JP2009286283A - 自動車のフード構造 - Google Patents

自動車のフード構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009286283A
JP2009286283A JP2008141386A JP2008141386A JP2009286283A JP 2009286283 A JP2009286283 A JP 2009286283A JP 2008141386 A JP2008141386 A JP 2008141386A JP 2008141386 A JP2008141386 A JP 2008141386A JP 2009286283 A JP2009286283 A JP 2009286283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
reinforcement
dent
flat
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008141386A
Other languages
English (en)
Inventor
Min Ji
ミン ジ
Ryosuke Suzuki
亮介 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP2008141386A priority Critical patent/JP2009286283A/ja
Publication of JP2009286283A publication Critical patent/JP2009286283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】フードの耐デント性能を保持しつつ、歩行者の頭部による衝撃エネルギーの吸収性をより高めて頭部傷害値(HIC)を低減させる。
【解決手段】デントリンフォースメント14に形成される横方向ビード140の平坦部140aと、ロックリンフォースメント12の平端部120aとが面接触で接合されるように設ける。また、横方向ビード140の前方側傾斜部140bから谷折り曲げ部140dを経由して平坦部140aへの第1の稜線L1と、ロックリンフォースメント12の傾斜壁部120cから折り曲げ部120eを経由して平端部120aへの第2の稜線L2とを、初期形状で当接しない離間した位置に設ける。さらに、デントリンフォースメント14から横方向ビード140の山折り曲げ部140cを経由して前方側傾斜部140bへの第3の稜線L3と、歩行者の頭部による打撃点とを、近接した位置に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のフード構造に係り、歩行者による自動車への衝突時における人体への保護性能を高めるにあたって、特に、歩行者の頭部への保護性能を高めたフード構造に関する。
従来から、歩行者による自動車への衝突時における人体への保護性能を高めたフード構造の一例として、フードに対して斜め上方から一定以上の外力が加えられたとき、ロックリンフォースメントを変形させて衝撃エネルギーを吸収することができる自動車のフード構造(以下、第1の従来例による自動車のフード構造という。)が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
第1の従来例による自動車のフード構造は、図4の概略断面図に示され、フード501を形成するアウターパネル510及びインナーパネル511の両パネル間に設けられた内部空間S501における当該フードの前方領域には、車体にフード501をロックさせるロック機構(ロックストライカ機構と同意。)513を支持するためのロックリンフォースメント512が配設されている。
また、インナーパネル511の外壁面側の下方領域には、通常、エンジンルーム等の堅牢の構造物(図示せず。)が配設されている。なお、図4において、矢印Frは、車体の前方向を示し、矢印Upは、車体の上方向を示しており、この前方向及び上方向とフード501の前方向及び上方向とはそれぞれ同一である。
この第1の従来例による自動車のフード構造において、フード501の外側面を形成するアウターパネル510の外壁面上の打撃点P501に対して歩行者の頭部X501が斜め上方から衝突すると、その衝撃力(荷重衝撃力)F501がアウターパネル510を経由してロックリンフォースメント512に伝達される。
ここで、ロックリンフォースメント512は、その形状として、フード501の前後方向の長さの中間程度の位置に折り曲げ部512bが形成されているため、前述の打撃点P501に衝撃力F501が加わったとき、図4に破線で示すように、折り曲げ部512bの作用によって傾斜壁部512aが下方へさらに屈曲されることになる。
このように、第1の従来例による自動車のフード構造においては、歩行者の頭部X501による衝撃エネルギーを、ロックリンフォースメント512にて吸収することができる。
また、第1の従来例による自動車のフード構造においては、衝撃エネルギーの吸収性を高めるにあたって、衝撃の初期段階からロックリンフォースメント512をインナーパネル511に当接させることが望ましく、これを実現するためには、別途の構造物(図示せず。)を内部空間S501の所定の位置に配設することが考えられる。しかしながら、別途に配設する構造物の影響により、歩行者の頭部X501による内部空間S501への移動距離が短くなるため、衝撃エネルギーを大きく吸収できない虞があった。
さらに、第1の従来例による自動車のフード構造においては、フード501の開閉時における凹み(デント)の発生を防止する耐デント性能を強化するための機構が何ら備えられておらず、この耐デント性能が低下する虞があった。
そこで、前述の第1の従来例による自動車のフード構造とは異なり、耐デント性能を強化するための機構を備えた2種のフード構造(以下、第2、第3の各従来例による自動車のフード構造という。)が提案されている。
第2の従来例による自動車のフード構造は、歩行者の頭部X601が非衝突時とされる初期形状として図5(A)の概略断面図に示され、フード601を形成するアウターパネル610及びインナーパネル611の両パネル間に設けられた内部空間S601における当該フードの前方領域には、車体にフード601をロックさせるロック機構613を支持するためのロックリンフォースメント612が配設されている。このロックリンフォースメント612は、フード601の前後方向の長さの中間程度の位置に折り曲げ部612bが形成されており、折り曲げ部612bの作用によって下方へ屈曲される傾斜壁部612aを経由して、アウターパネル610の内壁面に沿って当接するように接合され、フード601の後方領域へと延び、その後端部は、インナーパネル611の内壁面に沿って当接するように接合されている。
また、アウターパネル610の下方内側には、フード601の開閉時における凹みの発生を防止する耐デント性能を強化するためのデントリンフォースメント614が当該アウターパネルの内壁面に沿って当接するように接合されている。このデントリンフォースメント614は、フード601の上下方向への剛性を確保するため、その後端部がロックリンフォースメント612と接合、例えば、点接触によるスポット溶接加工で接合されており、この中央部は、閉断面の形状で形成されている。
さらに、インナーパネル611の外壁面側の下方領域には、通常、エンジンルーム等の堅牢の構造物(図示せず。)が配設されている。なお、図5(A)において、矢印Frは、車体の前方向を示し、矢印Upは、車体の上方向を示しており、この前方向及び上方向とフード601の前方向及び上方向とはそれぞれ同一である。
この第2の従来例による自動車のフード構造においては、フード601の外側面を形成するアウターパネル610の外壁面上の打撃点P601に対して歩行者の頭部X601が斜め上方から衝突すると、同5(A)に示すように初期形状から最大変形へと遷移し、その衝撃力F601がアウターパネル610を経由してデントリンフォースメント614に伝達され、歩行者の頭部X601による衝撃エネルギーを、デントリンフォースメント614にて吸収することができる。
一方、第3の従来例による自動車のフード構造は、図6の概略断面図に示され、フード701を形成するアウターパネル710及びインナーパネル711の両パネル間に設けられた内部空間S701における当該フードの前方領域には、車体にフード701をロックさせるロック機構713を支持するためのロックリンフォースメント712が配設されており、このロックリンフォースメント712は、インナーパネル711の内壁面に沿って当接するように接合され、フード701の後方領域へと延びている。
また、アウターパネル710の下方内側には、フード701の開閉時における凹みの発生を防止する耐デント性能を強化するためのデントリンフォースメント714が当該アウターパネルの内壁面に沿って当接するように接合されている。
さらに、インナーパネル611の外壁面側の下方領域には、通常、エンジンルーム等の堅牢の構造物(図示せず。)が配設されている。なお、図6において、矢印Frは、車体の前方向を示し、矢印Upは、車体の上方向を示しており、この前方向及び上方向とフード701の前方向及び上方向とはそれぞれ同一である。
この第3の従来例による自動車のフード構造においては、フード701の外側面を形成するアウターパネル710の外壁面上の打撃点P701に対して歩行者の頭部X701が斜め上方から衝突すると、前述の第2の従来例による自動車のフード構造と同様、その衝撃力F701がアウターパネル710を経由してデントリンフォースメント714に伝達され、歩行者の頭部X701による衝撃エネルギーを、デントリンフォースメント714にて吸収することができる。
特開2004−50909号公報
第2の従来例による自動車のフード構造において、図5(A)に示すアウターパネル610及びデントリンフォースメント614はそれぞれ、軽量化を図るために通常、板厚及び材質が最適化されており、ゆえに、フード601の耐デント性能を十分に確保することができる。
しかしながら、特に、フード601の上下方向における内部空間S601を十分に確保するにあたって、ロックリンフォースメント612の一部に形成される図5(A)に示す傾斜壁部612aの壁線長を長くすると、デントリンフォースメント614は、その後端部がロックリンフォースメント612と点接触により接合されていることに加え、ロックリンフォースメント612が通常、デントリンフォースメント614と比較して厚板で高い剛性を有していることから、同図に示すように、折り曲げ部612bの作用によっても下方へ大きく屈曲せずに、過大な衝撃力F601が発生した場合、衝撃エネルギーを効果的かつ確実に吸収できない虞があった。
また、第2の従来例による自動車のフード構造においては、歩行者の頭部X601による打撃点が、前述の打撃点P601から図5(B)の概略断面図に示すように、例えば、フード601を形成するアウターパネル610の外壁面上で前方側の打撃点P602に移動したと仮定すると、ロックリンフォースメント612の一部に形成された傾斜壁部612aと、デントリンフォースメント614及びロックリンフォースメント612の点接触による接合部(点接合部)との距離が離間しているため、打撃点P601への衝突に伴うフード601の下方への伝達力量(伝達エネルギー)と比較して、フード601の後方への伝達力量が大きくなることから、折り曲げ部612bの作用によっても傾斜壁部612aが下方へ大きく屈曲せずに、衝撃エネルギーを効果的かつ確実に吸収できない虞があった。
さらに、第3の従来例による自動車のフード構造において、図6に示すアウターパネル710及びデントリンフォースメント714はそれぞれ、前述の第2の従来例による自動車のフード構造と同様、軽量化を図るために通常、板厚及び材質が最適化されており、ゆえに、フード701の耐デント性能を十分に確保することができる。
しかしながら、図6に示すように、インナーパネル711及びデントリンフォースメント714が全く連結しない構造であることから、デントリンフォースメント714の一部が、(ロックリンフォースメント712が接合された)インナーパネル711に当接するまでの間、歩行者の頭部X701による衝撃エネルギーが何ら吸収されないことになる。これにより、歩行者の頭部による減速度(衝撃方向減速度)と移動距離との関係を表す図3のグラフに破線で示すように、歩行者の頭部X701が低速となる虞があった。
このように、第3の従来例による自動車のフード構造においては、歩行者の頭部X701が、低速の保持された状態で衝撃方向に移動するため、インナーパネル711の外壁面側の下方領域に配設される例えば、エンジンルーム等の堅牢の構造物(図示せず。)に衝撃力F701が伝達されると、図3に破線で示すような底付きの衝撃となり静閉力が低下するばかりでなく、頭部X701の減速度が大幅に増大して頭部傷害値(HIC:Head Injury Criteria)も大きくなる虞があった。
なお、第1乃至第3の各従来例の自動車のフード構造においては、図4、図5(A)、(B)及び図6にそれぞれ示すように、フード501、601、701の上下方向における内部空間S501、S601、S701を十分に確保するにあたって、ロックリンフォースメント512、612、712を不備とする構造が考えられる。
しかしながら、この構造によれば、ロック機構513、613、713への衝撃力F501、F601、F701の伝達経路を確保することができず、フード501、601、701の閉まり性が低下する虞があった。
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、フードの耐デント性能を保持しつつ、歩行者の頭部による衝撃エネルギーの吸収性をより高めて頭部傷害値(HIC)を低減させることができる自動車のフード構造を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である自動車のフード構造は、フードの外側面に配設されるアウターパネルと、アウターパネルの下方内側に配設され当該アウターパネルと接合してフードを形成するためのインナーパネルとを備える当該フード構造であり、車体にフードをロックさせるロック機構を支持するためのロックリンフォースメントと、フードの耐デント性能を強化するためのデントリンフォースメントとを、アウターパネル及びインナーパネルの両パネル間に設けられる内部空間に配設している。デントリンフォースメントは、車幅方向に延びる横方向ビードを備えている。ロックリンフォースメントは、横方向ビードの下方面側が面接触で接合される面接合部を構成しフードの前後方向に延びる略平面状の平端部を備えているものである。
このように、第1の態様である自動車のフード構造によれば、フードを形成するアウターパネルの外壁面上に対して歩行者の頭部が斜め上方から衝突すると、その衝撃力は、デントリンフォースメントに形成される横方向ビードを座屈変形させるように作用し、この作用に連動して、横方向ビードに面接触で接合されるロックリンフォースメントに形成された平端部に伝達することができる。これにより、過大な衝撃力が発生した場合であっても、その衝撃エネルギーを、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えた状態で効果的かつ確実に吸収できることになる。
また、本発明の第2の態様である自動車のフード構造は、本発明の第1の態様において、横方向ビードは、ロックリンフォースメントの平端部に面接触で接合される面接合部を構成しフードの前後方向に延びる略平面状の平坦部と、面接合部よりフードの前方領域において平坦部に向かって斜め下方に折り曲げられて延びる前方側傾斜部と、アウターパネルの内壁面に沿って配設されるデントリンフォースメントから前方側傾斜部への山折り曲げ部と、前方側傾斜部から平坦部への谷折り曲げ部とを備えているものである。ロックリンフォースメントは、フードの後方領域へ平端部に向かって斜め上方に折り曲げられて延びる傾斜壁部と、傾斜壁部から平端部への折り曲げ部とを備えているものである。横方向ビードの前方側傾斜部から谷折り曲げ部を経由して平坦部への第1の稜線と、ロックリンフォースメントの傾斜壁部から折り曲げ部を経由して平端部への第2の稜線とが、初期形状で当接しない離間した位置に設けられるものである。
このように、第2の態様である自動車のフード構造によれば、フードを形成するアウターパネルの外壁面上に対して歩行者の頭部が斜め上方から衝突すると、その衝撃力は、デントリンフォースメントに形成される横方向ビードを座屈変形させるように作用し、この作用に連動して、横方向ビードの平坦部に平端部が面接触で接合されるロックリンフォースメントの縦斜壁部を下方へ大きな変位量で屈曲させることができる。これにより、過大な衝撃力が発生した場合であっても、その衝撃エネルギーを、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えた状態で効果的かつ確実に吸収できることになる。
また、本発明の第3の態様である自動車のフード構造は、本発明の第2の態様において、面接合部よりフードの前方領域においてデントリンフォースメントから横方向ビードの山折り曲げ部を経由して前方側傾斜部への第3の稜線を備えている。第3の稜線は、道路運送車両法の保安基準第18条5項による歩行者頭部保護基準に基づく斜め上方衝突試験に使用する頭部インパクタの打撃点に近接した位置に設けられるものである。
このように、第3の態様である自動車のフード構造によれば、自動車事故の実態を分析して反映される歩行者の頭部による斜め上方衝突試験に対応させることができる。
また、本発明の第4の態様である自動車のフード構造は、本発明の第2の態様又は第3の態様において、横方向ビードは、面接合部よりフードの後方領域において平坦部から斜め上方に折り曲げられて延びる後方側傾斜部を備えている。デントリンフォースメントは、横方向ビードの後方側傾斜部からフードの後方領域へ向かって延びインナーパネルに接合されるものである。
このように、第4の態様である自動車のフード構造によれば、フードを形成するアウターパネルの外壁面上に対して歩行者の頭部が斜め上方から衝突したとき、横方向ビードを座屈変形させるように作用する衝撃エネルギーを、フードの後方領域においてインナーパネルに接合されるように延びるデントリンフォースメントを経由して伝達させることができる。これにより、過大な衝撃力が発生した場合であっても、その衝撃エネルギーを、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えた状態で効果的かつ確実に吸収できることになる。
また、本発明の第5の態様である自動車のフード構造は、本発明の第1の態様乃至第4の各態様のうち何れか1の態様において、横方向ビードは、デントリンフォースメントの一部として形成されるものである。
このように、第5の態様である自動車のフード構造によれば、デントリンフォースメントの成形時において、その一部を横方向ビードとして形成することができる。これにより、工程数や部品数を増やすことなく、横方向ビードの形成が可能となり作業効率が高められる。
また、本発明の第6の態様である自動車のフード構造は、本発明の第1の態様乃至第5の各態様のうち何れか1の態様において、デントリンフォースメントは、ロックリンフォースメントよりも低い剛性を有するものである。
このように、第6の態様である自動車のフード構造によれば、ロックリンフォースメントよりも低い剛性のデントリンフォースメントを使用して衝撃エネルギーを吸収させることができる。これにより、過大な衝撃力が発生した場合であっても、その衝撃エネルギーを、衝撃の初期段階から効果的かつ確実に吸収できることになる。
本発明の自動車のフード構造によれば、自動車事故の実態を分析して反映される歩行者の頭部による斜め上方衝突試験、例えば、自動車アセスメント(J−NCAP:Japan-New Car Assessment Program、Euro−NCAP:Euro-New Car Assessment Program)による歩行者頭部保護性能テストに対応させることができるばかりでなく、フードの耐デント性能を保持し、衝撃力によるロック機構への伝達経路を確保した状態で、歩行者の頭部による衝撃エネルギーの吸収を、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えた状態で効果的かつ確実に行うことができる。これにより、歩行者の頭部が大きく減速し、頭部に受ける衝撃損傷が効果的に低減されることから、頭部の保護機能が高められて歩行者の安全性が向上することになる。
以下、本発明による自動車のフード構造を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1(A)は、本発明の実施例によるフード構造を有する自動車の概略側面図である。また、図1(B)は、図1(A)に示す自動車を、車体の前後方向であるA−A面で切断したときの概略断面図であり、歩行者の頭部X1が非衝突時とされる初期形状及び衝突時における最大変形をそれぞれ示している。なお、前述の各図のみならず後述するその他の参照図において、図中の矢印Frは、車体の前方向を示し、矢印Upは、車体の上方向を示しており、この前方向及び上方向とフード1の前方向及び上方向とはそれぞれ同一である。
図1(B)に示すフード構造は、フード1の外側面に配設されるアウターパネル10と、アウターパネル10の下方内側に配設され、例えば、周緑でスポット溶接加工により当該アウターパネルと互いに接合(ヘミング接合)され内部空間S1を形成するためのインナーパネル11と、前述の内部空間S1におけるフード1の前方領域に配設され、車体にフード1をロックさせるロック機構13を支持し、その強度及び剛性をそれぞれ強化するためのロックリンフォースメント12と、アウターパネル10の下方内側に配設され、フード1の開閉時における当該フードの耐デント性能を強化するためのデントリンフォースメント14とを備えている。
ここで、デントリンフォースメント14は、ロックリンフォースメント12の板厚、例えば、2.0mmと比較して、薄型の板材、例えば、板厚が0.8mmの鋼板で形成されており、このデントリンフォースメント14は、ロックリンフォースメント12が有する機能として、前述のようなロック機構13の支持が不要とされ、ゆえに、デントリンフォースメント14が有する剛性値は、ロックリンフォースメント12が有する剛性値と比較して低く設定されている。
図1(B)に示すインナーパネル11は、フード1の前方領域において内部空間S1が十分に確保されるように当該フードの前後方向へ略水平方向に延びており、また、ロック機構13の支持位置より後方で上方に折り曲げられ、フード1の後方領域へ斜め上方に延びている。
また、図1(B)に示すデントリンフォースメント14は、フード1の前方領域において、ほぼアウターパネル10の内壁面に沿って当接するように配設されており、アウターパネル10の内壁面に対して、例えば、接着剤により接合されている。
このデントリンフォースメント14は、その形状として、フード1の外側面を形成するアウターパネル10の外壁面上に対して歩行者の頭部X1が衝突する打撃領域に対応し、衝撃の初期段階における頭部X1の減速度を大きくし衝撃エネルギーを効果的かつ確実に吸収させるため、図2(A)の要部拡大図に示すように、フード1の車幅方向Wに延び、フード1の上下方向に屈曲した上部開放型のハット形状であり衝撃方向を深さ方向とする横方向ビード140が、デントリンフォースメント14の一部として形成されている。なお、横方向ビード140の形成手段としては、一例として、デントリンフォースメント14を成形するにあたり、その一部について深絞り加工を行うことが好適とされ、この形成手段によれば、工程数や部品数を増やすことなく、横方向ビード140の形成が可能となり作業効率が高められることになる。
また、図1(B)に示すロックリンフォースメント12は、フード1の前方領域において、インナーパネル11の内壁面に沿って当接し、ロック機構13を支持するように配設されており、インナーパネル11の内壁面に対して、例えば、スポット溶接加工により接合されている。
このロックリンフォースメント12は、その形状として、図2(B)の要部拡大図に示すように、デントリンフォースメント14に形成される横方向ビード140の下方面(底面)と面接触で接合される図1(B)に示す面接合部15を構成し、フード1の前後方向に延びる略平面状の平端部120aと、ロック機構13の支持位置よりフード1の略水平方向に延びた部分が下端となり、ほぼ直角方向にフード1の上方向に立ち上げられた縦壁部120bと、縦壁部120bの上端からフード1の後方領域へ平端部120aに向かって斜め上方に折り曲げられて延びる傾斜壁部120cと、縦壁部120bの上端から傾斜壁部120cへの折り曲げ部(以下、第1の折り曲げ部という。)120dと、傾斜壁部120cから平坦部120aへの折り曲げ部(以下、第2の折り曲げ部という。)120eとが、ロックリンフォースメント12の一部として形成されている。
なお、図2(B)に示すロックリンフォースメント12において、傾斜壁部120cの傾斜角度と、第1、第2の各折り曲げ部120d、120eの弾性力とはそれぞれ、任意に設定して加工することができる。
また、デントリンフォースメント14に形成される横方向ビード140は、その形状として、図2(A)の要部拡大図に示すように、図1(B)に示す面接合部15を構成しフード1の前後方向に延びる略平面状の平坦部140aと、面接合部15よりフード1の前方領域において平坦部140aに向かって斜め下方に折り曲げられて延びる前方側傾斜部140bと、図1(B)に示すアウターパネル10の内壁面に沿って当接するように配設されるデントリンフォースメント14から前方側傾斜部140bへの前方側山折り曲げ部140cと、前方側傾斜部140bから平坦部140aへの前方側谷折り曲げ部140dと、図1(B)に示す面接合部15よりフード1の後方領域において平坦部140aから斜め上方に折り曲げられて延びる後方側傾斜部140eと、平坦部140aから後方側傾斜部140eへの後方側谷折り曲げ部140fと、後方側傾斜部140eから図1(B)に示すアウターパネル10の内壁面に沿って当接するように配設されるデントリンフォースメント14への後方側山折り曲げ部140gとを備えている。
なお、図2(A)に示す横方向ビード140において、前方側傾斜部140b及び後方側傾斜部140eの傾斜角度と、前方側山折り曲げ部140c、前方側谷折り曲げ部140d、後方側谷折り曲げ部140f及び後方側山折り曲げ部140gの弾性力とはそれぞれ、任意に設定して加工することができる。
また、図2(A)に示すデントリンフォースメント14は、横方向ビード140の後方側傾斜部140eから後方側山折り曲げ部140gを経由してフード1の後方領域へ向かって延びており、その後端部が図1(B)に示すように、インナーパネル11の内壁面に対して、例えば、スポット溶接加工により接合されている。
また、図1(B)に示す面接合部15よりフード1の前方領域において、図2(A)に示す横方向ビード140の前方側傾斜部140bから前方側谷折り曲げ部140dを経由して平坦部140aへの第1の稜線L1と、図2(B)に示すロックリンフォースメント12の傾斜壁部120cから第2の折り曲げ部120eを経由して平端部120aへの第2の稜線L2とは、図1(B)に示すように、初期形状で当接しない離間した位置に設けられている。
さらに、図1(B)に示す面接合部15よりフード1の前方領域において、デントリンフォースメント14から図2(A)に示す横方向ビード140の前方側山折り曲げ部140cを経由して前方側傾斜部140bへの第3の稜線L3は、道路運送車両法の保安基準第18条5項による歩行者頭部保護基準に基づく斜め上方衝突試験に使用する頭部インパクタ(詳述せず。)の打撃点に近接した位置、例えば、図1(A)及び図1(B)にそれぞれ示すように、車体の前後方向の軸を含む鉛直平面内において、車体の前部領域上面における任意の点と車体前端の鉛直かの接地平面上の点とを結ぶ線のうち、前部領域上面又はその上部を通る最も短い長さの所定の位置(WAD:Warp Around Distance、以下、打撃予測位置という。)に近接するように設けられている。
次に、前述のフード構造を有する自動車を用いて、国土交通省で公表した衝突条件による斜め上方衝突試験を行うにあたり、例えば、自動車アセスメント(J−NCAP、Euro−NCAP)による歩行者頭部保護性能テストにおいて、CAE(Computer Aided Engineering)でシミュレーションしたフード1の変形形態として、ここでは、フード1の外側面を形成するアウターパネル10の外壁面上の打撃予測位置であり、図1(A)及び図1(B)にそれぞれ示すように、地表面(基準平面)から1000mm(図中に「WAD1000」と示す。)の近傍の打撃点P1に対して歩行者の頭部X1が斜め上方から衝突したときのその作用・結果について説明する。
図1(B)に示すように、フード1の外側面を形成するアウターパネル10の外壁面上の打撃点P1の近傍に対して歩行者の頭部X1が斜め上方から衝突すると、その衝撃力F1は、アウターパネル10の内壁面に沿って当接するように配設されたデントリンフォースメント14に伝達される。
ここで、前述の打撃点P1は、図1(B)及び図2(A)にそれぞれ示す第3の稜線L3と近接した位置であり、デントリンフォースメント14の一部に形成された横方向ビード140がロックリンフォースメント12の剛性よりも低く、その形状として応力の集中を受け易いことに加え、当該横方向ビードの形状が潰れ易い方向に形成されているため、衝撃力F1は、図1(B)に示すように初期形状から最大変形へ遷移させるように作用し、図2(A)に示す横方向ビード140の前方側傾斜部140bを、前方側山折り曲げ部140c及び前方側谷折り曲げ部140dのそれぞれ作用によって下方へ大きく屈曲させることができ、ゆえに、横方向ビード140に大きな座屈変形が生じることになる。
また、図2(A)に示す横方向ビード140に大きな座屈変形が生じると、この作用に連動して、衝撃力F1は、図1(B)に示すように、面接合部15を構成し当該横方向ビードの平坦部140aと面接触で接合される図2(B)に示すロックリンフォースメント12の平端部120aを、第2の折り曲げ部120eの作用によって下方へ大きく屈曲させることができるばかりでなく、初期形状で予め離間されている第1、第2の各稜線L1、L2のうち、第1の稜線L1が衝撃方向に移動して第2の稜線L2に当接するように、傾斜壁部120cが第1の折り曲げ部120dの作用によって下方へさらに大きく屈曲されることになる。
ここで、図1(B)に示す面接合部15の断面積、すなわち、図2(A)に示す横方向ビード140の平坦部140aと図2(B)に示すロックリンフォースメント12の平端部120aとの接合面積を大きくすることに比例して、傾斜壁部120cの変位量(屈曲変位量)も大きくなる。これにより、傾斜壁部120cの壁線長を長くすることが可能となり、フード1の上下方向における内部空間S1を十分に確保することができる。
さらに、前述のように、図2(A)に示す横方向ビード140に大きな座屈変形が生じると、この作用に連動して、衝撃力F1は、図1(B)に示す面接合部15を構成する当該横方向ビードの平坦部140aから後方側谷折り曲げ部140f、後方側傾斜部140e、後方側山折り曲げ部140g、フード1の後方領域においてほぼアウターパネル10の内壁面に沿って当接するように配設された当該デントリンフォースメントを経由してインナーパネル11に伝達されるものの、このデントリンフォースメント14及びインナーパネル11の接合部がフード1の後方領域であることに加え、ロックリンフォースメント12を経由してロック機構13への衝撃エネルギーの伝達経路が予め確保されているため、通常、インナーパネル11の外壁面側の下方領域に配設される例えば、エンジンルーム等の堅牢の構造物(図示せず。)への底付きが発生することはなく、フード1の高い静閉力が保持されることになる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例による自動車のフード構造において、歩行者の頭部X1による衝撃エネルギーは、少なくとも、デントリンフォースメント14に形成された図2(A)に示す横方向ビード140による大きな座屈変形と、図2(B)に示すロックリンフォースメント12の傾斜壁部120cの下方への大きな屈曲とにより、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えた状態で効果的かつ確実に吸収されることになるため、図3のグラフに実線で示すように、(前述の第3の従来例による自動車のフード構造と比較して)歩行者の頭部X1が大きく減速し、この頭部X1の移動距離も増加して長くなる。
これにより、自動車事故の実態を分析して反映される歩行者の頭部による斜め上方衝突試験、例えば、自動車アセスメント(J−NCAP、Euro−NCAP)による歩行者頭部保護性能テストに対応させることができるばかりでなく、フード1の耐デント性能を保持し、衝撃力F1によるロック機構13への伝達経路を確保した状態で、歩行者の頭部X1による衝撃エネルギーの吸収を、衝撃の初期段階から伝達損失を低く抑えてより効果的かつ確実に行うことができることから、歩行者の頭部X1が大きく減速し、頭部X1に受ける衝撃損傷が効果的に低減され、頭部X1の保護機能が高められて歩行者の安全性が向上することになる。
なお、本発明による自動車のフード構造においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のフード構造であっても採用できるということはいうまでもないことである。
前述までの実施例によれば、横方向ビード140を、デントリンフォースメント14の一部として形成する態様を適用したが、この態様に限定されるものではない。横方向ビード140を、デントリンフォースメント14とは別体で形成し、例えば、スポット溶接加工によりデントリンフォース14に接合させることもできる。
また、前述までの実施例によるフード構造は、本発明の効果を奏する限り、セダンタイプ、SUVタイプ、ワンボックスタイプのように、車体の中心面での寸法が異なる多様な自動車に適用することができる。
図1(A)は、本発明の実施例によるフード構造を有する自動車を示す概略側面図である。また、図1(B)は、図1(A)に示す自動車を、車体の前後方向であるA−A面で切断したときの概略断面図であり、歩行者の頭部が非衝突時とされる初期形状及び衝突時における最大変形をそれぞれ示している。 図2(A)は、本発明の実施例による自動車のフード構造において、デントリンフォースメントに形成される横方向ビードを示す要部拡大図である。また、図2(B)は、本発明の実施例による自動車のフード構造において、ロックリンフォースメントの一部を示す要部拡大図である。 図3は、本発明の実施例による自動車のフード構造及び第3の従来例による自動車のフード構造のそれぞれの作用・結果として、歩行者の頭部による減速度(衝撃方向減速度)と移動距離との関係を表すグラフである。 図4は、第1の従来例による自動車のフード構造を示す概略断面図である。 図5(A)は、第2の従来例による自動車のフード構造を示す概略断面図であり、歩行者の頭部が非衝突時とされる初期形状及び衝突時における最大変形をそれぞれ示している。また、図5(B)は、第2の従来例による自動車のフード構造を示す概略断面図であり、図5(A)とは異なる作用例を示すものである。 図6は、第3の従来例による自動車のフード構造を示す概略断面図である。
符号の説明
1……フード
10……アウターパネル
11……インナーパネル
12……ロックリンフォースメント
120a……平端部
120c……傾斜壁部
120e……第2の折り曲げ部(折り曲げ部)
13……ロック機構
14……デントリンフォースメント
140……横方向ビード
140a……平坦部
140b……前方側傾斜部
140c……前方側山折り曲げ部(山折り曲げ部)
140d……前方側谷折り曲げ部(谷折り曲げ部)
140e……後方側傾斜部
15……面接合部
S1……内部空間
L1、L2、L3……第1乃至第3の各稜線

Claims (6)

  1. フードの外側面に配設されるアウターパネルと、前記アウターパネルの下方内側に配設され当該アウターパネルと接合して前記フードを形成するためのインナーパネルとを備える自動車のフード構造であって、
    車体に前記フードをロックさせるロック機構を支持するためのロックリンフォースメントと、前記フードの耐デント性能を強化するためのデントリンフォースメントとを、前記アウターパネル及び前記インナーパネルの前記両パネル間に設けられる内部空間に配設し、
    前記デントリンフォースメントは、車幅方向に延びる横方向ビードを備え、
    前記ロックリンフォースメントは、前記横方向ビードの下方面側が面接触で接合される面接合部を構成し前記フードの前後方向に延びる略平面状の平端部を備えることを特徴とする自動車のフード構造。
  2. 前記横方向ビードは、前記ロックリンフォースメントの前記平端部に面接触で接合される前記面接合部を構成し前記フードの前後方向に延びる略平面状の平坦部と、前記面接合部より前記フードの前方領域において前記平坦部に向かって斜め下方に折り曲げられて延びる前方側傾斜部と、前記アウターパネルの内壁面に沿って配設される前記デントリンフォースメントから前記前方側傾斜部への山折り曲げ部と、前記前方側傾斜部から前記平坦部への谷折り曲げ部とを備え、
    前記ロックリンフォースメントは、前記フードの後方領域へ前記平端部に向かって斜め上方に折り曲げられて延びる傾斜壁部と、前記傾斜壁部から前記平端部への折り曲げ部とを備え、
    前記横方向ビードの前記前方側傾斜部から前記谷折り曲げ部を経由して前記平坦部への第1の稜線と、前記ロックリンフォースメントの前記傾斜壁部から前記折り曲げ部を経由して前記平端部への第2の稜線とが、初期形状で当接しない離間した位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の自動車のフード構造。
  3. 前記面接合部より前記フードの前方領域において前記デントリンフォースメントから前記横方向ビードの前記山折り曲げ部を経由して前記前方側傾斜部への第3の稜線を備え、
    前記第3の稜線は、道路運送車両法の保安基準第18条5項による歩行者頭部保護基準に基づく斜め上方衝突試験に使用する頭部インパクタの打撃点に近接した位置に設けられることを特徴とする請求項2記載の自動車のフード構造。
  4. 前記横方向ビードは、前記面接合部より前記フードの後方領域において前記平坦部から斜め上方に折り曲げられて延びる後方側傾斜部を備え、
    前記デントリンフォースメントは、前記横ビードの前記後方側傾斜部から前記フードの後方領域へ向かって延び前記インナーパネルに接合されることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の自動車のフード構造。
  5. 前記横方向ビードは、前記デントリンフォースメントの一部として形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項記載の自動車のフード構造。
  6. 前記デントリンフォースメントは、前記ロックリンフォースメントよりも低い剛性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか1項記載の自動車のフード構造。
JP2008141386A 2008-05-29 2008-05-29 自動車のフード構造 Pending JP2009286283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141386A JP2009286283A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 自動車のフード構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141386A JP2009286283A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 自動車のフード構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009286283A true JP2009286283A (ja) 2009-12-10

Family

ID=41455921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141386A Pending JP2009286283A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 自動車のフード構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009286283A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030693A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Kanto Auto Works Ltd 自動車のフード構造
JP2007069643A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Mazda Motor Corp 車両のフード構造
JP2007098963A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toyota Motor Corp フード構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030693A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Kanto Auto Works Ltd 自動車のフード構造
JP2007069643A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Mazda Motor Corp 車両のフード構造
JP2007098963A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toyota Motor Corp フード構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106541998B (zh) 车身构造
JP4407755B2 (ja) 車両用フード構造
US9868472B2 (en) Bonnet structure of automotive vehicle
JP4235842B2 (ja) 車両のフード装置
JP4286884B2 (ja) 自動車の車体構造
CN105339243B (zh) 车辆的车身前部结构
KR101376024B1 (ko) 차량용 후드
JP6718726B2 (ja) 車両用フード
JP2009006903A (ja) 自動車の車体構造
JP2017105427A (ja) 車両用フード
JP2007182162A (ja) 自動車の前部車体構造
JP6187423B2 (ja) 自動車のボンネット構造
CN109421821A (zh) 包括底盖加强构件的底盖组件
CN108725590A (zh) 前部车身增强结构
JP6164184B2 (ja) 自動車のボンネット構造
JP2016094107A (ja) 自動車のカウル構造
WO2020095756A1 (ja) フロアトンネル
JP4798485B2 (ja) 車両のフロントバンパー構造
JP4905675B2 (ja) 車両前部の車体構造
JP2007030778A (ja) クラッシュボックス
JP4958717B2 (ja) 車輌用フード及び車輌フード用補強材
US9580029B2 (en) Bumper assemblies including a bumper cover reinforcement and vehicles incorporating the same
JP2009286283A (ja) 自動車のフード構造
JP6187427B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP7332260B2 (ja) 車両構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20110420

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A02 Decision of refusal

Effective date: 20111018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02