JP2009283122A - 光ピックアップ装置および対物レンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ピックアップ装置用対物レンズにおいて、ベース面(回折パターンの包絡面)で、環境温度変化による軸上球面収差変化量を補正したとともに、少なくとも1面に設けた回折面で、球面収差を補正することによって、樹脂製レンズの欠点である温度変動に伴う屈折率変化に起因する軸上球面収差の変化を抑えることができる。
【選択図】図2
Description
ΔSA/ΔT=k・f(1−m)4(NA)4/λ (1)
と表すことができる。尚、樹脂材料から形成されたレンズが正の屈折力を有する場合、温度が上昇すると3次の球面収差がよりオーバーになる。すなわち、上式(1)において、係数kは正の値となる。また、樹脂材料から形成された単レンズを対物レンズとした場合、係数kはより大きな正の値となる。
波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
NA≧0.58
を満たすとともに、
前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ1(nm)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA2とし、環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
(ΔSA2/Δλ1)*(ΔSA1/ΔT)<0λrms2/(℃・nm) (2)
を満たすことを特徴とする。
∂SA/∂T=(∂SA/∂n)・(∂n/∂T)
+(∂SA/∂n)・(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T)
=(∂SA/∂n){(∂n/∂T)+(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T)} (3)
ここで、樹脂材料は、(∂n/∂T)<0、(∂n/∂λ)<0である。
ガラス材料は、(∂n/∂T)=0、(∂n/∂λ)<0である。
半導体レーザは、(∂λ/∂T)>0、SHGレーザ、固体レーザ、ガスレーザ等は(∂λ/∂T)=0である。
∂SA/∂T=(∂SA/n)・(∂n/∂T) (4)
となる。
∂SA/∂T =(∂SA/∂n)・(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T) (5)
であり、(∂n/∂λ)<0、(∂SA/∂n)<0であるから∂SA/∂T>0となる。
∂SA/∂T=(∂SAR/∂n)・(∂n/∂T)
+(∂SAR/∂n)・(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T)
+(∂SAD/∂λ)・(∂λ/∂T) (6)
ここで、光源がSHGレーザ、固体レーザ、ガスレーザ等であり、(∂λ/∂T)=0の場合には、
∂SA/∂T=(∂SAR/∂n)・(∂n/∂T) (7)
が成立する。
∂SA/∂T=(∂SAD/∂λ)・(∂λ/∂T) (8)
となるが、一般に(∂SAD/∂λ)≠0であり、3次の球面収差量が温度により変化してしまうことがわかる。
∂SA/∂T=(∂SAR/∂n)・{(∂n/∂T)
+(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T)}
+(∂SAD/∂λ)・(∂λ/∂T) (9)
ここで、樹脂製レンズの場合、(∂SA/∂T)<0であり、また光源が半導体レーザであるから、(∂λ/∂T)>0となるので、
(∂n/∂T)+(∂n/∂λ)・(∂λ/∂T)<0 (10)
である。
∂SA/∂λ=(∂SAR/∂n)・(∂n/∂λ)+(∂SAD/∂λ) (11)
で表せるが、第1項は正、第2項は負であるが、良く知られているように、回折パターンを持つ非球面単レンズの色収差は、主に回折パターンからの寄与が大きいことから、上式(11)の第2項により∂SA/∂λの符号がきまり、∂SA/∂λ<0となるのが一般的である。
このとき、
(∂SA/∂T)・(∂SA/∂λ)<0 (12)
となる関係が成立する。ここで、(∂SA/∂T)>0とした場合の方が、回折パターンのない非球面樹脂製単レンズの特性に近いため、回折パターンの負担が少なくより好ましい。請求項1によれば、使用環境の温度変化に対しても十分な性能を確保できる対物レンズが提供されることとなる。
前記3次軸上球面収差変化量△SA2が、
△SA2/△λ1<0λrms/nm (13)
を満たすとともに、前記3次軸上球面収差変化量△SA1が、
△SA1/△T>0λrms/℃ (14)
を満たすことを特徴とする。ここで、(ΔSA1/ΔT)>0λrms/℃とすれば、回折パターンのない非球面樹脂製単レンズの特性に近くなるため、回折パターンの負担が少なくなってより好ましい。請求項2によれば、波長λの変動及び使用環境の温度変化に対しても十分な性能を確保できる対物レンズが提供されることとなる。
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記光源の波長変化量を△λ2(nm)としたとき、
0nm/℃<△λ2/△T≦0.5nm/℃ (15)
を満たすので、環境温度の変動に対して球面収差変化量をより小さく抑えること
ができ、安価な半導体レーザの使用が可能となる。
前記3次軸上球面収差変化量△SA1が、
|△SA1/△T│≦0.001λrms/℃ (16)
を満たすことを特徴とする。このように|△SA1/△T│が、0.001λrms以下を満たすことにより、環境温度の変動に対して球面収差変化量をより小さく抑えることができる。
波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
NA≧0.58 (17)
を満たすとともに、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対
物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
│△SA1/△T│≦0.001λrms/℃ (18)
を満たすことを特徴とする。
ΔSA1/ΔT=k・f(1−m)4(NA)4/λ≦0.001λrms/℃
(19)
を満たすので、0.58以上の高い開口数を有する対物レンズを用いて、より短波長の光(例えば青色レーザ光)を用いても光情報記録媒体での情報の記録再生を行うことができ、それにより次世代の高密度光情報記録媒体に対応させることが可能な、安価で軽量なプラスチックレンズを含む光ピックアップ装置が実現できる。
波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
0.58>NA≧0.48 (20)
を満たすとともに、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
│△SA1/△T│≦0.00040λrms/℃ (21)
を満たすことを特徴とする。
ΔSA1/ΔT=k・f(1−m)4(NA)4/λ≦0.00040λrms/℃
(22)
を満たすので、0.48以上0.58以下の開口数を有する対物レンズを用いているような、例えば従来の光ピックアップ装置においても、使用温度範囲の拡大だけでなく、より短波長の光(例えば青色レーザ光)を用いて光情報記録媒体での情報の記録再生を行うことができ、それにより次世代の高密度光情報記録媒体に対応させることが可能な、安価で軽量なプラスチックレンズを含む光ピックアップ装置が実現できる。
波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記光源の波長λ(nm)は、
λ≦680nm (23)
を満たすと共に、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
|△SA1/△T|≦0.001λrms/℃ (24)
を満たすことを特徴とする。
ΔSA1/ΔT=k・f(1−m)4(NA)4/λ≦0.001λrms/℃
(25)
を満たすので、波長が680nm以下と、既存の光ピックアップ装置のレーザ光と同等又はそれより短波長の光(例えば青色レーザ光)を用いても光情報記録媒体での情報の記録再生を行うことができ、それにより次世代の高密度光情報記録媒体に対応させることが可能な、安価で軽量なプラスチックレンズを含む光ピックアップ装置が実現できる。
前記光源の波長λ(nm)は、より短波長である
λ≦500nm (26)
を満たすことを特徴とする。
前記光源の波長λ(nm)と前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAとは、
0.00015/nm≦(NA)4/λ≦40/nm (27)
を満たすので、既存の光情報記録媒体の光ピックアップ装置の温度特性を改善するだけでなく、近紫外光を使った開口数の大きい超高密度な光情報記録媒体に対応させることが可能な、安価で軽量な光ピックアップ装置が実現できる。
前記光源の波長λ(nm)と前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAとは、
10nm≦λ/NA≦1100nm (28)
を満たすので、既存の光情報記録媒体の光ピックアップ装置の温度特性を改善するだけでなく、近紫外光を使った開口数の大きい超高密度な光情報記録媒体に対応させることが可能な、安価で軽量な光ピックアップ装置が実現できる。
前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ(nm)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA2としたとき、
│△SA2/△λ|≦0.10λrms/nm (29)
を満たすので、光源の波長変動等の影響が許容できる光ピックアップ装置を構成することができる。
前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ1(nm)に対する前記対物レンズの焦点位置変化量を△f(μm)としたとき、
|△f/△λ1│≦200 (29)
を満たすので、、光源の波長変動等の影響が許容できる光ピックアップ装置を構成することができる。
前記対物レンズの少なくとも1つの面は非球面であるので、対物レンズだけで球面収差を小さくすることができ、それによりトラッキング特性の良好な光ピックアップ装置を構成することができる。
前記対物レンズの少なくとも2つの面は非球面であるので、対物レンズだけで球面収差を小さくすることができ、対物レンズへの入射光が平行光でなくとも良好な特性が得られる光ピックアップ装置を構成することができる。
前記回折パターンは光軸を略中心とする同心円状の複数輪帯の形状を有し、前記複数輪帯の各輪帯の位置を表す光路差関数が、少なくともべき級数の6次項を含むので、開口数が大きくても、環境温度の変動に対して球面収差変化量をより小さく抑えることができる。
前記対物レンズは、前記プラスチックレンズの単レンズからなるので、構成を簡素化し低コスト化を図れる。
前記対物レンズの前記光源の波長λ(nm)におけるパワーをφ、屈折パワーをφRとしたとき、
0.3≦φR/φ≦1.5 (30)
を満たすので、光源の波長変動による焦点位置の変動が小さい光ピックアップ装置を構成することができる。
前記対物レンズの光情報記録媒体側とは反対側のべース面の近軸曲率半径をr1(mm)、前記対物レンズの屈折率をn、屈折の焦点距離をfR(mm)としたとき、
1.0≦r1/{(n−1)・fR}≦1.2 (31)
を満たすので、非球面量を小さくできるため、その製造を容易とすることができる。
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの屈折率変化量を△nとしたとき、
−0.002/℃≦△n/△T≦−0.00005/℃ (32)
を満たすので、透過率が良好な樹脂を使用できる。
前記対物レンズは、非晶質ポリオレフィン系樹脂、ノルボルネン系樹脂及びフルオレン系樹脂のいずれかの樹脂からなることを特徴とする。
1.0≦r1/{(n−1)・fR}≦1.2 (33)
を満たすので、非球面量を小さくできるため、その製造を容易とすることができる。
屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、少なくとも1つの面に回折パターンを有する対物レンズに、測定光源から波長λ(nm)の光束を入射させ、環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量△SAXを測定したときに、前記3次軸上球面収差変化量△SAXは、
|△SAX/△T|≦0.001λrms/℃ (34)
を満たすので、環境温度の変動に対して球面収差変化量をより小さく抑えることができる。
前記対物レンズに対して、前記光ピックアップ装置の光源からの光束と略同一の波長を有する測定光を照射可能な測定光源と、前記光情報記録媒体の透明基板と略同一の屈折率及び厚さを有する測定媒体とを、前記光ピックアップ装置の光源及び透明基板に対する位置関係と等価に設定し、
前記対物レンズに、前記測定光源から波長λ(nm)の測定光を入射させ、前記対物レンズの温度を20℃ないし30℃の範囲内で変化させたときにおける、温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量△SAXを測定したときに、前記3次軸上球面収差変化量△SAXは、
|△SAX/△T|≦0.001λrms/℃ (35)
を満たすので、環境温度の変動に対して球面収差変化量をより小さく抑えることができる。
SA3=│A40│/√5 (36)
となる。
SA3=(A40/│A40│)/√5 (37)
尚、A40は波面が参照球面より送れる場合、すなわち球面収差がオーバーの場合に正の値をとる。
実施例1は、基準波長λ=400nm、焦点距離f=2、14mm、開口数0.70、材料にオレフィン系樹脂を用いたものである。表2にレンズデータ、図2に断面図、図3に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。一方、表3に温度変化(±30℃)、波長変化(λ±10nm)に対する球面収差の値を示す。なお、温度変化、波長変化による球面収差の変化は3次球面収差の成分が主体なのでここでは3次球面収差のみ示す。表中には、比較例として同じ焦点距離、同じ開口数、同じ材料で設計した屈折系のみの単レンズを示す。本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されている。尚、表2及び他の表に示すレンズデータにおいて、10のべき乗数(例えば3×10−2)を、Eを用いて(例えば3E−2)と表現している。
前記の仕様で屈折パワー比がφR/φ=0.5の実施例である。表5にレンズデータ、図4に断面図、図5に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で、屈折パワー比がφR/φ=0.6の実施例である。表6にレンズデータ、図6に断面図、図7に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で、屈折パワー比がφR/φ=0.78の実施例である。表7にレンズデータ、図8に断面図、図9に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で、屈折パワー比がφR/φ=0.9の実施例である。表8にレンズデータ、図10に断面図、図11に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で、屈折パワー比がφR/φ=0.95の実施例である。表9にレンズデータ、図12に断面図、図13に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で屈折パワ一比がφR/φ=1.0の実施例である。表10にレンズデータ、図14に断面図、図15に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表4より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で屈折パワー比がφR/φ=1.1の実施例である。表11にレンズデータ、図16に断面図、図17に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。表12より、本実施例では、比較例のレンズでは発生している温度変化による球面収差変化が十分に補正されていることがわかる。
前記の仕様で、屈折パワー比がφR/φ=0.95の実施例である。表12にレンズデータ、図18に断面図、図19に基準波長、基準温度(25℃)における球面収差図と非点収差図を示す。実施例と比較例との差を示す表13より、比較例のレンズでは波長の変化による球面収差、温度変化により発生している球面収差により、収差が劣化しているが、本実施例では球面収差が十分に補正されていることがわかる。
0.3≦φR/φ≦1.5 (39)
を満たすようになっている。
1.0≦r1/{(n−1)・fR}≦1.2 (40)
を満たすようになっている。
−0.002/℃≦△n/△T≦−0.00005/℃ (41)
を満たすようになっている。
2 アクチュエータ
3 絞り
11 半導体レーザ
12 偏光ビームスプリッ夕
13 コリメー夕
14 1/4λ板
15 回折一体型対物レンズ
16 光ディスク
17 シリンドリカルレンズ
18 凹レンズ
19 光検出器
Claims (37)
- 波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
NA≧0.58
を満たすとともに、
前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ1(nm)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA2とし、環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
(ΔSA2/Δλ1)*(ΔSA1/ΔT)<0λrms2/(℃.nm)
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記3次軸上球面収差変化量△SA2は、
△SA2/△λ1<0λrms/nm
を満たすとともに、前記3次軸上球面収差変化量△SA1は、
△SA1/△T>0λrms/℃
を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。 - 環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記光源の波長変化量を△λ2(nm)としたとき、
0nm/℃<△λ2/△T≦0.5nm/℃
を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。 - 前記3次軸上球面収差変化量△SA1は、
|△SA1/△T│≦0.001λrms/℃
を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ピックアップ装置。 - 波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
NA≧0.58
を満たすとともに、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
│△SA1/△T│≦0.001λrms/℃
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAは、
0.58>NA≧0.48
を満たすとともに、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
│△SA1/△T│≦0.00040λrms/℃
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 波長λ(nm)の光束を出射する光源と、
前記光源から出射された光束を、光情報記録媒体の透明基板を介して前記光情報記録媒体の情報記録面上に集光させるための対物レンズと、
前記光情報記録媒体からの反射光を受光するための光検出器とを有し、
前記対物レンズは屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズの少なくとも1つの面に回折パターンを有し、
前記光源の波長λ(nm)は、
λ≦680nm
を満たすと共に、
環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA1としたとき、
|△SA1/△T|≦0.001λrms/℃
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記光源の波長λ(nm)は、
λ≦500nm
を満たすことを特徴とする請求項7に記載の光ピックアップ装置。 - 前記光源の波長λ(nm)と前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAとは、
0.00015/nm≦(NA)4/λ≦40/nm
を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 前記光源の波長λ(nm)と前記対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAとは、
10nm≦λ/NA≦1100nm
を満たすことを特微とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ1(nm)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量を△SA2としたとき、
│△SA2/△λ1|≦0.10λrms/nm
を満たすことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光ピックアッ
プ装置。 - 前記光源の波長λ(nm)の±5nmの範囲内での波長変化△λ1(nm)に対する前記対物レンズの焦点位置変化量を△f(μm)としたとき、
|△f/△λ1│≦200
を満たすことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 前記対物レンズの少なくとも1つの面は非球面であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズの少なくとも2つの面は非球面であること
を特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 前記回折パターンは光軸を略中心とする同心円状の複数輪帯の形状を有し、前記複数輪帯の各輪帯の位置を表す光路差関数が、少なくともべき級数の6次項を含むことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の光ピックアッア装置。
- 前記対物レンズは、前記プラスチックレンズの単レンズからなることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズの前記光源の波長λ(nm)におけるパワーをφ、屈折パワーをφRとしたとき、
0.3≦φR/φ≦1.5
を満たすことを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ装置。 - 前記対物レンズの光情報記録媒体側とは反対側のべース面の近軸曲率半径をr1(mm)、前記対物レンズの屈折率をn、屈折の焦点距離をfR(mm)としたとき、
1.0≦r1/{(n−1)・fR}≦1.2
を満たすことを特徴とする請求項16又は17に記載の光ピックアップ装置。 - 環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの屈折率変化量を△nとしたとき、
−0.002/℃≦△n/△T≦−0.00005/℃
を満たすことを特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 前記対物レンズは、非晶質ポリオレフィン系樹脂、ノルボルネン系樹脂及びフルオレン系樹脂のいずれかの樹脂からなることを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズの光学機能部の外周にフランジ部を有することを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記フランジ部の一部に切り欠き部を有することを特徴とする請求項21に記載の光ピックアップ装置。
- 光ピックアップ装置用対物レンズにおいて、屈折パワーを有し少なくとも一つの面に回折パターンを有するプラスチックの単レンズからなり、光情報記録媒体が配置される側とは反対側のベース面の近軸曲率半径をr1(mm)、屈折率をn、屈折の焦点距離をfR(mm)としたときに、
1.0≦r1/{(n−1)・fR}≦1.2
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置用対物レンズ。 - 前記回折パターンは光軸を略中心とする同心円状の複数輪帯の形状を有し、前記複数輪帯の各輪帯の位置を表す光路差関数が、少なくともべき級数の6次項を含むことを特徴とする請求項23に記載の光ピックアッア装置用対物レンズ。
- 少なくとも1つの面は非球面であることを特徴とする請求項23又は24に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 両面が非球面であることを特徴とする請求項23又は24に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 屈折パワーを有する少なくとも1つのプラスチックレンズを含み、少なくとも1面を非球面としたことによって、環境温度変化による軸上球面収差変化量を補正したとともに、少なくとも1面に回折パターンを設けたことによって、球面収差を補正したことを特徴とする光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記対物レンズは、前記プラスチックレンズの単レンズからなることを特徴とする請求項27に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、少なくとも1つの面に回折パターンを有する対物レンズに、測定光源から波長λ(nm)の光束を入射させ、環境温度20℃ないし30℃の範囲内での温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量△SAXを測定したときに、前記3次軸上球面収差変化量△SAXは、
|△SAX/△T|≦0.001λrms/℃
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置用対物レンズ。 - 前記測定は、フィゾー型干渉計又はトワイマングリーン干渉計により行うことを特徴とする請求項29又は30に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記測定光源の波長λ(nm)は、680nm以下であることを特徴とする請求項29又は30に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記測定光源の波長λ(nm)は、633nmであることを特徴とする請求項29又は30に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記測定光源の波長λ(nm)は、500nm以下であることを特徴とする請求項29又は30に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記対物レンズにおける、光束を射出する側の開口数が0.58以上であることを特徴とする請求項29乃至33のいずれかに記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記対物レンズにおける、光束を射出する側の開口数が0.62以上であることを特徴とする請求項29乃至33のいずれかに記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 前記測定によって得られる波面収差の3次軸上球面収差成分の絶対値が、環境温度20℃ないし30℃の範囲内で0.07λrms以下であることを特徴とする請求項29乃至35のいずれかに記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
- 光源からの光を用いて、透明基板を備えた光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に用いる光ピックアップ装置用対物レンズであって、屈折パワーを有するプラスチックレンズを含み、
前記対物レンズに対して、前記光ピックアップ装置の光源からの光束と略同一の波長を有する測定光を照射可能な測定光源と、前記光情報記録媒体の透明基板と略同一の屈折率及び厚さを有する測定媒体とを、前記光ピックアップ装置の光源及び透明基板に対する位置関係と等価に設定し、
前記対物レンズに、前記測定光源から波長λ(nm)の測定光を入射させ、前記対物レンズの温度を20℃ないし30℃の範囲内で変化させたときにおける、温度変化△T(℃)に対する前記対物レンズの3次軸上球面収差変化量△SAXを測定したときに、前記3次軸上球面収差変化量△SAXは、
|△SAX/△T|≦0.001λrms/℃
を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置用対物レンズ。
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