JP2002116227A - 電流検出装置及び、電流検出装置用書込装置 - Google Patents

電流検出装置及び、電流検出装置用書込装置

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JP2002116227A
JP2002116227A JP2000308840A JP2000308840A JP2002116227A JP 2002116227 A JP2002116227 A JP 2002116227A JP 2000308840 A JP2000308840 A JP 2000308840A JP 2000308840 A JP2000308840 A JP 2000308840A JP 2002116227 A JP2002116227 A JP 2002116227A
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Shinichi Tamura
真一 田村
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被計測電流の検出精度の向上を図った電流検
出装置及び、電流検出装置に用いる電流検出装置用書込
装置を提供する。 【解決手段】 補正手段104aが、真の変化度データ
と、実の変化度データとに基づき、真の変化度と、実の
変化度との変化度の差異により生じる電気信号の誤差を
補正し、真の電気信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電流検出装置及
び、電流検出装置用書込装置に係わり、特に、被計測電
流に応じた電気信号を出力する電流センサを有する電流
検出装置及び、その電流検出装置に用いられる電流検出
装置用書込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した電流センサには、シャント抵抗
を用いたもの等多くの種類がある。これらの中で例え
ば、図10に示すように、被計測電流が流れる電線10
が中央に貫通し、かつギャップ部101a−1を有する
コア101aと、ギャップ部101a−1に設けられた
磁気感応素子としてのホール素子101bとを備えた電
流センサがある。
【0003】この電流センサ内のコア101aは、電線
10に流れる被計測電流IMが発生する磁界により磁化
される。これに伴いコア101a内のギャップ部101
a−1に、磁界が発生する。そして、この磁界によりホ
ール素子101bの抵抗値が変化するため、このホール
素子101bに電流を流し、この両端の電圧を検出すれ
ば、被計測電流IMを検出することができる。以上の電
流センサは、被計測電流IMが流れる電線10と絶縁さ
れた状態で、被計測電流IMを計測することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
流センサは、製品ごとにその出力が、図11に示すよう
にばらつき、被計測電流IMの検出精度が悪くなるとい
う問題がある。これら出力のばらつきは、ホール素子1
01bの磁界に対する抵抗値変化のばらつき・コア10
1aのギャップ寸法や、磁気特性のばらつき(例えば、
透磁率のばらつき)に起因するギャップ部101a−1
に発生する磁界のばらつき・ギャップ部10aに対する
ホール素子101bの組み付け位置のばらつきなどが要
因である。
【0005】上記電流センサの出力のばらつきを抑える
ために、例えば、部品単位のばらつきを選別等により管
理するか、組み付け後にトリミング作業を行うことが考
えられるが、コスト的に問題がある。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、被計測電流の検出精度の向上を図った電流検出
装置及び、電流検出装置に用いる電流検出装置用書込装
置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に
示すように、被計測電流に応じた電気信号を出力する電
流センサ101と、前記被計測電流に対して、前記電流
センサが出力すべき真の電気信号の変化度を示す変化度
データと、前記被計測電流に対する前記電流センサが実
際に出力する電気信号の変化度を示す実の変化度データ
とを記憶する記憶手段103と、前記真の変化度データ
と、前記実の変化度データとに基づき、前記電気信号を
補正する補正手段104aとを備える電流検出装置10
0に存する。
【0008】請求項1記載の発明によれば、電流センサ
が、被計測電流に応じた電気信号を出力する。記憶手段
が、被計測電流に対して、電流センサが出力すべき真の
電気信号の変化度を示す変化度データと、被計測電流に
対して、電流センサが実際に出力する電気信号の変化度
を示す実の変化度データとを記憶する。補正手段が、真
の変化度データと、実の変化度データとに基づき、真の
変化度と、実の変化度との変化度の差異により生じる電
気信号の誤差を補正し、真の電気信号を出力する。
【0009】従って、電流センサを構成する各部品の寸
法や特性、組み付け位置等のばらつきに起因して被計測
電流に対する電気信号の変化度すなわち、感度が製品ご
とにばらついても、記憶手段に記憶された真の変化度デ
ータと、実の変化度データとに基づき、真の変化度と、
実の変化度との差異により生じる電気信号の誤差を除去
し、真の電気信号を出力することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
流検出装置であって、前記記憶手段は、前記被計測電流
を所定区分範囲毎に分割し、各区分範囲での前記実の変
化度データを複数記憶し、前記補正手段は、前記電気信
号を、当該電気信号に対応する区分範囲での前記実の変
化度データと、前記真の変化度データとに基づき、補正
する電流検出装置に存する。
【0011】請求項2記載の発明によれば、記憶手段
が、被計測電流を所定区分範囲毎に分割し、各区分範囲
での実の変化度データを複数記憶する。補正手段が、電
気信号を、その電気信号に対応する区分範囲での実の変
化度データと、真の変化度データに基づき補正する。従
って、被計測電流の区分範囲に応じて、電流センサが実
際に出力する実の電気信号の変化度が変わっても、各区
分範囲に基づいた真の変化度データに基づき補正するこ
とにより、真の変化度と、実の変化度との差異により生
じる電気信号の誤差を除去し、真の電気信号を出力する
ことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は、2
記載の電流検出装置であって、前記記憶手段は、所定の
被計測電流に対して、前記電流センサが出力すべき真の
電気信号を示す真の電気信号データと、前記所定の被計
測電流に対して、前記電流センサが実際に出力する実の
電気信号を示す実の電気信号データとをさらに記憶し、
前記補正手段は、前記真の電気信号データと、前記実の
電気信号データとに基づき、前記電気信号を補正する電
流検出装置に存する。
【0013】請求項3記載の発明によれば、記憶手段
は、さらに所定の被計測電流に応じて、電流センサが出
力すべき真の電気信号を示す真の電気信号データと、所
定の被計測電流に応じて、電流センサが実際に出力する
実の電気信号を示す実の電気信号データとを記憶する。
補正手段が、真の信号データと、実の信号データとに基
づき、電気信号を補正する。
【0014】従って、電流センサを構成する各部品の特
性等のばらつきに起因してさらに、電気信号のオフセッ
ト電圧が製品ごとにばらついても、記憶手段に記憶され
た真の電気信号データと、実の電気信号データとに基づ
き、真の電気信号と実の電気信号との差、すなわちオフ
セット電圧を除去した電気信号を出力することができ
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の電
流検出装置であって、前記記憶手段は、少なくとも2以
上の異なる被計測電流に対して、前記電流センサが実際
に出力する実の電気信号を前記実の変化度データとして
記憶し、前記実の変化度データを構成する実の電気信号
の何れかを、実の電気信号データとして記憶する電流検
出装置に存する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、記憶手段
が、少なくとも2以上の異なる被計測電流に対して、電
流センサが実際に出力する実の電気信号を、実の変化度
データとして記憶し、実の変化度データを構成する実の
電気信号の何れかを、実の電気信号データとして記憶す
る。従って、実の変化度データを構成する実の電気信号
を記憶するだけでよく、実の変化度データを構成する実
の電気信号とは別に、実の電気信号データを記憶する必
要がない。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項3又は、4
項記載の電流検出装置であって、前記補正演算手段は、
補正後の電気信号をX、補正前の電気信号をx、真の電
気信号データをY、実の電気信号データをy、真の変化
度データをZ、実の変化度データをzとしたとき、以下
に示す演算式に基づき、前記電気信号を補正する X=Y+(Z/z)・(x−y) 電流検出装置に存する。なお、請求項2に係る電流検出
装置において、真の変化度データZ及び、実の変化度デ
ータzは、電気信号に対応する区分範囲での実の変化度
データ及び、真の変化度データを示す。同様に、請求項
2に係る電流検出装置において、真の電気信号データ
Y、実の電気信号データyは、電気信号に対応する区分
範囲内での所定の被計測電流に対する実の電気信号デー
タと、真の電気信号データを示す。
【0018】請求項5記載の発明によれば、上記演算式
を用いて、真の電気信号データ、実の電気信号データ、
真の変化度データ及び、実の変化度データに基づき、電
気信号を補正することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、請求項1〜5何れか1項記載の電流検出
装置であって、前記電流センサは、前記被計測電流に応
じた磁束がギャップ間に発生するコア101aと、前記
コアに発生する磁束を検出し、その検出値を電気信号と
して出力する磁気感応素子101bとを備える電流検出
装置に存する。
【0020】請求項6記載の発明によれば、電流センサ
が、被計測電流に応じた磁束がギャップ間に発生するコ
アと、コアに発生する磁束を検出し、その検出値を電気
信号として出力する磁気感応素子とを備える。従って、
コアのギャップ寸法や、磁気特性のばらつき、磁気感応
素子のギャップへの取付位置のばらつきによって生じる
電流センサの出力を、補正手段が補正することができ
る。
【0021】請求項7記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように被計測電流に対して、被計測電流に対し
て、電流センサ101が出力すべき真の電気信号の変化
度を示す変化度データと、前記被計測電流に対する前記
電流センサが実際に出力する電気信号の変化度を示す実
の変化度データとを記憶手段103に書き込む電流検出
装置用書込装置200であって、少なくとも2以上の異
なる被計測電流を通電させる通電手段300と、前記通
電手段の通電によって、前記電流センサが実際に出力す
る電気信号に基づいた実の変化度データを、前記記憶手
段に書き込む第1の書込手段202a−1と、予め定め
られた前記真の変化度データを、前記記憶手段に書き込
む第2の書込手段202a−2とを備える電流検出装置
用書込装置に存する。
【0022】請求項7記載の発明によれば、通電手段
が、少なくとも2以上の異なる被計測電流を通電させ
る。第1の書込手段が、通電手段の通電によって、電流
センサが実際に出力する電気信号に基づいた実の変化度
データを、記憶手段に書き込む。第2の書込手段が、予
め定められた真の変化度データを、記憶手段に書き込
む。従って、通電手段の通電によって得た電気信号に基
づいた変化度データを書き込むことにより、容易に実の
変化度データを書き込むことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、この発明の第1実施形態を、図面を参照して説明
する。図1は、本発明の電流検出装置100と、電流検
出装置用書込装置200(以下、「書込装置200」と
略す。)との一実施の形態を示す図である。同図におい
て、電流検出装置100は、被計測電流に応じたアナロ
グ電気信号を出力する電流センサ101を備える。
【0024】この電流センサ101は、上述した従来と
同様に、コア(図示せず)と、該コアのギャップ部に設
けられた磁気感応素子としてのホール素子101bと、
該ホール素子101bが発生する被計測電流に応じた両
端電圧を増幅して、アナログ電気信号として出力する増
幅器101cとを有している。
【0025】電流検出装置100はまた、上記アナログ
電気信号をアナログ/ディジタル変換(以下、A/D変
換)して、ディジタル電気信号として出力するA/D変
換器102と、後述する各種データを格納する読み出し
書込自在の記憶手段としてのPROM103と、該PR
OM103に格納された各種データを用いて、ディジタ
ル電気信号のばらつきを補正した補正ディジタル信号を
出力するマイクロコンピュータ104(以下、「μCO
M104」と略す。)とを備える。
【0026】このμCOM104は、プログラムに従っ
て各種の処理を行う中央演算ユニットa(CPUa)1
04aと、CPUa104aが行う処理プログラムなど
を格納した読み出し専用メモリであるROMa104b
と、CPUa104aでの各種の処理過程で利用するワ
ークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアな
どを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM
a104cなどを内蔵し、これらが図示しないバスライ
ンによって相互接続されている。
【0027】電流検出装置100はさらに、μCOM1
04が出力した補正ディジタル電気信号をディジタル/
アナログ変換(以下、D/A変換)して、補正アナログ
電気信号として出力するD/A変換器105を備えてい
る。
【0028】次に、上記PROM103内に格納された
各種データについて説明する。PROM103には、被
計測電流の最小値及び、最大値に応じて電流センサ10
1が実際に出力する実のアナログ電気信号のディジタル
値Dsmin及びDsmaxと、被計測電流の最小値及び、最大
値に応じて電流センサ101が出力すべき真のアナログ
電気信号のディジタル値Domin及び、Domaxとが、後述
する書込装置200によって、予め格納されている。
【0029】上記ディジタル値Dsmin及びDsmaxの差
(Dsmax−Dsmin)は、被計測電流の最小値から最大値
の変化に対して、電流センサ101が実際に出力する実
のアナログ電気信号の変化度を示す。従って、ディジタ
ル値Dsmin及び、Dsmaxは、請求項中の実の変化度デー
タzとしてPROM103内に記憶されている。一方、
ディジタル値Domin及び、Domaxの差(Domax−Domi
n)は、被計測電流の最小値から最大値の変化に対す
る、電流センサ101が出力すべき真のアナログ電気信
号の変化度を示す。従って、ディジタル値Domin及び、
Domaxは、請求項中の真の変化度データZとしてPRO
M103内に記憶されている。
【0030】また、上記ディジタル値Dsmin、Domin
は、被計測電流の最小値を、請求項中の所定の被計測電
流としたときの実の電気信号データy、真の電気信号デ
ータYとしても記憶されている。
【0031】以上のように、上記PROM103は、少
なくとも2以上の異なる被計測電流(ここでは、最大値
と最小値)に対して、電流センサ101が実際に出力す
る実のアナログ電気信号のディジタル値Dsmax及び、D
sminを実の変化度データzとして記憶する。また、実の
変化度データzを構成するディジタル値Dsmax及び、D
sminの1つであるディジタル値Dsminを、実の電気信号
データyとして記憶している。従って、実の変化度デー
タzを構成するディジタル値Dsmax及び、Dsminを記憶
するだけでよく、実の変化度データzを構成するディジ
タル値Dsmax及び、Dsminとは別に、実の電気信号デー
タyを記憶する必要がない。このため、PROM103
の容量を小さくすることができる。
【0032】上述した構成の電流検出装置の動作を図3
のCPUa104aの処理手順を示すフローチャートを
参照して以下説明する。まず、図11に示すコア101
aの中央に貫通した電線10に、被計測電流IMが流れ
ると、そのコア101aのギャップ部101a−1に、
磁界が発生する。この磁界によりギャップ部101a−
1に設けられたホール素子101bの抵抗値が変化する
ため、ホール素子101bの両端には、被計測電流IM
に応じた電圧が発生する。従って、ホール素子101b
の両端電圧を増幅する増幅器101cからは、被計測電
流IMに応じたアナログ電気信号が出力される。
【0033】CPUa104aは、A/D変換器102
を動作させて、上記アナログ電気信号をA/D変換させ
ると共に、変換されたディジタル電気信号を取り込む
(ステップS1)。その後、CPUa104aは、補正
手段として働き、補正演算処理を行う。すなわち、PR
OM103に格納された各データDsmax、Dsmin、Dom
ax及び、Dominを、下記に示す演算式(1)に代入し
て、A/D変換器102から出力されたディジタル電気
信号xを補正し、真のディジタル電気信号Xを演算す
る。
【0034】 X=Y+(Z/z)・(x−y) …(1) ただし、真の変化度データZ=Domax−Domin 実の変化度データz=Dsmax−Dsmin 真の電気信号データY=Domin 実の電気信号データy=Dsmin
【0035】その後、CPUa104aは、算出した補
正ディジタル電気信号Xを、D/A変換器105に対し
て出力する。D/A変換器105は、補正ディジタル電
気信号を、D/A変換した補正アナログ電気信号、すな
わち真のアナログ電気信号を出力する。
【0036】以上の補正演算処理により、電流センサ1
01を構成するコア101aや、ホール素子101b等
の各部品の寸法や特性、組み付け位置等のばらつきに起
因して被計測電流に対するアナログ電気信号の変化度す
なわち、感度が製品ごとにばらついても、CPUa10
4aが、真の変化度データZ(=Domax−Domin)と、
実の変化度データz(=Dsmax−Dsmin)とに基づき、
真の変化度と、実の変化度との差異により生じる電気信
号の誤差を除去することができる。従って、部品の選別
管理や、トリミング作業を行うことなく、製品ごとのア
ナログ電気信号のばらつきを抑えることができ、安価
に、被計測電流の検出精度の向上を図ることができる。
【0037】また、上記補正演算処理により、電流セン
サ101を構成する各部品の特性等のばらつきに起因し
てさらに、アナログ電気信号のオフセット電圧が製品ご
とにばらついても、真の電気信号データY(=Domin)
と、実の電気信号データy(=Dsmin)とに基づき、電
気信号に生じるオフセット電圧の差を除去することがで
きる。従って、より一層被計測電流の検出精度の向上を
図ることができる。
【0038】また、上記ディジタル値Domax、Domin、
Dsmax及び、Dsminの書き込みを行う書込装置200に
ついて以下説明する。書込装置200は、図4に示すよ
うに、コア101aの中央に貫通する電線10に被計測
電流を流す定電流源回路201と、定電流源回路201
が流す被計測電流を制御するマイクロコンピュータ20
2(以下、「μCOM202」と略す。)とを備えてい
る。
【0039】μCOM202は、上記μCOM104と
同様に、CPUb202a、ROMb202b及び、R
AMb202cを備えている。このμCOM202内の
CPUb202aは、図2に示すA/D変換器102か
ら得たディジタル値を、PROM103に書き込む書込
処理を行う。
【0040】上述した構成の書込装置200の動作を、
CPUb202aの処理手順を示す図5のフローチャー
トを参照して以下説明する。まず、CPUb202a
は、定電流電源回路201を制御して、被計測電流の最
小値である最小被計測電流IMminを、電線10に流す
(ステップS4)。このとき、電流センサ101は、こ
の最小被計測電流IMminの通電に応じたアナログ電気信
号を、A/D変換器102に対して出力する。
【0041】そして、CPUb202aは、A/D変換
器102を動作させると共に、A/D変換器102が変
換したディジタル電気信号を取り込む(ステップS
5)。その後、このディジタル電気信号を、被計測電流
の最小値に応じて電流センサ101が実際に出力する実
のアナログ電気信号のディジタル値Dsminとして、PR
OM103に書き込む(ステップS6)。
【0042】次に、CPUb202aは、定電流電源回
路201を制御して、被計測電流の最大値である最大被
計測電流IMmaxを、電線10に流す(ステップS7)。
この最大被計測電流IMmaxの通電に応じて、電流センサ
101は、アナログ電気信号をA/D変換器102に対
して出力する。そして、CPUb202aは、A/D変
換器102を動作させると共に、A/D変換器102が
変換したディジタル電気信号を取り込む(ステップS
8)。その後、このディジタル電気信号を、被計測電流
の最大値に応じて電流センサ101が実際に出力する実
のアナログ電気信号のディジタル値Dsmaxとして、PR
OM103に書き込む(ステップS9)。
【0043】次に、CPUb202aは、ROMb20
2b内に予め格納された被計測電流の最小値及び、最大
値に応じて電流センサ101が出力すべき真のアナログ
電気信号のディジタル値Domin及び、Domaxを各々PR
OM103に書き込む(ステップS10)。以上の動作
から明らかな、定電流電源回路201と、CPUb20
2aとが、通電手段を構成する。また、CPUb202
aは、第1の書込手段及び、第2の書込手段として働く
こともわかる。
【0044】上述したように、定電流電源回路201に
より通電して得たディジタル電気信号を実の変化度デー
タ又は、実の電気信号データを構成するディジタル値D
smin、Dsmax、Domin及び、Domaxとして書き込むこと
により、容易に実の変化度データ又は、実の電気信号デ
ータを書き込むことができる。
【0045】なお、上述した第1実施形態では、真の変
化度データZ又は、実の変化度データzを構成するディ
ジタル値Dsmin、Dsmax、Domin及び、Domaxを、PR
OM103内に記憶させていたが、例えば、真の変化度
データZ又は実の変化度データzそのものを記憶させて
いてもよい。
【0046】また、上述した第1実施形態では、実の電
気信号データ及び、真の電気信号データを用いて、オフ
セット電圧の差異を補正していたが、オフセット電圧に
差異がなければ、真の変化度データZと、実の変化度デ
ータzのみに基づき、ディジタル電気信号を補正するよ
うにしてもよい。この場合、上記演算式(1)は、以下
に示す演算式(1)′のようになる。 X=(Z/z)・x …(1)′ ただし、真の変化度データZ=Domax−Domin 実の変化度データz=Dsmax−Dsmin
【0047】第2実施形態 次に、この発明の第2実施形態を、図面を参照して以下
説明する。第2実施形態における電流検出装置100
は、上記第1実施形態における電流検出装置100と同
様の構成であるが、PROM103に格納されている各
種データは異なる。
【0048】第2実施形態におけるPROM103内に
格納された各種データについて説明する。第2実施形態
では、図6に示すように、被計測電流に対するアナログ
電気信号は、完全な比例関係でなく、最大被計測電流I
Mmax及び、最小被計測電流IMmin付近で飽和する場合な
どに有効である。すなわち、被計測電流を、出力が飽和
する第1の区分範囲A及び、第2の区分範囲Cと、出力
が飽和しない第2の区分範囲Cとの3つに分割する。
【0049】そして、PROM103には、各区分範囲
A〜Cの境界電流IMmin、IM1、M2及び、IMmaxに応じ
て電流センサ101が実際に出力する実のアナログ電気
信号Vs0、Vs1、Vs2及び、Vs3のディジタル値Ds0、
Ds1、Ds2及び、Ds3と、境界電流IMmin、IM1、IM2
及び、IMmaxに応じて電流センサ101が出力すべき真
のアナログ電気信号のディジタル値Do0、Do1、Do2及
び、Do3とが、後述する書込装置200によって、予め
格納されている。
【0050】上記ディジタル値Ds0及び、Ds1の差(D
s1−Ds0)は、被計測電流IMminから被計測電流IM1の
変化に対する、電流センサ101が実際に出力する実の
アナログ電気信号の変化度を示す。従って、ディジタル
Ds0及び、Ds1は、第1の区分範囲Aでの実の変化度デ
ータz1を構成する。同様に、ディジタル値Ds1及び、
Ds2は、第2の区分範囲Bにおける実の変化度データz
2を、ディジタル値Ds2及び、Ds3は、第3の区分範囲
Cにおける実の変化度データz3を各々構成する。
【0051】一方、ディジタル値Do0及び、Do1の差
(Do1−Do0)は、被計測電流IMminから被計測電流I
M1の変化に対する、電流センサ101が出力すべき真の
アナログ電気信号の変化度を示す。従って、ディジタル
値Do0及び、Do1は、第1の区分範囲Aでの真の変化デ
ータZ1を構成する。同様に、ディジタル値Do1及び、
Do2は、第2の区分範囲Bにおける真の変化度データZ
2を、ディジタル値Do2及び、Do3は、第3の区分範囲
Cにおける真の変化度データZ3を各々構成する。
【0052】また、ディジタル値Ds0及び、Do0は、第
1の区分範囲A内における実の電気信号データy1、真
の電気信号データY1を各々構成する。同様に、ディジ
タル値Ds1及び、Do1は、第2の区分範囲Bにおける実
の電気信号データy2、真の電気信号データYを各々構
成し、ディジタル値Ds2及び、Do2は、第2の区分範囲
Cにおける実の電気信号データy3、真の電気信号デー
タY3を各々構成する。
【0053】上述した構成の電流検出装置の動作を図7
のCPUa104aの処理手順を示すフローチャートを
参照して以下説明する。まず、CPUa104aは、A
/D変換器102を動作させて、上記アナログ電気信号
をA/D変換させると共に、そのディジタル電気信号D
sを取り込む(ステップS11)。その後、CPUa1
04aは、取り込んだディジタル電気信号Dsに対応す
る区分範囲を判断するため、Ds0≦Ds<Ds1であるか
否かを判断する(ステップS12)。
【0054】Ds0≦Ds<Ds1であれば(ステップS1
2でY)、取り込んだディジタル電気信号Dsは、第1
の区分範囲A内にあると判断して、その旨を示すため区
分範囲エリアnに「1」を代入する(ステップS1
3)。一方、Ds0≦Ds<Ds1でなければ、次に、Ds1
≦Ds<Ds1であるか否かを判断する(ステップS1
4)。Ds0≦Ds<Ds1であれば(ステップS14で
Y)、取り込んだディジタル電気信号Dsは、第2の区
分範囲B内にあると判断して、その旨を示すため区分範
囲エリアnに「2」を代入する(ステップS15)。
【0055】また、Ds1≦Ds<Ds2でなければ(ステ
ップS14でN)、取り込んだディジタル電気信号Ds
は、第3の区分範囲C内にあると判断して、その旨を示
すため区分範囲エリアnに「3」を代入する(ステップ
S16)。
【0056】その後、CPUa104aは、補正演算処
理を行う。すなわち、PROM103に格納された各デ
ィジタル値を、下記に示す演算式(2)に代入して、A
/D変換器102から出力されたディジタル電気信号x
を補正し、真のディジタル電気信号Xを演算する。
【0057】 X=Yn+(Zn/zn)・(x−yn) …(2) 但し、真の変化度データZn=Don−Do(n-1) 実の変化度データzn=Dsn−Ds(n-1) 真の電気信号データYn=Do(n-1) 実の電気信号データyn=Ds(n-1) n=区分範囲エリア
【0058】その後、CPUa104aは、算出した補
正ディジタル電気信号Xを、D/A変換器105に対し
て出力する。D/A変換器105は、補正ディジタル電
気信号を、D/A変換した補正アナログ電気信号、すな
わち真のアナログ電気信号を出力する。
【0059】上述した第1実施形態のような補正では、
アナログ電気信号の飽和等に起因して、図8(a)に示
すように、真のアナログ電気信号との誤差が生じてしま
う。しかしながら、第2実施形態のように、被計測電流
を分割し、各区分範囲毎に補正することのより、区分範
囲によって、図8(b)に示すように、真のアナログ電
気信号とほぼ一致した出力をすることができ、より一層
計測精度を向上することができる。
【0060】次に、各ディジタル値の書き込みを行う書
込装置200について以下説明する。書込装置200の
構成は、図4について、上述した第1実施形態と同様で
あるので、ここでは書込装置200の動作を、CPUb
202aの処理手順を示す図9のフローチャートを参照
して以下説明する。まず、CPUb202aは、定電流
電源回路201を制御して、IMmin→IM1→IM2→IMm
axの順に被計測電流を流す(ステップS20、21、2
6、29)。このとき、電流センサ101は、この被計
測電流IMmin、IM1、IM2及び、IMmaxの通電に応じた
アナログ電気信号を、A/D変換器102に対して出力
する。
【0061】そして、CPUb202aは、各被計測電
流IMmin、IM1、IM2及び、IMmaxの通電時にA/D変
換器102を動作させると共に、A/D変換器102が
変換したディジタル電気信号を各々取り込む(ステップ
S21、24、27、30)。取り込んだ後、各ディジ
タル電気信号を、各々ディジタル値Ds0、Ds1、Ds2及
び、Ds3としてPROM103に書き込む(ステップS
22、25、28、31)。
【0062】その後、CPUb202aは、ROMb2
02b内に予め格納された被計測電流IMmin、IM1、I
M2及び、IM3に応じて電流センサ101が出力すべき真
のアナログ電気信号のディジタル値Do0、Do1、Do2及
び、Do3を各々PROM103に書き込む(ステップS
32)。上述したように、定電流電源回路201により
通電して得たディジタル電気信号を実の変化度データ又
は、実の電気信号データを構成するディジタル値として
書き込むことにより、容易に実の変化度データ又は、実
の電気信号データを書き込むことができる。
【0063】なお、上述した第2実施形態では、各区分
範囲A〜Cに応じた真の変化度データZn又は、実の変
化度データzを構成するディジタル値を、PROM10
3内に記憶させていたが、例えば、各区分範囲A〜Cに
応じた真の変化度データZn又は、実の変化度データz
そのものを記憶させてもよい。
【0064】また、上述した第2実施形態では、被計測
電流を区分範囲A〜Cの3つに分割していたが、分割数
は3つに限ったものではなく、例えば4つであっても、
5つであってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、電流センサを構成する各部品の寸法や特
性、組み付け位置等のばらつきに起因して被計測電流に
対する電気信号の変化度すなわち、感度が製品ごとにば
らついても、記憶手段に記憶された真の変化度データ
と、実の変化度データとに基づき、真の変化度と、実の
変化度との差異により生じる電気信号の誤差を除去し、
真の電気信号を出力することができるので、製品ごとの
出力のばらつきを抑え、安価に、被計測電流の検出精度
の向上を図った電流検出装置を得ることができる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、被計測電流
の区分範囲に応じて、電流センサが実際に出力する実の
電気信号の変化度が変わっても、各区分範囲に基づいた
真の変化度データに基づき補正することにより、真の変
化度と、実の変化度との差異により生じる電気信号の誤
差を除去し、真の電気信号を出力することができるの
で、より一層被計測電流の検出精度の向上を図った電流
検出装置を得ることができる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、電流センサ
を構成する各部品の特性等のばらつきに起因してさら
に、電気信号のオフセット電圧が製品ごとにばらついて
も、記憶手段に記憶された真の電気信号データと、実の
電気信号データとに基づき、真の電気信号と実の電気信
号との差、すなわちオフセット電圧を除去した電気信号
を出力することができるので、より一層被計測電流の検
出精度の向上を図った電流検出装置を得ることができ
る。
【0068】請求項4記載の発明によれば、実の変化度
データを構成する実の電気信号を記憶するだけでよく、
実の変化度データを構成する実の電気信号とは別に、実
の電気信号データを記憶する必要がないので、記憶手段
の容量を抑えた電流検出装置を得ることができる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、上記演算式
を用いて、真の電気信号データ、実の電気信号データ、
真の変化度データ及び、実の変化度データに基づき、電
気信号を補正することができるので、容易に電流センサ
が出力した電気信号を補正することができる電流検出装
置を得ることができる。
【0070】請求項6記載の発明によれば、コアのギャ
ップ寸法や、磁気特性のばらつき、磁気感応素子のギャ
ップへの取付位置のばらつきによって生じる電流センサ
の出力を、補正手段が補正することができるので、被計
測電流の検出精度向上を図った電流検出装置を得ること
ができる。
【0071】請求項7記載の発明によれば、通電手段の
通電によって得た電気信号に基づいた変化度データを書
き込むことにより、容易に実の変化度データを書き込む
ことができる電流検出装置用書込装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電流検出装置及び、電流検出装置用書
込装置の基本構成図を示すブロック図である。
【図2】本発明の電流検出装置及び、電流検出用書込装
置の一実施の形態を示す図である。
【図3】図2の電流検出装置を構成するCPUの第1実
施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図2の電流検出装置用書込装置の詳細を示す図
である。
【図5】図4の書込装置を構成するCPUの第1実施形
態における処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態における電流検出装置内のPRO
M内に格納される各データを説明するための図である。
【図7】図2の電流検出装置を構成するCPUの第2実
施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態における補正の効果を説明するた
めの図である。
【図9】図4の書込装置を構成するCPUの第2実施形
態における処理手順を示すフローチャートである。
【図10】電流センサの一例を示す図である。
【図11】従来の電流センサの問題を説明するための図
である。
【符号の説明】
101 電流センサ 103 記憶手段(PROM) 104a 補正手段(CPUa) 101a コア 101a−1 ギャップ(ギャップ部) 101b 磁気感応素子(ホール素子) 300 通電手段 202a−1 第1の書込手段(CPUb) 202a−2 第2の書込手段(CPUb)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測電流に応じた電気信号を出力する
    電流センサと、 前記被計測電流に対して、前記電流センサが出力すべき
    真の電気信号の変化度を示す変化度データと、前記被計
    測電流に対する前記電流センサが実際に出力する電気信
    号の変化度を示す実の変化度データとを記憶する記憶手
    段と、 前記真の変化度データと、前記実の変化度データとに基
    づき、前記電気信号を補正する補正手段とを備えること
    を特徴とする電流検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電流検出装置であって、 前記記憶手段は、前記被計測電流を所定区分範囲毎に分
    割し、各区分範囲での前記実の変化度データを複数記憶
    し、 前記補正手段は、前記電気信号を、当該電気信号に対応
    する区分範囲での前記実の変化度データと、前記真の変
    化度データとに基づき、補正することを特徴とする電流
    検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は、2記載の電流検出装置で
    あって、 前記記憶手段は、所定の被計測電流に対して、前記電流
    センサが出力すべき真の電気信号を示す真の電気信号デ
    ータと、前記所定の被計測電流に対して、前記電流セン
    サが実際に出力する実の電気信号を示す実の電気信号デ
    ータとをさらに記憶し、 前記補正手段は、前記真の電気信号データと、前記実の
    電気信号データとに基づき、前記電気信号を補正するこ
    とを特徴とする電流検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電流検出装置であって、 前記記憶手段は、少なくとも2以上の異なる被計測電流
    に対して、前記電流センサが実際に出力する実の電気信
    号を前記実の変化度データとして記憶し、 前記実の変化度データを構成する実の電気信号の何れか
    を、実の電気信号データとして記憶することを特徴とす
    る電流検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は、4項記載の電流検出装置
    であって、 前記補正演算手段は、補正後の電気信号をX、補正前の
    電気信号をx、真の電気信号データをY、実の電気信号
    データをy、真の変化度データをZ、実の変化度データ
    をzとしたとき、以下に示す演算式に基づき、前記電気
    信号を補正する X=Y+(Z/z)・(x−y) ことを特徴とする電流検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5何れか1項記載の電流検出
    装置であって、 前記電流センサは、前記被計測電流に応じた磁束がギャ
    ップ間に発生するコアと、前記コアに発生する磁束を検
    出し、その検出値を電気信号として出力する磁気感応素
    子とを備えることを特徴とする電流検出装置。
  7. 【請求項7】 被計測電流に対して、電流センサが出力
    すべき真の電気信号の変化度を示す変化度データと、前
    記被計測電流に対する前記電流センサが実際に出力する
    電気信号の変化度を示す実の変化度データとを記憶手段
    に書き込む電流検出装置用書込装置であって、 少なくとも2以上の異なる被計測電流を通電させる通電
    手段と、 前記通電手段の通電によって、前記電流センサが実際に
    出力する電気信号に基づいた実の変化度データを、前記
    記憶手段に書き込む第1の書込手段と、 予め定められた前記真の変化度データを、前記記憶手段
    に書き込む第2の書込手段とを備えることを特徴とする
    電流検出装置用書込装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004245804A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Matsushita Electric Works Ltd 電気量検出センサ
JP2005351701A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電流検出装置
JP2007228714A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2009281881A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 電流センサ装置及び電力変換装置並びに電力センサ装置の温度補正方法
WO2016021383A1 (ja) * 2014-08-06 2016-02-11 株式会社東海理化電機製作所 電流センサ

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