JP2009276399A - 音質調整方法および音質調整装置 - Google Patents

音質調整方法および音質調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】音質調整を適切に行う。
【解決手段】必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行うオーディオシステムにおける音質調整方法であって、ビット拡張器1にて、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタ3通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する工程と、第1の信号を、第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器2を通して第3の信号を生成する工程と、第3の信号下位Nビットに、第2の信号の上位Nビットを加算器5により割り当て第4の信号を生成する工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、音質調整方法および音質調整装置に関する。
近年、様々な情報・データがデジタル信号化されて処理されている。しかしながら、同じ種類の情報・データであっても、そのデータを処理するデータ処理装置の性能や処理能力、必要とされる処理精度、データの運用に関わる仕様や規定事項などの条件のような、いわゆる使用環境に応じて、それぞれに適したビット長のデジタル信号によって処理を行う必要がある。このため、同じ情報・データであっても、一つの使用環境から異なる使用環境に情報・データを移動させる場合には、それぞれの使用環境に適したビット長でデータ処理を行うことができるように、ビット長を変換する必要がある。
一方、オーディオ関連分野等では、高音質化(広くは音質調整)のため、音声信号(例えば、特定の周波数)の分解能を上げる、すなわち、ビット長を変換(この場合、ビット拡張)しダイナミックレンジを広げること(処理)が行われている。
ところで、ビット長を拡張する方法として、複雑な処理を行うことなく簡易な方法で、しかも、拡張された下位ビット列に配するデータを、より少ない誤差で補填することを可能としたビット拡張方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−12284号公報
特許文献1に記載された発明では、デジタル信号のビット拡張をした際に拡張された下位ビット列に、上位ビットをビットシフトすることでコピーしている。
しかしながら、オーディオ機器では単に分解能を上げれば(ビット拡張すれば)必ずしも高音質になるとはいえない。例えば、従来技術では、欲しない周波数の分解能まで上げてしまう状況が発生しうる。これにより、例えば、高域の再生能力が多少劣るオーディオ機器の場合、高域の分解能を上げてしまうことにより、粗(例えば、高域がシャープになりすぎて耳が痛くなる等)が目立つこととなり、再生される音声信号の高音質化に逆行する結果となってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、音質調整を適切に行うことができる音質調整方法および音質調整装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する工程と、第1の信号を、第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成する工程と、第3の信号の下位Nビットに、第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する工程と、を備える。
また、本発明は、必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出する工程と、第1の信号を、第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成する工程と、第31の信号の下位Nビットに、第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成する工程と、を備える。
また、本発明の音質調整方法は、上記発明において、オリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該オリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値にて、第1の信号に対してゲイン調整処理を行って第11の信号を作成し、この第11の信号を第1の信号に代えて所定のデジタルフィルタに通させる工程とをさらに備えるものである。
また、本発明の音質調整方法は、上記発明において、第2の信号または第21の信号を再生し測定することで予め求められた、該第2の信号または該第21の信号の最大レベルから求められる所定の値から、第2の信号または第21の信号の減衰処理を行って第5の信号または第51の信号を作成し、この第5の信号または第51の信号は第2の信号または第21の信号に代えて第3の信号の下位Nビットまたは第31の信号の下位ビットに割り当てられて、第4の信号または第41の信号が生成されるものである。
また、本発明の音質調整方法は、上記発明において、所定の周波数を抽出する工程では、デジタルフィルタであるFIRフィルタを使用することが好ましい。
また、本発明の音質調整方法は、上記発明において、群遅延を補正するための遅延器の遅延量を調整可能とするものである。
また、本発明は、必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、音質調整部は、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出し、第1の信号を、第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成し、第3の信号の下位Nビットに、第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成するものである。
また、本発明の音質調整装置は、必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、音質調整部は、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出し、第1の信号を、第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成し、第31の信号の下位Nビットに、第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成するものである。
本発明によれば、音質調整を適切に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下の説明では、オーディオシステムの信号処理回路中で一般的に使用されるDSP(digital signal processor:デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサ)内で、ソフト的に行われる音声信号処理について説明するが、これに限られるものではなく、例えば、音声信号処理を、ハードウェア的に処理することも可能である。
[第1の実施の形態]
先ず最初に、図1および図2を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図1は、オーディオ装置の音質調整部のブロック図であり、第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図2は、第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。なお、上述してように、この音声信号処理は、DSP内でソフト的に実行されるので、各ハードウェアの一部または全ては、単なる「機能」として解釈しても良い。
なお、必要な周波数とは、環境(部屋や使用するスピーカの音響特性等)によって、音声再生時に音質が低下してしまう周波数のことであり、さらには、ボーカルや楽器はある程度周波数帯が決まっているものがあるので、これらボーカルや特定の楽器の音質を高めたいといったユーザの要求に対応するための高めたい音質の周波数のこと等である。
また、分解能とは解像度のことであり、音声信号で言うところの音の分離、すなわち、どれだけ微小な音まで聞き分けられるかを示すものである。ちなみに、分解能(解像度)は音声信号のダイナミックレンジを広く(ビット拡張)するほど高くなる可能性を持っている。したがって、第1の実施の形態(以降の実施の形態でも同様)では、デジタルフィルタを使って必要な周波数(帯)を選択し、当該周波数のダイナミックレンジを広く、すなわち、ビット拡張することによって再生音声の高音質化を図ろうとするものである。
図1に示す音質調整部のブロック図(DSP内で、ソフト的に行われる音声信号処理を擬似的に表した構成図)は、ビット拡張器1と遅延器2とデジタルフィルタ3とビット列抜き出し器4と加算器5とにより主として構成される。
ビット拡張器1は、入力されたM(Mは正の整数)ビットのオリジナル信号(音声デジタル信号:原信号とも称する)の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の信号を出力する。この段階での下位Nビットは全て「0」が割り当てられている。
遅延器2は、デジタルフィルタ3をオリジナル信号が通過する際に発生する群遅延を補正するため、オリジナル信号を含むM+Nビット長の信号を所定時間遅延させる。デジタルフィルタ3を通過した信号は、ビット拡張されたオリジナル信号(原信号)への影響があってはならないので、ビット拡張器1によりビット拡張された結果できた信号の下位の空きビットへ、所定のビット列を割り当てる際に、遅延器2にて原信号を含むM+Nビット長の信号との遅延時間を合わせられる。これにより、必要な周波数の分解能をピンポイントで調整可能となる。
デジタルフィルタ3は、Mビット長のオリジナルの信号から、分解能を上げたい所定の周波数のみからなる信号を抽出し出力する。デジタルフィルタ3は、フィルタ特性(フィルタの係数)を変化させることにより、LPF(Low-pass filter)、HPF(High-pass filter)、BPF(Band-pass filter)等として機能させることが可能である。なお、デジタルフィルタ3としては、より高音質化を目指すということで、リニアな位相特性を持つFIR(Finite Impulse Response)フィルタを使用することが推奨である。
ビット列抜き出し器4は、デジタルフィルタ3より出力された信号から符号ビットを除いた上位Nビットからなるビット列を抜き出す。
加算器5は、ビット列抜き出し器4により抜き出されたビット列を、遅延器2より出力された信号の下位Nビットに割り当てる。正確には、加算器5は、2つの信号を単に加算するのみであるが、ビット列抜き出し器4より出力された信号(デジタルフィルタ3を通過する際に発生する群遅延による遅延)の遅延時間と、遅延器2より出力される信号の遅延時間とは一致しているので、ビット列抜き出し器4により抜き出された上述のビット列を、遅延器2より出力された信号の下位Nビットに割り当てることが可能となる。すなわち、所望の周波数のみに対し実質的なビット拡張が行われるので、必要な周波数の分解能のみをピンポイントで調整可能となる。
次に、図2を参照して、再生音声の高音質化処理(工程)の流れについて説明する。
先ず、ビット拡張器1に入力されたデジタルオーディオ信号である、M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号(原信号)の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する<<第1工程>>。
次に、上述のMビット長のオリジナルの信号をデジタルフィルタ3に通すことで、分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する<<第2工程>>。
次にまたは第1の信号の生成と併行して、第1の信号を、第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器2を通して第3の信号を生成する<<第3工程>>。この第3の信号は、第1の信号と同じもので、時間遅延がなされているのみである。
次に、ビット列抜き出し器4によって、第2の信号から上位Nビットを抜き出す。この際、符号ビットは除くものとする。
次に、加算器5により、第3の信号の下位Nビットに、第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する<<第4工程>>。これにより、必要な(ユーザ所望の)周波数の分解能(ダイナミックレンジ)のみを上げることが可能となり再生音の高音質化が図れる。
なお、上述の図1の例において、例えばビット列抜き出し器4による処理が為された信号に対して、後述する図3における減衰器10と同様の減衰器を設けて、減衰処理を行うようにしても良い。この場合、減衰器での減衰処理を行うことで第5の信号がを生成されう<<第5工程>>。そして、この第5の信号は、加算器5に出力され、上述したように第3の信号の下位Nビットが、第5の信号の上位Nビットに割り当てられて、第4の信号が生成される。なお、減衰器10と同様の減衰器は、デジタルフィルタ3とビット列抜き出し器4との間に配置するようにしても良い。
[第2の実施の形態]
次に、図3および図4を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図3は、第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図4は、第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。この高音質化処理は、DSP内で処理される。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態に加えて、原信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理を加えると共に減衰器(ATT:Attenuator)を追加し、このMAX値より得られる所定の値にて減衰処理を行うことで、第1の実施の形態のときよりもさらに分解能(ダイナミックレンジ)を上げようとするものである。また、説明の都合上、原信号として、CD(Compact Disc)の出力信号(デジタル信号)を用いて説明する。また、CDの出力信号(=16ビット)である原信号のMAX値が−6dBであるとして説明する。
図3に示す音質調整部のブロック図(DSP内で、ソフト的に行われる音声信号処理を擬似的に表したハードウェア的構成図)は、ビット拡張器1と遅延器2とデジタルフィルタ3と加算器5と減衰器10とにより主として構成される。なお、図1と同じ機能を有するものについては同一の符号を付し、説明を省略または簡単化する。
なお、図3中の、x(n)は入力信号、iは入力信号のデータ長、jはビット拡張後のデータ長、x'(n)はx(n)をデジタルフィルタ処理した信号、z−kはデジタルフィルタによって発生する群遅延の補正値、−mは入力信号の取りうる最大レベル、−aは(20×log(1/2))−(−m)、y(n)はx(n)×z−k+x'(n)×10(−a/20)である。
また、−mは、CD等であれば(倍速)再生等をすることでメディア内の楽曲におけるレベルの最大値を測定しこれを“m”とすればよい。“m”の測定は、デジタルフィルタを通った信号で測定するとより効果的であるが、デジタルフィルタを通る前の信号で測定しても良い。外部入力やチューナのように測定が難しい場合も考えられるので、その場合には、ユーザまたはオーディオ装置のメーカが実際の音を聞きながら、0/-3/-6/-9/-12[dB]のように一番好みに合うようにまたは適切と思われる値に設定をする方法をとることで対応する。もちろんCDの場合もユーザまたはオーディオ装置のメーカが音を聞きながら好みに合うようにまたは適切と思われる値に調整することは可能である。
ビット拡張器1は、音声信号として入力された、i(iは正の整数)ビット長のオリジナルの信号を、j(jは、j>iの整数)ビット長の信号にビット拡張して出力する。
減衰器10は、iビット長のオリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該iビット長のオリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値(この場合、MAX値が−6dBであるので−90dB:後述)にて、デジタルフィルタ3より出力された信号に減衰処理を施した信号を出力する。
加算器5は、遅延器2の出力信号の下位(j−i)ビットに、減衰器10の出力信号の上位(j−i)ビットを割り当てた信号を生成し出力する。
次に、図4を参照して、再生音声の高音質化処理(工程)の流れについて説明する。なお、以下の説明では、最大レベルは−6dB、中・低域の周波数の分解能が欲しいのでデジタルフィルタには4kHzのLPF(FIR)を使用し、DSPとDAC(D/Aコンバータ)とのインターフェースが24ビット(CDは16ビット)なので8ビットのビット拡張を行うものとして説明を行う。
先ず、ビット拡張器1に入力されたデジタルオーディオ信号である、i(iは正の整数)ビット長のオリジナルの信号を、j(jは、j>iの整数)ビット長の第1の信号を生成する<<第1工程>>。ここでiは16、jは24とする。
次に、第1の信号を所定のデジタルフィルタ(カットオフ周波数4kHzのLPF)3を通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出する<<第21工程>>。この第21工程は先の第2工程と略同一である。
次に、iビット長のオリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該iビット長のオリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値にて減衰器10により減衰処理を行うことで第51の信号を生成する<<第51工程>>。ここで、iビット長のオリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値(加算したい信号)は、CDが16ビットの分解能を持っているのでダイナミックレンジは、216=96dBとなることから、MAXレベル(最大レベル)が0dBであれば−96dBとなるが、第2の実施の形態ではMAXレベルが−6dBであるので−90dBとなる。これは、オリジナル信号に加算する際、拡張されたビットにぎりぎり収まるように(ダイナミックレンジを大きく取るため)減衰値を設定するためである。
次に、第1の信号を、第21の信号(または第51の信号)を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器2を通して第31の信号を生成する<<第31工程>>。この第31工程は先の第3工程と同一である。
次に、第31の信号の下位(j−i=8)ビットに、第51の信号の上位(j−i=8)ビットを割り当て第41の信号を生成する<<第41工程>>。この第41工程は先の第4工程と略同一である。
これにより、必要な(ユーザ所望の)周波数の分解能(ダイナミックレンジ)のみを、第1の実施の形態に比べ、さらに上げることが可能となり再生音の高音質化が図れる。
[第3の実施の形態]
次に、図5および図6を参照して、必要な周波数の分解能を改善し、再生音声の高音質化を行う処理について説明する。図5は、第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)を擬似的に示したハードウェア的ブロック図である。図6は、第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。
第3の実施の形態では、第2の実施の形態に加えて、原信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理に加え、DSP内のCPUの処理能力が許す場合であってデジタルフィルタ処理(フィルタリング)した信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理を加えると共に、Gain調整を行う処理を追加することで、第2の実施の形態のときよりもさらに分解能(ダイナミックレンジ)を上げようとするものである。また、説明の都合上、原信号として、CD(Compact Disc)の出力信号(デジタル信号)を用いて説明するのは第2の実施の形態の場合と同様である。また、CDの出力信号のである原信号のMAX値が−3dBであり、フィルタリングした後の信号のMAX値が−6dBであるとして説明する。
図5に示すブロック図(DSP内で、ソフト的に行われる音声信号処理を擬似的に表したハードウェア的構成図)は、ビット拡張器1と遅延器2とデジタルフィルタ3と加算器5と減衰器10とGain調整器20とにより構成される。なお、図3と同じ機能を有するものについては同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。また、この第3の実施の形態の場合も、全ての処理はDSP内でソフトウェアとして実施されるので、ハードウェアとして説明している図5は、ソフトウェアが行う「機能」として解釈されても良い。
なお、図5中の、x(n)は入力信号、iは入力信号のデータ長、jはビット拡張後のデータ長、x'(n)はx(n)をデジタルフィルタ処理した信号、z−kはデジタルフィルタによって発生する群遅延の補正値、−mは入力信号の取りうる最大レベル(フィルタ通過後)、−nは入力信号の取りうる最大レベル(フィルタ通過前)、−aは(20×log(1/2))−(−m)、y(n)はx(n)×z−k+x'(n)×10(−a/20)である。
また、−mは、CD等であれば(倍速)再生等をすることでメディア内の楽曲におけるレベルの最大値を測定しこれを“m”とすればよい。レベルを測定する際は、デジタルフィルタを通った信号で測定すると、より効果的である。これは、フィルタリングされた結果カットされる周波数部分に最大値があったとしても、その信号は結局使用されないため、ビットの拡張部分に埋め込む信号として反映されないからである。外部入力やチューナのように測定が難しい場合も考えられるので、その場合には、ユーザまたはオーディオ装置のメーカが実際の音を聞きながら、0/-3/-6/-9/-12[dB]のように一番好みに合うようにまたは適切に設定をする方法をとることで対応する。もちろんCDの場合もユーザまたはオーディオ装置のメーカが音を聞きながら好みに合うようにまたは適切に調整することは可能である。
Gain調整器20は、ビット拡張器1より出力された信号に、この場合、CDの出力信号のである原信号のMAX値が−3dBであるので、+3dBにてGain調整を行い出力する。これにより、ビット拡張した部分にさらに3dBの余裕がうまれる。すなわち、ダイナミックレンジを広げることができる。
次に、図6を参照して、再生音声の高音質化処理(工程)の流れについて説明する。なお、以下の説明では、デジタルフィルタ3を通る前の最大レベルは−3dB、デジタルフィルタ3を通った後の最大レベルは−6dB、中・低域の周波数の分解能が欲しいのでデジタルフィルタには4kHzのLPF(FIR)を使用し、DSPとDAC(D/Aコンバータ)とのインターフェースが24ビット(CDは16ビット)なので8ビットのビット拡張を行うものとして説明を行う。
先ず、ビット拡張器1に入力されたデジタルオーディオ信号である、i(iは正の整数)ビット長のオリジナルの信号を、j(jは、j>iの整数)ビット長の第1の信号を生成する<<第1工程>>。ここでiは16、jは24とする。
次に、16ビット長のオリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該16ビット長のオリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値(この場合+3dB)にてGain調整器20にてゲイン調整を行うことにより第11の信号を生成する<<第11工程>>。
次に、第11の信号を所定のデジタルフィルタ(カットオフ周波数4kHzのLPF)3を通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出する<<第23工程>>。
次に、16ビット長のオリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該16ビット長のオリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値(この場合、−90dB+Gein調整分の3dB=−87dB)にて減衰器10により減衰処理を行うことで第51の信号を生成する<<第51工程>>。これは、オリジナル信号に加算する際、拡張されたビットにぎりぎり収まるように(ダイナミックレンジを大きく取るため)減衰値を設定するためである。
次に、第11の信号を、上記第21の信号(または第51の信号)を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器2を通して第31の信号を生成する<<第31工程>>。
次に、第31の信号の下位(j−i=8)ビットに、第51の信号の上位(j−i=8)ビットを割り当て第41の信号を生成する<<第41工程>>。
これにより、必要な(ユーザ所望の)周波数の分解能(ダイナミックレンジ)のみを、第2の実施の形態に比べ、さらに上げることが可能となり再生音の高音質化が図れる。
なお、上述の実施の形態においては、減衰器10をデジタルフィルタ3を通過した信号を減衰するように配置しているが、これに加えて遅延器2を通過した信号を減衰するように減衰器を配置しても良い。この減衰器の目的は、減衰器10を通過した信号と遅延器2を通過した信号とを加算した信号y(n)がクリップしないために調整するためである。
次に、以上の処理を行うDSPを組み込んだオーディオ装置の構成例を図7を参照しながら簡単に説明する。
このオーディオ装置30は、図7に示すように、アナログ入力端子13、表示部15、操作部16、セレクタ11、CDメカ部12、システムマイコン14、ADC21、DSP22、DAC31、アンプ部32、スピーカ33、メモリカード24を装填(装着)可能なメモリカードスロット24、USBメモリ27を装填(装着)可能なUSBコントローラ26、外部RAM23(省略可)を備える。
アナログ入力端子13は、外部機器を接続するための入力端子であり、CD/MD/DVDプレイヤーやチューナー等の外部機器がケーブルで接続される。入力された音声・映像信号(アナログ信号)は、セレクタ11に出力される。
表示手段である表示部15は、オーディオ装置30の各種の状態等を表示する。操作部16は、オーディオ装置30の動作を指示するための各種の操作を行う入力手段である。
セレクタ11は、アナログ入力端子13より入力された信号(情報)あるいは、CDメカ部12より供給される信号の何れか一方を、システムマイコン14の制御信号に基づいて選択し、ADC21に出力する。
CDメカ部12は、CDがCDメカ部12のトレイまたはスロット(図示せず)に挿入されたことをシステムマイコン14に通知すると共に、システムマイコンの制御信号に基づいてCDの再生を行う。そして、再生された音声信号は、セレクター11およびDSP22に出力する。
システムマイコン14は、CPU等により構成され、オーディオ装置30全体の制御を行う。
ADC(A/Dコンバータ)21は、アナログ信号をデジタル信号に変換する回路により構成され、システムマイコン14の制御のもと、セレクタ11より入力された音声信号をデジタル信号に変換して、DSP22に出力する。
DSP22は、音声や画像などの処理に特化したマイクロプロセッサであって、システムマイコン14からの制御信号に基づいて、ADC21やCDメカ部12より入力された音声信号(デジタル信号)をエンコードしてメモリカードスロット24を介してメモリカード25、または、USBコントローラ26を介してUSBメモリ27へ出力する。また、DSP22は、システムマイコン14からの制御信号に基づいて、入力された音声信号をデコードしてDAC21に出力する。また、DSP22は、メモリカードスロット24を介してメモリカード25、または、USBコントローラ26を介してUSBメモリ27より入力された音声信号を、をデコードして、DAC31に出力する。
DAC(D/Aコンバータ)31は、デジタル信号をアナログ信号に変換する回路により構成され、システムマイコン14の制御のもと、DSP22より入力された音声信号をアナログ信号に変換して、アンプ部32に出力する。
アンプ部32は、DSP22より入力された音声信号における音声信号をスピーカ33に出力する。
オーディオ装置30は、例えば、以上のように構成される。
以上、本発明の実施の形態によれば、以下の効果を有する。
デジタルフィルタ3を使って必要な周波数(帯)を選択し、当該周波数のダイナミックレンジを広く、すなわち、ビット拡張することによって再生音声の高音質化を図ることができる(例えば、第1の実施の形態)。
また、原信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理を加えると共に減衰器10を追加し、このMAX値にて減衰処理を行うことで、ユーザ所望の周波数(帯)における分解能(ダイナミックレンジ)をさらに上げることができる(例えば、第2の実施の形態)。
また、原信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理に加え、DSP内のCPUの処理能力が許す場合であってデジタルフィルタ処理(フィルタリング)した信号のMAX値(最大レベル)を予め調べておく処理を追加すると共に、Gain調整を行う処理を追加することで、ユーザ所望の周波数(帯)における分解能(ダイナミックレンジ)をさらに上げることができる(例えば、第3の実施の形態)。
また、各オーディオ装置(製品・商品)毎に必要な周波数の分解能のみを上げることが可能となり、さらには、再生音のスピード感(反応速度)や余韻感を調整することが可能となる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、デジタルフィルタ3を通過した信号は、ビット拡張されたオリジナル信号(原信号)への影響があってはならないので、ビット拡張器1によりビット拡張された結果できた信号の下位の空きビットへ、所定のビット列を割り当てる際に、遅延器2にて原信号との遅延時間を合わせられるとしたが、遅延器2の遅延量を調整すること、すなわち、原信号と分岐しフィルタリングされた信号との間に位相差をつけることで音のスピード感(反応速度)や余韻感を調整することも可能となる。遅延をマイナスにしたい場合は、分岐信号のほうに遅延器をさらに追加することで可能となる。
以上、各実施の形態では、音質調整の例としてCDを再生することができるオーディオ装置を示したが、DVDなど他の媒体を再生するものや、オーディオ以外の他の音響装置にも本発明を適用することができる。
第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)をハードウェア的に擬似的に示したブロック図である。 第1の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。 第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)をハードウェア的に擬似的に示したブロック図である。 第2の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。 第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(ソフトウェア処理)をハードウェア的に擬似的に示したブロック図である。 第3の実施の形態における再生音声の高音質化処理(工程)を示したフロー図である。 各実施の形態におけるDSPを組み込んだオーディオ装置の構成の一例を示したブロック図である。
符号の説明
1 ビット(bit)拡張器
2 遅延器
3 デジタルフィルタ
4 ビット列抜き出し器
5 加算器
10 減衰器
12 CDメカ部
14 システムマイコン
20 ゲイン(Gain)調整器
22 DSP

Claims (8)

  1. 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、
    M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、
    上記Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出する工程と、
    上記第1の信号を、上記第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成する工程と、
    上記第3の信号の下位Nビットに、上記第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する工程と、
    を備えることを特徴とする音質調整方法。
  2. 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整方法であって、
    M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成する工程と、
    上記第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出する工程と、
    上記第1の信号を、上記第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成する工程と、
    上記第31の信号の下位Nビットに、上記第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成する工程と、
    を備えることを特徴とする音質調整方法。
  3. 前記オリジナルの信号を再生し測定することで予め求められた、該オリジナルの信号の最大レベルから求められる所定の値にて、前記第1の信号に対してゲイン調整処理を行って第11の信号を作成し、この第11の信号を前記第1の信号に代えて前記所定のデジタルフィルタに通させる工程とをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の音質調整方法。
  4. 前記第2の信号または前記第21の信号を再生し測定することで予め求められた、該第2の信号または該第21の信号の最大レベルから求められる所定の値から、前記第2の信号または前記第21の信号の減衰処理を行って第5の信号または第51の信号を作成し、
    この第5の信号または第51の信号は前記第2の信号または前記第21の信号に代えて前記第3の信号の下位Nビットまたは前記第31の信号の下位ビットに割り当てられて、前記第4の信号または前記第41の信号が生成される、
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の音質調整方法。
  5. 前記所定の周波数を抽出する工程では、デジタルフィルタであるFIRフィルタを使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音質調整方法。
  6. 前記群遅延を補正するための遅延器の遅延量を調整可能とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の音質調整方法。
  7. 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、
    上記音質調整部は、
    M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、
    上記Mビット長のオリジナルの信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第2の信号を抽出し、
    上記第1の信号を、上記第2の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第3の信号を生成し、
    上記第3の信号の下位Nビットに、上記第2の信号の上位Nビットを割り当て第4の信号を生成する、
    ことを特徴とする音質調整装置。
  8. 必要な周波数の分解能を改善し、音質の調整を行う音質調整部を有する音質調整装置であって、
    上記音質調整部は、
    M(Mは正の整数)ビット長のオリジナルの信号の下位に、N(Nは正の整数で、M>N)ビット長の信号を付加し、M+Nビット長の第1の信号を生成し、
    上記第1の信号を所定のデジタルフィルタを通すことで分解能を上げたい所定の周波数のみからなる第21の信号を抽出し、
    上記第1の信号を、上記第21の信号を得る際に発生する群遅延を補正するための遅延器を通して第31の信号を生成し、
    上記第31の信号の下位Nビットに、上記第21の信号の上位Nビットを割り当て第41の信号を生成する、
    ことを特徴とする音質調整装置。
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