JP2009287479A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度を正確に推定し、推定した温度に基づいて燃料噴射制御を適切に行い、燃焼騒音を抑制することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 吸入される新気の流量及び温度、並びに還流される排気の温度を検出するとともに、還流排気の流量を算出する。新気の流量及び温度並びに還流排気の流量及び温度に基づいて、新気と還流排気の混合ガスの温度TINを推定する(S12)。混合ガス温度TINに応じて補正係数KTINQP,KTINCAP,及びKTINCAMを算出し(S13)、これらの補正係数KTINQP,KTINCAP,及びKTINCAMを用いて、パイロット噴射量QP、パイロット噴射時期CAP、及び主噴射時期CAMを制御する(S17,S18)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に排気還流装置を備え、燃焼室内に直接燃料を噴射する内燃機関の燃料噴射制御を行うものに関する。
特許文献1は、燃焼室内に噴射された燃料の燃焼室内壁への付着を抑制するための燃料噴射制御手法を開示する。例えば機関の吸気温度を検出し、検出した吸気温度に応じて燃料噴射の継続時間を短縮させる手法が示されている。
特開2003−286879号公報
排気還流装置を備えた機関において、上記吸気温度に応じた制御を適切に行うためには、吸気温度センサを排気還流通路と吸気通路との接続点より下流側に設けて、新気と還流排気の混合ガスの温度を検出可能とする必要がある。しかしながら、新気と還流排気の混合ガスの温度を適切に検出するためには、温度センサの取り付け箇所が限定されるにもかかわらず、取り付け可能なスペースが狭いという課題がある。
また排気還流を行う場合には、還流排気流量の変化により燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度が変化し、燃焼騒音を増加させることがある。したがって、燃焼騒音を適切なレベルに抑制するためには、燃焼室に供給される混合ガス温度に応じた燃料噴射制御を行う必要がある。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度を正確に推定し、推定した温度に基づいて燃料噴射制御を適切に行い、燃焼騒音を抑制することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段(16)と、該燃料噴射手段を制御する燃料噴射制御手段と、前記機関の排気の一部を前記燃焼室に還流する排気還流手段(6,7)とを備える内燃機関の制御装置において、前記機関に吸入される新気の流量である吸入空気流量(MAIR)を検出する吸入空気流量検出手段(21)と、前記機関に吸入される新気の温度である吸入空気温度(TAIR)を検出する吸入空気温度検出手段(22)と、前記排気還流手段により還流される排気の温度(TEGR)を検出する還流排気温度検出手段(23)と、前記排気還流手段により還流される排気の流量(MEGR)を算出する還流排気流量算出手段と、前記吸入空気流量(MAIR)、吸入空気温度(TAIR)、還流排気温度(TEGR)、及び還流排気流量(MEGR)に基づいて、前記燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度(TIN)を推定する混合ガス温度推定手段とを備え、前記燃料噴射制御手段は、推定された混合ガス温度(TIN)に基づいて燃料噴射量(QP)及び燃料噴射時期(CAP,CAM)の少なくとも一方を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、主燃料噴射の前にパイロット噴射を実行するように前記燃料噴射手段を制御し、前記混合ガス温度(TIN)に基づいてパイロット噴射の燃料噴射量(QP)及び燃料噴射時期(CAP)の少なくとも一方を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置において、前記混合ガス温度推定手段は、下記式により前記混合ガス温度(TIN)を算出することを特徴とする:
TIN=(TEGR×MEGR+TAIR×MAIR)/(MEGR+MAIR)
ここで、TINは前記混合ガス温度、MEGRは前記還流排気流量、TAIRは前記吸入空気温度、MAIRは前記吸入空気流量である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記混合ガス温度(TIN)及び前記機関の負荷(TRQ,NE)に応じて燃料噴射量(QP)及び燃料噴射時期(CAP,CAM)の少なくとも一方を制御することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、機関に吸入される新気の流量である吸入空気流量、機関に吸入される新気の温度である吸入空気温度、及び還流される排気の温度が検出されるとともに、還流される排気の流量が算出される。そして、吸入空気流量、吸入空気温度、還流排気温度、及び還流排気流量に基づいて、燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度が推定され、推定された混合ガス温度に基づいて燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方が制御される。吸入空気流量、吸入空気温度、還流排気温度、及び還流排気流量が既知であれば、混合ガス温度は比較的正確に推定することができる。したがって、新気と還流排気の混合ガス温度を検出するセンサを設ける必要がなく、燃焼室に供給される混合ガス温度に基づく燃料噴射制御を適切に行うことができ、燃焼騒音を適正なレベルに抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、主燃料噴射の前にパイロット噴射が実行され、混合ガス温度に基づいてパイロット噴射の燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方が制御される。パイロット噴射の燃料噴射量及び/または燃料噴射時期を混合ガス温度に応じて制御することにより、還流排気の流量及び温度の影響を受けやすい燃焼騒音を効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記算出式を用いて混合ガス温度が推定され、簡便な演算により比較的に正確な推定温度を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、混合ガス温度及び機関負荷に応じて燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方が制御される。混合ガス温度に加えて機関負荷を考慮することにより、機関負荷の変化に拘わらず適切な制御を行うことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、燃焼室内に燃料を直接噴射するディーゼルエンジンであり、各気筒に燃料噴射弁16が設けられている。燃料噴射弁16は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)20に電気的に接続されており、燃料噴射弁16の開弁時間及び開弁時期は、ECU20により制御される。
エンジン1は、吸気管2、排気管4、排気還流通路6、及び過給機8を備えている。排気還流通路6は、吸気管2と排気管4の間に設けられており、排気還流通路6には、排気還流量を制御するための排気還流制御弁(以下「EGR弁」という)7が設けられている。EGR弁7の弁開度はECU20により制御される。
過給機8は、排気の運動エネルギにより駆動されるタービン10と、タービン10により回転駆動され、吸気の圧縮を行うコンプレッサ9とを備えている。タービン10は、複数の可変ベーン(図示せず)を備えており、可変ベーンの開度を変化させることにより、タービン回転数(回転速度)を変更できるように構成されている。タービン10のベーン開度は、ECU20により電磁的に制御される。
排気管4には、排気を浄化する触媒コンバータ11及びディーゼルパティキュレートフィルタ(以下「DPF」という)12が設けられている。触媒コンバータ11は、排気中に含まれる炭化水素及び一酸化炭素の酸化を促進するための酸化触媒を内蔵する。DPF12は、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際、排気中の炭素(C)を主成分とするパティキュレート(粒子状物質)であるスート(soot)を、フィルタ壁の表面及びフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。
吸気管2のコンプレッサ9の上流側にはエンジン1に吸入される新気の流量(以下「吸入空気流量」という)MAIRを検出する吸入空気流量センサ21、及び新気の温度(以下「吸入空気温度」という)TAIRを検出する吸入空気温度センサ22が設けられている。吸入空気流量センサ21及び吸入空気温度センサ22は一体に構成されていることが望ましい。排気還流通路6には還流排気の温度TEGRを検出する還流排気温度センサ23が設けられている。さらにエンジン1のクランク軸の回転角度を検出するクランク角度位置センサ24、エンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの操作量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ25が設けられている。これらのセンサの検出信号は、ECU20に供給される。エンジン1の回転数NEは、クランク角度位置センサ24の出力から算出され、エンジンの要求トルクTRQは、アクセルペダル操作量APに応じて算出され、アクセルペダル操作量APが増加するほど増加するように設定される。
ECU20は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、燃料噴射弁16、EGR弁7に制御信号を供給する出力回路から構成される。
図2は、燃料噴射弁16による燃料噴射の制御を行う処理のフローチャートである。この処理は、ECU20のCPUでエンジン1の回転に同期して実行される。燃料噴射は、主噴射及び主噴射に先行して行われるパイロット噴射に分割して実行される。主噴射及びパイロット噴射における燃料噴射量をそれぞれ「主噴射量」及び「パイロット噴射量」といい、主噴射及びパイロット噴射の開始時期を、「主噴射時期」及び「パイロット噴射時期」という。燃料噴射時期は、圧縮上死点を基準とした進角量で定義される。
ステップS11では、還流排気流量MEGRを算出する。具体的には、先ずエンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて予め設定されているMCYLINマップを検索し、エンジン1の燃焼室内に流入するガス流量(新気と還流排気の混合ガスの流量、以下「流入ガス流量」という))MCYLINを算出する。そして、流入ガス流量MCYLINから検出吸入空気流量(新気流量)MAIRを減算することにより、還流排気流量MEGRを算出する。
ステップS12では、検出した吸入空気流量MAIR、吸入空気温度TAIR、及び還流排気温度TEGR、並びにステップS11で算出した還流排気流量MEGRを下記式(1)に適用し、エンジン1に吸入される新気と還流排気の混合ガスの温度TINを算出する。
TIN=(TEGR×MEGR+TAIR×MAIR)/(MEGR+MAIR)
(1)
ステップS13では、混合ガス温度TINに応じて図3(a)〜(c)に示すKTINQPテーブル、KTINCAPテーブル、及びKTINCAMテーブルを検索し、第1〜第3混合ガス温度補正係数KTINQP、KTINCAP、及びKTINCAMを算出する。第1混合ガス温度補正係数KTINQPはパイロット噴射量の補正係数であり、第2混合ガス温度補正係数KTINCAPはパイロット噴射時期の補正係数であり、第3混合ガス温度補正係数KTINCAMは主噴射時期の補正係数である。
KTINQPテーブルは、混合ガス温度TINが高くなるほど第1混合ガス温度補正係数KTINQPが減少するように設定されている。またKTINCAPテーブル及びKTINCAMテーブルは、混合ガス温度TINが高くなるほど第2混合ガス温度補正係数KTINCAP及び第3混合ガス温度補正係数KTINCAMが増加するように設定されている。図3に示すTIRは、例えば70℃に設定される基準温度であり、基準温度TIRにおいて各補正係数は「1.0」に設定される。KTINQPテーブルは、例えば混合ガス温度TINが基準温度TIRから20度低下するとパイロット噴射量が0.6mg程度増加するように設定され、KTINCAPテーブル及びKTINCAMテーブルは、混合ガス温度TINが基準温度TIRから20度低下するとパイロット噴射時期及び主噴射時期が1度程度減少(遅角)するように設定される。
ステップS14では、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて第1〜第3負荷補正係数KLQP,KLCAP,及びKLCAMを算出する。第1負荷補正係数KLQPはパイロット噴射量の補正係数であり、第2負荷補正係数KLCAPはパイロット噴射時期の補正係数であり、第3負荷補正係数KLCAMは主噴射時期の補正係数である。
ステップS15では、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて基本噴射量QMAP及び基本主噴射時期CAMMAPを算出する。基本噴射量QMAPは、エンジン回転数NEが増加するほど増加し、かつ要求トルクTRQが増加するほど増加するように設定される。ステップS16では、エンジン回転数NE及びエンジンの要求トルクTRQに応じて基本パイロット噴射量QPMAP及び基本パイロット噴射時期CAPMAPを算出する。
ステップS17では、下記式(2)に基本パイロット噴射量QPMAP、第1混合ガス温度補正係数KTINQP及び第1負荷補正係数KLQPを適用して、パイロット噴射量QPを算出するとともに、下記式(3)に基本パイロット噴射時期CAPMAP、第2混合ガス温度補正係数KTINCAP及び第2負荷補正係数KLCAPを適用して、パイロット噴射時期CAPを算出する。
QP=QPMAP×KTINQP×KLQP (2)
CAP=CAPMAP×KTINCAP×KLCAP (3)
ステップS18では、下記式(4)に基本噴射量QMAP及びパイロット噴射量QPを適用して、主噴射量QMを算出するとともに、下記式(5)に基本主噴射時期CAMMAP、第3混合ガス温度補正係数KTINCAM及び第3負荷補正係数KLCAMを適用して、主噴射時期CAMを算出する。
QM=QMAP−QP (4)
CAM=CAMMAP×KTINCAM×KLCAM (5)
図2の処理により算出されるパイロット噴射量QP及びパイロット噴射時期CAPに応じてパイロット噴射が実行され、主噴射量QM及び主噴射時期CAMに応じて主噴射が実行される。
以上のように本実施形態では、吸入空気流量MAIR、吸入空気温度TAIR、還流排気温度TEGR、及び還流排気流量MEGRを式(1)に適用して、燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度TINが推定され、推定された混合ガス温度TINに基づいてパイロット噴射量QP、パイロット噴射時期CAP及び主噴射時期CAMが制御される。吸入空気流量MAIR、吸入空気温度TAIR、還流排気温度TEGR、及び還流排気流量MEGRを式(1)に適用することにより、混合ガス温度TINを簡便な演算で比較的正確に推定することができる。したがって、混合ガス温度TINを検出するセンサを設ける必要がなく、新気と還流排気の混合ガス、すなわち燃焼室に供給されるガスの温度に基づく燃料噴射制御を適切に行うことができる。
特に燃焼騒音は、還流排気流量の変化による混合ガス温度TINの変化の影響を受けやすいので、混合ガス温度TINに応じたパイロット噴射量QP及びパイロット噴射時期CAPの制御を行うことにより、燃焼騒音を効果的に抑制することができる。
さらに機関の負荷、すなわちエンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて補正を行うことにより、負荷の変化に拘わらず適切な制御を行うことができる。
本実施形態では、燃料噴射弁16が燃料噴射手段に相当し、排気還流通路6及びEGR弁7が排気還流手段に相当し、吸入空気流量センサ21、吸入空気温度センサ22、及び還流排気温度センサ23が、それぞれ吸入空気流量検出手段、吸入空気温度検出手段、及び還流排気温度検出手段に相当する。またECU5が燃料噴射制御手段、還流排気流量算出手段、及び混合ガス温度推定手段を構成する。具体的には、図2のステップS11が還流排気流量算出手段に相当し、ステップS12が混合ガス温度推定手段に相当し、ステップS13〜S18が燃料噴射制御手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、パイロット噴射量QP及びパイロット噴射時期CAPの算出に、混合ガス温度TINに応じた補正係数KTINQP及びKTINCAPを適用したが、パイロット噴射量QPまたはパイロット噴射時期CAPの何れか一方のみの算出に適用するようにしてもよい。なお、上述した実施形態では、主噴射時期CAMの算出にも混合ガス温度TINに応じた補正係数を適用したが、主噴射時期CAMについては混合ガス温度TINに応じた補正係数を適用しなくてもよい。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 燃料噴射制御を行う処理のフローチャートである。 図2の処理で参照されるテーブルを示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気管
6 排気還流通路(排気還流手段)
7 排気還流制御弁(排気還流手段)
16 燃料噴射弁(燃料噴射手段)
20 電子制御ユニット(燃料噴射制御手段、還流排気流量算出手段、混合ガス温度推定手段)
21 吸入空気流量センサ(吸入空気流量検出手段)
22 吸入空気温度センサ(吸入空気温度検出手段)
23 還流排気温度センサ(還流排気温度検出手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、該燃料噴射手段を制御する燃料噴射制御手段と、前記機関の排気の一部を前記燃焼室に還流する排気還流手段とを備える内燃機関の制御装置において、
    前記機関に吸入される新気の流量である吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段と、
    前記機関に吸入される新気の温度である吸入空気温度を検出する吸入空気温度検出手段と、
    前記排気還流手段により還流される排気の温度を検出する還流排気温度検出手段と、
    前記排気還流手段により還流される排気の流量を算出する還流排気流量算出手段と、
    前記吸入空気流量、吸入空気温度、還流排気温度、及び還流排気流量に基づいて、前記燃焼室に供給される新気と還流排気の混合ガスの温度を推定する混合ガス温度推定手段とを備え、
    前記燃料噴射制御手段は、推定された混合ガス温度に基づいて燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記燃料噴射制御手段は、主燃料噴射の前にパイロット噴射を実行するように前記燃料噴射手段を制御し、前記混合ガス温度に基づいてパイロット噴射の燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記混合ガス温度推定手段は、下記式により前記混合ガス温度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置:
    TIN=(TEGR×MEGR+TAIR×MAIR)/(MEGR+MAIR)
    ここで、TINは前記混合ガス温度、MEGRは前記還流排気流量、TAIRは前記吸入空気温度、MAIRは前記吸入空気流量である。
  4. 前記燃料噴射制御手段は、前記混合ガス温度及び前記機関の負荷に応じて燃料噴射量及び燃料噴射時期の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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