JP2009286380A - 車載電子制御装置及び燃料電池車両 - Google Patents

車載電子制御装置及び燃料電池車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2009286380A
JP2009286380A JP2008144416A JP2008144416A JP2009286380A JP 2009286380 A JP2009286380 A JP 2009286380A JP 2008144416 A JP2008144416 A JP 2008144416A JP 2008144416 A JP2008144416 A JP 2008144416A JP 2009286380 A JP2009286380 A JP 2009286380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
vehicle
ecu
electronic control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008144416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5094565B2 (ja
Inventor
Suguru Kato
傑 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008144416A priority Critical patent/JP5094565B2/ja
Publication of JP2009286380A publication Critical patent/JP2009286380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5094565B2 publication Critical patent/JP5094565B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】データの信頼性を確保しつつ、データの処理速度を向上することができる車載電子制御装置及び車両用データ処理方法を提供する。
【解決手段】統合制御ECU80は、データ受信用の第1CPU100と、FC車両10の制御用の第3CPU104とを別々に備え、データ受信及びFC車両10の制御それぞれのデータ処理を第1CPU100と第3CPU104とで分けて行う。また、第1CPU100では、統合制御ECU80と各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)との間のデータ転送時に発生した誤りのみを検出し、第3CPU104では、各ECUがCANデータDcanを送信する前に制御用データDconに発生した誤りのみを検出する。
【選択図】図7

Description

この発明は、モータECU(Electric Control Unit)等の他の電子制御装置からシリアル通信データを受信する車載電子制御装置(例えば、前記他の電子制御装置を制御する上位ECU)及び前記車載電子制御装置を搭載した燃料電池車両に関する。より詳細には、前記車載電子制御装置の処理を高速化することができる車載電子制御装置及び燃料電池車両に関する。
自動車分野では、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay等の車載ネットワーク技術が発展している(例えば、特許文献1)。これらの車載ネットワーク技術の発展により、車両の電子化が進み、車両における機械的な制御が電子的な制御に徐々に置き換わっている。これらの車載ネットワーク技術では、ワイヤ・ハーネスの増加抑制等の目的から、シリアルデータ通信が用いられることが多い。
特許文献1には、CANにおけるデータの誤り検出が開示されている。すなわち、CRC(Cyclic Redundancy Check)コードを用いて通信ハード間のデータの誤り検出を行うと共に、チェック・サムを用いて各ECUで発生したデータの誤り検出が行われる(特許文献1の段落[0026]、[0027])。
特開2003−273950号公報
特許文献1では、上述した二重の誤り検出を行うことによりデータの信頼性を高めているが、データの処理量がその分増加し、データの処理速度が低下するおそれがある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、データの信頼性を確保しつつ、データの処理速度を向上することができる車載電子制御装置及びこの車載電子制御装置を搭載した燃料電池車両を提供することを目的とする。
この発明に係る車載電子制御装置は、他の電子制御装置からシリアル通信で第1通信データを受信し、この第1通信データに基づく第2通信データを出力する第1演算部と、前記第2通信データを用いて制御対象の制御を行う第2演算部と、前記第1演算部と前記第2演算部の間に配置され、前記第2通信データを前記第1演算部から前記第2演算部へと転送する転送部とを備えるものであって、前記第1通信データは、前記制御対象の制御に用いる制御用データと、前記他の電子制御装置が前記第1通信データを送信する前に前記制御用データに発生する誤りを検出するための第1誤り検出符号と、前記他の電子制御装置から前記車載電子制御装置へのデータ転送時に発生する誤りを検出するための第2誤り検出符号とを含み、前記第2通信データは、前記制御用データと、前記第1誤り検出符号とを少なくとも含み、前記第1演算部は、前記第1通信データに対する誤り検出処理を、前記第2誤り検出符号のみに基づいて行い、前記第2演算部は、前記第2通信データに対する誤り検出処理を、前記第1誤り検出符号のみに基づいて行うことを特徴とする。
この発明によれば、データ受信用の第1演算部と、制御対象の制御用の第2演算部とを別々に備え、データ受信及び制御対象の制御それぞれのデータ処理を第1演算部と第2演算部とで分けて行うことにより、それぞれの処理を高速化することが可能となる。また、第1演算部では、車載電子制御装置と他の電子制御装置との間のデータ転送時に発生した誤りのみを検出し、第2演算部では、他の電子制御装置が第1通信データを送信する前に制御用データに発生した誤りのみを検出する。このため、第1演算部及び第2演算部それぞれにおいて、両方の誤り検出処理を行う場合に比べ、データの処理速度を向上させることができる。
前記車載電子制御装置は、さらに、車載センサから検出値データを受信する第3演算部と、前記第2演算部と前記第3演算部の間に配置され、前記検出値データを前記第3演算部から前記第2演算部へと転送する第2転送部とを備えることができる。
また、前記転送部は、前記第2通信データを記憶する記憶部を備え、前記記憶部から前記第2演算部に対して前記第2通信データをパラレル送信することが好ましい。
さらに、前記他の電子制御装置から前記車載電子制御装置へのデータ転送時に発生した誤り、又は前記他の電子制御装置が前記第1通信データを送信する前に前記制御用データに発生した誤りを検出したとき、前記車載電子制御装置及び前記他の電子制御装置の両方の交換を要求する交換要求信号を出力してもよい。
この発明に係る燃料電池車両は、上述した車載電子制御装置を搭載したことを特徴とする。
この発明によれば、データ受信用の第1演算部と、制御対象の制御用の第2演算部とを別々に備え、データ受信及び制御対象の制御それぞれのデータ処理を第1演算部と第2演算部とで分けて行うことにより、それぞれの処理を高速化することが可能となる。また、第1演算部では、車載電子制御装置と他の電子制御装置との間のデータ転送時に発生した誤りのみを検出し、第2演算部では、他の電子制御装置が第1通信データを送信する前に制御用データに発生した誤りのみを検出する。このため、第1演算部及び第2演算部それぞれにおいて、両方の誤り検出処理を行う場合に比べ、データの処理速度を向上させることができる。
以下、この発明の一実施形態に係る車載電子制御装置を搭載した燃料電池車両について図面を参照して説明する。
1.燃料電池車両10の構成
(1)全体構成
図1は、この発明の一実施形態に係る車載電子制御装置80{以下「統合制御ECU80」(ECU:Electric Control Unit)とも称する。}を搭載した燃料電池車両10(以下「FC車両10」とも称する。)の回路図である。FC車両10は、基本的には、モータユニット20と、FCユニット40と、バッテリユニット60と、統合制御ECU80とを有する。
モータユニット20は、FC車両10の力行時には、走行用のモータ22を用いてFC車両10の走行駆動力を生成し、FC車両10の回生時には、モータ22が発生した回生電力(モータ回生電力Preg)[W]をバッテリユニット60に供給する。
FCユニット40は、FC車両10の力行時には、モータユニット20に対して燃料電池42(以下「FC42」とも称する。)が発生した発電電力(FC発電電力Pfc)[W]を供給し、FC車両10の回生時には、FC発電電力Pfcをバッテリユニット60に供給する。
バッテリユニット60は、FC車両10の力行時には、エネルギストレージである蓄電装置62(以下「バッテリ62」とも称する。)からの出力電力(バッテリ出力電力Pbat)[W]をモータユニット20に対して供給し、FC車両10の回生時には、モータ回生電力Preg及びFC発電電力Pfcをバッテリ62に蓄電する。
統合制御ECU80は、モータユニット20、FCユニット40及びバッテリユニット60を制御する。
なお、モータ回生電力Preg、FC発電電力Pfc及びバッテリ出力電力Pbatは、ライト、パワーウインド、ワイパー用電動機等の図示しない補機に供給してもよい。
(2)モータユニット20
モータユニット20は、モータ22に加え、パワー・ドライブ・ユニット24(以下「PDU24」とも称する。)と、減速機26と、シャフト28と、車輪30と、モータ制御部32{以下「モータECU32」とも称する。}とを備える。
PDU24は、FC車両10の力行時において、FC42からの発電電流(FC発電電流If)[A]及びバッテリ62からの出力電流(バッテリ出力電流Ibat)[A]とを直流/交流変換し、モータ22を駆動する電流(モータ駆動電流Imd)[A]としてモータ22に供給する。このモータ駆動電流Imdの供給に伴うモータ22の回転は、減速機26、シャフト28を通じて車輪30に伝達される。
また、PDU24は、FC車両10の回生時において、モータ22からの回生電流(モータ回生電流Imr)を交流/直流変換し、バッテリ充電電流Ibcとしてバッテリユニット60に供給する。このバッテリ充電電流Ibcの供給によりバッテリ62が充電される。
モータECU32は、モータ22及びPDU24の動作を制御する。
(3)FCユニット40
FCユニット40は、FC42に加え、水素タンク44と、エアコンプレッサ46と、FC制御部48(以下「FC ECU48」とも称する。)と、ダイオード56と、電流センサ58とを有する。
FC42は、例えば固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成されたセルを積層したスタック構造にされている。FC42には、水素タンク44とエアコンプレッサ46が配管により接続されている。水素タンク44内の加圧水素は、FC42のアノード電極に供給される。また、エアコンプレッサ46により空気がFC42のカソード電極に供給される。水素タンク44及びエアコンプレッサ46の動作は、FC ECU48により制御される。FC42内で反応ガスである水素(燃料ガス)と空気(酸化剤ガス)の電気化学反応によりFC発電電流Ifが生成される。FC発電電流Ifは、電流センサ58及びダイオード56を介し、FC車両10の力行時にはPDU24に供給され、回生時にはバッテリユニット60に供給される。電流センサ58で検出されたFC発電電流If[A]は、通信線120を介して統合制御ECU80に出力される。
(4)バッテリユニット60
バッテリユニット60は、バッテリ62に加え、電圧センサ64、66と、電流センサ68、70と、バッテリ制御部71(以下「バッテリECU71」とも称する。)と、DC/DCコンバータ72と、コンバータ制御部74{以下「VCU74」(VCU:Voltage Control Unit)}とを有する。
バッテリ62は、DC/DCコンバータ72の1次側1Sに接続されており、例えばリチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池又はキャパシタを利用することができる。本実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。電圧センサ64は、DC/DCコンバータ72の1次側1Sの電圧(1次電圧V1)[V]を検出し、通信線122に出力する。電圧センサ66は、DC/DCコンバータ72の2次側2Sの電圧(2次電圧V2)[V]を検出し、通信線124に出力する。電流センサ68は、一次側1Sの電流(1次電流I1)を検出し、通信線126に出力する。電流センサ70は、2次側2Sの電流(2次電流I2)を検出し、通信線128に出力する。
バッテリECU71は、バッテリ62の温度や電圧Vbat[V]などを監視し、異常を検出した場合には、充放電の制限や停止によりバッテリ62を保護する。
DC/DCコンバータ72は、いわゆるチョッパ方式の昇降圧DC/DCコンバータであり、力行時には、1次電圧V1を昇圧して2次側2Sに供給し、回生時には、2次電圧V2を降圧して1次側1Sに供給する。すなわち、モータ22が発生した回生電圧(モータ回生電圧Vreg)[V]又はFC42のFC発電電圧Vfである2次電圧V2がDC/DCコンバータ72により低電圧に変換された1次電圧V1によりバッテリ62を充電する。
VCU74は、統合制御ECU80からの指令並びに電圧センサ64、66及び電流センサ68、70の検出値に基づいて、DC/DCコンバータ72を制御する。
(5)統合制御ECU80
統合制御ECU80は、モータ22の要求出力(モータ要求出力Pmr_req)[W]やFCユニット40(エアコンプレッサ46等)の要求電力、図示しない補機の要求電力に基づいて、モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74を制御する。統合制御ECU80は、その他のECUを制御してもよい。
統合制御ECU80は、CPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している。モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74も同様である。さらに、統合制御ECU80は、表示装置92に接続されている。
統合制御ECU80と、モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74とは、車内LANであるCAN(Controller Area Network)の通信線82を通じて相互に接続されている。これらの制御部は、各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
(6)その他
車両状態を検出する各種スイッチ及び各種センサとしては、上述した電圧センサ64、66、電流センサ58、68、70の他、通信線82に接続されるイグニッションスイッチ84、アクセルセンサ86、ブレーキセンサ88、及び車速センサ90等がある。
2.統合制御ECU80の内部構成
図2には、統合制御ECU80の内部構成のブロック図が示されている。図2に示すように、統合制御ECU80は、第1CPU100と、第2CPU102と、第3CPU104と、第1RAM106と、第2RAM108と、第1パラレルバス110と、第2パラレルバス112と、シリアルバス114と、第3パラレルバス116と、複数のA/D変換器118と、を備える。
第1CPU100は、CANの通信線82を介して各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)との間で行うデータ(CANデータDcan)の送受信を制御する。
第2CPU102は、センサ出力受信用の通信線120、122、124、126、128を介して各センサ(電流センサ58、68、70及び電圧センサ64、66)からのデータ(検出値データDd)の受信を制御する。
第3CPU104は、第1CPU100からのCANデータDcan及び第2CPU102からの検出値データDdを用いて、FC車両10(制御対象)の動作を制御する。例えば、モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74に対して制御指令COMを送信する。
第1RAM106は、第1CPU100と第3CPU104との間に配置され、第1CPU100からのCANデータDcan及び第3CPU104からの制御指令COMを記録する。第1RAM106は、例えば、デュアル・ポートRAM(Random Access Memory)であり、第1CPU100と第1RAM106との間は、第1パラレルバス110で接続されている。また、第1RAM106と第3CPU104との間は、第2パラレルバス112で接続されている。このため、第3CPU104が第1RAM106からCANデータDcanを読み出す場合、及び第1CPU100が第1RAM106から制御指令COMを読み出す場合、高速な読出しが可能となる。
第2RAM108は、第2CPU102と第3CPU104との間に配置され、第2CPU102からの検出値データDdを記録する。第2RAM108は、例えば、デュアル・ポートRAMであり、第2CPU102と第2RAM108との間はシリアルバス114で接続されている。また、第3CPU104と第2RAM108との間は、第3パラレルバス116で接続されている。
3.CANデータDcanのフレーム構成
図3には、CANデータDcanのフレーム構成が示されている。CANデータDcanは、スタート・オブ・フレーム(SOF)と、アービトレーション・フィールドと、コントロール・フィールドと、データ・フィールドと、CRCフィールドと、アクノレッジメント(ACK)と、エンド・オブ・フレーム(EOF)とから構成される。
スタート・オブ・フレームは、データ・フレームの開始を表すフィールドである。アービトレーション・フィールドは、フレームの優先順位を示すフィールドである。コントロール・フィールドは、予約ビットとデータのバイト数を表すフィールドである。データ・フィールドは、制御用データDconを示すフィールドであり、0〜8バイトの間で可変である。制御用データDconは、各ECUの動作状態等を示すものであり、例えば、モータECU32からの制御用データDconであれば、モータ22の出力状態等のデータが含まれる。また、本実施形態では、最終バイト(第nバイト)の最終ビットにチェック・サムCSが配置されている。CRCフィールドは、フレームの伝送誤りをチェックするためのCRCコードCcrcから成るフィールドである。アクノレッジメントは、正常受信した確認の合図を表すフィールドである。エンド・オブ・フレームは、データ・フレームの終了を表すフィールドである。
4.データ転送処理
上述したように、本実施形態では、制御用の第3CPU104に対して入力されるデータとしてCANデータDcanと検出値データDdとがあり、CANデータDcanと検出値データDdは、別々の経路で第3CPU104に入力される。
(1)CANデータDcanの転送
図4には、CANデータDcanをFC車両10内で転送するフローチャートが示されている。ステップS1において、各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)は、統合制御ECU80に送信する制御用データDconを生成する。
続くステップS2において、各ECUは、制御用データDconからチェック・サムCSを演算し、ステップS3において、各ECUは、制御用データDconからCRCコードCcrcを演算する。ステップS4において、各ECUは、制御用データDcon及びチェック・サムCSをデータ・フィールドに格納し、CRCコードCcrcをCRCフィールドに格納したCANデータDcanを統合制御ECU80にシリアル送信する。
ステップS5において、統合制御ECU80の第1CPU100は、CANデータDcanを受信する。続くステップS6において、第1CPU100は、CRCコードCcrcを用いて誤り検出(CRC)を行う。すなわち、受信したCANデータDcanのデータ・フィールドに含まれる制御用データDconに基づいて比較用CRCコードCcrc_cを演算し、ステップS3で演算されCRCフィールドに格納されているCRCコードCcrcと比較する。両コードが一致すれば、各ECUから統合制御ECU80へのデータ転送時に誤り(転送時誤り)は発生しておらず、両コードが一致しなければ、転送時誤りが発生している。
ステップS6において転送時誤りが発生している場合(S7:Yes)、ステップS8において、第1CPU100は、今回のCANデータDcanを送信したECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74のいずれか)及び統合制御ECU80の交換を要求する。具体的には、第1CPU100は、表示装置92に対して交換要求信号Sreqを送信し、この交換要求信号Sreqを受信した表示装置92は、前記交換を要求する旨を表示する。
ステップS6において転送時誤りが発生していない場合(S7:No)、ステップS9において、第1CPU100は、CANデータDcanを第1RAM106にシリアル転送し、第1RAM106にCANデータDcanを記憶させる。続くステップS10において、第3CPU104は、第1RAM106からCANデータDcanを読み出し、第1RAM106から第3CPU104にCANデータDcanをパラレル転送する。
ステップS11において、第3CPU104は、チェック・サムCSを用いて誤り検出を行う。すなわち、受信したCANデータDcanのデータ・フィールドに含まれる制御用データDconに基づいて比較用チェック・サムCS_cを演算し、ステップS2で演算されデータ・フィールドに格納されているチェック・サムCSと比較する。両者が一致すれば、データ・フィールドに格納されている制御用データDconに誤り(データ内誤り)は発生しておらず、両者が一致しなければ、データ内誤りが発生している。
ステップS11においてデータ内誤りが発生している場合(S12:Yes)、ステップS13において、第3CPU104は、ステップS8と同様の処理を行う。すなわち、第3CPU104は、今回のCANデータDcanを送信したECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74のいずれか)と統合制御ECU80との交換を要求する。より具体的には、第3CPU104は、表示装置92に対して交換要求信号Sreqを送信し、この交換要求信号Sreqを受信した表示装置92は、前記交換を要求する旨を表示する。
ステップS11においてデータ内誤りが発生していない場合(S12:No)、ステップS14において、第3CPU104は、今回のCANデータDcanのデータ・フィールドに格納されている制御用データDconを用いてFC車両10の制御を行う。例えば、各ECUの制御指令値を演算し、各ECUに送信する。
(2)検出値データDdのデータ転送
図5には、検出値データDdをFC車両10内で転送するフローチャートが示されている。ステップS21において、各センサ(電流センサ58、68、70、電圧センサ64、66)は、統合制御ECU80に対して検出値データDdをアナログ出力する。
ステップS22において、統合制御ECU80のA/D変換器118は、検出値データDdをA/D変換する。続くステップS23において、第2CPU100は、検出値データDdを統合制御ECU80内のデータ転送用のフレーム構成に変更する。ステップS24において、第2CPU102は、検出値データDdを第2RAM108にシリアル転送し、第2RAM108に検出値データDdを記憶させる。ステップS25において、第3CPU104は、第2RAM108から検出値データDdを読み出し、第2RAM108から第3CPU104に検出値データDdをパラレル転送する。
ステップS26において、第3CPU104は、今回の検出値データDdを用いてFC車両10の制御を行う。例えば、各ECUの制御指令値を演算し、各ECUに送信する。
5.本実施形態の特徴(比較例との比較)
本実施形態の特徴を比較例との比較を通じて説明する。
(1)比較例の内容
図6には、比較例に係る車載電子制御装置200(以下「統合制御ECU200」とも称する。)の内部構成のブロック図が示されている。図2の統合制御ECU80と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。図6に示すように、統合制御ECU200は、第4CPU202と、第5CPU204と、第3RAM206と、第1シリアルバス208と、第2シリアルバス210と、複数のA/D変換器118と、を備える。
第4CPU202は、CANの通信線82を介して各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)との間で行うデータ(CANデータDcan)の送受信を制御すると共に、センサ出力受信用の通信線120、122、124、126、128を介して各センサ(電流センサ58、68、70及び電圧センサ64、66)からのデータ(検出値データDd)の受信を制御する。
第5CPU204は、第4CPU202からのCANデータDcan及び検出値データDdを用いて、FC車両10(制御対象)の動作を制御する。例えば、モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74に対して制御指令COMを送信する。
第3RAM206は、第4CPU202と第5CPU204との間に配置され、第4CPU202からのCANデータDcan及び検出値データDd並びに第5CPU204からの制御指令COMを記録する。第3RAM206は、シングル・ポートRAMであり、第4CPU202と第3RAM206との間は、第1シリアルバス208で接続されている。また、第3RAM206と第5CPU204との間は、第2シリアルバス210で接続されている。
(2)本実施形態と比較例との比較
図7には、本実施形態におけるデータ転送処理の説明図が、図8には、比較例におけるデータ転送処理の説明図が示されている。
先に図4を用いて説明したように、本実施形態(図7)の第1CPU100では、CRCコードCcrcのみを用いた誤り検出処理(図4のS6、S7)が行われ、チェック・サムCSを用いた誤り検出処理は行われない。また、第2CPU102では、チェック・サムCSのみを用いた誤り検出処理(図4のS11、S12)が行われ、CRCコードCcrcを用いた誤り検出処理は行われない。
これに対し、比較例(図8)では、第4CPU202及び第5CPU204のいずれにおいても、CRCコードCcrcとチェック・サムCSの両方を用いた誤り検出処理が行われる。すなわち、第4CPU202は、CANデータDcanを受信すると、制御用データDconから比較用CRCコードCcrc_c及び比較用チェック・サムCS_cの両方を演算し、CANデータDcanに含まれるCRCコードCcrc及びチェック・サムCSと比較する。第5CPU204も、第4CPU202と同様の処理を行う。このため、比較例と比べると、本実施形態におけるデータ転送処理の方が処理負荷が軽い。
6.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態に係る統合制御ECU80は、データ受信用の第1CPU100と、FC車両10の制御用の第3CPU104とを別々に備え、データ受信及びFC車両10の制御それぞれのデータ処理を第1CPU100と第3CPU104とで分けて行うことにより、それぞれの処理を高速化することが可能となる。また、第1CPU100では、統合制御ECU80と各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)との間のデータ転送時に発生した誤り(転送時誤り)のみを検出し、第3CPU104では、各ECUがCANデータDcanを送信する前に制御用データDconに発生した誤り(データ内誤り)のみを検出する。このため、第1CPU100及び第3CPU104それぞれにおいて、両方の誤り検出処理を行う場合に比べ、CANデータDcanの処理速度を向上させることができる。
本実施形態では、各ECUから統合制御ECU80へのデータ転送の経路と、各センサ(電流センサ58、68、70及び電圧センサ64、66)から統合制御ECU80へのデータ転送の経路を別々にすることが可能となり、CANデータDcanと検出値データDdとで異なる誤り検出処理を行うことが可能となり、統合制御ECU80全体でのデータ転送の効率化を図ることができる。
本実施形態では、第1RAM106から第3CPU104に対してCANデータDcanをパラレル送信する。これにより、第3CPU104に対するCANデータDcanの入力を高速化することができるようになり、その結果、第3CPU104におけるCANデータDcanの処理も高速化することが可能となる。
本実施形態では、各ECUから統合制御ECU80へのデータ転送時に発生した誤り(転送時誤り)、又は各ECUがCANデータDcanを送信する前に制御用データDconに発生した誤り(データ内誤り)を検出したとき、第1CPU100又は第3CPU104は、CANデータDcanを送信したECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74のいずれか)及び統合制御ECU80の交換を要求する交換要求信号Sreqを出力する。これにより、転送時誤り又はデータ内誤りを検出したときのいずれであっても、CANデータDcanを送信したECU及び統合制御ECU80の両方の交換を促すことができる。いずれの誤りであっても故障箇所を特定することに多大な工数がかかる場合、CANデータDcanを送信したECU及び統合制御ECU80の両方を交換した方がメンテナンス効率がよい場合がある。本実施形態によれば、そのような場合に適した構成を提供可能である。
本実施形態では、統合制御ECU80は、FC車両10に搭載されている。一般に、FC車両は、ガソリン車両等の車両に比べて数多くのセンサが存在し、車内データ通信量が多いため、本実施形態をより効果的に利用することができる。
7.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、統合制御ECU80をFC車両10に搭載したが、ハイブリッド車両、電気自動車、ガソリン車両等の車両に搭載することも可能である。
上記実施形態では、車載ネットワーク技術としてのCANを用いる構成を示したが、これに限られず、LIN(Local Interconnect Network)やFlexRay等の車載ネットワーク技術にこの発明を適用することもできる。
上記実施形態では、誤り検出符号として、チェック・サムCS及びCRCコードCcrcを用いたが、パリティ・ビット等その他の誤り検出符号を用いてもよい。
上記実施形態では、統合制御ECU80において複数のCPU(第1CPU100、第2CPU102、第3CPU104)を用いたが、同様の構成を各ECU(モータECU32、FC ECU48、バッテリECU71及びVCU74)に採用することもできる。
上記実施形態では、各ECUから第1CPU100に送信されるデータと、第1CPU100から第3CPU104に送信されるデータを同一のCANデータDcanとしたが、これに限られない。例えば、第1CPU100において、CANデータDcanからCRCコードCcrcを削除し、当該データを第3CPU104に送信してもよい。
上記実施形態では、各ECUから統合制御ECU80へのデータ転送の経路と、各センサから統合制御ECU80へのデータ転送の経路を別々にしたが、図6の比較例のように、両経路を同一とすることもできる。
上記実施形態では、第1RAM106及び第2RAM108を設けたが、これらを設けない構成も可能である。また、第1パラレルバス110、第2パラレルバス112及び第3パラレルバス116をシリアルバスに変更することもできる。
上記実施形態では、各ECUから統合制御ECU80へのデータ転送時に発生した誤り、又は各ECUがCANデータDcanを送信する前に制御用データDconに発生した誤りを検出したとき、当該CANデータDcanを送信したECU及び統合制御ECU80の両方の交換を要求したが、一方のみの交換を要求してもよい。
この発明の一実施形態に係る統合制御ECUを搭載した燃料電池車両の回路図である。 前記統合制御ECUの内部構成のブロック図である。 前記燃料電池車両で用いられるCANデータのフレーム構成図である。 前記CANデータを前記燃料電池車両内で転送するフローチャートである。 各センサで取得された検出値データを前記燃料電池車両内で転送するフローチャートである。 比較例に係る統合制御ECUの内部構成のブロック図である。 前記実施形態におけるデータ転送処理の説明図である。 前記比較例におけるデータ転送処理の説明図である。
符号の説明
10…燃料電池(FC)車両 32…モータECU
48…FC ECU 58、68、70…電流センサ
64、66…電圧センサ 71…バッテリECU
74…VCU
80…統合制御ECU(車載電子制御装置)
100…第1CPU(第1演算部) 102…第2CPU(第3演算部)
104…第3CPU(第2演算部) 106…第1RAM(記憶部)
108…第2RAM(第2転送部)
Ccrc…CRCコード(第2誤り検出符号)
CS…チェック・サム(第1誤り検出符号)
Dcan…CANデータ(第1通信データ、第2通信データ)
Dcon…制御用データ Dd…検出値データ
Sreq…交換要求信号

Claims (5)

  1. 他の電子制御装置からシリアル通信で第1通信データを受信し、この第1通信データに基づく第2通信データを出力する第1演算部と、
    前記第2通信データを用いて制御対象の制御を行う第2演算部と、
    前記第1演算部と前記第2演算部の間に配置され、前記第2通信データを前記第1演算部から前記第2演算部へと転送する転送部と
    を備える車載電子制御装置であって、
    前記第1通信データは、
    前記制御対象の制御に用いる制御用データと、
    前記他の電子制御装置が前記第1通信データを送信する前に前記制御用データに発生する誤りを検出するための第1誤り検出符号と、
    前記他の電子制御装置から前記車載電子制御装置へのデータ転送時に発生する誤りを検出するための第2誤り検出符号と
    を含み、
    前記第2通信データは、前記制御用データと、前記第1誤り検出符号とを少なくとも含み、
    前記第1演算部は、前記第1通信データに対する誤り検出処理を、前記第2誤り検出符号のみに基づいて行い、
    前記第2演算部は、前記第2通信データに対する誤り検出処理を、前記第1誤り検出符号のみに基づいて行う
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  2. 請求項1記載の車載電子制御装置において、さらに、
    車載センサから検出値データを受信する第3演算部と、
    前記第2演算部と前記第3演算部の間に配置され、前記検出値データを前記第3演算部から前記第2演算部へと転送する第2転送部と
    を備える
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車載電子制御装置において、
    前記転送部は、
    前記第2通信データを記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部から前記第2演算部に対して前記第2通信データをパラレル送信する
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載電子制御装置において、
    前記他の電子制御装置から前記車載電子制御装置へのデータ転送時に発生した誤り、又は前記他の電子制御装置が前記第1通信データを送信する前に前記制御用データに発生した誤りを検出したとき、前記車載電子制御装置及び前記他の電子制御装置の両方の交換を要求する交換要求信号を出力する
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載電子制御装置を搭載した燃料電池車両。
JP2008144416A 2008-06-02 2008-06-02 車載電子制御装置及び燃料電池車両 Expired - Fee Related JP5094565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144416A JP5094565B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 車載電子制御装置及び燃料電池車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144416A JP5094565B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 車載電子制御装置及び燃料電池車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009286380A true JP2009286380A (ja) 2009-12-10
JP5094565B2 JP5094565B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41456005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144416A Expired - Fee Related JP5094565B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 車載電子制御装置及び燃料電池車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5094565B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039552A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fujitsu Advanced Engineering Ltd エラーチェック回路及びエラーチェック方法
CN111976619A (zh) * 2020-07-28 2020-11-24 浙江飞碟汽车制造有限公司 一种集成式控制系统
CN112078518A (zh) * 2020-09-08 2020-12-15 中国联合网络通信集团有限公司 整车控制系统
KR102360330B1 (ko) * 2020-12-15 2022-02-08 현대오토에버 주식회사 차량의 통합제어유닛 구현 방법 및 그 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105676695A (zh) * 2016-01-19 2016-06-15 江苏小牛电动科技有限公司 一种基于电动车中控系统的数据传输系统和方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01248843A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Toshiba Corp データ伝送方式
JPH02305037A (ja) * 1989-05-18 1990-12-18 Toshiba Corp データ伝送システムの異常検出方式
JPH05224999A (ja) * 1991-03-15 1993-09-03 Olympus Optical Co Ltd 暴走処理装置
JPH0787099A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Toshiba Corp Atm網における誤り制御方法
JP2008028756A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Hitachi Ltd 遠隔監視システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01248843A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Toshiba Corp データ伝送方式
JPH02305037A (ja) * 1989-05-18 1990-12-18 Toshiba Corp データ伝送システムの異常検出方式
JPH05224999A (ja) * 1991-03-15 1993-09-03 Olympus Optical Co Ltd 暴走処理装置
JPH0787099A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Toshiba Corp Atm網における誤り制御方法
JP2008028756A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Hitachi Ltd 遠隔監視システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039552A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fujitsu Advanced Engineering Ltd エラーチェック回路及びエラーチェック方法
CN111976619A (zh) * 2020-07-28 2020-11-24 浙江飞碟汽车制造有限公司 一种集成式控制系统
CN112078518A (zh) * 2020-09-08 2020-12-15 中国联合网络通信集团有限公司 整车控制系统
KR102360330B1 (ko) * 2020-12-15 2022-02-08 현대오토에버 주식회사 차량의 통합제어유닛 구현 방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5094565B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10793020B2 (en) Fuel cell vehicle system and method of controlling the same
US9434330B2 (en) Method for controlling vehicle driving
JP4222337B2 (ja) 複数の電源を備えた電源システム及びそれを備えた車両
US9242573B2 (en) System and method for controlling air supply of fuel cell vehicle
US20130221920A1 (en) Charging apparatus for vehicle
JP5094565B2 (ja) 車載電子制御装置及び燃料電池車両
CN103863138A (zh) 补偿燃料电池车电动机速度的装置和方法
JP2014520498A (ja) 二次電池、それを用いたマルチパック並列構造の情報交換のための二次電池管理システム及び方法
US9919604B2 (en) Power net system of fuel cell vehicle and method for controlling the same
JP2016096051A (ja) 燃料電池システムおよびエアコンプレッサの回転数制御方法
JP2014118072A (ja) 車両制御システム
US20230006453A1 (en) Power storage device, vehicle, power storage device control method, and program
JP2008199802A (ja) 電力供給システム
US20160009195A1 (en) Electric power system
WO2020151442A1 (zh) 甲醇重整燃料电池充电方法、系统、设备及存储介质
KR20170096409A (ko) 연료 전지 차량용 고전압 배터리의 출력 제어 방법 및 장치
CN107492919A (zh) 电力系统及其控制方法
JP5633458B2 (ja) 燃料電池システム
JP5125301B2 (ja) 燃料電池システム
JP5504306B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
CN111674265A (zh) 一种电动自动驾驶汽车制动能量监控装置及方法
JP5113635B2 (ja) 燃料電池システム
JP2017191701A (ja) 燃料電池車両の制御装置
JP3824896B2 (ja) 燃料電池自動車
JP5428526B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101125

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees