JP2009281542A - フロントフォーク及び該フロントフォークを備えた自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】肉厚や径を変えることなく、車両の用途等に適した剛性にコントロールできるフロントフォークを提供する。
【解決手段】アウタチューブ15aの開口15d近傍に配設された第1スライド軸受22は、インナチューブ15bの摺動方向aと直角の方向bに相対移動可能に配設されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アウタチューブと、該アウタチューブ内に摺動自在に挿入されたインナチューブと、該インナチューブとアウタチューブとの間に配設された複数のスライド軸受とを備えたフロントフォーク及び該フロントフォークを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車では、走行中に作用するフロントフォークの曲げモーメントに対する剛性を高める観点から、例えば、アウタチューブとインナチューブとの間に大きな隙間を設けることによりアウタチューブの開口部分を大径化し、該開口部分の断面係数を大きくし、もってフロントフォークの曲げ剛性を高めたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−241481号公報
ところで、前記従来のフロントフォークでは、アウタチューブの開口部分を大径化して断面係数を大きくする構造を採用しており、このため、曲げ剛性を高めるには有効であるものの、例えば制動時の曲げ振動や路面からの衝撃力に対する減衰効果は十分に得られない。
このような曲げ振動や減衰効果を高めるには、フロントフォークの曲げ剛性を低くすることにより可能であるが、そのためにはアウタチューブを小径化したり,薄肉化したりする必要がある。このため、車種ごとに肉厚や径の異なるフロントフォークを準備する必要があり、部品コストが上昇するという問題がある。
例えば、オフロードタイプの自動二輪車では、その用途からしてジャンプしたり,障害物を乗り越えたりする場合があることから、フロントフォークの曲げ剛性が高過ぎると、衝撃力がライダに直接伝わり易く、操縦安定性が損なわれるおそれがある。このような衝撃力を緩和するには、フロントフォークの曲げ剛性を必要最小限に抑えることが好ましく、コストの上昇を招くことなく、車両の用途等に適した剛性のフロントフォークが要請される。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、肉厚や径を変えることなく、車両の用途等に適した剛性にコントロールできるフロントフォーク及び該フロントフォークを備えた自動二輪車を提供することを課題としている。
本発明は、車体フレーム又は前輪の何れか一方が取り付けられるアウタチューブと、該アウタチューブ内に摺動自在に挿入され、前記車体フレーム又は前輪の何れか他方が取り付けられるインナチューブと、該インナチューブとアウタチューブとの間に配設された複数のスライド軸受とを備えたフロントフォークであって、前記スライド軸受のうち、前記アウタチューブの開口近傍に配設された第1スライド軸受は、前記インナチューブの摺動方向と直角の方向に相対移動可能に配設されていることを特徴としている。
本発明に係るフロントフォークによれば、アウタチューブの開口近傍に配設された第1スライド軸受を摺動方向と直角方向に相対移動可能としたので、第1スライド軸受の相対移動量の分だけフロントフォークの開口近傍部分の曲げ剛性を小さくすることができ、制動時に作用する曲げ振動や路面からの衝撃力をフロントフォークが軸直角方向に撓ることにより吸収することとなる。これにより、アウタチューブやインナチューブの肉厚や径を変えることなく、第1スライド軸受の相対移動量を設定するだけの簡単な構造で、かつ低コストで、車両の用途等に応じた剛性にコントロールできる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施形態によるフロントフォークを備えた自動二輪車を説明するための図である。なお、本実施形態の説明のなかで前後,左右という場合は、特記なき限り、シートに着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1はオフロードタイプの自動二輪車を示している。該自動二輪車1は、クレードル型の車体フレーム2と、該車体フレーム2のクレードル内に搭載されたエンジン3と、前記車体フレーム2の前端に位置するヘッドパイプ2aにより左右操向自在に枢支されたフロントフォーク4と、前記車体フレーム2の後下端部に位置するリヤアームブラケット部2bにより上下揺動自在に支持されたリヤアーム5とを備えている。
また前記自動二輪車1は、前記車体フレーム2のヘッドパイプ2aから後斜め下方に延びるタンクレール部2c上に搭載された燃料タンク6と、該タンクレール2cから後方に延びるシートレール2d上に搭載された鞍乗型のシート7とを備えている。
前記シート7は、車体フレーム2の前後方向略全長に渡る長さを有し、前部7aが燃料タンク6の上壁部を覆うように配置されている。
前記リヤアーム5の後端部には後輪10が軸支されており、該リヤアーム5と車体フレーム2との間には上下方向に延びるリヤクッション(不図示)が介設されている。
前記フロントフォーク4の下端部には前輪8が配設され、上端部には操向ハンドル9が配設されている。
前記フロントフォーク4は、左,右一対のフォーク本体15,15と、該左,右のフォーク本体15の上端部,中間部を連結する上,下ブラケット16,17と、該上,下ブラケット16,17を連結する操向軸18とを有する。
該操向軸18が軸受(不図示)を介して前記ヘッドパイプ2aにより軸支されている。これによりフロントフォーク4全体が操向軸18を中心に左右回動自在となっている。また前記上ブラケット16には、前記操向ハンドル9が取り付けられ、下ブラケット17には、前記前輪8の上方を覆うフロントフェンダ19が取り付けられている。
前記左,右のフォーク本体15は、アウタチューブ15aと、該アウタチューブ15a内に摺動自在に挿入されたインナチューブ15bと、該インナチューブ15aとアウタチューブ15aとの間に摺動方向aに所定の間隔をあけて配置された第1,第2スライド軸受22,23とを備えている。
前記フロントフォーク4は、アウタチューブ15aが車体フレーム2側に取り付けられ、インナチューブ15bに前輪8に取り付けられた、いわゆる倒立タイプのものである。
前記左,右のインナチューブ15bの下端部には、車軸支持ブラケット15cが前方に突出するよう設けられ、該車軸支持ブラケット15cに前記前輪8を回転自在に支持する車軸21がボルト締め固定されている。
前記左,右のアウタチューブ15aは下端部が開口し、上端部が閉塞された円筒状のものであり、前記左,右のインナチューブ15bは上端部が開口し、下端部が閉塞された円筒状のものである。
前記左,右のフォーク本体15には、走行中に路面から前輪8を介して伝わる衝撃力を吸収するダンパ機構25が内蔵されている。
該ダンパ機構25は、図3に示すように、インナチューブ15b内に配置固定され、作動油が充填された円筒状のシリンダ26を有する。該シリンダ26内には減衰機構を有するピストン27が摺動自在に挿入されている。該ピストン27に連結されたピストンロッグ28は、シリンダ26から上方に延びてアウタチューブ15aに固定されている。前記ピストンロッド18の上端部とシリンダ26の開口縁部との間には、アウタチューブ15a,インナチューブ15bを相対的に伸び方向に付勢するコイルばね29が介設されている。
前記アウタチューブ15aの下端開口部15dの内周面には、開口縁から摺動方向aの上側に延びるシール収容部15eと、該シール収容部15eに続いて上側に延び、シール収容部15eより小径の軸受収容部15hとが形成されている。
該シール収容部15e及び軸受収容部15hは、アウタチューブ15aの下端部15cの外径を他の部分より大径に形成し、機械加工により前記下端部15cの内径を拡大することにより形成されたものである。これにより下端部15cの肉厚は、他の部分の肉厚と略同等となっている。
前記アウタチューブ15aのシール収容部15eの上側には、フォーク本体15から作動油が外部に漏出するのを防止するオイルシール30が挿入されている。該オイルシール30の下側には、外部からダストがフォーク本体15内に進入するのを防止するダストシール31が挿入されている。
前記オイルシール30は、板金製リング状の圧入嵌合部材30aと、該圧入嵌合部材30aの外周部を囲むように焼き付けて形成されたゴム部材30bとを有する。
前記圧入嵌合部材30aは、アウタチューブ15aのシール収容部15eの内周面に油密に圧入され、ゴム部材30bは、インナチューブ15bの外周面に摺接している。またゴム部材30bには、該ゴム部材30bをインナチューブ15bの外周面に押圧する2つのリングばね30c,30cが装着されている。なお、前記リングばね30cは、必ずしも設けなくてもよい。
前記シール収容部15eの、オイルシール30の開口部側端部には、環状溝15fが形成され、該環状溝15f内には、オイルシール30の軸方向移動を阻止するサークリップ32が装着されている。
前記ダストシール31は、板金製でリング状の圧入部材31aと、該圧入部材31aの外周部を囲むように焼き付けて形成されたゴム部材31bとを有する。なお、圧入部材31aの内周側にゴム部材を形成してもよい。
前記圧入部材31aは、アウタチューブ15aのシール収容部15eの内周面に着脱可能に圧入され、ゴム部材31bは、アウタチューブ15aの下端開口部15dから外方に露出しており、前記インナチューブ15bの外周面に摺接している。
前記第1スライド軸受22は、前記軸受収容部15hに配置されている。該第1スライド軸受22は、インナチューブ15bの外周面に摺接しており、かつ該インナチューブ15bの摺動方向aと直角の方向bに、以下の構造により相対移動可能に配設されている。
前記第1スライド軸受22とアウタチューブ15aの軸受収容部15hとの間には、バックアップリング24が配置されている。該バックアップリング24及び第1スライド軸受22は、アウタチューブ15aのシール収容部15eのオイルシール30の上側に配置されたストッパ板36により軸方向移動不能に支持されている。
前記バックアップリング24は、第1スライド軸受22の径方向外側にて前記直角方向bに重なるよう配置されており、軸線を含む面で断面して見たとき、摺動方向aの寸法が直角方向bの寸法より長い概ね楕円形状を有する(図4参照)。
前記バックアップリング24とアウタチューブ15aの軸受収容部15hとの間には、前記第1スライド軸受22、ひいてはインナチューブ15bの相対移動を許容する隙間t2が形成されている。この隙間t2は、フロントフォーク4に要求される曲げ剛性が小さくなるほど大きな値に設定ており、具体的には、50〜100μmとなっている。
また前記バックアップリング24と軸受収容部15hとの間には、弾性体からなるシールリング37が介設されている。該シールリング37は、第1スライド軸受22の直角方向bへの移動によりバックアップリング24が軸受収容部15hに当たることにより生じる接触音を防止するとともに、低負荷状態でバックアップリング24をセンタリングさせる機能を有する。
また前記第2スライド軸受23は、前記第1スライド軸受22から上側に離れた位置に配置されている。詳細には、第2スライド軸受23は、最伸び時のインナチューブ15bの上端部に摺接する位置に配置されている。
前記第2スライド軸受23は、アウタチューブ15aの内周面に摺動方向aに移動不能に支持されており、インナチューブ15bの外周面に摺接している。
前記第2スライド軸受23の摺動面には、軸線を含む平面で断面したとき円弧状をなす面取部23a,23aが形成されている。この面取部23aは、第2スライド軸受23の上端部及び下端部の内径を開口側にいくほど拡大することにより形成されたものである。これにより上,下の面取部23aとインナチューブ15bの外周面との間には、隙間t1,t1が形成されている。なお、前記面取部23aの上,下の何れか一方にのみ設けてもよい。
前記アウタチューブ15aとインナチューブ15bとの、前記第2スライド軸受23の上側部分には隙間sが確保されている。この隙間sは、第2スライド軸受23を中心に第1スライド軸受22、ひいてはインナチューブ15bが軸直角方向に相対移動したときに、インナチューブ15bがアウタチューブ15aに干渉しないよう設定されている。
本実施形態によれば、左,右のアウタチューブ15aの開口部15dに配設された第1スライド軸受22を摺動方向aと直角の方向bに相対移動可能としたので、第1スライド軸受22の相対移動量の分だけフロントフォーク4の開口部15d近傍の曲げ剛性を小さくでき、制動時に作用する曲げ振動や路面からの衝撃力をフロントフォーク4が軸直角方向bに撓ることにより吸収することが可能となる。これにより、アウタチューブやインナチューブの肉厚や径を変えることなく、第1スライド軸受22の相対移動量を設定するだけの簡単な構造でかつ低コストで、車両に応じた剛性にコントロールできる。
本実施形態では、前記第1スライド軸受22とアウタチューブ15aとの間にバックアップリング24を配設し、該バックアップリング24とアウタチューブ15aとの間に、第1スライド軸受22の相対移動を許容する隙間t2を設けたので、バックアップリング24の径方向板厚を変えることにより、前記隙間t2を所望の値に設定することができ、コスト上昇を抑制できる。なお、アウタチューブ側の内径を拡大することにより隙間を形成することも可能であるが、この場合には機械加工を要する。
本実施形態では、第1スライド軸受22から摺動方向aの上側に離れた位置に第2スライド軸受23を配置し、該第2スライド軸受23のインナチューブ15bとの摺動面に面取部23aを形成したので、第1スライド軸受22と第2スライド軸受23との間の部分に渡って曲げ剛性を小さくすることができ、制動時の曲げ振動や路面からの衝撃力をより効果的に吸収できる。
また、前記面取部23aを形成して隙間t1を設ける構造を採用したので、第1スイライド軸受22、ひいてはインナチューブ15bが軸直角方向に相対移動したときに、第2スライド軸受23に局部的な圧力が作用するのを防止でき、動作の悪化を防止できる。
本実施形態では、アウタチューブ15aとインナチューブ15bとの第2スライド軸受23より上側部分に隙間sを確保したので、第2スライド軸受23を中心に第1スライド軸受22が隙間t2の分だけ相対移動した場合の、インナチューブ15bの第2スライド軸受端部がアウタチューブ15aに干渉するのを防止できる。
なお、前記実施形態では、バックアップリング24とアウタチューブ15aとの間の隙間t2を全周に渡って均一になるように構成したが、図8に示すように、車両前後方向における隙間t2′と車幅方向における隙間t2′′を異なる値に設定してもよい。具体的には、例えば前記バックアップリング24の車両前後方向における前,後縁部24aの厚さを、車幅方向における左,右縁部24bの厚さより大きく形成することにより、車両前後方向における隙間t2′を小さくし、車幅方向における隙間t2′′を大きくする。なお、これと逆に、車両前後方向における隙間t2′を大きくし、車幅方向における隙間t2′′を小さくしてもよい。
このような構成を採用した場合、フロントフォークの車両前後方向における剛性と車幅方向における剛性を独立してコントロールできる。前記例では、車両前,後方向における剛性が車幅方向における剛性より大きくなる。
また、前記実施形態では、バックアップリング24とアウタチューブ15aとの間に隙間t2を設けることで、第1スライド軸受22の相対移動を許容したが、本発明は、図6に示すように、バックアップリング24とアウタチューブ15aとの間に、第1スライド軸受22の相対移動を許容するゴム等からなる弾性部材40を介在させてもよい。
このようにした場合には、制動時の曲げ振動や路面からの衝撃力を吸収しつつ、バックアップリング24がアウタチューブ15aに当たることによる干渉音を確実に防止できる。
また前記実施形態では、第2スライド軸受23に面取部23aを形成したが、本発明は、図7に示すように、第2スライド軸受23をフローティングさせて直角方向bに相対移動可能としてもよい。この場合には、第2スライド軸受23とアウタチューブ15aとの間にバックアップリング41を配設し、該バックアップリング41とアウタチューブ15aとの間に、前記第2スライド軸受23の相対移動を許容する隙間t3を設けることとなる。
さらにまた前記実施形態では、アウタチューブ15aが車体フレーム2側に取付られ、インナチューブ15bに前輪8が取り付けられた、いわゆる倒立タイプのフロントフォーク4を例に説明したが、本発明は、インナチューブが車体フレーム側に取り付けられ、アウタチューブに前輪側が取り付けられた、いわゆる正立タイプのフロントフォークにも適用できる。
また前記実施形態では、オフロードタイプの自動二輪車を例にとって説明したが、本発明は、オンロードタイプの自動二輪車,不整地走行用の小型自動三輪車等のフロントフォークにも適用できる。
本発明の一実施形態によるフロントフォークを備えた自動二輪車の側面図である。 前記フロントフォークの正面図である。 前記フロントフォークのフォーク本体の断面図である。 前記フォーク本体の第1スライド軸受部分の拡大断面図である。 前記フォーク本体の第2スライド軸受部分の拡大断面図である。 前記実施形態のフロントフォークの変形例示す第1スライド軸受部分の拡大断面図である。 前記実施形態のフロントフォークの他の変形例を示す第2スライド軸受部分の断面図である。 前記実施形態の第1スライド軸受部分の変形例を示す断面図(図4のVIII−VIII断面図)である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
4 フロントフォーク
8 前輪
15 フォーク本体
15a アウタチューブ
15b インナチューブ
15d 開口部
22 第1スライド軸受
23 第2スライド軸受
23a 面取部
24 バックアップリング
40 弾性部材
a 摺動方向
b 直角方向
t2 隙間
s アウタチューブとインナチューブとの隙間

Claims (7)

  1. 車体フレーム又は前輪の何れか一方が取り付けられるアウタチューブと、該アウタチューブ内に摺動自在に挿入され、前記車体フレーム又は前輪の何れか他方が取り付けられるインナチューブと、該インナチューブとアウタチューブとの間に配設された複数のスライド軸受とを備えたフロントフォークであって、
    前記スライド軸受のうち、前記アウタチューブの開口近傍に配設された第1スライド軸受は、前記インナチューブの摺動方向と直角の方向に相対移動可能に配設されていることを特徴とするフロントフォーク。
  2. 請求項1に記載のフロントフォークにおいて、
    前記第1スライド軸受とアウタチューブとの間には、バックアップリングが配設されていることを特徴とするフロントフォーク。
  3. 請求項2に記載のフロントフォークにおいて、
    前記アウタチューブと前記バックアップリングとの間には、前記第1スライド軸受の前記相対移動を許容する隙間が設けられていることを特徴とするフロントフォーク。
  4. 請求項2に記載のフロントフォークにおいて、
    前記アウタチューブと前記バックアップリングとの間には、前記第1スライド軸受の前記相対移動を許容する弾性部材が介在されていることを特徴とするフロントフォーク。
  5. 請求項1に記載のフロントフォークにおいて、
    前記スライド軸受のうち、前記アウタチューブの開口から離れた位置に配設された第2スライド軸受の、前記インナチューブとの摺動面には、面取部が形成されていることを特徴とするフロントフォーク。
  6. 請求項5に記載のフロントフォークにおいて、
    前記インナチューブとアウタチューブとの前記第2スライド軸受を挟んで第1スライド軸受と反対側部分の隙間を拡大したことを特徴とするフロントフォーク。
  7. 請求項1ないし6の何れかに記載のフロントフォークを備えたことを特徴とする自動二輪車。
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