JP2009279289A - X線ct装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】X線CT装置(100)は、被検体(HB)の撮影領域を、X線発生部(21)からのX線でスキャンして得られるX線投影データに基づいて画像再構成を行うX線CT装置である。そして、X線CT装置は、被検体の撮影領域内の被検体の体軸方向の位置に応じてスキャン遂行中にX線発生部から照射されるX線ビーム線質を変化させるX線制御部(22)と、変化したX線ビーム線質によるX線投影データに基づいて、撮影領域内において均一なX線ビーム線質相当の複数の断層像を画層再構成する画像再構成部(34)と、を備える。
【選択図】図1
Description
第9の観点のX線CT装置のX線ビーム線質は、X線管電圧である。
第10の観点のX線CT装置は、前記X線発生部から照射されたX線に使用されたX線管電圧が、前記X線投影データと関連づけて記憶されるものである。
まず、本実施形態で使用するX線CT装置100の全体構成を説明する。
<X線CT装置100の全体構成>
図1は、本実施形態のX線CT装置100の構成ブロック図である。このX線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ20とを具備している。
前処理部33は、データ収集装置25で収集された投影データに対して、チャネル間の感度を補正、オフセット補正、対数変換、X線量補正等の前処理を実行する。また、ビームハードニング処理を行う。
<X線CT装置100の動作フローチャート>
図2は、本実施形態のX線CT装置100についての動作の概要を示すフローチャートである。
ステップD2では、低線量(低いX線管電流)でX線管電圧140kVとX線管電圧80kVを、図3(a),図3(b)に示されるように、各ビューまたは複数ビューごとに切り換えながらX線データ収集を行う、ヘリカルスカウトスキャンのデュアルエネルギー撮影を実施する。
本実施形態では、X線制御部22は、コンベンショナルスキャン、ヘリカルスキャン、シネスキャンまたはヘリカルシャトルスキャン、可変ピッチヘリカルスキャンなどの複数のスキャンパターンを選択して用いることができる。コンベンショナルスキャンとは、クレードル12をz軸方向に所定の間隔で移動するごとにX線管21及び多列X線検出器24を回転させてX線投影データを取得するスキャン方法である。ヘリカルスキャンとは、ガントリ回転部15が回転しながらクレードル12を一定速度で移動させ、X線投影データを収集する撮影方法である。ヘリカルシャトルスキャンとは、ヘリカルスキャンと同様にガントリ回転部15を回転させながらクレードル12を加速・減速させて、z軸の正方向又は負方向に往復移動させてX線投影データを収集するスキャン方法である。その場合、加速中、減速中のX線投影データも収集してもよい。可変ピッチヘリカルスキャンは、一方向のみのヘリカルスキャンでヘリカルピッチを変えながらX線投影データを収集する方法である。
また、X線制御部22により、各Z方向座標位置及びビュー方向ごとでX線管電圧及びX線管電流を設定する。例えば、X線制御部22はヘリカルスカウトスキャンによるZ方向に連続した断層像を再投影処理して求められたスカウト像を表示して撮影計画を行う。
操作者が入力装置2を使ってX線管電圧値設定ボタンを押すことで、図7(a)に示す固定管電圧モードFixkV、またはビュー管電圧モードViewkVを選択する画面がモニタ6に表示される。また、操作者が入力装置2を使ってX線管電流値設定ボタンを押すことで図7(b)に示す固定管電流モードFixmA、またはビュー管電流モードViewmAを選択する画面がモニタ6に表示される。
ここでヘリカルスキャンによってデータ収集を行う場合には、X線管21と多列X線検出器24とを被検体HBの回りに回転させ、かつ、撮影テーブル10上のクレードル12を直線移動させながら、X線検出器データのデータ収集動作を行う。そして、ビュー角度viewと、検出器列番号jと、チャネル番号iとで表わすX線検出器データD0(view,j,i)(j=1〜ROW,i=1〜CH)に必要に応じてz軸座標の位置情報Ztable(view)を付加させる。このようにヘリカルスキャンにおいては、一定速度の範囲のX線検出器データ収集を行う。このz軸座標の位置情報はX線投影データ(X線検出器データ)に付加させても良いし、また別ファイルとしてX線投影データと関連付けて用いても良い。ヘリカルシャトルスキャン時にX線投影データを三次元画像再構成する場合に、このz軸座標の位置情報は用いられる。
ステップD9では、画像再構成部34により、以下のように画像再構成処理が行われる。
まず、X線検出器データD0(view,j,i)に対して、チャネル間の感度を補正、オフセット補正、対数変換、X線量補正等の前処理を行い、投影データに変換する。
次に、前処理部33がビームハードニング補正を行う。ここでは、前処理した投影データD1(view,j,i)に対して、ビームハードニング補正を行う。この時、検出器のj列ごとに独立したビームハードニング補正を行うことができるため、撮影条件で各ガントリ回転部15の管電圧が異なっていれば、列ごとの検出器のX線エネルギー特性の違いを補正できる。ビームハードニング補正は、被検体HBのプロファイル面積、楕円率、及びX各種の等価物質についても処理することができる。
次に、画像再構成部34は三次元逆投影処理を行う。ここでは、再構成関数重畳処理した投影データD3(view,j,i)に対して、三次元逆投影処理を行い、逆投影データD3(x,y,z)を求める。画像再構成する画像はz軸に垂直な面である。以下の再構成領域はxy平面に平行なものとする。
ステップD10では、前記被検体の物質に対するX線吸収係数を用いた換算係数により均一X線管電圧相当の断層像となるように、前記断層像のX線管電圧補正を行う。例えば、140kVのX線管電圧を用いた区間の断層像について、他の区間で用いられた120kVのX線管電圧相当の断層像となるように、断層像に含まれる物質の120kVにおけるX線吸収係数と140kVにおけるX線吸収係数との比に基づく換算係数を用いて、断層像を補正する。
ステップD11では、断層像がモニタ6に表示される。
ここで、上述のステップD3におけるデュアルエネルギー撮影のスキャン方法を用いたヘリカルスカウトスキャンのX線投影データの抽出方法について、詳細に説明する。
図8は、X線投影データの抽出方法及び補間方法を示す図である。X線投影データの抽出方法はヘリカルスカウトスキャンのX線投影データを、図8に示すようにX線管電圧80kVのX線投影データとX線管電圧140kVとのX線投影データに分けて抽出する。N/2ビューのX線管電圧80kVのX線投影データは、補間処理または加重加算処理を用いて抜けたビューデータを埋め合わせる。同様に、N/2ビューのX線管電圧140kVのX線投影データは、補間処理または加重加算処理を用いて抜けたビューデータを埋め合わせる。
次に、上述のステップD2〜D6におけるデュアルエネルギー撮影について、詳細に説明する。
図9はヘリカルスカウトスキャンにおける画像再構成RCのフローチャートを示す。以下はその詳細な説明である。
低被曝のヘリカルスカウトスキャンは低被曝にするために以下のことを行う。
1.画像再構成マトリクスを512×512画素の断層像を256×256画素にする。または512×512画素の断層像G(x,y)に以下の(数式18)のフィルタリング処理を行い、1画素に4画素分のデータを重畳した512×512画素の断層像G1(x,y)にする。
2.Z方向の断層像のスライス厚さdと画像間隔pを以下の(数式14)のようにオーバーラップさせる。
3.再構成関数は低周波な関数が用いられる。
4.画像フィルタを低周波なフィルタ、又はノイズ低減効果のあるフィルタが用いられる。
5.ヘリカルピッチを1以上にしてZ方向の単位長さあたりの被曝が減らされる。
ステップH4では、Z方向に連続した断層像に対してx軸方向のビュー角度90度方向の再投影処理を行い、90度方向のスカウト像の画像再構成RCが行われる。
本実施形態によれば、X線CT装置100のX線制御部22は、複数のX線管電圧に切り換えながらヘリカルスカウトスキャンを行ったX線投影データを用いることで、X線管電圧補正に必要な被検体に含まれる物質の位置情報が得られると共に、本スキャン時の適切な撮影条件を設定することができる。そして、画像再構成部34は、得られた断層像をX線管電圧補正することで、断層像間において均一なX線管電圧の断層像を得ることができる。
本実施形態においては、撮影条件の設定において、Z方向座標範囲ごとの画質指標値であるノイズ指標値を設定する例について説明する。
ステップD21〜ステップ23については、実施形態1と実質的に同じであるため、説明を省略する。
ステップD27では、設定されたX線管電圧kV及びX線管電流mAの撮影条件で本スキャンの撮影が行われる。
ステップD28では、X線管電圧が一定か否かが判断され、YESであればステップD29へ行き、NOであればステップD33へ行く。
ステップD30では、断層像がモニタ6に表示される。
ステップD31では、i=3か否かが判断され、YESであれば終了し、NOであればステップD34へ行く。このフローチャートでは3つのZ方向範囲に対してノイズ指標値が設定されている。
ステップD33では、X線管電圧の補正を行う。その後、ステップD29へ戻る。
ステップD34では、i=i+1とする。その後、ステップD25へ戻る。
本実施形態は、実施形態1において説明したステップD5において、被検体に含まれる各物質の位置情報を取得するために、画像再構成部34はデュアルエネルギー比断層像を求めたのに代えて、デュアルエネルギー画像の再構成して被検体に含まれる各物質の位置情報を取得する例である。
図11は断層像の加重加算処理により任意物質Mの等価画像(デュアルエネルギー画像)を画像再構成する概念図である。
ただし、w1=−w2の時は以下の(数式24)の通りとする。
また通常、w2は負の数になるので以下の(数式25)のように書くこともできる。
ただし、k=1の場合は前記の(数式24)の通りとなる。
本実施形態は、実施形態3において説明したステップD25において求めているX線透過プロファイルデータの求め方として、スカウト像から求めるのに代えて、デュアルエネルギー比断層像を用いて求めた例について説明する。即ち、所望のZ方向座標位置のより正確な水等価なX線プロファイルデータは、各デュアルエネルギー比の範囲のX線プロファイルを水等価なX線プロファイルに変換し、すべてのデュアルエネルギー比の範囲において累積加算することで求めることができる。
ステップD251では、Z方向に連続したデュアルエネルギー比断層像が入力される。
ステップD252では、デュアルエネルギー比 der=0とする。
ステップD254では、範囲[der,der+0.1]の画素のX線透過プロファイルが水等価なX線プロファイルに変換される。
ステップD255では、範囲[der,der+0.1]の水等価なX線プロファイルが保存される。
ステップD258では、der=der+0.1とする。その後、ステップD253へ戻る。
図13は、本実施形態に係るX線CT装置の動作を説明する図である。尚、本実施形態において用いられるX線CT装置は、実施形態1と同様であるため、その全体構造についての説明は省略する。
ステップD42では、X線管電圧120kVでスカウトスキャンすることでX線データ収集が行われる。ガントリ回転部15を回転させない一般的なスカウト撮影でよく、一方向から単一管電圧で撮影すればよい。
ステップD43では、スカウト像がモニタ6に表示される。スカウトスキャンにより0度方向又は図14(a)に示す90度方向のスカウト像が表示される。
ステップD46では、高いX線管電圧のX線投影データのビューを抽出し、また低いX線管電圧のX線投影データのビューを抽出する。X線投影データの抽出方法は図12で説明したものと同様のX線投影データの抽出方法を用いる。
上記実施形態は、走査ガントリ20が傾斜していない場合について記載しているが、走査ガントリ20が傾斜した、いわゆるチルト・スキャンの場合でも同様な効果を出すことができる。また、本実施形態は、生体信号にX線データ収集が同期しない場合について記載しているが、生体信号、特に、心拍信号に同期させても同様な効果を出すことができる。
また、上記実施形態では、多列X線検出器または、フラットパネルX線検出器に代表されるマトリクス構造の二次元X線エリア検出器を持ったX線CT装置について書かれているが、1列のX線検出器のX線CT装置においても同様の効果を出せる。
上記実施形態では、医用X線CT装置を元について記載されているが、産業用X線CT装置、または、他の装置と組み合わせたX線CT−PET装置,X線CT−SPECT装置などにおいても利用できる。
2 … 入力装置
3 … 中央処理装置
5 … データ収集部
6 … モニタ
7 … 記憶装置
10 … 撮影テーブル
12 … クレードル
15 … 回転部
20 … 走査ガントリ
21 … X線管
22 … X線制御部
23 … コリメータ
24 … 多列X線検出器
25 … データ収集装置(DAS)
26 … 回転制御部
28 … ビーム形成X線フィルタ
29 … ガントリ制御部
31,31’ … X線管電圧検出器
33 … 前処理部
34 … 画像再構成部
100 … X線CT装置
Ca … カルシウム
Io … 造影剤
HB … 被検体
SC … スカウト像
Claims (10)
- 被検体の撮影領域を、X線発生部からのX線でスキャンして得られるX線投影データに基づいて画像再構成を行うX線CT装置であって、
前記被検体の撮影領域における前記被検体の体軸方向の位置に応じてスキャン中に前記被検体に照射される前記X線のX線ビーム線質を変化させるX線制御部と、
変化したX線ビーム線質によるX線投影データに基づいて、前記撮影領域内において均一なX線ビーム線質相当の複数の断層像を画層再構成する画像再構成部と、
を備えることを特徴とするX線CT装置。 - 前記X線制御部はX線ビーム線質を前記X線発生部のX線管電圧の増減によって変化させることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
- 前記X線制御部は、前記被検体のスカウト撮影によって得られた被検体情報に基づき、前記被検体の体軸方向の位置に応じてX線ビーム線質を変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のX線CT装置。
- 前記X線制御部は、前記被検体のスカウト撮影により特定されたX線吸収量が所定の基準よりも大きい位置に対し、前記撮影領域内の他の位置よりも高いエネルギーのX線ビーム線質とすることを特徴とする請求項3に記載のX線CT装置。
- 前記X線制御部は、前記被検体のスカウト撮影により特定された被検体の幾何学的特徴量に基づき算出されたX線管電流条件が、所定の基準よりも大きくなる位置に対し、前記所定の基準以下のX線管電流条件として前記撮影領域内の他の位置よりも高いエネルギーのX線ビーム線質とすることを特徴とする請求項3に記載のX線CT装置。
- 前記スカウト撮影において、前記X線制御部はX線発生部から第1エネルギースペクトルを有するX線と、前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有するX線とを少なくとも1ビューごとに前記被検体に照射させることにより、前記被検体に含まれる各物質の位置情報を取得し、
前記画像再構成部は、前記X線制御部により変化したX線ビーム線質によるX線投影データ又は当該X線投影データを用いて画像再構成して得られた断層像データについて、前記物質のX線吸収係数を用いた換算係数により均一なX線ビーム線質相当のデータに変換して前記撮影領域内において均一なX線ビーム線質相当の複数の断層像を得ることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載のX線CT装置。 - 前記X線制御部は、X線ビーム線質を変化させる位置において、第1エネルギースペクトルを有するX線と、前記第1エネルギースペクトルとは異なる第2エネルギースペクトルを有するX線とを少なくとも1ビューごとに変化させ、
前記画像再構成部は、前記X線ビーム線質を変化させた位置のX線投影データ又は断層像データについて、前記第1エネルギースペクトルを有するX線の第1のX線投影データ及び前記第2エネルギースペクトルを有するX線の第2のX線投影データ、又は前記第1のX線投影データ及び第2のX線投影データに基づき特定された前記被検体の物質に対するX線吸収係数を用いた換算係数により均一なX線ビーム線質相当のデータに変換して、前記撮影領域内において均一なX線ビーム線質相当の複数の断層像を得ることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載のX線CT装置。 - 前記X線発生部から照射された前記X線ビーム線質を検出するX線ビーム検出器を備え、
前記X線投影データと関連づけて検出された前記X線ビーム線質が記憶されることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載のX線CT装置。 - 前記X線ビーム線質は、X線管電圧であることを特徴とする請求項8に記載のX線CT装置。
- 前記X線発生部から照射されたX線に使用されたX線管電圧が、前記X線投影データと関連づけて記憶されることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載のX線CT装置。
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