JP2009278286A - 情報通信装置、情報通信方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一般家庭に普及したAV機器が備えるIEEE1394インターフェイスを介して簡単に監視を実現できる監視システムを構築できるようにする。
【解決手段】情報通信装置1を介したデータ転送、および接続機器制御を行い、監視対象に異常が生じた時、情報通信装置1に接続されたAV機器の記録媒体やステータスなどを取得して記録を行う機器を決定する。さらに、監視対象に異常が生じた時、情報通信装置1に接続されたAV機器の電源がオフ状態である時においても、情報通信装置1からの制御により電源オン状態となるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、IEEE1394規格に準拠してネットワークに接続されたAV機器を制御してホーム監視システムを実現する情報通信装置、情報通信方法及びプログラムに関する。
近年、防犯や監視を目的として、コンビニエンスストアといったチェーン店舗やデパート、オフィス、駐車場など至る所で、監視カメラを用いた監視システムが作動している。このような監視システムは、以前のCCDカメラと同軸ケーブルを用いて実現していた遠隔監視から、近年のブロードバンド時代を背景として、ネットワークカメラとLANケーブルとを用いた、遠距離での安価な通信とランニングコストを実現している。
一方、一般家庭においても、例えば玄関先や駐車場の監視や、寝ている幼児の監視など、防犯や家族の安全を目的としたホームセキュリティの需要が高まっている。そして、最近では一般家庭においても前述のとおりネットワークインフラが整ってきたため、ネットワークカメラとLANケーブルとを用いた監視システムの導入が可能となってきている。
しかしながら、前述のネットワークカメラとLANケーブルとを用いた現状の監視システムは、監視専用のネットワークカメラを導入しなければならない。また、撮影され、配信された映像を記録したり監視したりするためには、一般的にパーソナルコンピュータなどが使用され、監視中は常時稼動状態になければならず、一般家庭への導入に際し、コスト面においてのみならず運用面においても問題を抱えている。
そこで、一般家庭においても安価に監視システムを導入し運用するために、広く普及しているテレビやデジタルビデオカメラ、ハードディスクレコーダといったAV機器を入出力機器として利用し、監視システムを実現することが考えられている。このような監視システムを実現する従来技術として、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1においては、一般家庭のテレビ受像機や、テレビカメラを利用して監視システムを構築している。そして、テレビ信号とテレビカメラ信号とを切り替える入力手段を備え、入力切り替え手段及びイベント検知手段をテレビ受像機が有し、イベントを検知すると通信回線を利用して通報したり、テレビカメラに録画したりする技術が開示されている。
特開平9−271018号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の従来技術においては、監視装置からテレビ受像機に対して行うモード設定や、テレビ受像機からの動き信号の抽出動作など、監視システムを実現するための特別な機能が入出力機器に対して必要となる。つまり、監視装置とテレビ受信機との接続および通信に際し、一般に普及したテレビ受信機では対応できないという課題がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、一般家庭に普及したAV機器が備えるIEEE1394インターフェイスを介して簡単に監視を実現できる監視システムを構築できるようにすることを目的とする。
本発明の情報通信装置は、ネットワークに接続されている1つ以上の接続機器情報を管理する機器管理手段と、前記接続機器情報を基に、制御対象とする機器を決定する機器決定手段と、前記機器に対して情報の表示制御を行う表示制御手段と、前記機器に対して情報の記録制御を行う記録制御手段と、前記機器に対して電源状態の確認及び制御を行う電源制御手段と、前記機器から受信した映像情報に異常があることを検知するイベント検出手段と、前記映像情報および接続機器情報を蓄積する蓄積手段とを有することを特徴とする。
本発明の情報通信方法は、ネットワークに接続されている1つ以上の接続機器情報を管理する機器管理工程と、前記接続機器情報を基に、制御対象とする機器を決定する機器決定工程と、前記機器に対して情報の表示制御を行う表示制御工程と、前記機器に対して情報の記録制御を行う記録制御手段と、前記機器に対して電源状態の確認及び制御を行う電源制御工程と、前記機器から受信した映像情報に異常があることを検知するイベント検出工程と、前記映像情報および接続機器情報を蓄積手段に蓄積する蓄積工程とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記情報通信方法の各工程をコンピュータにて実施させることを特徴とする。
本発明によれば、一般家庭に普及したAV機器が備えるIEEE1394インターフェイスを介して簡単に監視を実現できる監視システムを構築できる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における情報通信装置1及びこれを中心としてネットワークに接続されるAV機器群から構成される監視システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、情報通信装置1は、IEEE1394規格に準拠したインターフェイスを介して接続されたカメラ118と、モニター120と、レコーダ122などのAV機器群とからネットワークを構成する。
カメラ118は、デジタルビデオカメラやデジタルカメラなどの映像情報を入力する映像入力装置である。モニター120は、例えば、テレビ受像機などの映像出力装置である。また、レコーダ122は、ハードディスクやDVD−RAMなどの記録可能な媒体から構成される映像記録装置である。
一方、情報通信装置1は、イベント検出部100、接続機器制御部104及び蓄積部102を有する。イベント検出部100は、カメラ118から受信した、例えばDVフォーマットで圧縮された映像データをデコードし、撮影された映像にイベントが起こっているか否かを検知する。そして、イベントが検出された際には、映像データを表示、あるいは蓄積に適したフォーマットに圧縮する。そして、映像データは、表示制御部108を通じてモニター120に伝送され、表示されか、もしくは、記録制御部112を通じてレコーダ122に伝送され、記録される。または、イベントデータ114として蓄積部102に蓄積される。
ここで、イベントとは、監視対象領域における不審者の侵入などの異常事態を意味する。つまり、撮影した映像において動体を検出したことをイベントと呼ぶ。また、イベントを検出する手段としては、ある領域の動きベクトルを算出し、フレーム間または秒間における差分を求める。そして、その差分がある閾値を超える場合には動体と認知する、といった処理が挙げられる。つまり、イベント検出部100は、監視対象領域に発生した大きな動きを異常事態として検出することが可能である。
接続機器制御部104は、イベントが検出された映像データを表示または記録するために情報通信装置1に接続されているAV機器群を管理し、また、それらに対する制御を行う。接続機器の制御に際しては、AV/Cコマンドと称される制御コマンドの伝送方式を用いて行う。このとき、AV/Cコマンドの伝送はアシンクロナス(非同期)転送モードで実行される。
また、接続機器制御部104は、AV/Cコマンドを適用して、IEEE1394バスに接続された1台の機器(本実施形態における情報通信装置1)から、ネットワークを構成する他の複数台のAV機器を集中的にコントロールすることが可能である。
接続機器制御部104の機器管理部106においては、各ノードを構成するAV機器のIDやベンダー名、機種名、含まれるサブユニット名といった接続機器に関する情報を管理し、蓄積部102に対して接続機器情報として書き込み、読み出しを行う。また、機器管理部106は、イベント検出部100よりイベントが起こったという通知を受け、接続されている各AV機器を識別する。
機器決定部107は、各AV機器の有するサブユニットを接続機器情報より取得し、またディスクリプタなどを介してその現在のステータスを取得して、所定の優先度に基づいた表示や記録を行うよう適切にサブユニットとの接続を決定し、制御する。
なお、接続機器情報は、IEEE1394バスにリセットがかかる度に機器管理部106が取得し、更新する。これは、IEEE1394バスは、リセットがかかったタイミングでノードIDなどの再設定が行われ、新たなトポロジーが構成される仕組みとなっているためである。
また、接続機器制御部104は、表示制御部108において、IEEE1394インターフェイスを介して接続されているモニター120に対してイベントが検出された映像データの表示制御を行う。映像データの伝送に際しては、モニター120に含まれるモニターサブユニットと接続し、アイソクロナス(同期)転送を利用する。
さらに、接続機器制御部104は、記録制御部112において、IEEE1394インターフェイスを介して接続されているレコーダ122に対してイベントが検出された映像データの記録制御を行う。映像データの伝送に際しては、レコーダ122に含まれるディスクレコーダ/プレーヤーサブユニットと接続し、アイソクロナス転送を利用する。また、記録先はテープレコーダ/プレーヤーサブユニットであっても同様である。
ここで、情報通信装置1が、前記接続機器に対する制御部を備えていている場合においても、モニター120やレコーダ122の電源がオフであれば、前述した制御を実行することができず、本監視システムの機能を満たすことができない。特に、一般家庭におけるこのようなAV機器群の電源を常時オンにしておくことは非現実的であり、電力コストの面でも好ましくない。そこで本実施形態においては、接続機器制御部104は電源制御部110を有し、この課題を解決する。
電源制御部110は、機器管理部106から指示のあった制御対象機器の電源状態を調べる。電源状態を調べる際には、AV/Cコマンドの「パワーステータス(POWER status)」コマンドを使用する。そして、電源がオフであった場合には、AV/Cコマンドの「パワーコントロール(POWER control)」コマンドを使用して、制御対象機器の電源をオンにする。以上の操作を行うことにより、情報通信装置1に接続されたモニター120やレコーダ122の電源の状態に依存することなくそれらを制御することができる。
図2は、本実施形態に係る情報通信装置1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2において、CPU200は、バス210に接続された情報通信装置1全体の制御を行う。メモリ202には、CPU200により実行されるプログラムがROM206または記録媒体204から読み出される。また、メモリ202は、プログラムのワーク領域としても使用される。
ハードディスクドライブに代表される記録媒体204は、図1における蓄積部102に相当する。記録媒体204には、イベントデータ114や接続機器情報116に加え、既出の情報通信装置1における各部をソフトウェアで実現するためのプログラムが記録されている。なお、プログラムはROM206に記録されていてもよい。ネットワークインターフェイス208は、カメラ118、モニター120及びレコーダ122と情報通信装置1とをIEEE1394バス接続するためのIEEE1394インターフェイスである。
映像トランスコーダ212は、カメラ118から受信した映像データをデコードし、イベント検出処理を行った後に、接続機器に適したフォーマットにエンコードするためのものであり、イベント検出部100に相当する。なお、映像トランスコーダ212における処理は、CPU200によってソフトウェアで実行してもよい。
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、情報通信装置1の監視中の動作を説明する。
カメラ118より映像データを受信することにより処理を開始する。まず、ステップS300において、イベント検出部100は、受信したDVフォーマットの映像データをデコードし、前述したように所定期間毎のフレーム間動きベクトルの大きさを算出し、イベント検出処理を行う。
次に、ステップS302において、イベント検出処理の結果がイベント映像であるか否かを判断する。この判断の結果、イベント映像でない場合(ステップS302−NO)はステップS300に戻り、続けて受信されたデータのイベント検出を行う。一方、ステップS302の判断の結果、イベント映像である場合(ステップS302−YES)は、ステップS304に進み、機器管理部106は、蓄積部102に保持されている接続機器情報116を参照する。
次に、ステップ306において、機器決定部107は、参照したノードIDやサブユニット情報、各機器のステータスに基づいて、表示、記録対象とする機器を決定する。具体的にはまず、イベント映像データを表示するモニターサブユニット、イベント映像データを記録するディスクレコーダ/プレーヤーサブユニット、テープレコーダ/プレーヤーサブユニットのいずれかが情報通信装置1に接続されているか否かを判断する。ここで、接続されているサブユニットを認識すると、図4に例示するような各サブユニットの優先度に従って、優先度の高いサブユニットを有する機器を制御対象とする。
次に、優先度の高いサブユニットを有する機器のディスクリプタなどを参照し、機器の現在の稼動状態を確認する。この時、例えば、ディスクレコーダ/プレーヤーサブユニットが録画中であるときには、現在の録画動作を優先する。あるいは、再生中であるときには、イベント映像の録画を優先する、といったサブユニットのステータスを考慮して制御機器を決定する。なお、前述した各サブユニットを有する機器が1台も接続されていない場合には、蓄積部102にイベントデータ114として蓄積しておき、後に機器が接続された際に表示または記録を行うようにする。
ステップS306において制御機器が決定した後は、ステップS308に進み、電源制御部110は、「パワーステータス(POWER status)」コマンドを接続機器に対して送信して電源状態をチェックする。このチェックの結果、接続機器の電源がすべてオン状態である場合(ステップS310−YES)には、ステップS314に進む。
一方、ステップS310のチェックの結果、接続機器の電源がオフ状態である場合(ステップS310−NO)には、ステップS312に進む。そして、ステップS312において、「パワーコントロール(POWER control)」コマンドを送信して電源をオンにし、ステップS314に進む。ここで、制御対象となる機器が複数台あり、電源オフ状態である機器が存在する場合には、それらすべての接続機器群を電源オン状態にする。
次に、ステップS314において、接続機器制御部104は、電源がオン状態となった各接続機器に対して、イベント映像を送信し、また処理を指示する。各接続機器に対する指示内容を具体的に説明する。
テレビ受像器等のモニターサブユニットを有する機器に対しては、機器内部で接続されているチューナーサブユニットとのリンク(論理接続)を解除し、受信装置とのリンクを確立した後、モニターサブユニットに対して映像データをアイソクロナス転送する。
一方、ハードディスクレコーダやDVDレコーダに代表されるディスクレコーダ/プレーヤーサブユニットを有する機器に対しては、受信装置とのリンクを確立する。リンクが確立すると、映像データがアイソクロナス転送され、記録動作を指示して映像データを記録させる。記録動作の指示は、「レコード(RECORD)」コマンドを送信することによって実現できる。
そして、監視を続けるために再び同フローチャートに従って監視動作を開始する。なお、前記ステップS312において接続機器の電源が一度オン状態となるので、以降繰り返される監視動作においては、ステップS310及びステップS312の電源状態の確認と電源投入操作を省略してもよい。
以上のように本実施形態によれば、情報通信装置1を介したデータ転送、および接続機器制御を行うことにより、一般家庭において監視システムを容易に構築することができる。また、監視対象に異常が生じた時、情報通信装置1に接続されたAV機器の記録媒体やステータスなどを取得して記録を行う機器を決定することにより、後に監視映像を検索する際の利便性を高めた監視システムを実現することができる。さらに、監視対象に異常が生じた時、情報通信装置1に接続されたAV機器の電源がオフ状態である時においても、情報通信装置1からの制御により電源オン状態となる。従って、異常が生じた際の映像を表示及び記録することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図5及び図6を参照しながら説明する。第1の実施形態では、情報通信装置1に接続されている機器の電源がオフ状態である時においても監視対象に異常が生じた際には電源オン状態にして表示、記録を行う。これに対し本実施形態においては、例えばテレビ受像機などの表示機器を見る人がいない場合、つまり留守中における監視システムの動作例を説明する。本実施形態は、留守中の家庭においては、イベント映像の表示は不必要であり、帰宅してからイベント映像の有無、内容を確認したいという要求を満たすものである。
図5は、本実施形態に係る情報通信装置10及びこれを中心としてネットワークに接続されるAV機器群から構成される監視システムの構成例を示すブロック図である。なお、イベント検出部100乃至レコーダ122は第1の実施形態と同一の構成とする。このため、これらの構成については説明を省略する。
本実施形態の情報通信装置10は、さらにモード入力部500を備えている。ユーザによりモード入力部500を通じて、情報通信装置10に対して監視システムの留守モードの設定を行うことができる。設定されたモード情報は、蓄積部102にモード設定情報502として保持される。
図6は、本実施形態における情報通信装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、CPU200乃至映像トランスコーダ212は、第1の実施形態と同一の構成とする。このため、これらの構成については説明を省略する。
図6において、モード設定スイッチ600は、ユーザが押下するなどして、留守モード設定または解除を行うためのスイッチである。設定されたモード情報は、ハードディスクドライブに代表される記録媒体204にモード設定情報として蓄積される。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら、情報通信装置10において、留守モード設定がされてから、実際に監視対象にイベントが起き、制御機器を決定するまでの動作を説明する。
まず、ステップS700において、モード入力部500は、ユーザによりモード設定スイッチ600が押下されたことを検出する。ポーリングなどによってスイッチの押下を検出すると、次に、ステップS702において、記録媒体204に保持されているモード設定情報502を編集し、留守モード設定に更新する。
次に、ステップS704において、イベント検出部100は、カメラ118からの入力データから異常の発生を検知するべく監視動作を続ける。そして、イベントが検出されると(ステップS704−YES)、ステップS706に移行し、機器管理部106は、モード設定情報502を参照する。ここで、モード設定情報502は、ステップS702において留守モード設定に更新されている。そこで、次のステップS708において、機器管理部106は、接続機器情報116を参照して、接続されているサブユニットを識別し、モニターサブユニットの優先度を低くする。なお、複数のモニターサブユニットが接続されている際は、それらすべてに適用する。
次に、ステップS710において、機器決定部107は、設定し直した優先度に従って、制御機器を決定する。このとき、本実施形態においては、モニターサブユニットはすべて優先度が低く設定されているため、モニター120への表示制御が行われることはない。なお、以降の監視動作、機器制御に関しては、図3に示した前述の第1の実施形態のフローチャートと同様であるため説明を省略する。
以上のように本実施形態によれば、一般家庭において監視システムを容易に構築することができ、また、情報通信装置10に接続されている接続機器の電源を制御する。これにより、常に、監視対象に異常が生じた際の映像を表示及び記録することが可能である。さらに、留守モードを設定可能とすることにより、留守中はモニターでの表示を行うことなく、レコーダにのみ映像データを記録し、証拠として残すことが可能である。
(本発明に係る他の実施形態)
また、第2の実施形態においては、モードの一例として留守モードを挙げたが、これは各機器の優先度をユーザ任意の設定とすることを可能とする構成例を示したものである。なお、本発明の実施形態は、以上の第1及び第2の実施形態のみに限定されることなく、発明の要旨に沿う範囲で適宜変形して実施可能である。
前述した本発明の実施形態における情報通信装置を構成する各手段、並びに情報通信方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図3、7に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る情報通信装置を含む監視システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報通信装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報通信装置の監視動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る情報通信装置の制御機器の優先度の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報通信装置を含む監視システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報通信装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報通信装置の監視動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報通信装置
100 イベント検出部
102 蓄積部
104 接続機器制御部
106 機器管理部
107 機器決定部
108 表示制御部
110 電源制御部
112 記録制御部
114 イベントデータ
116 接続機器接続情報
118 カメラ
120 モニター
122 レコーダ

Claims (6)

  1. ネットワークに接続されている1つ以上の接続機器情報を管理する機器管理手段と、
    前記接続機器情報を基に、制御対象とする機器を決定する機器決定手段と、
    前記機器に対して情報の表示制御を行う表示制御手段と、
    前記機器に対して情報の記録制御を行う記録制御手段と、
    前記機器に対して電源状態の確認及び制御を行う電源制御手段と、
    前記機器から受信した映像情報に異常があることを検知するイベント検出手段と、
    前記映像情報および接続機器情報を蓄積する蓄積手段とを有することを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記ネットワークは、IEEE1394規格に準拠したインターフェイスを介した接続機器群によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 前記表示制御手段、前記記録制御手段、及び前記電源制御手段は、IEEE1394規格に準拠したAV/Cコマンドを用いて制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報通信装置。
  4. 前記機器管理手段は、前記情報通信装置に接続されてネットワークを構成している機器の情報を所定のタイミングで取得し、前記蓄積手段に対して前記接続機器情報として書き込み、また所定のタイミングで読み出しを行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報通信装置。
  5. ネットワークに接続されている1つ以上の接続機器情報を管理する機器管理工程と、
    前記接続機器情報を基に、制御対象とする機器を決定する機器決定工程と、
    前記機器に対して情報の表示制御を行う表示制御工程と、
    前記機器に対して情報の記録制御を行う記録制御手段と、
    前記機器に対して電源状態の確認及び制御を行う電源制御工程と、
    前記機器から受信した映像情報に異常があることを検知するイベント検出工程と、
    前記映像情報および接続機器情報を蓄積手段に蓄積する蓄積工程とを有することを特徴とする情報通信方法。
  6. 請求項5に記載の情報通信方法の各工程をコンピュータにて実施させるためのプログラム。
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