JP2009275116A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2009275116A
JP2009275116A JP2008127735A JP2008127735A JP2009275116A JP 2009275116 A JP2009275116 A JP 2009275116A JP 2008127735 A JP2008127735 A JP 2008127735A JP 2008127735 A JP2008127735 A JP 2008127735A JP 2009275116 A JP2009275116 A JP 2009275116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
mass
resin composition
composition
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008127735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5319957B2 (ja
Inventor
Toshihiro Ando
敏弘 安東
Akihisa Tomosawa
明央 友澤
Seiji Fujima
誠司 藤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2008127735A priority Critical patent/JP5319957B2/ja
Publication of JP2009275116A publication Critical patent/JP2009275116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319957B2 publication Critical patent/JP5319957B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

【課題】接着部が長期間水に接触する場合でも必要な止水性を確保できる樹脂組成物の提供。
【解決手段】分子中に少なくとも1個以上のフェニル基を有してなり、かつ、硬化物のガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルモノマー(A)100質量部に対して、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート(B)5〜100質量部を含有し、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、石油樹脂(C)を1〜40質量部、充填材(D)を20〜300質量部、重合開始剤(E)0.5〜8質量部、金属石鹸(F)を金属換算で0.01〜1.0質量部含有する樹脂組成物であり、さらに(G)半乾性油及び/又は乾性油を含有する該樹脂組成物である。該樹脂組成物により接着したコンクリート構造物や金属構造物。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂組成物を提供することを目的とする。さらには本樹脂組成物で接着した構造物を提供することを目的とする。
従来、アクリル系樹脂は、耐久性が良く、いろいろな被着体に対する接着性が優れ、環境に優しいこと等から、成形材料、塗料、一般用接着剤、金属用接着剤、コンクリート用接着剤等に幅広く利用されている。
しかしながら、従来から知られているアクリル系樹脂は、一般にその硬化物が硬く、水膨張性も小さいためコンクリート構造物又は金属構造物の充填接着剤として使用する際に、以下の問題があった。即ち、長期間水に接触する場合には必要な止水性が確保できないという問題があった。
これらの問題を解決するために、低弾性接着剤組成物を用いてコンクリート構造物を接着することが提案されている(特許文献1〜2参照)。これらの樹脂組成物をコンクリート構造物用接着剤として使用した場合、コンクリートに対する接着性が優れ、冬季の屋外等といった低温においても短時間で硬化することができる。
特開2002−226791号公報 特開2002−249726号公報
本願発明のように、水圧の高い状態で長期間水に接触しても、止水性が保てることについて記載はない。又、本願発明のように、金属製埋設型枠等の充填接着剤として使用した場合、同様に水圧の高い状態で長期間水に接触しても、止水性が保てることについて記載はない。
本発明者らは、これらの課題を解決すべく鋭意検討した結果、水圧の高い状態で長期間水に接触していても止水性が完全に保たれる樹脂組成物を見いだし本発明に至った。
本発明は、分子中に少なくとも1個以上のフェニル基を有してなり、かつ、硬化物のガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルモノマー(A)100質量部に対して、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート(B)5〜100質量部を含有し、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、石油樹脂(C)を1〜40質量部、充填材(D)を20〜300質量部、重合開始剤(E)0.5〜8質量部、金属石鹸(F)を金属換算で0.01〜1.0質量部を含有する樹脂組成物であり、さらに半乾性油及び/又は乾性油(G)を含有する該樹脂組成物であり、石油樹脂(C)が臭素価2〜30(g/100g)の石油樹脂である該樹脂組成物であり、充填材(D)が無機充填材及び/又は有機充填材である該樹脂組成物であり、重合開始剤(E)がクメンハイドロパーオキサイドである該樹脂組成物であり、硬化物の水膨張率が10%〜300%以下であり、かつ、引張弾性率が0.05〜5N/mmである該樹脂組成物であり、該樹脂組成物からなる止水性樹脂組成物であり、該樹脂組成物により接着したコンクリート構造物であり、該樹脂組成物により接着した金属構造物である。
本発明に用いる樹脂組成物は、止水性を確保できる。
本発明に用いる(A)成分は、分子中に少なくとも1個以上のフェニル基を有してなり、かつ、硬化物のガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルモノマーであり、硬化物の引張弾性率を下げ、硬化物を柔軟にし、かつ、高度な伸び特性を付与させる。
(A)成分の例としては、フェノール(エチレンオキサイド)2モル変性アクリレート、フェノール(エチレンオキサイド4モル変性)アクリレート、ノニルフェノール(エチレンオキサイド4モル変性)アクリレート、ノニルフェノール(プロピレンオキサイド2.5モル変性)アクリレート等が挙げられ、これらは、それぞれアロニックス#M−101A,#M−102,#M−113,#M−117(東亞合成社製)の商品名で市販されているものがあるが、これらに限定されるものではない。
これらは、硬化物の物性を調整する目的で、単独で用いても良いし2種類以上混合して使用しても良い。
本発明に用いる(B)成分は、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートであり、炭素数1〜12個のヒドロキシ(メタ)アクリレートが好ましい。(B)成分の例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらは、硬化物の性質の調整を目的として単独で用いても良いし、2種類以上混合して用いても良い。
本発明に用いる(B)成分は、主として接着性及び水膨張性を付与させる成分であり、(A)成分100質量部に対して5〜100質量部の範囲で用いることが好ましく、10〜50質量部が特に好ましい。5質量部未満では接着性及び水膨張性が不十分となり、水圧の高い状態で長期間水に接触していると止水性が完全には保たれなくなり、好ましくない。100質量部を超えると水膨張性が大きくなりすぎ、却って接着性及び止水性が低下し、好ましくない。
本発明に用いる(C)成分である石油樹脂の例としては、C系石油樹脂、水添石油樹脂、C系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂等が挙げられる。低弾性を確保するには臭素価2〜40(g/100g)のC系石油樹脂及び/又は水添石油樹脂が特に好ましい。C系石油樹脂の例としては、臭素価15〜30(g/100g)のネオポリマー#L−90,#120,#E−100,#S等(新日本石油社製)が市販されている。水添石油樹脂の例としては、臭素価2〜6(g/100g)のアイマーブ#S−110,#Y−100,#P−140等(出光興産社製)が市販されている。
系石油樹脂の例としては、臭素価50〜55(g/100g)のクイントン#1325、#1500、#1700等(日本ゼオン社製)が、ジシクロペンタジエン系石油樹脂の例としては臭素価120(g/100g)のマルカレッツ#M−890A、#M−845A等(丸善石油化学社製)が市販されている。本発明はこれらの商品に限定されるものではない。
本発明に用いる(C)成分である石油樹脂は、ラジカル重合の場で分子中に存在する不飽和炭化水素結合の第3級水素へ容易に連鎖移動して、グラフト化が起こり、生成する高分子中に取り込まれる。その他にも空気の作用で、パーオキサイドを形成する。パーオキサイドは、金属石鹸により、分解されフリーラジカルとなり、モノマーを重合させる作用、いわゆる、空気硬化性を発現するものである。
この空気硬化性はパラフィン等の空気遮断効果とは本質的に異なり、遅速はあるにしても温度に依存しにくい反応である。空気硬化性を発現させることにより、樹脂組成物の表面硬化性を向上させるだけでなく、コンクリート等の多孔質体に対する接着力が向上するという効果がある。
この空気硬化特性を有する化合物の例として、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート系モノマー、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート系モノマー、アクリル変性ポリブタジエン等のアリル基を有するアクリル系モノマー及びオリゴマー等が挙げられるが、何れも、空気乾燥作用が発現できる量まで添加すると弾性率を激しく上昇させるため、低弾性を有しにくい。
本発明に用いる(C)成分である石油樹脂は、硬化物の物性を調整する目的で単独にて用いても良いし、2種類以上混合して用いても良い。
本発明に用いる(C)成分である石油樹脂は、硬化物の柔軟性を損なわず表面の乾燥性を付与させる成分であり、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、1〜40質量部の範囲で用いることが好ましい。1質量部未満では表面乾燥効果が不十分であり、40質量部を超えると、主として引張弾性率が大きくなり、止水性が低下し、好ましくない。
又、本発明の樹脂組成物を2液主剤型接着剤組成物として使用してもよい。(E)成分であるクメンハイドロパーオキサイドを含有する組成物((O)剤)と、(F)成分である金属石鹸を含有する組成物((R)剤)とに、分割して保存するという、いわゆる、2液主剤型接着剤組成物として使用する場合には、保存安定性を確保するために、(C)成分は、(E)成分であるクメンハイドロパーオキサイドを含有する(O)剤組成物側に全量添加することが好ましい。
本発明に用いる(D)成分である充填材の例としては、無機充填材や有機充填材等が挙げられる。
本発明に用いる(D)成分である無機充填材の例としては、結晶シリカ粉、溶融シリカ粉、球状シリカ粉及びヒュームドシリカ等のシリカ粉、珪砂、カーボンブラック、フォラストナイト、クレー、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、ベントナイト、マイカ、ニッケルスラグ、水酸化アルミニウム、球状のものを含むアルミナ粉、ステンレス粉、炭化珪素粉、窒化珪素粉、窒化硼素粉、タルク粉、炭酸カルシウム粉、ガラスビーズ、シラスバルーン、アルミニウム粉、並びに、チタン粉等が挙げられる。
本発明に用いる(D)成分である有機充填材の例としては、ポリエチレン粉末、ウレタン樹脂粉、(メタ)アクリル樹脂粉、シリコーン樹脂粉、フッ素樹脂粉、フェノール樹脂粉、木粉及び再生ゴム粉等が挙げられる。
本発明に用いる(D)成分である充填材は、(A)成分及び(B)成分に溶解せず、分散又は膨潤するものが好ましく、平均粒径は0.01〜200μmが好ましい。
本発明に用いる(D)成分である充填材は、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、20〜300質量部の範囲で用いることが好ましい。20質量部未満では硬化物の引張弾性率が小さくなり、300質量部を超えると硬化物の引張弾性率が著しく大きくなり、好ましくない。
つぎに、本発明に用いる(E)成分である重合開始剤としては、自然分解性が小さく、(F)成分である金属石鹸と酸化還元反応、所謂、レドックス反応を惹起して本発明の(A)成分と(B)成分であるアクリル酸エステルモノマーをラジカル重合させる、ラジカル重合開始剤が好ましい。ラジカル重合開始剤の例としては、クメンハイドロパーオキサイドが好ましい。
本発明に用いる(E)成分であるクメンハイドロパーオキサイドは、(A)成
分と(B)成分の合計100質量部に対して、0.5〜8質量部の範囲で用いることが好ましい。0.5質量部未満では硬化不良が発生し、8質量部を超えると保存安定性が著しく低下し、好ましくない。1〜3質量部の範囲が特に好ましい。
本発明に用いる(F)成分である金属石鹸の例としては、ナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、オクテン酸マンガン、ナフテン酸ニッケル、オクテン酸ニッケル、ナフテン酸バナジウム、オクテン酸銅等が挙げられる。
これらの金属石鹸は、金属含有率が1〜20%程度の範囲にあるものが一般に市販されている。使用に際しては有効な金属含有率を換算し、含有金属換算で使用する。
本発明に用いる(F)成分である金属石鹸は、単独で用いてもよく、複数組み合わせて用いてもよい。
本発明に用いる(F)成分である金属石鹸は、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、含有金属換算で0.01〜1.0質量部の範囲で用いることが好ましい。0.01質量部では硬化不良を発生するケースがあり、1.0質量部を超えると高価なものになり、硬化物の着色が顕著となり、好ましくない。
本発明に用いる(E)成分と酸化還元反応、所謂、レドックス反応を惹起して本発明の(A)成分と(B)成分であるアクリル酸エステルモノマーをラジカル重合させる効果のあるものの例として、エチレンチオ尿素、モノベンゾイルチオ尿素等のチオ尿素類、N,N−ジメチルパラトルイジン、エチレンジアミン等のアミン類が挙げられる。しかしながら、金属を含有しないこれらのものは、(C)成分である石油樹脂の空気硬化性を促進する効果が小さいので、使用できない。
本発明に用いる(G)成分である半乾性油及び/又は乾性油は、本発明の(F)成分である金属石鹸の作用により、空気硬化する不飽和炭化水素結合を分子中に有する油脂類の総称である。ヨウ素価100〜130(g/100g)の半乾性油の例としては、大豆油、綿実油、なたね油等が挙げられる。ヨウ素価130(g/100g)以上の乾性油の例としては、亜麻仁油、ボイル油、魚油等から変性した乾性油等が挙げられる。
本発明に用いる(G)成分である半乾性油及び/又は乾性油は、(A)成
分と(B)成分の合計100質量部に対して、1〜20質量部の範囲で用いることが好ましい。1質量部未満では低弾性率化の効果が乏しくなり、20質量部を超えると弾性率の低下が著しくなり、好ましくない。3〜15質量部の範囲が特に好ましい。
この空気硬化性はパラフィン等の空気遮断効果とは本質的に異なり、遅速はあるにしても温度に依存しにくい反応である。空気硬化性を発現させることにより、樹脂組成物の表面硬化性を向上させるだけでなく、コンクリート等の多孔質体に対する接着力が向上するという効果がある。
本発明の樹脂組成物には、貯蔵安定性向上又は硬化速度調整のために、少量の重合禁止剤を使用することができる。重合禁止剤の例としてはメチルハイドロキノン、ハイドロキノン、カテコール、ハイドロキノンモノメチルエーテル、モノターシャリーブチルハイドロキノン、2,5−ジターシャリーブチルハイドロキノン、p−ベンゾキノン、フェノチアジン、ターシャリーブチルカテコール等が挙げられる。
これらの重合禁止剤は、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、0.001〜3質量部の範囲で用いることが好ましく、0.01〜2質量部の範囲で用いることが特に好ましい。0.001質量部未満では貯蔵安定性が低下し、3質量部を超えると硬化時間が長くなり、好ましくない。
つぎに、本発明の樹脂組成物には、短時間での硬化性をさらに上げる目的で、例えば、トリエタノールアミン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)アニリン等の第3級アミン類を促進剤として、単独又は組み合わせて用いることもできる。
本発明の樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、一般に使用されている各種エラストマー、溶剤、補強材、可塑剤、キレート化剤、染料、顔料、難燃剤、界面活性剤、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、発泡剤等の添加剤を添加してもよい。
本発明の樹脂組成物を用いた接着方法の例としては、コンクリート構造物や金属構造物に、スプレー、刷毛、ローラー塗布等といった通常の塗布方法によって樹脂組成物を塗布し、構造物同士を接着する方法や、構造物間に樹脂組成物を注入充填して構造物同士を接着する方法等が挙げられる。これらの方法により、コンクリート構造物又は金属構造物を得ることができる。
以下に、実施例により本発明を詳細に説明する。実施例の樹脂組成物を実施例組成物、比較例の樹脂組成物を比較例組成物ということもある。
(実施例1)(A)成分としてアロニックスM113(ノニルフェノールエチレンオキサイド4モル変性アクリレート、硬化物のガラス転移温度−20℃,東亞合成社製)100g、(B)成分として2−ヒドロキシエチルメタクリレート20g,(C)成分として日石ネオポリマー#120(芳香族系石油樹脂、臭素化25(g/100g),新日本石油化学社製)25g、(D)成分として炭酸カルシウム粉(商品名「#NS400」、平均粒径1.71μm、日東粉化社製)130gを用い、60℃で加熱溶解し、混合後に室温まで冷却した。さらに、(E)成分としてパークミルH(日本油脂社製、クメンハイドロパーオキサイド80%含有液)2.2gを添加、攪拌後、(F)成分としてオクトライフCo12(シントーファイン社製、金属石鹸コバルト含有量12%オクテン酸コバルト)0.5gを添加混合し、実施例組成物1を得た。実施例組成物1は25℃条件下で60分で硬化し、実施例硬化体1を形成した。
(実施例2)(A)成分としてアロニックスM102(フェノールエチレンオキサイド4モル変性アクリレート、ガラス転移温度−18℃,東亞合成社製)100gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物2を得た。実施例組成物2は25℃条件下で50分で硬化し、実施例硬化体2を形成した。
(実施例3)(B)成分として2−ヒドロキシエチルメタクリレート5gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物3を得た。実施例組成物3は25℃条件下で90分で硬化し、実施例硬化体3を形成した。
(実施例4)(B)成分として2−ヒドロキシエチルメタクリレート100gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物4を得た。実施例組成物4は25℃条件下で40分で硬化し、実施例硬化体4を形成した。
(実施例5)(D)成分として炭酸カルシウム粉(商品名「#NS400」、平均粒径1.71μm、日東粉化社製)40gを用いた以外は実施例4と同様の方法で実施例組成物5を得た。実施例組成物5は25℃条件下で30分で硬化し、実施例硬化体5を形成した。
(実施例6)(B)成分として2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート20gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物6を得た。実施例組成物6は25℃条件下で80分で硬化し、実施例硬化体6を形成した。
(実施例7)(C)成分として日石ネオポリマー#120(芳香族系石油樹脂、臭素化25(g/100g),新日本石油化学社製)48gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物7を得た。実施例組成物7は25℃条件下で50分で硬化し、実施例硬化体7を形成した。
(実施例8)(C)成分として日石ネオポリマー#140(芳香族系石油樹脂、臭素化2(g/100g),新日本石油化学製)1.2gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物8を得た。実施例組成物8は25℃条件下で80分で硬化し、実施例硬化体8を形成した。
(実施例9)(C)成分としてアイマーブP−100(水添石油樹脂、臭素化2(g/100g),出光興産社製)25gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物を得た。実施例組成物9は25℃条件下で60分で硬化し、実施例硬化体9を形成した。
(実施例10)(C)成分としてクイントン1500(C系石油樹脂、臭素化50(g/100g),日本ゼオン社製)25gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物10を得た。実施例組成物10は25℃条件下で40分で硬化し、実施例硬化体10を形成した。
(実施例11)(C)成分としてマルカレッツM−890A(ジシクロペンタジエン系石油樹脂、臭素化120(g/100g),丸善石油化学社製)25gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物11を得た。実施例組成物11は25℃条件下で30分で硬化し、実施例硬化体11を形成した。
(実施例12)(D)成分として炭酸カルシウム粉(商品名「#NS400」、平均粒径1.71μm、日東粉化社製)24gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物12を得た。実施例組成物12は25℃条件下で50分で硬化し、実施例硬化体12を形成した。
(実施例13)(D)成分として炭酸カルシウム粉体(平均粒径1.71μm、日東粉化社製)360gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物13を得た。実施例組成物13は25℃条件下で80分で硬化し、実施例硬化体13を形成した。
(実施例14)(E)成分としてパークミルH(日本油脂社製、クメンハイドロパーオキサイド80%含有液)0.6gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物14を得た。実施例組成物14は25℃条件下で180分で硬化し、実施例硬化体14を形成した。
(実施例15)(E)成分としてパークミルH(日本油脂社製、クメンハイドロパーオキサイド80%含有液)9.6gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物15を得た。実施例組成物15は25℃条件下で10分で硬化し、実施例硬化体15を形成した。
(実施例16)(F)成分としてオクトライフCo12(シントーファイン社製、金属石鹸コバルト含有量12%オクテン酸コバルト)0.1gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物16を得た。実施例組成物16は25℃条件下で180分で硬化し、実施例硬化体16を形成した。
(実施例17)(F)成分としてオクトライフCo12(シントーファイン社製、金属石鹸コバルト含有量12%オクテン酸コバルト)10gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物17を得た。実施例組成物17は25℃条件下で20分で硬化し、実施例硬化体17を形成した。
(実施例18)加熱溶解、混合時に(G)成分として亜麻仁油(ヨウ素価178(g/100g)、関東化学社製)10gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物18を得た。実施例組成物18は25℃条件下で70分で硬化し、実施例硬化体18を形成した。
(実施例19)(D)成分として炭酸カルシウム粉(商品名「#NS400」、平均粒径1.71μm、日東粉化社製)125g及びコロイド炭酸カルシウム粉(商品名「白艶華CCR」、平均粒径0.08μm、白石工業社製)5gを用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例組成物19を得た。実施例組成物19は25℃条件下で60分で硬化し、実施例硬化体19を形成した。
以下に、比較例を示す。
(比較例1)(A)成分としてアロニックスM111(ノニルフェノールエチレンオキサイド1モル変性アクリレート、硬化物のガラス転移温度17℃,東亞合成社製)100gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物1を得た。比較例組成物1は25℃条件下で60分で硬化し、比較例硬化体1を形成した。
(比較例2)(A)成分としてメチルメタアクリレート100gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物2を得た。比較例組成物2は25℃条件下で70分で硬化し、比較例硬化体2を形成した。
(比較例3)(B)成分として2−ヒドロキシエチルメタクリレート4gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物3を得た。比較例組成物3は25℃条件下で120分で硬化し、比較例硬化体3を形成した。
(比較例4)(B)成分として2−ヒドロキシエチルメタクリレート110gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物4を得た。比較例組成物4は25℃条件下で30分で硬化し、比較例硬化体4を形成した。
(比較例5)(B)成分として2−ヒドロキシプロピルメタクリレート4gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物5を得た。比較例組成物5は25℃条件下で120分で硬化し、比較例硬化体5を形成した。
(比較例6)(C)成分として日石ネオポリマー#120(芳香族系石油樹脂、臭素化25(g/100g),新日本石油化学社製)0.8gを用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で比較例組成物6を得た。比較例組成物6は25℃条件下で90分で硬化し、比較例硬化体6を形成した。
(比較例7)(C)成分として日石ネオポリマー#120(芳香族系石油樹脂、臭素化25(g/100g),新日本石油化学社製)52gを用いたことを除いて、実施例1と同様の方法で比較例組成物7を得た。比較例組成物7は25℃条件下で40分で硬化し、比較例硬化体7を形成した。
(比較例8)(D)成分として炭酸カルシウム粉体(平均粒径1.71μm、日東粉化社製)20gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物8を得た。比較例組成物8は25℃条件下で50分で硬化し、比較例硬化体8を形成した。
(比較例9)(D)成分として炭酸カルシウム粉体(平均粒径1.71μm、日東粉化社製)400gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物9を得た。比較例組成物9は25℃条件下で90分で硬化し、比較例硬化体9を形成した。
(比較例10)(E)成分としてクメンハイドロパーオキサイドを0.4gを用いた以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物10を得た。比較例組成物10は25℃条件下で1週間で硬化せず、比較例硬化体10を形成しなかった。
(比較例11)(F)成分の代わりにモノベンゾイルチオ尿素2.2部を用いたこと以外は実施例1と同様の方法で比較例組成物11を得た。比較例組成物11は25℃条件下で60分で硬化し、比較例硬化体11を形成した。
測定方法は以下の通りである。
(測定方法1):ガラス転移温度
ガラス転移温度の測定はJIS K 7121「プラスチックの転移温度測定法」によって測定した。
(測定方法2):ヨウ素価
ヨウ素化の測定はJIS K 0070「化学製品の酸価、けん化価、エステル価、よう素価、水酸基価及び不けん化価物の試験方法」によって測定した。
(測定方法3):臭素化
臭素化の測定はJIS K 2605「石油製品−臭素価試験方法−電気滴定法」によって測定した。
(測定方法4):硬化時間
硬化時間の測定は以下に従った。樹脂組成物100gを容器に入れ混合し、発泡スチロール系断熱材で覆った。樹脂組成物にK型熱伝対(0.3×1PK−S、二宮電線工業(株)製)を挿入し、温度変化を測定し、樹脂組成物を容器に加えてから発熱ピークを示すまでの時間を硬化時間とした。
(測定方法5):硬化物の水膨張率
硬化物の水膨張率は寸法20×5×50mmの実施例硬化体又は比較例硬化体試験片を作製し、次式によって硬化物の水膨張率を求めた。
硬化物の水膨張率(%)=[(水浸漬後の試験片の体積−水浸漬前の試験片の体積)/(水浸漬前の試験片の体積)]×100
ここで、水浸漬前の試験片の体積(cm)は温度23℃、湿度60%RHで1週間硬化養生した後の試験片の体積であり、水浸漬後の試験片の体積(cm)は上記試験片を50±5℃の水中に1週間浸漬した後の試験片の体積である。
(測定方法6):硬化物の引張弾性率
硬化物の引張弾性率はJIS K 7113「プラスチックの引張試験方法」によって測定した。試験片の種類は1(1/2)号形とし、温度23℃、湿度60%RHで1週間硬化養生した後の実施例硬化体又は比較例硬化体試験片を用い、試験速度H(200mm/min±10%)で測定した。
(測定方法7):止水性試験
試験体の作製:JIS A 5371「プレキャスト無筋コンクリート製品」のI類、舗装用平板、略号N(寸法300×300×60mm)を寸法150×300×60mmに切断し、切断面の両端に厚み5mmのスペーサーを配置した後、5mmの空隙を実施例組成物又は比較例組成物で充填接着し、試験体とした。樹脂組成物の硬化養生は温度23℃、湿度60%RHで1週間とした。
止水性試験:社団法人日本道路協会「道路床版防水便覧(平成19年3月)」の防水性試験Iの方法に準じて実施し、試験時間30分間における減水量0.2ml以下を初期の止水性試験の合格判定とした。但し、長期止水性試験の試験時間は1週間、4週間、12週間とした。漏水の有無を目視で観察し、漏水が認められない場合を合格判定とした。防水性試験Iの方法は、以下(1)〜(5)の順序に従った方法である(図1参照)。
(1)舗装用平板1を実施例組成物又は比較例組成物の硬化体2で接着し、試験体を作製する。試験体を取り付け治具3により止水性試験装置に取り付ける。
(2)水注入口4から水を入れ、目盛り5の数値を読む(0分時)。
(3)エアーコンプレッサー7で0.1MPaの圧力を掛ける。圧力は圧力計8により確認する。3分後と33分後の水位6の数値を読み、減水量を0.1ml単位まで測定する。
(4)30分間減水量を下式により求める。
30分間減水量(ml)=33分後の減水量(ml)−3分後の減水量(ml)
(5)試験を継続して、1週間後、4週間後、12週間後の舗装用平板接着部の下部からの漏水の有無を目視で確認する。
(測定方法8):接着強さ試験
試験体の作製: JIS R 5201の9.4に規定する方法によって調整したモルタルを用い、寸法70×70×20mmのモルタル試験片を作製した。このモルタルとJIS A 5548にて規定する寸法40×40×10mmの鉄片を実施例組成物又は比較例組成物で接着し試験体とした。
組成物の膜厚はスペーサーで1mmとなるように調整し、養生条件は標準条件(温度20℃、湿度65%RH、168時間)とした。処理条件は温水浸漬処理(標準条件で養生後、50℃温水中、24時間)とした。
接着強さ試験:JIS A 5548に規定する接着強さ試験により、接着強さ及び破断状態を測定した。本発明では、凝集破壊が好ましい。凝集破壊は、樹脂組成物と被着体(試験片)との界面の接着力があるからである。界面破壊は、樹脂組成物と被着体(試験片)との界面の接着力が不足しており、好ましくない。
(実施例測定結果)実施例1〜実施例19の測定結果を表1に示す。
(比較例測定結果)比較例1〜比較例11の測定結果を表2に示す。
表1〜2から、本発明に用いる樹脂組成物は、以下の傾向を示す。
(1)水膨張率が大きく、コンクリート構造物や金属構造物等といった構造物の接着部が長期間水に接触していても止水性を確保することができる。
(2)弾性率が低いので硬化物が柔軟であり、地震等で構造物が振動しても、接着部から構造物が破壊することがない。
(3)樹脂組成物と被着体(試験片)との界面の接着力が大きく、破壊状態は凝集破壊である。
(4)石油樹脂の中では、C系石油樹脂(実施例1)と水添石油樹脂(実施例9)を使用した場合、C系石油樹脂(実施例10)やジシクロペンタジエン系石油樹脂(実施例11)よりも、12週後の止水性が大きい。
(発明の実施の形態1)
全国プレホール工業会の組立マンホールの0号マンホール底版と高さ600mmの直壁を実施例組成物1で、又、比較として比較例組成物6で接着した。接着した組立マンホールの内部に水を張り、漏水の有無を観察した結果、実施例組成物1で接着したマンホールは3ヶ月経過後でも漏水は無いが、比較例組成物6で接着したマンホールは1週間後に漏水が認められた。
(発明の実施の形態2)
漏水の認められるP−T型鋼管矢板継手の継手部に実施例組成物10を圧力0.5MPaで注入し、充填硬化させた。充填硬化後は1ヶ月後でも漏水は認められない結果であった。比較として比較例1組成物を同様の漏水状態の継手部に注入し充填硬化させた結果、充填硬化直後は漏水が止まったが、1週間後に再び漏水が認められた。
例えば、硬化後に特定の水膨張性と特定の引張弾性率を有する樹脂組成物は、コンクリート構造物又は金属構造物といった構造物の接着材として使用した場合、水圧の高い状態で長期間水に接触する場合でも、必要な止水性を確保できる。樹脂組成物で接着した構造物は、止水性に優れる。本発明の樹脂組成物は、止水性樹脂組成物として、産業上の利用可能性が大きい。
(測定方法6)の止水性試験の縦断側面図である。
符号の説明
1 舗装用平板
2 実施例組成物又は比較例組成物の硬化体
3 取り付け治具
4 水注入口
5 目盛り
6 水位
7 エアーコンプレッサー
8 圧力計

Claims (9)

  1. 分子中に少なくとも1個以上のフェニル基を有してなり、かつ、硬化物のガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルモノマー(A)100質量部に対して、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート(B)5〜100質量部を含有し、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、石油樹脂(C)を1〜40質量部、充填材(D)を20〜300質量部、重合開始剤(E)0.5〜8質量部、金属石鹸(F)を金属換算で0.01〜1.0質量部含有する樹脂組成物。
  2. さらに半乾性油及び/又は乾性油(G)を含有する請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 石油樹脂(C)が臭素価2〜30(g/100g)の石油樹脂である請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
  4. 充填材(D)が無機充填材及び/又は有機充填材である請求項1〜3のうちの一項に記載の樹脂組成物。
  5. 重合開始剤(E)がクメンハイドロパーオキサイドである請求項1〜4のうちの一項に記載の樹脂組成物。
  6. 硬化物の水膨張率が10%〜300%以下であり、かつ、引張弾性率が0.05〜5N/mmである請求項1〜5のうちの一項に記載の樹脂組成物。
  7. 請求項1〜6のうちの一項に記載の樹脂組成物からなる止水性樹脂組成物。
  8. 請求項1〜6のうちの一項に記載の樹脂組成物により接着したコンクリート構造物。
  9. 請求項1〜6のうちの一項に記載の樹脂組成物により接着した金属構造物。
JP2008127735A 2008-05-14 2008-05-14 樹脂組成物 Active JP5319957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008127735A JP5319957B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008127735A JP5319957B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009275116A true JP2009275116A (ja) 2009-11-26
JP5319957B2 JP5319957B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=41440834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008127735A Active JP5319957B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5319957B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025808A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The アクリル系粘着剤、粘着シート、アクリル系樹脂組成物
WO2019065348A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 Dic株式会社 コンクリート構造体用充填材、コンクリート構造体、及びそれらの製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012604A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Arakawa Chem Ind Co Ltd アクリル系重合体組成物、その製造方法および該アクリル系重合体組成物を含有してなる粘・接着剤組成物
JP2002249726A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 表面硬化性の良い低弾性接着剤組成物
JP2002308919A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Denki Kagaku Kogyo Kk 粘着性の柔軟なアクリル系樹脂
JP2003013027A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系粘着剤組成物及び粘着テープ
WO2005061615A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha 硬化性樹脂組成物
JP2006160861A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着剤組成物とそれを用いた接合体、接着剤組成物の製造方法
JP2007051180A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 組成物とそれを用いた表面保護材

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012604A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Arakawa Chem Ind Co Ltd アクリル系重合体組成物、その製造方法および該アクリル系重合体組成物を含有してなる粘・接着剤組成物
JP2002249726A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 表面硬化性の良い低弾性接着剤組成物
JP2002308919A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Denki Kagaku Kogyo Kk 粘着性の柔軟なアクリル系樹脂
JP2003013027A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系粘着剤組成物及び粘着テープ
WO2005061615A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha 硬化性樹脂組成物
JP2006160861A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着剤組成物とそれを用いた接合体、接着剤組成物の製造方法
JP2007051180A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 組成物とそれを用いた表面保護材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025808A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The アクリル系粘着剤、粘着シート、アクリル系樹脂組成物
WO2019065348A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 Dic株式会社 コンクリート構造体用充填材、コンクリート構造体、及びそれらの製造方法
JP2019059865A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 Dic株式会社 コンクリート構造体用充填材、コンクリート構造体、及びそれらの製造方法
CN111133056A (zh) * 2017-09-27 2020-05-08 Dic株式会社 混凝土结构体用填充材料、混凝土结构体和它们的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5319957B2 (ja) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7612127B2 (en) Curable resin composition
JP2011074388A (ja) 2成分モルタル材およびその使用方法
JP5948486B2 (ja) 低粘度合成セメント
JP5433163B2 (ja) 硬化性樹脂組成物及び床版防水材料
KR100225155B1 (ko) 함침 조성물 및 수지 콘크리이트용 프라이머 조성물, 이의 코팅 방법 및 이를 사용한 복합체
JPWO2011048970A1 (ja) ラジカル硬化性樹脂組成物、それを用いた舗装材、及び舗装構造体
JP5319957B2 (ja) 樹脂組成物
JPH09302053A (ja) 常温硬化型アクリル系土木建築用補修材
TWI660974B (zh) 自由基聚合性樹脂組成物及構造物修復用注入劑
JPH08277313A (ja) 常温硬化型アクリル系土木建築用補修材及びそれを使用した補修方法
JP4657990B2 (ja) ボックスカルバート接合用接着剤組成物
JP5484804B2 (ja) 樹脂組成物及び使用方法
JP3953157B2 (ja) 硬化性樹脂組成物及び常温硬化型アクリル系被覆材
WO2013054896A1 (ja) ラジカル重合型アクリル系樹脂組成物、防水材組成物、および積層体とその製造方法
JP4299817B2 (ja) 組成物とそれを用いた表面保護材
JP3580681B2 (ja) コンクリート用補修剤とそれを用いたコンクリート補修方法
TW202233742A (zh) 組成物及片材
JP4877885B2 (ja) 低弾性接着剤組成物
JP4745905B2 (ja) 土木・建築用無機材料用の二液アクリル系接着剤
JP2022035695A (ja) メソゲン骨格を有する(メタ)アクリレートを含有する組成物
JP4125821B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、硬化体、コンクリート積層体、コーティング剤、接着剤、シーラント及びレジンコンクリート
JP2004514750A (ja) 鉱物質基材に対する優れた接着性を有するラジカル重合可能な組成物と接着剤および封止材としてのその利用
JP6684800B2 (ja) 組成物
WO2013054895A1 (ja) 樹脂組成物、金属基盤用プライマー、および積層体とその製造方法
JP2005054107A (ja) 耐熱性接着剤およびその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5319957

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250