JP2009282260A - オーディオ装置、音声データ分割方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声データを任意の分割位置で分割可能なオーディオ装置100であって、音声データを再生する出力部80と、再生される音声データの分割位置を指定し、かつ、当該指定した分割位置で音声データの分割を決定するための操作部10と、操作部10により分割位置が指定された場合、当該指定された分割位置から前後一定の範囲の音声データを互いに異なる音量によって再生させ、当該再生中に操作部10により分割位置が決定された場合、当該決定された分割位置で音声データを分割する制御部30と、を備えるオーディオ装置100とする。
【選択図】図1
Description
音声データを任意の分割位置で分割可能なオーディオ装置であって、
前記音声データを再生する再生手段と、
前記再生される音声データの分割位置を指定し、かつ、当該指定した分割位置で前記音声データの分割を決定するための入力手段と、
前記入力手段により前記分割位置が指定された場合、当該指定された分割位置から前後一定の範囲の音声データを互いに異なる音量によって再生させ、当該再生中に前記入力手段により分割位置が決定された場合、当該決定された分割位置で前記音声データを分割する制御手段と、
を備えるオーディオ装置が提供される。
前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置より後に再生される音声データの音量を前記分割位置より前に再生される音声データの音量よりも上げて再生させるオーディオ装置が提供される。
前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置より前に再生される音声データの音量を前記分割位置より後に再生される音声データの音量よりも上げて再生させるオーディオ装置が提供される。
前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置の前後の音声データが無音である場合は、前記分割位置の前後の音声データのうち何れか一方の音声データに予め定められた音声データを付加して再生させるオーディオ装置が提供される。
前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、リピートして再生させるオーディオ装置が提供される。
音声データを任意の分割位置で分割可能な音声データ分割方法であって、
前記音声データを再生する工程と、
前記再生される音声データの分割位置を指定し、かつ、決定するための工程と、
前記指定された分割位置の前後の音声データを互いに異なる音量で再生させ、前記決定された分割位置で前記音声データを分割する工程と、
を含む音声データ分割方法が提供される。
コンピュータに、
請求項6に記載の音声データ分割方法を実行させるためのプログラムが提供される。
まず、図1を参照して、オーディオ装置100の機能構成について説明する。
オーディオ装置100は、操作部10、表示部20、制御部30、記憶部40、DSP(Digital Signal Processor)50、DAC(Digital to Analog Converter)60、増幅部70、出力部80を備えて構成される。
表示部20は、制御部30から出力される表示信号に基づいて、オーディオ装置100の状態表示や動作表示等を行う。
記憶部40は、システムプログラムや各種プログラムを記憶する。また、記憶部40は再生バッファを備え、音声データの再生時には、記憶している音声データを再生バッファに転送する処理を行う。
DSP50は、制御部30から出力される制御信号に基づいて、予め定められた信号処理を行う。信号処理には、例えば音声データのエンコード及びデコード等がある。
DAC60は、デジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、変換したアナログの音声信号を増幅部70に出力する。
出力部80は、増幅部70から出力されたアナログの音声信号をヘッドホンやスピーカ等に出力する。
分割位置の指定指示があると(ステップS1;Y)、制御部30は、指定された分割位置の前後をリピートして再生させる(ステップS2)。
制御部30は、指定された分割位置より前の音声データを数秒間分だけ再生バッファへ転送する(ステップS21)。
制御部30は、再生させる音声データの音量について基準値を設定し、分割位置検出タイマーを起動させる(ステップS22)。なお、分割位置検出タイマーは、制御部30に格納されているものとする。
そして、制御部30は、再生バッファの先頭アドレスから音声データを再生させる(ステップS23)。
分割位置検出タイマーがタイムアップすると(ステップS24;Y)、制御部30は、音量をステップS22で設定した基準値から予め定められた範囲で一定量だけ増加させる。そして、増幅させた状態で、音声データを継続して再生させる(ステップS25)。
継続させる場合(ステップS26;Y)、制御部30は、予め定められたリピート再生時間が経過しているか否か判断する(ステップS27)。
リピート再生時間が経過している場合(ステップS27;Y)、制御部30は、ステップS22に移行する。
ステップS26に戻り、リピート再生を継続させない場合(ステップS26;N)、制御部30は、リピート再生処理を終了する。
調整指示がある場合(ステップS3;Y)、制御部30は、調整指示に基づいて分割位置を変更する(ステップS4)。そして、制御部30は、ステップS2に移行して再度リピート再生処理を行う。
調整指示がない場合(ステップS3;N)、制御部30は、分割位置の決定指示があるまで待機する(ステップS5;N)。
音声データD1の再生継続中に、ユーザによって分割位置が指定されると(処理1)、指定された分割位置の前後一定の範囲で音声データD1がリピート再生される(処理2)。このとき、分割位置の前後で再生音量は異なり、分割位置の後の方が再生音量は大きい。処理2において、ユーザは分割位置を確認し、分割位置の前後を把握する。
指定された分割位置で分割処理が実行されると、音声データD1は音声データD1aと音声データD1bとに分割される(処理3)。
以下、他の実施例として、所定の音声を付加した場合のリピート再生処理について説明する。
ステップS31〜S34までは、図3のステップS21〜S24と同様の処理を行うため、ここでの説明は省略する。
所定値以上でない場合(ステップS35;N)、つまり無音状態である場合、制御部30は、予め定められた音声を分割位置の後の音声データに付加して継続して再生させる(ステップS36)。
所定値以上である場合(ステップS35;Y)、制御部30は、音量をステップS32で設定した基準値から予め定められた範囲で増幅させる。そして、増幅させた状態で、音声データを継続して再生させる(ステップS37)。
制御部30は、リピート再生を継続させない場合(ステップS38;N)、音声付加を伴うリピート再生処理を終了する。
10 操作部
20 表示部
30 制御部
40 記憶部
50 DSP
60 DAC
70 増幅部
80 出力部
Claims (7)
- 音声データを任意の分割位置で分割可能なオーディオ装置であって、
前記音声データを再生する再生手段と、
前記再生される音声データの分割位置を指定し、かつ、当該指定した分割位置で前記音声データの分割を決定するための入力手段と、
前記入力手段により前記分割位置が指定された場合、当該指定された分割位置から前後一定の範囲の音声データを互いに異なる音量によって再生させ、当該再生中に前記入力手段により分割位置が決定された場合、当該決定された分割位置で前記音声データを分割する制御手段と、
を備えるオーディオ装置。 - 前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置より後に再生される音声データの音量を前記分割位置より前に再生される音声データの音量よりも上げて再生させる請求項1に記載のオーディオ装置。
- 前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置より前に再生される音声データの音量を前記分割位置より後に再生される音声データの音量よりも上げて再生させる請求項1に記載のオーディオ装置。
- 前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、前記分割位置の前後の音声データが無音である場合は、前記分割位置の前後の音声データのうち何れか一方の音声データに予め定められた音声データを付加して再生させる請求項1〜3の何れか一項に記載のオーディオ装置。
- 前記制御手段は、前記指定された分割位置の前後の音声データを再生させる際、リピートして再生させる請求項1〜4の何れか一項に記載のオーディオ装置。
- 音声データを任意の分割位置で分割可能な音声データ分割方法であって、
前記音声データを再生する工程と、
前記再生される音声データの分割位置を指定し、かつ、決定するための工程と、
前記指定された分割位置の前後の音声データを互いに異なる音量で再生させ、前記決定された分割位置で前記音声データを分割する工程と、
を含む音声データ分割方法。 - コンピュータに、
請求項6に記載の音声データ分割方法を実行させるためのプログラム。
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---|---|---|---|
JP2008133766A JP5151683B2 (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | オーディオ装置、音声データ分割方法及びプログラム |
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JP5151683B2 JP5151683B2 (ja) | 2013-02-27 |
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Citations (5)
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JPH06215536A (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-05 | Sharp Corp | 記録再生装置 |
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-
2008
- 2008-05-22 JP JP2008133766A patent/JP5151683B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP5151683B2 (ja) | 2013-02-27 |
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