JP2009287821A - 熱交換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒートパイプとこれを取り付ける取付け部材との固定強度の確保、および取付け部材から露出するヒートパイプの他の部分の変形の抑制を、高い生産性で実現する。
【解決手段】本熱交換装置は、密閉された筒体状で内部に作動液が封入されたヒートパイプ10と、ヒートパイプ10の一部が挿入される取付け穴21が形成され、取付け穴21にヒートパイプの挿入部分11が内接してヒートパイプ10が取り付けられ、作動液に対して放熱または吸熱するヒートパイプ取付け部材20と、を備える。ヒートパイプの挿入部分11の少なくとも一部には、ヒートパイプ取付け部材20から露出しているヒートパイプの非挿入部分の肉厚t1よりも周方向全体に亘って肉厚t2が薄い薄肉部11aが形成されており、薄肉部11aは、径方向外方に膨らんで取付け穴21の内壁に内接する。
【選択図】図1
【解決手段】本熱交換装置は、密閉された筒体状で内部に作動液が封入されたヒートパイプ10と、ヒートパイプ10の一部が挿入される取付け穴21が形成され、取付け穴21にヒートパイプの挿入部分11が内接してヒートパイプ10が取り付けられ、作動液に対して放熱または吸熱するヒートパイプ取付け部材20と、を備える。ヒートパイプの挿入部分11の少なくとも一部には、ヒートパイプ取付け部材20から露出しているヒートパイプの非挿入部分の肉厚t1よりも周方向全体に亘って肉厚t2が薄い薄肉部11aが形成されており、薄肉部11aは、径方向外方に膨らんで取付け穴21の内壁に内接する。
【選択図】図1
Description
本発明は、作動液を封入したヒートパイプを、取付け部材の取付け穴に配置した状態で拡管させることにより、当該取付け部材に固定する構造を有する熱交換装置に関する。
この種の熱交換装置として、例えば、特許文献1に記載の従来技術が知られている。特許文献1記載の第1の従来技術では、ヒートパイプと熱交換を行うヒートパイプ取付け部材に当該ヒートパイプを固定するときに、いわゆる熱拡管法を用いている。この熱拡管法では、ヒートパイプ取付け部材に形成された取付け穴にヒートパイプの一部を挿入した状態でヒートパイプに熱を加えて内圧上昇させると、ヒートパイプが径方向に膨出して塑性変形する。これにより、ヒートパイプの挿入部分が取付け穴に密着し、ヒートパイプが取付け穴に固定される。
そして、第1の従来技術では、ヒートパイプの内周面に長さ方向に亘る複数条の溝が等間隔に形成されている(特許文献1の図2参照)。これにより、ヒートパイプの内周面には長さ方向に筋状に伸長する複数の薄肉部が形成される。このヒートパイプにおいて上記熱拡管法を実施すると、ヒートパイプの内周面に複数の薄肉部が形成されているので、内圧上昇に伴ってヒートパイプが半径方向に膨張し、取付け穴に密着するようになる。
ところで、このように熱拡管法を使用する際には、ヒートパイプの取付け穴に挿入されていない部分(以下、非挿入部分ともいう)はできるだけ塑性変形させたくない。これは、当該非挿入部分には、特に伝熱を促進させるためのフィン等が取り付けられるため、ヒートパイプとフィンとの嵌合関係等を所望の状態に維持したいからである。
そこで、特許文献2に記載の第2の従来技術では、ヒートパイプの非挿入部分を2分割式の固定型で外側から固定し、固定型も含めて加熱、拡管し、非挿入部分の外方への膨張を防止する方法を開示している。
また、特許文献3に記載の第3の従来技術では、当該非挿入部分にパイプ状の部材を被せることで、非挿入部分の外方への膨張を防止している。このパイプ状の部材は割り型とはなっておらず、製品の一部として取り付いた状態となる。また、第3の従来技術では、ヒートパイプの拡管は、上記熱拡管法によるものではなく、パイプ内に流体を流入させる加圧方式によるものである。
特開平8−278091号公報
特開2002−280504号公報
特開2007−46871号公報
しかしながら、上記第1の従来技術においては、内周面に複数条の溝部を形成した挿入部分を非挿入部分よりも積極的に塑性変形させるため、挿入部分の固定強度の確保および挿入部分の膨張防止を目的とすることができるが、複数条の溝部をパイプの内周面の所定箇所のみに作成することは製造上困難である。したがって、高い生産性の製品が得られないという問題がある。
第2の従来技術では、非挿入部分の膨張を防止するための型の製作が必要であるとともに、製造工程において型を着脱する工数を要し、生産性が低下するという問題がある。また、型の寸法精度も確保しなければならない。また、第3の従来技術では、非挿入部分の膨張を防止するための部材が別途必要となり、部品点数が増加することになる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒートパイプとこれを取り付ける取付け部材との固定強度の確保、および取付け部材から露出するヒートパイプの他の部分の変形の抑制を、高い生産性で実現する熱交換装置を提供することである。
上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、熱交換装置に係る第1の発明は、密閉された筒体状で内部に作動液が封入されたヒートパイプ(10)と、ヒートパイプの一部が挿入される取付け穴(21)を有し、取付け穴にヒートパイプの挿入部分(11)が内接してヒートパイプが取り付けられ、作動液に対して放熱または吸熱するヒートパイプ取付け部材(20)と、を備え、
ヒートパイプの挿入部分の少なくとも一部には、ヒートパイプ取付け部材の取付け穴から露出しているヒートパイプの非挿入部分(12)の肉厚(t1)よりも周方向全体に亘って肉厚(t2)が薄い薄肉部(11a)が形成されており、薄肉部は半径方向外方に膨らんで取付け穴の内壁に内接していることを特徴とする。
ヒートパイプの挿入部分の少なくとも一部には、ヒートパイプ取付け部材の取付け穴から露出しているヒートパイプの非挿入部分(12)の肉厚(t1)よりも周方向全体に亘って肉厚(t2)が薄い薄肉部(11a)が形成されており、薄肉部は半径方向外方に膨らんで取付け穴の内壁に内接していることを特徴とする。
この発明によれば、ヒートパイプの当該挿入部分の少なくとも一部に周方向全周に亘って薄肉部が形成されていることにより、ヒートパイプを拡管工程等により固定する際に、当該薄肉部をその他の部分よりも、より内圧の低い、低温で塑性変形させることができる。すなわち、当該非挿入部分を径方向外方に変形させることなく、薄肉部分の周方向全周を径方向外方に向けて略均一に膨張させ、取付け穴の内周面に接触させることができる。また、当該薄肉部は周方向全体に亘っているため、複雑な加工を必要としないで製作することができる。したがって、ヒートパイプとヒートパイプ取付け部材間の熱抵抗の増加を抑えた状態で、これら部材間の固定強度の確保と、ヒートパイプの非挿入部分の変形の抑制の全てを実現した生産性の高い熱交換装置が得られる。
また、当該薄肉部は、さらにヒートパイプの挿入部分の軸方向全体に亘って形成されていることが好ましい。この発明によれば、当該挿入部分の略全体において薄肉部が形成されることにより、ヒートパイプとヒートパイプ取付け部材との接触面積をさらに大きくでき、さらなる固定強度の向上および熱抵抗の低減が図れる。
また、薄肉部は、ヒートパイプの非挿入部分の外径寸法(φd2)よりも小さい外径寸法(φd1)であり、ヒートパイプの挿入部分の軸方向一端から他端側に伸長するように形成される小径筒部(11A)によって構成されており、
さらにヒートパイプ取付け部材における取付け穴の開口周縁部が、小径筒部の外周面と非挿入部分の外周面との段差をつなぐ段差連絡面(16)に当接していることを特徴とする。
さらにヒートパイプ取付け部材における取付け穴の開口周縁部が、小径筒部の外周面と非挿入部分の外周面との段差をつなぐ段差連絡面(16)に当接していることを特徴とする。
この発明によれば、当該段差連絡面と取付け穴の開口周縁部とが突き当たることにより、ヒートパイプ取付け部材に対するヒートパイプの取付け位置が決まり、取付け穴に挿入されているヒートパイプの部分(ヒートパイプ取付け部材との接触部)を所定の長さに設定することができる。すなわち、この長さを安定的に設定できることにより、ヒートパイプの挿入部分および非挿入部分のそれぞれの長さが安定的に確保できる。したがって、製品毎の外形寸法、およびヒートパイプとヒートパイプ取付け部材との接触面積のばらつきが低減され、所定の熱伝達性能および製品の体格寸法を有する製品を量産することができる。
また、ヒートパイプ取付け部材は、熱膨張係数がヒートパイプよりも大きい材質で構成されていることが好ましい。この発明によれば、ヒートパイプの膨張率に対してヒートパイプ取付け部材の膨張率が大きいため、例えば、ヒートパイプとヒートパイプ取付け部材を熱拡管にて接合した後、常温まで温度低下させたとき、ヒートパイプ取付け部材の温度低下による収縮量がヒートパイプの収縮量を上回り、ヒートパイプを締め付ける力が発生する。これにより、熱拡管による圧着力と合わさって、ヒートパイプ取付け部材とヒートパイプとの密着度合いをさらに高めることができる。
さらにヒートパイプの非挿入部分(12)における外周部には、外嵌されたフィン(30)が固定されている。この発明によれば、当該非挿入部分は、挿入部分に比較して変形量が小さい、あるいは変形しないため、フィンと非挿入部分の嵌め合い寸法関係が適切に保たれ、両者の嵌め合い強度を所望にすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態である第1実施形態について図1〜図4にしたがって説明する。図1は本実施形態に係る熱交換装置の構成を示した断面図である。図2は本熱交換装置における固定前のヒートパイプの挿入部分11を示した部分断面図である。
本発明の一実施形態である第1実施形態について図1〜図4にしたがって説明する。図1は本実施形態に係る熱交換装置の構成を示した断面図である。図2は本熱交換装置における固定前のヒートパイプの挿入部分11を示した部分断面図である。
本熱交換装置は、ヒートパイプの内部に封入された作動液が蒸発および凝縮することにより熱を移動させ、ヒートパイプが従来の熱拡管法等により取り付けられるヒートパイプ取付け部材および周囲の流体との間で熱交換が行われる装置である。例えば、ヒートパイプ取付け部材が発熱部材と熱的につながっている場合は、作動液はヒートパイプ取付け部材とヒートパイプの結合部において加熱されて蒸発し、ヒートパイプ取付け部材から露出している部分において周囲の流体によって冷却されて凝縮される。
このように、ヒートパイプ取付け部材を被冷却部材とする場合は、本熱交換装置は冷却装置として機能し、冷却対象部材の冷却に用いられる。冷却対象部材は、たとえば液晶表示装置および処理装置等の電子装置、ならびにモータ等の駆動装置である。この場合、本熱交換装置は、外気が冷却風として予め定める流通方向の下流側に向かって流れる設置空間に設けられる。この設置空間は、送風手段の下流側の空間、例えば車両の走行風が発生する車両の前方側の空間である。
また、ヒートパイプ取付け部材が低温の部材と熱的につながっている場合は、作動液はヒートパイプ取付け部材とヒートパイプの結合部において冷却されて凝縮し、ヒートパイプ取付け部材から露出している部分において周囲の流体から吸熱して蒸発する。このように、ヒートパイプ取付け部材を被加熱部材とする場合は、本熱交換装置は加熱装置として機能させることができ、加熱対象物を加熱するために用いられる。
本熱交換装置の構成について図1にしたがって説明する。本熱交換装置は、複数本のヒートパイプ10、複数個のフィン30およびヒートパイプ取付け部材20を含んでいる。図1では、便宜上、1本のヒートパイプ10に対して複数個のフィン30を取り付け、伝熱面積を増加させた構成としている。
以下の説明では、本熱交換装置を冷却装置として説明する。各ヒートパイプ10は、熱伝導率の高い材質の伝熱管であり、パイプ内部は閉空間を形成している。この閉空間は、軸方向両端部が開口した管状部材の軸方向両端部を例えば溶接等により封止する加工を施すことで形成される。各ヒートパイプ10は、例えば銅、銅合金等からなる管材であって、その内部空間に水が作動液として封入されている。各ヒートパイプ10には、内部が真空状態となるように真空引きされた後に作動液が所定量封入されている。作動液は、例えば熱拡管法による熱拡管工程に耐え得る耐熱温度や蒸気圧を有する媒体であれば、限定するものではない。作動液は、水の他、例えば、アルコール、フロロカーボンおよびフロンを用いることができる。
ヒートパイプ取付け部材20は、ヒートパイプ10と同様に熱伝導率の高い材質(例えば、アルミニウム、銅等)でできており、ヒートパイプ10の一部が挿入された後、熱拡管法等によってヒートパイプ10が固定される取付け穴21を有している。取付け穴21は、円筒状の凹部であり、ヒートパイプの挿入部分11における固定前の外径寸法φd1よりも若干大きい内径寸法(例えばφ11.1mm)で、所定の深さ(図1に示す(L1+L2)の寸法で、例えば30mm以上)となるように形成されている。熱拡管法等によりヒートパイプ10は取付け穴21の内壁面にならうように径方向外方に膨らむため、取付け穴21の内壁面は高い精度の加工を必要としない。
各ヒートパイプ10は、断面形状が全体として円管状に形成される。各ヒートパイプ10の軸方向一方側(図1の左側)は、ヒートパイプ取付け部材20の取付け穴21に挿入される挿入部分11である。各ヒートパイプ10の軸方向他方側(図1の右側)は、ヒートパイプ取付け部材20の取付け穴21から露出している非挿入部分である。この非挿入部分は、フィン30が装着されているフィン装着部分13と、フィン装着部分13と挿入部分11との間に形成されるフィン非装着部分12とを含んでいる。
各ヒートパイプ10は、軸方向に一様な外径寸法φd1(例えばφ11m)を有する管状部材である。ヒートパイプ10には、軸方向一方側の端部14から軸方向他方側に向けて長さ寸法L1の薄肉部11aが形成されている。薄肉部11aは、ヒートパイプの非挿入部分の肉厚寸法t1(例えば1mm)よりも薄い肉厚寸法t2(約0.4〜0.6mm)で形成されている。つまり、薄肉部11aは、その外周面はヒートパイプの非挿入部分の外周面と面一に形成されており、その内周面の内径寸法がヒートパイプの非挿入部分の内周面よりも大きくなっている。
この薄肉部11aはヒートパイプの挿入部分11における軸方向の一部にまたは全部に、その周方向全体に亘って形成されている。薄肉部11aは、ヒートパイプの挿入部分11の軸方向の一部に設けられている場合には、軸方向に所定の幅を有する薄肉部分が周方向全周に亘るように形成されている。薄肉部11aは、ヒートパイプの挿入部分11の軸方向の全部に設けられている場合には、図2に示すように、軸方向一方側の端部から取付け穴21に挿入される部分の他方側の端までの所定の長さ(寸法L0)を有する薄肉部分が周方向全周に亘って形成されている。ヒートパイプ10は、図2に示す各寸法を有する管状部材を軸方向一方側の端部14で溶接等により封止する加工を施すことで、前述の寸法L0の薄肉部よりも少し短い寸法L1の薄肉部11aを備えるようになる。溶接等により製作された閉塞部は、ヒートパイプ取付け部材20との熱伝達には寄与しない部分であり、図1に示すL2よりも短い軸方向長さとなる。
次に、フィン30について説明する。フィン30は、ヒートパイプ10に接触して取り付けられ、ヒートパイプ10の熱を放熱する放熱手段として機能する。各フィン30は、所定の大きさおよび所定の厚み(例えば厚み0.6mm)有する平板状部材である。各フィン30は、ヒートパイプ10の軸方向に所定の間隔をあけて積層される。したがってフィン30は、それぞれの厚み方向に互いに略平行であって、厚み方向に離間して設けられる(例えばピッチ2.5mm)。積層方向(ヒートパイプ10の軸方向と同じ)に隣接する各フィン30間の空間は、流体(例えば外気)が流れる通路を形成する。
各フィン30には、ヒートパイプ10が積層方向に貫通する挿通孔31が形成されている。挿通孔31は、フィン30の平板部32にバーリング加工によって形成され、加工後の内径寸法が熱拡管工程前のヒートパイプ10の外径寸法よりも若干小さくなるように加工される。各フィン30は、ヒートパイプ10の軸方向他方側の端部を挿通孔31に圧入することによりフィン装着部分13の所定に位置に設置される(図1参照)。フィン装着部分13は、作動液が冷却されて凝縮するヒートパイプ10の凝縮部に相当する。フィン30は、伝熱性に優れる材料、例えば、銅、アルミニウムおよびアルミニウム合金等によってできている。
ヒートパイプ10は各フィン30に形成された挿通孔31に挿通される。したがって各ヒートパイプ10の軸線は、フィン30の積層方向に略平行となる。複数本のヒートパイプ10をヒートパイプ取付け部材20に固定する場合には、各ヒートパイプ10はその軸方向を略平行にして、半径方向に離間して配置される。
各フィン30は、好ましくは冷却対象物体より上方側となるように配置される。これによって各フィン30から放熱される熱によって加熱される周囲空気がフィン30の上方から抜け易くなる。したがってフィン30自体および冷却対象物体が空気の対流を妨げることを抑制できるので、効果的にフィン30から冷却対象物体にて発生した熱を放熱することができる。
ヒートパイプ10は、一端部にある冷却対象物にて発生した熱が伝わると、ヒートパイプ10内の水が蒸発し、水蒸気となる。その水蒸気は、ヒートパイプ10内で上方に移動し、つまり、水蒸気が、複数のフィン30が固定されている部位に移動し、各フィン30にて冷却対象物の熱が放熱される。各フィン30での放熱によって水蒸気が冷やされるとそれが凝縮して水に戻り、再び下方に移動する。下方に移動した水が再度ヒートパイプ10に伝えられた熱によって蒸発させられる。このように冷却対象物にて発生した熱は、水蒸気を媒体とし、フィン30まで移動するので、短時間で熱を各フィン30に伝達させることができる。
次に、本熱交換装置を製造する工程を説明する。製造工程は、ヒートパイプ取付け部材20にヒートパイプ10を取り付ける工程、熱拡管法によるヒートパイプ10の固定工程、およびヒートパイプ10にフィン30を圧入して固定する工程である。
まず、ヒートパイプ取付け部材20の取付け穴21に、作動液を封入したヒートパイプ10の軸方向一方側を差し込み、取付け穴21に対してヒートパイプ10を所定の位置まで挿入する。ここでは、ヒートパイプ10の薄肉部11aにおける軸方向他方側の端が取付け穴の開口周縁部22に一致する位置まで、ヒートパイプ10を挿入する。この状態では、ヒートパイプ10の外周面と取付け穴21の内周面との間には隙間があり、ヒートパイプ10はヒートパイプ取付け部材20に対して遊嵌状態にある。そして、熱拡管法による熱拡管工程を行い、ヒートパイプ10の内圧を上昇させ、ヒートパイプ10の内周面を外側に向けて加圧する。この熱拡管法は、ヒートパイプ10を加熱し、内部の作動液を蒸発させることで内圧を上昇させる方法である。
この熱拡管工程においては、取付け穴21の所定の位置に遊嵌状態で配置されたヒートパイプ10の全体を炉内に入れて加熱する(例えば、300℃〜350℃の加熱条件とする。)。そして、ヒートパイプ10内の蒸気圧上昇と材料の軟化による塑性変形が起こり、ヒートパイプ10自身が径方向に膨張して拡管する。このとき、ヒートパイプの挿入部分11に薄肉部11aが形成されているため、この薄肉部11aがその他の部分よりも、より内圧の低い、低温で膨張して取付け穴21に密着するようになり、ヒートパイプの挿入部分11とヒートパイプ取付け部材20との固定強度が確保される。この工程によって、取付け穴21とヒートパイプ10の間にグリス等の介在物を必要とせず、熱抵抗が低い接合が得られる。
ヒートパイプ10とヒートパイプ取付け部材20との結合を熱拡管法によって成立させるためには、少なくともヒートパイプ10の外径と取付け穴21の内径との差である0.1mmを埋める必要がある。そこで、本製造方法では、あらかじめ周方向の全周に亘って形成されている薄肉部11aを設けておくことにより、拡管させたくないヒートパイプの非挿入部分(フィン非装着部分12およびフィン装着部分13)を膨張させることなく、薄肉部11aのみを所定量膨らませる熱拡管法を実現している。
なお、誘導加熱コイルを用いて生じさせた誘導電流のジュール熱によって加熱してもよい。また、熱拡管法は、外部からパイプ内部に高圧流体を注入することにより行ってもよい。この場合は、熱拡管工程を行った後に作動液を封入する工程を行う。
次に、ヒートパイプ取付け部材20から露出しているヒートパイプ10の軸方向他方側に、フィン30を所定枚数取り付ける。各フィン30は挿通孔31にヒートパイプの軸方向他方の側端部15を通し、それぞれ所定の位置まで圧入することにより固定される。このように圧入によって固定強度を確保するため、ヒートパイプのフィン装着部分13の外径寸法と挿通孔31の内径寸法とには精度が求められる。しかし、前述の熱拡管法により薄肉部11a以外の部分の膨張を抑制しているため、熱拡管工程後においても、フィン装着部分13の外径寸法と挿通孔31の内径寸法との間には、所定の寸法関係が維持されており、問題なくフィン30を圧入することができる。
また、ヒートパイプ取付け部材20は、好ましくは、熱膨張係数がヒートパイプ10よりも大きい材質で形成する。例えば、ヒートパイプ取付け部材20をアルミニウムで形成し、ヒートパイプ10を銅で形成する。これによれば、ヒートパイプ取付け部材20の膨張率がヒートパイプ10よりも大きくなるため、ヒートパイプ取付け部材20が冷えると熱収縮し、よりヒートパイプ10に密着するようになる。これにより、両部材間の係合強度や熱伝達性が向上する。
図3は取付け穴21に対するヒートパイプ10の挿入位置について、図1に対する第1の変形例を示した部分断面図である。図3に示すように、ヒートパイプ10の薄肉部11aにおける軸方向他方側の端は、取付け穴の開口周縁部22よりも外側に位置する状態であってもよい。この場合には、上記熱拡管工程によって、径方向外方に膨らんだ薄肉部11aの一部がヒートパイプ取付け部材20から露出することになる。しかしながら、この程度の露出量では、ヒートパイプの性能に影響を及ぼすものでもなく、フィン30の装着に影響を与えないことはいうまでもない。つまり、この薄肉部11aの露出は、ヒートパイプ10にフィン30を装着する際に支障がない程度であるため、本発明の効果を奏するものであることに違いはない。
図4は取付け穴21へのヒートパイプ10の挿入状態について、図1に対する第2の変形例を示した部分断面図である。図4に示すように、ヒートパイプ取付け部材20Aが、取付け穴21の入口側に取付け穴21よりも内径寸法の大きい大径穴部23を備えている場合には、ヒートパイプ10の外周部と略同じ内径寸法である取付け穴21に、すなわち、ヒートパイプ取付け部材20Aの嵌合する箇所のみに薄肉部11aを形成する。大径穴部23とヒートパイプ10の外周部との間に生じる隙間は、冷媒等の流路であることがあるが、このように薄肉部11aを形成することにより、熱拡管時にヒートパイプ10の膨張によって冷媒流路等が狭まるなどの不都合を防止することができる。
本実施形態に係る熱交換装置がもたらす作用効果を以下に述べる。本熱交換装置は、密閉された筒体状で内部に作動液が封入されたヒートパイプ10と、ヒートパイプ10の一部が挿入される取付け穴21が形成され、取付け穴21にヒートパイプの挿入部分11が内接してヒートパイプ10が取り付けられ、作動液に対して放熱または吸熱するヒートパイプ取付け部材20と、を備える。ヒートパイプの挿入部分11の少なくとも一部には、ヒートパイプ取付け部材20から露出しているヒートパイプの非挿入部分の肉厚t1よりも周方向全体に亘って肉厚t2が薄い薄肉部11aが形成されており、薄肉部11aは、径方向外方に膨らんで取付け穴21の内壁に内接する。
これによれば、ヒートパイプの挿入部分11の少なくとも一部に周方向全周に亘って薄肉部11aが形成されていることにより、ヒートパイプ10を拡管工程等により固定する際に、薄肉部11aその他の部分よりも積極的に塑性変形させることができる。すなわち、ヒートパイプの非挿入部分を径方向外方に変形させることなく、薄肉部分の周方向全周を径方向外方に向けて略均一に膨張させ、取付け穴21に接触させるため、両部材の結合強度と接触面積を高めることができる。また、薄肉部11aは周方向全体に亘っているため、複雑な加工を必要としないで製作することができる。また、他の部分よりも低い温度で変形する薄肉部11aを周方向全体に亘って形成するため、熱拡管法における上記加熱温度を低下させることできる。
また、薄肉部11aは、さらにヒートパイプの挿入部分11の軸方向全体に亘って形成されているため、当該挿入部分11の略全体において薄肉部11aが形成され、ヒートパイプ10とヒートパイプ取付け部材20との接触面積をさらに大きくでき、さらなる両部材の結合強度と接触面積の向上が図れる。また、薄肉部11aの面積を増やすことにより、熱拡管法における加熱温度をさらに低下させることできる。
また、ヒートパイプの非挿入部分であるフィン装着部分13の外周部には、外嵌されたフィン30が固定されていることにより、フィン装着部分13は、挿入部分11に比較して変形量が小さい、あるいは変形しないため、フィン30とフィン装着部分13の嵌め合い寸法関係が適切に保たれる。したがって、両者の嵌め合い強度を所望の状態に設定することができ、また、フィン30やヒートパイプ10の変形や破損を防止することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の熱交換装置は、第1実施形態の熱交換装置に対し、ヒートパイプ10Aの取付け穴21に挿入される挿入部分に、ヒートパイプの非挿入部分12Aの外径寸法φd2よりも小さい外径寸法φd1であり、ヒートパイプの挿入部分の軸方向一端から他端側に伸長する形状の小径筒部11Aを形成した点が大きく異なっている。図5は本実施形態の熱交換装置の構成を示した断面図である。図6は、本実施形態の熱交換装置における固定前のヒートパイプ10Aの挿入部分を示した部分断面図である。
第2実施形態の熱交換装置は、第1実施形態の熱交換装置に対し、ヒートパイプ10Aの取付け穴21に挿入される挿入部分に、ヒートパイプの非挿入部分12Aの外径寸法φd2よりも小さい外径寸法φd1であり、ヒートパイプの挿入部分の軸方向一端から他端側に伸長する形状の小径筒部11Aを形成した点が大きく異なっている。図5は本実施形態の熱交換装置の構成を示した断面図である。図6は、本実施形態の熱交換装置における固定前のヒートパイプ10Aの挿入部分を示した部分断面図である。
この小径筒部11Aは、第1実施形態の薄肉部11aと同様の機能を果たすものであり、ヒートパイプの挿入部分における外周部を切削加工することにより形成され、第1の実施形態と同様の薄肉化を実現している。図6に示すように、小径筒部11Aには、ヒートパイプ10Aの軸方向一方側の端部から軸方向他方側に向かって所定の長さ(寸法L0)の薄肉部11aが周方向全周に亘って形成されている。小径筒部11Aの外周面とヒートパイプの非挿入部分12Aの外周面とは、段差を形成している。この段差をつなぐ軸方向に対して垂直な円環状の平面は、段差連絡面16であり、当該非挿入部分12Aの軸方向一方側の端面でもある。
本熱交換装置では、上記構成のヒートパイプ10Aを備えるため、ヒートパイプ10Aの取り付け工程において、段差連絡面16が取付け穴の開口周縁部22に突き当たるまで、ヒートパイプ10Aを取付け穴21内に挿入することができる。これにより、ヒートパイプ取付け部材20に対するヒートパイプ10Aの挿入位置が決定される。このため、ヒートパイプ取付け部材20から露出するヒートパイプの非挿入部分12Aの軸方向長さが所定の長さ(図5の寸法D)になり、ヒートパイプ10Aの取付け穴21との接触部分の軸方向長さ(図5の寸法L1)も製品毎またはヒートパイプ10A毎にばらつかなくなる。換言すれば、各ヒートパイプ10Aにおいて、取付け穴21内の死に代(伝熱性能上寄与しない箇所)を一定にすることができるので、伝熱面積を一定にすることができる。したがって、安定した寸法の製品が得られ、所定の熱伝達性能および製品の体格寸法を有する製品の量産に寄与する。
また、熱交換装置として、図5に示すように、軸方向両端側に同一の小径筒部11Aを有するヒートパイプ10Aを備え、熱拡管工程によって両方の小径筒部11Aに密着、固定するヒートパイプ取付け部材20を備える構成としてもよい。この場合には、一方のヒートパイプ取付け部材20を被冷却部材とし、他方のヒートパイプ取付け部材20を被加熱部材とすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の熱交換装置は、第1実施形態の熱交換装置の他の形態であり、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。本実施形態の熱交換装置は、図7に示すように、ヒートパイプ10Bの軸方向一方側(例えば蒸発部側)、軸方向他方側(例えば凝縮部)の両方に薄肉部11aを備え、熱拡管法等により、複数の部材(フィン30Aが外嵌めされるフィン用台座部材20Bおよびヒートパイプ取付け部材20)と結合する構成である。このように複数の箇所に熱拡管法による結合を施す場合でも、一度の工程で複数の箇所の結合が可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態の熱交換装置は、第1実施形態の熱交換装置の他の形態であり、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。本実施形態の熱交換装置は、図7に示すように、ヒートパイプ10Bの軸方向一方側(例えば蒸発部側)、軸方向他方側(例えば凝縮部)の両方に薄肉部11aを備え、熱拡管法等により、複数の部材(フィン30Aが外嵌めされるフィン用台座部材20Bおよびヒートパイプ取付け部材20)と結合する構成である。このように複数の箇所に熱拡管法による結合を施す場合でも、一度の工程で複数の箇所の結合が可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態の熱交換装置は、第3実施形態の熱交換装置の他の形態であり、第3実施形態と同様の作用効果を奏する。本実施形態の熱交換装置は、図8に示すように、フィン一体型の金属ブロック部材(ブロック部20Cの厚み約1.5mm、フィン部30Bの厚み約0.6mm)をヒートパイプ10Bの軸方向他方側(例えば凝縮部)に有し、熱拡管法等により、ヒートパイプ10Bと金属ブロック部材とを結合する構成である。
第4実施形態の熱交換装置は、第3実施形態の熱交換装置の他の形態であり、第3実施形態と同様の作用効果を奏する。本実施形態の熱交換装置は、図8に示すように、フィン一体型の金属ブロック部材(ブロック部20Cの厚み約1.5mm、フィン部30Bの厚み約0.6mm)をヒートパイプ10Bの軸方向他方側(例えば凝縮部)に有し、熱拡管法等により、ヒートパイプ10Bと金属ブロック部材とを結合する構成である。
10…ヒートパイプ
11…ヒートパイプの挿入部分
11A…小径筒部
11a…薄肉部
12…フィン非装着部分(非挿入部分)
13…フィン装着部分(非挿入部分)
16…段差連絡面
21…取付け穴
22…取付け穴の開口周縁部
30…フィン
11…ヒートパイプの挿入部分
11A…小径筒部
11a…薄肉部
12…フィン非装着部分(非挿入部分)
13…フィン装着部分(非挿入部分)
16…段差連絡面
21…取付け穴
22…取付け穴の開口周縁部
30…フィン
Claims (5)
- 密閉された筒体状で内部に作動液が封入されたヒートパイプ(10)と、
前記ヒートパイプの一部が挿入される取付け穴(21)を有し、前記取付け穴に前記ヒートパイプの挿入部分(11)が内接して前記ヒートパイプが取り付けられ、前記作動液に対して放熱または吸熱するヒートパイプ取付け部材(20)と、
を備え、
前記ヒートパイプの挿入部分の少なくとも一部には、前記取付け穴から露出しているヒートパイプの非挿入部分(12)の肉厚(t1)よりも周方向全体に亘って肉厚(t2)が薄い薄肉部(11a)が形成されており、
前記薄肉部は、径方向外方に膨らんで前記取付け穴の内壁に内接していることを特徴とする熱交換装置。 - 前記薄肉部は、前記ヒートパイプの挿入部分の軸方向全体に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
- 前記薄肉部は、前記ヒートパイプの非挿入部分の外径寸法(φd2)よりも小さい外径寸法(φd1)であり、前記ヒートパイプの挿入部分の軸方向一端から他端側に伸長するように形成される小径筒部(11A)によって構成されており、
前記ヒートパイプ取付け部材における前記取付け穴の開口周縁部(22)が、前記小径筒部の外周面と前記非挿入部分の外周面との段差をつなぐ段差連絡面(16)に当接していることを特徴とする請求項2に記載の熱交換装置。 - 前記ヒートパイプ取付け部材は、熱膨張係数が前記ヒートパイプよりも大きい材質で構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換装置。
- 前記ヒートパイプの非挿入部分(12)には、外嵌されたフィン(30)が固定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008139921A JP2009287821A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 熱交換装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011047593A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ヒートパイプおよびその製造方法 |
JP2012013277A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toshiba Home Technology Corp | ヒートシンク |
WO2013018200A1 (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | トヨタ自動車株式会社 | 放熱ユニット及びその製造方法 |
WO2020213581A1 (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-22 | 古河電気工業株式会社 | ヒートシンク |
-
2008
- 2008-05-28 JP JP2008139921A patent/JP2009287821A/ja active Pending
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