JP2009274813A - 基板搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト安で、保持機構の保持/保持解除を自動でさせることが可能な基板搬送装置を提供する。
【解決手段】基板保持枠11と、基板保持枠11との間でガラス基板を保持する保持機構20とを有して、ガラス基板の搬送を行う基板搬送装置1であって、搬送経路2上に設けられたラック60と噛合するピニオン30と、ピニオン30の回転に応じて保持機構20の保持/保持解除をさせるように、ピニオン30と保持機構20とを連結する連結機構とを有するという構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板搬送装置に関するものである。
薄膜太陽電池等の製造工程において、ガラス基板を保持する保持機構を有して、保持したガラス基板を次工程まで搬送する基板搬送装置を用いることがなされている。このような、基板を保持する保持機構として例えば、特許文献1には、四角形状の外枠の上辺及び下辺にクリップを設けて、当該クリップにより基板の両端をクランプするものが開示されている。
特許第3243044号公報
ところで、基板搬送装置に基板を搭載するには、人手あるいは、ロボットアーム等を用いて基板を自動で保持機構に保持させることがなされている。ロボットアーム等によって基板を基板搬送装置に搭載させる場合には、例えば、保持機構用にモータ等の駆動装置を設けて、当該駆動装置の駆動により保持機構の保持/保持解除を自動でさせる構成が必要となる。
しかしながら、当該構成では、基板搬送装置の移動用の駆動装置とは別に保持機構用の駆動装置を追加して設けなければならずコスト高の問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、コスト安で、保持機構の保持/保持解除を自動でさせることが可能な基板搬送装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、基板保持枠と、上記基板保持枠との間で基板を保持する保持機構とを有して、上記基板の搬送を行う基板搬送装置であって、上記搬送の経路上に設けられたラックと噛合するピニオンと、上記ピニオンの回転に応じて上記保持機構の保持/保持解除をさせるように、上記ピニオンと上記保持機構とを連結する連結機構とを有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、搬送経路上のラックと、基板搬送装置のピニオンとを歯合させ、基板搬送装置の移動する動力を利用することでピニオンを回転させて保持機構の保持/保持解除を自動でさせることが可能となる。
また、本発明では、上記保持機構は、上記基板保持枠に沿った軸周りに回転自在な回転軸及び、上記回転軸に設けられ、上記基板と当接可能な保持部を有する回転保持部と、上記回転軸を、上記保持部が上記基板に当接する回転方向に付勢する付勢装置とを有し、上記連結機構は、上記ピニオンの回転に連動して上記回転軸を回転させるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、回転軸を軸周りに回転させることで、保持機構の保持/保持解除をさせることが可能となる。また、付勢装置により回転軸が、保持部が基板に当接する回転方向に付勢されるため、モータ等の電気的動力を用いずに基板を保持できる。
また、本発明では、上記回転保持部は、複数設けられており、上記複数の回転保持部は、互いに連動可能に連結され、上記連結機構は、上記複数の回転保持部の内の特定の一つに設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、基板を複数方向でクランプすることが可能となり、基板をより確実に保持できる共に、特定の一つの回転保持部を保持/保持解除状態とすることで、他の複数の回転保持部をその動作と連動させて保持/保持解除状態とさせることが可能となる。
また、本発明では、上記回転軸の上記回転方向の回転を規制する規制モードと、上記回転軸の上記回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとを切り替える切替装置を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、付勢装置の付勢力によって保持機構が自動に保持状態に移行してしまうことを防止できるため、基板の受け取りや、受け渡しを円滑にすることが可能となる。
また、本発明では、上記切替装置は、上記基板が基板保持枠に保持される保持位置に位置するときに、上記規制モードと上記規制解除モードとを切り替えるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、基板が保持位置に位置したときに、規制モードと規制解除モードとを切り替えることで、付勢力によって回転軸を回転させ、基板を自動で保持することが可能となる。
本発明によれば、基板保持枠と、上記基板保持枠との間で基板を保持する保持機構とを有して、上記基板の搬送を行う基板搬送装置であって、上記搬送の経路上に設けられたラックと噛合するピニオンと、上記ピニオンの回転に応じて上記保持機構の保持/保持解除をさせるように、上記ピニオンと上記保持機構とを連結する連結機構とを有するという構成を採用することによって、搬送経路上のラックと、基板搬送装置のピニオンとを歯合させ、基板搬送装置の移動する動力を利用することでピニオンを回転させて保持機構の保持/保持解除を自動でさせることが可能となる。
したがって、本発明では、保持機構用の駆動装置を設けることなく、コスト安で、保持機構の保持/保持解除を自動でさせることができる効果がある。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の実施形態における基板搬送装置1を示す斜視図である。
図2は、本発明の実施形態における基板搬送装置1を示す正面図である。
図3は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の要部拡大正面図である。
図4は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の要部拡大側面図である。
図5は、本発明の実施形態における基板搬送装置1に設けられたラッチ機構(切替装置)50の概略構成図である。
基板搬送装置1は、例えば、薄膜太陽電池を製造するためのガラス基板を複数枚、同時に搬送するものであり、図1に示すように、ガラス基板を搭載可能な基板搭載部10を複数有する構成となっている。また、基板搬送装置1は、底部に車輪1aが設けられており、搬送経路2に沿って移動自在な構成となっている。また、基板搬送装置1の搬送経路2上の特定箇所には、基板受取部3や、不図示の基板受渡部等が設けられ、当該特定箇所に対応する場所の搬送経路2上にラック60が設けられている。
基板搭載部10は、図2に示すように、基板保持枠11と、保持機構20と、ピニオン30と、ラッチ機構50とを有し、また、図4に示すように連結機構40を有する構成となっている。
基板保持枠11は、保持機構20と協働してガラス基板を支持するものであり、図2に示すように、ガラス基板の形状に対応して形成された開口部11aを有している。開口部11aは、ガラス基板より僅かながら小さく設計された矩形状を有している。このような開口部11aを設けることによって、表面に処理を施したガラス基板であっても、当該表面に触れずに保持することが可能となる。なお、以下の説明で、ガラス基板が基板保持枠11に保持される位置を保持位置と称して説明することがある。
保持機構20は、クランプ軸(回転軸)21及びクランプアーム(保持部)22を備える回転保持部23と、コイルバネ(付勢装置)24とを有する。
クランプ軸21は、開口部11aに沿って配設され、基板保持枠11に固定された複数の支持腕12によって基板保持枠11に沿った軸周りに回転自在に支持されている。
クランプアーム22は、クランプ軸21に設けられ、ガラス基板と当接可能な構成となっている。より詳しくは、クランプアーム22は、略U字形状を有すると共に、クランプ軸21の軸方向と直交する方向に突出して設けられており、また、クランプ軸21の軸方向において所定距離を空けて複数設けられる。
このような構成の回転保持部23を有する保持機構20は、クランプ軸21を回転させることで、クランプアーム22を内側に閉じてガラス基板を保持する保持状態と、クランプアーム22を外側に開いてガラス基板を保持解除する保持解除状態とに移行させることができる。
また、回転保持部23は、開口部11aの4辺の各々に対応するように4つ設けられており、それらは、各クランプ軸21の端部に設けられたベベルギア21aによって、互いに連動可能に連結される構成となっている。したがって、例えば、特定の一つの回転保持部23を保持状態に移行させると、それと連動して他の回転保持部23も保持状態に移行させることが可能となる。また、逆も同様に、特定の一つの回転保持部23を保持解除状態に移行させると、それと連動して他の回転保持部23も保持解除状態に移行させることが可能となる。
コイルバネ24は、常態でクランプ軸21を、クランプアーム22がガラス基板に当接する回転方向に付勢するように取り付けられる。従って、複数の回転保持部23は、常態で、コイルバネ24の付勢力により保持状態にある。
ピニオン30は、基板保持枠11の底部であって、コイルバネ24が設けられるクランプ軸21の端部近傍に設けられる。より詳しくは、ピニオン30は、図3及び図4に示すように、搬送経路2上に設けられたラック60と噛合可能な高さであって、搬送方向と略直交する方向に延びる軸周りに回転自在に取り付けられる。
ピニオン30とクランプ軸21とは、図4に示すように連結機構40で連結されている。連結機構40は、ピニオン30の回転軸の端部に設けられるベベルギア41と、ベベルギア41と噛合すると共に、クランプ軸21の端部に設けられるベベルギア42とから構成される。すなわち、連結機構40により、クランプ軸21は、ピニオン30の回転に連動して回転することが可能となる。
ラッチ機構50は、図2に示すように、基板保持枠11の保持位置に設けられて、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転を規制する規制モードと、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとに切り替える構成となっている。
ラッチ機構50は、本実施形態では、例えば、図5に示すような構造を有しており、クランプ軸21に接続されたツメ車51と、ツメ車51と当接するツメ部52と、ツメ部52をツメ車51に対して近接離間させるリンク部53及びガラス基板搭載部54とを有する。
ガラス基板搭載部54には、鉛直下方に延びるガイド溝54Bに沿って移動可能なガイド部54bが設けられている。
ガラス基板搭載部54は、ガラス基板が保持位置にあるとき、その上部に載置されるガラス基板により下方に押進され、ガイド部54bが押下位置(ガイド溝54Bの下端)に位置し、また、ガラス基板が保持位置にないとき、バネ54aの付勢力によりガイド部54bが通常位置(ガイド溝54Bの上端)に戻るように移動する構成となっている。
リンク部53は、ガラス基板搭載部54と接続されると共に、ツメ部52と接続され、ガラス基板搭載部54が通常位置にあるとき、ツメ部52をツメ車51に当接させる当接位置に位置させ、対して、ガラス基板搭載部54が押下位置にあるとき、ツメ部52をツメ車51から離間させる離間位置に位置させる構成となっている。リンク部53は、一端部53aが固定端とされ、遊端となる他端部53bにはツメ車51に向かう方向に延びるガイド溝53Bに沿って移動可能なガイド部53cが設けられている。また、リンク部53は、ガラス基板搭載部54が接続される中央部において、該中央部を中心に一端部53a側と他端部53b側とが相対的に回転自在な構成となっている。
ツメ部52は、ツメ車51と当接するツメ52aと、ツメ52aを内部に収容可能であると共に、リンク部53の他端部53bと接続されるケース部52bと、ツメ52aと接続されツメ車51に向かう方向にツメ52aを付勢するバネ52cとを有する。ツメ52aには、ケース部52bに設けられたガイド溝52b1に沿って移動可能なガイド部52a1が設けられる。
したがって、上記構成のラッチ機構50においては、ガラス基板搭載部54が通常位置にあるとき、ツメ52aとツメ車51とが当接して、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転を規制する規制モードとなり、対して、ガラス基板搭載部54が押下位置にあるとき、ツメ52aとツメ車51とが離間して、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとなる構成となっている。
続いて、上記構成の基板搬送装置1の動作について、図6〜図9を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の基板受取部3における動作を説明する図である。
図7は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の基板受取部3における動作を説明する図である。
図8は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の基板受渡部における動作を説明する図である。
図9は、本発明の実施形態における基板搬送装置1の基板受渡部における動作を説明する図である。
先ず、基板搬送装置1の基板受取部3(図1参照)における、ガラス基板の受け取り動作について説明する。
基板搬送装置1は、搬送経路2に沿って基板受取部3が設けられる位置まで移動する(図6(a)参照)。なお、このとき、基板搬送装置1にはガラス基板が搭載されておらず、保持機構20は保持状態にあり、ラッチ機構50は規制モードにある。
基板搬送装置1は、図6(b)に示すように、基板受取部3が設けられる位置においてピニオン30を、搬送経路2上に設けられたラック60と噛合させながら(図3参照)、ラック60上を通過させる。
このとき、ピニオン30は、ラック60と噛合することにより軸周りに回転する。ピニオン30が回転すると、図4に示す連結機構40の作用により、ピニオン30の回転に連動してクランプ軸21が回転する。さらに、クランプ軸21の端部に設けられたベベルギア21aの作用により、各クランプ軸21が連動して回転してクランプアーム22を外側に開き、保持機構20を保持解除状態とさせる。
また、このとき、ラッチ機構50は、規制モードにあるため、ツメ52aとツメ車51とが当接して、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転を規制し、コイルバネ24の付勢力により保持機構20が保持解除状態から保持状態となることを防止する。
保持機構20が保持解除状態となった後、図7(a)に示すように、不図示のロボットアームは、ガラス基板を基板保持枠11の保持位置に移載する。
ガラス基板が保持位置に位置されると、図5の矢印で示すようにガラス基板搭載部54がガラス基板により押進されて押下位置に位置することとなり、ラッチ機構50は、ツメ52aとツメ車51とが離間して、クランプ軸21のクランプアーム22が閉じる回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとなる。
ラッチ機構50が規制解除モードとなると、保持機構20は、図7(b)に示すように、コイルバネ24の付勢力によりクランプ軸21が回転し、クランプアーム22を内側に閉じてガラス基板を保持する保持状態となる。
そして、基板搬送装置1は、ガラス基板を基板保持枠11と保持機構20との間で保持すると共に、次工程の基板受渡部に搬送することとなる。
次に、基板搬送装置1の基板受渡部における、ガラス基板の受け渡し動作について説明する。
図8(a)に示すように、基板搬送装置1は、ガラス基板を保持しつつ搬送経路2に沿って基板受渡部が設けられる位置まで移動する。基板受渡部には、基板搬送装置1からガラス基板を受け取るロボットアームRが設けられており、所定位置で予め待機している。なお、ロボットアームRは、複数の基板吸着パッドR1により、ガラス基板を支持する構成となっている。
このとき、基板搬送装置1にはガラス基板が搭載されているため、保持機構20は保持状態にあり、ラッチ機構50は規制解除モードにある。
先ず、ロボットアームRは、基板保持枠11と保持機構20との間で保持されているガラス基板を基板吸着パッドR1により吸着し、ガラス基板を支持する。
次に、基板搬送装置1は、図8(b)に示すように、基板受取部3が設けられる位置においてピニオン30を、搬送経路2上に設けられたラック60と噛合させながら、ラック60上の所定位置まで移動させる。このとき、ガラス基板を支持しているロボットアームRも基板搬送装置1の移動に追従して移動させるのが好ましい。
そして、ピニオン30は、ラック60と噛合することにより軸周りに回転し、保持機構20を保持解除状態とさせる。なお、このとき、ラッチ機構50は、規制解除モードにあるため、コイルバネ24の付勢力によりクランプアーム22が内側に閉じるような力がクランプ軸21に加わるが、図8(b)に示すように、基板搬送装置1がピニオン30とラック60との噛合状態を維持しつつ所定位置で停止することで、保持機構20が保持解除状態から保持状態となることを防止する。
保持機構20が保持解除状態となった後、図9に示すように、ロボットアームRは、ガラス基板を基板保持枠11の保持位置から基板受渡部に移載する。
そして、ガラス基板が基板受渡部に移載された後、基板搬送装置1は、ラック60上を通過して、再び基板受取部3に移動することとなる。
したがって、上述の本実施形態によれば、基板保持枠11と、基板保持枠11との間でガラス基板を保持する保持機構20とを有して、ガラス基板の搬送を行う基板搬送装置1であって、搬送経路2上に設けられたラック60と噛合するピニオン30と、ピニオン30の回転に応じて保持機構20の保持/保持解除をさせるように、ピニオン30と保持機構20とを連結する連結機構40とを有するという構成を採用することによって、搬送経路2上のラック60と、基板搬送装置1のピニオン30とを歯合させ、基板搬送装置1の移動する動力を利用することでピニオン30を回転させて保持機構20の保持/保持解除を自動でさせることが可能となる。
したがって、本実施形態では、保持機構20用の駆動装置を設ける必要がなく、コスト安で、保持機構20の保持/保持解除を自動でさせることができる効果がある。
また、本実施形態では、保持機構20は、基板保持枠11に沿った軸周りに回転自在なクランプ軸21及び、クランプ軸21に設けられ、ガラス基板と当接可能なクランプアーム22を有する回転保持部23と、クランプ軸21を、クランプアーム22がガラス基板に当接する回転方向に付勢するコイルバネ24とを有し、連結機構40は、ピニオン30の回転に連動してクランプ軸21を回転させるという構成を採用することによって、クランプ軸21を軸周りに回転させることで、保持機構20の保持/保持解除をさせることが可能となる。また、コイルバネ24によりクランプ軸21が、クランプアーム22がガラス基板に当接する回転方向に付勢されるため、モータ等の電気的動力を用いずにガラス基板を保持できる。
また、本実施形態では、回転保持部23は、複数設けられており、複数の回転保持部23は、互いに連動可能に連結され、連結機構40は、複数の回転保持部23の内の特定の一つに設けられているという構成を採用することによって、ガラス基板を複数方向でクランプすることが可能となりガラス基板をより確実に保持できる共に、特定の一つの回転保持部23を保持/保持解除状態とすることで、他の複数の回転保持部23をその動作と連動させて保持/保持解除状態とさせることが可能となる。
また、本実施形態では、クランプ軸21の上記回転方向の回転を規制する規制モードと、クランプ軸21の上記回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとを切り替えるラッチ機構50を有するという構成を採用することによって、コイルバネ24の付勢力によって保持機構20が自動に保持状態に移行してしまうことを防止できるため、ガラス基板の受け取りや、受け渡しを円滑にすることが可能となる。
また、本実施形態では、ラッチ機構50は、ガラス基板が基板保持枠11に保持される保持位置に位置するときに、規制モードと規制解除モードとを切り替えるという構成を採用することによって、基板が保持位置に位置したときに、規制モードと規制解除モードとを切り替えることで、付勢力によってクランプ軸21を回転させ、ガラス基板を自動で保持することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、付勢装置として、コイルバネ24を用いたが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、他の種類のバネ部材あるいは、ゴム部材等の弾性力によりクランプ軸21を付勢するものあるいは、それらの組合せの構成のものであっても良い。
本発明の実施の形態における基板搬送装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の要部拡大正面図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の要部拡大側面図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置に設けられたラッチ機構の概略構成図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の基板受取部における動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の基板受取部における動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の基板受渡部における動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における基板搬送装置の基板受渡部における動作を説明する図である。
符号の説明
1…基板搬送装置、2…搬送経路、11…基板保持枠、20…保持機構、21…クランプ軸(回転軸)、22…クランプアーム(保持部)、23…回転保持部、24…コイルバネ(付勢装置)、30…ピニオン、40…連結機構、50…ラッチ機構(切替装置)、60…ラック

Claims (5)

  1. 基板保持枠と、前記基板保持枠との間で基板を保持する保持機構とを有して、前記基板の搬送を行う基板搬送装置であって、
    前記搬送の経路上に設けられたラックと噛合するピニオンと、
    前記ピニオンの回転に応じて前記保持機構の保持/保持解除をさせるように、前記ピニオンと前記保持機構とを連結する連結機構とを有することを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記保持機構は、前記基板保持枠に沿った軸周りに回転自在な回転軸及び、前記回転軸に設けられ、前記基板と当接可能な保持部を有する回転保持部と、
    前記回転軸を、前記保持部が前記基板に当接する回転方向に付勢する付勢装置とを有し、
    前記連結機構は、前記ピニオンの回転に連動して前記回転軸を回転させることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記回転保持部は、複数設けられており、
    前記複数の回転保持部は、互いに連動可能に連結され、
    前記連結機構は、前記複数の回転保持部の内の特定の一つに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記回転軸の前記回転方向の回転を規制する規制モードと、
    前記回転軸の前記回転方向の回転の規制を解除する規制解除モードとを切り替える切替装置を有することを特徴とする請求項2または3に記載の基板搬送装置。
  5. 前記切替装置は、前記基板が基板保持枠に保持される保持位置に位置するときに、前記規制モードと前記規制解除モードとを切り替えることを特徴とする請求項4に記載の基板搬送装置。
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