、RAM146は、動作部1100の制御により、操作履歴キューに基づいて動作するために必要なデータを所定の領域に記憶する(ステップS3005)。データが記憶されると、動作部1100は、メインカメラ140およびサブカメラ142を制御するアプリケーションソフトウェアを終了する。メールを送信するアプリケーションソフトウェアが利用する静止画データは既にRAM146に記憶されている。その後、動作部1100は、メールを送信するアプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS2016)。
その後、ユーザはアプリケーションソフトウェアを利用してメールの本文を追加し、完
成したメールを送信する。宛名を表わすデータと静止画データとは自動的に添付される。
メールの本文は送信のたびに異なることが多いため、制御部110は、メールとして送信する文章の入力を送信の度に促す。
[写真をメール送信するという操作履歴キューにより、ダウンロードした写真をメール送信する場合]
いったんステップS2000からステップS2022までの処理を経て、キューデータベースには、Aさんに静止画データをメール送信するための操作履歴キューを表わすデータが含まれていることとする。
その後、通信部102を経て静止画データをダウンロードするアプリケーションソフトウェアが起動されたとする(ステップS2000)。さらに、ステップS2002からステップS2010までの処理を経て、動作部1100は、メールを送信させた後、メールを送信するアプリケーションソフトウェアの実行を終了する(ステップS2020)。これにより、ダウンロードされた静止画データつきのメールがAさんに送信されたこととなる。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話は、複数のアプリケーションソフトウェアにわたる処理を簡略化できる。従来の携帯電話その他の情報処理装置において、いったん終了したアプリケーションソフトウェアにおいて生成したデータを利用することは、複雑かつ煩雑な操作を多く必要とした。本実施の形態に係る携帯電話は、操作履歴キューを用いることより、いったん終了したアプリケーションソフトウェアにおいて生成したデータのうち、どのデータを用いればよいのかを容易に特定する。これにより、複数のアプリケーションソフトウェアを利用する複雑な操作を簡略化できる。その結果、複数のアプリケーションを利用する複雑な操作を簡略化できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することができる。
なお、本実施の形態の第1の変形例において、単語データベースは含まれていなくてもよい。単語データベースが含まれていない場合、携帯電話100は、コードのデータに代え、メールアドレスを表わす情報などを用いて操作履歴キューを構成する。
また、本実施の形態の第2の変形例において、キューデータベースや単語データベースは、複数の機器が参照するために1つの記憶装置に記憶されているものであってもよい。この場合、それら複数の機器は、それぞれが情報を処理するためにキューデータベースや単語データベースにアクセスできることとする。必要であれば、それらの機器は、1組のキューデータベースや単語データベースに基づいて、協調して情報を処理できる。そのような複数の機器の例には、ユーザがICカードを所有し、そのカードにより認証を受けてネットワークコンピュータシステムにアクセスするようなシステムや、企業内のLAN(Local Area Network)でのスケジュール管理システムや、百貨店の外商のように高レベルのサービスを提供するシステムがある。これらの機器の場合、ICカードが操作履歴キューや単語データベースを記憶できる。これにより、ICカードと通信する機器は、ICカードのユーザに対し、高レベルのサービスを提供することができる。たとえば、上述した複数の機器が、ICカードにより認証を受けてネットワークコンピュータシステムにアクセスするシステムの場合、ICカードのユーザは、どの端末からアクセスした場合でも、メニューの中に含まれた1つの操作を選択するだけで一定額の現金を引出すことができるようになる。
また、本実施の形態の第3の変形例において、ステップS2006にてRAM146の所定のアドレスに、所定の値を記憶させる前に、第1生成部1102は、生成中の操作履歴キューのバックアップをとる処理を行ってもよい。この場合、生成中の操作履歴キューを表わすデータは、要件が満たされると、再びもとのアドレスに記憶される。これにより、操作履歴キューの作成中に、別の操作履歴キューを作成し、その後、もとの操作履歴キューを生成してもよい。
また、本実施の形態の第4の変形例において、ステップS3002の処理の際、合成部1224は、次の第1の手順から第4の手順までの手順に従って、メインディスプレイ1
50に表示するメニューを表わすデータを作成してもよい。第1の手順において、合成部1224は、フラッシュメモリ144に記憶された、メインディスプレイ150がメニューを表示するためのデータを読出す。第2の手順において、合成部1224は、RAM146がステップS3000にて記憶した操作履歴キューを表わすデータを読出す。第3の手順において、合成部1224は、単語データベースに含まれる「コードの代わりに表示する文字列を表わすデータ」のうち、RAM146がステップS3000にて記憶した操作履歴キューを表わすデータに対応するデータを読出す。第4の手順において、合成部1224は、第3の手順において読出したデータを「メニューを表示するためのデータ」に追加する。追加されるデータは、単語データベースに含まれた文字列の自然言語すなわち本実施の形態であれば日本語の語順に従って追加される。これにより、追加されるデータが「メール送信する」、「Aさん」、および「静止画データ」であれば、これらのデータの順序は、「Aさん」、「静止画データ」、「メール送信する」という順番か、「静止画データ」、「Aさん」、「メール送信する」という順番になる。この処理は、表示される単語に対応付けて、語順を予め定めておくことにより可能になる。なお、データの追加にあたり、予め定められた助詞を表わすデータが追加されてもよい。たとえば、データの順序が「静止画データ」、「Aさん」、「メール送信する」という順番の場合、「静止画データ」と「Aさん」との間に「を」を表わすデータが追加され、「Aさん」と「メール送信する」との間に「に」を表わすデータが追加される。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る情報通信機器について説明する。
本実施の形態に係る情報通信機器のハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図10を参照して、携帯電話で実行されるプログラムは、メニューを表示するためのデータの生成に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS5000にて、合成部1224は、RAM146に記憶されたデータを参照することにより、ステップS3000の検索により特定された操作履歴キューがあるか否かを判断する。これにより、合成部1224は、メニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがあるか否かを判断したことになる。ステップS3000の検索により特定された操作履歴キューがある場合、すなわちメニューの一部としてユーザに提示できる操作履歴キューがある場合(ステップS5000にてYES)、処理はステップS5001へと移される。もしそうでないと(ステップS5000にてNO)、処理はステップS3003へと移される。
ステップS5001にて、第1生成部1102は、ステップS2012にてRAM146に記憶されたデータのうち、ファイルの名称を表わす文字列が含まれた箇所の数を計数する。第1生成部1102は、拡張子を表わす図示しないデータベースのデータとRAM146に記憶されたデータとを比較することにより、ファイルの名称を表わす文字列が含まれているか否かを判断する。ファイルの名称を表わす文字列が含まれた箇所の数が計数されると、第1生成部1102は、その数に基づいて、ステップS2012にてRAM146に記憶されたデータが1種類だけか否かを判断する。ステップS2012にてRAM146に記憶されたデータが1種類だけと判断した場合には(ステップS5001にてYES)、処理はステップS3002へと移される。もしそうでないと(ステップS5001にてNO)、処理はステップS5002へと移される。
ステップS5002にて、第1生成部1102は、キューデータベースに新たな操作履歴キューを追加する。追加される操作履歴キューは、最後に追加された操作履歴キューと同一の内容の操作履歴キューである。新たな操作履歴キューが追加されると、第1生成部1102は、単語データベースに新たなデータを追加する。新たに追加されるデータは、物をコードで表わすデータである。このデータは、ステップS2012にてRAM146に記憶されたデータのうち、最も後に記憶されたすなわちアドレスの値が最も大きいファイルのアドレスを表わす。このデータにおいて、メインディスプレイ150またはサブデ
ィスプレイ160にコードの代わりに表示する文字列を表わすデータは、「2種類以上のデータ」という文字列を表わす。単語データベースに新たなデータが追加されると、第1生成部1102は、キューデータベースに含まれるデータのうち、最後に追加された操作履歴キューの内容を更新する。最後に追加された操作履歴キューのうち、更新の対象となるデータは、物をコードで表わすデータである。第1生成部1102は、このデータを、単語データベースに最後に追加されたデータに置換する。データが置換されると、合成部1224は、メインディスプレイ150に表示するメニューを表わすデータを作成する。そのデータの作成の手順は、ステップS3002と同一である。メニューを表わすデータが作成されると、第1生成部1102は、メニューが表わす動作とメイン操作部120またはサブ操作部130が出力する信号との関係を表わすデータベースを更新する。このデータベースは、フラッシュメモリ144に記憶されている。このデータベースの作成の手順は、ステップS3002と同一である。メニューを表わすデータが作成され、かつ動作と信号との関係を表わすデータベースが更新されると、画像制御部1226は、メニューを表わすデータをメインディスプレイ150に出力する。メインディスプレイ150は、表示制御部1110が作成しかつ出力したデータに基づき、メニューを表示する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、携帯電話100の動作について説明する。この場合、ユーザが写真を複数枚まとめて撮影し、それらをAさんにメールで送信するという処理を例として説明する。
この場合、ユーザはカメラを制御するアプリケーションソフトウェアを制御部110に実行させることにより、複数の写真を撮影し、メールを作成するアプリケーションソフトウェアを制御部110に実行させることにより、Aさんに写真を送付することになる(ステップS2000からステップS2012まで)。この一連の処理の際、写真を撮影してAさんに送信するための操作履歴キューがあれば、メインディスプレイ150がメニューを表示する際、メニューに「Aさんに静止画データをメール送信する」という操作に加え、「Aさんに2種類以上のデータをメール送信する」という操作が表示される(ステップS5002)。後者の操作が選択されると、ステップS3004以降の処理により、複数の写真を、Aさんにすぐに送信することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話は、複数のデータが記憶されている場合に、そのうちの1種類のデータを送信するのか全部のデータを送信するのかをユーザが選択できるようにし、かつ複数のアプリケーションソフトウェアにわたる処理を簡略化できる。その結果、複数のアプリケーションを利用して複数の種類のデータを取扱うという複雑な操作を簡略化できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することができる。
なお、以上の説明では、「Aさんに写真をメール送信する」と日本語で表示する場合を想定して説明したが、例えば英語のように、単数形と複数形とで文法が異なる言語で表示する場合、これらを考慮してメニューに操作を表示させてもよい。つまり、写真が単数の時は、「Send」「a photograph」「to Mr.A」「by mail」となっているが、複数の写真を選択した時には、操作履歴キューを使ってメニューを作成する場合に、「Send」「photographs」「to Mr.A」「by mail」と表示することも可能である。この場合、物「photographs」は、自然言語すなわち英語の文法に適合した語尾となっている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の構成を表わす第1の図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の構成を表わす第2の図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の構成を表わす第3の図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るキューデータベースの構成を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る単語データベースの構成を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る操作履歴キューの生成処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るメニューを表示するためのデータの生成処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話の使用手順の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るメニューを表示するためのデータの生成処理の制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話、102 通信部、104 第1の筐体、106 第2の筐体、108 アンテナ、110 制御部、120 メイン操作部、121 上下移動キー、122
カーソル移動キー、124 12キー、130 サブ操作部、140 メインカメラ、142 サブカメラ、144 フラッシュメモリ、146 RAM、148 データ用ROM、150 メインディスプレイ、160 サブディスプレイ、170 音声信号処理部、172 マイク、174 スピーカ、176 LED、178 データ通信IF、180 メモリカード駆動部、182 メモリカード、184 バイブレータ、1100 動作部、1102 第1生成部、1104 第2生成部、1106 第3生成部、1108 記憶制御部、1110 表示制御部、1120 第1制御部、1122 第2制御部、1224 合成部、1226 画像制御部、1302,1306 カーソルの移動キー、1304 決定キー。

Claims (9)

  1. データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである第1のアプリケーションソフトウェアと、前記データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである第2のアプリケーションソフトウェアと、前記第1のアプリケーションソフトウェアおよび前記第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方により実現される動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報とを記憶するための記憶手段と、
    画像を表示するための表示手段と、
    前記複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力するための入力手段と、
    前記第1のアプリケーションソフトウェアおよび第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作し、かつ前記表示手段を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記入力手段に入力された情報に対応するように、前記第1のアプリケーションソフトウェアおよび前記第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作するための動作手段と、
    前記第1のアプリケーションソフトウェアに従って前記動作手段が動作した際、前記動作手段が生成した前記データを表わす情報を生成するための第1の生成手段と、
    前記第2のアプリケーションソフトウェアに従って前記動作手段が前記データを処理する際、前記データに対する処理の内容を表わす情報を生成するための第2の生成手段と、
    前記第1の生成手段が生成した情報、および前記第2の生成手段が生成した情報により、前記動作手段が実施する動作を表わす情報を生成するための第3の生成手段と、
    前記第3の生成手段が生成した情報を、前記複数の種類の情報の一種として記憶するように、前記記憶手段を制御するための記憶制御手段と、
    前記複数の種類の情報に対応する前記画像を表示するように、前記表示手段を制御するための表示制御手段とを含む、情報処理装置。
  2. 前記第3の生成手段は、前記第1の生成手段が生成した情報と前記第2の生成手段が生成した情報とを組み合わせるための組合せ手段を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記組合せ手段は、
    前記第1の生成手段が生成した情報を記憶するように前記記憶手段を制御するための第1の制御手段と、
    前記第2の生成手段が生成した情報を前記第1の生成手段が生成した情報に対応付けて記憶するように前記記憶手段を制御するための第2の制御手段とを含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、前記第1のアプリケーションソフトウェア、前記第2のアプリケーションソフトウェア、および前記複数の種類の情報に加え、前記データに対応する文字列の情報と、前記処理の内容を表わす文字列の情報とを記憶し、
    前記表示制御手段は、前記データに対応する文字列の情報と、前記処理の内容を表わす文字列の情報と、前記複数の種類の情報とに対応する前記画像を表示するように、前記表示手段を制御するための手段を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記データを表わす情報と前記処理の内容を表わす情報との組み合わせに基づいて、前記データに対応する文字列と前記処理の内容を表わす文字列とを有する文字列の情報を合成するための合成手段と、
    前記合成手段が合成した情報を表わす前記画像を表示するように、前記表示手段を制御するための手段とを含む、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記データに対応する文字列は、前記データに対応する単語を表わす文字列を含む、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データを表わす情報を生成する第1の生成ステップと、
    前記データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データに対する処理の内容を表わす情報を生成する第2の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにおいて生成した情報、および前記第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する第3の生成ステップと、
    前記第3の生成ステップにおいて生成した情報を、前記動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する記憶ステップと、
    前記複数の種類の情報に対応する画像を表示する表示ステップと、
    前記複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、前記第1のアプリケーションソフトウェアおよび前記第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する動作ステップとを含む、情報処理方法。
  8. データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データを表わす情報を生成する第1の生成ステップと、
    前記データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データに対する処理の内容を表わす情報を生成する第2の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにおいて生成した情報、および前記第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する第3の生成ステップと、
    前記第3の生成ステップにおいて生成した情報を、前記動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する記憶ステップと、
    前記複数の種類の情報に対応する画像を表示する表示ステップと、
    前記複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、前記第1のアプリケーションソフトウェアおよび前記第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する動作ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  9. 情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    データを生成するためのアプリケーションソフトウェアである第1のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データを表わす情報を生成する第1の生成ステップと、
    前記データを処理するためのアプリケーションソフトウェアである第2のアプリケーションソフトウェアに従って動作した際、前記データに対する処理の内容を表わす情報を生成する第2の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにおいて生成した情報、および前記第2の生成ステップにおいて生成した情報により、動作を表わす情報を生成する第3の生成ステップと、
    前記第3の生成ステップにおいて生成した情報を、前記動作をそれぞれ表わす複数の種類の情報の一種として記憶する記憶ステップと、
    前記複数の種類の情報に対応する画像を表示する表示ステップと、
    前記複数の種類の情報のいずれかに対応する情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された情報に対応するように、前記第1のアプリケーシ
    ョンソフトウェアおよび前記第2のアプリケーションソフトウェアの少なくとも一方に従って動作する動作ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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