JP2006275343A - 給湯暖房機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータのそれぞれの特徴を活かしながら、給湯能力の向上、暖房能力の向上、および経済性の向上が図れる給湯暖房機を提供する。
【解決手段】 給湯・暖房同時運転時、外気温度が所定値以上の場合に、給湯用タンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温め、暖房用タンクの水をヒータの動作により温める。外気温度が所定値未満の場合は、給湯用タンクの水をヒータの動作により温め、暖房用タンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める。
【選択図】 図2

Description

この発明は、給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温める給湯暖房機に関する。
給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器により温める給湯暖房機がある。この給湯暖房機では、給湯と暖房が同時に行われる給湯・暖房単独運転時、外気温度が低いと、ヒートポンプ式冷凍サイクルの能力が低下し、給湯用タンクおよび暖房用タンクの水を十分に温めることが困難となる。
給湯用タンクおよび暖房用タンクの水をそれぞれヒータにより温める給湯暖房機の場合は、外気温度の低下にかかわらず、給湯用タンクおよび暖房用タンクの水を十分に温めることが可能である。しかしながら、給湯・暖房運転時に各ヒータが共に動作するため、電力消費が増大して不経済である。
そこで、ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータの両方を有する給湯暖房機がある(例えば特許文献1)。
特開2001―235252号公報
上記したヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータの両方を有する給湯暖房機では、ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータのそれぞれの特徴を活かした運転制御が十分に行われておらず、この点、改善の余地があった。
この発明は、上記事情を考慮したもので、ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータのそれぞれの特徴を活かしながら、給湯能力の向上、暖房能力の向上、および経済性の向上が図れる給湯暖房機を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の給湯暖房機は、給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温めるものであって、外気温度を検知する外気温度センサと、前記給湯用タンクおよび前記暖房用タンクが使用される給湯・暖房同時運転時、前記外気温度センサの検知温度が所定値以上の場合に、前記給湯用タンクの水を前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温め、前記暖房用タンクの水を前記ヒータの動作により温める制御手段と、前記給湯・暖房同時運転時、前記外気温度センサの検知温度が所定値未満の場合に、前記給湯用タンクの水を前記ヒータの動作により温め、前記暖房用タンクの水を前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める制御手段と、を備えている。
請求項4に係る発明の給湯暖房機は、給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温めるものであって、前記給湯用タンクおよび前記暖房用タンクが使用される給湯・暖房同時運転、前記給湯用タンクのみ使用される給湯単独運転、および前記暖房用タンクのみ使用される暖房単独運転のいずれにおいても、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルを運転し、そのヒートポンプ式冷凍サイクルの運転で能力不足の場合に、同ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えて前記ヒータの動作を併用する制御手段、を備えていることを特徴とする給湯暖房機。
請求項5に係る発明の給湯暖房機は、給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温めるものであって、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時の能力不足を、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの圧縮機の運転周波数、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器から流出する湯の温度、および時間経過に応じて判定する判定手段と、この判定手段で能力不足が判定された場合に、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えて前記ヒータの動作を併用する制御手段と、を備えている。
請求項6に係る発明の給湯暖房機は、給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温めるものであって、前記各タンクの上部の水を前記水熱交換器に導く構成としている。
この発明の給湯暖房機によれば、ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータのそれぞれの特徴を活かしながら、給湯能力の向上、暖房能力の向上、および経済性の向上が図れる。
[1]以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、水熱交ユニット1に、室外ユニット2、給湯用タンクユニット3、暖房用タンクユニット4が配管接続されているとともに、リモートコントロール式の操作器(リモコンという)5が信号線接続されている。水熱交ユニット1、給湯用タンクユニット3、暖房用タンクユニット4、およびリモコン5は屋内に設置され、室外ユニット2は屋外に設置されている。
水熱交ユニット1と室外ユニット2に設けられるヒートポンプ式冷凍サイクルの構成、給湯用タンクユニット3および暖房用タンクユニット4の周りの配管構成を、図2に示している。
能力可変形の圧縮機11から吐出される冷媒は、四方弁12および二方弁21,31を介して水熱交換器(凝縮器)22,32に流れる。水熱交換器22,32を経た冷媒は、流量調整弁23,33、逆止弁24,34、および流量調整弁13を介して室外熱交換器(蒸発器)14に流れる。室外熱交換器14を経た冷媒は、上記四方弁12を介して圧縮機11に吸込まれる。
室外ユニット2に、外気温度Toを検知する外気温度センサ15が設けられている。
給湯用タンクユニット3は、給湯用タンク40を有している。給湯用タンク40には、内部の水を温めるための1本のヒータ41が設けられている。この給湯用タンク40が循環配管(水側)25およびポンプ26を介して上記水熱交換器22に接続されている。ポンプ26の運転により、給湯用タンク40内の水が水熱交換器22に流れて湯となる。水熱交換器22から流出する湯は、循環配管(湯側)27を介して給湯用タンク40に流れる。循環配管25に水の温度Twihを検知する温度センサ28が取付けられ、循環配管27に湯の温度Twohを検知する温度センサ29が取付けられている。
給湯用タンク40には、水管45から新しい水が供給される。また、給湯用タンク40に溜まった湯は、湯管46およびポンプ47により利用側に供給(給湯)される。給湯用タンク40内には、上部の水または湯の温度T1hを検知する温度センサ48、および下部の水または湯の温度T2hを検知する温度センサ49が設けられている。
暖房用タンクユニット4は、暖房用タンク50を有している。暖房用タンク50には、内部の水を温めるための3本のヒータ51,52,53が設けられている。この暖房用タンク50が循環配管(水側)35およびポンプ36を介して上記水熱交換器32に接続されている。ポンプ36の運転により、暖房用タンク50内の水が水熱交換器32に流れて湯となる。水熱交換器32から流出する湯は、循環配管(湯側)37を介して暖房用タンク50に流れる。循環配管35に水の温度Twifを検知する温度センサ38が取付けられ、循環配管37に湯の温度Twofを検知する温度センサ39が取付けられている。
暖房用タンク50には、水管55から新しい水が供給される。また、暖房用タンク50に溜まった湯は、湯管56およびポンプ57により利用側に供給される。暖房用タンク50内には、上部の水または湯の温度T1fを検知する温度センサ58、および下部の水または湯の温度T2fを検知する温度センサ59が設けられている。
そして、水熱交ユニット1に主制御部60が設けられ、その主制御部60に切換スイッチ61が接続されている。主制御部60は、水熱交ユニット1、室外ユニット2、給湯用タンクユニット3、および暖房用タンクユニット4を統括的に制御するもので、主要な機能として次の(1)〜(7)の手段を有している。
(1)給湯用タンク40および暖房用タンク50が使用される給湯・暖房同時運転時、外気温度センサ15の検知温度Toが所定値Tox以上の場合に、給湯用タンク40の水をヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温め、暖房用タンク50の水をヒータ51,52,53の動作により温める制御手段。
(2)上記給湯・暖房同時運転時、外気温度センサ15の検知温度Toが所定値Tox未満の場合に、給湯用タンク40の水をヒータ41の動作により温め、暖房用タンク50の水をヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める制御手段。所定値Toxについては、切換スイッチ61の操作により、望みの値に切換えることができる。
(3)給湯用タンク40の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められているとき、そのヒートポンプ式冷凍サイクルの運転では能力不足となった場合に、同ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41の動作を併用する制御手段。
(4)暖房用タンク50の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められているとき、そのヒートポンプ式冷凍サイクルの運転では能力不足となった場合に、同ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ51,52,53の動作を併用する制御手段。
(5)給湯用タンク40のみが使用される給湯単独運転時、温度センサ28の検知温度(給湯用タンク40から水熱交換器22へ供給される水の温度)Twihが設定値たとえば55℃未満の場合に、給湯用タンク40の水をヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める制御手段。温度センサ28の検知温度Twihに代えて、温度センサ48の検知温度(給湯用タンク40内の水の温度)T1hを用いてもよい。
(6)上記給湯単独運転時、温度センサ28の検知温度Twihが設定値である55℃以上になると、給湯用タンク40の水をヒータ41の動作により温める制御手段。
(7)給湯・暖房同時運転、給湯単独運転、および暖房用タンク50が使用される暖房単独運転のいずれにおいても、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃以下と低い場合に、タンク40,50の水をヒータ41,51,52,53の動作のみで温める制御手段。
つぎに、上記の構成の作用を、図3のフローチャートおよび図4、図5、図6を参照しながら説明する。
図4は外気温度Toに応じた給湯負荷および暖房負荷の変化を示している。外気温度Toが低い場合は暖房負荷が給湯負荷よりも大きくなり、外気温度Toが高くなると、反対に、給湯負荷が暖房負荷より大きくなる。図5は給湯・暖房同時運転時の外気温度Toに応じた運転条件を示している。図6は給湯単独運転時の外気温度Toに応じた運転条件を示している。
給湯・暖房同時運転時(ステップ101のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが所定値Tox以上のCゾーンにある場合(ステップ102のYES、図5参照)、給湯用タンク40の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP給湯、および暖房用タンク50の水がヒータ51,52,53の動作により温められるヒータ暖房が実行される(ステップ103)。
このように、外気温度Toが高くて、給湯負荷が暖房負荷よりも大きくなる状況では、HP給湯とヒータ暖房が実行される。大きい方の負荷をHP運転により処理することで、省電力となり(HP運転はCOP>1のため)、経済性が向上する。
なお、HP給湯では、能力不足が生じた場合に(ステップ104のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41が動作する(ステップ105)。このHP・ヒータ併用給湯により、ヒートポンプ式冷凍サイクルの能力不足を補うことができる。能力不足については、温度センサ29の検知温度(水熱交換器22から流出する湯の温度)Twoh、あるいは給湯用タンク40内の温度センサ49の検知温度T2hから、判定することができる。たとえば、検知温度Twoh,T2hのいずれかが給湯に必要な値に達していない場合、能力不足と判定される。
給湯・暖房同時運転時(ステップ101のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが所定値Tox未満、−15℃超のBゾーンにある場合(ステップ102のNO、ステップ106のYES、図5参照)、給湯用タンク40の水がヒータ41の動作により温められるヒータ給湯、および暖房用タンク50の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP暖房が実行される(ステップ107)。
このように、外気温度Toが低めで、暖房負荷が給湯負荷よりも大きくなる状況では、ヒータ給湯とHP暖房が実行される。大きい方の負荷をHP運転で処理することにより、省電力となり(HP運転はCOP>1のため)、経済性が向上する。
なお、HP暖房では、能力不足が生じた場合に(ステップ108のYES)、ヒータ41の動作に加えてヒートポンプ式冷凍サイクルが運転される(ステップ109)。このHP・ヒータ併用暖房により、ヒートポンプ式冷凍サイクルの能力不足を補うことができる。能力不足については、温度センサ39の検知温度(水熱交換器32から流出する湯の温度)Twof、あるいは暖房用タンク50内の温度センサ59の検知温度T2fに応じて、判定することができる。たとえば、検知温度Twof,T2fのいずれかが暖房に必要な値に達していない場合、能力不足と判定される。
給湯・暖房同時運転時(ステップ101のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃以下のAゾーンまで低下すると(ステップ102のNO、ステップ106のNO、図5参照)、給湯用タンク40の水がヒータ41の動作により温められるヒータ給湯、および暖房用タンク50の水がヒータ51,52,53の動作により温められるヒータ暖房が実行される(ステップ110)。すなわち、外気温度Toが−15℃以下まで低下すると、HP給湯およびHP暖房では共に能力不足であるため、ヒータ給湯およびヒータ暖房が実行される。
一方、給湯用タンク40のみが使用される給湯単独運転では(ステップ101のNO、ステップ111のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃以下のAゾーンまで低下した場合に(ステップ112のYES、図5参照)、給湯用タンク40の水がヒータ41の動作により温められるヒータ給湯が実行される(ステップ113)。すなわち、外気温度Toが−15℃以下まで低下すると、HP暖房では能力不足であるため、ヒータ給湯が実行される。
給湯単独運転時(ステップ101のNO、ステップ111のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃より高く(ステップ112のNO)、かつ温度センサ28の検知温度(給湯用タンク40から水熱交換器22へ供給される水の温度)Twihが55℃未満のDゾーンにあれば(ステップ114のYES、図6参照)、給湯用タンク40の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP給湯が実行される(ステップ115)。
なお、このHP給湯においても、能力不足が生じた場合には(ステップ116のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41が動作する(ステップ117)。このHP・ヒータ併用給湯により、ヒートポンプ式冷凍サイクルの能力不足を補うことができる。
その後、温度センサ28の検知温度Twihが55℃以上、設定値Twix未満のEゾーンにあれば(ステップ118のYES、図6参照)、給湯用タンク40の水がヒータ41の動作により温められるヒータ給湯が実行される(ステップ119)。すなわち、HP給湯では、水熱交換器22に流入する水の温度Twihが55℃以上に高まると、ヒートポンプ式冷凍サイクルの高圧側圧力が上昇し、圧縮機11の能力を強制的に低減する高圧保護機能が働く。こうなると、必要な給湯温度が得られなくなってしまう。そこで、水熱交換器22に流入する水の温度Twihが55℃以上に高まると、HP給湯からヒータ給湯へ切換え、必要な給湯温度を確実に得るようにしている。
給湯単独運転時(ステップ101のNO、ステップ111のYES)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃より高く(ステップ112のNO)、かつ温度センサ28の検知温度Twihが設定値Twix以上のFゾーンにあれば(ステップ118のNO、図6参照)、必要な給湯温度がすでに得られる状態にあるとの判断の下に、ヒータ41の動作が停止される(ステップ120)。
また、暖房用タンク50のみが使用される暖房単独運転では(ステップ101のNO、ステップ111のNO)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃以下のAゾーンまで低下した場合に(ステップ121のYES、図5参照)、暖房用タンク50の水がヒータ51,52,53の動作により温められるヒータ暖房が実行される(ステップ122)。
暖房単独運転時(ステップ101のNO、ステップ111のNO)、外気温度センサ15の検知温度Toが−15℃より高ければ(ステップ121のNO)、暖房用タンク50の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP暖房が実行される(ステップ123)。
なお、このHP暖房においても、能力不足が生じた場合には(ステップ124のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41が動作する(ステップ125)。このHP・ヒータ併用暖房により、ヒートポンプ式冷凍サイクルの能力不足を補うことができる。
以上のように、ヒートポンプ式冷凍サイクルおよびヒータのそれぞれの特徴を活かしながら、給湯能力の向上、暖房能力の向上、および経済性の向上が図れる。
[2]この発明の第2の実施形態について説明する。
各ユニットの構成およびヒートポンプ式冷凍サイクルの構成については、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
つぎに、図7のフローチャートを参照しながら作用について説明する。
給湯・暖房同時運転時(ステップ201のYES)、給湯用タンク40の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP給湯、および暖房用タンク50の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP暖房が実行される(ステップ202)。
給湯能力不足および暖房能力不足が生じた場合には(ステップ203のYES、ステップ204のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41,51,52,53が動作する(ステップ205)。このHP・ヒータ併用給湯およびHP・ヒータ併用暖房により、給湯能力不足および暖房能力不足を補うことができる。
給湯能力不足については、温度センサ29の検知温度(水熱交換器22から流出する湯の温度)Twoh、あるいは給湯用タンク40内の温度センサ49の検知温度T2hから、判定することができる。たとえば、検知温度Twoh,T2hのいずれかが給湯に必要な値に達していない場合、給湯能力不足と判定される。暖房能力不足については、温度センサ39の検知温度(水熱交換器32から流出する湯の温度)Twof、あるいは暖房用タンク50内の温度センサ59の検知温度T2fから、判定することができる。たとえば、検知温度Twof,T2fのいずれかが暖房に必要な値に達していない場合、暖房能力不足と判定される。
一方、給湯単独運転では(ステップ201のNO、ステップ209のYES)、給湯用タンク40の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP給湯が実行される(ステップ210)。
給湯能力不足が生じた場合には(ステップ211のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ41が動作する(ステップ212)。このHP・ヒータ併用給湯により、給湯能力不足が解消される。
また、暖房単独運転では(ステップ101のNO、ステップ209のNO)、暖房用タンク50の水がヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められるHP暖房が実行される(ステップ213)。
暖房能力不足が生じた場合には(ステップ214のYES)、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えてヒータ51,52,53が動作する(ステップ215)。このHP・ヒータ併用暖房により、暖房能力不足が解消される。
以上のように、暖房同時運転、給湯単独運転、暖房単独運転のいずれにおいてもヒートポンプ式冷凍サイクルを運転することにより、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転率が高まり、省電力効果が得られて経済性が向上する。しかも、能力不足の場合にヒータの動作を加えるので、十分な給湯能力および暖房能力が得られる。
[3]この発明の第3の実施形態について説明する。
各ユニットの構成およびヒートポンプ式冷凍サイクルの構成については、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
上記第1および第2の実施形態では能力不足を湯の温度から判定したが、この第3の実施形態では、能力不足時に圧縮機11の運転周波数Fが増大方向に制御される点に着目し、運転周波数F、湯の温度、および時間経過に応じて能力不足が判定される。
以下、図8のフローチャートおよび図9、図10を参照しながら、作用について説明する。図9は圧縮機11の運転周波数Fの変化に対する制御条件を示し、図10は水熱交換器22,32から流出する湯の温度Twoh,Twofの変化に対する制御条件を示している。
まず、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時、負荷の増大に対処して圧縮機11の運転周波数Fが設定値Fa以上のHゾーンまで増大され(ステップ301のYES)、しかも水熱交換器22(または32)から流出する湯の温度Twoh(またはTwof)が設定値Twox未満のIゾーンに留まっていれば(ステップ302のYES)、タイムカウントtが開始される(ステップ303)。
運転周波数FがHゾーンで、湯温TwohがIゾーンのまま、タイムカウントtが15分に達すると(ステップ304のYES)、能力不足と判定される(ステップ305)。この判定に基づき、ヒータの動作が開始されることになる。
能力不足と判定された後、湯温Twohが設定値Twox以上のJゾーンまで上昇すれば(ステップ302のNO)、タイムカウントtがクリアされるとともに(ステップ306)、能力不足でないと判定される(ステップ307)。この判定に基づき、ヒータの動作が停止されることになる。
以上のように、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時の能力不足を、圧縮機11の運転周波数F、水熱交換器22(または32)から流出する湯の温度Twoh(またはTwof)、および時間経過に応じて判定することにより、ヒータ41(または51,52,53)が頻繁に動作と停止を繰り返すことがなくなり、湯温が安定するとともに、ヒータ41(または51,52,53)の寿命に悪影響を与えない。
他の作用については、第1または第2の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[4]この発明の第4の実施形態について説明する。
各ユニットの構成およびヒートポンプ式冷凍サイクルの構成については、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
上記第1および第2の実施形態では能力不足を湯の温度から判定したが、この第4の実施形態では、能力不足時に圧縮機11の運転周波数Fが増大方向に制御される点に着目し、運転周波数F、湯の温度、および時間経過に応じて能力不足が判定される。さらに、第4の実施形態では、能力不足の判定に応じてヒータが動作したにもかかわらず、能力不足が継続した場合に、水熱交換器と各タンクとの間の水または湯の流量制御が実行される。
以下、図11のフローチャートおよび図9、図10を参照しながら、さらに図12を参照しながら、作用について説明する。図12は湯温Twoh(またはTwof)に応じた流量制御条件を示している。
まず、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時、負荷の増大に対処して圧縮機11の運転周波数Fが設定値Fa以上のHゾーンまで増大され(ステップ401のYES)、しかも水熱交換器22(または32)から流出する湯の温度Twoh(またはTwof)が設定値Twox未満のIゾーンに留まっていれば(ステップ402のYES)、フラグfが“0”であることを条件として(ステップ403のYES)、タイムカウントt1が開始される(ステップ404)。
運転周波数FがHゾーンで、湯温TwohがIゾーンのまま、タイムカウントt1が15分に達すると(ステップ405のYES)、能力不足と判定される(ステップ406)。この判定に基づき、ヒータの動作が開始されることになる。
このように、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時の能力不足を、圧縮機11の運転周波数F、水熱交換器22(または32)から流出する湯の温度Twoh(またはTwof)、および時間経過に応じて判定することにより、ヒータ41(または51,52,53)が頻繁に動作と停止を繰り返すことがなくなり、湯温が安定するとともに、ヒータ41(または51,52,53)の寿命に悪影響を与えない。
また、能力不足の判定に基づき、フラグfが“1”にセットされるとともに(ステップ407)、タイムカウントt2が開始される(ステップ408)。
ヒータの動作が開始されたにもかかわらず、湯温TwohがIゾーンのままを保っていれば(ステップ402のYES)、フラグfが“1”であることから(ステップ403のNO)、タイムカウントt2と30分とが比較される(ステップ409)。
湯温TwohがIゾーンのまま(ステップ402のYES)、タイムカウントt2が30分に達すると(ステップ409のYES)、水熱交換器22と給湯用タンク40との間の水または湯の流量制御が実行される(ステップ410)。
この流量制御では、図12に示すように、湯温Twoh(またはTwof)が設定値Twoxより低い(Twox−ΔT)未満の状態にあるとき、ポンプ26(または36)の回転数が低減されることにより、水熱交換器22(または32)と給湯用タンク40(または暖房用タンク50)との間の水または湯の流量が3分毎に低減される。この流量の低減により、水熱交換器22(または32)から給湯用タンク40(または暖房用タンク50)に供給される湯の温度が上昇する。この湯温の上昇により、能力不足が解消される。
湯温Twohが上昇して設定値Twox未満、(Twox−ΔT)以上の範囲に入ると、ポンプ26(または36)の回転数が増大されることにより、水熱交換器22(または32)と給湯用タンク40(または暖房用タンク50)との間の水または湯の流量が1分毎に増大される。
湯温Twoh(またはTwof)が設定値Twox以上(Jゾーン)まで上昇すると、ポンプ26(または32)の回転数が定格値に設定されることにより、水熱交換器22(または32)と給湯用タンク40(または暖房用タンク50)との間の水または湯の流量が定常流量に設定される(流量制御の終了)。
また、湯温Twoh(またはTwof)が設定値Twox以上のJゾーンまで上昇することにより(ステップ402のNO)、タイムカウントt1,t2がクリアされるとともにフラグfが“0”にセットされる(ステップ411)。同時に、能力不足でないと判定される(ステップ412)。この判定に基づき、ヒータの動作が停止される。
他の作用については、第1または第2の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[5]この発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態では、第4の実施形態における流量制御(ステップ410)に代えて、ヒータ出力制御が実行される。
以下、図11のフローチャートおよび図9、図10を参照しながら、さらに図13、図14を参照しながら、作用について説明する。図13は湯温Twoh(またはTwof)に対するヒータ出力制御の初期条件を示している。図14は湯温Twofに対するヒータ出力制御の通常条件を示している。
運転周波数FがHゾーンで、湯温TwohがIゾーンのまま、タイムカウントt1が15分に達すると(ステップ405のYES)、能力不足と判定される(ステップ406)。この判定に基づき、ヒータの動作が開始されることになる。
ヒータの動作が開始されたにもかかわらず、湯温TwohがIゾーンのまま、タイムカウントt2が30分に達すると(ステップ409のYES)、ヒータ出力制御が実行される(ステップ410)。
ヒータ出力制御では、先ず図13に示すように、湯温Twofが設定値Twoxより低い(Twox−3・ΔT)未満の状態にあるとき、暖房用タンク50における3本のヒータ51,52,53がオンされる。湯温Twofが(Twox−2・ΔT)未満、(Twox−3・ΔT)以上の状態にあるとき、暖房用タンク50における2本のヒータ51,52がオンされる。湯温Twofが(Twox−ΔT)未満、(Twox−2・ΔT)以上の状態にあるとき、暖房用タンク50における1本のヒータ51がオンされる。湯温Twofが(Twox−ΔT)以上の状態になると、暖房用タンク50の全てのヒータ51,52,53がオフされる。
この初期制御は、一定時間たとえば3分間だけ、あるいは湯温Twofが設定値Twoxに達するまで、継続される。
初期制御の終了後、図14に示すように、湯温Twofが設定値Twox未満の状態にあるとき、暖房用タンク50におけるヒータ51,52,53の動作本数が30分毎に増大される。湯温Twofが設定値Twoy未満、設定値Twox以上の状態にあるとき、暖房用タンク50におけるヒータ51,52,53の動作本数が10分毎に低減される。湯温Twofが設定値Twoz未満、設定値Twoy以上の状態にあるとき、暖房用タンク50におけるヒータ51,52,53の全ての動作がオフされる。湯温Twofが設定値Twoz以上になると、異常であるとの判断の下に、当該給湯暖房機の運転が停止される。
給湯用タンク40には1本のヒータ41しかないため、上記の本数制御に代わり、ヒータ41の出力が段階的に制御される。
他の作用については、第1または第2の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[6]この発明の第6の実施形態について説明する。
図15に示すように、水管55の水がT字管70により、暖房用タンク50と循環配管(水側)35とに分流される。給湯用タンク40側も、同じ配管構成となっている。
他の構成および作用については、第1または第2の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[7]この発明の第7の実施形態について説明する。
図16に示すように、水管55の水が暖房用タンク50の上部に供給されるとともに、暖房用タンク50の上部の水または湯が循環配管(水側)35およびポンプ36により水熱交換器32に供給される。水熱交換器32から流出する湯は、循環配管(湯側)37を通ってT字管80に流れ、そのT字管80により、暖房用タンク50と湯管56とに分流される。給湯用タンク40側も、同じ配管構成となっている。
つまり、暖房用タンク50(および給湯用タンク40)の上部の水を水熱交換器32(および22)に導く構成としている。この構成によれば、暖房用タンク50(および給湯用タンク40)内の自然対流によって上部に移動する高温の湯が、利用側に通じる湯管56には流れず、水熱交換器32(および22)へと流れる。したがって、水熱交換器32から流出する湯の温度と、湯管56を通して利用側に供給される湯の温度とが、ほぼ同一となる。その結果、水熱交換器32(および22)から流出する湯の温度を1つの温度センサで検知すれば、その検知温度を、利用側に供給される湯の温度としても捕らえることができる。これにより、温度センサの個数をできるだけ削減することができる。
他の構成および作用については、第1または第2の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[8]この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
各実施形態の全体的な構成を示す図。 各実施形態におけるヒートポンプ式冷凍サイクルおよび湯の流れを示す図。 第1の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態における給湯負荷および暖房負荷の変化を示す図。 第1の実施形態における給湯・暖房同時運転時の運転条件を示す図。 第1の実施形態における給湯単独運転時の運転条件を示す図。 第2の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態の要部の作用を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態における運転周波数変化に対する制御条件を示す図。 第3の実施形態における湯温変化に対する制御条件を示す図。 第4および第5の実施形態の要部の作用を説明するためのフローチャート。 第4の実施形態における湯温に応じた流量制御条件を示す図。 第5の実施形態におけるヒータ出力制御の初期条件を示す図。 第5の実施形態におけるヒータ出力制御の通常条件を示す図。 第6の実施形態の配管構成の要部を示す図。 第7の実施形態の配管構成の要部を示す図。
符号の説明
1…水熱交ユニット、2…室外ユニット、3…給湯用タンクユニット、4…暖房用タンクユニット、11…圧縮機、12…四方弁、22,32…水熱交換器、14…室外熱交換器、15…外気温度センサ、25,27,35,37…循環配管、26,36…ポンプ、28,29,38,39…温度センサ、40…給湯用タンク、41…ヒータ、50…暖房用タンク、51,52,53…ヒータ、60…主制御部

Claims (6)

  1. 給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温める給湯暖房機において、
    外気温度を検知する外気温度センサと、
    前記給湯用タンクおよび前記暖房用タンクが使用される給湯・暖房同時運転時、前記外気温度センサの検知温度が所定値以上の場合に、前記給湯用タンクの水を前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温め、前記暖房用タンクの水を前記ヒータの動作により温める制御手段と、
    前記給湯・暖房同時運転時、前記外気温度センサの検知温度が所定値未満の場合に、前記給湯用タンクの水を前記ヒータの動作により温め、前記暖房用タンクの水を前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める制御手段と、
    を備えていることを特徴とする給湯暖房機。
  2. 前記各タンクのいずれかの水が前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温められているとき、そのヒートポンプ式冷凍サイクルの運転で能力不足となった場合に、同ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えて前記ヒータの動作を併用する制御手段、をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房機。
  3. 前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器に流入する水の温度または前記給湯用タンク内の水の温度を検知する温度センサと、
    前記給湯用タンクのみ使用される給湯単独運転時、前記温度センサの検知温度が設定値未満の場合に、前記給湯用タンクの水を前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により温める制御手段と、
    前記給湯単独運転時、前記温度センサの検知温度が設定値以上になると、前記給湯用タンクの水を前記ヒータの動作により温める制御手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房機。
  4. 給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温める給湯暖房機において、
    前記給湯用タンクおよび前記暖房用タンクが使用される給湯・暖房同時運転、前記給湯用タンクのみ使用される給湯単独運転、および前記暖房用タンクのみ使用される暖房単独運転のいずれにおいても、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルを運転し、そのヒートポンプ式冷凍サイクルの運転で能力不足の場合に、同ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えて前記ヒータの動作を併用する制御手段、を備えていることを特徴とする給湯暖房機。
  5. 給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温める給湯暖房機において、
    前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転時の能力不足を、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの圧縮機の運転周波数、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器から流出する湯の温度、および時間経過に応じて判定する判定手段と、
    前記判定手段で能力不足が判定された場合に、前記ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転に加えて前記ヒータの動作を併用する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする給湯暖房機。
  6. 給湯用タンクおよび暖房用タンクを有し、これらタンクの水をヒートポンプ式冷凍サイクルの水熱交換器またはヒータにより温める給湯暖房機において、
    前記各タンクの上部の水を前記水熱交換器に導く構成としたことを特徴とする給湯暖房機。
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