JP2009281505A - マリンホース - Google Patents

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Abstract

【課題】潮流によってホース本体に加わる径方向の力を低減することのできるマリンホースを提供する。
【解決手段】ホース本体10の外周面にホース本体10の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部15aが設けられ、各粗面状部15aは互いにホース本体10の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体10に径方向の力Frが加わる際に、各粗面状部15aによってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体10の抗力係数Cdを低減することができる。即ち、潮流によってホース本体10に加わる径方向の力Frを低減することができ、口金20やホース本体10の耐久性を向上する上で極めて有利であり、口金20の小型化や軽量化を図る上でも極めて有利である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば原油等の液体燃料を海中の原油給送施設から海上のタンカーに輸送し、また、海上のタンカーから海底パイプラインを通して陸上のプラントに輸送するための液体燃料輸送用のマリンホースに関するものである。
一般に、この種のマリンホースとしては、耐油性の内側ゴム層と内側ゴム層の外側に配置された補強層とが設けられたホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、口金を介して他のマリンホースと連結され、海中の原油給送施設から海上のタンカーに原油を輸送するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−85684号公報
ところで、前記マリンホースは、ホース本体が0.4〜0.6m程度の大きな直径を有する円筒状に形成され、複数のマリンホースが口金を介して連結されるとともに、連結された各マリンホースが海中に配置され、潮流によって各マリンホースのホース本体に径方向の大きな力が加わるので、マリンホースと原油給送施設との連結部やマリンホース同士の連結部に大きな力が加わる。このため、前記連結部の強度を上げる必要があり、連結部が重くなるとともにコストアップを招くという問題点があった。さらに、過大な力を受けるため、ホースの疲労が促進されるという問題点もあった。
また、流体中において円筒状物体に加わる径方向の力Frは、Fr=0.5×Cd(抗力係数)×ρ(流体の密度)×V2(流体の速度の2乗)×S(基準面積)の式によって求められる。即ち、円筒状のホース本体に加わる径方向の力Frは抗力係数Cd及び流体の速度Vの2乗に比例し、抗力係数Cdを低下させることによりホース本体に加わる径方向の力Frを低減することができる。
また、流体中の円筒状物体の抗力係数Cdはレイノルズ数Reとの間で図9に示す関係があり、レイノルズ数Reは、Re=V(流体の速度)×L(円筒の直径)÷ν(流体の動粘度)によって求まるものである。一方、図9に示すように、レイノルズ数Reが10〜1.0×103の範囲では、抗力係数Cdが徐々に低下し、レイノルズ数Reが1.0×103〜3.0×105の範囲では、抗力係数Cdがほぼ一定となり、レイノルズ数Reが3.0×105よりも大きい範囲では、抗力係数Cdが急激に低下する。このような抗力係数Cdの変化は円筒状物体の表面近傍または後方に発生する乱流によって生ずると考えられている。
ここで、海水の動粘度νは海水温が5〜25℃の場合に1.0×10-6〜1.7×10-62/sec程度であり、ホース本体の直径が0.4〜0.6mであることから、潮流の速度が0.5m/sec(発生頻度が多いと想定される速度)の場合のレイノルズ数Reの最小値は、直径が0.4mの場合で約1.2×105となり、直径が0.6mの場合で約1.8×105となる。即ち、発生頻度が多いと想定される海象条件においては、前記マリンホースは抗力係数Cdがほぼ一定となる領域で用いられているので、抗力係数Cdの低下による径方向の力Frの低減を期待することができず、前記マリンホースのホース本体には流体の速度Vの2乗に比例した径方向の力Frが加わることになる。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、潮流によってホース本体に加わる径方向の力を低減することのできるマリンホースを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部を設け、各粗面状部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置している。
これにより、ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部が設けられ、各粗面状部は互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体に径方向の力が加わる際に、各粗面状部によってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体の抗力係数を低減することができる。
また、本発明は、所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の突出部を設け、各突出部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置している。
これにより、ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の突出部が設けられ、各突出部は互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体に径方向の力が加わる際に、各突出部によってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体の抗力係数を低減することができる。
また、本発明は、所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の凹状部を設け、各凹状部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置している。
これにより、ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の凹状部が設けられ、各凹状部は互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体に径方向の力が加わる際に、各凹状部によってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体の抗力係数を低減することができる。
本発明によれば、潮流中に配置されたホース本体の抗力係数を低減することができるので、潮流によってホース本体に加わる径方向の力を低減することができ、口金の小型化や軽量化、さらに、ホースの長寿命化を図る上で極めて有利である。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1はマリンホースの側面図、図2はマリンホースの要部側面断面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は水中に配置された円筒状部材のレイノルズ数と抗力係数との関係の測定結果を示すグラフである。
このマリンホースは、ホース本体10と、ホース本体10の軸方向の両側にそれぞれ設けられた口金20とを備えている。このマリンホースは、例えば海底に設けられたパイプラインのPLEM(Pipe Line End Manifold)から海上のタンカーに原油を輸送するために用いられ、複数のマリンホースが口金20を介して連結されるとともに、一端側に配置されたマリンホースの口金20がPLEMに連結される。
ホース本体10は、原油に対する耐油性を有する内側ゴム層11と、内側ゴム層11の外周面側に配置された第1補強層12と、第1補強層12の外周面側に配置されたワイヤー層13と、ワイヤー層13の外周面側に配置された第2補強層14と、内側ゴム層11、第1補強層12、ワイヤー層13及び第2補強層14を覆うように形成されたカバーゴム層15とを備えている。即ち、ホース本体10は各層11,12,13,14,15を有する多層構造である。また、ホース本体10は直径0.4〜0.6m程度の円筒状に形成されている。
第1補強層12は例えば第1耐圧コード層12aと第2耐圧コード層12bとを有する。各耐圧コード層12a,12bはナイロンコード、ポリエステルコード、金属コード等によって補強されたゴム層であり、ホース本体10に用いられる周知の構造を有するものである。
ワイヤー層13は第1補強層12の外周面に金属製のワイヤーが螺旋状に巻回されることにより形成されている。
第2補強層14はナイロンコード、ポリエステルコード、金属コード等によって補強されたゴム層であり、ホース本体10に用いられる周知の構造を有するものである。
カバーゴム層15はスチレンブタジエンゴムやクロロプレンゴム等の耐候性を有するゴム材料から成り、その外周面にはホース本体10の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部15aが設けられている。各粗面状部15aは中心線平均粗さRaで1.0mm程度の粗さを有しており、例えばカバーゴム層15を加硫する際に粗面状の表面を有する当て板を当てることにより設けられる。各粗面状部15aはホース本体10の長さ方向の全体に亘って設けられ、互いにホース本体10の周方向に所定角度α(例えば30°)の間隔をおいて配置されている。
尚、内側ゴム層11、第1補強層12、ワイヤー層13、第2補強層14及びカバーゴム層15を有するマリンホースは一般的であり、必要に応じてワイヤー層13や第2補強層14を省いた構成にすることも可能であり、その他の構成を追加することも可能である。
各口金20は金属材料から成るとともにマリンホースに用いられる周知の構造を有し、図示しないボルト等によって他のマリンホースの口金20と着脱自在に接続されるようになっている。
以上のように構成されたマリンホースは、海中に配置されて用いられるので、潮流によってホース本体10に径方向の力Frが加わる。
ここで、ホース本体10の外周面にはホース本体10の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部15aが設けられ、各粗面状部15aは互いにホース本体10の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体10に径方向の力が加わる際に、各粗面状部15aによってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体10の抗力係数Cdを低減することができる。前記径方向の力Frと前記抗力係数Cdとの関係は、Fr=0.5×Cd×ρ(海水の密度)×V2(潮流の速度の2乗)×S(基準面積)という式によってあらわすことができる。
ホース本体10の外周面に粗面状部15aを形成することにより、潮流中のホース本体10の抗力係数Cdを低減できることについては、図4の実験結果から明らかである。図4の実験結果は、ホース本体10の代わりに円筒状部材を水中に配置し、円筒状部材と水とを速度0.37m/sec、0.72m/sec、1.11m/secで相対的に移動させ、円筒状部材に加わる径方向の力Frから前述の式によって抗力係数Cdを算出したものである。
ここで、円筒状部材と水とを速度0.37m/sec、0.72m/sec、1.11m/secで相対的に移動させた時に、レイノルズ数Reがそれぞれ2.2×104、4.5×104、6.7×104となる。レイノルズ数Reは、Re=V(潮流の速度)×L(円筒の直径)÷ν(水の動粘度)によって求まるものである。
レイノルズ数Reが2.2×104となるのは、例えばホース本体10が直径0.4mに形成され、海水の動粘度が1.7×10-62/secである時に、潮流の速度が約0.1m/sec相当となる場合である。また、レイノルズ数が4.5×104となるのは、前記ホース本体10の直径及び海水の動粘度である時に、潮流の速度が約0.2m/sec相当となる場合であり、レイノルズ数が6.7×104となるのは、前記ホース本体10の直径及び海水の動粘度である時に、潮流の速度が約0.3m/sec相当となる場合である。
また、図4の実験結果は、円筒状部材の外周面に何も設けない場合(比較例)と、円筒状部材の外周面にその軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部を設けた場合(実施例)とを比較したものである。ここで、実施例の円筒状部材は比較例に用いた円筒状部材の外周面に粗面状表面を有するシールを貼り付けることにより形成されている。ここで、各粗面状部は互いに円筒状部材の周方向に30°の間隔をおいて配置されている。
図4の実験結果より、レイノルズ数Reが2.2×104となる条件では、比較例と実施例とで大きな差は生じていないが、レイノルズ数Reが大きくなると、比較例に対して実施例の抗力係数Cdが低下している。
ここで、ホース本体10の直径は0.4〜0.6m程度であることが多く、海水の動粘度は1.0×10-6〜1.7×10-62/sec程度であることから、潮流の速度が0.5m/secの場合の最小値は、直径が0.4mの場合で1.2×105となり、最大値は直径が0.6mの場合で2.9×105となる。即ち、ホース本体10の外周面に各粗面状部15aを設けることにより、ホース本体10の直径が小さくなる程、または、海水の動粘度が大きくなる程、Reの数値は小さくなり、外周面に各粗面状部15aを設けることによる前述の効果が発揮される。
このように、本実施形態によれば、ホース本体10の外周面にホース本体10の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部15aが設けられ、各粗面状部15aは互いにホース本体10の周方向に間隔をおいて配置されているので、潮流によってホース本体10に径方向の力Frが加わる際に、各粗面状部15aによってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体10の抗力係数Cdを低減することができる。即ち、潮流によってホース本体10に加わる径方向の力Frを低減することができ、口金20やホース本体10の耐久性を向上する上で極めて有利であり、口金20の小型化や軽量化を図る上でも極めて有利である。
また、各粗面状部15aは、例えばカバーゴム層15を加硫する際に粗面状の表面を有する当て板を当てることにより設けられることから、各粗面状部15aを設けることによる製造コストの増大を防止することができる。
尚、本実施形態では、各粗面状部15aを互いにホース本体10の周方向に30°の角度間隔をおいて配置したものを示した。これに対し、各粗面状部15aを互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置した場合でも、前述と同様の作用効果を達成することが可能である。また、図5に示すように、各粗面状部15aを等角度間隔で配置しない場合でも、各粗面状部15aが互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置されていれば、前述と同様の作用効果を達成することができる。これに対し、各粗面状部15aを20°よりも小さい間隔をおいて配置すると、レイノルズ数Reが2.2×104よりも小さくなる条件において、各粗面状部15aを設けないものより抗力係数Cdが大きくなる可能性がある。また、各粗面状部15aの角度間隔を90°よりも大きい間隔をおいて配置すると、ある方向の潮流では前述と同様の作用効果を達成することができるが、その他の方向の潮流では各粗面状部15aが効果的に作用しなくなり、各方向の潮流に対して径方向の力Frを低減することができない。
また、本実施形態では、各粗面状部15aがホース本体10の長さ方向の全体に亘って設けられたものを示した。これに対し、各粗面状部15aをホース本体10の長さ方向の一部に設けることも可能である。この場合でも、各粗面状部15aが互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置されている場合は、前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
さらに、図6に示すように、各粗面状部15aの代わりに複数の粗面状部15b及び複数の粗面状部15cを設けることも可能である。この場合、各粗面状部15bはホース本体10の軸方向に分割された2つの領域を有し、各粗面状部15bと各粗面状部15cとはホース本体10の周方向に交互に配置されている。この場合でも、各粗面状部15bと各粗面状部15cとが互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置されている場合は、各粗面状部15aを設ける場合と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、図7に示すように、各粗面状部15aの代わりに複数の突出部15dを設けることも可能である。この場合、各突出部15dはホース本体10の外周面から径方向外側に向かって数mmから数十mm程度突出し、ホース本体10の軸方向に延びるように形成されている。また、各突出部15dは互いにホース本体10の周方向に間隔をおいて配置されている。この場合でも、潮流によってホース本体10に径方向の力Frが加わる際に、各突出部15dによってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体10の抗力係数Cdを低減することができる。また、各突出部15dが互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置されている場合は、各粗面状部15aを設ける場合と同様に、抗力係数Cdの低減を効果的に行うことが可能となる。
また、図8に示すように、各粗面状部15aの代わりに複数の凹状部15eを設けることも可能である。この場合、各凹状部15eは数mmから数十mm程度の深さに形成され、ホース本体10の軸方向に延びるように形成されている。また、各凹状部15eは互いにホース本体10の周方向に間隔をおいて配置されている。この場合でも、潮流によってホース本体10に径方向の力Frが加わる際に、各突出部15eによってその後方に乱流が形成され、潮流中に配置されたホース本体10の抗力係数Cdを低減することができる。また、各凹状部15eが互いに20°以上90°以下の間隔をおいて配置されている場合は、各粗面状部15aを設ける場合と同様に、抗力係数Cdの低減を効果的に行うことが可能となる。
尚、本実施形態では、カバーゴム層15を加硫する際に粗面状の表面を有する当て板を当てることにより各粗面状部15aが設けられている。これに対し、カバーゴム層15の表面に粗面状表面を有する部材を貼り付けることにより、ホース本体10の外周面に各粗面状部15aを設けることも可能である。
本発明における一実施形態を示すマリンホースの側面図 マリンホースの要部側面断面図 図2におけるA−A線断面図 水中に配置された円筒状部材のレイノルズ数と抗力係数との関係の測定結果を示すグラフ 本実施形態の第1変形例を示すマリンホースの断面図 本実施形態の第2変形例を示すマリンホースの側面図 本実施形態の第3変形例を示すマリンホースの断面図 本実施形態の第4変形例を示すマリンホースの断面図 流体中に配置された円筒状部材のレイノルズ数と抗力係数との関係を示すグラフ
符号の説明
10…ホース本体、11…内側ゴム層、12…第1補強層、12a…第1耐圧コード層、12a…第2耐圧コード層、13…ワイヤー層、14…第2補強層、15…カバーゴム層、15a…粗面状部、15b…粗面状部、15c…粗面状部、15d…突出部、15e…凹状部、20…口金。

Claims (6)

  1. 所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、
    前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の粗面状部を設け、
    各粗面状部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置した
    ことを特徴とするマリンホース。
  2. 前記粗面状部を互いにホース本体の周方向に20°以上90°以下の間隔をおいて配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のマリンホース。
  3. 所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、
    前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の突出部を設け、
    各突出部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置した
    ことを特徴とするマリンホース。
  4. 前記各突出部を互いにホース本体の周方向に20°以上90°以下の間隔をおいて配置した
    ことを特徴とする請求項3記載のマリンホース。
  5. 所定の液体燃料に対する耐油性を有する内側ゴム層と内側ゴム層よりも外側に配置された補強層とが少なくとも設けられた多層構造のホース本体と、ホース本体の軸方向の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、海中に配置されて用いられるマリンホースにおいて、
    前記ホース本体の外周面にホース本体の軸方向に延びるように形成された複数の凹状部を設け、
    各凹状部を互いにホース本体の周方向に間隔をおいて配置した
    ことを特徴とするマリンホース。
  6. 前記各凹状部を互いにホース本体の周方向に20°以上90°以下の間隔をおいて配置した
    ことを特徴とする請求項5記載のマリンホース。
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