JP2009277631A - 壁用電装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を簡略化できるとともに部品点数を少数化できる壁用電装箱を提供する。
【解決手段】壁用電装箱10は、ボックス本体部14、ボックスカバー部16および器具18を備えている。ボックスカバー部16は、カバー開口部の周縁部近傍にばね受部25を有している。器具18は、ばね受部25に挿入可能で、かつ、ばね受部25に係止可能なばね部材32を有している。ばね受部25の上下の係止壁25A,25Bにばね部材32の上下の突部32A,32Bを当接した状態で、ばね部材をばね受部に向けて押圧することで、上下の突部が互いに近付く方向に弾性変形して上下の係止壁を乗り越える。上下の突部が上下の係止壁を乗り越えた後、上下の突部が互いに離れる方向に復元して、上下の突部が上下の係止壁に係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁部に埋設されたボックス本体部の開口部にボックスカバー部が設けられ、ボックスカバー部の開口部を経てボックス本体部の開口部に器具が設けられた壁用電装箱に関するものである。
一般に、壁用コンセントとしての壁用電装箱は、照明器具本体やスイッチ本体を収容するボックス本体部と、ボックス本体部の開口部を塞ぐボックスカバー部と、ボックスカバー部を覆う化粧プレートを備えた電源供給用の電装箱である。
この壁用電装箱は、ボックス本体部の開口部にボックスカバー部を被せた状態で、ボックス本体部にボックスカバー部がボルト(ビス)でねじ結合され、ボックスカバー部に化粧プレートを取り付けることで、化粧プレートでボルトを覆っている。
(例えば、特許文献1参照)。
2001−223052(図1、請求項1)
しかし、特許文献1の壁用電装箱は、ボックスカバー部をボルトでボックス本体部にねじ結合するため、ボルトの頭部がボックスカバー部の表面に露出する。
ボルトの頭部を隠すために、ボックスカバー部に化粧プレートを取り付けて、化粧プレートでボルトの頭部を覆うようにしている。
このため、特許文献1の壁用電装箱は、化粧プレートやボルトが必要になり、壁用電装箱の構造が複雑になるとともに部品点数が多くなる。
特許文献1においては、電源供給用の壁用電装箱について説明したが、例えば、アンテナ用の壁用電装箱も同様に構成されている。
このため、アンテナ用の壁用電装箱の構造が複雑になるとともに部品点数が多くなる。
本発明は、前述した要望を満たすためになされたもので、その目的は、構造を簡略化できるとともに部品点数を少数化できる壁用電装箱を提供することにある。
本発明の壁用電装箱は、壁部に埋設されるとともに外部に臨む開口部を有するボックス本体部と、前記ボックス本体部の前記開口部に設けられたボックスカバー部と、前記ボックスカバー部の開口部を経て前記ボックス本体部の前記開口部に収容された器具とで構成された壁用電装箱であって、前記ボックスカバー部は、前記開口部の周縁部近傍に、対向する一対の係止壁が設けられた凹部状のばね受部を有し、前記器具は、前記ばね受部に挿入可能で、かつ、前記一対の係止壁に係止可能な一対の突部が設けられたばね部材を有し、前記ばね受部の一対の係止壁に前記ばね部材の一対の突部を当接した状態で、前記ばね部材を前記ばね受部に向けて押圧することで、前記一対の突部が互いに近付く方向に弾性変形して前記一対の係止壁を乗り越え、前記一対の突部が前記一対の係止壁を乗り越えた後、前記一対の突部が互いに離れる方向に復元して、前記一対の突部が前記一対の係止壁に係止することにより前記ボックスカバー部に前記器具が固定されることを特徴とする。
ボックスカバー部にばね受部を備え、このばね受部に対向する一対の係止壁を設けた。
また、器具にばね部材を備え、このばね部材に、ばね受部に挿入可能で、かつ、一対の係止壁に係止可能な一対の突部を設けた。
そして、ばね受部の一対の係止壁にばね部材の一対の突部を当接した状態で、ばね部材をばね受部に向けて押圧することで、一対の突部が互いに近付く方向に弾性変形して一対の係止壁を乗り越えるようにした。
さらに、一対の突部が一対の係止壁を乗り越えた後、一対の突部が互いに離れる方向に復元して、一対の突部を一対の係止壁に係止させてボックスカバー部に器具を固定するようにした。
よって、従来必要とされていたボルトを用いることなくボックスカバー部に器具を固定できるので、ボルトを不要にできる。
加えて、ボルトを不要にすることで、ボルトの頭部を覆う化粧プレートを不要にできる。
このように、ボルトや化粧プレートを不要にすることで、構造を簡略化できるとともに部品点数を少数化できる。
本発明の壁用電装箱によれば、ボックスカバー部にばね受部を備え、ばね受部に対向する一対の係止壁を設けた。また、器具にばね部材を備え、このばね部材に、ばね受部に挿入可能で、かつ、一対の係止壁に係止可能な一対の突部を設けた。
これにより、ボルトや化粧プレートを不要にすることが可能になり、構造を簡略化できるとともに部品点数を少数化できるという効果を有する。
以下、本発明の実施形態に係る壁用電装箱について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、第1実施形態の壁用電装箱10は、壁部12に埋設されるとともにボックス開口部(開口部)15を有するボックス本体部14と、ボックス開口部15に設けられたボックスカバー部16と、ボックスカバー部16のカバー開口部17を経て前記ボックス開口部15に収容された器具18とを備えている。
ボックス本体部14は、箱状に形成され、器具18を収容するボックス開口部15を備えた箱状の部材であり、壁部12に埋設されている。
図2に示すように、ボックスカバー部16は、ボックス開口部15を覆うフランジ部23と、フランジ部23から隆起された筒体部24とを備えている。
筒体部24は、上下の壁面24A,24B、左右の壁面24C,24Dで略矩形状の枠体に形成され、カバー開口部17を有する。
このボックスカバー部16は、カバー開口部17の周縁部17Aのうち、左右の壁面24C,24D側の部位に左右のばね受部(ばね受部)25がそれぞれ設けられている。
右ばね受部25は、凹部状に形成され、上係止壁(一対の係止壁の一方)25Aおよび下係止壁(一対の係止壁の他方)25Bがそれぞれ対向するように設けられている。
左ばね受部25は、右ばね受部25と左右対称の部材である。
器具18は、例えば、照明器具本体やスイッチ本体が用いられる。
この器具18は、カバー開口部17を経てボックス開口部15(図1参照)に収容可能な器具本体部27と、器具本体部27の側壁から外側に張り出されたフランジ部28とを備えている。
器具本体部27は、カバー開口部17およびボックス開口部15(図1参照)に収容可能に、上下の壁面27A,27B、左右の壁面27C,27Dで略矩形状の枠体に形成されている。
フランジ部28は、壁部12の壁面12Aに当接されている。
器具18は、器具本体部27の左壁面27Cおよび右壁面27Dに左右のばね部材(ばね部材)32がそれぞれ設けられている。
図3に示すように、右ばね部材32は、右ばね受部25(図2参照)に挿入可能で、かつ、右ばね受部25の上係止壁25Aに係止可能な上突部(一対の突部の一方)32Aが設けられるとともに、右ばね受部25の下係止壁25Bに係止可能な下突部(一対の突部の他方)32Bが設けられている。
具体的には、右ばね部材32は、例えば、1本のピアノ線が略ひし形状に折り曲げられ、上端部32Cが上方に折り曲げられるとともに、下端部32Dが下方に折り曲げられている。
上端部32Cが上保持部材35の貫通孔に上下方向に移動自在に挿通され、下端部32Dが下保持部材36の貫通孔に上下方向に移動自在に挿通されている。
上下の端部32C,23Dを上下の保持部材35,36に挿通することで、上下の端部32C,23Dが上下の保持部材35,36に支持されている。
上保持部材35および下保持部材36は、器具本体部27の右壁面27Dに設けられている。よって、右ばね部材32は、上保持部材35および下保持部材36を介して右壁面27Dに設けられている。
この右ばね部材32は、先端部32Eが先細状に突出され、上側の中央部に上突部32Aが形成され、下側の中央部に下突部32Bが形成されている。
左ばね部材25は、右ばね部材25と左右対称の部材である。
図1に示すように、上端部32Cおよび上突部32A間の上基端側傾斜部32Fが上係止壁25Aに当接し、下端部32Dおよび下突部32B間の下基端側傾斜部32Gが下係止壁25Bに当接している。
これにより、上下の突部32A,32Bが上下の係止壁25A,25Bに係止してボックスカバー部16に器具18が固定された状態に保たれる。
ここで、上下の突部32A,32Bは弾性変形した状態で上下の突部32A,32Bに係止している。このため、上下の突部32A,32Bにはそれぞれ上下方向への復元力が作用している。
上係止壁25Aに当接している上基端側傾斜部32Fおよび下係止壁25Bに当接している下基端側傾斜部32Gは、図1に示すように傾斜している部位である。
よって、上下の突部32A,32Bを上下の係止壁25A,25Bから離す方向(すなわち、図1に示す矢印方向)に移動させようとする力が作用している。
この力は、器具18をばね受部25側に常に引き込む力として作用する。
これにより、器具18をボックスカバー部16に確実に当接させた状態に保つことができる。
加えて、器具18をばね受部25側に常に引き込む力が継続するので、経時変化によるガタツキが生じ難い。
つぎに、ボックスカバー部16に器具18を固定する例を図4(A),(B)に基づいて説明する。
まず、図4(A)に示すように、ばね受部25の上係止壁25Aにばね部材32の上突部32Aを当接するとともに、ばね受部25の下係止壁25Bにばね部材32の下突部32Bを当接した状態で、ばね部材32をばね受部25に向けて矢印A方向に押圧する。
ばね部材32をばね受部25に向けて矢印A方向に押圧することで、上突部32Aが上係止壁25Aによって下方(矢印B方向)に押し下げられるとともに、下突部32Bが下係止壁25Bによって上方(矢印C方向)に押し上げられる。
よって、上下の突部32A,32Bが互いに近付く方向に弾性変形して上下の係止壁25A,25Bを乗り越える。
図4(B)に示すように、上下の突部32A,32Bが上下の係止壁25A,25Bを乗り越えた後、上下の突部32A,32Bが互いに離れる方向(矢印方向)に復元する。
これにより、上下の突部32A,32Bが上下の係止壁25A,25Bに係止することによりボックスカバー部16に器具18が固定される(図1参照)。
したがって、従来必要とされていたボルトを用いることなくボックスカバー部16に器具18を固定できるので、ボルトを不要にできる。
加えて、ボルトを不要にすることで、ボルトの頭部を覆う化粧プレートを不要にできる。
このように、ボルトや化粧プレートを不要にすることで、構造を簡略化できるとともに部品点数を少数化できる。
なお、前記実施形態で示したボックス本体部14、ボックス開口部15、ボックスカバー部16、カバー開口部17、器具18、ばね受部25、ばね部材32などの形状は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、壁部に埋設されたボックス本体部の開口部にボックスカバー部が設けられ、ボックスカバー部の開口部を経てボックス本体部の開口部に器具が設けられた壁用電装箱への適用に好適である。
本発明に係る壁用電装箱を示す断面図 本発明に係る壁用電装箱を示す分解斜視図 本発明に係る壁用電装箱の器具を示す側面図 本発明に係る壁用電装箱のばね受部にばね部材を係止する例を説明する側面図
符号の説明
10 壁用電装箱
12 壁部
14 ボックス本体部
15 ボックス開口部(開口部)
16 ボックスカバー部
17 カバー開口部
17A 周縁部
18 器具
25 ばね受部
25A 上係止壁(一対の係止壁の一方)
25B 下係止壁(一対の係止壁の他方)
32 ばね部材
32A 上突部(一対の突部の一方)
32B 下突部(一対の突部の他方)

Claims (1)

  1. 壁部に埋設されるとともに外部に臨む開口部を有するボックス本体部と、前記ボックス本体部の前記開口部に設けられたボックスカバー部と、前記ボックスカバー部の開口部を経て前記ボックス本体部の前記開口部に収容された器具とで構成された壁用電装箱であって、
    前記ボックスカバー部は、前記開口部の周縁部近傍に、対向する一対の係止壁が設けられた凹部状のばね受部を有し、
    前記器具は、前記ばね受部に挿入可能で、かつ、前記一対の係止壁に係止可能な一対の突部が設けられたばね部材を有し、
    前記ばね受部の一対の係止壁に前記ばね部材の一対の突部を当接した状態で、前記ばね部材を前記ばね受部に向けて押圧することで、前記一対の突部が互いに近付く方向に弾性変形して前記一対の係止壁を乗り越え、
    前記一対の突部が前記一対の係止壁を乗り越えた後、前記一対の突部が互いに離れる方向に復元して、前記一対の突部が前記一対の係止壁に係止することにより前記ボックスカバー部に前記器具が固定されることを特徴とする壁用電装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101626609B1 (ko) * 2015-10-02 2016-06-01 (주)삼우씨엠건축사사무소 공동주택의 안정된 전원배치를 위한 배전반

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