JP2009281881A - 電流センサ装置及び電力変換装置並びに電力センサ装置の温度補正方法 - Google Patents

電流センサ装置及び電力変換装置並びに電力センサ装置の温度補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電流センサ装置の出力信号の個体差及び温度変動を抑制するための調整作業にかかる加工費を低減し、調整時間の短縮、歩留まり向上を図る。
【解決手段】電流センサ回路2と、この電流センサ回路2の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段である記憶装置3とを同一のプリント基板上に配置した電流センサ装置1と、電力変換装置9を駆動するための駆動用回路4を、同一ユニットに配置することにより一体化し、電流センサ回路2の周囲温度を測定する感温素子8を備えた。記憶装置3には検出値補正情報として物理量変換係数Gの温度特性が記憶され、これにより各電流センサ回路2の物理量変換係数Gの個体差を含めた温度補正が行われる。本発明によれば、従来のトリミング装置を必要としないため、調整作業にかかる加工費を低減でき、調整時間の短縮が図られ、歩留まりが向上する。
【選択図】図8

Description

本発明は、電流センサ装置及び電力変換装置並びに電力センサ装置の温度補正方法に関する。
電力変換装置では、モータ等の負荷を最適に駆動するために負荷電流を逐次測定及び制御する必要があり、従来、非接触型の電流センサであるホール素子が多く用いられている。ホール素子は、素子に直交する磁界に比例した電圧を発生する磁界-電圧変換素子であり、ホール素子により得られるセンサ信号値は、下記の式1により補正される。なお、式1においてV’は補正済信号値、Voutはセンサ信号値、Voffは無磁界時のセンサ信号値、Gは物理量変換係数である。
’=G×(Vout−Voff) (1)
従来の電流センサは、物理量変換後の電流値を高精度とするために、センサ信号値Voutに対して個体及び温度変動を抑制する必要があった。従来、ホール素子を利用した一般的な電流センサ回路(図3参照)において個体差を抑制するための手法として、抵抗R2をトリミングにより調整し、磁界印加時のセンサ信号値Voutを所望の値としていた。また、温度変動を抑制する手法として、特許文献1では、抵抗R2に感温素子であるサーミスタを配置することで、周囲温度の影響によるセンサ出力電圧の変動を抑制した電流センサ装置が示されている。
特開2002−71773号公報
このように、ホール素子は同一磁界に対して個体差及び温度変動が大きく、センサ出力信号の個体差及び温度変動を抑制する必要があった。しかし、上述のトリミングによる手法では、高価なトリミング装置が必要であるため加工費が高くなり、また、所望のセンサ信号値が得られるまで調整作業を繰り返すため長時間を要し、さらにトリミングに失敗した場合、再調整はできないため歩留まりが低下するという問題があった。また、上記特許文献1による温度変動を抑制する手法では、サーミスタの温度特性にも個体差があるため、ホール素子の温度特性と一致性が高くなければ所望の精度が得られないという課題がある。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、出力信号の個体差及び温度変動を抑制するための調整作業にかかる加工費を低減し、調整時間を短縮し、さらに歩留まり向上を図ることが可能な電流センサ装置を提供することを目的とする。
また、上記電流センサ装置を備えることにより、モータ駆動の制御が高精度で行える電力変換装置を得ることを目的とする。
さらに、加工費の低減及び調整時間の短縮を図ることが可能な電流センサ装置の温度補正方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電流センサ装置は、被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を出力し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有するものである。
また、本発明に係る電力変換装置は、モータ駆動時の電流を電流センサ装置により測定しモータ制御を行う電力変換装置であって、電流センサ装置は、被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を出力し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有するものである。
また、本発明に係る電流センサ装置の温度補正方法は、被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を検出し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有する電流センサ装置の温度補正方法であって、電流センサ回路が搭載された基板単体にて、磁気回路が無い状態で基準磁界発生装置よりゲインの温度特性情報を求め、検出値補正情報として記憶手段に書き込むステップと、基板に磁気回路を付属した状態にて通電を行うことにより基準温度ゲイン情報を求め、検出値補正情報として記憶手段に書き込むステップと、基準温度ゲイン情報のグラフを直線補間することにより基板基準温度ゲイン情報を求めるとともに基板に磁気回路を付属した状態におけるゲインの温度特性情報を求め、検出値補正情報として記憶手段に書き込むステップと、記憶手段に書き込まれた検出値補正情報により、電流センサ回路の出力電圧を温度補正するステップを含むものである。
本発明に係る電流センサ装置によれば、電流センサ回路により検出された出力電圧を記憶手段に記憶させた検出値補正情報により補正し、出力電圧の個体差を抑制することができるため、トリミング装置による従来の調整作業に比べて加工費を低減でき、調整時間の短縮が図られ、歩留まりが向上する。
また、電流センサ回路により検出された出力電圧を記憶手段に記憶させた検出値補正情報により補正し、出力電圧の個体差を抑制した電流センサ装置を備えることにより、モータ制御を高精度で行える電力変換装置を得ることができる。
また、本発明に係る電流センサ装置の温度補正方法によれば、記憶手段に書き込まれた検出値補正情報により個々の電流センサ回路の温度特性に応じた温度補正が行えるため、電流センサ装置の出力電圧の温度変動を高精度で抑制することができ、加工費の低減及び調整時間の短縮を図ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電流センサ装置の構成を示す概略図である。本実施の形態1における電流センサ装置1は、モータ制御系の電力変換装置においてモータの負荷電流を測定するものであり、電流センサ回路2と、この電流センサ回路2の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段である記憶装置3とを、同一のプリント基板上に配置したものである。
電流センサ回路2は、例えばホール素子であり、素子に直交する磁界に比例した電圧を発生する。すなわち、被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を出力する磁気センサ部と、この出力信号を出力電圧に変換する変換手段を備えている。ただし、電流センサ回路2は、ホール素子のような磁界-電圧変換素子に限定されるものではなく、MR素子やGMR素子等の磁気電圧変換素子を用いてもよい。
また、記憶装置3としては、主に半導体メモリが用いられるが、電流センサ回路2の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶することができる手段であれば特に限定するものではない。記憶装置3に記憶される検出値補正情報としては、電流センサ装置1の調整時において、電流センサ回路2に流した負荷電流に対するセンサ出力電圧から求めた物理量変換係数Gが少なくとも含まれる。物理量変換係数Gの求め方については実施の形態2で説明する。
さらに、本実施の形態1における電流センサ装置1は、図2に示すように、記憶装置3に記憶された検出値補正情報を、外部(図2では電力変換装置の駆動用回路4)に伝達する伝達手段5を有している。伝達手段5は、例えば記憶装置3に記憶された電流センサ回路2周辺の温度情報等を駆動用回路4に伝達することができる。
本実施の形態1の比較例として、ホール素子を利用した一般的な電流センサ回路の調整方法を図3及び図4を用いて説明する。図3は、ホール素子を利用した一般的な電流センサ回路を示しており、バッファ回路であるOPアンプ11とホール素子12及び抵抗R1、R2を有している。また、図4は、図3に示す電流センサ回路のトリミングによる調整方法を示している。図4に示すように、トリミングによる調整方法では、抵抗R2をトリミングにより所望のセンサ信号値(Vout)が得られるまで調整する作業を繰り返すため、長時間を要していた。また、トリミング装置は高価であるため加工費が高くなり、さらにトリミングに失敗した場合、再調整はできないため歩留まり低下の原因となっていた。
本実施の形態1における電流センサ装置1によれば、電流センサ回路2により検出された出力電圧を、電流センサ回路2と同一のプリント基板上に配置された記憶装置3に記憶させた検出値補正情報により補正することにより、センサ出力信号の個体差を抑制することが可能である。また、トリミング装置を必要としないため、電流センサ装置1の個体差を抑制するための調整作業における加工費を低減でき、調整時間の短縮及び歩留まりの向上が図られる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。なお、図5中、図2と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態2における電力変換装置6は、上記実施の形態1における電流センサ装置1と、電力変換装置6を駆動するための駆動用回路4を、同一ユニットに配置することにより一体化したものである。
本実施の形態2における電力変換装置6は、モータ7を駆動時の負荷電流を電流センサ装置1により測定し、モータ制御を行うものであり、図6に示すように、モータ7を駆動するために必要な情報を電流センサ装置1から駆動用回路4に伝達する伝達手段5を有している。なお、電流センサ装置1を構成する電流センサ回路2及び記憶装置3は各々、駆動用回路4が実装された駆動用基板に搭載することもできるし、別のプリント基板に搭載しても良い。
次に、本実施の形態2における電力変換装置6の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップ1(S1)において、電力変換装置6の出力電圧値Voを、電流センサ装置1の電流センサ回路2により測定する。次に、ステップ2(S2)では、記憶装置3に記憶された物理量変換係数Gを呼び出し、ステップ1で測定した出力電圧値Voに対して出力値の補正を行う。
物理量変換係数Gは、予め電流センサ回路2の調整時(初期特性測定時)において、所望の信号値Vo’、センサ信号値Vout、無磁界時のセンサ信号値Voffから、以下の2式によって求められる。
G=Vo’/(Vout−Voff) (2)
ステップ3(S3)において、ステップ2で求められた物理量変換係数Gにより補正された補正済出力電圧V’を出力する。
本実施の形態2によれば、電流センサ回路2により検出された出力電圧を、電流センサ回路2と同一のプリント基板上に配置された記憶装置3に記憶させた検出値補正情報により補正し、センサ出力信号の個体差を抑制することが可能な電流センサ装置1を備えることにより、低価格で精度の高い電力変換装置6が得られる。また、電流センサ装置1と電力変換装置6の駆動用回路4を一体化することにより、部品点数の低減及び装置の小型化が図られる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。なお、図8中、図5と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態3における電力変換装置9は、上記実施の形態1における電流センサ装置1と電力変換装置9を駆動するための駆動用回路4を、同一ユニットに配置することにより一体化し、さらに電流センサ回路2の周囲温度を測定する感温素子8を備えたものである。
本実施の形態3における電力変換装置9は、モータ7を駆動時の負荷電流を電流センサ装置1により測定し、モータ制御を行うものであり、図9に示すように、モータ7を駆動するために必要な情報を、電流センサ装置1から駆動用回路4に伝達する伝達手段5を有している。なお、電流センサ装置1を構成する電流センサ回路2及び記憶装置3は各々、駆動用回路4が実装された駆動用回路基板に搭載することもできるし、別のプリント基板に搭載しても良い。
さらに、駆動用回路4が搭載された駆動用回路基板に感温素子8を配置し、物理量変換係数Gの温度特性を設定し、記憶装置3に記憶する。具体的には、周囲温度T1時のセンサ信号値Vout1及び感温素子8の出力温度T11、周囲温度T2時のセンサ信号値Vout2及び感温素子8の出力温度T22から、物理量変換係数Gの温度特性を設定する。また、感温素子8による出力温度を逐次観測することにより、物理量変換係数Gに逐次温度補正を行い、センサ出力信号の温度変動を抑制する。なお、感温素子8を搭載する位置は特に限定するものではなく、駆動用回路基板でなくてもよい。
次に、本実施の形態3における電力変換装置9の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップ1(S1)において、電力変換装置9の出力電圧値Voを、電流センサ装置1の電流センサ回路2により測定する。次に、ステップ2(S2)では、電流センサ回路2の周囲温度Tを感温素子8により測定する。
続いてステップ3(S3)において、ステップ1で測定した出力電圧値Voとステップ2で測定した周囲温度Tから、記憶装置3により温度補正された物理量変換係数Gを求める。物理量変換係数Gの求め方は上記実施の形態2と同様であり、本実施の形態3ではさらに、物理量変換係数Gに温度補正を行うものである。温度補正方法については後述する。さらに、ステップ4(S4)において、温度補正された物理量変換係数により補正された補正済出力電圧V’を出力する。
本実施の形態3における電力変換装置9の温度補正方法について、図11〜図13を用いて説明する。まず、図11のフローチャートのステップ1(S1)において、電流センサ装置1が搭載されたプリント基板単体にて、磁気回路が無い状態で基準磁界発生装置によりゲインGctmの温度特性αMを求め、これを検出値補正情報として記憶装置3に書き込む。ここでゲインとは、図12に示すように、出力電圧Vout1、Vout2と電流値I1、I2から定義されるもので、単位はA/Vである。本実施の形態3では、ゲインGct(A/V)の温度特性αを求め、これにより温度補正を行うものである。
ステップ1におけるゲインGctmの温度特性αMの求め方について、図13を用いて説明する。図13中、点線は、電流センサ回路2が搭載されたプリント基板単体にて磁気回路無しの状態で基準磁界発生装置より求めたゲインGctmの温度特性αMであり、感温素子8により測定された周囲温度T1時のセンサ信号値Vout1及び電流値I1から算出されたゲインGctm(T1)と、周囲温度T2時のセンサ信号値Vout2及び電流値I2から算出されたゲインGctm(T2)から、ゲインGctmの温度特性αMが得られる。
次に、同プリント基板に電流センサ用磁気回路を付属した状態、すなわち総ASSY状態にて実通電を行い、基準温度ゲインGct(T0)を求め、これを検出値補正情報として記憶装置3に書き込む。なお、ここまでの動作は調整時に行われるもので、初期特性として必要であるが、通常動作時には不要である。
次に、ステップ2(S2)では、上記ステップ1で求めた初期特性をもとに、基板基準温度ゲインGctm(T0)を求め、検出値補正情報として記憶装置3に書き込む。基板基準温度ゲインGctm(T0)は、基準温度ゲインのグラフ(図13中点線で示す)を直線補間することにより求められる。さらに、ステップ3(S3)において、同プリント基板に電流センサ用磁気回路を付属した状態におけるゲインGctの温度特性αを求め、検出値補正情報として記憶装置3に書き込む。
以上のステップ1〜ステップ3において記憶装置3に書き込まれた検出値補正情報により、ステップ4(S4)において出力ゲインGct(T)が算出される。ここで得られた出力ゲインGct(T)とは、各電流センサ回路2の個体差を含めた温度補正を行うものであり、上記実施の形態2で求めた物理量変換係数Gの温度特性を含めたものと言える。
例えばホール素子のような磁界-電圧変換素子の電流センサ回路2により得られるセンサ信号値は、一般に下記の式1により補正される。式1においてV’は補正済信号値、Voutはセンサ信号値、Voffは無磁界時のセンサ信号値、Gは物理量変換係数である。
’=G×(Vout−Voff) (1)
ここで、本実施の形態3における温度補正方法により求めた出力ゲインGct(T)を用い、モータ制御を行うために電流センサ回路2からの電圧信号を電流値に変換すると、式1は式3のようになる。式3においてI’は補正済電流値である。
I’=Gct(T)×(Vout−Voff) (3)
なお、本実施の形態3による温度補正方法は、ホール素子に限らず、温度依存性に直線性がある素子であれば適用でき、温度補正による精度が補償される。例えばMR素子やGMR素子等の磁気電圧変換素子を用いた場合にも適用可能である。
本実施の形態3に係る電力変換装置によれば、上記実施の形態2と同様の効果に加え、さらに、電流センサ回路2の周囲温度を測定する感温素子8を備えることにより、物理量変換係数Gの温度特性を設定するようにしたので、電流センサ回路2の温度特性に応じた温度補正を逐次行うことができ、電流センサ回路2の出力電圧の温度変動を抑制することができる。
また、一般に、電力変換装置においては複数の電流センサ装置1が配置されるため、個々の電流センサ回路2に対する検出値補正情報を記憶した記憶装置3をそれぞれ配置することにより、複数の電流センサ装置1の個体差及び温度変動を抑制でき、高精度でモータ制御を行える電力変換装置が得られる。
本発明に係る電流センサ装置及び電力変換装置は、例えばモータ駆動装置のモータ制御に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る電流センサ装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る電流センサ装置の伝達手段を示す概略図である。 ホール素子を利用した一般的な電流センサ回路を示す図である。 本発明の実施の形態1の比較例であるトリミングによる調整方法を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の温度補正方法を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置におけるゲインの定義を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置におけるゲインの温度特性α、αMの定義を示す図である。
符号の説明
1 電流センサ装置、2 電流センサ回路、3 記憶装置、4 駆動用回路、5 伝達手段、6、9 電力変換装置、7 モータ、8 感温素子、11 OPアンプ、12 ホール素子。

Claims (8)

  1. 被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を出力し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、前記電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする電流センサ装置。
  2. 請求項1に記載の電流センサ装置であって、前記検出値補正情報は、前記電流センサ回路に流した負荷電流に対する出力電圧から求められる物理量変換係数を含むことを特徴とする電流センサ装置。
  3. 請求項1に記載の電流センサ装置であって、前記記憶手段に記憶された前記検出値補正情報を外部に伝達する伝達手段を有することを特徴とする電流センサ装置。
  4. モータ駆動時の電流を電流センサ装置により測定しモータ制御を行う電力変換装置であって、前記電流センサ装置は、被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を出力し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、前記電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項4に記載の電力変換装置であって、前記検出値補正情報は、前記電流センサ回路に流した負荷電流に対する出力電圧から求められる物理量変換係数を含むことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項4に記載の電力変換装置であって、前記電流センサ回路の周囲温度を測定する感温素子をさらに備えたことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6に記載の電力変換装置であって、前記検出値補正情報は、前記電流センサ回路からの出力電圧情報と、前記感温素子からの周囲温度情報と、前記電流センサ回路の調整時において磁気回路が無い状態で基準磁界発生装置により求めたゲインの温度特性情報と、前記電流センサ回路の調整時において磁気回路を付属した状態で求めた基準温度ゲイン情報と、前記基準温度ゲイン情報から求められる基板基準温度ゲイン情報を含むことを特徴とする電力変換装置。
  8. 被測定電流により発生する磁界の値に応じて変化する信号を検出し、この出力信号を出力電圧に変換する電流センサ回路と、前記電流センサ回路の出力電圧を補正するための検出値補正情報を記憶する記憶手段を有する電流センサ装置の温度補正方法であって、
    前記電流センサ回路が搭載された基板単体にて、磁気回路が無い状態で基準磁界発生装置よりゲインの温度特性情報を求め、前記検出値補正情報として前記記憶手段に書き込むステップ、
    前記基板に磁気回路を付属した状態にて通電を行うことにより基準温度ゲイン情報を求め、前記検出値補正情報として前記記憶手段に書き込むステップ、
    前記基準温度ゲイン情報のグラフを直線補間することにより基板基準温度ゲイン情報を求めるとともに前記基板に前記磁気回路を付属した状態におけるゲインの温度特性情報を求め、前記検出値補正情報として前記記憶手段に書き込むステップ、
    前記記憶手段に書き込まれた前記検出値補正情報により、前記電流センサ回路の出力電圧を温度補正するステップを含むことを特徴とする電流センサ装置の温度補正方法。
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