JP2009287842A - 液体供給システム及びコントローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】使い易いユーザインターフェースを備えた暖房給湯システム及びリモコンを提供する。
【解決手段】暖房給湯システムは、加熱された水及び循環液を供給する暖房給湯装置と、暖房給湯装置の制御部と通信可能に接続され、部屋の室内温度の設定を行うための室内温度設定ボタン101、給湯端末にて供給される水の給湯温度の設定を行うための給湯温度設定ボタン102、及び、室内温度設定ボタン101の操作によって設定される室内設定温度と給湯温度設定ボタン102の操作によって設定される給湯設定温度T2とを表示可能な表示部103を有するリモコンR1とを備えている。そして、室内設定温度の変更が無視されるように設定されているリモコンR1の表示部103には、当該室内設定温度を表示しない。
【選択図】図4
【解決手段】暖房給湯システムは、加熱された水及び循環液を供給する暖房給湯装置と、暖房給湯装置の制御部と通信可能に接続され、部屋の室内温度の設定を行うための室内温度設定ボタン101、給湯端末にて供給される水の給湯温度の設定を行うための給湯温度設定ボタン102、及び、室内温度設定ボタン101の操作によって設定される室内設定温度と給湯温度設定ボタン102の操作によって設定される給湯設定温度T2とを表示可能な表示部103を有するリモコンR1とを備えている。そして、室内設定温度の変更が無視されるように設定されているリモコンR1の表示部103には、当該室内設定温度を表示しない。
【選択図】図4
Description
本発明は、温調された液体を給湯端末や暖房端末に供給する液体供給システム及びそのコントローラに関する。
従来、キッチンや浴室などに温湯を供給する給湯システムにおいて、特定のリモコン(例えば、浴室に設置されるリモコン)に給湯設定温度の変更が可能な優先権を持たせた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示される給湯システムでは、浴室において給湯が行われている場合に、浴室以外の箇所に設置されるリモコンで給湯設定温度が変更できないようになっている。
特開2006−10235号公報
上記特許文献1に開示される給湯システムでは、浴室において給湯が行われている場合に、浴室以外の箇所に設置されるリモコンにおいて、その操作が無視されるが、当該操作が無視されるリモコンであっても、その表示部には、給湯設定温度など種々の情報が表示されるのが一般的になっている。このため、ユーザは、リモコンの表示部に給湯設定温度が表示されていることから、給湯設定温度の変更が可能だと勘違いしてしまい、当該リモコンにおいて、無意味な操作をしてしまうことがある。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、使い易いユーザインターフェースを備えた液体供給システム及びコントローラを提供することを目的とする。
第1の発明にかかる液体供給システムは、温調された液体を供給する液体供給装置と、液体供給装置の制御部と通信可能に接続され、液体供給装置から供給される液体の温度の設定を行うための温度入力部、及び、その温度入力部を操作することによって設定される設定温度を表示可能な表示部を有する1又は複数のコントローラとを備え、設定温度の変更が無視されるように設定されているコントローラの表示部には、設定温度を表示しない。
この液体供給システムでは、設定温度の変更の操作が無視されるコントローラの表示部に、設定温度を表示しないことによって、当該コントローラにおいて設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、当該コントローラにおいて、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
第2の発明にかかる液体供給システムは、第1の発明にかかる液体供給システムにおいて、設定温度の変更が無視されるように設定されているコントローラにおいて、温度入力部の操作が行われたときには、その表示部に、温度入力部の操作が無効である旨が表示される。
この液体供給システムでは、設定温度の変更の操作が無視されるコントローラにおいて、無意味な操作をしてしまった場合でも、その操作が無効であることをユーザに報知することができる。
第3の発明にかかる液体供給システムは、貯湯タンク、貯湯タンクに付設され、貯湯タンクの循環液を加熱して当該貯湯タンクへと返流するヒートポンプユニット、貯湯タンク内に配置され、給水源から供給される水が内部を流れる熱交換器、熱交換器の内部を流れた水を給湯端末に供給するための出湯流路、貯湯タンクに貯留される循環液を当該貯湯タンクと暖房端末との間で循環させる第1循環路、及び、貯湯タンクに貯留される循環液を当該貯湯タンクとヒートポンプユニットとの間で循環させる第2循環路を備える液体供給装置と、液体供給装置の制御部と通信可能に接続され、給湯端末にて供給される水の給湯温度の設定を行うための給湯温度入力部、暖房端末に関する暖房温度の設定を行うための暖房温度入力部、及び、給湯温度入力部の操作によって設定される給湯設定温度と暖房温度入力部の操作によって設定される暖房設定温度とを表示可能な表示部を有する1又は複数のコントローラとを備え、給湯設定温度及び暖房設定温度の少なくとも一方の変更が無視されるように設定されているコントローラの表示部には、その変更が無視される設定温度を表示しない。
この液体供給システムでは、給湯設定温度及び暖房設定温度の少なくとも一方の変更の操作が無視されるコントローラの表示部に、その変更が無視される設定温度を表示しないことによって、当該コントローラにおいて、その変更が無視される設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、当該コントローラにおいて、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
第4の発明にかかる液体供給システムは、第3の発明にかかる液体供給システムにおいて、表示部は、給湯設定温度と暖房設定温度とを別々の表示領域に表示し、給湯設定温度及び暖房設定温度のいずれか一方の変更が無視されるように設定されているコントローラの表示部には、その変更が無視される設定温度を表示しないことが可能である。
この液体供給システムでは、変更が無視される設定温度に対応する表示領域にその設定温度が表示されないようにすることが可能であるので、ユーザは、変更が無視されている設定温度が給湯設定温度か暖房設定温度のどちらかを容易に判断することができる。従って、給湯設定温度と暖房設定温度との2つの設定温度を有するシステムであっても、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができ、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
第5の発明にかかるコントローラは、温調された液体を供給する液体供給装置の制御部と通信可能に接続されるコントローラであって、液体供給装置から供給される液体の温度の設定を行うための温度入力部と、温度入力部を操作することによって設定される設定温度を表示可能な表示部とを備え、設定温度の操作が無視されるように設定されている場合に、表示部には設定温度を表示しない。
このコントローラでは、設定温度の操作が無視されるように設定されている場合に、その表示部に、設定温度を表示しないことによって、設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、設定温度の変更の操作が無視されるコントローラにおいて設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、当該コントローラにおいて、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
また、第2の発明では、設定温度の変更の操作が無視されるコントローラにおいて、無意味な操作をしてしまった場合でも、その操作が無効であることをユーザに報知することができる。
第3の発明では、給湯設定温度及び暖房設定温度の少なくとも一方の変更の操作が無視されるコントローラにおいて、その変更が無視される設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、当該コントローラにおいて、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
また、第4の発明では、給湯設定温度と暖房設定温度との2つの設定温度を有するシステムであっても、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができ、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
また、第5の発明では、設定温度の操作が無視されるように設定されている場合に、表示部に設定温度を表示しないことによって、設定温度の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る暖房給湯システムの実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図2は、図1に示した暖房給湯システムの貯湯タンク及び給湯用熱交換器の詳細を示した断面図である。図3は、図1に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図4は、図1に示した暖房給湯システムのリモコンを示した正面図である。図5は、図1に示した暖房給湯システムのリモコンR1を示した図である。以下、図1〜図5を参照して、暖房給湯システム100について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図2は、図1に示した暖房給湯システムの貯湯タンク及び給湯用熱交換器の詳細を示した断面図である。図3は、図1に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図4は、図1に示した暖房給湯システムのリモコンを示した正面図である。図5は、図1に示した暖房給湯システムのリモコンR1を示した図である。以下、図1〜図5を参照して、暖房給湯システム100について詳細に説明する。
本実施形態の暖房給湯システム100は、図1に示すように、加熱された水及び循環液を供給する暖房給湯装置Sと、リモコンR1と、現地調達品である室温サーモスタットTとを備えている。そして、暖房給湯装置Sは、主として、ヒートポンプユニット1と、貯湯タンク2と、給湯用熱交換器3と、暖房用循環回路4と、沸上用循環回路5と、制御部6とを備えている。本実施形態の暖房給湯装置Sでは、貯湯タンク2に貯留された循環液が暖房用循環回路4を介してラジエータAに供給されると共に、給湯用熱交換器3の内部を流れた水がキッチンや浴室などの給湯端末Bに供給される。
ヒートポンプユニット1は、貯湯タンク2に付設され、貯湯タンク2内の下部領域の循環液を加熱して貯湯タンク2内の上部領域へと返流する。このヒートポンプユニット1は、空気熱交換器(蒸発器)11、圧縮機12、水熱交換器(凝縮器)13、過冷却熱交換器14及び電動膨張弁15を有する冷媒回路16を有している。この冷媒回路16には、CO2冷媒が循環している。また、空気熱交換器11には、この空気熱交換器11の能力を調整するファン17が付設されている。
上記したCO2冷媒は、空気熱交換器11において、ファン17から送られた空気中の熱を吸収してガス化する。そして、このCO2冷媒は、圧縮機12で圧縮されて高温となった後、水熱交換器13に到達して貯湯タンク2から供給される循環液と熱交換熱する。これにより、CO2冷媒は、水熱交換器13に入る前に比べて低温となって、過冷却熱交換器14へ向かう。そして、CO2冷媒は、その過冷却熱交換器14でさらに冷却された後、電動膨張弁15を経て、空気熱交換器11に戻る。
貯湯タンク2には、沸上用循環回路5を介して上記したヒートポンプユニット1が接続されると共に暖房用循環回路4を介してラジエータAが接続されており、その内部には、ヒートポンプユニット1で加熱された循環液が貯留される。
この貯湯タンク2内の上下方向の略中央部には、図2に示すように、貯湯タンク2内の循環液を直接加熱するヒータ20が設けられている。これにより、ヒートポンプユニット1の故障時にも、当該ヒータ20を用いて、貯湯タンク2内の循環液を加熱することができると共に、ヒートポンプユニット1が循環液に与える熱量が不足している時にも、その不足分の熱量を当該ヒータ20で補うことができる。また、このヒータ20は、貯湯タンク2内の上下方向の略中央部に配置されているので、主として、ヒータ20よりも上方にある循環液を加熱することになるが、貯湯タンク2内の上部領域の循環液は、貯湯タンク2内の下部領域の循環液に比べて高温であるから、短時間で循環液を高温にすることができる。特に、暖房負荷が瞬間的に増大した場合に効果的である。
また、貯湯タンク2には、一方端部21aが貯湯タンク2外に位置し、且つ、他方端部21bが貯湯タンク2内であってヒータ20の近傍且つ上方に位置する配管21が設けられている。この配管21の一方端部21aには、暖房用循環回路4の上流側他方端部4bが接続されており、ヒータ20で加熱された直後の循環液を暖房用循環回路4に送り出すことが可能となる。
また、貯湯タンク2には、貯湯タンク2内の各高さ位置における循環液の温度を検出するための温度センサ22(図1参照)が複数設けられている。この複数の温度センサ22により検出される温度に係る信号は、後述する制御部6に送信される。
貯湯タンク2の下部側には、利用側戻り接続口23と、熱源側往き接続口24と、凍結防止用戻り接続口25とが設けられている。この利用側戻り接続口23には、暖房用循環回路4の下流側端部4cが接続されている。これにより、ラジエータAにて放熱して低温となった循環液が、貯湯タンク2内の下部領域に導入される。その結果、貯湯タンク2内の上部領域の比較的高温の循環液と、ラジエータAにて比較的低温になった循環液とが混合して低温になるのを抑制することができる。また、熱源側往き接続口24には、沸上用循環回路5の上流側端部5aが接続されている。これにより、貯湯タンク2内の下部領域に存在する比較的低温の循環液を、沸上用循環回路5に送り出すことが可能となる。その結果、貯湯タンク2内の下部領域にある比較的低温の循環液がヒートポンプユニット1の水熱交換器13に供給されることになるので、ヒートポンプユニット1のCOPが向上する。また、凍結防止用戻り接続口25には、沸上用循環回路5の下流側一方端部5bが接続されている。これにより、凍結防止運転中において十分に加熱されない循環液を貯湯タンク2内の下部領域に導入することが可能となる。なお、上記した凍結防止運転は、沸き上げ運転の停止中に行われる。
また、貯湯タンク2の頂部には、往き・戻り接続口26が設けられている。この往き・戻り接続口26には、暖房用循環回路4の上流側一方端部4a及び沸上用循環回路5の下流側他方端部5cが接続されている。これにより、ヒートポンプユニット1によって沸き上げられた比較的高温の循環液を、貯湯タンク2内の上部領域に導入することが可能となると共に、貯湯タンク2内の上部領域に存在する比較的高温の循環液を、暖房用循環回路4に送り出すことが可能となる。なお、暖房用循環回路4の上流側一方端部4aと、沸上用循環回路5の下流側他方端部5cとは、共通の流路となっている。
給湯用熱交換器3は、図2に示すように、コイル状のパイプからなり、貯湯タンク2内の下部領域から上部領域に渡って配置されている。これにより、給水源C(図1参照)から供給されそのパイプを流通する水が、その周囲に貯留される循環液により加熱される。具体的には、給水源Cから供給される水は、給水流路31を介して、貯湯タンク2内の下部領域に配置される下部コイル部3aに導入される。そして、この下部コイル部3aを上方に向かって流れた水は、貯湯タンク2内の上部領域に配置される上部コイル部3bに導入される。そして、この上部コイル部3bを上方に向かって流れた水は、出湯流路32を介して、各給湯端末Bに供給される。このように、給湯用熱交換器3が、貯湯タンク2内の下部領域から上部領域に渡って配置されていて、給水源Cからの水が貯湯タンク2内の下部領域から上部領域に向かうので、当該水は給湯用熱交換器3の内部を流れる間に貯湯タンク2内の循環液により十分に加熱される。したがって、給湯用熱交換器3から高温の温湯が出湯可能となる。なお、下部コイル部3aと上部コイル部3bとは、上記したヒータ20を跨ぐように配置されている。
また、図1に示すように、給水流路31と出湯流路32との間には、混合弁33が設けられている。この混合弁33は、出湯流路32を通過する温湯の温度を調整するために設けられている。具体的には、当該混合弁33を開くことによって、出湯流路32を通過する温湯と給水流路31を通過する水とを混合して、給湯端末Bにおいて供給される温湯の温度を調整している。
暖房用循環回路4は、貯湯タンク2内に貯留された循環液を当該貯湯タンク2とラジエータAとの間で循環させるものである。この暖房用循環回路4の上流側一方端部4aは、貯湯タンク2の頂部に設けられる往き・戻り接続口26に接続され、下流側端部4cは、利用側戻り接続口23に接続されている。また、上流側他方端部4bは、貯湯タンク2に設けられる配管21(図2参照)の一方端部21aに接続されている。そして、暖房用循環回路4上には、バイパス配管41、混合弁42、三方弁43、温度センサ44及び45、循環ポンプ46、複数のラジエータAが設けられている。
バイパス配管41は、ラジエータAを経由して貯湯タンク2に戻る循環液の一部を混合弁42へ案内するために設けられている。
混合弁42は、貯湯タンク2から送り出された循環液が流入する入口と、上記したバイパス配管41によって案内された循環液が流入する入口と、それらの入口から流入する循環液を混合して流出される出口とを有している。当該混合弁42の各入口の開度は、後述する制御部6によって調節される。
三方弁43は、暖房用循環回路4の上流側一方端部4aが接続される往き・戻り接続口26から送り出された循環液が流入する入口(以下、第1入口とする)と、暖房用循環回路4の上流側他方端部4bが接続される配管21の他方端部21bから送り出された循環液が流入する入口(以下、第2入口とする)と、その各入口から流入した循環液を送り出す出口とを有している。そして、この三方弁43は、貯湯タンク2内の循環液の高温領域が配管21の他方端部21b近傍に存在していない場合には、第1入口を開いて、往き・戻り接続口26から循環液を取り出し、貯湯タンク2内の循環液の高温領域が配管21の他方端部21b近傍に存在している場合には、第2入口を開いて、配管21の他方端部21bから循環液を取り出す。この三方弁43の切り替えは、後述する制御部6によって行われる。
温度センサ44は、貯湯タンク2からラジエータAへ向かう循環液の温度(往き循環液温度)を検出するために設けられており、温度センサ45は、ラジエータAから貯湯タンク2へ向かう循環液の温度(戻り循環液温度)を検出するために設けられている。この温度センサ44及び45によって検出される温度を示す信号は、後述する制御部6に送信される。
循環ポンプ46は、貯湯タンク2内の循環液を暖房用循環回路4内において循環させるために設けられている。
各ラジエータAは、暖房用循環回路4内を循環する循環液の熱を直接取り出し、当該ラジエータAが設置される室内に放熱する。これにより、暖房用循環回路4内を循環する循環液の熱をラジエータAに効率良く供給できるので、北欧等の暖房負荷の高い地域でも十分な暖房を行うことができる。
沸上用循環回路5は、貯湯タンク2内に貯留された循環液を当該貯湯タンク2とヒートポンプユニット1との間で循環させるものである。この沸上用循環回路5の上流側端部5aは、貯湯タンク2の下部側に設けられる熱源側往き接続口24に接続され、下流側一方端部5bは、貯湯タンク2の下部側に設けられる凍結防止用戻り接続口25に接続され、下流側他方端部5cは、貯湯タンク2の頂部に設けられる往き・戻り接続口26に接続されている。そして、沸上用循環回路5上には、循環ポンプ51、上記したヒートポンプユニット1の水熱交換器13、三方弁52、及び、温度センサ53が設けられている。
循環ポンプ51は、貯湯タンク2内の循環液を沸上用循環回路5において循環させるために設けられている。
三方弁52は、上記した水熱交換器13にて加熱された循環液が流入する入口と、往き・戻り接続口26に向かって循環液を流出する出口(以下、第1出口とする)と、凍結防止用戻り接続口25に向かって循環液を流出する出口(以下、第2出口とする)とを有している。そして、この三方弁52は、水熱交換器13を通過した循環液が十分に高温となっている場合には、第1出口を開いて、往き・戻り接続口26を介して貯湯タンク2内の上部領域に循環液を返流し、水熱交換器13を通過した循環液が十分に高温となっていない場合には、第2出口を開いて、凍結防止用戻り接続口25を介して貯湯タンク2内の下部領域に循環液を返流する。従って、ヒートポンプユニット1の起動時や凍結防止運転時に、十分に高温とならない循環液が貯湯タンク2内の上部領域に返流されるのを防止することができる。これにより、十分に高温になっていない循環液が貯湯タンク2内の上部領域に返流されることに起因して、貯湯タンク2内の温度分布が乱れるのを防止することができる。このようにして、貯湯タンク2内では、上部領域に比較的高温の循環液が位置し、下部領域に比較的低温の循環液温水が位置するように液層(温度分布)が形成される。この三方弁52の切り替えは、後述する制御部6によって行われる。
温度センサ53は、水熱交換器13から三方弁52に向かう循環液の温度(ヒートポンプユニット1によって沸き上げられた循環液の温度)を検出するために設けられている。この温度センサ53によって検出される温度を示す信号は、後述する制御部6に送信される。
制御部6は、上記した各種センサから送信される信号やリモコンR1から送信される信号に基づいて、暖房給湯装置Sの各部の動作を統括する。具体的には、この制御部6は、外気温度センサ18により検出される温度(外気温度)を示す信号、室内温度センサ(図示せず)により検出される温度(室内温度)を示す信号、上記した温度センサ44により検出される温度(往き循環液温度)を示す信号、上記した温度センサ45により検出される温度(戻り循環液温度)を示す信号、及び、後述するリモコンR1によって設定される温度(室内設定温度T1、給湯設定温度T2)に係る信号を受信し、それらの各種信号に基づいて、混合弁42の2つの入口の夫々の開度を調節して水温制御を行ったり、循環ポンプ46の回転数を調節して流量制御を行ったりする。例えば、外気温度が高い時は、混合弁42を調節してバイパス配管41からの循環液の流入量を増加させることで往き循環液温度を下げたり、循環ポンプ46の回転数を下げて循環する循環液の流量を抑えることで戻り循環液温度を下げる。一方、外気温度が低い時は、混合弁42を調節してバイパス配管41からの循環液の流入量を減少させることで往き循環液温度を上げたり、循環ポンプ46の回転数を上げて循環する循環液の流量を増加させることで戻り循環液温度を上げる。
また、この制御部6は、貯湯タンク2に取り付けられる複数の温度センサ22により検出される温度(貯湯タンク2内の各位置における循環液の温度)を示す信号を受信し、その信号に基づいて、三方弁43の切り替えを行い、貯湯タンク2内の上部領域から循環液を取り出すか、貯湯タンク2の中央部近傍から循環液を取り出すかを制御する。また、貯湯タンク2に取り付けられる温度センサ22によって検出される貯湯タンク2内の下部領域の循環液の温度を示す信号は、圧縮機12および循環ポンプのON/OFF制御に使用される。
さらに、この制御部6は、水熱交換器13と三方弁52との間に設けられる温度センサ53により検出される温度(ヒートポンプユニット1によって沸き上げられた循環液の温度)を示す信号を受信し、その信号に基づいて、三方弁52の切り替えを行い、当該循環液を貯湯タンク2内の上部領域に返流するか、当該循環液を貯湯タンク2内の下部領域に返流するかを制御する。
また、本実施形態では、制御部6は、暖房給湯システム100の電源投入時に、リモコンR1にオプションコードC1又はC2を送信して、リモコンR1における操作を制限するか否かを決定する。なお、リモコンR1に対するオプションコードC1又はC2の送信は、図3に示すように、制御部6に設けられるディップスイッチSWの切り替えに応じて行われる。具体的には、リモコンR1に対応するスイッチSW1がONの場合には、制御部6からリモコンR1に対してオプションコードC1が送信され、スイッチSW1がOFFの場合には、制御部6からリモコンR1に対してオプションコードC2が送信される。そして、本実施形態では、制御部6からリモコンR1に対して、オプションコードC1が送信された場合には、リモコンR1における室内温度設定ボタン101の操作が無効となると共に、その表示部103に室内設定温度T1が表示されなくなり、リモコンR1における室内設定温度T1の変更が無視されるように設定される。また、制御部6からリモコンR1に対して、オプションコードC2が送信された場合には、その表示部103に室内設定温度T1が表示されると共に、その室内設定温度T1の変更も可能となる。なお、この第1実施形態では、暖房時の室温コントロール用のインターフェースとして、現地調達品である室温サーモスタットT(図1参照)を使用する場合(リモコンR1を利用しない場合)について説明する。つまり、この第1実施形態では、室温サーモスタットTのサーモON/OFF信号に基づいて、暖房給湯システム100の暖房運転が制御される。この場合、制御部6は、リモコンR1にオプションコードC1を送信するようにして、当該リモコンR1における操作を制限する。
リモコンR1は、制御部6と有線又は無線により通信可能に接続されており、リビングやキッチンなどに設置され、給湯端末B(風呂、キッチンなど)にて供給される水の給湯温度の設定や、ラジエータAが設置される部屋の室内温度の設定を行う機能を有している。
リモコンR1は、図4に示すように、ラジエータAが設置される部屋の室内温度の設定を行うための室内温度設定ボタン101と、給湯端末Bにて供給される水の給湯温度の設定を行うための給湯温度設定ボタン102と、当該ボタン101及び102の操作により設定される室内設定温度T1及び給湯設定温度T2を表示可能な表示部103と、制御部104とを有している。
表示部103には、室内設定温度T1、給湯設定温度T2、室内温度設定ボタン101の操作が無効であること示す警告表示(図中では、「NOT AVAILABLE」)Mが表示可能となっている。
制御部104は、暖房給湯装置Sの制御部6から送信される各種信号及びオプションコードC1,C2や上記したボタン101,102の操作に係る信号に基づいて、表示部103の表示を制御したり、ボタン101,102の操作により設定される室内設定温度T1及び給湯設定温度T2に係る信号を制御部6に送信したりする。なお、ここでは、制御部104が、室内設定温度T1と給湯設定温度T2とを別々の表示領域に表示する場合について説明するが、室内設定温度T1と給湯設定温度T2とを共通の表示領域に表示することも可能である。
この第1実施形態では、リモコンR1の制御部104は、オプションコードC1を受信しているので、図5に示すように、室内設定温度T1を表示する表示領域において、その室内設定温度T1を非表示とする。また、このとき、室内温度設定ボタン101の操作が無効となっているため、室内温度設定ボタン101の操作が行われると、上記した警告表示Mが所定期間だけ点灯するようになる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図7は、図6に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1及びR2に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図8は、図6に示した暖房給湯システムのリモコンR1及びR2を示した図である。
図6は、本発明の第2実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図7は、図6に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1及びR2に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図8は、図6に示した暖房給湯システムのリモコンR1及びR2を示した図である。
この第2実施形態に係る暖房給湯システム200は、図6に示すように、制御部6と通信可能に接続される2つリモコンR1及びR2を備えている。この第2実施形態では、暖房時の室温コントロール用のインターフェースとして、リモコンR2を使用する場合(リモコンR1を利用しない場合)について説明する。この場合、図7に示すように、制御部6に設けられるディップスイッチSWにおいて、リモコンR1に対応するスイッチSW1がONで、且つ、リモコンR2に対応するスイッチSW2がOFFとなっている。これにより、制御部6からリモコンR1に対してオプションコードC1が送信されると共にリモコンR2に対してオプションコードC2が送信される。
この第2実施形態では、リモコンR1の制御部104は、オプションコードC1を受信しているので、図8(a)に示すように、室内設定温度T1を表示する表示領域において、その室内設定温度T1を非表示とする。また、このとき、室内温度設定ボタン101の操作が無効となっているため、室内温度設定ボタン101の操作が行われると、上記した警告表示Mが所定期間だけ点灯するようになる。これに対して、リモコンR2の制御部104は、オプションコードC2を受信しているので、図8(b)に示すように、その表示部103に室内設定温度T1が表示されると共に、その室内設定温度T1の変更も可能となる。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図10は、図9に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1及びR2に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図11は、図9に示した暖房給湯システムのリモコンR1及びR2を示した図である。
図9は、本発明の第3実施形態に係る暖房給湯システムの構成を示す模式図である。図10は、図9に示した制御部のディップスイッチとその制御部からリモコンR1及びR2に対して送信されるオプションコードとの関係を示した図である。図11は、図9に示した暖房給湯システムのリモコンR1及びR2を示した図である。
この第3実施形態に係る暖房給湯システム300は、図9に示すように、制御部6と通信可能に接続される2つリモコンR1及びR2と、現地調達品である室温サーモスタットTとを備えている。この第3実施形態では、暖房時の室温コントロール用のインターフェースとして、現地調達品である室温サーモスタットTを使用する場合(リモコンR1及びR2を利用しない場合)について説明する。この場合、図10に示すように、制御部6に設けられるディップスイッチSWにおいて、リモコンR1に対応するスイッチSW1がONとなり、且つ、リモコンR2に対応するスイッチSW2もONとなっている。これにより、制御部6からリモコンR1及びR2に対してオプションコードC1がそれぞれ送信される。
この第2実施形態では、リモコンR1及びR2の制御部104は、オプションコードC1を受信しているので、図11に示すように、室内設定温度T1を表示する表示領域において、その室内設定温度T1を非表示とする。また、このとき、室内温度設定ボタン101の操作が無効となっているため、室内温度設定ボタン101の操作が行われると、上記した警告表示Mが所定期間だけ点灯するようになる。
[実施形態の暖房給湯システムの特徴]
上記した実施形態の暖房給湯システム100,200,300には、以下のような特徴がある。
上記した実施形態の暖房給湯システム100,200,300には、以下のような特徴がある。
第1実施形態の暖房給湯システム100では、室内設定温度T1の変更の操作が無視されるリモコンR1(オプションコードC1を受信したリモコンR1)の表示部103に、室内設定温度T1を表示しないことによって、当該リモコンR1においてその室内設定温度T1の変更が可能であるとユーザが勘違いするような表示をしないようにして、当該リモコンR1において、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。このようにして、使い易いユーザインターフェースを提供することができる。
また、第1実施形態の暖房給湯システム100では、室内設定温度T1の変更の操作が無視されるリモコンR1において、室内温度設定ボタン101の操作が行われたときには、その表示部103に警告表示Mが表示されることによって、無意味な操作をしてしまった場合でも、その操作が無効であることをユーザに報知することができる。
また、第1実施形態の暖房給湯システム100では、室内設定温度T1の表示領域にその室内設定温度T1が表示されないようにすることが可能であるので、ユーザは、室内設定温度T1の変更が無視されていることを容易に判断することができる。従って、給湯設定温度T2と室内設定温度T1との2つの設定温度を有するシステムであっても、ユーザが無意味な操作をしてしまうのを抑制することができる。
また、第2実施形態の暖房給湯システム200及び第3実施形態の暖房給湯システム300も、第1実施形態の暖房給湯システム100と同様の特徴を有している。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、ヒートポンプユニット1においてCO2冷媒を使用する例について説明したが、本発明はこれに限らず、NH3冷媒やR22冷媒などを使用してもよい。また、暖房端末としてラジエータを使用したが、これに代えて、あるいはこれと併用して、床暖房パネルやファンコイルなどを使用してもよい。
また、上記実施形態では、表示部103に室内設定温度T1が表示されないようにする例について説明したが、本発明はこれに限らず、給湯設定温度T2の設定が無視されるリモコンにおいて、給湯設定温度T2が表示されないようにしてもよい。
また、第2及び第3記実施形態では、暖房給湯装置Sの制御部6に2つのリモコンR1及びR2を接続した例について説明したが、本発明はこれに限らず、その制御部6に3つ以上のリモコンを接続してもよい。この場合には、それらのリモコンの少なくとも1つのリモコンについて室内設定温度T1及び給湯設定温度T2の少なくとも一方が表示されないようにすればよい。
また、上記実施形態では、暖房機能及び給湯機能を備えた暖房給湯システム100に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、暖房機能及び給湯機能のいずれかを備えた暖房給湯システム100にも適用可能である。つまり、上記実施形態の暖房給湯システム100における給湯用熱交換器3等を省略した暖房システムに本発明を適用することも可能であるし、暖房用循環回路4等を省略した給湯システムに本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、過冷却熱交換器14を有するヒートポンプユニット1を用いる例について説明したが、本発明はこれに限らず、過冷却熱交換器14を有さないヒートポンプユニットを用いてもよい。
本発明を利用すれば、使い易いユーザインターフェースを備えた暖房給湯システム及びリモコンを得ることができる。
100、200、300 暖房給湯システム(液体供給システム)
1 ヒートポンプユニット
2 貯湯タンク
3 給湯用熱交換器(熱交換器)
4 暖房用循環回路(第1循環路)
5 沸上用循環回路(第2循環路)
6 制御部
32 出湯流路
101 室内温度設定ボタン(温度入力部、暖房温度入力部)
102 給湯温度設定ボタン(温度入力部、給湯温度入力部)
103 表示部
S 暖房給湯装置(液体供給装置)
R1、R2 リモコン(コントローラ)
1 ヒートポンプユニット
2 貯湯タンク
3 給湯用熱交換器(熱交換器)
4 暖房用循環回路(第1循環路)
5 沸上用循環回路(第2循環路)
6 制御部
32 出湯流路
101 室内温度設定ボタン(温度入力部、暖房温度入力部)
102 給湯温度設定ボタン(温度入力部、給湯温度入力部)
103 表示部
S 暖房給湯装置(液体供給装置)
R1、R2 リモコン(コントローラ)
Claims (5)
- 温調された液体を供給する液体供給装置と、
前記液体供給装置の制御部と通信可能に接続され、前記液体供給装置から供給される液体の温度の設定を行うための温度入力部、及び、その温度入力部を操作することによって設定される設定温度を表示可能な表示部を有する1又は複数のコントローラとを備え、
前記設定温度の変更が無視されるように設定されている前記コントローラの表示部には、前記設定温度を表示しないことを特徴とする、液体供給システム。 - 前記設定温度の変更が無視されるように設定されている前記コントローラにおいて、前記温度入力部の操作が行われたときには、その表示部に、前記温度入力部の操作が無効である旨が表示されることを特徴とする、請求項1に記載の液体供給システム。
- 貯湯タンク、前記貯湯タンクに付設され、前記貯湯タンクの循環液を加熱して当該貯湯タンクへと返流するヒートポンプユニット、前記貯湯タンク内に配置され、給水源から供給される水が内部を流れる熱交換器、前記熱交換器の内部を流れた水を給湯端末に供給するための出湯流路、前記貯湯タンクに貯留される循環液を当該貯湯タンクと暖房端末との間で循環させる第1循環路、及び、前記貯湯タンクに貯留される循環液を当該貯湯タンクと前記ヒートポンプユニットとの間で循環させる第2循環路を備える液体供給装置と、
前記液体供給装置の制御部と通信可能に接続され、前記給湯端末にて供給される水の給湯温度の設定を行うための給湯温度入力部、前記暖房端末に関する暖房温度の設定を行うための暖房温度入力部、及び、前記給湯温度入力部の操作によって設定される給湯設定温度と前記暖房温度入力部の操作によって設定される暖房設定温度とを表示可能な表示部を有する1又は複数のコントローラとを備え、
前記給湯設定温度及び前記暖房設定温度の少なくとも一方の変更が無視されるように設定されている前記コントローラの表示部には、その変更が無視される設定温度を表示しないことを特徴とする、液体供給システム。 - 前記表示部は、前記給湯設定温度と前記暖房設定温度とを別々の表示領域に表示し、
前記給湯設定温度及び前記暖房設定温度のいずれか一方の変更が無視されるように設定されている前記コントローラの表示部には、その変更が無視される設定温度を表示しないことが可能であることを特徴とする、請求項3に記載の液体供給システム。 - 温調された液体を供給する液体供給装置の制御部と通信可能に接続されるコントローラであって、
前記液体供給装置から供給される液体の温度の設定を行うための温度入力部と、
前記温度入力部を操作することによって設定される設定温度を表示可能な表示部とを備え、
前記設定温度の操作が無視されるように設定されている場合に、前記表示部には前記設定温度を表示しないことを特徴とする、コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141037A JP2009287842A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 液体供給システム及びコントローラ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008141037A JP2009287842A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 液体供給システム及びコントローラ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009287842A true JP2009287842A (ja) | 2009-12-10 |
Family
ID=41457224
Family Applications (1)
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JP2008141037A Pending JP2009287842A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 液体供給システム及びコントローラ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106032933A (zh) * | 2015-03-09 | 2016-10-19 | 马发财 | 液袋温控加热包 |
CN110398060A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-01 | 河南明东新能源科技开发有限公司 | 一种供热水箱结构以及一种供热水箱加热控制装置和方法 |
-
2008
- 2008-05-29 JP JP2008141037A patent/JP2009287842A/ja active Pending
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