JP2009272887A - 送信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定周期で入力されるデータを連続する所定の構成を有するフレームで送信する場合に、伝送の品位を維持しつつ必要なバッファメモリ量を削減し、伝送遅延を軽減すること。
【解決手段】 バースト信号生成部104は、所定周期で入力したデータの揺らぎに応じて長さが変化する可変長部であるバースト信号を生成する。OFDM変調部102は、上記所定周期のn周期分又はn分の1周期分(ただしnは正の整数)のデータを含む固定長部であるOFDM信号(ガードインターバル部と有効シンボル部からなる)を生成する。フレームはこの可変長部と固定長部とで構成する。これにより、送信信号TXを、実質的にプレーヤのクロックに同期したWS信号とその揺らぎも含めて略等しい周期のフレーム周期を有する信号とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信装置及び方法に関し、特に、映像又は音声データの送信に好適な送信装置及び方法に関する。
入力装置から所定周期で入力されるデータを、連続する所定の構成を有するフレームで送信する送信装置がある。このような送信装置は、例えば、出力に定時性が要求される映像や音声等のストリーミングデータの送信に有用である。しかし、データの入力周期の揺らぎや入力装置と送信装置の間の動作クロック周波数の偏差が存在する場合、データの入力速度と送信速度の間に差が発生する。その結果、データが欠損したり、フレームの連続性が途切れたりする等、映像や音声等のストリーミングデータの高品位な伝送が行えないという問題がある。
そこで、バッファメモリを備えることで速度差を吸収し、送信速度を平準化することが広く行われている。しかし、長時間に亘って途切れることなくデータが入力されると、データの入力周期の揺らぎが一方に偏っていたり、入力装置と送信装置の間の動作クロック周波数の偏差が存在したりする場合、バッファメモリのオーバーフローやアンダーフローが発生する。
この問題に対処するために、特許文献1に開示されている、バッファメモリの蓄積量に応じてフレームを構成するプリアンブルの長さを変化させる技術を用いることができる。
特開昭62−072251号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術であっても、蓄積量に応じた処理を行うのに相当のバッファメモリが必要であり、そのため伝送遅延が発生するという問題は依然残る。
本発明は、所定周期で入力されるデータを連続する所定の構成を有するフレームで送信する場合に伝送の品位を維持しつつ必要なバッファメモリ量を削減し、伝送遅延を軽減することを目的とする。
本発明の一側面によれば、所定周期でデータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力されたデータの前記所定周期に対する揺らぎに応じて長さが変化する可変長部と、前記所定周期のn周期分又はn分の1周期分(ただしnは正の整数)のデータを含む固定長部とからなるフレームで構成される送信信号を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された前記送信信号を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする送信装置が提供される。
本発明によれば、所定周期で入力されるデータを連続する所定の構成を有するフレームで送信する場合に伝送の品位を維持しつつ必要なバッファメモリ量を削減することができ、伝送遅延を軽減することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決手段として必須のものであるとは限らない。
<実施形態1>
本発明の実施形態として、本発明を適用した5.1チャンネル音響システムについて説明する。
図2に本発明を適用した5.1チャンネル音響システムのブロック図を示す。
200は光ディスク等の音響データが記録された記録媒体からメディアデータとしての多チャンネル音響データを読み出し、S/PDIF等の再生同期用データを含む多チャンネル音響データとして外部に出力するプレーヤである。210はプレーヤ200から入力された音響データをアダプタ220〜225に向けて送信する送信装置としてのコントローラである。220〜225はコントローラ210が送信した音響データを受信し、各々に接続されたスピーカ230〜235に出力するアダプタである。230〜235は各々に接続されたアダプタ220〜225が出力した音響信号を音として出力するスピーカである。アダプタ220〜225には各々スピーカ230〜235の設置位置に応じた音響チャンネルが割り当てられている。具体的には、アダプタ220はセンター(C)チャンネルに、アダプタ221はサブウーファ(SW)チャンネルに割り当てられている。アダプタ222、223はそれぞれ、フロント・ライト(FR)チャンネル、リア・ライト(RR)チャンネルに割り当てられている。また、アダプタ224、225はそれぞれ、リア・レフト(RL)チャンネル、フロント・レフト(FL)チャンネルに割り当てられている。
プレーヤ200とコントローラ210とはS/PDIF等の音響ケーブルで接続されている。コントローラ210、アダプタ221〜225はデイジーチェーン形式にてケーブルで接続されている。すなわち、コントローラ210とアダプタ220、アダプタ220とアダプタ221、アダプタ221とアダプタ222、アダプタ222とアダプタ223、アダプタ223とアダプタ224、アダプタ224とアダプタ225が各々接続されている。
コントローラ210が送信した音響データはアダプタ220で受信され、アダプタ221に送信される。アダプタ221で受信された音響データはアダプタ222に送信される。このようにして、プレーヤ200が出力した音響データはコントローラ210からアダプタ220、アダプタ221、アダプタ222、アダプタ223、アダプタ224、アダプタ225の順に伝送される。
コントローラ210の構成及びその動作を、図1及び図3を用いて説明する。図1はコントローラ210のブロック図、図3はコントローラ210の入出力及び内部信号のタイミング図である。
100は多チャンネル音響デコーダである。多チャンネル音響デコーダ100はプレーヤ200が出力したS/PDIF等の再生同期用データを含む多チャンネル音響データをデコードし、再生同期信号とチャンネル毎のパルス符号変調(PCM)形式の音響データを生成する。再生同期信号はプレーヤ200が出力した再生同期用データ(S/PDIFの場合、プリアンブル)から生成され、音響信号の標本化周期と等しい周期を有する。多チャンネル音響デコーダ100は生成したチャンネル毎のPCM形式の音響データを再生同期信号とともに再生同期信号1周期につき1標本化点ずつデータフレーム生成部101に出力する。再生同期信号はタイミング信号生成部106にも出力される。
多チャンネル音響デコーダ100の出力インターフェースにはI2Sを準用することができる。図3のI2SX4は多チャンネル音響デコーダ100の出力信号である。SCK、WSは各々I2Sのシリアルクロック(SCK)(第1クロック信号)、ワードセレクト(WS)に相当する。SD0〜SD2は各々シリアルデータ(SD)に相当し、SD0にはCチャンネルとSWチャンネル、SD1にはFRチャンネルとFLチャンネル、SD2にはRRチャンネルとRLチャンネルのデータが出力される。この場合、WS信号が再生同期信号(第1同期信号)に相当する。
ここで注意しなければならないのは、再生同期信号はプレーヤ200が出力した多チャンネル音響データ中の再生同期用データから生成されるので、再生同期用データの出力に時間的な揺らぎがあると、再生同期信号の周期も揺らぐことである。
101はデータフレーム生成部である。データフレーム生成部101は、多チャンネル音響デコーダ100から入力されたI2SX4信号から、所定周期、例えばWS信号1周期(第1周期)毎に、図4に示す構成のデータフレームを生成する。図中、C、FR、FL、RR、RL、SWと記された領域は各々Cチャンネル、FRチャンネル、FLチャンネル、RRチャンネル、RLチャンネル、SWチャンネルのデータ領域である。また、コマンドと記された領域にはアダプタ220〜225に対するコマンドが配される。データフレーム生成部101は生成したデータフレームをOFDM変調部102に出力する。
102はOFDM変調部である。OFDM変調部102はデータフレーム生成部101から入力されたデータフレームを直交周波数分割多重方式(OFDM)で変調して有効シンボル部とガードインターバル部からなるOFDMシンボルデータを生成し、D/A変換部103に出力する。このときOFDM変調部102は1データフレームから1のOFDMシンボルデータを生成する。
103はD/A変換部である。D/A変換部103はクロック信号生成部107が出力するクロック信号(MCLK)に同期して動作する。D/A変換部103はタイミング信号生成部106が出力する出力イネーブル信号(OE)がH(High)レベルのときにOFDM変調部102から入力されたOFDMシンボルデータをD/A変換して中間周波数OFDM信号を生成する。このときD/A変換部103は1のOE信号H期間において1のOFDMシンボルデータをD/A変換する。D/A変換部103は生成した中間周波数信号(中間周波数OFDM信号)を送信周波数変換部109に出力する。
104はバースト信号生成部である。バースト信号生成部104はクロック信号生成部107が出力するMCLK信号に同期して動作する。バースト信号生成部104はクロック信号生成部107が出力するMCLK信号を分周した後、フィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有する正弦波信号(以下「バースト信号」という。)を生成し、送信周波数変換部109と切換部105に出力する。生成されたバースト信号は、固定長部に含まれる有効シンボル又はそのガードインターバルに隣接して配置される可変長部を構成する。
105は切換部である。切換部105はタイミング信号生成部106が出力するOE信号がHレベルのとき、送信周波数変換部109が出力する搬送波周波数信号(搬送波周波数OFDM信号)をアダプタ220への伝送路に出力する。一方、切換部105はタイミング信号生成部106が出力するOE信号がL(Low)レベルのとき、バースト信号生成部104が出力するバースト信号をアダプタ220への伝送路に出力する。
106はタイミング信号生成部である。タイミング信号生成部106はクロック信号生成部107が出力するMCLK信号に同期して動作する。タイミング信号生成部106は多チャンネル音響デコーダ100が出力したWS信号をクロック信号生成部107が出力するMCLK信号でリクロックして第2同期信号として第2周期のWSR信号を生成する。タイミング信号生成部106はWSR信号の立ち上がりから所定時間経過した後(Δd経過後)立ち上がりOFDMシンボルデータの時間長経過した後(Ts経過後)立ち下がるOE信号を生成する。そしてこのOE信号をD/A変換部103と切換部105に出力する。ここで、Δdは多チャンネル音響デコーダ100があるWS信号周期で出力したオーディオデータを、当該WS信号に対応するWSR信号の周期で送信(TX)信号として出力できるように決定する。Δdは少なくとも音響データが多チャンネル音響デコーダ100から出力を開始されてからD/A変換部103に入力されるまでに要する時間と等しい長さを有する。図3において、SD0、SD1、SD2信号のCi、SWi、FRi、FLi、RRi、RLi(iは整数)と、TX信号のGIj及び有効シンボルj(jは整数)に着目されたい。ここで、添え字iと添え字jが一致しているとき、それらは同一のオーディオデータに基づくデータ又は信号であることを示す。すなわち、例えば、SD0、SD1、SD2信号のC1、SW1、FR1、FL1、RR1、RL1はTX信号GI1及び有効シンボル1として出力される。また、以降の図面においても同一のオーディオデータに基づくデータまたは信号は添え字を用いて同様に表記する。
107はクロック信号生成部である。クロック信号生成部107は第2クロック信号としてのMCLK信号を生成し、D/A変換部103とバースト信号生成部104とタイミング信号生成部106に出力する。MCLK信号はプレーヤ200のクロック源とは独立のクロック源から生成され、OFDM変復調系に用いるのに十分な低ジッタのクロック信号である。
ここで、以下の点に注意する必要がある。コントローラ210はプレーヤ200からの受信に係る処理においては実質的にプレーヤ200をクロック源としている。一方、アダプタ220への送信に係る処理においてはそれとは独立のコントローラ210内部で生成したクロック信号を用いている。このため、両クロック間には周波数偏差が存在する。したがって、WS信号の周期に揺らぎがない場合であっても、WSR信号の周期は揺らぐことになる。
109は送信周波数変換部である。送信周波数変換部109はD/A変換部103が出力した中間周波数OFDM信号をバースト信号生成部104が出力するバースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数OFDM信号を生成する。送信周波数変換部109は生成した搬送波周波数OFDM信号を切換部105に出力する。
これら各部の動作の結果、アダプタ220への送信信号(TX)は実質的にプレーヤ200のクロックに同期したWS信号とその揺らぎも含めて略等しい周期のフレーム周期を有する信号となる。フレームは固定長部であるOFDM信号部(ガードインターバル部と有効シンボル部からなる)とWS信号又はWSR信号の揺らぎに応じて長さが増減する可変長部であるバースト信号部とで構成される。
次に、アダプタ220〜225の構成及びその動作を、図5及び図6を用いて説明する。図5はアダプタ220〜225のブロック図、図6はアダプタ220〜225の入出力及び内部信号のタイミング図である。
500はA/D変換部である。A/D変換部500は受信周波数変換部510が出力する中間周波数受信信号をアナログ/デジタル(A/D)変換してデジタル化された受信信号(RXD)を生成し、OFDM復調部501とタイミング信号生成部502に出力する。
501はOFDM復調部である。OFDM復調部501はA/D変換部500から入力されたRXD信号をタイミング信号生成部502が出力するシンボル同期信号(SS)を用いてシンボル同期を取得してOFDM復調し、データフレーム(図4)を取得する。OFDM復調部501は取得したデータフレームを再生同期信号(AS)とともに出力部504に出力する。AS信号はタイミング信号生成部502が出力するSS信号から生成され、その揺らぎも含めてSS信号と等しい周期を有する。OFDM復調部501はRX信号のあるフレームで受信したオーディオデータを当該フレームに対応するAS信号の周期で出力する。このとき、コントローラ210におけるSD0信号およびSD1信号、SD2信号の周期とWSR信号の周期の関係が、OFDM復調部501が出力するデータの周期とAS信号の周期というかたちで再現される。OFDM復調部501は取得したデータフレームをOFDM変調部505にも出力する。
502はタイミング信号生成部である。タイミング信号生成部502はA/D変換部500が出力したRXD信号に基づいてバーストゲート信号(BG)、SS信号、出力イネーブル信号(OE)を生成し、各々PLL部503、OFDM復調部501、D/A変換部506と切換部508に出力する。SS信号は、OFDM変復調系におけるシンボル同期方法として広く知られるように、RX信号とそれを有効シンボル長遅延させた信号(RXDD)との相関信号(RXDC)に基づいて生成することができる。SS信号はRXC信号のピークの検出により立ち上がり、1クロック後に立ち下がる。同様にBG信号とOE信号もRXDC信号に基づいて生成することができる。BG信号はRXDC信号のピークの検出により立ち上がり、所定の最短バースト信号長以下の期間Hレベルを保持した後、立ち下がる。なお、最短バースト信号長はプレーヤ200が出力する再生同期用データの出力の時間的な揺らぎ幅に基づいて決定することができる。OE信号はRXDC信号のピークの検出から所定時間(Δd)後に立ち上がり、OFDMシンボル長時間(Ts)経過した後、立ち下がる。Δdは少なくともRXD信号がOFDM復調部501にてOFDM復調されてからD/A変換部506に入力されるまでの長さを有する。
503はPLL部である。PLL部503はタイミング信号生成部502が出力するBG信号を窓信号としてコントローラ210又は上流に接続されたアダプタが出力したRX信号からバースト信号を抽出する。そして、位相ロックループ(PLL)によりそれと位相が同期した連続したバースト信号を生成する。PLL部503は生成したバースト信号を受信周波数変換部510とA/D変換部500、送信周波数変換部507、切換部508に出力する。また、PLL部503は生成したバースト信号を逓倍し、クロック信号(MCLK)を生成する。PLL部503は生成したMCLK信号をアダプタ各部に供給する。アダプタ各部はMCLK信号に同期して動作する。すなわち、アダプタ220〜225は動作クロックやOFDM変復調処理に係る周波数の同期(搬送波周波数同期、標本化周波数同期)にバースト信号を利用する。
504は出力部である。出力部504はOFDM復調部501から入力されたデータフレームから自チャンネルの音響データを抽出し、AS信号に基づいてD/A変換した後、増幅して音響信号を生成し、スピーカに出力する。このとき出力部504は正しい音響が得られるようにアダプタによるデータ到達時間差を補正して、すなわち、最もデータの到達が遅いアダプタに合わせて、音響信号の出力を遅延させる。また、このとき出力部504はAS信号を複数周期に亘ってその周期を平均化した信号を生成し、これに従って音響信号を出力してもよい。
505はOFDM変調部である。OFDM変調部102はデータフレーム生成部101から入力されたデータフレームをOFDM変調して有効シンボル部とガードインターバル部からなるOFDMシンボルデータを生成し、D/A変換部506に出力する。このときOFDM変調部505は1データフレームから1OFDMシンボルデータを生成する。
506はD/A変換部である。D/A変換部506はタイミング信号生成部502が出力するOE信号がHレベルのときにOFDM変調部505から入力されたOFDMシンボルデータをD/A変換して中間周波数OFDM信号を生成し、送信周波数変換部507に出力する。このときD/A変換部506は1OE信号H期間において1OFDMシンボルデータをD/A変換する。
507は送信周波数変換部である。送信周波数変換部507はD/A変換部506が出力した中間周波数OFDM信号をPLL部503が出力するバースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数OFDM信号を生成する。送信周波数変換部109は生成した搬送波周波数OFDM信号を切換部108に出力する。
508は切換部である。切換部508はタイミング信号生成部502が出力するOE信号がHレベルのとき、送信周波数変換部507が出力する搬送波周波数OFDM信号を伝送路に出力する。一方、切換部508はタイミング信号生成部502が出力するOE信号がLレベルのとき、PLL部503が出力するバースト信号を下流に接続されたアダプタへの伝送路に出力する。
510は受信周波数変換部である。受信周波数変換部510はコントローラ210又は上流に接続されたアダプタが出力した送信信号(RX)を受信し、PLL部503が出力するバースト信号を用いて中間周波数に変換して中間周波数受信信号を生成する。受信周波数変換部510は生成した中間周波数受信信号をA/D変換部500に出力する。
これら各部の動作の結果、下流に接続されたアダプタへの送信信号(TX)はコントローラ210又は上流に接続されたアダプタから受信した受信信号とその揺らぎも含めて等しい周期のフレーム周期を有し、同一の構成を有する信号となる。
本実施形態では、コントローラ210はWS信号1周期分のデータを1フレームで送信するものとして説明したが、WS信号のn周期分(ただしnは正の整数)のデータを1フレームで送信してもよい。この場合、WS信号n周期毎にその複数周期分の揺らぎに応じてバースト信号部の長さを増減させることで、WS信号の複数周期とフレーム周期をその揺らぎも含めて略一致させることができる。この場合、アダプタ220〜225の出力部504は、当該WS信号に対応するAS信号をn逓倍した信号、またはAS信号をn逓倍した信号を複数周期に亘って平均化した信号を生成し、これに従って音響信号を出力する。
また、WS信号1周期分のデータを複数フレームで送信してもよい。すなわち、WS信号のn分の1周期分のデータを1フレームで送信してもよい。この場合、WS信号1周期毎にその揺らぎに応じて、WS信号1周期分のデータを伝送する複数のフレームの少なくとも1つのフレームのバースト信号部の長さを増減させる。これにより、WS信号の周期とフレーム複数周期の長さをその揺らぎも含めて略一致させることができる。この場合、アダプタ220〜225の出力部504は、当該WS信号に対応するAS信号n周期分からなる信号、またはAS信号n周期分からなる信号を複数周期に亘って平均化したものに従って音響信号を出力する。
本実施形態では、WS信号の周期は音響信号の標本化周期と等しいものとして説明したが、WS信号の周期は音響信号の標本化周期のn倍又はn分の1(nは正の整数)であってもよい。この場合、アダプタ210〜225の出力部504はコントローラ200の多チャンネル音響デコーダ100の出力形式に応じた音響信号の出力処理を行う。例えば、WS信号の周期が音響信号のn倍である場合は当該WS信号に対応するAS信号をn逓倍した信号、またはAS信号をn逓倍したものを複数周期に亘って平均化した信号に従って音響信号を出力する。一方、WS信号の周期が音響データの標本化周期の1/n倍である場合は当該WS信号に対応するAS信号n周期分、またはAS信号n周期分からなる信号を複数周期に亘って平均化したものに従って音響信号を出力する。
本実施形態は、フレーム中にバースト信号を含むので、送受信装置間で動作クロックや変復調処理に係る周波数の同期が必要な場合に有用である。
また、本実施形態は、データの伝送において有意なデータを含む部分でないバースト信号部の長さを増減させるので、有意なデータを含む部分の長さを変化させることが困難である場合に有用である。
したがって、本実施形態は、OFDM変復調方式のように、送受信装置間で変復調処理に係る周波数の同期を要し、データの伝送において有意なデータを含む部分の長さを変化させることが困難である場合に有用である。OFDM変復調方式の場合、「有意なデータを含む部分」は、有効シンボルである。
本実施形態では、音響データを送信する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、映像データ(音響データを伴う場合も含む)や様々な計測データ等、定時性が要求されるストリーミングデータの伝送に広く応用することが可能である。
<実施形態2>
本発明の別の実施形態として、図2に示した5.1チャンネル音響システムにおいてコントローラ210とアダプタ220〜225の構成と動作が先の実施形態と異なる形態について説明する。
コントローラ210の構成及びその動作を、図7及び図8を用いて説明する。図7はコントローラ210のブロック図であり、図8はアダプタ220〜225の入出力及び内部信号のタイミング図である。
700は多チャンネル音響デコーダである。多チャンネル音響デコーダ100はプレーヤ200が出力したS/PDIF等の再生同期用データを含む多チャンネル音響データをデコードし、再生同期信号とチャンネル毎のPCM形式の音響データを生成する。再生同期信号はプレーヤ200が出力した再生同期用データ(S/PDIFの場合、プリアンブル)から生成され、音響信号の標本化周期と等しい周期を有する。多チャンネル音響デコーダ700は生成したチャンネル毎のPCM形式の音響データを再生同期信号とともに再生同期信号1周期につき1標本化点ずつデータフレーム生成部701に出力する。再生同期信号はタイミング信号生成部706にも出力される。
多チャンネル音響デコーダ700の出力インターフェースにはI2Sを準用することができる。図3のI2SX4は多チャンネル音響デコーダ700の出力信号である。SCK、WSは各々I2Sのシリアルクロック(SCK)、ワードセレクト(WS)に相当する。SD0〜SD2は各々シリアルデータ(SD)に相当し、SD0にはCチャンネルとSWチャンネル、SD1にはFRチャンネルとFLチャンネル、SD2にはRRチャンネルとRLチャンネルのデータが出力される。この場合、WS信号が再生同期信号に相当する。
ここで注意しなければならないのは、再生同期信号はプレーヤ200が出力した多チャンネル音響データ中の再生同期用データから生成されるので、再生同期用データの出力に時間的な揺らぎがあると、再生同期信号の周期も揺らぐことである。
701はデータフレーム生成部である。データフレーム生成部701は多チャンネル音響デコーダ700から入力されたI2SX4信号からWS信号1周期毎に図4に示す構成のデータフレームを生成する。図中、C、FR、FL、RR、RL、SWと記された領域は各々Cチャンネル、FRチャンネル、FLチャンネル、RRチャンネル、RLチャンネル、SWチャンネルのデータ領域である。また、コマンドと記された領域にはアダプタ220〜225に対するコマンドが配される。データフレーム生成部701は生成したデータフレームをOFDM変調部702に出力する。
702はOFDM変調部である。OFDM変調部702はデータフレーム生成部701から入力されたデータフレームを直交周波数分割多重(OFDM)変調して有効シンボル部とガードインターバル部からなるOFDMシンボルデータを生成し、調整データ付加部708に出力する。このときOFDM変調部702は1データフレームから1OFDMシンボルデータを生成する。
703はD/A変換部である。D/A変換部703はクロック信号生成部707が出力するクロック信号(MCLK)に同期して動作する。D/A変換部703はタイミング信号生成部706が出力する出力イネーブル信号(OE)がH(High)レベルのときに調整データ付加部708から入力されたデータをデジタル/アナログ(D/A)変換して送信周波数変換部709に出力する。このときD/A変換部703は1OE信号H期間において1調整データの付加されたOFDMシンボルデータをD/A変換する。
704はバースト信号生成部である。バースト信号生成部704はクロック信号生成部707が出力するMCLK信号に同期して動作する。バースト信号生成部704はクロック信号生成部707が出力するMCLK信号を分周した後、フィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有する正弦波信号(以下「バースト信号」という。)を生成し、送信周波数変換部709と切換部705に出力する。
705は切換部である。切換部705はタイミング信号生成部706が出力するOE信号がHレベルのとき、送信周波数変換部709が出力する信号をアダプタ220への伝送路に出力する。一方、切換部705はタイミング信号生成部706が出力するOE信号がL(Low)レベルのとき、バースト信号生成部704が出力するバースト信号をアダプタ220への伝送路に出力する。
706はタイミング信号生成部である。タイミング信号生成部706はクロック信号生成部707が出力するMCLK信号に同期して動作する。タイミング信号生成部706は多チャンネル音響デコーダ700が出力したWS信号をクロック信号生成部707が出力するMCLK信号でリクロックしてWSR信号を生成する。タイミング信号生成部706は生成したWSR信号を調整データ付加部708に出力する。また、タイミング信号生成部706はWSR信号の立ち上がりから所定時間(Δd)経過した後、立ち下がり、所定のバースト信号時間長経過した後に立ち上がるOE信号を生成し、D/A変換部703と切換部705に出力する。所定のバースト信号時間長はTbで示されている。ここで、Δdは多チャンネル音響デコーダ100があるWS信号周期で出力したオーディオデータを、当該WS信号に対応するWSR信号の周期で送信(TX)信号として出力できるように決定する。Δdは少なくとも音響データが多チャンネル音響デコーダ700から出力を開始されてからD/A変換部703に入力されるまでに要する時間からバースト信号長を減じた長さを有する。図8において、SD0、SD1、SD2信号のCi、SWi、FRi、FLi、RRi、RLi(iは整数)と、TX信号のGIjおよび有効シンボルj(jは整数)に着目されたい。ここで、添え字iと添え字jが一致しているとき、それらは同一のオーディオデータに基づくデータまたは信号であることを示す。すなわち、例えば、SD0、SD1、SD2信号のC1、SW1、FR1、FL1、RR1、RL1はTX信号GI1および有効シンボル1として出力される。また、以降の図面においても同一のオーディオデータに基づくデータまたは信号は添え字を用いて同様に表記する。
707はクロック信号生成部である。クロック信号生成部707はMCLK信号を生成し、D/A変換部703とバースト信号生成部704、タイミング信号生成部706、調整データ付加部708に出力する。MCLK信号はプレーヤ200のクロック源とは独立のクロック源から生成され、OFDM変復調系に用いるに十分な低ジッタのクロック信号である。
ここで、以下の点に注意する必要がある。コントローラ210はプレーヤ200からの受信に係る処理においては実質的にプレーヤ200をクロック源としている。一方、アダプタ220への送信にかかる処理においてはコントローラ210内部で生成したクロック信号を用いている。このため、両クロック間には周波数偏差が存在する。したがって、WS信号の周期に揺らぎがない場合であっても、WSR信号の周期は揺らぐことになる。
708は調整データ付加部である。調整データ付加部708はOFDM変調部702から入力されたOFDMシンボルデータにタイミング信号生成部706が出力したWSR信号の周期の揺らぎに応じた長さの調整データを付加し、D/A変換部703に出力する。調整データはWSR信号の立ち上がり毎に計測して得られたその周期の増減量に応じた長さを有する。例えば、図8のフレーム3においては、WSR信号の周期の増分Tf3−Tf2だけ調整データの長さを増加させる。この結果、調整データの増分Tg3−Tg2はTf3−Tf2と等しくなる。WSR信号の周期の増減量はその周期の長さをクロック信号生成部707が出力するMCLK信号を用いてカウントし、当該周期のカウント値とその直前の周期のカウント値を比較することにより求める。なお、調整データの最短長はWSR信号が最短周期となった場合でも0以上となるように決定される。
調整データは、有効シンボルの前部と同じデータを用い、有効シンボルの後方に付加すると(図9)、OFDM復調時のシンボル同期誤差による復調誤りの低減に有効である。本実施形態では、以下特に断りがない限り、調整データは、有効シンボルの前部と同じデータが用いられ、有効シンボルの後方に付加されているものとして説明する。
709は送信周波数変換部である。送信周波数変換部709はD/A変換部703が出力した信号をバースト信号生成部704が出力するバースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、切換部705に出力する。
これら各部の動作の結果、アダプタ220への送信信号(TX)は実質的にプレーヤ200のクロックに同期したWS信号とその揺らぎも含めて略等しい周期のフレーム周期を有する信号となる。フレームは固定長のバースト信号部とOFDM信号部(ガードインターバル部と有効シンボル部からなる)とWS信号の揺らぎに応じて長さが増減する調整データ部からなる。
アダプタ220〜225の構成及びその動作を、図10及び図11を用いて説明する。図10はアダプタ220〜225のブロック図、図11はアダプタ220〜225の入出力及び内部信号のタイミング図である。
1000はA/D変換部である。A/D変換部は受信周波数変換部1010が出力する中間周波数受信信号をアナログ/デジタル(A/D)変換してデジタル化された受信信号(RXD)を生成し、OFDM復調部1001とタイミング信号生成部1002に出力する。
1001はOFDM復調部である。OFDM復調部1001はA/D変換部1000から入力されたRXD信号をタイミング信号生成部1002が出力するシンボル同期信号(SS)を用いてシンボル同期を取得してOFDM復調し、データフレーム(図4)を取得する。なお、SS信号の立ち上がりは一般的なOFDM変復調系のようにRXD信号のガードインターバル開始時ではないが、バースト信号長が固定長であるので、SS信号を用いてシンボル同期を取得することが可能である。OFDM復調部1001は取得したデータフレームを再生同期信号(AS)とともに出力部1004に出力する。AS信号はタイミング信号生成部1002が出力するSS信号から生成され、その揺らぎも含めてSS信号と等しい周期を有する。OFDM復調部1001はRX信号のあるフレームで受信したオーディオデータを当該フレームに対応するAS信号の周期で出力する。このとき、コントローラ210におけるSD0信号およびSD1信号、SD2信号の周期とWSR信号の周期の関係が、OFDM復調部1001が出力するデータの周期とAS信号の周期というかたちで再現される。OFDM復調部1001は取得したデータフレームをOFDM変調部1005にも出力する。
1002はタイミング信号生成部である。タイミング信号生成部1002はA/D変換部1000が出力したRXD信号に基づいてバーストゲート信号(BG)、SS信号、出力イネーブル信号(OE)を生成する。これらの信号は各々PLL部1003、OFDM復調部1001と調整データ付加部1009、D/A変換部1006と切換部1008に出力される。SS信号は、OFDM変復調系におけるシンボル同期方法として広く知られるように、RX信号とそれを有効シンボル長遅延させた信号(RXDD)との相関信号(RXDC)に基づいて生成することができる。その際、フレームの区切りにおいてRXDC信号にピークを得ることが有効であるが、そのために、例えば、特許第3807878号公報に開示されている技術を用いることできる。SS信号はRXDC信号のピークの検出により立ち上がり、1クロック後に立ち下がる。同様にBG信号とOE信号もRXDC信号に基づいて生成することができる。BG信号はRXDC信号のピークの検出により立ち上がり、バースト信号期間終了までHレベルを保持した後、立ち下がる。バースト信号長は固定長である。OE信号はRXDC信号のピークを検出してから、所定時間(Δd)後に立ち下がり、バースト信号時間長(Tb)経過した後、立ち上がる。ΔdはRX信号のあるフレームで受信した音響データを当該フレームに対応する周期のフレームでTX信号として出力できるように決定される。Δdは少なくともバースト信号長に加え、RXD信号がOFDM復調部1001に入力されてからD/A変換部1006に入力されるまでの長さを有する。例えば、RX信号のGI1、有効シンボル1はTX信号のGI1および有効シンボル1として出力される。なお、図25はあくまで模式的な図であり、RXDC信号はピーク位置を除き実際の信号波形とは異なることに留意されたい。
1003はPLL部である。PLL部1003はタイミング信号生成部1002が出力するBG信号を窓信号としてコントローラ210又は上流に接続されたアダプタが出力したRX信号からバースト信号を抽出する。そして、位相ロックループ(PLL)によりそれと位相が同期した連続したバースト信号を生成する。PLL部1003は生成したバースト信号を受信周波数変換部1010とA/D変換部1000、送信周波数変換部1007、切換部1008に出力する。また、PLL部1003は生成したバースト信号を逓倍し、クロック信号(MCLK)を生成する。PLL部1003は生成したMCLK信号をアダプタ各部に供給する。アダプタ各部はMCLK信号に同期して動作する。すなわち、アダプタ220〜225は動作クロックやOFDM変復調処理にかかる周波数の同期(搬送波周波数同期、標本化周波数同期)にバースト信号を利用している。
1004は出力部である。出力部1004はOFDM復調部1001から入力されたデータフレームから自チャンネルの音響データを抽出し、AS信号に基づいてD/A変換した後、増幅して音響信号を生成し、スピーカに出力する。このとき出力部1004は正しい音響が得られるようにアダプタによるデータ到達時間差を補正して、すなわち、最もデータの到達が遅いアダプタに合わせて、音響信号の出力を遅延させる。また、このとき出力部1004はAS信号を複数周期に亘ってその周期を平均化した信号を生成し、これに従って音響信号を出力してもよい。
1005はOFDM変調部である。OFDM変調部102はデータフレーム生成部101から入力されたデータフレームをOFDM変調して有効シンボル部とガードインターバル部からなるOFDMシンボルデータを生成し、調整データ付加部1009に出力する。このときOFDM変調部1005は1データフレームから1OFDMシンボルデータを生成する。
1006はD/A変換部である。D/A変換部1006はPLL部1003が出力するクロック信号(MCLK)に同期して動作する。D/A変換部1006はタイミング信号生成部1002が出力する出力イネーブル信号(OE)がH(High)レベルのときに調整データ付加部1009から入力されたデータをD/A変換して送信周波数変換部1007に出力する。このときD/A変換部506は1OE信号H期間において1調整データの付加されたOFDMシンボルデータをD/A変換する。
1007は送信周波数変換部である。送信周波数変換部1007はD/A変換部1006が出力した信号をPLL部1003が出力するバースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、切換部1008に出力する。
1008は切換部である。切換部1008はタイミング信号生成部1002が出力するOE信号がHレベルのとき、送信周波数変換部1007が出力する信号をアダプタ220への伝送路に出力する。一方、切換部1008はタイミング信号生成部1002が出力するOE信号がL(Low)レベルのとき、PLL部1003が出力するバースト信号をアダプタ220への伝送路に出力する。
1009は調整データ付加部である。調整データ付加部1009はOFDM変調部1005から入力されたOFDMシンボルデータにタイミング信号生成部1002が出力したSS信号の周期の揺らぎに応じた長さの調整データを付加し、D/A変換部1006に出力する。調整データはSS信号の立ち上がり毎に計測して得られたその周期の増減量に応じた長さを有する。例えば、図11において、フレーム1においては、SS信号の周期の増分Tf1−Tf0だけ調整データの長さを増加させる。この結果、調整データの増分Tg1−Tg0はTf1−Tf1と等しくなる。SS信号の周期の増減量はその周期の長さをPLL部1003が出力するMCLK信号を用いてカウントし、当該周期のカウント値とその直前の周期のカウント値を比較することにより求める。なお、調整データの最短長はSS信号が最短周期となった場合でも0以上となるように決定される。
1010は受信周波数変換部である。受信周波数変換部1010はコントローラ210又は上流に接続されたアダプタが出力した送信信号(RX)を受信し、PLL部1003が出力するバースト信号を用いて中間周波数に変換して中間周波数受信信号を生成する。受信周波数変換部1010は生成した中間周波数受信信号をA/D変換部1000に出力する。
これら各部の動作の結果、下流に接続されたアダプタへの送信信号(TX)はコントローラ210又は上流に接続されたアダプタから受信した受信信号とその揺らぎも含めて等しい周期のフレーム周期を有し、同一の構成を有する信号となる。
本実施形態では、コントローラ210はWS信号1周期分のデータを1フレームで送信するものとして説明したが、WS信号複数周期分のデータを1フレームで送信してもよい。この場合、WS信号複数周期毎にその複数周期分の揺らぎに応じて調整データ部の長さを増減させることで、WS信号の複数周期とフレーム周期をその揺らぎも含めて略一致させる。この場合、アダプタ220〜225の出力部504は、当該WS信号に対応するAS信号をn逓倍した信号、またはAS信号をn逓倍した信号を複数周期に亘って平均化した信号を生成し、これに従って音響信号を出力する。
また、WS信号1周期分のデータを複数フレームで送信してもよい。この場合、WS信号1周期毎にその揺らぎに応じて、WS信号1周期分のデータを伝送する複数のフレームの少なくとも1つのフレームの調整データ部の長さを増減させることで、WS信号の周期とフレーム複数周期の長さをその揺らぎも含めて略一致させる。この場合、アダプタ220〜225の出力部504は、当該WS信号に対応するAS信号n周期分からなる信号、またはAS信号n周期分からなる信号を複数周期に亘って平均化したものに従って音響信号を出力する。
本実施形態では、WS信号の周期は音響信号の標本化周期と等しいものとして説明したが、WS信号の周期は音響信号の標本化周期のn倍又はn分の1(nは正の整数)であってもよい。この場合、アダプタ210〜225の出力部504はコントローラ200の多チャンネル音響デコーダ100の出力形式に応じた音響信号の出力処理を行う。例えば、WS信号の周期が音響信号のn倍である場合は当該WS信号に対応するAS信号をn逓倍した信号、またはAS信号をn逓倍したものを複数周期に亘って平均化した信号に従って音響信号を出力する。一方、WS信号の周期が音響データの標本化周期の1/n倍である場合は当該WS信号に対応するAS信号n周期分、またはAS信号n周期分からなる信号を複数周期に亘って平均化したものに従って音響信号を出力する。
本実施形態では、調整データは、有効シンボル前部と同じデータを用い、有効シンボル後方に付加したが、調整データは任意のデータ又はヌルデータ(無信号)でもよく、任意の場所に挿入することができる。例えば、ガードインターバルの前方に付加し、ガードインターバルの一部として機能するようにしてもよい。この場合、実質的に、WS信号の揺らぎに応じてガードインターバル長が増減するのと同じである。
本実施形態は、フレーム中にバースト信号を含むので、送受信装置間で動作クロックや変復調処理に係る周波数の同期が必要な場合に有用である。
また、本実施形態は、データの伝送において有意なデータを含む部分とは別に有意なデータを含まない部分を設け、その長さを増減させるので、有意なデータを含む部分の長さを変化させることが困難である場合に有用である。
したがって、本実施形態は、OFDM変復調方式のように、送受信装置間で変復調処理に係る周波数の同期を要し、データの伝送において有意なデータを含む部分の長さを変化させることが困難である場合に有用である。OFDM変復調方式の場合、「有意なデータを含む部分」は、有効シンボルである。
本実施形態では、音響データを送信する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、映像データ(音響データを伴う場合も含む)や様々な計測データ等、定時性が要求されるストリーミングデータの伝送に広く応用することが可能である。また、実施形態1及び2においては、コントローラ210、アダプタ220〜225はデイジーチェーン形式にてケーブルで接続されているものとして、説明してきた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、各機器はバス形式で接続されていてもよい。この場合、アダプタ220〜225における当該アダプタの下流に接続されたアダプタへの送信処理は不要となる。また、出力部504、1004による、アダプタによるデータ到達時間差の補正処理も不要となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するプログラムを、システム又は装置に直接又は遠隔から供給し、そのシステム又は装置に含まれるコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
したがって、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページからダウンロードしてもよい。すなわち、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードする形態も考えられる。つまり、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
実施形態1におけるコントローラの構成を示すブロック図。 実施形態における5.1チャンネル音響システムの構成を示すブロック図。 実施形態1におけるコントローラの入出力及び内部信号のタイミング図。 実施形態1において生成されるデータフレームの構成例を示す図。 実施形態1におけるアダプタの構成を示すブロック図。 実施形態1におけるアダプタの入出力及び内部信号のタイミング図。 実施形態2におけるコントローラの構成を示すブロック図。 実施形態2におけるコントローラの入出力及び内部信号のタイミング図。 実施形態2における調整データを説明する図。 実施形態2におけるアダプタの構成を示すブロック図。 実施形態2におけるアダプタの入出力及び内部信号のタイミング図。
符号の説明
100 多チャンネル音響デコーダ
101 データフレーム生成部
102 OFDM変調部
103 D/A変換部
104 バースト信号生成部
105 切換部
106 タイミング信号生成部
107 クロック信号生成部
109 送信周波数変換部

Claims (16)

  1. 所定周期でデータを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたデータの前記所定周期に対する揺らぎに応じて長さが変化する可変長部と、前記所定周期のn周期分又はn分の1周期分(ただしnは正の整数)のデータを含む固定長部とからなるフレームで構成される送信信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記送信信号を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記入力手段は、第1クロックに基づく第1周期でデータを入力し、
    前記第1周期を前記第2クロックでリクロックすることで第2周期の信号を生成するクロック信号生成手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記入力手段により入力されたデータの前記第2周期に対する揺らぎに応じて長さが変化する可変長部と、前記第1周期のn周期分又はn分の1周期分(ただしnは正の整数)のデータを含む固定長部とからなるフレームで構成される送信信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記可変長部は、前記所定周期で入力されるデータの伝送において有意のデータからなる信号を含まないことを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。
  4. 前記固定長部に含まれるデータは、直交周波数分割多重方式で変調されたデータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の送信装置。
  5. 前記可変長部は、前記固定長部に含まれるデータの有効シンボル又はそのガードインターバルに隣接して配置されることを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  6. 送信装置によるデータの送信方法であって、
    所定周期でデータを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力されたデータの前記所定周期に対する揺らぎに応じて長さが変化する可変長部と、前記所定周期のn周期分又はn分の1周期分(ただしnは正の整数)のデータを含む固定長部とからなるフレームで構成される送信信号を生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成された前記送信信号を送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする送信方法。
  7. コンピュータを請求項1乃至5のいずれか1項に記載の送信装置として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータを請求項1乃至5のいずれか1項に記載の送信装置として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 第1クロック信号に基づく第1同期信号及びメディアデータを入力してデコードするデコーダと、
    前記デコーダでデコードされた前記第1同期信号に基づく周期毎のデータフレームを生成するデータフレーム生成部と、
    前記データフレーム生成部で生成された前記データフレームを変調してシンボルデータを生成する変調部と、
    前記第1クロック信号とは独立の第2クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
    前記デコーダでデコードされた前記第1同期信号を、前記クロック信号生成部で生成された前記第2クロック信号でリクロックして第2同期信号を生成するとともに、生成した前記第2同期信号の立ち上がりから所定時間経過した後に立ち上がり前記変調部で生成された前記シンボルデータの時間長経過した後に立ち下がる出力イネーブル信号を生成するタイミング信号生成部と、
    前記タイミング信号生成部で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのときに、前記変調部で生成された前記シンボルデータをD/A変換して中間周波数信号を生成するD/A変換部と、
    前記クロック信号生成部で生成された前記第2クロック信号を分周しフィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有するバースト信号を生成するバースト信号生成部と、
    前記D/A変換部で生成された前記中間周波数信号を、前記バースト信号生成部で生成された前記バースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数信号を生成する送信周波数変換部と、
    前記タイミング信号生成部で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのとき、前記送信周波数変換部で生成された前記搬送波周波数信号を伝送路に出力する一方、前記出力イネーブル信号がLレベルのとき、前記バースト信号生成部で生成された前記バースト信号を伝送路に出力する切換部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  10. 前記所定時間は、前記メディアデータが前記デコーダから出力されてから前記D/A変換部に入力されるまでに要する時間と等しい長さを有することを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
  11. 第1クロック信号に基づく第1同期信号及びメディアデータを入力してデコードするデコーダと、
    前記デコーダでデコードされた前記第1同期信号に基づく周期毎のデータフレームを生成するデータフレーム生成部と、
    前記データフレーム生成部で生成された前記データフレームを変調してシンボルデータを生成する変調部と、
    前記第1クロック信号とは独立の第2クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
    前記クロック信号生成部で生成された前記第2クロック信号を分周しフィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有するバースト信号を生成するバースト信号生成部と、
    前記デコーダでデコードされた前記第1同期信号を、前記クロック信号生成部で生成された前記第2クロック信号でリクロックして第2同期信号を生成するとともに、生成した前記第2同期信号の立ち上がりから所定時間経過した後に立ち下がり所定のバースト信号時間長経過した後に立ち上がる出力イネーブル信号を生成するタイミング信号生成部と、
    前記変調部で生成された前記シンボルデータに、前記タイミング信号生成部で生成された前記第2同期信号の周期の揺らぎに応じた長さの調整データを付加する調整データ付加部と、
    前記タイミング信号生成部で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのときに、前記調整データ付加部で前記調整データが付加されたシンボルデータをD/A変換して中間周波数信号を生成するD/A変換部と、
    前記D/A変換部で生成された前記中間周波数信号を、前記バースト信号生成部で生成された前記バースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数信号を生成する送信周波数変換部と、
    前記タイミング信号生成部で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのとき、前記送信周波数変換部で生成された前記搬送波周波数信号を伝送路に出力する一方、前記出力イネーブル信号がLレベルのとき、前記バースト信号生成部で生成された前記バースト信号を伝送路に出力する切換部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  12. 前記所定のバースト信号時間長は、前記メディアデータが前記デコーダから出力されてから前記D/A変換部に入力されるまでに要する時間から、前記バースト信号生成部で生成された前記バースト信号の時間長を減じた長さを有することを特徴とする請求項11に記載の送信装置。
  13. 第1クロック信号に基づく第1同期信号及びメディアデータを入力してデコードするデコード工程と、
    デコードされた前記第1同期信号に基づく周期毎のデータフレームを生成するデータフレーム生成工程と、
    生成された前記データフレームを変調してシンボルデータを生成する変調工程と、
    前記第1クロック信号とは独立の第2クロック信号を生成するクロック信号生成工程と、
    前記デコード工程でデコードされた前記第1同期信号を、前記クロック信号生成工程で生成された前記第2クロック信号でリクロックして第2同期信号を生成するとともに、生成した前記第2同期信号の立ち上がりから所定時間経過した後に立ち上がり前記変調工程で生成された前記シンボルデータの時間長経過した後に立ち下がる出力イネーブル信号を生成するタイミング信号生成工程と、
    生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのときに、前記変調工程で生成された前記シンボルデータをD/A変換して中間周波数信号を生成するD/A変換工程と、
    前記クロック信号生成工程で生成された前記第2クロック信号を分周しフィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有するバースト信号を生成するバースト信号生成工程と、
    前記D/A変換工程で生成された前記中間周波数信号を、前記バースト信号生成工程で生成された前記バースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数信号を生成する送信周波数変換工程と、
    前記タイミング信号生成工程で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのとき、前記送信周波数変換工程で生成された前記搬送波周波数信号を伝送路に出力する一方、前記出力イネーブル信号がLレベルのとき、前記バースト信号生成工程で生成された前記バースト信号を伝送路に出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする送信方法。
  14. 第1クロック信号に基づく第1同期信号及びメディアデータを入力してデコードするデコード工程と、
    デコードされた前記第1同期信号に基づく周期毎のデータフレームを生成するデータフレーム生成工程と、
    生成された前記データフレームを変調してシンボルデータを生成する変調工程と、
    前記第1クロック信号とは独立の第2クロック信号を生成するクロック信号生成工程と、
    生成された前記第2クロック信号を分周しフィルタリングして搬送波周波数と等しい周波数を有するバースト信号を生成するバースト信号生成工程と、
    前記デコード工程でデコードされた前記第1同期信号を、前記クロック信号生成工程で生成された前記第2クロック信号でリクロックして第2同期信号を生成するとともに、生成した前記第2同期信号の立ち上がりから所定時間経過した後に立ち下がり所定のバースト信号時間長経過した後に立ち上がる出力イネーブル信号を生成するタイミング信号生成工程と、
    前記変調工程で生成された前記シンボルデータに、前記タイミング信号生成工程で生成された前記第2同期信号の周期の揺らぎに応じた長さの調整データを付加する調整データ付加工程と、
    前記タイミング信号生成工程で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのときに、前記調整データ付加工程で前記調整データが付加されたシンボルデータをD/A変換して中間周波数信号を生成するD/A変換工程と、
    生成された前記中間周波数信号を、前記バースト信号生成工程で生成された前記バースト信号を用いて搬送波周波数に変換し、搬送波周波数信号を生成する送信周波数変換工程と、
    前記タイミング信号生成工程で生成された前記出力イネーブル信号がHレベルのとき、前記送信周波数変換工程で生成された前記搬送波周波数信号を伝送路に出力する一方、前記出力イネーブル信号がLレベルのとき、前記バースト信号生成工程で生成された前記バースト信号を伝送路に出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする送信方法。
  15. コンピュータを請求項9乃至12のいずれか1項に記載の送信装置として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを請求項9乃至12のいずれか1項に記載の送信装置として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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