JP2009285989A - ノズル回復方法及びインクジェット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル回復工程において、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出し、生産性の向上及び塗布工程での安定吐出を実現すること。
【解決手段】ノズル11dから吐出されるインク液滴11eの吐出速度を検出し、吐出速度が大きくなるに従ってノズル11dからのインク液滴の吐出周波数を上昇させたことにより、インク粘度に応じた吐出周波数を選択できるようになり(つまりインク粘度に追従した、インクを吐出可能な最も高い吐出周波数を選択できるようになり)、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズル回復方法及びインクジェット装置に関し、例えば有機EL(Electro Luminescence)パネルの発光層などの塗布工程に用いられるインクジェット装置のノズル回復技術に関する。
インクジェット装置は、ノズルからインクを吐出することで、対象物にインクを塗布する。インクジェット装置は、塗布工程において、単位時間当たりに滴下しようとする液滴数に応じた周波数で、インクジェットヘッド内の圧電素子(振動板)を振動させることで、インクジェットヘッド内のインクをノズル先端から吐出させる。この塗布工程における吐出周波数としては、例えば有機ELパネルの発光層を形成する場合には、30[kHz]以上の高い周波数が求められる。
ところで、ノズルからのインクの吐出を停止してから(つまり塗布工程を終了してから)、時間が経過するにつれてインクが乾燥していくので、ノズル近傍でのインクの粘度が高くなっていく。具体的には、外気に近いノズルの先端ほど、粘度が高くなる。
インクの粘度が高くなった場合に、塗布工程で行うような高い周波数で圧電素子を振動させると、インクを安定して吐出することが困難となる。
そこで従来、例えば特許文献1に記載されているように、塗布工程を開始する前に、粘度が高くなったインクを吐出して捨てる、ノズル回復工程(予備吐出動作)を行うことが提案されている。ノズル回復工程を行うことにより、続く塗布工程において、高い周波数でも安定して吐出動作を行うことができるようになる。
特許文献1では、予備吐出動作時に、塗布工程の吐出周波数よりも低い周波数で圧電素子(振動板)を駆動し、徐々に吐出周波数まで駆動周波数を上昇させることにより、ヘッドの特性を急速に立ち上げる技術が記載されている。
特開昭60−154075号公報
特許文献1に記載されているように、ノズル回復工程において、徐々に吐出周波数を上昇させれば、ノズルから粘度の高いインクを排出し易くなる。この結果、塗布工程に入る際に既に粘度の高いインクは排出されているので、塗布工程で高い吐出周波数でヘッドを駆動しても、インクを安定して吐出することができると考えられる。
因みに、特許文献1では、予め決められた時間が経過する毎に吐出周波数を上昇させる例が示されている。
ところで、ノズル回復工程における吐出周波数の上昇速度を遅くするほど、ノズルから粘度の高いインクを排出できる確率を高めることができるので、塗布工程時に高い吐出周波数で安定して吐出動作を行うことができる確率を高めることができる。しかしながら、ノズル回復工程における吐出周波数の上昇速度を遅くすると、当然、ノズル回復工程の期間が長くなるので、生産性向上の観点で好ましくない。
一方、これとは逆に、ノズル回復工程における吐出周波数の上昇速度を速くするほど、ノズル回復工程を短縮できるので生産性を向上させることができるが、粘度の高いインクを十分に排出できていない状態で塗布工程に入ってしまう確率が増加する。このような状態で塗布工程に入ると、インクを安定して吐出することが困難となる。
しかしながら、従来のノズル回復方法においては、短時間でかつ粘度の高いインクを確実に排出した状態で、塗布工程に入ることについては、十分な配慮がなされていなかった。従って、生産性及び塗布工程でのインクの安定吐出の点で未だ不十分な問題があった。
本発明は、かかる点を考慮してなされたものであり、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出し、生産性の向上及び塗布工程での安定吐出を実現できる、ノズル回復方法及びインクジェット装置を提供することを目的とする。
本発明のインクジェット装置のノズル回復方法の一つの態様は、ノズルから吐出されるインク液滴の吐出速度を検出する速度検出ステップと、前記吐出速度が大きくなるに従って、前記ノズルからの前記インク液滴の吐出周波数を上昇させる吐出周波数制御ステップと、を含む。
また、本発明のインクジェット装置の一つの態様は、インクジェットヘッドに設けられた圧力発生手段に駆動電圧を印加して圧力室内の圧力を変化させることにより、前記圧力室内に充填されたインクをノズルから吐出するインクジェット装置であって、ノズルから吐出されるインク液滴を撮影するモニタと、前記モニタにより得られた撮像画像に基づいて前記インク液滴の吐出速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段によって検出された前記吐出速度が大きくなるに従って、前記圧力発生手段に印加する前記駆動電圧の周波数を上昇させる駆動周波数制御部と、を具備する構成を採る。
この方法及び構成によれば、インク粘度と相関性のあるインクの吐出速度を検出し、インクの吐出速度が大きくなるに従って吐出周波数を上昇させたので、インク粘度に応じた吐出周波数を選択できるようになり(つまりインク粘度に追従した、インクを吐出可能な最も高い吐出周波数を選択できるようになり)、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるようになる。
また、本発明のインクジェット装置のノズル回復方法の一つの態様は、ノズルから吐出されるインク液滴の吐出角度のバラツキ角度を検出するバラツキ検出ステップと、前記吐出角度のバラツキ角度が小さくなるに従って、前記ノズルからの前記インク液滴の吐出周波数を上昇させる吐出周波数制御ステップと、を含む。
さらに、本発明のインクジェット装置の一つの態様は、インクジェットヘッドに設けられた圧力発生手段に駆動電圧を印加して圧力室内の圧力を変化させることにより、前記圧力室内に充填されたインクをノズルから吐出するインクジェット装置であって、ノズルから吐出されるインク液滴を撮影するモニタと、前記モニタにより得られた撮像画像に基づいて前記インク液滴のバラツキ角度を検出するバラツキ検出手段と、前記バラツキ検出手段によって検出された前記バラツキ角度が小さくなるに従って、前記圧力発生手段に印加する前記駆動電圧の周波数を上昇させる駆動周波数制御部と、を具備する構成を採る。
この方法及び構成によれば、インク粘度と相関性のあるインク液滴のバラツキ角度を検出し、当該バラツキ角度が小さくなるに従って吐出周波数を上昇させたので、インク粘度に応じた吐出周波数を選択できるようになり(つまりインク粘度に追従した、インクを吐出可能な最も高い吐出周波数を選択できるようになり)、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるようになる。
本発明によれば、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができ、この結果、生産性を向上及び塗布工程での安定吐出を実現できる。
以下の実施の形態では、一例として、本発明のノズル回復方法を、有機ELパネルの発光層の塗布工程に用いられるインクジェット装置に適用する場合について説明するが、本発明のノズル回復方法は、ノズルからインクを吐出するインクジェット装置に広く適用できるものであり、例えばプリンタの記録工程に用いられるインクジェット装置等にも適用できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態1>
(1)主要部構成
図1に、本発明のノズル回復方法を実現するインクジェット装置の主要部の構成を示す。
インクジェット装置10は、インクジェットヘッド11と、インクジェットヘッド11から吐出されたインク液滴11eを撮影するモニタ12と、インクジェットヘッド11に駆動電圧を供給することによりインク液滴11eの吐出動作を制御する制御部13と、を有する。
インクジェットヘッド11は、内部空間に、圧電素子(ピエゾ素子)11aを有する。圧電素子11aの下側には、インク11cが充填される圧力室11bが形成されている。圧力室11bは、ノズル11dを介して外部に連通されている。これにより、圧電素子11aが上下に振動されると、これによって生じる圧力によって圧力室11b内のインク11cがノズル11dから外部に吐出される。
なお、圧力室11b内には、図示しないインク補給部を介して、吐出された量のインクが補給されるようになっている。
制御部13は、速度検出部14と、駆動周波数制御部15と、スイッチ16と、電圧発生部17と、を有する。
速度検出部14は、モニタ12によって得られた撮像信号S1を入力する。速度検出部14は、撮像信号S1に基づいてインク液滴11eの速度を検出する。速度検出部14は、例えば図2に示すように、時点t1の液滴の画像と時点t2との液滴の画像とを用いて、時点t1から時点t2までに液滴が移動した距離Lを検出する。そして、速度検出部14は、速度vを、v=L/(t2−t1)により求める。速度検出部14は、液滴の速度情報S2を駆動周波数制御部15に送出する。なお、液滴11eの速度検出の方法は、図2に示したものに限らない。
駆動周波数制御部15は、ルックアップテーブル(LUT)を有する。LUTには、速度情報S2を読み出しアドレスとして、各読み出しアドレスに対応した周波数情報が格納されている。そして、駆動周波数制御部15は、速度情報S2に応じた周波数情報S3をLUTから読み出して出力する。
スイッチ16は、電圧発生部17によって発生された低電圧Vと高電圧Vとを入力する。また、スイッチ16は周波数情報S3を入力する。スイッチ16は、周波数情報S3をスイッチング周波数として、低電圧Vと高電圧Vとを交互に切り替えて出力することで、駆動電圧Vを形成する。駆動電圧Vは、圧電素子11aに供給される。これにより、圧電素子11aが周波数情報S3と同じ周波数で振動され、液滴11eが周波数情報S3と同じ周波数で吐出される。
(2)駆動周波数
次に、駆動周波数制御部15による駆動周波数の制御について詳述する。
図3Aに、有機ELパネル発光層形成に用いるインクの粘度と、その粘度のインクをノズル11dから吐出できる吐出可能周波数(つまり圧電素子11aの駆動周波数)との関係を示す。図から、インクの粘度が高くなるほど、吐出可能周波数が小さくなることが分かる。つまり、ノズル11dからインク液滴11eを吐出するためには、粘度が高いほど圧電素子11aの駆動周波数を小さくしなければならないことが分かる。なお、図中の直線よりも下側は吐出可能領域であり、上側は吐出不可能領域である。
図3Bに、インクの粘度と、ノズル11dから吐出されたインク液滴11eの速度との関係を示す。図から、インクの粘度が高くなるほど、液滴速度が小さくなることが分かる。
図4は、図3A及び図3Bの関係に基づいて作成した、液滴速度と吐出可能周波数との関係を示す。図4から、液滴速度が速くなるほど、吐出可能周波数が高くなることが分かる。つまり、液滴速度が速いほど、高い周波数でもノズル11dから液滴11eを吐出できることが分かる。なお、図4の直線よりも下側が吐出可能領域であり、上側が吐出不可能領域である。
ここで、図3Aの関係、図3Bの関係、及びそれらから作成する図4の関係は、インクジェット装置10のノズル11dの形状等に応じて、インクジェット装置毎に異なる。よって、本実施の形態では、予め、図3Aに示したような粘度と吐出可能周波との関係、及び図3Bに示したような粘度と液滴速度との関係を、実際の装置を用いて事前に測定しておき、その事前測定値から図4で示したような、液滴速度と吐出可能周波数との関係を求めるようになっている。
図4の液滴速度と吐出可能周波数との関係は、駆動周波数制御部15に設けられたLUTに予め格納される。
因みに、LUTに格納されるデータは、図4の直線上のデータであることが好ましいが、図4の直線よりも下側のデータであってもよい。これは、液滴速度に対して、図4の下側の周波数であれば、ノズル11dから液滴11eを吐出できるからである。ただし、格納する周波数が図4の直線に近いほど、短時間で吐出周波数を上昇させることができるので、ノズル回復工程を短縮でき、生産性を高めることができる。
(3)動作及び効果
次に、本実施の形態によるノズル回復工程について説明する。
インクジェット装置10は、塗布工程を終了してから時間が経過につれて、ノズル11d内及び圧力室11b内のインク粘度が高くなる。一般には、ノズル11dの先端ほど、粘度が高くなる。
そこで、インクジェット装置10は、塗布工程を停止した後に所定期間が経過した場合、ノズル回復工程を行った後に、再び塗布工程に移る。
インクジェット装置10は、ノズル回復工程を開始すると、駆動周波数制御部15が速度検出部14で求めた速度情報S2に応じた周波数情報S3を出力する。スイッチ16は、周波数情報S3をスイッチング周波数として、低電圧Vと高電圧Vとを交互に切り替えて出力することで、駆動電圧Vを形成する。
図5に、インク液滴11eの速度(図5B)と、駆動電圧波形(図5A)との関係の一例を示す。なお、図5では、駆動電圧Vの周波数を1[KHz]単位で上昇させる場合を例にとっているが、駆動周波数を上昇させる単位は1[KHz]に限らない。例えば駆動周波数が高くなるほど、駆動周波数を上昇させるステップを大きくしてもよい。また、図5では、駆動周波数を切り替える間隔t1〜t2、t2〜t3、t3〜t4、t4〜t5、t5〜t6、………を等しくしているが、駆動周波数を切り替える間隔(タイミング)はこれに限らない。
インクジェット装置10は、期間t1〜t2、t2〜t3、t3〜t4、t4〜t5、t5〜t6、………における、インク液滴11eの速度を検出し、その期間の速度が次の駆動周波数に上昇させてよい速度になったか否か判断する。そして、駆動周波数を上昇させてよい速度になった場合に、次の期間の駆動周波数を上昇させる。実際上、これらの判断は、駆動周波数制御部15におけるLUTの読み出し動作によって行われる。
具体的に説明する。先ず、インクジェット装置10は、時点t1で最も低い駆動周波数(図5Aの場合、1[KHz])で圧電素子11aを駆動することで、1[KHz]の吐出周波数でノズル11dから粘度の高いインクを吐出させる。次に、インクジェット装置10は、時点t2の直前の速度が駆動周波数を2[KHz]に上昇させてよい速度になったか否か判断する。図の例では、2[KHz]に上昇させてよい速度にならなかったので、期間t2〜t3での駆動周波数を1[KHz]に維持する。
次に、インクジェット装置10は、時点t3の直前の速度が駆動周波数を2[KHz]に上昇させてよい速度になったか否か判断する。図の例では、2[KHz]に上昇させてよい速度になったので、期間t3〜t4での駆動周波数を2[KHz]に上昇させる。
次に、インクジェット装置10は、時点t4の直前の速度が駆動周波数を3[KHz]に上昇させてよい速度になったか否か判断する。図の例では、3[KHz]に上昇させてよい速度にならなかったので、期間t4〜t5での駆動周波数を2[KHz]に維持する。
次に、インクジェット装置10は、時点t5の直前の速度が駆動周波数を3[KHz]に上昇させてよい速度になったか否か判断する。図の例では、3[KHz]に上昇させてよい速度になったので、期間t5〜t6での駆動周波数を3[KHz]に上昇させる。
インクジェット装置10は、このような動作を、駆動周波数が塗布工程での駆動周波数になるまで行う。例えば、塗布工程での駆動周波数が30[KHz]であった場合には駆動周波数が30[KHz]になるまで、塗布工程での駆動周波数が90[KHz]であった場合には駆動周波数が90[KHz]になるまで、上述したのと同様の動作を順次行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ノズル11dから吐出されるインク液滴11eの吐出速度を検出し、吐出速度が大きくなるに従ってノズル11dからのインク液滴の吐出周波数を上昇させたことにより、インク粘度に応じた吐出周波数を選択できるようになり(つまりインク粘度に追従した、インクを吐出可能な最も高い吐出周波数を選択できるようになり)、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるようになる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、ノズル回復工程において、吐出速度が大きくなるに従ってノズルからのインク液滴の吐出周波数(駆動電圧の周波数)を上昇させることに加えて、圧電素子に印加する駆動電圧を塗布工程での電圧よりも大きくすることを提示する。これにより、粘度の高いインクをより短時間で排出できるようになるので、ノズル回復工程の時間をより短縮できる。
また、本実施の形態では、圧電素子に印加する駆動電圧を、吐出周波数(駆動電圧の周波数)が上昇されるに従って小さくすることを提示する。これにより、圧電素子の劣化を防止しつつ、ノズル回復工程の時間をより短縮できる。
図1との対応部分に同一符号を付して示す図6に、本実施の形態のインクジェット装置20の構成を示す。以下の実施の形態では、圧電素子11aに印加する駆動電圧を、吐出周波数(駆動電圧の周波数)が上昇されるに従って小さくする形態について説明する。
本実施の形態のインクジェット装置20は、実施の形態1のインクジェット装置10(図1)と比較して、電圧発生部17に換えて可変電圧発生部21が設けられている。可変電圧発生部21は、周波数情報S3を入力し、これに応じた電圧を発生する。
図7に、インクジェット装置20によって形成される駆動電圧波形の一例を示す。図から、駆動電圧Vの周波数が上昇されるに従って駆動電圧Vが小さくされていることが分かる。なお、実際には、駆動電圧Vの周波数が上昇されるに従って低電圧Vと高電圧Vとの電圧の差が小さくされているが、圧電素子への駆動電圧とは、低電圧Vと高電圧Vとの電圧の差のことを意味するのが一般的なので、ここでは駆動電圧Vが小さくされていると表現する。
ノズル回復工程では、圧電素子11aに印加する電圧は大きい方が望ましい。何故なら、圧電素子11aに印加する電圧を大きくすれば、圧電素子11aの変形が大きくなるので、吐出される液滴11eの体積を大きくできるためである。
しかしながら、圧電素子11aに印加する電圧が大きいまま駆動周波数を上げると、圧電素子11aから発生する熱が十分に逃げなくなるので、圧電素子11aが劣化する場合がある。よって、図7のように、駆動周波数が上昇されるに従って駆動電圧を小さくすることで、圧電素子11aの劣化を防止しつつ、ノズル回復工程の時間を短縮できる。
因みに、ノズル回復工程において、塗布工程よりも大きな電圧を圧電素子に印加するにあたっては、以下のような条件を満たす電圧を選定すれとよい。
(i)圧電素子の耐電圧より小さいこと。(ii)印加した電圧による圧電素子の変形によって、圧電素子が振動板や電極から剥がれないこと(圧電素子の応力が、圧電素子と振動板、圧電素子と電極の密着力以内であること)。(iii)印加した電圧による熱で圧電素子が劣化しないこと。
<実施の形態3>
本実施の形態では、ノズル回復工程において、ノズルから吐出されるインク液滴の吐出角度のバラツキを検出し、吐出角度のバラツキが小さくなるに従ってノズルからのインク液滴の吐出周波数を上昇させる方法を提示する。
図1との対応部分に同一符号を付して示す図8に、本実施の形態のインクジェット装置の構成を示す。
本実施の形態のインクジェット装置30は、実施の形態1のインクジェット装置10(図1)と比較して、速度検出部14に換えてバラツキ角度検出部31が設けられていることと、駆動周波数制御部32の構成が異なる。バラツキ角度検出部31は、撮像信号S1に基づいてインク液滴11eのバラツキ角度を検出する。
図9を用いてバラツキ角度について説明する。このバラツキ角度とは、図中の一点鎖線で示す塗布工程時の吐出方向(理想的な吐出方向)に対する、ノズル回復工程時の吐出方向のズレ角のことを言う。インク液滴の粘度が高いほど、ノズル縁部への表面張力との相互作用が大きくなるので、バラツキ角度は大きくなる。例えば第1の粘度のインク液滴のバラツキ角度がθ1だとすると、それよりも粘度の高い第2の粘度のインク液滴のバラツキ角度はθ2(>θ1)となる。
バラツキ角度検出部31は、複数の液滴(例えば100個の液滴)のバラツキ角度を平均化して、それをバラツキ角度情報S11として駆動周波数制御部32に送出する。
駆動周波数制御部32は、ルックアップテーブル(LUT)を有する。LUTには、バラツキ角度情報S11を読み出しアドレスとして、各読み出しアドレスに対応した周波数情報S3が格納されている。そして、駆動周波数制御部32は、バラツキ角度情報S11に応じた周波数情報S3をLUTから読み出して出力する。
図10に、インクの粘度と、ノズル11dから吐出されたインク液滴11eのバラツキ角度との関係を示す。
図11は、図10及び図3Aの関係に基づいて作成した、バラツキ角度と吐出可能周波数との関係を示す。図11から、バラツキ角度が小さくなるほど、吐出可能周波数が高くなることが分かる。つまり、バラツキ角度が小さいほど、高い周波数でもノズル11dから液滴11eを吐出できることが分かる。なお、図中の直線よりも下側が吐出可能領域であり、上側が吐出不可能領域である。
ここで、図3Aの関係、図10の関係、及びそれらから作成する図11の関係は、インクジェット装置30のノズル11dの形状やノズル11dの表面処理等に応じて、インクジェット装置毎に異なる。よって、本実施の形態では、予め、図3Aに示したような粘度と吐出可能周波との関係、及び図10に示したような粘度とバラツキ角度との関係を、実際の装置を用いて事前に測定しておき、その事前測定値から図11で示したような、バラツキ角度と吐出可能周波数との関係を求めるようになっている。
図11のバラツキ角度と吐出可能周波数との関係は、駆動周波数制御部32に設けられたLUTに予め格納される。
因みに、LUTに格納されるデータは、図11の直線上のデータであることが好ましいが、図11の直線よりも下側のデータであってもよい。これは、バラツキ角度に対して、図11の下側の周波数であれば、ノズル11dから液滴11eを吐出できるからである。ただし、格納する周波数が図11の直線に近いほど、短時間で吐出周波数を上昇させることができるので、ノズル回復工程を短縮でき、生産性を高めることができる。
次に、本実施の形態のインクジェット装置30の動作について説明する。
図12に、インク液滴11eのバラツキ角度(図12B)と、駆動電圧波形(図12A)との関係の一例を示す。
インクジェット装置30は、期間t1〜t2、t2〜t3、t3〜t4、t4〜t5、t5〜t6、………における、インク液滴11eのバラツキ角度θを検出し、その期間のバラツキ角度が次の駆動周波数に上昇させてよい角度になったか否か判断し、駆動周波数を上昇させてよい角度になった場合に、次の期間の駆動周波数を上昇させる。実際上、これらの判断は、駆動周波数制御部32におけるLUTの読み出し動作によって行われる。
具体的に説明する。先ず、インクジェット装置30は、時点t1で最も低い駆動周波数(図12Aの場合、1[KHz])で圧電素子11aを駆動することで、1[KHz]の吐出周波数でノズル11dから粘度の高いインクを吐出させる。次に、インクジェット装置30は、時点t2の直前のバラツキ角度が駆動周波数を2[KHz]に上昇させてよい角度になったか否か判断する。図の例では、2[KHz]に上昇させてよい角度よりも大きかったので、期間t2〜t3での駆動周波数を1[KHz]に維持する。
次に、インクジェット装置30は、時点t3の直前のバラツキ角度が駆動周波数を2[KHz]に上昇させてよい角度になったか否か判断する。図の例では、2[KHz]に上昇させてよい角度になったので、期間t3〜t4での駆動周波数を2[KHz]に上昇させる。
インクジェット装置30は、このような動作を、駆動周波数が塗布工程での駆動周波数になるまで行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ノズル11dから吐出されるインク液滴11eのバラツキ角度を検出し、バラツキ角度が小さくなるに従ってノズル11dからのインク液滴11eの吐出周波数を上昇させたことにより、インク粘度に応じた吐出周波数を選択できるようになり(つまりインク粘度に追従した、インクを吐出可能な最も高い吐出周波数を選択できるようになり)、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるようになる。
なお、本実施の形態の方法及び構成は、実施の形態2で提示した、駆動電圧の大きさを制御する方法及び構成と組み合わせてもよい。
<他の実施の形態>
なお、上述した実施の形態1では、図3Aのインクの粘度と吐出可能周波数との関係、及び、図3Bのインクの粘度とインク液滴速度との関係を測定しておき、これらを用いて、図4の液滴速度と吐出可能周波数との関係を求めた場合について述べたが、液滴速度と吐出可能周波数との関係を直接測定により求めてもよい。
同様に、実施の形態3では、図3Aのインクの粘度と吐出可能周波数との関係、図10のインクの粘度とバラツキ角度との関係を測定しておき、これらを用いて、図11のバラツキ角度と吐出可能周波数との関係を求めた場合について述べたが、バラツキ角度と吐出可能周波数との関係を直接測定により求めてもよい。
また、上述した実施の形態では、圧力発生手段として圧電素子を用いた場合について述べたが、例えば静電アクチュエータ等の圧力発生手段を用いてもよい。要は、圧力発生手段は、圧力室内に充填されたインクに駆動信号に応じた圧力を与えてインクをノズルから吐出させることができるものであればよい。
本発明のノズル回復方法及びインクジェット装置は、短時間でかつ確実に粘度の高いインクを排出することができるといった効果を有し、有機ELパネルの発光層などの塗布工程に用いられるインクジェット装置や、プリンタの記録工程に用いられるインクジェット装置等に広く適用可能である。
本発明の実施の形態1に係るインクジェット装置の主要構成を示す図 インク液滴の速度検出の説明に供する図 図3Aはインクの粘度と吐出可能周波数との関係を示す図、図3Bはインクの粘度とインク液滴の速度との関係を示す図 液滴速度と吐出可能周波数との関係を示す図 実施の形態1における、インク液滴の速度(図5B)と駆動電圧波形(図5A)との関係の一例を示す図 実施の形態2のインクジェット装置の主要構成を示す図 実施の形態2における駆動電圧波形の一例を示す図 実施の形態3のインクジェット装置の主要構成を示す図 バラツキ角度の説明に供する図 インクの粘度とバラツキ角度との関係を示す図 バラツキ角度と吐出可能周波数との関係を示す図 実施の形態3における、インク液滴のバラツキ角度(図12B)と駆動電圧波形(図12A)との関係の一例を示す図
符号の説明
10、20、30 インクジェット装置
11 インクジェットヘッド
11a 圧電素子
11b 圧力室
11c インク
11d ノズル
11e インク液滴
12 モニタ
13 制御部
14 速度検出部
15、32 駆動周波数制御部
16 スイッチ
17 電圧発生部
21 可変電圧発生部
31 バラツキ角度検出部
S1 撮像信号
S2 速度情報
S3 周波数情報
駆動電圧

Claims (15)

  1. インクジェット装置のノズル回復方法であって、
    ノズルから吐出されるインク液滴の吐出速度を検出する速度検出ステップと、
    前記吐出速度が大きくなるに従って、前記ノズルからの前記インク液滴の吐出周波数を上昇させる吐出周波数制御ステップと、
    を含むノズル回復方法。
  2. 前記吐出周波数制御ステップでは、
    予め用意された、吐出速度と吐出可能周波数との関係を表すデータを用いて、前記吐出周波数を制御する、
    請求項1に記載のノズル回復方法。
  3. 前記吐出周波数制御ステップでは、
    前記インクジェット装置の圧力発生手段に印加する駆動電圧の周波数を、前記吐出速度が大きくなるに従って上昇させる、
    請求項1に記載のノズル回復方法。
  4. 前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、塗布工程において前記圧力発生手段に印加する駆動電圧よりも大きくする駆動電圧制御ステップを、さらに含む、
    請求項3に記載のノズル回復方法。
  5. 前記駆動電圧制御ステップでは、
    前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、前記吐出周波数が上昇されるに従って小さくする、
    請求項4に記載のノズル回復方法。
  6. インクジェット装置のノズル回復方法であって、
    ノズルから吐出されるインク液滴のバラツキ角度を検出するバラツキ検出ステップと、
    前記バラツキ角度が小さくなるに従って、前記ノズルからの前記インク液滴の吐出周波数を上昇させる吐出周波数制御ステップと、
    を含むノズル回復方法。
  7. 前記吐出周波数制御ステップでは、
    前記インクジェット装置の圧力発生手段に印加する駆動電圧の周波数を、前記バラツキ角度が小さくなるに従って上昇させる、
    請求項6に記載のノズル回復方法。
  8. 前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、塗布工程において前記圧力発生手段に印加する駆動電圧よりも大きくする駆動電圧制御ステップを、さらに含む、
    請求項7に記載のノズル回復方法。
  9. 前記駆動電圧制御ステップでは、
    前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、前記吐出周波数が上昇されるに従って小さくする、
    請求項8に記載のノズル回復方法。
  10. インクジェットヘッドに設けられた圧力発生手段に駆動電圧を印加して圧力室内の圧力を変化させることにより、前記圧力室内に充填されたインクをノズルから吐出するインクジェット装置であって、
    ノズルから吐出されるインク液滴を撮影するモニタと、
    前記モニタにより得られた撮像画像に基づいて前記インク液滴の吐出速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度検出手段によって検出された前記吐出速度が大きくなるに従って、前記圧力発生手段に印加する前記駆動電圧の周波数を上昇させる駆動周波数制御部と、
    を具備するインクジェット装置。
  11. 前記駆動周波数制御部は、吐出速度と吐出周波数との関係を表すルックアップテーブルを有する、
    請求項10に記載のインクジェット装置。
  12. 前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、前記駆動電圧の周波数が上昇されるに従って小さくする、
    請求項10に記載のインクジェット装置。
  13. インクジェットヘッドに設けられた圧力発生手段に駆動電圧を印加して圧力室内の圧力を変化させることにより、前記圧力室内に充填されたインクをノズルから吐出するインクジェット装置であって、
    ノズルから吐出されるインク液滴を撮影するモニタと、
    前記モニタにより得られた撮像画像に基づいて前記インク液滴のバラツキ角度を検出するバラツキ検出手段と、
    前記バラツキ検出手段によって検出された前記バラツキ角度が小さくなるに従って、前記圧力発生手段に印加する前記駆動電圧の周波数を上昇させる駆動周波数制御部と、
    を具備するインクジェット装置。
  14. 前記駆動周波数制御部は、バラツキ角度と吐出周波数との関係を表すルックアップテーブルを有する、
    請求項13に記載のインクジェット装置。
  15. 前記圧力発生手段に印加する駆動電圧を、前記駆動電圧の周波数が上昇されるに従って小さくする、
    請求項13に記載のインクジェット装置。
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