JP2009281025A - 除雪機 - Google Patents

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啓司 飯野
Nobuo Yamazaki
信男 山崎
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Abstract

【課題】本発明は、燃料消費を抑えることができる除雪機を提供することを課題とする。
【解決手段】機体11にエンジン54を設け、機体11の前端に雪を集めるオーガ13を設け、このオーガ13とエンジン54の間に動力を断接するオーガクラッチ42を設け、このオーガクラッチ42が接続されていることを検出するオーガクラッチスイッチ43を設けてなる除雪機10において、フラップ22の向きが略水平方向に向いていることを検出するフラップ状態検出スイッチ71を設け、オーガクラッチスイッチ43がオーガクラッチ42の接続を検出し、且つ、フラップ状態検出スイッチ71が検出したときに、エンジン54の回転速度を高速から中速にする制御部66を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、除雪機の改良に関する。
作業者が機体の後方から連れ歩く型式の除雪機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−336236公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の技術の基本構成を説明する図であり、除雪機100の駆動系統101は、エンジン102からクローラなどの走行体へ動力を伝達する走行動力伝達機構104と、オーガ105およびブロア106へ動力を伝達するオーガ動力伝達機構110とからなる。
オーガ動力伝達機構110は、ベルト式伝動機構111にオーガ用クラッチ112を介在させたものである。ベルト式伝動機構111は、エンジン102の出力軸102aに取り付けた駆動プーリ112と、オーガ用伝動軸113に取り付けた従動プーリ114と、これらのプーリ112、114間に掛け渡したベルト115とからなる。そして、オーガクラッチレバー116により、ワイヤケーブル117を介してオーガ用クラッチ112をクラッチオン・オフ操作するようにした。
ところで、特許文献1の技術では、エンジン102の回転速度は、オーガクラッチ112の断接とは無関係に設定されるとともに、投雪距離の大小とは無関係に設定される。このため、除雪時において、投雪距離が小さいときでも、エンジン102は、高速回転モードで回転する。この間も燃料は盛んに消費される。
燃料節約の観点からは、燃料消費の低減対策が求められる。
本発明は、燃料消費を抑えることができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、所定の低速とこの低速より回転速度の高い中速とこの中速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体の前部に設けたブロアおよびオーガを駆動することにより、オーガで集めた雪をブロアで加速し、シュータを介して投雪する除雪機において、この除雪機は、エンジンの動力をブロアおよびオーガへ伝達する駆動系に動力を断接するオーガクラッチを備え、このオーガクラッチにオーガクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、シュータの先端に投雪方向を略直角に折り曲げることができるフラップを備え、このフラップにフラップが略直角に曲げられていることを検出するフラップ状態検出スイッチを備え、オーガクラッチが接続されているとのクラッチスイッチの情報を受け且つフラップが略直角に曲げられているとのフラップ状態検出スイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を中速になるように制御し、オーガクラッチが接続されているとのクラッチスイッチの情報を受け且つフラップが略直角に曲げられていないとのフラップ状態検出スイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を高速になるように制御し、オーガクラッチが切断されているとのクラッチスイッチの情報を受けときにエンジンの回転速度を低速になるように制御する制御部を備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、除雪機に、フラップの向きがシュータに対し略直角に曲げられていることを検出するフラップ状態検出スイッチを配置した。そして、フラップの向きに応じてエンジンの速度モードを切り換えるようにした。
従来、除雪機のオーガ駆動手段は、クラッチを接続したときには、フラップの向きに無関係に、常時、高速モードで運転されていた。投雪距離が短いときにおいて、エンジンが高速回転モードであれば、エンジンの出力は過剰な出力となり、燃料消費量が増加することになる。
ところで、フラップをシュータに沿った向きにすると、遠くまで投雪することができ、一方、フラップを略直角に折り曲げたときには、近くに投雪することができる。
遠くまで投雪するには、大きなエネルギーが必要となり、近くへ投雪するには、エネルギーは、小さくて済む。
この点、本発明では、フラップ状態検出スイッチでフラップの向きを検出するようにした。そして、フラップの向きがシュータに対し略直角に曲げられているときには、エンジンの回転が中速モードになるようにした。
フラップの向きによって、エンジンの回転速度を変化させたので、燃料消費を減らすことができ、除雪機の燃料消費を抑えることができる。加えて、騒音を低減することができる。騒音が低減されれば、作業の快適性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る除雪機の左側面図であり、除雪機10は、機体11と、この機体11の後部下方に取り付けられている左右の車輪11L、11R(手前側の符号11Lのみ示す。以下同じ。)と、これらの車輪11L、11Rの前方に配置され後述する駆動源としてのエンジンに駆動され雪を集めるオーガ13と、このオーガ13および機体11の周囲を覆うケース体14と、このケース体14の上面14tに配置されオーガ13で集めた雪を投雪方向にガイドするシュータ15と、機体11の下部から斜後上方に延びており作業者が操作するハンドル部16と、このハンドル部16に設けられ後述するオーガクラッチを断接するオーガクラッチレバー17と、を備えている。
シュータ15は、機体11の上面に回動可能に取り付けられている本体部21と、この本体部21の上部に横向きまたは上向きに揺動可能に取り付けられ投雪方向を変化させるフラップ22と、このフラップ22に取り付けられシュータ15の向きを操作可能にする操作バー23とからなる。
この除雪機10には、車輪11L、11Rを駆動する機構は含まれていない。除雪機10を移動させるときは、作業者が直接ハンドル部16を押し引きまたは旋回操作をする。
なお、本実施例において歩行型であるが、車輪に駆動機構を設け自走型とすることは差し支えない。図中、24は燃料タンクの給油キャップである。
図2は本発明に係る除雪機に備えられているシュータの側面図およびその作用説明図である。
図2(a)において、シュータ15の上部には、ヒンジ部51を介してシュータ15の軸方向に沿ってフラップ22を向けた状態(上向き)が示されている。52はフラップ22に形成された長穴状のガイド溝であり、ヒンジ部51を軸に、フラップ22は、ガイド溝52に沿って本体部21に水平に立設したガイドピン53にガイドされ揺動可能に設けられている。
フラップ22には、シュータ15に対してフラップ22が直角に曲げられていることを検出するフラップ状態検出スイッチ71が設けられている。
図2(b)において、操作バー23をつかみ、フラップ22をヒンジ軸51を軸として、図矢印b方向に移動させ、シュータ15に対してフラップ22が直角に曲げられている状態(横向き)が示されている。フラップ22が横向きになった状態で、シュータ15がシュータ角度スイッチ71の検出部に当たり、シュータ15が横向きであることが検出される。
図3は本発明に係る除雪機に備えられているオーガクラッチレバーの側面図およびその作用説明図である。
図3(a)において、ハンドル部16の上端に、ハンドル部16の構成要素であって作業者が運転時に把持する横アーム41が水平に延びており、この横アーム41に離間してオーガクラッチ42の構成要素としてオーガクラッチを断接するオーガクラッチレバー17が設けられ、このオーガクラッチレバー17に近接してオーガクラッチ42が接続されたことを検出するオーガクラッチスイッチ43が設けられている。
オーガクラッチスイッチ43は、ハンドル部16に立設したブラケット44に取り付けられている。オーガクラッチスイッチ43には、リミットスイッチが利用されている。
オーガクラッチレバー17は、軸部46と、この軸部46に揺動可能に取り付けクラッチの接断レバーとしてのレバー部47と、軸部46に設けレバー部47を横アーム41から離す方向に付勢するばね部48とからなる。
図中、オーガクラッチ42が切断されている状態(OFF)が示されており、オーガクラッチスイッチ43の検出部にオーガクラッチレバー17が接触している。
図3(b)において、オーガクラッチ42が接続されている状態(ON)が示されている。作業者の操作によりオーガクラッチ42が引きつけられて横アーム41に近接されている。このとき、オーガクラッチスイッチ43の検出部からオーガクラッチレバー17は離間している。
図4は本発明に係る除雪機の構成を説明するブロック図である。
図1を併せて参照して説明すると、除雪機10を構成する機体11に、エンジン54が設けられ、機体11の前端にエンジン54により駆動され雪を集めるオーガ13が設けられ、このオーガ13とエンジン54の間に動力を断接するオーガクラッチ42が設けられている。
オーガクラッチ42は、クラッチ本体56と、このクラッチ本体56から延びているケーブルワイヤ57と、このケーブルワイヤ57に接続するオーガクラッチレバー17とを主要な構成要素とする。オーガ13とシュータ15の間には、オーガ13で集めた雪を吹き飛ばすブロア61が設けられ、このブロア61は、オーガ13を駆動するオーガ駆動軸62に接続されている。
エンジン54には、その出力軸54Jの回転速度を検出するエンジン回転センサ63、供給する燃料の量を調整するスロットル弁64、およびこのスロットル弁64の開き量を調整するスロットル弁制御モータ65を備えている。
また、オーガクラッチ42が接続され、且つ、シュータ15の先端に設けたフラップ22の向きが横向きのときに、エンジン54の回転速度を高速から中速にし、オーガクラッチ42が接続され、且つ、シュータ15の先端に設けたフラップ22の向きが上向きのときに、エンジン54の回転速度を中速から高速に切り換えるようにする制御部66が設けられている。なお、制御部66をエンジン54に設けることは差し支えない。
図中、68は制御部66とスロットル弁制御モータ65の間に介在させたドライバ、69はスロットルの実際の開度を検出するスロットル開度センサである。
図5は本発明に係る除雪機の動作フロー図であり、図1〜図4に基づいて説明する。ST××はステップ番号を示す。
ST01でエンジン54を始動させ、機体11を除雪が必要な位置まで移動させ、オーガクラッチレバー17を引き、オーガクラッチ42をオン(ON)にする(ST02)。
ST02でオーガクラッチ42がオンになっていないとき、つまり、オーガクラッチスイッチ43によって、オーガクラッチレバー17が引きつけられていないという情報が制御部66に入力されたときに、エンジン54を低速(Ni)で回転させ(ST03)、オーガクラッチスイッチ43によって、オーガクラッチレバー17が引きつけられているという情報が制御部66に入力されたときに、オーガクラッチ42がオンになっていると判断しST04に進む。
ST04でフラップ22の向きが横向きか否かを判断する。フラップ22の向きが横向きになっていれば、エンジン54は中速(Nm)で回転し(ST05)、フラップ22の向きが横向きでなければ、エンジン54は高速(Nh)で回転する(ST06)。
すなわち、フラップ22に、フラップ22の向きを検出するフラップ状態検出スイッチ71を配置した。そして、フラップ22の向きに応じてエンジン54の速度モードを切り換えるようにした。
本発明に係る除雪機の構成をまとめると次のようになる。
除雪機10は、所定の低速とこの低速より回転速度の高い中速とこの中速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジン54で、機体11の前部に設けたブロア61およびオーガ13を駆動することにより、このオーガ13で集めた雪をブロア61で加速し、シュータ15を介して投雪する型式であって、エンジン54の動力をブロア61およびオーガ13へ伝達する駆動系に動力を断接するオーガクラッチ42を備え、このオーガクラッチ42にオーガクラッチ42の断接状態を検出するクラッチスイッチ43(オーガクラッチスイッチ43)を備え、シュータ15の先端に投雪方向を略直角に折り曲げることができるフラップ22を備え、このフラップ22にフラップ22が略直角に曲げられていること(横向き)を検出するフラップ状態検出スイッチ71を備え、オーガクラッチ42が接続されているとのクラッチスイッチ43の情報を受け且つフラップ22が直角に曲げられている(横向き)とのフラップ状態検出スイッチ71の情報を受けたときにエンジン54の回転速度を中速になるように制御し、オーガクラッチ42が接続されているとのクラッチスイッチ43の情報を受け且つフラップ22が直角に曲げられていない(上向き)とのフラップ状態検出スイッチ71の情報を受けたときにエンジン54の回転速度を高速になるように制御し、オーガクラッチ42が切断されているとのクラッチスイッチ43の情報を受けときにエンジン54の回転速度を低速になるように制御する制御部66を備えている。
図6は除雪機の作用説明図であり、図4を併せて参照し説明を行う。
(a)において、オーガクラッチ42が接続され、且つ、シュータ15の先端に設けたフラップ22の向きが上向きのときの投雪状態が示されており、投雪方向は、斜め上方である。この場合には、雪をより遠くに飛ばすことが必要になるため、ブロア61の能力を高める必要がある。そこで、エンジン54の回転速度は、高速モード(高速)とした。
(b)において、オーガクラッチ42が接続され、且つ、シュータ15の先端に設けたフラップ22の向きが横向きのときの投雪状態が示されており、フラップ22の向きは横向きであって、投雪方向は、略水平方向である。この場合には、雪をより遠くに飛ばす必要はなく、ブロア61の能力は、(a)の場合ほど高める必要はない。そこで、エンジン54の回転速度は中速モード(中速)とした。
従来、エンジン54からオーガ13へ伝達する出力の切断・結合を行うオーガクラッチ42が結合されたときには、エンジン54の回転速度は、高速回転モードになり、オーガ13を高速で回転させる。
この場合に、投雪距離が短いときにおいて、エンジン54が高速回転モードであれば、エンジン54の出力は過剰な出力となり、燃料消費量が増加することになる。
この点、本発明では、フラップ状態検出スイッチ71でフラップ22の向きを検出するようにした。フラップ22の向きが水平のときには、エンジン54の回転は中速モードになるようにした。投雪距離の長短によって、エンジン54の回転速度を変化させたので、燃料消費を減らすことができ、除雪機10の燃料消費を抑えることができる。加えて、騒音を低減することができる。騒音が低減されれば、作業の快適性を高めることができる。
図7は別実施例に係る除雪機に備えられているオーガ接地検出手段の側面図およびその作用説明図である。
機体11の前下部に設けられているオーガ13と車輪11L、11Rの間には、オーガ13が地面26に押し付けられたことを検出するオーガ接地検出手段27が設けられている。つまり、オーガ13の近傍に、オーガ13が地面26に押し付けられたことを検出するオーガ接地検出手段27を設けた。
オーガ接地検出手段27は、機体11を覆うケース体14に水平に延ばした支持軸31と、この支持軸31に揺動可能に設けたアーム部32と、このアーム部32の先端に設け地面26と接触する接触片33と、支持軸31に設けアーム部32を図下方に付勢するばね部材34と、アーム部32の斜め上方に設け接触片33が上昇したことを検出するオーガ非接地スイッチ35とからなる。
図7(a)において、オーガ13が地面26に接地せず、オーガ非接地スイッチ35がオンになっている。このとき、機体11は待機状態にある。
図7(b)において、ハンドル部16を持ち上げてオーガ13を地面26に押し付けたときに、オーガ非接地スイッチ35がオフになるように構成した。オーガ非接地スイッチ35には、リミットスイッチが利用されている。
図8は図4の別実施例図であり、図4と異なる点は、オーガ13の近傍に、オーガ13が地面に押し付けられたことを検出するオーガ接地検出手段27としてのオーガ非接地スイッチ35を設けた点と、制御部66Bに、オーガクラッチ42が接続され、且つ、オーガ13が地面26に押し付けられたときに、エンジン54の回転速度を高速回転モードにする機能を付加した点にあり、その他大きく変わるところはない。
図9は図5の別実施例図であり、図5と異なる点は、ステップ02とステップ04の間に、オーガ13が地面26に接地しているか(オーガ非接地スイッチ35がオフになっているか)を判断するステップ021を介在させた点にある。具体的には、オーガ非接地スイッチ35がオフのときには、ST04に進み、オーガ非接地スイッチ35がオンのときには、エンジン54の回転速度を低速(Ni)で回転させる。その他大きく変わるところはない。
オーガクラッチ42がオンで、オーガ非接地スイッチ35がオフで、且つ、フラップ22の向きが横向きでなく上向きであるという3つの条件を満たすときに、エンジン54が高速(Nh)で回転するようにした。なお、フラップ22の向きが横向きのときには、エンジン54は中速(Nm)で回転するものである。
従来、雪を集めて投雪する作業(除雪作業)の有無に関係なく、オーガクラッチ42がオンであればエンジンは、高速回転モードで回転するものであった。具体的には、実際の除雪作業をしていない場合や、投雪距離の大小に関係なく、エンジンは、高速回転モードで回転するものであった。
この点、本発明に係る除雪機10であれば、エンジン54の燃料消費を一層低減させることができる上に、エンジン54の騒音が抑えられ、一層快適な操作性を得ることができる。
本発明は、エンジンでオーガを駆動する形式の除雪機に好適である。
本発明に係る除雪機の左側面図である。 本発明に係る除雪機に備えられているシュータの側面図およびその作用説明図である。 本発明に係る除雪機に備えられているオーガクラッチレバーの側面図およびその作用説明図である。 本発明に係る除雪機の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る除雪機の動作フロー図である。 除雪機の作用説明図である。 別実施例に係る除雪機に備えられているオーガ接地検出手段の側面図およびその作用説明図である。 図4の別実施例図である。 図5の別実施例図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…除雪機、11…機体、13…オーガ、15…シュータ、22…フラップ、27…オーガ接地検出手段、42…オーガクラッチ、43…オーガクラッチスイッチ、54…エンジン、61…ブロア、63…エンジン回転センサ、64…スロットル弁、65…スロットル弁制御モータ、66…制御部、71…フラップ状態検出スイッチ。

Claims (1)

  1. 所定の低速とこの低速より回転速度の高い中速とこの中速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体の前部に設けたブロアおよびオーガを駆動することにより、オーガで集めた雪をブロアで加速し、シュータを介して投雪する除雪機において、
    この除雪機は、前記エンジンの動力を前記ブロアおよびオーガへ伝達する駆動系に前記動力を断接するオーガクラッチを備え、このオーガクラッチにオーガクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、前記シュータの先端に投雪方向を略直角に折り曲げることができるフラップを備え、このフラップにフラップが略直角に曲げられていることを検出するフラップ状態検出スイッチを備え、
    前記オーガクラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け且つ前記フラップが略直角に曲げられているとの前記フラップ状態検出スイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記中速になるように制御し、
    前記オーガクラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け且つ前記フラップが略直角に曲げられていないとの前記フラップ状態検出スイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記高速になるように制御し、
    前記オーガクラッチが切断されているとの前記クラッチスイッチの情報を受けときに前記エンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、
    ていることを特徴とする除雪機。
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