JP2009282792A - チェックアウトカウンタ及びセルフチェックアウト端末 - Google Patents

チェックアウトカウンタ及びセルフチェックアウト端末 Download PDF

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    • A47F9/04Check-out counters, e.g. for self-service stores
    • A47F9/045Handling of baskets or shopping trolleys at check-out counters, e.g. unloading, checking

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Abstract

【課題】作業者に負担をかけることなく、買物籠をカウンタに載置する使用形態とショッピングカートをカウンタ本体に横付けする使用形態とに切り替えられるようにする。
【解決手段】チェックアウト用のカウンタ本体103の一側方に籠置き台104を昇降自在に設け、籠置き台104に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域へのショッピングカート151の進入が検出されると、籠置き台104を昇降駆動して籠置き台104をカウンタ本体103の一側方に横付けされるショッピングカート151に干渉しない下降位置LPに移動させ、その後、カウンタ本体103の一側方に横付けされたショッピングカート151を検出しなくなれば、籠置き台104を買物籠SBの載置に適した上昇位置UPに復帰させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、顧客が購入する商品のチェックアウト作業を支援するチェックアウトカウンタ及び顧客自らが購入する商品のチェックアウトを実施するセルフチェックアウト端末に関する。
従来、例えばスーパーマーケットやドラッグストア等の各種店舗では、会計処理場にチェックアウトカウンタが設置されている。チェックアウトカウンタにはバーコードスキャナが設置されており、買物籠に収納されて会計処理場に持ち寄られた商品にバーコードの形態で付された商品コードをバーコードスキャナで読み取ることができるようになっている。バーコードスキャナによって読み取られた商品コードは、チェックアウトカウンタの近傍等に設置されたPOS端末に送信され、ここで会計処理がなされる。この際、一般的には、バーコードスキャナの一側方に商品を収納した買物籠を置いてもらい、買物籠から商品を取り出してその商品コードをバーコードスキャナによって読み取り、商品コードを読み取った後の商品をバーコードスキャナの他側方に置いた空の買物籠に収納していく、という作業手順で作業が進行する。このため、チェックアウトカウンタは、ある程度大型に形成されている。
これに対して、ドラッグストア等の小型の店舗では、大型のチェックアウトカウンタを設置することができなかったり、仮に設置できても店舗スペースが不釣合いに占有されてしまったり、あるいは設置したチェックアウトカウンタが強い圧迫感を感じさせてしまったりすることがある。そこで、主にそのような狭小店舗での使用を考慮して、商品を収納した買物籠を設置するための籠置き台を小型に形成したカウンタ本体の側方に設けたチェックアウトカウンタが開発され、実用化されている。例えば、特許文献1には、バーコードスキャナが設置されているカウンタ本体の側方に籠置き台を配置したチェックアウトカウンタが開示されている。しかも、特許文献1に記載されているチェックアウトカウンタでは、籠置き台をカウンタ本体の天板の下方にスライドさせて引き込み、籠置き台の設置スペースを開放することができるようになっている。
特開2005−209089公報
店舗では、買物籠の他に、ショッピングカートが備え付けられていることが多い。ショッピングカートは、買物籠に収納し切れないほど多くの商品を購入する場合、売場からチェックアウトカウンタまで商品を持ち運ぶのに極めて便利である。ところが、ショッピングカートを使用した場合、チェックアウトカウンタにおいて、ショッピングカートから買物籠をカウンタに移動させなければならない。この作業は、商品が詰まった買物籠をショッピングカートから垂直に持ち上げなければならないことも手伝って、意外に重労働である。このため、特に年配者等の力が弱いお客様には過度の負担がかかってしまう。
これに対して、特許文献1に記載されているチェックアウトカウンタでは、籠置き台をカウンタ本体の天板の下方に引き込んでおけば、カウンタ本体の側方にショッピングカートを横付けし、ショッピングカートから買物籠をカウンタに移動させる作業を省略することができる。しかしながら、チェックアウトカウンタに商品が持ち寄られるに際しては、買物籠のまま持ち寄られる場合もあれば、ショッピングカートに買物籠が載せられた状態で持ち寄られることもある。このため、買物籠のまま持ち寄られた場合には籠置き台を出現させ、ショッピングカートが来た場合には籠置き台を天板の下方に引き込まなければならないとするなら、その作業は極めて煩わしく、作業者はその煩に耐え得ないであろう。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業者に負担をかけることなく、買物籠をカウンタに載置する使用形態とショッピングカートをカウンタ本体に横付けする使用形態とに切り替えられるようにすることを目的とする。
本発明は、チェックアウト用のカウンタ本体(あるいは、セルフチェックアウト端末の端末基体)の一側方に籠置き台を昇降自在に設け、前記籠置き台に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域にショッピングカートが進入したことを検出した場合、前記籠置き台を昇降駆動する駆動部を駆動制御して前記籠置き台を前記カウンタ本体(あるいは、前記端末基体)の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置に移動させ、その後、前記カウンタ本体(あるいは、前記端末基体)の一側方に横付けされたショッピングカートを検出しなくなった場合、前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を買物籠の載置に適した上昇位置に復帰させるようにした。
別の面から見た本発明は、チェックアウト用のカウンタ本体(あるいは、セルフチェックアウト端末の端末基体)の一側方に籠置き台を昇降自在に設け、前記籠置き台の載置面に買物籠が載置されたことを検出した場合、前記籠置き台を昇降駆動する駆動部を駆動制御して前記籠置き台を買物籠の載置に適した上昇位置に移動させ、その後、前記籠置き台の載置面への買物籠の載置を検出しなくなった場合、前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を前記カウンタ本体(あるいは、前記端末基体)の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置に復帰させるようにした。
本発明によれば、通常、籠置き台を、その載置面に置いた買物籠から商品を取り出し易い上昇位置に位置付けておき、ショッピングカートが近づいた場合には、ショッピングカートに干渉しない下降位置まで籠置き台を下降させるようにしたので、作業者に負担をかけることなく、買物籠をカウンタに載置する使用形態とショッピングカートをカウンタ本体に横付けする使用形態とを人手によることなく切り替えることができる。
別の面から見た本発明によれば、通常、籠置き台を、横付けされたショッピングカートが干渉しない下降位置に位置付けておき、籠置き台の載置面に買物籠が載置された場合には、その買物籠から商品を取り出し易い上昇位置まで籠置き台を上昇させるようにしたので、作業者に負担をかけることなく、買物籠をカウンタに載置する使用形態とショッピングカートをカウンタ本体に横付けする使用形態とを人手によることなく切り替えることができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図15に基づいて説明する。本実施の形態は、会計処理場に設置されるチェックアウトカウンタ101への適用例である。
図1は、チェックアウトカウンタ101の斜視図である。チェックアウトカウンタ101は、チェックアウト用のカウンタ天板102を有するカウンタ本体103を主体として、このカウンタ本体103の一側方に籠置き台104が突出して構成されている。籠置き台104は、その上面に買物籠SB(図2参照)を載置可能な載置面104aを有している。また、籠置き台104は昇降自在であり、後述する駆動部105(図6ないし図13参照)によって昇降駆動される。カウンタ本体103は、籠置き台104が設けられている側に、籠置き台104の昇降機構106(図4ないし図5参照)及び駆動部105を内蔵しており、その隣接位置に収納部107を有している。収納部107は、棚板108によって上方空間107aと下方空間107bとに区切られ、例えば、会計処理に際して使用される各種消耗品等を収納することができるようになっている。
カウンタ本体103のカウンタ天板102には、その奥側であって籠置き台104の側に寄せてバーコードスキャナ109が設置されている。このバーコードスキャナ109は、縦方向に向けられたスキャン窓110を有する縦型スキャナである。そして、バーコードスキャナ109の上部には操作表示部111が固定されている。操作表示部111は、タッチパネル112が表面に積層配置された液晶ディスプレイ113を有し、その右隣にメンブレン式のキーボード114を有し、その右隣にカードスキャン溝115を有している。
図2は、チェックアウトカウンタ101において、ショッピングカート151が近接した場合の籠置き台104の昇降動作を模式的に示す模式図である。籠置き台104は、前述したように、昇降自在に設けられている。図2中、実線で示されている籠置き台104の位置は上昇位置UPであり、破線で示されている籠置き台104の位置は下降位置LPである。本実施の形態では、通常状態として、籠置き台104は上昇位置UPに位置付けられている。この状態で、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されると、買物籠SBの上面がカウンタ本体103のカウンタ天板102の高さ位置と略一致することになる。したがって、上昇位置UPは、籠置き台104の載置面104aに置いた買物籠SBから商品(図示せず)を取り出し易い買物籠SBの載置に適した位置である。
ショッピングカート151は、四隅に設けられた四つのキャスタ152により移動自在であり、下段側の買物籠SBの載置部である下段載置部153と上段側の買物籠SBの載置部である上段載置部154とが連結され、更にハンドル155が取り付けられて構成されている。このようなショッピングカート151では、その上段載置部154の高さ位置がチェックアウトカウンタ101の籠置き台104の高さ位置と略一致している。このため、チェックアウトカウンタ101の籠置き台104が配置されている側にショッピングカート151を横付けしようとすると、ショッピングカート151の上段載置部154がチェックアウトカウンタ101の籠置き台104に干渉してしまう。
そこで、本実施の形態では、チェックアウトカウンタ101において、籠置き台104に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域に対してショッピングカート151が進入したことを検出し、ショッピングカート151がアクセス領域に侵入した場合、籠置き台104を下降位置LPに退避させるようにしている。下降位置LPは、カウンタ本体103の一側方に横付けされたショッピングカート151に籠置き台104が干渉しない位置である。これにより、チェックアウトカウンタ101の籠置き台104に対するショッピングカート151の上段載置部154の干渉が回避され、チェックアウトカウンタ101の籠置き台104が配置されている側にショッピングカート151を横付けすることができる。そして、チェックアウトカウンタ101は、籠置き台104を下降位置LPに退避させた後、横付けされたショッピングカート151の存否を検出し、横付けされたショッピングカート151が検出されなくなった場合、籠置き台104を上昇位置UPに復帰させるようにしている。これにより、そのような籠置き台104の載置面104aに載置された買物籠SBからの商品(図示せず)の取り出しを容易にすることができる。
以下、このような籠置き台104の動作を可能とするための構造及び作用機能等について、詳細に説明する。
図3は、籠置き台104のフレーム116の分解斜視図である。フレーム116は、一対のL字形状をしたフレーム基部117が二つの補助部材118で連結されて形成されている。これらのフレーム基部117及び補助部材118は、いずれも板金によって形成されており、それらの連結は溶接によってなされている。一対のフレーム基部117は、垂直片117aと水平片117bとを有しており、一対の水平片117bに籠置き台104の外観部品119(図5参照)が固定され、これによって籠置き台104が形成されている。
そして、一対のフレーム基部117では、その下方部分に摩擦車である一対の下部ローラ120が回転自在に取り付けられ、その上方部分に摩擦車である一対の上部ローラ121が回転自在に取り付けられている。下部ローラ120は、フレーム基部117が有している垂直片117aの下端に位置付けられている。上部ローラ121は、フレーム基部117が有している水平片117bの後端に位置付けられている。水平片117bの後端は、やや後方側にオフセットしており、これにより、下部ローラ120と上部ローラ121との回転中心は垂直線上で一致しないように配置されている(図5参照)。
図4は、籠置き台104の昇降機構106を示す分解斜視図である。チェックアウトカウンタ101の内部には、水平断面L字形状に形成された一対のレール122が配置されており、これらのレール122に籠置き台104のフレーム116が取り付けられている。つまり、フレーム116に取り付けられている下部ローラ120及び上部ローラ121のうち、下部ローラ120はレール122の正面側、上部ローラ121はレール122の背面側に当接するよう、一対のレール122にフレーム116が取り付けられている。これにより、籠置き台104は、カウンタ本体103に対して昇降自在に取り付けられている。
図5は、籠置き台104の昇降機構106を示す側面図である。図5に示すように、籠置き台104は、外観部品119が取り付けられている側(図5中の右側)が重く、図5中、その重い側が下方に向けて回動するモーメントを生ずる。これにより、下部ローラ120及び上部ローラ121は、共にレール122に強く押し付けられ、レール122による籠置き台104の支持が確実となる。
なお、籠置き台104の昇降に際して、下部ローラ120及び上部ローラ121は、レール122との抵抗によって回転する。より詳細には、図5中、籠置き台104が下降する場合には、下部ローラ120は時計方向に回転して上部ローラ121は反時計方向に回転する。図5中、籠置き台104が上昇する場合には、下部ローラ120は反時計方向に回転して上部ローラ121は時計方向に回転する。
図6は、籠置き台104を昇降駆動する駆動部105の一例を示す正面図である。図6に示すのは、駆動部105の第一の例である。第一の例では、駆動部105として油圧シリンダ123を主体とする油圧駆動機構が用いられている。油圧シリンダ123は、一対設けられ、それらのシリンダ124がカウンタ本体103の側に固定されている。そして、シリンダ124に対して油圧の力で伸縮自在に収納されているロッド125が籠置き台104のフレーム116を構成する上方側の補助部材118に固定されている。したがって、油圧の力でロッド125が伸縮するとフレーム116が昇降し、これによって籠置き台104が昇降駆動される。
図7は、図6に示す駆動部105が有する油圧回路を示す回路図である。油圧シリンダ123のシリンダ124は、その内部でロッド125の端部に固定されたピストン126により、下室124aと上室124bとに分離されている。シリンダ124の下室124aには、モータM1によって駆動されるポンプP1の駆動によってオイルOの供給が可能であり、その供給経路SP1には電磁バルブV1が介在配置されている。また、シリンダ124の上室124bには、モータM2によって駆動されるポンプP2の駆動によってオイルOの供給が可能であり、その供給経路SP2には電磁バルブV2が介在配置されている。そこで、電磁バルブV1を閉じた状態でモータM1を回転駆動させてポンプP1を動作させ、この際、電磁バルブV2を開くと、シリンダ124の上室124bからオイルOを逃がしながら下室124aにオイルOを供給し、ロッド125を突出方向に駆動することができる。反対に、電磁バルブV2を閉じた状態でモータM2を回転駆動させてポンプP2を動作させ、この際、電磁バルブV1を開くと、シリンダ124の下室124aからオイルOを逃がしながら上室124bにオイルOを供給し、ロッド125を引っ込む方向に駆動することができる。これにより、ロッド125に連結されているフレーム116の昇降による籠置き台104の昇降駆動が可能となる。
図8は、籠置き台104を昇降駆動する駆動部105の別の一例を示す縦断側面図である。図8に示すのは、駆動部105の第二の例である。第二の例では、駆動部105としてモータM(図9参照)を駆動源とするベルト伝動機構が用いられている。つまり、カウンタ本体103の側には、一対の歯付きコロ127にタイミングベルト128が掛け渡されたベルト伝動機構が取り付けられている。一対の歯付きコロ127は、上下に位置付けられ、したがって、タイミングベルト128は上下方向に転動するように配置されている。このようなタイミングベルト128は、その一部が籠置き台104のフレーム116を構成する下方側の補助部材118に固定されている。そこで、タイミングベルト128が回転するとフレーム116が昇降し、これによって籠置き台104が昇降駆動される。
図9は、図8に示す駆動部105の正面図である。図9に示すように、モータMの回転は、減速機構129によって減速されて一方の歯付きコロ127に伝達されるように動力伝達経路が構成されている。これらのモータM及び減速機構129は、ベルト伝動機構を構成するコロ127及びタイミングベルト128と共に、カウンタ本体103の側に取り付けられている。
図10は、籠置き台104を昇降駆動する駆動部105の更に別の一例を示す斜視図である。図10に示すのは、駆動部105の第三の例である。第三の例では、駆動部105としてモータM(図11参照)を駆動源とする摩擦車機構が用いられている。つまり、フレーム116に回転自在に取り付けられている下部ローラ120及び上部ローラ121のうち、下部ローラ120がモータMによって回転駆動される。モータMに回転駆動された下部ローラ120が回転すると、下部ローラ120はレール122との間に摩擦力を有しているためにレール122に対して滑りを生ずることなく回転し、これによってフレーム116が昇降して籠置き台104が昇降駆動される。
図11は、図10に示す駆動部105の正面図である。図11に示すように、モータMの回転は、減速機構129によって減速されて下部ローラ120に伝達されるように動力伝達経路が構成されている。これらのモータM及び減速機構129は、下部ローラ120と共にフレーム116の側に取り付けられている。
図12は、図10に示す駆動部105の変形例を示す斜視図である。図10及び図11に示す摩擦車機構は、レール122に対する下部ローラ120の滑り防止をこれらのレール122と下部ローラ120との間の摩擦に依存して発生させている。これに対して、図12に示す例では、レール122にラック130が取り付けられ、下部ローラ120はそのラック130に噛み合うピニオンギヤ131として構成されている。これにより、レール122に対する下部ローラ120の滑りを防止することができる。
図13は、制御部132での電気的接続を示すブロック図である。チェックアウトカウンタ101は、駆動部105の駆動制御等を実行する制御部132を内蔵している。制御部132は、各種のプロセスをシーケンシャルに実行するプロセッサ構成の主制御部133を主体に構成されている。主制御部133は、集積回路によって構成されたデジタル回路であり、レジスト領域(図示せず)に一時データ等を一時記憶しながらシーケンシャルな処理プロセスを順次実行する。このような主制御部133には、駆動部105、第1の検出部としての近距離無線通信回路134、及び、第2の検出部としての籠センシング回路135が接続されている。
図2に基づいて前述したように、チェックアウトカウンタ101においては、籠置き台104に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域に対してショッピングカート151が進入したことを検出し、ショッピングカート151がアクセス領域に侵入した場合、籠置き台104を下降位置LPに退避させるようにしている。第1の検出部としての近距離無線通信回路134は、アクセス領域にショッピングカート151が進入したことを検出するための回路である。つまり、近距離無線通信回路134は、ショッピングカート151が有している上段載置部154の側部に設けられた近距離無線用のICチップ156(図2参照)とRFID(Radio Frequency IDentification)による近距離無線通信を実行する。より詳細には、主制御部133は、ショッピングカート151のICチップ156と近距離無線通信回路134とが近距離無線通信を行なうことができる状態になると、アクセス領域にショッピングカート151が進入したと判定する。
ここで、近距離無線通信回路134の詳細について説明する。近距離無線通信回路134は、主制御部133から送信されたショッピングカート151のICチップ156に送信する送信データを符号化部136で符号化して変調部137に出力する。変調部137は、キャリア発振器138より出力される搬送波に符号化部136から出力された送信データを乗せて変調信号として出力する。この際、キャリア発振器138は、一例として、13.56MHzの周波数の搬送波を発生する。出力された変調信号は、増幅器139で増幅され、送信フィルタ140で必要なフィルタリングが施された後、共振回路141に出力される。すると、共振回路141は、入力した信号に基づく共振動作を開始し、アンテナ142から送信信号を電磁波として出力する。
アンテナ142は、一例として、籠置き台104の側部であって、カウンタ本体103に横付けするために近接してくるショッピングカート151に設けられているICチップ156に対面する位置に配置されている。そこで、カウンタ本体103に横付けするためにショッピングカート151を籠置き台104に近接させると、アンテナ142の近傍にICチップ156が位置付けられる。すると、ICチップ156には電磁誘導作用によって起電力が与えられ、ICチップ156と主制御部133との間で通信可能な状態となる。つまり、共振回路141の出力側には受信フィルタ143が接続されており、起電力を与えられたICチップ156が出力する信号は受信フィルタ143に入力されてフィルタリングされた後、増幅器144で増幅されて復調部145で復調される。復調部145で復調された信号波形は2値化処理部146で2値化されると、復号化部147で復号されて主制御部133に入力される。こうして、ICチップ156と主制御部133との間で、データ通信が可能となる。そこで、前述したように、主制御部133は、ショッピングカート151のICチップ156と近距離無線通信回路134とが近距離無線通信を行なうことができる状態になると、アクセス領域にショッピングカート151が進入したと判定する。
次いで、図2に基づいて前述したように、チェックアウトカウンタ101においては、籠置き台104を下降位置LPに退避させた後、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151の存否を検出し、横付けされたショッピングカート151が検出されなくなった場合、籠置き台104を上昇位置UPに復帰させるようにしている。第2の検出部としての籠センシング回路135は、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151の存否を検出するための回路である。このような籠センシング回路135としては、一例として反射型の光センサ回路を用いることができ、別の一例として赤外線センサ回路を用いることができ、別の一例として超音波センサを用いることができる。これらの籠センシング回路135は、光センサ、赤外線センサ、超音波センサ等のセンシング素子135aを籠置き台104の載置面104aに配置している(図1参照)。
あるいは、更に別の一例として、近距離無線通信回路134を籠センシング回路135と兼用させるようにしても良い。この場合、第1の検出部として機能させる近距離無線通信回路134としては、籠置き台104の側部にアンテナ142を埋設させておき、ショッピングカート151の上段載置部154の側部に配置したICチップ156との間での近距離無線通信を可能とする。これに対して、第2の検出部として機能させる近距離無線通信回路134としては、籠置き台104の載置面104aにアンテナ142を埋設しておき、ショッピングカート151の上段載置部154の裏面に配置したICチップ156との間での近距離無線通信を可能とする。そして、ショッピングカート151の上段載置部154の側部に配置したICチップ156と裏面に配置したICチップ156とで異なるIDコードを用いるようにする。これにより、主制御部133は、検出しているICチップ156のIDコードの種類によって、アクセス領域にショッピングカート151が進入したことと、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151が存在していることとを、区別して認識することができる。
図14は、主制御部133での処理プロセスを示すフローチャートである。主制御部133は、第1の検出部としての近距離無線通信回路134が、アクセス領域にショッピングカート151が進入したことを検出すると(ステップS101のY)、駆動部105によって籠置き台104を下降駆動する(ステップS102)。これにより、籠置き台104が下降位置LPまで下降し、ショッピングカート151をカウンタ本体103に横付けすることができるようになる。この状態では、ショッピングカート151の上段載置部154に載置された買物籠SBを移動させることなく、その買物籠SBから商品(図示せず)を直接取り出し、商品に付されたバーコード(図示せず)をバーコードスキャナ109のスキャン窓110の前にかざすことで、その読み取りが可能となる。
続いて、主制御部133は、籠置き台104を下降位置LPに位置付けた後、第2の検出部としての籠センシング回路135からの出力によって、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151の存否を判定する(ステップS103)。この判定の結果、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151が検出されなくなると(ステップS103のN)、駆動部105によって籠置き台104を上昇駆動する(ステップS104)。これにより、籠置き台104が上昇位置UPに復帰する。この状態では、籠置き台104の載置面104aに載置された買物籠SBから、商品(図示せず)の取り出しを容易にすることができる。
図15は、チェックアウトカウンタ101において、ショッピングカート151の各部と下降位置LPに位置付けられている籠置き台104との位置関係を説明するための模式図である。カウンタ本体103にショッピングカート151が横付けされている状態で、地表面からショッピングカート151の上段載置部154の下部までの高さは高さh1である。また、ショッピングカート151の下段載置部153に買物籠SBが載置されている場合、地表面からその買物籠SBの上部までの高さは高さh2である。そこで、チェックアウトカウンタ101においては、下降位置LPに位置付けられている籠置き台104が、高さh1から高さh2を引いた高さh3の範囲に位置付けられるように各部を設定している。これにより、カウンタ本体103にショッピングカート151が横付けするに際して、籠置き台104をショッピングカート151に干渉しない位置(下降位置LP)に確実に位置付けることができる。しかも、この際、ショッピングカート151の下段載置部153に買物籠SBが載せられていたとしても、下降位置LPに位置付けた籠置き台104と下段載置部153に載せられた買物籠SBとの干渉も確実に防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、作業者に負担をかけることなく、買物籠SBを籠置き台104に載置する使用形態とショッピングカート151をカウンタ本体103に横付けする使用形態とを人手によることなく切り替えることができる。したがって、極めて良好な作業性を得ることができる。
本発明の第2の実施の形態を図16ないし図18に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
図16は、本発明の第2の実施の形態を示すチェックアウトカウンタの斜視図である。図16に示すように、本実施の形態では、通常状態として、籠置き台104は下降位置LPに位置付けられている。この状態では、前述したように、カウンタ本体103に横付けしたショッピングカート151が籠置き台104に干渉しない。これに対して、本実施の形態では、籠センシング回路135は、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されたことを検出する載置検出部として機能する。そして、制御部132は、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されたことを籠センシング回路135が検出すると、籠置き台104が上昇位置UPに位置付けられるように駆動部105を駆動する。この位置では、前述したように、買物籠SBの上面がカウンタ本体103のカウンタ天板102の高さ位置と略一致することになる。これにより、籠置き台104の載置面104aに置いた買物籠SBから商品(図示せず)を取り出し易くすることができる。
その後、籠置き台104の載置面104aから買物籠SBが取り去られたことを籠センシング回路135が検出すると、制御部132は、籠置き台104が再び下降位置LPに位置付けられるように駆動部105を駆動する。
図17は、制御部132での電気的接続を示すブロック図である。以上のような動作を実行する上では、第1の実施の形態の制御部132で設けられていた近距離無線通信回路134が不要である。したがって、本実施の形態の制御部132では、主制御部133に駆動部105及び籠センシング回路135が接続されただけのシンプルな回路構成となっている。
また、籠センシング回路135は、カウンタ本体103に横付けされたショッピングカート151の存否を検出するわけではなく、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されたかどうかを検出するセンシング回路であればよい。このため、第1の実施の形態の籠センシング回路135として紹介した各種のセンシング回路の他、籠置き台104の載置面104aに加えられる圧力の大きさを検出する圧力センサ回路を用いることもできる。この場合、半導体圧力センサを籠置き台104の載置面104aに直接配置するような構成であっても、籠置き台104の載置面104aに配置した空気袋の圧力変化をフランジ式圧力センサに伝達するような構成であっても、いずれでも良い。
図18は、主制御部133での処理プロセスを示すフローチャートである。主制御部133は、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されたことを籠センシング回路135が検出すると(ステップS201のY)、駆動部105を駆動制御し、籠置き台104を上昇位置UPに位置付ける(ステップS202)。その後、籠置き台104の載置面104aから買物籠SBが取り去られたことを籠センシング回路135が検出すると(ステップS203のN)、駆動部105を駆動制御し、籠置き台104を下降位置LPに復帰させる(ステップS204)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、作業者に負担をかけることなく、買物籠SBを籠置き台104に載置する使用形態とショッピングカート151をカウンタ本体103に横付けする使用形態とを人手によることなく切り替えることができる。したがって、極めて良好な作業性を得ることができる。
本発明の第3の実施の形態を図19に基づいて説明する。第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。本実施の形態は、会計処理場に設置されるセルフチェックアウト端末STへの適用例である。
図19は、セルフチェックアウト端末STの斜視図である。セルフチェックアウト端末STは、決済端末201と秤装置301とから構成されている。
決済端末201は、顧客が購入しようとする商品を入れた買物籠SBを載置するための籠置き台104が左脇から突出したハウジング202を有している。決済端末201のハウジング202は、床面に設置されるベースハウジング202aと、このベースハウジング202aの上面に載置される小振りな上部ハウジング202bとによって構成されている。ベースハウジング202aの前面は、下方に向かうほどベースハウジング202aの投影面積を狭めるように傾斜している。これにより、ベースハウジング202aは、下方に向かうほど奥側にオフセットした形状となっている。
上部ハウジング202bには、各種ユーザインターフェースが設けられている。つまり、上部ハウジング202bには、左側に商品コード読取部としてのバーコードスキャナ203が配置され、右側にプリンタカバー204及び監視カメラ205が配置され、これらのバーコードスキャナ203とプリンタカバー204及び監視カメラ205の間には決済部としてのカード読取部206及びテンキー207が配置されている。バーコードスキャナ203は、商品に付された商品コードを読み取る商品コード読取部として機能する縦型スキャナである。プリンタカバー204には、レシート発行口208が設けられている。プリンタカバー204の奥側にはレシートプリンタ(図示せず)が上部ハウジング202bに内蔵され、このレシートプリンタによって印字される図示しないレシートは、レシート発行口208から発行されるように構成されている。プリンタカバー204は、上部ハウジング202bに対して開閉自在に取り付けられ、フラップ209の引っ張り操作で開放される。監視カメラ205は、プリンタカバー204の上方に配置されている。カード読取部206は、図示しない非接触ICカードと無線通信を確立し、非接触ICカードに対して情報を読み書きする。非接触ICカードは、一例として現金と等価な価値を有する電子マネーを記憶保存することが可能であり、別の一例として、引き落し銀行口座を特定するための識別番号を記憶保存し、決済に際して利用される。図19中、丸印の中に「CARD」と記されている部分の奥側に図示しないアンテナが内蔵され、このアンテナを介して非接触ICカードとの間の無線通信が確立される。テンキー207は、非接触ICカードでの決済に際して、暗証番号の入力のために用いられる。
上部ハウジング202bには、液晶表示パネルを有する表示部としてのLCD210が取り付けられている。このLCD210は、その表示面に入力部としてのタッチパネル211を有し、右側方にカード読取溝212を有する。カード読取溝212の内部には、決済部としてのカードリーダライタ(図示せず)が内蔵されている。カードリーダライタは、クレジットカード等の磁気カードに記録された情報、例えばカード番号や暗証番号を読み取る。
ベースハウジング202aには、硬貨と紙幣との入出金装置(全体を図示せず)が内蔵されている。入出金装置の一部として、ベースハウジング202aの中央上面には硬貨投入口213が配置され、その左側には硬貨払出口214が配置されている。また、ベースハウジングの前面右上方位置には、紙幣投入口215と紙幣払出口216とが配置されている。
さらに、ベースハウジング202aの背面からは、セルフチェックアウト端末STの現在の状態を表示する報知部としての表示ポール217が立設されている。この表示ポール217は、先端部に青色と赤色とに選択的に発光する発光部218を有する。
秤装置301は、秤ハウジング302の上部に秤皿303が設けられ、この秤皿303に袋保持具304が取り付けられて構成されている。秤皿303は、その上面に載置台303aを有する。袋保持具304は載置台303aに取り付けられている。したがって、袋保持具304からすると、秤皿303は台座を構成する。つまり、載置台303aの後方中央部にはポール形状のアーム支持部305が立設され、このアーム支持部305の上端には品物を載置するための一時置き台306が固定されている。一時置き台306は、上面が平坦面となっており、決済端末201のバーコードスキャナ203でバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途で用いられる台である。載置台303a及び一時置き台306は、共に、商品コードが入力された商品を載置するための載置部としての役割を担っている。
ここで、本実施の形態のセルフチェックアウト端末STでは、その決済端末201の端末基体に設けられている籠置き台104が、第1の実施の形態又は第2の実施の形態で説明した籠置き台104と同一の構造を有し、同一の作用効果を生じさせる。
つまり、決済端末201の籠置き台104は、一例として、第1の実施の形態と同様に、通常状態として、上昇位置UPに位置付けられている。この状態で、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されると、その買物籠SBから商品を取り出してバーコードスキャナ203でのバーコード(図示せず)の読み取り作業が良好になるように構成されている。ところが、上昇位置UPに位置付けられている籠置き台104は、決済端末201にショッピングカート151を横付けしようとすると、ショッピングカート151の上段載置部154が干渉してしまう。そこで、決済端末201が有している制御部132は、第1の実施の形態と同様、籠置き台104を昇降制御する。
決済端末201の籠置き台104は、別の一例として、第2の実施の形態と同様に、通常状態として、下降位置LPに位置付けられている。これにより、決済端末201にショッピングカート151を横付けした場合、ショッピングカート151が籠置き台104に干渉してしまうことが防止される。決済端末201の制御部132は、籠置き台104の載置面104aに買物籠SBが載置されたことを籠センシング回路135が検出すると、籠置き台104が上昇位置UPに位置付けられるように駆動部105を駆動する。この位置では、前述したように、籠置き台104の載置面104aに載置された買物籠SBから商品を取り出し、バーコードスキャナ203でのバーコード(図示せず)の読み取り作業が良好になるように構成されている。その後の制御は、第2の実施の形態で説明した通りである。
本発明の第1の実施の形態を示すチェックアウトカウンタの斜視図である。 チェックアウトカウンタにおいて、ショッピングカートが近接した場合の籠置き台の昇降動作を模式的に示す模式図である。 籠置き台のフレームの分解斜視図である。 籠置き台の昇降機構を示す分解斜視図である。 籠置き台の昇降機構を示す側面図である。 籠置き台を昇降駆動する駆動部の一例を示す正面図である。 図6に示す駆動部が有する油圧回路を示す回路図である。 籠置き台を昇降駆動する駆動部の別の一例を示す縦断側面図である。 その正面図である。 籠置き台を昇降駆動する駆動部の更に別の一例を示す斜視図である。 その正面図である。 図10に示す駆動部の変形例を示す斜視図である。 制御部での電気的接続を示すブロック図である。 主制御部での処理プロセスを示すフローチャートである。 チェックアウトカウンタにおいて、ショッピングカートの各部と下降位置に位置付けられている籠置き台との位置関係を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施の形態を示すチェックアウトカウンタの斜視図である。 制御部での電気的接続を示すブロック図である。 主制御部での処理プロセスを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態を示すセルフチェックアウト端末の斜視図である。
符号の説明
101…チェックアウトカウンタ、103…カウンタ本体、104…籠置き台、104a…載置面、105…駆動部、132…制御部、134…近距離無線通信回路(第1の検出部)、135…籠センシング回路(第2の検出部、載置検出部)、151…ショッピングカート、LP…下降位置、UP…上昇位置、SB…買物籠、203…バーコードスキャナ(商品コード読取部)、206…カード読取部(決済部)、207…テンキー(決済部)、210…LCD(表示部)、211…タッチパネル(入力部)、ST…セルフチェックアウト端末

Claims (8)

  1. チェックアウト用のカウンタ本体と、
    前記カウンタ本体の一側方に設けられて買物籠を載置するための載置面を上面に有し、買物籠を載置するのに適した上昇位置と前記カウンタ本体の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置との間で昇降自在の籠置き台と、
    前記籠置き台を昇降駆動する駆動部と、
    前記籠置き台に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域にショッピングカートが進入したことを検出する第1の検出部と、
    前記カウンタ本体の一側方に横付けされたショッピングカートの有無を検出する第2の検出部と、
    前記第1の検出部が前記アクセス領域へのショッピングカートの進入を検出すると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を下降位置に移動させ、その後、前記第2の検出部が前記カウンタ本体に横付けされたショッピングカートを検出しなくなると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を上昇位置に復帰させる制御部と、
    を備える、チェックアウトカウンタ。
  2. 前記籠置き台が位置付けられる下降位置は、ショッピングカートが有している上段側の買物籠の載置部と下段側の買物籠の載置部に載置される買物籠との間に前記籠置き台が位置付けられる位置である、請求項1記載のチェックアウトカウンタ。
  3. 前記第1の検出部は、前記籠置き台の側部に配置されたアンテナによってショッピングカートに設けられた近距離無線用のICチップと近距離無線通信を実行し、その結果得た当該ICチップからのデータに応じて前記アクセス領域へのショッピングカートの進入を検出する、請求項1又は2記載のチェックアウトカウンタ。
  4. チェックアウト用のカウンタ本体と、
    前記カウンタ本体の一側方に設けられて買物籠を載置するための載置面を上面に有し、買物籠を載置するのに適した上昇位置と前記カウンタ本体の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置との間で昇降自在の籠置き台と、
    前記籠置き台を昇降駆動する駆動部と、
    前記籠置き台の載置面に買物籠が載置されたことを検出する載置検出部と、
    前記載置検出部が前記載置面への買物籠の載置を検出すると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を上昇位置に移動させ、その後、前記載置検出部が前記載置面への買物籠の載置を検出しなくなると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を下降位置に復帰させる制御部と、
    を備える、チェックアウトカウンタ。
  5. 前記籠置き台が位置付けられる下降位置は、ショッピングカートが有している上段側の買物籠の載置部と下段側の買物籠の載置部に載置される買物籠との間に前記籠置き台が位置付けられる位置である、請求項2記載のチェックアウトカウンタ。
  6. 前記載置検出部は、前記載置面に買物籠が載置されることによって変動する圧力センサの出力変化によって前記載置面への買物籠の載置を検出する、請求項4又は5記載のチェックアウトカウンタ。
  7. 商品コード読取部と表示部と入力部と決済部とを含むユーザインターフェースを端末基体の顧客による操作と顧客への情報提供とが可能な位置に配置し、顧客によるセルフチェックアウトを可能にするセルフチェックアウト端末において、
    前記端末基体の一側方に設けられて買物籠を載置するための載置面を上面に有し、買物籠を載置するのに適した上昇位置と前記端末基体の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置との間で昇降自在の籠置き台と、
    前記籠置き台を昇降駆動する駆動部と、
    前記籠置き台に対して所定の範囲よりも近接するアクセス領域にショッピングカートが進入したことを検出する第1の検出部と、
    前記端末基体の一側方に横付けされたショッピングカートの有無を検出する第2の検出部と、
    前記第1の検出部が前記アクセス領域へのショッピングカートの進入を検出すると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を下降位置に移動させ、その後、前記第2の検出部が前記端末基体に横付けされたショッピングカートを検出しなくなると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を上昇位置に復帰させる制御部と、
    を備えることを特徴とする、セルフチェックアウト端末。
  8. 商品コード読取部と表示部と入力部と決済部とを含むユーザインターフェースを端末基体の顧客による操作と顧客への情報提供とが可能な位置に配置し、顧客によるセルフチェックアウトを可能にするセルフチェックアウト端末において、
    前記端末基体の一側方に設けられて買物籠を載置するための載置面を上面に有し、買物籠を載置するのに適した上昇位置と前記カウンタ本体の一側方に横付けされたショッピングカートに干渉しない下降位置との間で昇降自在の籠置き台と、
    前記籠置き台を昇降駆動する駆動部と、
    前記籠置き台の載置面に買物籠が載置されたことを検出する載置検出部と、
    前記載置検出部が前記載置面への買物籠の載置を検出すると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を上昇位置に移動させ、その後、前記載置検出部が前記載置面への買物籠の載置を検出しなくなると前記駆動部を駆動制御して前記籠置き台を下降位置に復帰させる制御部と、
    を備えることを特徴とする、セルフチェックアウト端末。
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