JP2009275802A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】クリップによって、索状部材を精度良く位置決めしつつ、相手部材に対して固定することを可能とする。
【解決手段】光ファイバ2をボス部材3に対して固定するためのクリップ1が、光ファイバが挿通される挿通孔10,22がそれぞれに形成されたグロメット部5およびリング部6と、グロメット部およびリング部を連結する繋ぎ部7とを備え、グロメット部は、ボス部材に対して係止される被係止爪13を有し、グロメット部およびリング部は、光ファイバが挿通されていない状態では、互いの挿通孔の中心軸X1,X2が一致せず、かつ、光ファイバが挿通された際は、繋ぎ部の弾性力に抗して中心軸が一致する方向に相対変位する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ等の索状部材を配設先の相手部材に対して固定するためのクリップに関する。
この種のクリップとしては、例えば、ケーブルを挿通する挿通孔を有する保持具主体と、当該保持具主体を外側から締め付ける締付手段とからなるクリップであって、上記保持具主体が、その挿通孔の内側に向けて突出する押え爪を有し、かつ相対的に外方に位置する第1の位置および内方に撓んだ第2の位置の間で可撓な押え片と、当該押え爪の長さ方向に沿って連続的に設けられた係合手段とを有し、上記締付手段が、上記押え爪の外面に当接して押え爪を内方に撓せる当接部分と、上記係合手段に係合する相補的な係合手段とを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、電気コードを壁の開口内に保持する緊張緩和ブッシュと、電気コードが挿通される開口を有するコード支持部を、緊張緩和ブッシュから一定の間隔をもって連結板によって繋留するウエブとを備え、上記ウエブが、電気コード内の応力を十分に軽減可能なように、上記緊張緩和ブッシュと一体的に結合された電気コードの支持具が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開昭54−119699号公報 特公昭51−21471号公報
上記特許文献1に記載された従来技術では、ケーブルを保持具主体に挿通した後(締付手段によって締め付けられる前)は、外方に撓んだ押え片の押え爪でケーブルの外周面を挟持した仮固定状態となる。しかしながら、その仮固定状態では、押さ爪の先端がケーブルの外周面に当接しているに過ぎないため、比較的小さな力がケーブルに加わった場合でも、保持具主体によるケーブルの保持位置が容易にずれてしまい、ケーブルの位置決めが困難になるという課題があった。
同様に、上記特許文献2に記載された従来技術でも、電気コードは緊張緩和ブッシュの開口と、ウエブのコード支持部の開口に挿通されるに過ぎないため、支持具による電気コードの支持位置が容易にずれてしまい、電気コードの位置決めが困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、索状部材を精度良く位置決めしつつ、相手部材に対して安定的に固定することを可能とするクリップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、索状部材(2)を相手部材(3)に対して固定するためのクリップ(1)であって、前記索状部材が挿通される挿通孔(10,22)がそれぞれに形成された第1および第2保持部(5,6)と、前記第1および第2保持部を連結する弾性連結部(7)とを備え、前記第1保持部は、前記相手部材に対して係止される被係止部(13)を有し、前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通されていない状態では、互いの挿通孔の中心軸(X1,X2)が一致せず、かつ、前記索状部材が挿通された際は、前記弾性連結部の弾性力に抗して相対変位する構成とする。
上記課題を解決するためになされた第2の発明として、前記第1および第2保持部は、前記相手部材との係合により、前記弾性連結部の弾性力に抗して互いの前記挿通孔の中心軸が一致する位置に更に相対変位する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記第1および第2保持部の少なくとも一方は、筒状をなし、前記相手部材に設けられた取付孔に挿入されるとともに、その外周面に前記取付孔の内周面に当接する突部(21)を有し、前記第1および第2保持部は、前記突部の前記取付孔に対する当接により、前記弾性連結部の弾性力に抗して互いの前記挿通孔の中心軸が一致する位置に相対変位する構成とする。
上記課題を解決するためになされた第4の発明として、前記弾性連結部が、複数設けられた構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第5の発明として、前記第1保持部は、前記挿通孔に挿通された前記索状部材に弾性的に係合する弾性係合部(11)を有し、前記弾性係合部は、前記索状部材側に先端を配した爪部(14)を有し、前記相手部材との係合により、前記爪部が前記索状部材の方向に押圧される構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第6の発明として、前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通された際は、互いの挿通孔の中心軸に直交する方向に相対変位する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第7の発明として、前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通された際は、前記弾性連結部を中心として回動する方向に相対変位する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第8の発明は、上記第1〜第7の発明のいずれかのクリップを備えた車両用内装照明の取付構造である。
上記第1の発明によれば、相手部材に対して固定する前に索状部材を安定的に仮固定できるため、索状部材を精度良く位置決めしつつ、相手部材に対して安定的に固定することが可能となる。また、上記第2の発明によれば、索状部材を相手部材に対して固定した際に、高い位置精度を確実に実現することができる。また、上記第3の発明によれば、相手部材の取付孔に対する索状部材の挿入を容易としつつ、索状部材の相手部材に対する固定の際に、高い位置精度を実現することができる。また、上記第4の発明によれば、第1および第2保持部間の連結部に所望の弾性力を生じさせることが容易となる。また、上記第5の発明によれば、爪部を索状部材に係合させることにより、索状部材を相手部材に対してより安定的に固定することが可能となる。また、上記第6の発明によれば、索状部材を第1および第2保持部の挿通孔する作業が容易となる。また、少なくとも1つの弾性連結部を捩り変形させる構成とすることで、索状部材を仮固定するための弾性力を容易に増大させることができる。また、上記第7の発明によれば、弾性連結部の変形量を大きく確保することが可能となり、索状部材を仮固定するための弾性力を容易に増大させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下では、特に断り書きのない限り、方向を示す用語「前」は、図1のクリップ1のボス部材3に対する挿入方向を指し、用語「後」はその反対の方向を指すものとする。
図1は本発明の第1実施形態に係るクリップの固定構造を示す分解斜視図であり、図2は図1に示したクリップの反対側の構成を示す斜視図であり、図3はクリップの部分断面斜視図であり、図4はクリップの相手部材であるボス部材の斜視図である。図5はボス部材に接続された状態のクリップの部分拡大斜視図である。
図1に示すように、クリップ1は光ファイバ2を配設先(例えば、機器の筐体や壁等)に設けられたボス部材3に固定するためのものである。クリップ1は、ボス部材3に接続されるグロメット部5と、グロメット部5からその軸方向に離間して配置されたリング部6と、これらグロメット部5とリング部6とを連結する繋ぎ部7および連結保持部8とを備えており、これら各部は樹脂により一体形成されている。
グロメット部5は、略円筒状をなす本体5aと、その本体5aの一端に設けられたフランジ5bとからなり、その中央部には光ファイバ2が挿通される挿通孔10が設けられている。挿通孔10の径は挿通される光ファイバ2の外径に基づき決定される。
本体5aは、その前端から略軸方向に沿って後方へと延びる2本のスリットの間に形成された弾性係合片11と、外周面上においてフランジ5bから略軸方向に沿って前方へと延びる方向規制リブ12(図2参照)と、外周面から突出する複数の被係止爪13とを有する。
弾性係合片11は、先端を内側(光ファイバ2側)に向けた係合爪14(図4参照)を自由端側(前側)に備えており、これにより、挿通孔10に挿通される光ファイバ2の外周面に対して弾性的に係合可能である。方向規制リブ12は、図5に示すように、グロメット部5がボス部材3に接続された際に、ボス部材3に設けられた規制スリット15に嵌入される。これにより、クリップ1とボス部材3との回転方向の相対変位が規制させる。また、被係止爪13は、グロメット部5がボス部材3に接続された際に、ボス部材3に設けられた複数の係合孔16にそれぞれ挿入されて係止される。これにより、クリップ1とボス部材3との軸方向の相対変位が規制させる。
フランジ5bには、切欠き部17が設けられており、これにより、図5に示すように、グロメット部5がボス部材3に接続された際に、ボス部材3の後端との間に間隙Gが生じ、この間隙Gに工具等を挿入してクリップ1とボス部材3との固定状態を解除することが可能である。
リング部6は、略円筒状をなし、外周面の一方側から突出する突部21を有するとともに、その中央部には光ファイバ2が挿通される挿通孔22が設けられている。後述するように、突部21の突出高さは、突部21がボス部材3の固定孔41と当接する際に、挿通孔22の中心位置がボス部材3の固定孔41の中心位置と略一致するように設定される。また、挿通孔22は、グロメット部5の挿通孔10よりも径が小さく設定されることで(図7参照)、光ファイバ2を挿入する際の高い作業性を維持しつつ、その位置精度を向上させることが可能となる。詳細は後述するが、グロメット部5とリング部6とは、光ファイバ2がそれぞれの挿通孔10,22に挿通されていない初期状態では、互いの挿通孔10,22の中心軸が一致せず、略平行にずれたオフセット状態にある。
繋ぎ部7は、比較的広幅の略直線状をなし、その両端がグロメット部5およびリング部6に接続されている。繋ぎ部7は、グロメット部5とリング部6とが相対変位する際に、弾性変形することにより大きな弾性力を生じさせる。一方、連結保持部8は、比較的狭幅の湾曲した形状をなし、その両端がグロメット部5およびリング部6に接続されている。連結保持部8は、繋ぎ部7に過度の力が加わって破損すること等を防止し、グロメット部5とリング部6との連結状態を安定的に保持する。
光ファイバ2は、通信や照明等のために光伝送路として機能する汎用の光ファイバ素線31からなり、その外周が熱収縮チューブ32で被覆されている(図7参照)。なお、本発明に係るクリップ1は、このような光ファイバに限らず、種々のケーブル、コード等からなる任意の索状部材を固定することが可能である。ただし、本発明に係るクリップ1は、光ファイバのように比較的高い位置精度を要求される索状部材の固定に特に好適である。
ボス部材3は、図4に示すように、略円筒状をなし、光ファイバ2を保持したクリップ1を挿入可能な固定孔41を有する。ボス部材3は、光ファイバ2の配設先となる機器の筐体や壁等に固着される。なお、本実施形態では、ボス部材3を単体として構成した例を示したが、これに限らず、機器の筐体や壁等にボス部材3と同様の機能を果たす構成(例えば、規制スリット15、係合孔16、固定孔41等)を設けてもよい。
上記クリップ1の固定構造においては、クリップ1は、光ファイバ2が挿通孔10,22に挿通されていない初期状態から、光ファイバ2が挿通孔10,22に挿通されて仮固定される仮固定状態を経て、ボス部材3に接続されて光ファイバ2が強固に固定される完全固定状態に至る。次に、そのようなクリップの固定動作の詳細について説明する。
図6は本発明の第1実施形態に係るクリップの初期状態と仮固定状態とを示す平面図であり、図7はクリップの仮固定状態と完全固定状態とを示す断面図であり、図8はクリップの完全固定状態とを示す別の断面図であり、図9は初期状態から仮固定状態を経て完全固定状態へ移行するクリップの挿通孔の変位の様子を示す正面図である。
初期状態のクリップ1では、図6(A)および図9(A)に示すように、グロメット部5とリング部6とは、互いの挿通孔10,22の中心軸X1,X2が一致せず、略平行にずれたオフセット状態にある。
クリップの使用者は、繋ぎ部7および連結保持部8の弾性力に抗して、グロメット部5とリング部6とをそれらの中心軸X1,X2が一致する方向に相対変位させ、その状態で光ファイバ2を挿通孔10,22に挿通する。これにより、図6(B)および図9(B)に示すように、クリップ1は、グロメット部5とリング部6とが相対変位した状態で光ファイバ2を保持する仮固定状態となる。この仮固定状態では、繋ぎ部7および連結保持部8の弾性力が、グロメット部5とリング部6とを図6(B)の矢印方向に相対変位させるように作用し、これにより、挿通された光ファイバ2は、グロメット部5における挿通孔10の内壁の一方側(図6(B)および図9(B)の右側)と、リング部6における挿通孔22の内壁の他方側(図6(B)および図9(B)の左側)とで挟持されるようにして保持される。このように、繋ぎ部7を捩り変形させる構成とすることで、光ファイバ2を仮固定するための大きな弾性力を生じさせることができる
また、仮固定状態では、図7(A)に示すように、グロメット部5の弾性係合片11が、光ファイバ2に押圧されて弾性変形することにより、その自遊端側が想像線で示す初期位置から外側に変位し、係合爪14の鋭利な先端が光ファイバ2の外周面に当接した状態となる。
このように、ボス部材3に対して固定する前に光ファイバ2を安定的に仮固定できるため、光ファイバ2を精度良く位置決めすることが可能となる。
その後、クリップの使用者は、仮固定状態のクリップ1をボス部材3の固定孔41に挿入する。これにより、図7(B)および図8に示すように、クリップ1は、グロメット部5の本体5aが固定孔41に嵌合され、完全固定状態となる。この完全固定状態では、グロメット部5の弾性係合片11は、ボス部材3の固定孔41の内壁によって光ファイバ2の方向に押圧されることにより、その自遊端側が図7(A)の位置から再び内側に変位し、係合爪14の先端が光ファイバ2を覆う熱収縮チューブ32に食い込んだ状態となる。このように、係合爪14を光ファイバ2に係合させることにより、光ファイバ2の後方への移動を規制して、より安定的に固定することが可能となる。
また、完全固定状態では、図8に示すように、グロメット部5の被係止爪13がボス部材3に設けられた複数の係合孔16にそれぞれ挿入されて係止される。更に、このとき、リング部6の突部21がボス部材3の固定孔41の内壁に押圧されることにより、図9(C)に示すように、グロメット部5とリング部6とが、互いの挿通孔10,22の中心軸X1,X2が一致する位置に更に相対変位する。これにより、光ファイバ2をボス部材3に対して固定した際に、高い位置精度を確実に実現することができる。
図10は本発明の第1実施形態に係るクリップを適用した車両用内装照明の取付構造を示す斜視図である。
自動車ドア51は、アームレスト部52およびインナハンドル53用の照明装置54を備える。照明装置54は、LEDを内蔵した光源部61と、アームレスト部52の上面に設けられた照明用の第1レンズ62と、インナハンドル53の上部に設けられた照明用の第2レンズ63と、光源部61と第1および第2レンズ62,63を結ぶように配設された光ファイバ2とを有している。光ファイバ2の一端側は、クリップ1aによって光源部61に固定されるとともに、光ファイバ2の他端側は、クリップ1bによって第2レンズ63に固定される。
このような構成により、クリップを用いて光ファイバ2の配設を容易に行うことができる。また、光源部61からの光を、光ファイバ2を介して第1および第2レンズ62,63に導くことで、単一の光源部61で複数箇所の照明を実施することができ、装置の省スペース化が図れる。
図11は本発明の第2実施形態に係るクリップの構造を示す平面図である。このクリップ1では、繋ぎ部7を複数備えている点において、第1実施形態に係るクリップとは構成が異なる。このように、グロメット部5とリング部6とを連結する部材は、複数の部材で構成することもできる。なお、他の構成については上述の第1実施形態の場合と同様であり、詳細な説明は省略する。
図12は本発明の第3実施形態に係るクリップの構造を示す平面図である。このクリップ1では、光ファイバ2が挿通された際は、繋ぎ部7を中心として回動する方向に相対変位する点において、第1および第2実施形態に係るクリップとは構成が異なる。なお、他の構成については上述の第1実施形態の場合と同様であり、詳細な説明は省略する。
この場合、クリップの使用者は、繋ぎ部7の弾性力に抗して、リング部6をグロメット部5側に回動させるようにして、それらの中心軸X1,X2が一致する方向に相対変位させ、その状態で光ファイバを挿通孔に挿通することになる。このような構成により、繋ぎ部7の変形量を大きく確保することが可能となり、光ファイバ2を仮固定するための大きな弾性力を生じさせることができる。なお、図12では、グロメット部5とリング部6とは、初期状態において、中心軸X1,X2が交差するように配置されるが、例えば、図13に示すように、リング部6を更にグロメット部5側に近接させた位置に配置することで、繋ぎ部7の変形量を大きく確保することが可能となり、より大きな弾性力を生じさせることができる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、クリップのグロメット部とリング部とを連結する繋ぎ部および連結保持部の数や形状は、クリップの構造やそれを構成する材料の弾性特性等を考慮して種々の変更が可能である。
第1実施形態に係るクリップの固定構造を示す分解斜視図 第1実施形態に係るクリップの反対側の構成を示す斜視図 第1実施形態に係るクリップの部分断面斜視図 図1のボス部材の斜視図 ボス部材に接続された状態のクリップの部分拡大斜視図 第1実施形態に係るクリップの初期状態と仮固定状態とを示す平面図 第1実施形態に係るクリップの仮固定状態と完全固定状態とを示す断面図 第1実施形態に係るクリップの完全固定状態とを示す別の断面図 クリップの挿通孔の変位の様子を示す正面図 第1実施形態に係るクリップを適用した車両用内装照明の取付構造を示す斜視図 第2実施形態に係るクリップの構造を示す平面図 第3実施形態に係るクリップの構造を示す平面図 第3実施形態に係るクリップの構造を示す平面図
符号の説明
1 クリップ
2 光ファイバ
3 ボス部材
5 グロメット部
6 リング部
7 繋ぎ部
8 連結保持部
10 挿通孔
11 弾性係合片
12 方向規制リブ
13 被係止爪
14 係合爪
15 規制スリット
16 係合孔
17 切欠き部
21 突部
22 挿通孔
32 熱収縮チューブ
51 ドア
52 アームレスト
53 インナハンドル
54 照明装置
61 光源部
62 第1レンズ
63 第2レンズ

Claims (8)

  1. 索状部材を相手部材に対して固定するためのクリップであって、
    前記索状部材が挿通される挿通孔がそれぞれに形成された第1および第2保持部と、
    前記第1および第2保持部を連結する弾性連結部と
    を備え、
    前記第1保持部は、前記相手部材に対して係止される被係止部を有し、
    前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通されていない状態では、互いの挿通孔の中心軸が一致せず、かつ、前記索状部材が挿通された際は、前記弾性連結部の弾性力に抗して相対変位することを特徴とするクリップ。
  2. 前記第1および第2保持部は、前記相手部材との係合により、前記弾性連結部の弾性力に抗して互いの前記挿通孔の中心軸が一致する位置に更に相対変位することを特徴とする、請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記第1および第2保持部の少なくとも一方は、筒状をなし、前記相手部材に設けられた取付孔に挿入されるとともに、その外周面に前記取付孔の内周面に当接する突部を有し、
    前記第1および第2保持部は、前記突部の前記取付孔に対する当接により、前記弾性連結部の弾性力に抗して互いの前記挿通孔の中心軸が一致する位置に相対変位することを特徴とする、請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記弾性連結部が、複数設けられたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のクリップ。
  5. 前記第1保持部は、前記挿通孔に挿通された前記索状部材に弾性的に係合する弾性係合部を有し、
    前記弾性係合部は、前記索状部材側に先端を配した爪部を有し、前記相手部材との係合により、前記爪部が前記索状部材の方向に押圧されることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のクリップ。
  6. 前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通された際は、互いの挿通孔の中心軸に直交する方向に相対変位することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のクリップ。
  7. 前記第1および第2保持部は、前記索状部材が挿通された際は、前記弾性連結部を中心として回動する方向に相対変位することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のクリップ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のクリップを備えた車両用内装照明の取付構造。
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