JP2009279623A - パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 - Google Patents
パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009279623A JP2009279623A JP2008134825A JP2008134825A JP2009279623A JP 2009279623 A JP2009279623 A JP 2009279623A JP 2008134825 A JP2008134825 A JP 2008134825A JP 2008134825 A JP2008134825 A JP 2008134825A JP 2009279623 A JP2009279623 A JP 2009279623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- holder
- punches
- thickness
- press machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
【解決手段】パンチプレス機のパンチホルダ42は、パンチプレス機のラム15の先端に取り付け可能であり、刃先40aを先端に有する複数のパンチ40を装着可能なホルダであって、ホルダ部材44と、調整機構46と、を備えている。ホルダ部材44は、ラム15に取付可能であり、複数のパンチ40を保持可能なものである。調整機構46は、ホルダ部材44に設けられ、複数のパンチ40の刃先40aの位置をそれぞれ調整可能な機構である。
【選択図】図3
Description
パンチ工具20は、図3に示すように、上タレット12内に上下方向に移動可能に装着されている。パンチ工具20は、先端に刃先40aを有する複数のパンチ40と、複数のパンチ40を装着可能なパンチホルダ42と、を有している。
パンチホルダ42は、図3に示すように、ラム15に取付可能でありかつ複数のパンチ40を保持可能なホルダ部材44と、ホルダ部材44に設けられ、複数のパンチ40の刃先40aの位置をそれぞれ調整可能な調整機構46と、を備えている。
図8及び図9は、横軸に加工時間を、縦軸にパンチプレス機10の上フレーム部11aの上面のラム15の上方での打抜力波形の振幅をとったものである。ここでは、ワークWの板厚Wtが1.6mmの鋼板をパンチの刃先の直径が16mmのパンチ40を使用して加工した例を示している。ここで、図8では、シム板62の全体の厚みを3.2mmにして、隙間を1.6mmに設定した。図9では、シム板62の全体の厚みをワークWの板厚Wtと同じ1.6mmに設定した。すると、図8では、10m秒の1回目のパンチ加工と2回目のパンチ加工との間の時間が4m秒の隙間が生じ、パンチ加工時の振幅が完全に分離する。しかし、図9では、シム板62の厚みがワークWの板厚Wtと同じであるので、9m秒の1回目のパンチ加工と2回目のパンチ加工との間に隙間がなく、その間でダブルハンマー現象による振幅増加のサインSNが表れる。これにより、その分の振動が増加する。
パンチ加工時には、ラム15の加工によりパンチ工具20が下降し、押さえ板69がワークWの表面に接触する。押さえ板69がワークWに接触するとホルダボディ52は停止するが、ラム15はさらに下降し、ラム15に連結されたホルダタング50はホルダボディ52に対してさらに下降する。そして、シム板62が収納された収納凹部60bに装着されたパンチ40が最初にワークWを貫通してダイ24との間でワークWを、例えば打ち抜き加工する。そして、最初のパンチ加工が完了すると、シム板62全体の厚みStとワークWの板厚Wtとの差だけの隙間が形成され、続いて収納凹部60に直接装着されたパンチ40によりワークWの打ち抜き加工が行われる。
パンチ40の刃先40aの精度が劣化したときには、刃先40aの研磨作業でパンチ40を再生する。このとき、図5に示すように、調整部材60を上下反転してパンチ保持部54に取り付ける。そして、固定ボルト66によりパンチ脱落防止部材64とともにパンチ40及び調整部材60をパンチ保持部54に固定する。これにより、複数のパンチ40の刃先40aの位置を同じ高さに揃えることができる。この状態でダイホルダ23等を利用して研磨装置を設け、パンチ40を再生するために研磨作業を行う。ここでは、調整部材60の第2面60cが平坦面であるので、第2面60cにパンチ40を取り付けることにより、パンチ40の刃先40aの位置を揃えることができ、パンチ40の研磨作業も行える。
(a)前記実施形態では、調整機構46として調整部材60とシム板62とを例示したが、本発明の調整機構はこれに限定されない。
15 ラム
20 パンチ工具
40 パンチ
40a 刃先
40b フランジ部
40c パンチ部
42,142 パンチホルダ
44 ホルダ部材
46,146,246 調整機構
60,160 調整部材
60a 第1面
60b 収納凹部
60c 第2面
62,262 シム板
64,264 パンチ脱落防止部材
162 調整ねじ
Claims (6)
- パンチプレス機のラムの先端に取付可能であり、刃先を先端に有する複数のパンチを装着可能なパンチホルダであって、
前記ラムに取付可能であり、前記複数のパンチを保持可能なホルダ部材と、
前記ホルダ部材に設けられ、前記複数のパンチの前記刃先の位置をそれぞれ調整可能な調整機構と、
を備えたパンチプレス機用パンチホルダ。 - 前記調整機構は、
前記複数のパンチを収納可能な複数の収納凹部を有する調整部材と、
前記収納凹部に装着可能な少なくとも1枚のシム板と、を有する、
請求項1に記載のパンチプレス機用パンチホルダ。 - 前記刃先の位置を調整した状態での前記シム板全体の厚みは、加工対象のワークの板厚を超え、前記ワークの板厚の3倍以下である、
請求項2に記載のパンチプレス機用パンチホルダ。 - 前記調整部材は板状の部材であり、その第1面に前記収納凹部が形成され第2面は平坦面である、
請求項2又は3に記載のパンチプレス機用パンチホルダ。 - 前記パンチは、前記収納凹部に係合するフランジ部と、前記フランジ部より小径で先端に前記刃先を有するパンチ部と、を有し、
前記収納凹部に対向可能であり前記フランジ部が係合する係合部と、前記パンチ部が通過可能な通過孔と、を有するパンチ脱落防止部材をさらに備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載のパンチプレス機用パンチホルダ。 - 前記パンチと、
請求項1から5のいずれか1項に記載のパンチホルダと、
を備えたパンチプレス機用パンチ工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134825A JP2009279623A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134825A JP2009279623A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009279623A true JP2009279623A (ja) | 2009-12-03 |
Family
ID=41450643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008134825A Pending JP2009279623A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009279623A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973789A (ja) * | 1972-10-16 | 1974-07-16 | ||
JPS58150498A (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-07 | Ube Ind Ltd | 下水汚泥の固化方法 |
JPH0390226A (ja) * | 1989-05-22 | 1991-04-16 | Murata Mach Ltd | マルチツールパンチホルダ |
JPH03268830A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-29 | I P C:Kk | ベアリング用締め付けナットのナット素材の製造方法 |
JPH0760382A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-07 | Mitsui High Tec Inc | 金型装置におけるパンチの研磨再生構造 |
JPH08243653A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Takebe Tekkosho:Kk | プレス穴抜きダイのダイ形状 |
JPH1015899A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-20 | Nof Corp | 多孔パンチ |
JP2000153324A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-06-06 | Toyota Motor Corp | 穴抜ポンチの取付装置 |
-
2008
- 2008-05-22 JP JP2008134825A patent/JP2009279623A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973789A (ja) * | 1972-10-16 | 1974-07-16 | ||
JPS58150498A (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-07 | Ube Ind Ltd | 下水汚泥の固化方法 |
JPH0390226A (ja) * | 1989-05-22 | 1991-04-16 | Murata Mach Ltd | マルチツールパンチホルダ |
JPH03268830A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-29 | I P C:Kk | ベアリング用締め付けナットのナット素材の製造方法 |
JPH0760382A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-07 | Mitsui High Tec Inc | 金型装置におけるパンチの研磨再生構造 |
JPH08243653A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Takebe Tekkosho:Kk | プレス穴抜きダイのダイ形状 |
JPH1015899A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-20 | Nof Corp | 多孔パンチ |
JP2000153324A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-06-06 | Toyota Motor Corp | 穴抜ポンチの取付装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2346641B1 (en) | Support table frame for high speed laser blanking | |
US8975552B2 (en) | Workpiece holder for holding a plurality of plate workpieces used for wire electric discharge machine | |
WO2010057798A1 (en) | A process for laser cutting a metal plate | |
CN108569056B (zh) | 压印装置 | |
JP5968091B2 (ja) | 金属薄板を打ち抜き、歪みを取るための方法並びにそのための工具 | |
JP5167165B2 (ja) | 板状の工作物を切断しかつ/又は変形するための工作機械 | |
US20160214205A1 (en) | Deburring tool for laser beam machine and deburring method therefor | |
JP3495335B2 (ja) | 金型支持装置 | |
JPH10263721A (ja) | 打抜き用金型装置 | |
JP2009279623A (ja) | パンチプレス機用パンチホルダ及びパンチ工具 | |
CN214489744U (zh) | 一种锥形薄壁环件加工装置 | |
JP2011131226A (ja) | パンチプレス | |
JP2013059780A (ja) | パンチプレス機 | |
JP2009233760A (ja) | 治具パレットのワーククランプ装置 | |
EP3006130A1 (en) | Punch press | |
CN210676605U (zh) | 一种用于高精度厚板冲裁的复合模具 | |
JP2015098078A (ja) | ワイヤ放電加工機における棒状または板状のワークの保持具 | |
JP3754148B2 (ja) | 板材打抜き加工方法及び同方法に使用するパンチ金型 | |
CN220161030U (zh) | 一种换热器圆弧支撑片冲压工装 | |
CN214184886U (zh) | 一种连续冲压模具 | |
JP3466225B2 (ja) | プレス加工機械 | |
CN214979388U (zh) | 一种精密设备托架的加工治具 | |
CN219851663U (zh) | 纵梁连接块冲孔装置 | |
JP2006075852A (ja) | パンチプレス用のダイ | |
JP2533931Y2 (ja) | 溝入れ用金型 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20110216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20111101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20111128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120131 |