JP2009284255A - 端末装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、コンテンツの出力を適切に制御することによって、ユーザの構内での安全を確保するとともに、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】テレビ番組、動画、電子書籍などの各種コンテンツを出力する機能が搭載されている端末装置(携帯電話機1)において、ユーザの構内(駅構内、空港内、バスの中など)への入構状態を乗車券機能や位置情報取得などによって検出するとともに、ユーザの移動状態(停止状態、歩行状態、電車・飛行機・バス移動状態など)を検出するようにする。この端末装置において、入構状態の検出結果及び移動状態の検出結果に基づいて、コンテンツの出力を制御(出力、停止、一時停止、再開など)するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置、及びプログラムに関し、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、コンテンツの出力を適切に制御することによって、ユーザの構内での安全を確保するとともに、ユーザの利便性を向上させる技術に関する。
テレビ番組、動画、電子書籍などの各種コンテンツを出力する機能が搭載されている携帯電話などの端末装置がある。
端末装置のユーザが移動している状態(たとえば、歩行状態、自動車を運転している状態)で、コンテンツを出力すると、そのコンテンツの視聴にユーザが集中して周囲の確認をおろそかにしてしまい、危険な状況に陥る可能性がある。
それを防止する方法としては、ユーザが移動中であればコンテンツの出力を停止する方法がある。以下の特許文献1には、車の走行状態を判断し、走行中にテレビON操作がなされた場合や、テレビON中に走行状態になった場合には、テレビ映像表示をOFFする車載型放送受信装置が開示されている。
特開2004−180201号公報
しかしながら、移動している状態でのコンテンツの視聴が必ずしも危険であるとは限らない。たとえば、ユーザが駅の構内に入って電車に乗った場合には、移動している状態(電車が動いている状態)であっても、出力されているコンテンツを視聴することに危険はない。電車に限らず、バスや飛行機でも同様である。
ところが、前述の車載型放送受信装置のような表示制御を行う端末装置では、移動しているか否か(走行中であるか否か)のみに基づいて表示制御を行っているので、電車、バス、飛行機などの乗り物に乗っている場合であっても、コンテンツの出力を停止してしまい、ユーザがコンテンツを視聴できないという弊害がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、コンテンツの出力を適切に制御することによって、ユーザの構内での安全を確保するとともに、ユーザの利便性を向上させることが可能な端末装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明は、端末装置であって、コンテンツを出力する出力手段と、ユーザの構内への入構状態を検出する入構検出手段と、前記ユーザの移動状態を検出する移動検出手段と、前記入構検出手段による検出結果及び前記移動検出手段による検出結果に基づいて、前記出力手段によるコンテンツの出力を制御する出力制御手段と、を備えることとする。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが停止状態にあると検出された場合に、前記出力手段によってコンテンツを出力するように制御することとする。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが所定速度以上の速度で移動状態にあると検出された場合に、前記出力手段によってコンテンツを出力するように制御することとする。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態にあると検出された場合に、前記出力手段によるコンテンツの出力を停止するように制御することとする。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の端末装置であって、前記出力手段によるコンテンツの出力中に、前記出力制御手段によってコンテンツの出力が停止された場合に、記録手段に前記コンテンツを記録するように制御する記録制御手段を更に備えることとする。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の端末装置であって、前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態以外の移動状態になったことが検出された場合に、前記記録手段に記録されたコンテンツを再生する再生手段を更に備えることとする。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の端末装置であって、前記出力制御手段は、前記出力手段によるコンテンツの出力の停止中に、前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態以外の移動状態になったことが検出された場合に、コンテンツの出力を再開するように制御することとする。
また、本発明のうち請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、前記出力制御手段による出力制御を行う動作モードに設定する設定手段と、前記入構検出手段による検出結果に基づいて、前記設定手段による設定を制御する設定制御手段と、を更に備えることとする。
また、本発明のうち請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、放送局から放送波によって送信されるコンテンツを受信する受信手段を更に備え、前記出力手段は、コンテンツとして、前記受信手段によって受信されたコンテンツを出力することとする。
また、本発明のうち請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、コンテンツを提供する装置から送信されるコンテンツを受信する受信手段を更に備え、前記出力手段は、コンテンツとして、前記受信手段によって受信されたコンテンツを出力することとする。
また、本発明のうち請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の端末装置であって、前記出力手段は、コンテンツとして、コンテンツを記憶する記憶手段に記憶されているコンテンツを出力することとする。
また、本発明のうち請求項12に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータに、コンテンツを出力する機能と、ユーザの構内への入構状態を検出する機能と、前記ユーザの移動状態を検出する機能と、前記入構状態の検出結果及び前記移動状態の検出結果に基づいて、前記コンテンツの出力を制御する機能と、を実現させる。
本発明によれば、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、コンテンツの出力を適切に制御することによって、ユーザの構内での安全を確保するとともに、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、実施形態について説明する。
(1)装置構成
図1に、実施形態として説明するシステムの構成図を示す。端末装置の一例として示す携帯電話機1は、交換機2を介して無線通信網3に接続している基地局4と通信することにより、他の携帯電話機1などの通話装置と音声通話を行う。無線通信網3は、ゲートウェイなどを介してインターネット5に接続しており、携帯電話機1は、インターネット5上の情報処理装置(以下述べるコンテンツ配信サーバ6、位置情報管理サーバ7、乗車券機能サーバ8など)との間でデータ通信を行うことができる。
コンテンツ配信サーバ6は、ストリーミング再生やダウンロード用のコンテンツ(放送中や録画されたテレビ番組、配信中や記録された動画、記録された電子書籍など)を携帯電話機1に配信する情報処理装置である。位置情報管理サーバ7は、携帯電話機1の位置を管理する情報処理装置である。乗車券機能サーバ8は、外部機器9を介して携帯電話機1の乗車券機能の処理を行う情報処理装置である。なお、この外部機器9は、たとえば乗車券を改札する自動改札機などに設けられるとともに、インターネット5に接続されており、携帯電話機1と近距離通信(非接触通信でも接触通信でも良い)を行う。
本実施形態の携帯電話機1は、たとえば、自らの位置情報を、GPS衛星10(GPS:Global Positioning System)から受信した信号に基づいて算出して取得するか、あるいは前述した位置情報管理サーバ7から取得するようになっている。
図2に、実施形態として説明する携帯電話機1のブロック図を示す。同図に示すように、携帯電話機1は、中央制御部11、RAM12(RAM:Random Access Memory)、ROM13(ROM:Read Only Memory)、電池部14、移動状態検出部15、無線通信部16、近距離通信部17、GPS受信部18、音声信号処理部19、表示部20、操作部21、RTC22(RTC:Real Time Clock)、報知部23、及びテレビ放送受信部24を有している。
中央制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などを有している。この中央制御部11は、携帯電話機1の統括的な制御を行うとともに、携帯電話機1が提供する各種の機能を実現する。
RAM12には、前述した乗車券機能に関する情報(ユーザのたとえば料金の残高や利用履歴など)を記憶する乗車券情報記憶部121と、前述した動画の情報(以下、動画情報と称する)を記憶する動画記憶部122と、前述した電子書籍の情報(以下、電子書籍情報と称する)を記憶する電子書籍記憶部123と、前述したコンテンツの出力制御を行う動作モードに関する情報(以下、動作モード情報と称する)を記憶する動作モード情報記憶部124と、このコンテンツを自動で出力するための設定に関する情報(以下、自動出力情報と称する)を記憶する自動出力情報記憶部125が設けられている。
ROM13には、携帯電話機1が提供する各種の機能を実現するためのプログラムやデータなどが記憶されている。
電池部14は、携帯電話機1の電池の電圧を所定電圧に変換し、この携帯電話機1の各部に駆動電力として供給する。
移動状態検出部15は、ユーザの移動状態(停止状態、歩行状態、たとえば電車、飛行機、バスなどの乗り物での高速移動状態)を検出する。この移動状態検出部15は、たとえば加速度センサを有し、この加速度センサの検出結果から算出したユーザの移動速度に基づいてその移動状態を検出する。あるいは、この移動状態検出部15は、たとえば、前述したGPS衛星10を通じて取得した携帯電話機1の位置情報からユーザの移動速度を算出し、この移動速度に基づいてユーザの移動状態を検出しても良い。
無線通信部16は、DSP(Digital Signal Processor)などを有し、基地局4との間で無線通信を行う通信インタフェースである。
近距離通信部17は、赤外線通信(IrDA:Infrared Data Association)、非接触IC通信、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、ワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus)などの近距離通信により、前述した外部機器9や他の携帯電話機1などと無線通信網3を介することなく直接に通信を行う。
GPS受信部18は、GPS衛星10から送信される信号を受信すると、この信号に基づいて携帯電話機1の現在の位置情報(緯度、経度、高度)を取得して中央制御部11に信号として出力する。
音声信号処理部19は、マイクロフォン191に入力されるアナログの音声信号をデジタル信号に変換して中央制御部11に出力するとともに、中央制御部11から入力されたデジタル信号をアナログの音声信号に変換してスピーカ192に出力する。
表示部20は、液晶パネル、電子ペーパ(電気泳動方式、液晶方式、電界析出方式、感熱方式、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)方式)、ブラウン管モニタなどの装置である。
操作部21は、操作ボタン、タッチパネル、操作ダイヤル、キーボード、マウスなどを有し、ユーザの操作入力を中央制御部11に信号として出力するユーザインタフェースである。
RTC22は、日付や時刻などの現在の時刻を出力するクロックである。
報知部23は、サウンドスピーカ231、LED232(LED:Light-Emitting Diode)、振動モータ233などを有し、通話の着信やメールの着信などをユーザに報知する。
テレビ放送受信部24は、放送局の放送基地局(不図示)から放送波によって送信されるテレビ番組を受信する。
図3には、実施形態として説明する動画記憶部122に記憶される動画データ300(動画情報321、322、323など)の一例を示している。同図に示す動画データ300は、動画を特定する動画ID311ごとに、動画のタイトル312と、動画の種類(記憶されたテレビ番組や配信された動画など)、動画のサイズ、記憶日時、出演者情報などを示す付属情報313と、動画の実データ314とが対応付けられて構成されている。
図4には、実施形態として説明する電子書籍記憶部123に記憶される電子書籍データ400(電子書籍情報421、422、423など)の一例を示している。同図に示す電子書籍データ400は、電子書籍を特定する書籍ID411ごとに、書籍のタイトル412と、書籍の付属情報413と、書籍の実データ414とが対応付けられて構成されている。
図5には、実施形態として説明する動作モード情報記憶部124に記憶される動作モードデータ500(動作モード情報521、522など)の一例を示している。同図に示す動作モードデータ500は、動作モードを特定するモードID511ごとに、モード名512と、その動作モードが現在設定されているか否かを示す設定フラグ513とが対応付けられて構成されている。モード名512としては、コンテンツの出力制御を行わない動作モードを「通常モード」とし、コンテンツの出力制御を行う動作モードを「出力制御モード」としている。また、設定フラグがたとえば「1」に設定されている動作モード情報は現在設定されていることを示し、設定フラグがたとえば「0」に設定されている動作モード情報は現在設定されていないことを示している。
図6には、実施形態として説明する自動出力情報記憶部125に記憶される自動出力データ600(自動出力情報621、622、623、624など)の一例を示している。同図に示す自動出力データ600は、コンテンツを自動出力することを示す項目611に該当する自動出力情報621、622、623などと、コンテンツを自動出力しないことを示す項目614に該当する自動出力情報624とを備えて構成されている。自動出力することを示す項目611に対応する自動出力情報は、たとえば複数のコンテンツ612ごとに分かれている。各コンテンツの例としては、自動出力対象のチャンネルのテレビ番組、自動出力対象の動画IDの動画、自動出力対象の書籍IDの電子書籍などがある。本実施形態では、設定フラグがたとえば「1」に設定されている自動出力情報は現在設定されていることを示し、設定フラグがたとえば「0」に設定されている自動出力情報は現在設定されていないことを示している。コンテンツを自動出力する場合には、自動出力情報621、622、623などのうちのいずれかの設定フラグのみが「1」に設定される一方、コンテンツを自動出力しない場合、自動出力情報624の設定フラグのみが「1」に設定される。
(2)動作例
携帯電話機1の具体的な動作について説明する。図7は、携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。図8は、図7の動作に続く動作を説明するフローチャートである。
主電源(携帯電話機1の主要な機能を動作させるための電力供給)がオフにされている状態において、携帯電話機1は、主電源をオンにする操作が行われたか否かを判別する(S711)。この電源オン操作が行われたと判別すると(S711:YES)、携帯電話機1は、主電源をオンにし、位置登録処理などの、携帯電話機1を無線通信網3に接続するための処理を開始する(S712)。
この待受処理(S712)の開始後、携帯電話機1は、操作部21に設定操作(たとえば、自動出力情報の設定、動作モード情報の設定、動画や電子書籍などをダウンロードして記憶させるための設定)が行われたか否かを判別する(S713)。設定操作が行われたと判別すると(S713:YES)、携帯電話機1は、設定操作に対応する処理を開始する(S714)。この設定処理(S714)の終了後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。
ステップS713において、設定操作が行われていないと判別した場合(S713:NO)、携帯電話機1は、近距離通信部17とたとえば自動改札装置の外部機器9との間でデータ通信が行われたか否かを判別する(S715)。つまり、乗車券機能(定期券機能)で入構したか否かが検出される。以下、ステップS715の判別処理を入構検出と称する。本実施形態では、ユーザがたとえば乗車券の自動改札装置を通過して電車の駅の構内に入ることを入構と称する。近距離通信部17と外部機器9との間でデータ通信が行われたと判別すると(S715:YES)、携帯電話機1は、近距離通信部17を通じて乗車券処理を行い(S716)、動作モードデータ500における通常モードの設定フラグを「0」に設定するとともに出力制御モードの設定フラグを「1」に設定し(S717)、ユーザによる設定操作の結果及びユーザの移動状態に応じてコンテンツの自動出力を開始させる処理(以下、入構処理と称する)を行う(S718)。入構処理(S718)の終了後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。なお、乗車券処理(S716)では、具体的には、携帯電話機1と乗車券機能サーバ8とが、外部機器9及び近距離通信部17を介してたとえばSuica(登録商標)などの方式により入構駅や入構時刻の記憶などのためにデータ通信を行う。
ステップS715において、近距離通信部17と外部機器9との間でデータ通信が行われていないと判別した場合(S715:NO)、携帯電話機1は、RTC22を参照して、後述するステップ(S914、S1114、またはS1617)を起点とした経過時間が所定時間に達しているか否かを判別する(S719)。経過時間が所定時間に達している(移動検出タイマがタイムアウトである)と判別した場合(S719:YES)、携帯電話機1は、現時点の動作モード、コンテンツの出力状態、ユーザの移動状態などに応じてコンテンツの出力を制御する処理(以下、出力制御処理と称する)を行う(S720)。出力制御処理(S720)の終了後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。つまり、この所定時間おきに、現時点の動作モード、コンテンツの出力状態、ユーザの移動状態などに応じてコンテンツの出力が制御される。なお、この所定時間は、固定値であっても良いし、ユーザにより操作部21を通じて任意に設定可能であっても良い。
ステップS719において、経過時間が所定時間に達していない(移動検出タイマがタイムアウトではない)と判別した場合(S719:NO)、携帯電話機1は、ユーザにより操作部21を通じて出力開始操作(たとえば、テレビ機能を起動してチャンネルを指定しテレビ番組のコンテンツの出力を開始する操作や、動画や電子書籍などを指定しこれらの出力を開始する操作など)が行われたか否かを判別する(S721)。出力開始操作が行われたと判別した場合(S721:YES)、携帯電話機1は、ユーザによる出力開始操作の結果及びユーザの移動状態に応じてコンテンツの出力を開始させる処理(以下、手動出力開始処理と称する)を行う(S722)。手動出力開始処理(S722)の終了後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。なお、以後、コンテンツの出力は、表示部20及びサウンドスピーカ231を通じて行われる。
ステップS721において、出力開始操作が行われていないと判別した場合(S721:NO)、携帯電話機1は、ユーザにより操作部21を通じてコンテンツ(テレビ番組、動画、電子書籍など)の出力終了操作が行われたか否かを判別する(S723)。出力終了操作が行われたと判別した場合(S723:YES)、携帯電話機1は、コンテンツの出力を終了し(S724)、RTC22による計時を終了させる(以下、移動検出タイマ終了と称する)(S725)。移動検出タイマ終了(S725)の後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。
ステップS723において、出力終了操作が行われていないと判別した場合(S723:NO)、携帯電話機1は、ユーザにより操作部21を通じてテレビ番組の記録終了操作が行われたか否かを判別する(S726)。記録終了操作が行われたと判別した場合(S726:YES)、携帯電話機1は、テレビ番組のコンテンツの記録を終了し(S727)、移動検出タイマ終了とする(S728)。移動検出タイマ終了(S728)の後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。
ステップS726において、記録終了操作が行われていないと判別した場合(S726:NO)、携帯電話機1は、近距離通信部17と外部機器9との間でデータ通信が行われたか否かを判別する(S729)。つまり、乗車券機能(定期券機能)で出構したか否かが検出される。以下、ステップS729の判別処理を出構検出と称する。本実施形態では、ユーザがたとえば乗車券の自動改札装置を通過して電車の駅の構内から出ることを出構と称する。近距離通信部17と外部機器9との間でデータ通信が行われたと判別すると(S729:YES)、携帯電話機1は、近距離通信部17を通じて乗車券処理を行い(S730)、動作モードデータ500における通常モードの設定フラグを「1」に設定するとともに出力制御モードの設定フラグを「0」に設定し(S731)、移動検出タイマ終了とする(S732)。移動検出タイマ終了(S734)の後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。つまり、本実施形態では、ユーザがたとえば電車の駅の構内から外に出ると、コンテンツの出力制御は行われない。なお、乗車券処理(S730)では、前述したステップS716の乗車券処理と同様に、携帯電話機1と乗車券機能サーバ8とが、外部機器9及び近距離通信部17を介してたとえばSuica(登録商標)などの方式により出構駅や出構時刻の記憶、料金精算などのためにデータ通信を行う。
ステップS729において、出構検出が行われていないと判別した場合(S729:NO)、携帯電話機1は、通話(音声通話またはテレビ通話)の着信を検出したか否かを判別する(S733)。通話の着信を検出したと判別すると(S733:YES)、携帯電話機1は、通話処理を開始する(S734)。通話処理(S734)の終了後、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。
ステップS733において、通話の着信検出が行われていないと判別した場合(S733:NO)、携帯電話機1は、主電源をオフにする操作が行われたか否かを判別する(S735)。この電源オフ操作が行われたと判別した場合(S735:YES)、携帯電話機1は主電源をオフにする処理を行った後(S736)、処理を終了する。
ステップS735において、電源オフ操作が行われていないと判別した場合(S735:NO)、携帯電話機1は、ユーザにより操作部21を通じて発信操作などのその他の操作が行われたか否かを判別する(S737)。その他の操作が行われたと判別すると(S737:YES)、携帯電話機1は、この操作に対応するその他の処理を行い(S738)、再びステップS713に戻る。一方、その他の操作が行われていないと判別すると(S737:NO)、携帯電話機1は、再びステップS713に戻る。
図9は、図7の入構処理(S718)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、自動出力データ600を参照して、設定フラグが現在の設定を示す「1」となっている自動出力情報(たとえば自動出力情報621)を読み出す(S911)。なお、この設定フラグの設定は、前述した設定処理(S714)で予め行われている。
携帯電話機1は、現在設定されている自動出力情報が、自動出力しないことを示しているか否かを判別する(S912)。なお、前述したように、ユーザが入構後に自己の移動状態に応じてコンテンツを自動出力するように予め設定している場合、自動出力情報621、622、623などのうちのいずれかの設定フラグのみが「1」に設定されている。一方、コンテンツを自動出力しないようにユーザが予め設定している場合、自動出力情報624の設定フラグのみが「1」に設定されている。
現在設定されている自動出力情報が、自動出力しないことを示していると判別した場合(S912:YES)、携帯電話機1は、入構処理(S718)を終了する。つまり、ユーザが入構後であってもコンテンツの自動出力は開始されない。
現在設定されている自動出力情報が、自動出力することを示していると判別した場合(S912:NO)、携帯電話機1は、ユーザの移動状態に応じてコンテンツの自動出力を開始させる処理(以下、自動出力開始処理と称する)を行い(S913)、RTC22に計時を開始させる(以下、移動検出タイマ起動と称する)(S914)。つまり、ユーザが入構後は、その移動状態に応じてコンテンツの自動出力が開始される。
図10は、図9の自動出力開始処理(S913)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出する(S1011)。携帯電話機1は、たとえば、移動状態検出部15が有する前述した加速度センサにより検出される携帯電話機1の加速度をたとえばRAM12などに連続的に記憶させることにより、携帯電話機1の現在の移動速度、すなわちユーザの現在の移動速度を算出する。以下述べるように、携帯電話機1は、この算出した速度が、停止状態、歩行状態、高速移動状態(電車での高速移動状態に対応)のいずれに該当するかを判別する。
携帯電話機1は、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1012)。
移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1012:YES)、携帯電話機1は、自動出力データ600を参照して、設定フラグが「1」となっている自動出力情報を読み出す(S1013)。なお、前述したステップS912:NOの判別結果によれば、現在設定されている自動出力情報がコンテンツの自動出力を示すことになっているため、以下述べるステップS1014では、自動出力を前提としてさらにどのコンテンツが自動出力の対象であるかが判別される。
携帯電話機1は、読み出した自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組であるか否かを判別する(S1014)。自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組であると判別した場合(S1014:YES)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを受信しつつ(S1015)、同コンテンツの出力を開始する(S1016)。一方、ステップS1014において、自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組ではない(すなわち、動画や電子書籍など)と判別した場合(S1014:NO)、携帯電話機1は、動画記憶部122または電子書籍記憶部123から自動出力情報に該当するコンテンツとしての動画情報または電子書籍情報を読み出し(S1017)、同コンテンツの出力を開始する(S1018)。
ステップS1012において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1012:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1019)。
移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1019:YES)、携帯電話機1は、自動出力データ600を参照して、設定フラグが「1」となっている自動出力情報を読み出す(S1020)。
携帯電話機1は、読み出した自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組であるか否かを判別する(S1021)。自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組であると判別した場合(S1021:YES)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを受信しつつ(S1022)、同コンテンツを動画記憶部122へ記録する処理を開始する(S1023)。一方、ステップS1021において、自動出力情報の示すコンテンツがテレビ番組ではない(すなわち、動画や電子書籍などである)と判別した場合(S1021:NO)、携帯電話機1は、自動出力開始処理(S913)を終了する。
ステップS1019において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1019:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1013〜S1018の処理を行う。つまり、入構したユーザに関して、その移動状態の検出結果が停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザがたとえば電車に乗って高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
図11は、図7の出力制御処理(S720)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、動作モードデータ500を参照して、設定フラグが現在の設定を示す「1」となっている動作モード情報を読み出して、現在設定されている動作モード情報が、コンテンツの出力制御を行う出力制御モードであるか否かを判別する(S1111)。なお、動作モードデータ500における出力制御モードの設定フラグの設定は、前述した設定処理(S714)で予め行われているか、あるいはユーザが入構した場合には前述した入構処理(S718)の直前のステップS717の処理で行われている。
現在設定されている動作モード情報が出力制御モードであると判別した場合(S1111:YES)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを現在受信しておりこれを出力中であるか否かを判別する(S1112)。
テレビ番組のコンテンツを現在受信しておりこれを出力中であると判別した場合(S1112:YES)、携帯電話機1は、ユーザの移動状態に応じてテレビ番組のコンテンツを出力または記録する処理(以下、処理Aと称する)を行い(S1113)、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。
ステップS1112において、テレビ番組のコンテンツを現在受信していないかまたは受信しているとしてもこれを出力していないと判別した場合(S1112:NO)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを現在受信しておりこれを記録中であるか否かを判別する(S1115)。
テレビ番組のコンテンツを現在受信しておりこれを記録中であると判別した場合(S1115:YES)、携帯電話機1は、ユーザの移動状態に応じてテレビ番組のコンテンツの記録または再生出力の処理(処理Bと称する)を行い(S1116)、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。
ステップS1115において、テレビ番組のコンテンツを現在受信していないかまたは受信しているとしてもこれを記録していないと判別した場合(S1115:NO)、携帯電話機1は、動画または電子書籍のコンテンツを現在出力中か否かを判別する(S1117)。
動画または電子書籍のコンテンツを現在出力中であると判別した場合(S1117:YES)、携帯電話機1は、ユーザの移動状態に応じて動画または電子書籍のコンテンツを出力または停止する処理(以下、処理Cと称する)を行い(S1118)、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。
ステップS1117において、動画または電子書籍のコンテンツを現在出力していないと判別した場合(S1117:NO)、携帯電話機1は、以下述べる停止フラグが「1」に設定されているか否かを判別する(S1119)。なお、出力中の動画または電子書籍のコンテンツが、たとえば停止状態から歩行状態へユーザの移動状態が変化したことにより出力停止したときに、停止フラグは「1」に設定される。一方、ユーザによる歩行のために出力停止していた動画または電子書籍のコンテンツが、歩行状態からたとえば停止状態にユーザの移動状態が変化したことにより出力再開されたときに、停止フラグは「0」に設定される。この停止フラグは、たとえばRAM12に記憶されている。
停止フラグが「1」に設定されていると判別した場合(S1119:YES)、携帯電話機1は、ユーザの移動状態に応じて動画または電子書籍のコンテンツの出力停止を継続するまたは出力再開する処理(以下、処理Dと称する)を行い(S1120)、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。
ステップS1119において、停止フラグが「1」に設定されていない(「0」に設定されている)と判別した場合(S1119:NO)、携帯電話機1は、自動出力データ600を参照して、設定フラグが「1」となっている自動出力情報を読み出す(S1121)。なお、この設定フラグの設定は、前述した設定処理(S714)で予め行われている。
携帯電話機1は、現在設定されている自動出力情報が、自動出力しないことを示しているか否かを判別する(S1122)。現在設定されている自動出力情報が、自動出力しないことを示していると判別した場合(S1122:YES)、携帯電話機1は、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。一方、現在設定されている自動出力情報が、自動出力することを示していると判別した場合(S1122:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1011〜S1023の自動出力開始処理を行い(S1123)、移動検出タイマ起動を行う(S1114)。つまり、現在、テレビ番組のコンテンツの出力中や記録中、動画または電子書籍のコンテンツの出力中や停止中のいずれでもない場合に、自動出力情報が自動出力することを示していれば、ユーザの移動状態に応じて、予め自動出力が設定されていたコンテンツに関して自動出力開始処理が行われる。
図12は、図11の処理A(S1113)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1211)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1212)。
移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1212:YES)、携帯電話機1は、処理A(S1113)を終了する。つまり、ユーザが停止している間は、出力中のテレビ番組のコンテンツに関してその出力が継続される。
ステップS1212において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1212:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1213)。
移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1213:YES)、携帯電話機1は、出力中のテレビ番組のコンテンツに関してその出力を停止するとともに(S1214)、動画記憶部122にこのコンテンツの記録を開始する(S1215)。
ステップS1213において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1213:NO)、携帯電話機1は、処理A(S1113)を終了する。つまり、ユーザの移動状態の検出結果が、停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザがたとえば電車などの乗り物に乗って高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
たとえば、出力制御モードを「電車で視聴モード」と称し、携帯電話機1がワンセグ放送の出力機能を備えているものとする。この「電車で視聴モード」に設定されている場合、携帯電話機1は、ワンセグ再生中(視聴中)に、ユーザの歩行(一定歩数の移動)を検知したら、再生から録画に遷移する(つまり、ユーザから見て再生が一時停止される)。
図13は、図11の処理B(S1116)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1311)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1312)。
移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1312:YES)、携帯電話機1は、記録中のテレビ番組のコンテンツの再生出力を開始する(S1313)。なお、この再生出力に際しては、通常の再生速度で再生出力しても良いし、これよりも速い再生速度で再生出力し、この再生出力が終了したら記録を停止して、現在受信しているテレビ番組のコンテンツの出力を開始しても良い(いわゆる追いかけ再生)。
ステップS1312において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1312:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1314)。
移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1314:YES)、携帯電話機1は、処理B(S1116)を終了する。つまり、ユーザが歩行している間は、記録中のテレビ番組のコンテンツに関してその記録が継続される。
ステップS1314において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1314:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1313の処理を行う。つまり、ユーザの移動状態の検出結果が、停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザがたとえば電車などの乗り物に乗って高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
たとえば、出力制御モードを「電車で視聴モード」と称し、携帯電話機1がワンセグ放送の出力機能を備えているものとする。この「電車で視聴モード」に設定されている場合、携帯電話機1は、ワンセグ再生中(視聴中)に、ユーザの歩行を検知したら、再生から録画に遷移する(つまり、ユーザから見て再生が一時停止される)が、その後、ユーザの歩行停止を検出したら、一定時間(前述したRTC22により計時される所定時間)経過後に、録画された位置からのシフト再生(追いかけ再生)を行う。つまり、この携帯電話機1は、たとえば通勤用ワンセグシフト再生機能を備えていることになる。なお、この携帯電話機1は、シフト再生を行うか否かを確認するポップアップを表示部20に表示するようになっていても良い。例えば、前述したステップS1313の直前に、再生開始/録画停止及び録画した動画の削除/録画継続などをユーザが操作部21を通じて選択できるようになっていても良い。また、ポップアップ表示中、ユーザが何も選択せずに歩行を開始したら、歩行監視状態(前述したステップS1314の処理)に移行するようになっていても良い。
図14は、図11の処理C(S1118)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1411)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1412)。
移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1412:YES)、携帯電話機1は、処理C(S1118)を終了する。つまり、ユーザが停止している間は、出力中の動画または電子書籍のコンテンツに関してその出力が継続される。
ステップS1412において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1412:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1413)。
移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1413:YES)、携帯電話機1は、出力中の動画または電子書籍のコンテンツに関してその出力を停止するとともに(S1414)、コンテンツにおける停止位置をたとえばRAM12に記憶し(S1415)、停止フラグを「1」に設定する(S1416)。つまり、出力中の動画または電子書籍のコンテンツに関して、ユーザの移動状態が停止状態から歩行状態へ変化したこと、または高速移動状態から歩行状態へ変化したことにより、その停止位置が記憶されるとともにその出力が停止される。
ステップS1413において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1413:NO)、携帯電話機1は、処理C(S1118)を終了する。つまり、ユーザの移動状態の検出結果が、停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザがたとえば電車などの乗り物に乗って高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
図15は、図11の処理D(S1120)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1511)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1512)。
移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1512:YES)、携帯電話機1は、出力停止していた動画または電子書籍のコンテンツに関して、前述したステップS1415で記憶した停止位置を起点としてその出力を再開するとともに(S1513)、停止フラグを「0」に設定する(S1514)。
ステップS1512において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1512:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1515)。
移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1515:YES)、携帯電話機1は、処理D(S1120)を終了する。つまり、ユーザが歩行している間は、出力が停止された動画または電子書籍のコンテンツに関してその停止が継続される。
ステップS1515において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示さないと判別した場合(S1515:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1513及びS1514の処理を行う。つまり、ユーザの移動状態の検出結果が、停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザがたとえば電車などの乗り物に乗って高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
図16は、図7の手動出力開始処理(S722)の詳細を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、前述したステップS721における出力開始操作の対象がテレビ番組のコンテンツか否かを判別する(S1611)。
出力開始操作の対象がテレビ番組のコンテンツであると判別した場合(S1611:YES)、携帯電話機1は、動作モードデータ500を参照して、出力制御モードに対し設定フラグが「1」に設定されているか否かを判別する(S1612)。出力制御モードに対し設定フラグが「1」に設定されていると判別した場合(S1612:YES)、携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1613)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1614)。移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1614:YES)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを受信しつつ(S1615)、同コンテンツの出力を開始し(S1616)、移動検出タイマ起動を行う(S1617)。なお、受信されるコンテンツは、出力操作で指定されたチャンネルのテレビ番組である。
ステップS1614において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1614:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1618)。移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1618:YES)、携帯電話機1は、テレビ放送受信部24でテレビ番組のコンテンツを受信しつつ(S1619)、同コンテンツを動画記憶部122へ記録する処理を開始し(S1620)、移動検出タイマ起動を行う(S1617)。
ステップS1618において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1618:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1615〜S1617の処理を行う。つまり、ユーザに関して、その移動状態の検出結果が停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザが高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
ステップS1612において、出力制御モードに対し設定フラグが「0」に設定されていると判別した場合(S1612:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1615〜S1617の処理を行う。つまり、前述した設定処理(S714)において通常モードが予め設定されている場合、受信したテレビ番組のコンテンツは、ユーザの移動状態と関係なく出力される。
ステップS1611において、出力開始操作の対象がテレビ番組のコンテンツでない(すなわち、動画または電子書籍である)と判別した場合(S1611:NO)、携帯電話機1は、動作モードデータ500を参照して、出力制御モードに対し設定フラグが「1」に設定されているか否かを判別する(S1621)。出力制御モードに対し設定フラグが「1」に設定されていると判別した場合(S1621:YES)、携帯電話機1は、移動状態検出部15を通じて、ユーザの移動状態を検出し(S1622)、この移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すか否かを判別する(S1623)。移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示すと判別した場合(S1623:YES)、携帯電話機1は、動画記憶部122または電子書籍記憶部123から動画または電子書籍のコンテンツを読み出した後(S1624)、同コンテンツの出力を開始し(S1625)、移動検出タイマ起動を行う(S1617)。
ステップS1623において、移動状態検出の結果がユーザの停止状態を示していないと判別した場合(S1623:NO)、携帯電話機1は、同結果がユーザの歩行状態を示すか否かを判別する(S1626)。移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示すと判別した場合(S1626:YES)、携帯電話機1は、動画記憶部122または電子書籍記憶部123から動画または電子書籍のコンテンツを読み出した後(S1627)、コンテンツにおける停止位置をたとえばRAM12に記憶し(S1628)、停止フラグを「1」に設定し(S1629)、移動検出タイマ起動を行う(S1617)。つまり、読み出された動画または電子書籍のコンテンツに関して、ユーザの移動状態が歩行状態であることにより、その停止位置が記憶されるとともにその出力は停止される。
ステップS1626において、移動状態検出の結果がユーザの歩行状態を示していないと判別した場合(S1626:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1624、S1625、及びS1617の処理を行う。つまり、ユーザに関して、その移動状態の検出結果が停止状態及び歩行状態のいずれでもない状態を示す場合、これはユーザが高速移動状態にあることを示している。この場合には、ユーザが停止状態にある場合と同じ処理が行われる。
ステップS1621において、出力制御モードに対し設定フラグが「0」に設定されていると判別した場合(S1621:NO)、携帯電話機1は、前述したステップS1624、S1625、及びS1617の処理を行う。つまり、前述した設定処理(S714)において通常モードが予め設定されている場合、読み出された動画または電子書籍のコンテンツは、ユーザの移動状態と関係なく出力される。
ところで、以上の説明において、端末装置は携帯電話機に限らない。端末装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、コンテンツを出力可能な任意の端末装置で良い。
また、「構内」という用語の意味は、駅や空港などの建物の中という意味に限らず、バスの中など乗り物の中という意味も含まれる。たとえば、バスの場合にはバスの乗降口に改札装置があることが多く、その改札装置との通信によってバスの中にいる状態(入構している状態)を検出するようにしても良い。
また、入構状態の検出は、乗車券機能や定期券機能などと改札装置との通信による検出に限らず、定期的に自らの位置情報を取得し、その位置情報で入構状態を検出(判断)するようにしても良い。たとえば、Felica(登録商標)のICや、構内に設置したBluetooth(登録商標)などの近距離通信設備などを通じて、ユーザの入構及び出構を判別しても良い。
また、移動状態の検出は、移動速度に基づいて、停止状態、歩行状態、高速移動状態を検出するようにしたが、一般的な万歩計のように、歩行状態か否かを検出するようにしても良い。すなわち、歩行状態であることを検出した場合には、実施形態の「歩行状態」と同じ制御を行い、歩行状態でないことを検出した場合には、実施形態の「停止状態、高速移動状態」と同じ制御を行うことにしても良い。なお、「歩行状態」と判別するための基準となる万歩計による所定歩数は、固定値であっても良いし、ユーザにより操作部21を通じて任意に設定可能であっても良い。
また、動作モードは通常モードと出力制御モードとの2つとしたが、これに限らない。たとえば、バスに乗るときのバスモード、電車に乗るときの電車モードなど、出力制御の内容が異なる複数の出力制御モードを設定できるようにしても良い。その際は、入構状態の検出によって、バスに乗るか電車に乗るかなどを検出して、動作モードを自動で設定するようにしても良い。
また、テレビ番組を受信して出力するようにしたが、テレビ放送に限らず、動画のストリーミング再生でも同様である。すなわち、ユーザが入構したことを検出した後、動画を受信して出力し(ストリーミング再生)、ユーザが歩行状態にあることを検出した場合にはストリーミング再生を停止して、その動画を記録するようにしても良い。
また、乗り物は電車やバスなどに限らず、たとえば、飛行機や船など、任意の乗り物(交通機関)で良い。
さらには、端末装置はユーザが携帯する装置に限らず、任意の場所に設置されている装置でも良い。この場合、ユーザの入構状態の検出については、前述の入構状態の検出の他に、たとえば、出入口や改札に設置された指紋センサでユーザの指紋情報を取得し、その指紋情報を端末装置が受信して入構状態を検出したり、出入口や改札に設置された撮影装置で撮影されたユーザの画像を端末装置が受信して入構状態を検出したりするなどのように、外部装置によってユーザに関する情報を取得してその情報を端末装置が受信して入力状態を検出するようにしても良い。また、ユーザの移動状態の検出については、前述の移動状態の検出の他に、ユーザが携帯している万歩計などから計測結果を端末装置が受信して移動状態を検出したり、構内各所に設置された撮影装置でユーザを常時撮影してその撮影された画像を端末装置が受信して移動状態を検出したりするようにしても良い。そして入構状態の検出結果及び移動状態の検出結果に基づいて、ユーザが携帯する表示装置に対して端末装置が出力するコンテンツの出力を制御するようにしても良い。
以上によれば、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、コンテンツの出力を適切に制御することによって、ユーザの構内での安全を確保するとともに、ユーザの利便性を向上させることができる。
ユーザが構内に入構し、かつ、停止状態にある場合には、コンテンツを出力するように制御するので、ユーザは出力されたコンテンツを視聴することができる。たとえば、駅の構内で立ち止まっている場合、電車を待っている場合、椅子に座っている場合、バスの改札を済ませてバスの中に入って座席に座っている場合には、コンテンツを視聴しても安全なので、コンテンツを出力するように制御することによって、利便性を向上させることができる。
ユーザが構内に入構し、かつ、所定速度以上の速度で移動している場合には、コンテンツを出力するように制御するので、ユーザは出力されたコンテンツを視聴することができる。たとえば、電車に乗って移動している場合、バスに乗って移動している場合には、コンテンツを視聴しても安全なので、コンテンツを出力するように制御することによって、利便性を向上させることができる。
ユーザが構内に入構し、かつ、歩行している場合には、コンテンツの出力を停止するように制御するので、ユーザの構内での安全を確保することができる。たとえば、駅の構内を歩行している場合、バスの改札を済ませてバスの中に入って歩行している場合には、コンテンツを視聴することは危険である可能性がある。特に駅の構内や、バスや電車の中は人が多く、危険である可能性が高い。そのような場合に、コンテンツの出力を停止するように制御することによって、ユーザの構内での安全を確保することができる。
コンテンツの出力を停止するように制御した場合に、そのコンテンツを記録するようにしたので、ユーザは後でそのコンテンツを視聴することができる。たとえば、放送中のテレビ番組の出力を停止した場合に、そのテレビ番組を記録することによって、ユーザは後でそのテレビ番組を視聴することができる。
ユーザが歩行状態以外の移動状態になった場合に、記録されたコンテンツを再生するようにしたので、ユーザは、安全な状態になった場合に、記録されたコンテンツを視聴することができる。たとえば、駅の構内で歩行した後に椅子に座った場合に、ユーザは記録されたテレビ番組を視聴することができる。
コンテンツの出力の停止中に、ユーザが歩行状態以外の移動状態になった場合に、コンテンツの出力を再開するように制御するので、ユーザは、安全な状態になった場合に、コンテンツの視聴を再開することができる。たとえば、電子書籍の出力の停止中に、ユーザが駅の構内で椅子に座った場合、バスの座席に座った場合に、ユーザは電子書籍の視聴を再開することができる。
ユーザの入構状態に応じて、出力制御を行う動作モードを設定するようにしたので、入構しているときと入構していないときで出力制御の方法を切り換えることができる。たとえば、入構していないときには、出力の停止を行わないように制御することもできるし、入構していないときには、移動していれば(高速移動状態であっても)一律でコンテンツの出力を停止するように制御することもできる。また、必要な場合に出力制御を行う動作モードを設定することによって、不必要な場合に出力制御を行わないようにすることができ、移動状態の検出などの処理にかかる電力消費を抑制することができる。
放送波によって送信されるコンテンツを出力するようにしたので、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、放送波によって送信されるコンテンツの出力を適切に制御することができる。たとえば、放送中のテレビ番組などの出力を適切に制御することができる。
コンテンツを提供する装置から通信網を介して送信されるコンテンツを出力するようにしたので、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、そのコンテンツの出力を適切に制御することができる。たとえば、動画配信サーバから配信される動画などの出力を適切に制御することができる。
記憶されているコンテンツを出力するようにしたので、ユーザの構内への入構状態及び移動状態に応じて、そのコンテンツの出力を適切に制御することができる。たとえば、記憶されている動画や電子書籍などの出力を適切に制御することができる。
実施形態として説明するシステムの構成図である。 実施形態として説明する携帯電話機1のブロック図である。 実施形態として説明する動画記憶部122に記憶される動画データ300の一例である。 実施形態として説明する電子書籍記憶部123に記憶される電子書籍データ400の一例である。 実施形態として説明する動作モード情報記憶部124に記憶される動作モードデータ500の一例である。 実施形態として説明する自動出力情報記憶部125に記憶される自動出力データ600の一例である。 携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。 図7の動作に続く動作を説明するフローチャートである。 図7の入構処理(S718)を説明するフローチャートである。 図9の自動出力開始処理(S913)を説明するフローチャートである。 図7の出力制御処理(S720)を説明するフローチャートである。 図11の処理A(S1113)を説明するフローチャートである。 図11の処理B(S1116)を説明するフローチャートである。 図11の処理C(S1118)を説明するフローチャートである。 図11の処理D(S1120)を説明するフローチャートである。 図7の手動出力開始処理(S722)を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 交換機
3 無線通信網
4 基地局
5 インターネット
6 コンテンツ配信サーバ
7 位置情報管理サーバ
8 乗車券機能サーバ
9 外部機器
10 GPS衛星
11 中央制御部
12 RAM
13 ROM
14 電池部
15 移動状態検出部
16 無線通信部
17 近距離通信部
18 GPS受信部
19 音声信号処理部
20 表示部
21 操作部
22 RTC
23 報知部
24 テレビ放送受信部

Claims (12)

  1. コンテンツを出力する出力手段と、
    ユーザの構内への入構状態を検出する入構検出手段と、
    前記ユーザの移動状態を検出する移動検出手段と、
    前記入構検出手段による検出結果及び前記移動検出手段による検出結果に基づいて、前記出力手段によるコンテンツの出力を制御する出力制御手段と、
    を備える端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが停止状態にあると検出された場合に、前記出力手段によってコンテンツを出力するように制御する
    ことを特徴とする端末装置。
  3. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが所定速度以上の速度で移動状態にあると検出された場合に、前記出力手段によってコンテンツを出力するように制御する
    ことを特徴とする端末装置。
  4. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記出力制御手段は、前記入構検出手段によって前記ユーザが前記構内へ入構したことが検出され、かつ、前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態にあると検出された場合に、前記出力手段によるコンテンツの出力を停止するように制御する
    ことを特徴とする端末装置。
  5. 請求項4に記載の端末装置であって、
    前記出力手段によるコンテンツの出力中に、前記出力制御手段によってコンテンツの出力が停止された場合に、記録手段に前記コンテンツを記録するように制御する記録制御手段を更に備える
    ことを特徴とする端末装置。
  6. 請求項5に記載の端末装置であって、
    前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態以外の移動状態になったことが検出された場合に、前記記録手段に記録されたコンテンツを再生する再生手段を更に備える
    ことを特徴とする端末装置。
  7. 請求項4に記載の端末装置であって、
    前記出力制御手段は、前記出力手段によるコンテンツの出力の停止中に、前記移動検出手段によって前記ユーザが歩行状態以外の移動状態になったことが検出された場合に、コンテンツの出力を再開するように制御する
    ことを特徴とする端末装置。
  8. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記出力制御手段による出力制御を行う動作モードに設定する設定手段と、
    前記入構検出手段による検出結果に基づいて、前記設定手段による設定を制御する設定制御手段と、
    を更に備える
    ことを特徴とする端末装置。
  9. 請求項1に記載の端末装置であって、
    放送局から放送波によって送信されるコンテンツを受信する受信手段を更に備え、
    前記出力手段は、コンテンツとして、前記受信手段によって受信されたコンテンツを出力する
    ことを特徴とする端末装置。
  10. 請求項1に記載の端末装置であって、
    コンテンツを提供する装置から送信されるコンテンツを受信する受信手段を更に備え、
    前記出力手段は、コンテンツとして、前記受信手段によって受信されたコンテンツを出力する
    ことを特徴とする端末装置。
  11. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記出力手段は、コンテンツとして、コンテンツを記憶する記憶手段に記憶されているコンテンツを出力する
    ことを特徴とする端末装置。
  12. コンピュータに、
    コンテンツを出力する機能と、
    ユーザの構内への入構状態を検出する機能と、
    前記ユーザの移動状態を検出する機能と、
    前記入構状態の検出結果及び前記移動状態の検出結果に基づいて、前記コンテンツの出力を制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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