JP2009277310A - 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法及び記録媒体 - Google Patents

記録装置、記録方法、再生装置、再生方法及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】
情報を正確に記録するために正確なクロック信号を再生することが可能な記録装置、記録方法、情報を正確に再生するために正確なクロック信号を再生することが可能な再生装置、再生方法及び記録媒体を提供する。
【解決手段】
記録装置1は、光ディスク10の層(基準面)Rに、赤色レーザ光Lrを照射し(ST501)、層(基準面)Rでの赤色レーザ光Lrの反射光をフォトディテクタ35により電気信号に変換し、記録データ出力部13に出力することができる。このため、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rでの反射光は、記録層51等からの反射光とは別に再生される。この結果、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rからの反射光から正確な電気信号をフォトディテクタ35により生成することができる。従って、正確な電気信号に基づき、位相同期回路42により情報の記録のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる(ST502)。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば情報を記録するためにクロック信号を再生する記録装置、記録方法、情報を再生するためにクロック信号を再生することが可能な再生装置、再生方法及び記録媒体に関する。
従来、光ディスク(CDやDVD)などを再生するとき、通常、再生装置に例えば再生用のレーザが1つしかない場合には、再生装置は、データを再生するときのクロックを再生信号から取り出す必要があった。このために、光ディスクの記録層には、データ信号を再生するための記録マークと、クロックを再生するためのマークとが記録されている(特許文献1参照。)。
また、マイクロリフレクター(Micro Reflector)用記録媒体では、トラッキングサーボなどの制御のために、例えば基準面上に予めグルーブが形成されている。
特開2007−115339号公報(段落[0013]、[0099]、図3)。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、例えば光ディスクの記録密度が高いほど、クロックを再生するためのマークの周囲に記録されている記録マークで再生されるデータ信号などの干渉のため、同期信号が作りにくくなる。その結果、クロック信号が取り出せないときには、再生信号に連続エラーが発生するという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、情報を正確に記録するために正確なクロック信号を再生することが可能な記録装置、記録方法、情報を正確に再生するために正確なクロック信号を再生することが可能な再生装置、再生方法及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置は、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射する第1の照射手段と、前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換する第1の検出手段と、前記第1の電気信号に基づき、情報の記録のために用いられるクロック信号を再生するクロック再生手段と、前記クロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて、前記記録媒体に情報を記録する情報記録手段とを具備する。
本発明では、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に、第1の照射手段により第1のレーザ光を照射し、第1層での第1のレーザ光の反射光を第1の検出手段により検出し第1の電気信号に変換することができる。このため、第1のレーザ光の第1の層での反射光は、第2の層からの反射光とは別に再生される。この結果、第1のレーザ光の第1の層からの反射光から正確な第1の電気信号を第1の検出手段により生成することができる。従って、正確な第1の電気信号に基づき、クロック再生手段により情報の記録のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる。この結果、情報記録手段によりクロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて記録媒体に情報を正確に記録することができる。
前記同期パターンが、ピット列である。これにより、第1のレーザ光の第1の層の複数のピット列からの反射光を第1の検出手段により検出し第1の電気信号に変換することができる。
前記情報記録手段は、前記第1のレーザ光と波長が異なる第2のレーザ光を用いて前記記録媒体に情報を記録する。これにより、従来のように第1の照射手段により第1のレーザ光を第2の層に照射して第2の層からの反射光により第1の電気信号(同期信号)やデータ信号を再生する必要がない。すなわち、第2の層からのデータ信号とは別に、第1のレーザ光により第1の層からの反射光に基づき第1の電気信号(同期信号)を再生することができる。従って、正確な第1の電気信号(同期信号)を得ることができる。
前記第1の層に前記記録媒体のトラック情報、アドレス情報及びコンテンツ情報の少なくとも1つが記録されている。ここで、トラック情報とは、例えば記録媒体の複数のトラックを識別するために各トラックに付加された情報を含む。アドレス情報とは、例えば記録媒体に記録されるデータのアドレスを示す情報を含む。コンテンツ情報とは、例えば記録媒体に記録するコンテンツの映像及び音声の情報を含む。これにより、第1の層を例えば情報記憶領域として有効に用いることができ、例えば記録密度を向上させることができる。
本発明に係る記録方法は、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射し、前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換し、前記第1の電気信号に基づき、情報の記録のために用いられるクロック信号を再生し、前記再生されたクロック信号を用いて、前記記録媒体に情報を記録する。
本発明では、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の第1の層に第1のレーザ光を照射し、第1の層での第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換することができる。このため、第1のレーザ光の第1の層での反射光は、第2の層からの反射光とは別に再生される。この結果、第1のレーザ光の第1の層からの反射光から正確な第1の電気信号を検出することができる。従って、正確な第1の電気信号に基づき、情報の記録のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる。この結果、再生されたクロック信号を用いて記録媒体に情報を正確に記録することができる。
前記同期パターンが、ピット列である。これにより、第1のレーザ光の第1の層の複数のピット列からの反射光を検出し第1の電気信号に変換することができる。
本発明に係る再生装置は、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射する第1の照射手段と、前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換する第1の検出手段と、前記第1の電気信号に基づき、情報の再生のために用いられるクロック信号を再生するクロック再生手段とを具備する。
本発明では、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に、第1の照射手段により第1のレーザ光を照射し、第1の層での第1のレーザ光の反射光を第1の検出手段により検出し第1の電気信号に変換することができる。このため、第1のレーザ光の第1の層での反射光は、第2の層からの反射光とは別に再生される。この結果、第1のレーザ光の第1の層からの反射光から正確な第1の電気信号を第1の検出手段により生成することができる。従って、正確な第1の電気信号に基づき、クロック再生手段により情報の再生のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる。
前記第2の層には、記録マークが記録されており、該再生装置は、前記第2の層に前記第1のレーザ光と波長が異なる第2のレーザ光を照射する第2のレーザ照射手段と、前記記録マークでの前記第2のレーザ光の反射光を検出し第2の電気信号に変換する第2の検出手段と、前記クロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて、前記第2の電気信号の二値データ化を行い情報を再生する情報再生手段とを更に具備する。
これにより、第2のレーザ照射手段により第2の層の記録マークに第2のレーザ光を照射し、記録マークでの第2のレーザ光の反射光を第2の検出手段により検出し第2の電気信号に変換し、情報再生手段によりクロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて、第2の電気信号の二値データ化を行い情報を再生することができる。
前記同期パターンが、ピット列である。これにより、第1のレーザ光の第1の層の複数のピット列からの反射光を第1の検出手段により検出し第1の電気信号に変換することができる。
前記クロック再生手段で再生されたクロック信号と、前記第2の電気信号との位相差を検出し補正する補正手段を更に具備する。記録装置と再生装置との特性の違いによって(記録装置や再生装置に応じて)、クロック再生手段で再生されたクロック信号と、第2の電気信号との間に位相差が発生する可能性がある。本発明では、補正手段は、クロック再生手段で再生されたクロック信号と、第2の電気信号との位相差を検出し補正することができる。従って、再生装置は、正確な情報を再生することができる。
前記第1の照射手段は、前記第1のレーザ光を前記第1の層に照射する。これにより、従来のように第1の照射手段により第1のレーザ光を第2の層に照射して第2の層からの反射光により第1の電気信号(同期信号)やデータ信号を再生する必要がない。すなわち、第2の層からのデータ信号とは別に、第1のレーザ光により第1の層からの反射光に基づき第1の電気信号(同期信号)を再生することができる。従って、正確な第1の電気信号(同期信号)を得ることができる。
本発明に係る再生方法は、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射し、前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換し、前記第1の電気信号に基づき、再生のために用いられるクロック信号を再生する。
本発明では、同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の第1の層に、第1のレーザ光を照射し、第1の層での第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換することができる。このため、第1のレーザ光の第1の層での反射光は、第2の層からの反射光とは別に再生される。この結果、第1のレーザ光の第1の層からの反射光から正確な第1の電気信号を検出することができる。従って、正確な第1の電気信号に基づき、情報の再生のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる。
本発明に係る記録媒体は、情報が記録された第1の層と、同期パターンを有し、前記同期パターンへのレーザ光の照射により、情報再生用のクロック信号を発生するために用いられる反射光を生成する第2の層とを具備する。
本発明では、同期パターンを有する第2の層にレーザ光が照射されると、反射光が生成される。この反射光を用いて、第1の層に記録された情報の再生のためのクロック信号を正確に再生することができる。
以上のように、本発明によれば、情報を正確に記録するために正確なクロック信号を再生することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の一実施形態に係る記録装置のブロック図である。
記録装置1は、同図に示すように、制御部2、駆動制御部3、信号処理部4、スピンドルモータ5、スレッドモータ6及び光ピックアップ7を備えている。
制御部2は、光ディスク10が装填された状態で、図示しない外部機器から記録(再生)命令及び記録(再生)アドレス情報を受け取り、駆動制御部3に対して駆動命令を供給すると共に、記録(再生)命令を信号処理部4に供給する。
駆動制御部3は、駆動命令に従い、スピンドルモータ5を駆動制御することにより光ディスク10を所定の回転速度で回転させる。駆動制御部3は、駆動命令に従い、スレッドモータ6を駆動制御する。これにより、光ピックアップ7を移動軸8に沿ってアドレス情報に対応した位置に移動させる。
信号処理部4は、記録時には、例えば記録信号を生成し、光ピックアップ7に出力する。信号処理部4は、再生時には、光ピックアップ7が光ディスク10から読み取った信号に対して復調処理等を施すことにより再生信号を生成し、この再生信号を制御部2に供給する。
光ピックアップ7は、例えば光ディスク10に対して一面側から焦点を合わせて光を照射するために、移動軸8に設けられている。
図2は記録装置1の光ピックアップ7の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、記録装置1の光ピックアップ7は、情報光学系11と、サーボ光学系12と、例えばサーボ光学系12からのRF信号の処理を実行する記録データ出力部13とを備えている。
情報光学系11は、レーザダイオード15、集光レンズ16、偏光板17、ビームスプリッタ18、偏光板19、リレーレンズ20、ダイクロイックプリズム21、対物レンズ22、対物レンズアクチュエータ23、集光レンズ24及びフォトディテクタ25を備えている。
レーザダイオード15は、例えば波長約405nmの発散光である所定光量の青色レーザ光Lbを集光レンズ16に向けて照射する。
集光レンズ16は、青色レーザ光Lbを発散光から平行光に変換し、平行光を偏光板17に入射させる。
偏光板17は、集光レンズ16から入射した青色レーザ光Lbの特定の偏向成分を透過する。
ビームスプリッタ18は、偏光板17を透過した青色レーザ光Lbを偏光板19に入射させる。
偏光板19は、ビームスプリッタ18からの青色レーザ光Lbをリレーレンズ20に入射させる。
リレーレンズ20は、偏光板19からの青色レーザ光Lbの光路を調整し、ダイクロイックプリズム21に入射させる。リレーレンズ20は、集光レンズ20a、集光レンズアクチュエータ20b及びレンズ20cを備えている。集光レンズアクチュエータ20bにより集光レンズ20aの位置を調整される。
ダイクロイックプリズム21は、入射した青色レーザ光Lbを対物レンズ22に向けて反射する。
対物レンズ22は、ダイクロイックプリズム21で反射した青色レーザ光Lbを集光し、光ディスク10の記録層51に入射させる。
光ディスク10の記録層51の後述する記録マークで生成された戻り光は、対物レンズ22、ダイクロイックプリズム21、リレーレンズ20等を通過しビームスプリッタ18に入射する。
ビームスプリッタ18は、この青色レーザ光Lbを反射面において集光レンズ24に向けて反射し、集光レンズ24に入射させる。
集光レンズ24は、入射した青色レーザ光Lbを集光し、フォトディテクタ25に照射する。
フォトディテクタ25は、集光レンズ24で集光された青色レーザ光Lbを受光し電気信号に変換し外部に出力する。
サーボ光学系12は、レーザダイオード31、コリメータレンズ32、ビームスプリッタ33、ダイクロイックプリズム21、対物レンズ22、対物レンズアクチュエータ23、集光レンズ34及びフォトディテクタ35を備えている。なお、例えばダイクロイックプリズム21、対物レンズ22及び対物レンズアクチュエータ23は、情報光学系11及びサーボ光学系12で共用されている。
レーザダイオード31は、図2に示すように、波長約660nmの発散光である所定光量の赤色レーザ光Lrをコリメータレンズ32に向けて照射する。
コリメータレンズ32は、赤色レーザ光Lrを発散光から平行光に変換し、ビームスプリッタ33に入射させる。
ビームスプリッタ33は、入射した赤色レーザ光Lrをダイクロイックプリズム21に入射させる。ダイクロイックプリズム21に入射した赤色レーザ光Lrは、ダイクロイックプリズム21を通過し対物レンズ22に入射する。
そして、対物レンズ22は、赤色レーザ光Lrを集光し、光ディスク10に向けて照射する。このとき、赤色レーザ光Lrは、光ディスク10の同期パターンが形成された層(基準面)Rに照射される。この後、層(基準面)Rで反射された赤色レーザ光Lrは、対物レンズ22を通過した後、ダイクロイックプリズム21を通過し、ビームスプリッタ33の反射面で反射され、集光レンズ34に入射する。
集光レンズ34は、入射した赤色レーザ光Lrに非点収差を持たせた上でフォトディテクタ35に集光する。
フォトディテクタ35は、入射した赤色レーザ光Lrを電気信号に変換し記録データ出力部13に出力する。
記録装置1では、例えば赤色レーザ光Lrや青色レーザ光Lbの焦点が光ディスク10に対して接近又は離れる方向であるフォーカス方向にずれることがある。赤色レーザ光Lrや青色レーザ光Lbを目標のフォーカス位置に追従させるためには、焦点をフォーカス方向に移動させる必要がある。そこで、例えば対物レンズ22は、対物レンズアクチュエータ23によりフォーカス方向に駆動されるようになっている。また、集光レンズ20aは、集光レンズアクチュエータ20bによりフォーカス方向に駆動されるようになっている。
図3は、記録データ出力部13の構成を示すブロック図である。
記録データ出力部13は、イコライザ41、位相同期回路(PLL Phase Rocked Loop)42及びデータバッファ43を備えている。
イコライザ41はフォトディテクタ35からの電気信号の波形等化を行い、位相同期回路42に出力する。
位相同期回路42は、イコライザ41から入力された信号に基づき、クロック信号を再生し、このクロック信号をデータバッファ43に出力する。
この位相同期回路42は、例えば位相検出器45、ループフィルタ46、電圧制御発振器(VCO Voltage Controled Osclator)47、N分周器48を備えている。
位相検出器45は、イコライザ41から入力された信号と、電圧制御発振器47から出力されN分周器48で分周された信号との位相差を比較し、位相差に応じた位相差信号をループフィルタ46に出力する。ループフィルタ46は、位相差信号の高周波成分を除去し位相差信号に応じた制御電圧を電圧制御発振器47に出力する。電圧制御発振器47は、入力された制御電圧に応じたクロック信号を、データバッファ43と、N分周器48とに発振する。N分周器48は、電圧制御発振器47から発振されたクロック信号の周波数を分周し、同期信号を、位相検出器45に出力する。
これにより、位相同期回路42は、フォトディテクタ35からの電気信号(赤信号)に基づき、クロック信号を生成している。
データバッファ43は、変調された記録データのバッファ(FIFO Data Buffer)である。データバッファ43は、電圧制御発振器47から出力されたクロック信号を用いて、データバッファ43に入力された記録データからクロック信号に同期した二値データを読み出し青色レーザドライバ44に出力する。
青色レーザドライバ44は、図2、図3に示すように記録データ出力部13(データバッファ43)から出力された二値データに基づき、レーザダイオード15の青色レーザ光のパワーを制御する。
図4は、光ディスク10の部分断面図である。
光ディスク10は、例えば中央部に図示しない孔部が形成された直径約120mmの円盤形状を有している。光ディスク10は、例えばマイクロリフレクター用記録媒体である。なお、図4に示すX方向は、光ディスク10の半径方向である。
光ディスク10は、基板50、情報を記録するための記録層51、52、53、、、及び保護膜54が積層されて構成されている。基板50と記録層51との間には層(基準面)Rが設けられている。
層(基準面)Rは、例えば誘電体多層膜などであり、波長405nmの青色レーザ光Lbを透過すると共に波長660nmの赤色レーザ光Lrを所定の割合で反射する。層(基準面)Rは、例えばスパッタリング等により形成されている。層(基準面)Rには、赤色レーザ光Lrが照射される同期パターンとしてのピットP1、P2、P3、、、が列となって形成されている。ピットP1、P2、、、は、例えばそれぞれ青色レーザ光Lbの連続した4スポット光に対応する長さを有している。つまり、ピットP1、P2、、、は、4Tマークである。例えばピットP1とピットP2との間の溝でない部分も4スポット光に対応する長さを有している。つまり、層(基準面)Rには、例えば4T−4Tマーク等が形成されている。
基板50は、例えばポリカーボネートやガラス等の材料により構成されている。基板50は、一面側から他面側に入射する光を高い透過率で透過させる。また、基板50は、記録層51、52、53、、、を保護するために必要な強度を有している。
記録層51、52、53、、、は、その厚さ方向(Z方向)に設けられている。記録層51、52、53、、、の構成材料には、例えばフォトポリマなどが用いられている。各記録層51、52、53、、、の記録マーク(例えばボイド)の有無により、2値データのいずれか、すなわち「0」か「1」かを表している。
保護膜54は、例えば記録層51、52、、、の外側に配置され、記録層51、52、、、を保護している。
次に、記録装置1を用いた光ディスク10の記録動作について説明する。
図5は、記録装置1での記録動作を示すフローチャートである。
記録装置1の制御部は、レーザダイオード31に赤色レーザ光Lrを射出させる(ST501)。
これにより、図2に示すように、レーザダイオード31から射出した赤色レーザ光Lrは、コリメータレンズ32により平行光に変換され、ビームスプリッタ33、ダイクロイックプリズム21を通過し、対物レンズ22で集光されて、例えば図4に示す層(基準面)RのピットP1等に照射される。ピットP1等で反射した赤色レーザ光Lrは、対物レンズ22、ダイクロイックプリズム21を通過し、ビームスプリッタ33で反射し、集光レンズ34で集光され、フォトディテクタ35に入射する。フォトディテクタ35に入射した赤色レーザ光Lrは、フォトディテクタ35により、電気信号に変換され(ST502)、記録データ出力部13に出力される。
図3に示すように、イコライザ41は、フォトディテクタ35からの電気信号の波形等化を行い、位相同期回路42に出力する。位相同期回路42は、イコライザ41から入力された信号に基づき、クロック信号を再生し(ST503)、データバッファ43に出力する。
このときの位相同期回路42内の動作について説明する。位相検出器45は、イコライザ41から入力された信号と、電圧制御発振器47から出力されN分周器48で分周された信号との位相差を比較し、位相差に応じた位相差信号をループフィルタ46に出力する。ループフィルタ46は、位相差信号の高周波成分を除去し位相差信号に応じた制御電圧を電圧制御発振器47に出力する。電圧制御発振器47は、入力された制御電圧に応じたクロック信号を、データバッファ43と、N分周器48とに発振する。N分周器48は、電圧制御発振器47から発振されたクロック信号の周波数を分周し、同期信号を、位相検出器45に出力する。
これにより、位相同期回路42は、フォトディテクタ35からの電気信号(赤信号)に基づきイコライザ41で生成された信号に基づき、クロック信号を再生し(ST503)、データバッファ43に出力している。
続いて、データバッファ43は、電圧制御発振器47から出力されたクロック信号を用いて、データバッファ43に入力された記録データからクロック信号に同期して二値データを読み出し青色レーザドライバ44に出力する(ST504)。
青色レーザドライバ44は、記録データ出力部13から出力された二値データに基づき、レーザダイオード15の青色レーザ光のパワーを制御する。これにより、記録用の青色レーザ光がレーザダイオード15から射出される(ST505)。
レーザダイオード15から射出された青色レーザ光Lbは、集光レンズ16により平行光に変換され、青色レーザ光Lbのうち特定の偏光成分が偏光板17を通過し、ビームスプリッタ18に入射する。ビームスプリッタ18に入射した青色レーザ光Lbは、ビームスプリッタ18、リレーレンズ20等を通過し、ダイクロイックプリズム21で反射し、対物レンズ22で集光されて、例えば図4に示す記録層51に照射される。これにより、光ディスク10の例えば記録層51等に記録マークが形成されデータが記録される(ST506)。
このように本実施形態によれば、記録装置1は、光ディスク10の層(基準面)Rに、赤色レーザ光Lrを照射し(ST501)、層(基準面)Rでの赤色レーザ光Lrの反射光をフォトディテクタ35により電気信号に変換し、記録データ出力部13に出力することができる。このため、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rでの反射光は、記録層51等からの反射光とは別に再生される。この結果、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rからの反射光から正確な電気信号をフォトディテクタ35により生成することができる。従って、正確な電気信号に基づき、位相同期回路42により情報の記録のために用いられるクロック信号を正確に再生することができる(ST503)。
この結果、データバッファ43により、電圧制御発振器47から出力されたこの正確なクロック信号を用いて、データバッファ43に入力された記録データからクロック信号に同期して二値データを読み出し青色レーザドライバ44に出力することができる(ST504)。青色レーザドライバ44により、記録データ出力部13から出力された二値データに基づき、レーザダイオード15の青色レーザ光のパワーを制御し、レーザダイオード15から記録用の青色レーザ光を射出することができる(ST505)。これにより、光ディスク10の例えば記録層51等に記録マークを正確に記録することができる(ST506)。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態の再生装置について説明する。なお、本実施形態以降においては、上記第1の実施の形態と同一の構成部材等には同一の符号を付しその説明を省略し異なる箇所を中心的に説明する。
図6は、本発明に係る第2の実施形態の再生装置の光学系の構成を示す図、図7は、再生装置の信号処理部の構成を示すブロック図、図8は信号処理部で処理される信号の波形を示す図である。
図6に示すように、本実施形態の再生装置1´は、図2に示す記録データ出力部13の代わりに赤信号及び青信号の処理を実行する信号処理部60を備えている点が異なる。なお、再生装置1´が、記録データ出力部13を備えていてもよい。
信号処理部60は、記録データ出力部13に比べて、図3に示すデータバッファ43を備える代わりに図7に示すイコライザ61及びデータ再生部62を備えている点が異なる。
イコライザ61は、フォトディテクタ25からの電気信号の波形等化を行い図8(A)に示す同期信号をデータ再生部62に出力する。
データ再生部62は、電圧制御発振器47から出力された図8(B)に示すクロック信号を用いて、図8(C)に示すRF信号に基づくイコライザ61からの信号から青色レーザ光Lbのパターン信号(データ信号)を再生し、この再生用のデータ信号を出力する。
図9は、信号処理部60での再生動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、再生装置1´の制御部は、レーザダイオード31に赤色レーザ光Lrを射出させると共に、レーザダイオード15に青色レーザ光Lbを射出させる(ST901)。
これにより、上記第1の実施形態と同様に、レーザダイオード31から射出した赤色レーザ光Lrは、コリメータレンズ32により平行光に変換されるなどして例えば図6に示す層(基準面)Rのピット等に照射される。層(基準面)Rのピット等で反射した赤色レーザ光Lrは、対物レンズ22を通過するなどしてフォトディテクタ35に入射する。フォトディテクタ35に入射した赤色レーザ光Lrは、フォトディテクタ35により、電気信号(赤信号)に変換される(ST902)。この電気信号(赤信号)は、フォトディテクタ35から信号処理部60に出力される。
一方、レーザダイオード15から射出された青色レーザ光Lbは、集光レンズ16により平行光に変換される等して、例えば図6に示す記録層51等に照射される。これにより、光ディスク10の例えば記録層51等の記録マークからの反射光である戻り光が生成される。この戻り光(反射光)は、対物レンズ22、ダイクロイックプリズム21、リレーレンズ20等を通過しビームスプリッタ18に入射する。
この青色レーザ光Lbは、ビームスプリッタ18の反射面において集光レンズ24に向けて反射し、集光レンズ24に入射する。入射した青色レーザ光Lbは、集光レンズ24で集光され、フォトディテクタ25に照射される。フォトディテクタ25に照射された青色レーザ光Lbは、フォトディテクタ25によりRF信号(青信号)に光電変換され(ST902)、信号処理部60に出力される。
図7に示すように、イコライザ41は、フォトディテクタ35からのRF信号(青信号)の波形等化を行い、位相同期回路42に出力する。位相同期回路42は、イコライザ41から入力された図8(A)に示す同期信号に基づき、図8(B)に示すクロック信号を再生し(ST903)、データ再生部62に出力する。
一方、イコライザ61は、図7に示すように、フォトディテクタ25からの青信号の波形等化を行いデータ再生部62に出力する。
データ再生部62は、電圧制御発振器47から出力された図8(B)に示すクロック信号を用いて、図8(C)に示すRF信号に基づくイコライザ61からのデータ信号から青色レーザ光Lbのパターン信号(データ信号)を再生し、この再生用のデータ信号を出力する(ST904)。
このように本実施形態によれば、同期パターンであるピットP1、P2、、、が設けられた層(基準面)Rと、情報が記録された記録層51等とを有する光ディスク10の層(基準面)Rに、レーザダイオード31などにより赤色レーザ光Lrを照射し、層(基準面)Rでの赤色レーザ光Lrの反射光をフォトディテクタ35により検出し電気信号に変換することができる。このため、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rでの反射光は、記録層51等からの反射光とは別に再生される。この結果、赤色レーザ光Lrの層(基準面)Rからの反射光から正確な電気信号(赤信号)をフォトディテクタ35により生成することができる。
これに対して、従来では、クロック信号を生成するための同期パターン及びデータ信号とが記録された記録層に、赤色レーザ光を照射し、反射光をフォトディテクタで光電変換し、電気信号から同期信号を取り出している。この場合には、データの記録密度が高いほど同期信号とデータ信号との干渉が発生し易く、この電気信号から正確な同期信号を取り出すことが難しかった。
従って、正確な電気信号(赤信号)に基づく図8(A)に示す同期信号に基づき、位相同期回路42等により図8(B)に示すクロック信号を正確に再生することができる。この結果、データ再生部62により、図8(C)に示すRF信号に基づくイコライザ61からの信号から、図8(B)に示すクロック信号に同期して青色レーザ光Lbのパターン信号(データ信号)を再生し、正確な再生用のデータ信号を出力することができる。
以上のように、本実施形態では、マイクロリフレクター用記録媒体に特有のバーチャルマルチレイヤ(Virtural Multi Layer)構造を利用して、層(基準面)Rに予め一定の周波数を再生するための同期パターンであるピットP1等を記録しておく。そして、ピットP1等からの反射光からフォトディテクタ35や位相同期回路42を用いて再生用のクロック信号を正確に再生し、情報の再生時にクロック信号として用いることができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態の再生装置について説明する。
図10は、第3の実施形態の信号処理部の構成を示すブロック図、図11は図10に示す信号処理部で用いられる信号の波形を示す図である。
本実施形態の信号処理部60´は、図7に示す信号処理部60の代わりに用いられる。
信号処理部60´は、図7に示す信号処理部60に比べて、特定パターン検出部70と、エッジ検出部71と、位相差検出部72とを更に備えている点が異なる。
特定パターン検出部70は、データ再生部62からの再生データに基づき、例えば記録層51に記録されている4T−4Tマークなどからの図11(B)に示す特定パターン信号の立ち上がりの位相を検出し、この位相を示す信号を位相差検出部72に出力する。4T−4Tの特定パターンは、例えばデータトラックの先頭に記録されている。
エッジ検出部71は、N分周器48からの図11(A)に示す同期信号の立ち上がりのエッジ(位相)を検出し、この位相を示す信号を位相差検出部72に出力する。
位相差検出部72は、図11(B)に示す4T−4Tマーク等の特定パターン信号の立ち上がりの位相と、N分周器48から出力された図11(A)に示す同期信号の立ち上がりの位相との信号が入力される。位相差検出部72は、この二つの位相の位相差Δθを検出し、この位相差Δθに基づき、位相差Δθを補正するための補正信号を例えば図2に示す青色レーザドライバ44に出力する。
図12(A)は再生時の記録層51等から再生された青色信号(及びクロック信号)の波形であり、図12(B)は層(基準面)Rからの同期信号の波形を示す図である。
同図に示すように、再生装置1´を用いて光ディスク10の情報を再生するときには、N分周器48からの出力された図12(B)に示す同期信号の立ち下がりの位相と、記録層51等で再生された図12(A)に示す青色信号(又はクロック信号)の立ち上がりの位相との間に位相差Δθ1が発生する可能性がある。
図13(A)は再生時の記録層51等から再生された青色信号(及びクロック信号)の波形であり、図13(B)は層(基準面)Rからの同期信号との波形を示す図である。
同図に示すように、再生装置1´を用いて光ディスク10の情報を再生するときには、N分周器48からの出力された図13(B)に示す同期信号の立ち下がりの位相と、記録層51等から再生された図13(A)に示す青色信号(又はクロック信号)の立ち上がりの位相との間に位相差Δθ2が発生する可能性がある。
これらの位相差Δθ1、Δθ2は、記録装置1と、再生装置1´との特性の違いによって発生する。
本実施形態では、位相差Δθ1、Δθ2が発生しても、位相差検出部72は、図11(B)に示す特定パターン信号(データ信号)の立ち上がりと、N分周器48から出力された図11(A)に示す同期信号の立ち上がりとの位相差Δθを検出することができる。位相差検出回路72は、この位相差Δθに基づき、位相差Δθを補正するための補正信号を図2に示す青色レーザドライバ44に出力する。この結果、再生装置1´により、位相差Δθのない、より正確な再生信号を得ることができる。
この位相差Δθの補正は、情報を連続して再生(又は記録)する間は、常に一定となる。従って、例えは、情報を再生するときには、再生開始時に一度位相差Δθの補正を実行するようにすればよい。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記実施形態では、層(基準面)Rに光ディスク10の同期パターンであるピットP1、P2、、、の列が形成されている例を示した。しかし、これに限定されず、例えば層(基準面)Rに、これらのピットP1、P2、、、、の列の他に、例えば従来のROM型のようにトラック情報、アドレス情報及びコンテンツ情報等を記録するようにしてもよい。これにより、層(基準面)Rを記録層としても用いることができるので、光ディスク10の記憶容量を増加させることができる。
上記実施形態では、ピットP1、P2、、、が4T−4Tマークである例を示した。しかし、マークの形状(長さ)はこれに限定されない。例えば7T−7Tマーク等他のマークでもよい。
上記実施形態では、光ディスク10の層(基準面)Rに形成されたピットP1、P2、、、により、同期信号(クロック信号)を得る例を示した。しかし、これに限定されず、例えばグルーブの蛇行やピット列の蛇行(ウォブリング)によりクロック情報を記録、再生してもよい。
本発明の一実施形態に係る記録装置のブロック図である。 記録装置の光ピックアップの構成を示すブロック図である。 記録データ出力部の構成を示すブロック図である。 光ディスクの部分断面図である。 記録装置での記録動作を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施形態の再生装置の光学系の構成を示す図である。 再生装置の信号処理部の構成を示すブロック図である。 信号処理部で処理される信号の波形を示す図である。 信号処理部での再生動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の信号処理部の構成を示すブロック図である。 図10に示す信号処理部で用いられる信号の波形を示す図である。 再生時の記録層から再生された青色信号(及びクロック信号)及び層(基準面)からの同期信号の波形を示す図である。 再生時の記録層から再生された青色信号(及びクロック信号)及び層(基準面)からの同期信号の波形を示す図である。
符号の説明
Lb 青色レーザ光
Lr 赤色レーザ光
R 層(基準面)
1 記録装置
1´ 再生装置
2 制御部
10 光ディスク
11 情報光学系
12 サーボ光学系
13 記録データ出力部
15、31 レーザダイオード
16 集光レンズ
25、35 フォトディテクタ
42 位相同期回路
43 データバッファ
44 青色レーザドライバ
45 位相検出器
46 ループフィルタ
47 電圧制御発振器
48 N分周器
51、52、53 記録層
60、60´ 信号処理部
62 データ再生部
70 特定パターン検出部
71 エッジ検出部
72 位相差検出部

Claims (13)

  1. 同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射する第1の照射手段と、
    前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換する第1の検出手段と、
    前記第1の電気信号に基づき、情報の記録のために用いられるクロック信号を再生するクロック再生手段と、
    前記クロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて、前記記録媒体に情報を記録する情報記録手段と
    を具備する記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記同期パターンが、ピット列である記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記情報記録手段は、前記第1のレーザ光と波長が異なる第2のレーザ光を用いて前記記録媒体に情報を記録する記録装置。
  4. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記第1の層に前記記録媒体のトラック情報、アドレス情報及びコンテンツ情報の少なくとも1つが記録されている記録装置。
  5. 同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録される第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射し、
    前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換し、
    前記第1の電気信号に基づき、情報の記録のために用いられるクロック信号を再生し、
    前記再生されたクロック信号を用いて、前記記録媒体に情報を記録する記録方法。
  6. 請求項5に記載の記録方法であって、
    前記同期パターンが、ピット列である記録方法。
  7. 同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射する第1の照射手段と、
    前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換する第1の検出手段と、
    前記第1の電気信号に基づき、情報の再生のために用いられるクロック信号を再生するクロック再生手段と
    を具備する再生装置。
  8. 請求項7に記載の再生装置であって、
    前記第2の層には、記録マークが記録されており、
    該再生装置は、
    前記第2の層に前記第1のレーザ光と波長が異なる第2のレーザ光を照射する第2のレーザ照射手段と、
    前記記録マークでの前記第2のレーザ光の反射光を検出し第2の電気信号に変換する第2の検出手段と、
    前記クロック再生手段で再生されたクロック信号を用いて、前記第2の電気信号の二値データ化を行い情報を再生する情報再生手段と
    を更に具備する再生装置。
  9. 請求項7に記載の再生装置であって、
    前記同期パターンが、ピット列である再生装置。
  10. 請求項8に記載の再生装置であって、
    前記クロック再生手段で再生されたクロック信号と、前記第2の電気信号との位相差を検出し補正する補正手段を更に具備する再生装置。
  11. 請求項8に記載の再生装置であって、
    前記第1の照射手段は、前記第1のレーザ光を前記第1の層に照射する再生装置。
  12. 同期パターンが設けられた第1の層と、情報が記録された第2の層とを有する記録媒体の前記第1の層に第1のレーザ光を照射し、
    前記第1の層での前記第1のレーザ光の反射光を検出し第1の電気信号に変換し、
    前記第1の電気信号に基づき、再生のために用いられるクロック信号を再生する再生方法。
  13. 情報が記録された第1の層と、
    同期パターンを有し、前記同期パターンへのレーザ光の照射により、情報再生用のクロック信号を発生するために用いられる反射光を生成する第2の層と
    を具備する記録媒体。
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