JP2009276399A - 音質調整方法および音質調整装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行うオーディオシステムにおける音質調整方法であって、ビット拡張器1にて、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタ3通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する工程と、第1の信号を、第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器2を通して第3の信号を生成する工程と、第3の信号下位Nビットに、第2の信号の上位Nビットを加算器5により割り当て第4の信号を生成する工程と、を備える。
【選択図】図1
Description
先ず最初に、図1および図2を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図1は、オーディオ装置の音質調整部のブロック図であり、第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図2は、第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。なお、上述してように、この音声信号処理は、DSP内でソフト的に実行されるので、各ハードウェアの一部または全ては、単なる「機能」として解釈しても良い。
次に、図3および図4を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図3は、第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図4は、第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。この高音質化処理は、DSP内で処理される。
次に、図5および図6を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図5は、第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図6は、第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。
2 遅延器
3 デジタルフィルタ
4 ビット列抜き出し器
5 加算器
10 減衰器
12 CDメカ部
14 システムマイコン
20 ゲイン(Gain)調整器
22 DSP
Claims (8)
- 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、
M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、
上記Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する工程と、
上記第1の信号を、上記第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成する工程と、
上記第3の信号の下位Nビットに、上記第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する工程と、
を備えることを特徴とする音質調整方法。 - 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、
M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、
上記第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出する工程と、
上記第1の信号を、上記第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成する工程と、
上記第31の信号の下位Nビットに、上記第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成する工程と、
を備えることを特徴とする音質調整方法。 - 前記オリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該オリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値にて、前記第1の信号に対してゲイン調整処理を行って第11の信号を作成し、この第11の信号を前記第1の信号に代えて前記所定のデジタルフィルタに通させる工程とをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の音質調整方法。
- 前記第2の信号または前記第21の信号を再生し測定することで予め求められた、該第2の信号または該第21の信号の最大レベルから求められる所定の値から、前記第2の信号または前記第21の信号の減衰処理を行って第5の信号または第51の信号を作成し、
この第5の信号または第51の信号は前記第2の信号または前記第21の信号に代えて前記第3の信号の下位Nビットまたは前記第31の信号の下位ビットに割り当てられて、前記第4の信号または前記第41の信号が生成される、
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の音質調整方法。 - 前記所定の周波数を抽出する工程では、デジタルフィルタであるFIRフィルタを使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音質調整方法。
- 前記群遅延を補正するための遅延器の遅延量を調整可能とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の音質調整方法。
- 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、
上記音質調整部は、
M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、
上記Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出し、
上記第1の信号を、上記第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成し、
上記第3の信号の下位Nビットに、上記第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する、
ことを特徴とする音質調整装置。 - 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、
上記音質調整部は、
M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、
上記第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出し、
上記第1の信号を、上記第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成し、
上記第31の信号の下位Nビットに、上記第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成する、
ことを特徴とする音質調整装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008125210A JP2009276399A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 音質調整方法および音質調整装置 |
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ID=41441927
Family Applications (1)
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JP2008125210A Pending JP2009276399A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 音質調整方法および音質調整装置 |
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JP (1) | JP2009276399A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010268446A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-25 | Panasonic Corp | デジタルデータ処理装置 |
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-
2008
- 2008-05-12 JP JP2008125210A patent/JP2009276399A/ja active Pending
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