JP2009272379A - 電子機器用耐震装置および耐震機構 - Google Patents

電子機器用耐震装置および耐震機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2009272379A
JP2009272379A JP2008119834A JP2008119834A JP2009272379A JP 2009272379 A JP2009272379 A JP 2009272379A JP 2008119834 A JP2008119834 A JP 2008119834A JP 2008119834 A JP2008119834 A JP 2008119834A JP 2009272379 A JP2009272379 A JP 2009272379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic
electronic device
earthquake
bearing member
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008119834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4917070B2 (ja
Inventor
Takaei Yokozawa
貴永 横沢
Motohito Takemae
元仁 竹前
Fuminobu Iwasaki
史宣 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008119834A priority Critical patent/JP4917070B2/ja
Publication of JP2009272379A publication Critical patent/JP2009272379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4917070B2 publication Critical patent/JP4917070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】耐震のために、電子機器を床面に固定する大規模な接地工事を要することのない、耐震装置を提供する。
【解決手段】耐震装置1は、電子機器2をその底面4において支承するベアリング部材10を有する。この部材10は回転自在である。該部材10はさらに、その下端面12において、3本の脚部材20により床面3上に支承される。地震による横滑りで脚部材20が固定枠31に衝突すると、そのエネルギーは、ベアリング部材10を回転させるエネルギーに転換されて減殺される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器を地震による倒壊等から保護するための耐震装置ならびに耐震機構に関する。
電子機器、例えばコンピュータ装置は産業界等における基幹機器となっており、瞬時といえどもその障害による影響は多大なものとなっている。その障害発生の要因の1つとして地震があり、種々の耐震手法が提案されている。
その耐震手法の典型例は、電子機器の完全固定である。すなわち電子機器を、この電子機器が設置される床面の多数箇所に対し、ボルト等の締結部材によって強固に固定する、という手法である。
なお後述する本発明に関連する公知技術としては、例えば下記の〔特許文献1〕〜〔特許文献4〕等がある。
実開平3−75572号公報 特開昭54−63615号公報 登録実用新案第3044013号公報 特開平6−45767号公報
上述した耐震手法の典型例によると、上記の締結部材を導入するために、床面に穴開けを行う等の工事が必要となる。このため、電子機器の設置のために多大な時間と費用がかかるという問題がある。特に、コンピュータ装置等の電子機器はその機能の高度化に伴って益々大型化しており、その問題は一層顕著となっている。
本明細書で開示する電子機器の耐震装置は、電子機器の底面を支持するベアリング部材と、このベアリング部材を床面上に支える複数の脚部材とを有する。
地震の発生時に電子機器が横滑りしたとき、上記複数の脚部材のいずれかが、当該電子機器の周辺に予め設けられた固定枠に衝突する。
この衝突後も、電子機器はなおも慣性にて横滑りしようとする。しかし、上記の脚部材は上記固定枠に当接してそれ以上横滑りできない。そうすると今後は、その当接脚部材を支点として上記のベアリング部材が回転し始める。この回転力は、上記の衝突エネルギーによるものである。この結果、上記衝突エネルギーはこのベアリング部材の回転によってゆっくりと吸収され、電子機器の横滑りをゆっくりと抑え込むことになる。
本明細書にて開示する上記の耐震装置は、上記のベアリング部材を回転させる際に、上記当接脚部材が、その回転の支点となるような固定枠、すなわちこの当接脚部材の横滑りを単に阻止するための固定枠があればよい。この固定枠は、床面上に形成された単なる土手状の突起であって、重量物を支えるためのものではないから、簡単な施工で短時間かつ安価に形成できる。
かくして、電子機器を床面に強固に固定するための工事に要する多大な時間と費用が節約できることになる。
図1は一実施例による耐震装置1を示す斜視図である。本図において、参照番号10はベアリング部材であり、20は複数の脚部材である。本図の例では、3本の脚部材20のうち2本を示す。もう1本は、ベアリング部材10の陰に隠れて図示されていない。耐震装置1が安定に自立して電子機器の底面を支承するには、少なくとも3本の脚部材20が必要である。
このように本図に示す耐震装置1は、
(i)電子機器(図3の2参照)の底面を、上端面11において回転自在に支承するベアリング部材10および(ii)それぞれが、一端21においてベアリング部材10の下端面12を支承すると共に他端22において床面3に接地する、少なくとも3本の脚部材、を有する。
図2は図1に示す装置1の平面図(上から見た図)であり、耐震装置1の安定な自立のためには、上述した少なくとも3本の脚部材20の各他端22は、好ましくは隣接相互間で等間隔(これに限定されない)をもって、床面3に向かって放射状に広がるように配置するのが望ましい。
なお、複数組の耐震装置1がそれぞれ、電子機器2の底面(図4の4参照)を支承するために、各装置1の上端面11は、該底面(4)に固着される必要がある。この固着には、接着材による接着でもよいし、あるいは溶接による接合でもよい。
上記の図1および図2に示した耐震装置1を基本要素として、耐震機構を構成することができる。図3は、耐震装置1を用いた耐震機構30を示す図である。また図4は、電子機器2の底面側が見やすいように図3の構造を上下逆転させかつ拡大して示す図である。
図3および4において、参照番号2は電子機器を示す。ただし簡略のためにその筐体だけを図に表す。図4に表す電子機器2の底面4には、複数組の耐震装置1が固定される。
この図4の状態を上下逆転して正立させた図3の状態(通常使用状態)では、底面4に固定されたこれら複数組の耐震装置1と、床面3に設けられた固定枠31と、によって耐震機構30が構成される。
地震が発生したとき、電子機器2が複数組の耐震装置1に乗って横滑りし水平方向に移動する。しかしいずれかの組の装置1が有するいずれかの脚部材20が、その固定枠31に衝突し、この衝突によってその移動は抑止される。このときの衝突エネルギーは、当該脚部材20を介してベアリング部材10を回転させる回転エネルギーに転換されて吸収される。
要約すると、本明細書で開示する電子機器用耐震機構30は、電子機器2の底面4側に付加される耐震機構であって、この底面4に結合する少なくとも3組(図4では4組)の耐震装置1を備えている。
そしてその各組は、電子機器2の底面4を上端面11において回転自在に支承するベアリング部材10と、少なくとも3本の脚部材20と、を有する。これらの脚部材20はそれぞれが、一端21においてベアリング部材10の下端面12を支承すると共に他端22において床面3に接地する。
そしてこの耐震機構30は、電子機器2の周辺の床面3上に固定されて電子機器2の横滑りによる移動を制限する固定枠31をさらに備えており、床面3の振動時には、少なくとも3組(図4では4組)の耐震装置1のいずれかがこの固定枠31に当接する。
このように、本明細書で開示する電子機器2の耐震のための方法は、床面3の振動時に、少なくとも1組の耐震装置1が有する脚部材20が、固定枠31に衝突した際の衝突エネルギーを、当該耐震装置1のベアリング部材10を回転させることによって吸収させるようにした耐震方法である。以下、これらベアリング部材10と脚部材20の具体例を説明する。
図5は脚部材20の一具体例を示す斜視図である。本図の例では、脚部材20として、その長さ方向に伸縮する伸縮ダンパー(23)を備える。
地震による電子機器2の略垂直方向の振動エネルギーも吸収するのが望ましい。このために、さらに好適には伸縮ダンパーを導入する。図5の例では油圧式ダンパー23aを用いている。
図6は図5に示す脚部材20の1つを取り出しかつ拡大して示す分解斜視図である。油圧式ダンパー23aの下端(22)には、後に詳述する摩擦部材40が取り付けられる。一方その上端(21)側には、取付金具24が設けられている。この取付金具24は、ベアリング部材10の下端面12に脚部材20の一端21を固定するための金具である。この固定は、溶接でも、ボルト締めでもよい。取付金具24が全体に三角形をなしその取付面が傾斜しているのは、脚部材20が、ベアリング部材10の下端面12より床面3に向かって放射状に(斜めに)伸びるようにする(図2参照)ためである。
図7は脚部材20の別の例を示す分解斜視図である。上述の図6と異なるのは、伸縮ダンパー23として、スパイラルバネによるバネ式ダンパー23bを用いたことである。
上記の脚部材20と一体になって耐震装置1を形成する上述のベアリング部材10についても以下に一例を示しておく。
図8は、ベアリング部材10の一具体例を示す斜視図である。本図は、前述した図5における脚部材20をベアリング部材10の下端面12から取り外した状態で、このベアリング部材10全体を上方に引き上げたときの様子を示す。本図では、円盤型の軸受けリングを2段上下に積層した例を示している。この図8と同様に、バネ式ダンパー23bを用いた場合のベアリング部材10の具体例を図9に示す。
ここで再び図5および図6に戻ると、脚部材20に摩擦部材40が付加されている。このように、各脚部材20の他端22に、床面3との間に摩擦抵抗を生じさせる摩擦部材40を備えるのが好ましい。この摩擦部材40は、剛体球41とすることができ、具体例としては、この剛体球41は、金属球又はセラミック球である。本図では鉄球を示している。
地震による電子機器2の水平方向の振動エネルギーも、上記固定枠31との衝突前に予め減殺しておくことも有効である。このために上記摩擦部材40を導入する。上記の鉄球(41)は好適例であり、上記振動エネルギーを一部、床面3との摩擦エネルギーに転換して減殺する。
図6においてさらに詳しくは、鉄球(41)を他端22に取り付けるためのU字型金具42と、締結用ピン43が用いられる。まず、U字型金具42を鉄球(41)の溝43の中に差し込み、その後、締結用ピン43を、各孔45および46の中に貫通させ、摩擦部材40とする。
床面3との間に摩擦を生じさせる上記の摩擦部材40としては、鉄球の他に、金属平板とすることもできる。図10の参照番号47が、その金属平板である。
上述した耐震装置1には、前述のとおり、地震発生時に水平方向の振動エネルギーと垂直方向の振動エネルギーとが加わる。この場合、電子機器2によって印加される垂直方向の力(重力)も加わって、その垂直方向の振動エネルギーは一層大きなものとなる。そうすると、複数の脚部材20は下方に押しつぶされて、相互間の開き角は益々大きくなる。
そこでその相互間の大きくなった開き角を、元の所定の開き角に常に復元させる力が必要である。この復元のために、引張りダンパーを導入するのが望ましい。
図11は引張りダンパーを示す斜視図であり、これを参照番号51で表す。なお、本図の例は、前述した図9の構造を床面3側から見た場合を示し、各他端22が、好ましくは隣接相互間で等間隔(これに限定されない)をもって放射状に配置される少なくとも3本(本図では3本)の脚部材20を、相互に引き付け合うように、各脚部材20に結合される引張りダンパー(本図ではバネ式ダンパー)51を示している。
この場合、それぞれ対応する脚部材20に一端が接続される各引張りダンパー51の各他端相互を、中央の一点にて結合する締結金具が必要である。この締結金具を拡大して本図中に参照番号52として示し、図中の孔53および54の中に締結ピン55を貫通させる。この取り付けは、本図中、3つの引張りダンパー51についてそれぞれ行う。
この締結ピン55の他に、弾性体も必要である。引張りダンパー51を導入する実施形態においては、各脚部材20の一端21を、ベアリング部材10の下端面12に対して、取付金具24により完全固定にすることを前提としていない。つまり各脚部材20は、該下端面12に対して、若干、首振りが可能であることを前提としている。このために、その首振りを可能とするべく、各脚部材20の各一端21と、ベアリング部材10の下端面11との間に介在する弾性体を備えるようにする。この弾性体の一例を、前述の図9に参照番号56として示し例えば、高硬度のゴム板をベアリング部材10との間に挿入するようにすることができる。
最後にもう一度このベアリング部材10について考察する。上述の説明では、ベアリング部材10が、その上端面11において直接、電子機器2の底面4に固定されるものとしてきたが、図からも明らかなように、ベアリング部材10は垂直方向の力には強いが、水平方向の力には弱く、地震の特に強い横揺れで二層の軸受けリングがずれて外れる可能性がある。
そこで、ベアリング部材10を回転自在に収納しかつ支持する平板状支持台を備えるのが望ましい。この平板状支持台は既に、図5,8,9および12において、参照番号15として示している。この支持台15は、孔16を通して電子機器2の底面4にボルト締めで固定してもよいし(図5および8参照)、あるいは該底面4と溶接16’(図9)により接合してもよい。
この場合、ベアリング部材10の上端面11は、既述の実施例とは異なり、上記底面4に固着させる必要はない。この上端面11はその底面4に当接するのみである。上端面11は底面4に対し、地震発生時に、スリップしてもしなくてもどちらでもよい。単に電子機器2の底面4を下から支えているだけで十分である。
そうすると、上記支持台15は必ずしも平板状である必要はない。例えば、ベアリング部材10を回転自在に収納しかつ支持する円筒であってもよい。
図12はベアリング部材を回転自在に収納しかつ支持する円筒を示す図である。ただし、分かりやすいように、床面3側から見た図である。
この円筒17の一端18a側からベアリング部材10が挿入され、その他端18bは底面4に直接固定される。あるいは、平板19にその他端18bを接合した上で、その平板19を例えばボルト締めなどで該底面4に固定する。
以上述べたとおり、電子機器を床面に固定するという、時間と費用のかかる大規模工事を必要とせずに、単に固定枠を設けるだけでよい。地震発生時に、その振動エネルギーは、横滑りしてこの固定枠に当接した脚部材を支点として回転するベアリング部材の回転エネルギーに転換され減殺される。
以上の各実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、
それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、
を有する電子機器用耐震装置。
(付記2)
少なくとも3本の前記脚部材の各前記他端は、隣接相互間で等間隔をもって、前記床面に向かって放射状に広がるように配置される付記1に記載の電子機器用耐震装置。
(付記3)
各前記脚部材は、その長さ方向に伸縮する伸縮ダンパーを備える付記1に記載の電子機器用耐震装置。
(付記4)
各前記脚部材の前記他端に、前記床面との間に摩擦抵抗を生じさせる摩擦部材を備える付記1に記載の電子機器用耐震装置。
(付記5)
前記摩擦部材は、剛体球である付記4に記載の電子機器用耐震装置。
(付記6)
前記剛体球は、金属球又はセラミック球である付記4に記載の電子機器用耐震装置。
(付記7)
前記摩擦部材は、金属平板である付記4に記載の電子機器用耐震装置。
(付記8)
各前記他端が放射状に配置される少なくとも3本の前記脚部材を、相互に引き付け合うように、各該脚部材に結合される引張りダンパーを備える付記2に記載の電子機器用耐震装置。
(付記9)
各前記脚部材の各前記一端と、前記ベアリング部材の下端面との間に介在する弾性体を備える付記8に記載の電子機器用耐震装置。
(付記10)
前記ベアリング部材を回転自在に収納しかつ支持する平板状支持台を備える付記1に記載の電子機器用耐震装置。
(付記11)
前記ベアリング部材を回転自在に収納しかつ支持する円筒を備える付記1に記載の電子機器用耐震装置。
(付記12)
電子機器の底面側に付加される耐震機構であって、該底面に結合する少なくとも3組の耐震装置を備え、各該組は、
電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、
それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、
を有してなる電子機器用耐震機構。
(付記13)
前記電子機器用耐震機構は、前記電子機器の周辺の床面上に固定されて該電子機器の移動を制限する固定枠を備え、該床面の振動時に、前記少なくとも3組の耐震装置のいずれかが該固定枠に当接する付記12に記載の電子機器用耐震機構。
(付記14)
電子機器の底面に付加される耐震機構であって、該底面に結合する少なくとも3組の耐震装置と固定枠とを備え、
各前記組は、電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、を有してなり、
前記固定枠は、前記電子機器の周辺の床面上に固定されて該電子機器の移動を制限するようにした電子機器用耐震機構において、
前記床面の振動時に、少なくとも1組の前記耐震装置が有する前記脚部材が、前記固定枠に衝突した際の衝突エネルギーを、当該耐震装置の前記ベアリング部材を回転させることによって吸収させる電子機器の耐震方法。
一実施例による耐震装置を示す図である。 図1に示す耐震装置の平面図である。 耐震装置を用いた耐震機構を示す斜視図である。 図3の耐震装置を床面側からみた斜視図である。 脚部材の一具体例を示す斜視図である。 一つの脚部材を取り出し拡大して示す分解斜視図である。 他の例による脚部材を取り出し拡大して示す分解斜視図である。 ベアリング部材の一具体例を示す斜視図である。 図7の脚部材を用いた場合のベアリング部材の一具体例を示す斜視図である。 摩擦部材の第2例を示す斜視図である。 引張りダンパーを示す斜視図である。 ベアリング部材を回転自在に支持する円筒を示す斜視図である。
符号の説明
1 耐震装置
2 電子機器
3 床面
4 底面
10 ベアリング部材
15 平板状支持台
17 円筒
20 脚部材
23 伸縮ダンパー(23a,23b)
24 取付金具
30 電子機器用耐震機構
31 固定枠
40 摩擦部材
41 剛体状
47 金属平板
51 引張りダンパー
52 締結金具
56 弾性体

Claims (7)

  1. 電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、
    それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、
    を有する電子機器用耐震装置。
  2. 少なくとも3本の前記脚部材の各前記他端は、前記床面に向かって放射状に広がるように配置される請求項1に記載の電子機器用耐震装置。
  3. 各前記脚部材は、その長さ方向に伸縮する伸縮ダンパーを備える請求項1または2に記載の電子機器用耐震装置。
  4. 各前記脚部材の前記他端に、前記床面との間に摩擦抵抗を生じさせる摩擦部材を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子機器用耐震装置。
  5. 各前記他端が放射状に配置される少なくとも3本の前記脚部材を、相互に引き付け合うように、各該脚部材に結合される引張りダンパーを備える請求項2〜4のいずれか一項に記載の電子機器用耐震装置。
  6. 電子機器の底面側に付加される耐震機構であって、該底面に結合する少なくとも3組の耐震装置を備え、各該組は、
    電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、
    それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、
    を有してなる電子機器用耐震機構。
  7. 電子機器の底面に付加される耐震機構であって、該底面に結合する少なくとも3組の耐震装置と固定枠とを備え、
    各前記組は、電子機器の底面を、上端面において回転自在に支承するベアリング部材と、それぞれが、一端において前記ベアリング部材の下端面を支承すると共に他端において床面に接地する、少なくとも3本の脚部材と、を有してなり、
    前記固定枠は、前記電子機器の周辺の床面上に固定されて該電子機器の移動を制限するようにした電子機器用耐震機構において、
    前記床面の振動時に、少なくとも1組の前記耐震装置が有する前記脚部材が、前記固定枠に衝突した際の衝突エネルギーを、当該耐震装置の前記ベアリング部材を回転させることによって吸収させる電子機器の耐震方法。
JP2008119834A 2008-05-01 2008-05-01 電子機器用耐震装置および耐震機構 Active JP4917070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008119834A JP4917070B2 (ja) 2008-05-01 2008-05-01 電子機器用耐震装置および耐震機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008119834A JP4917070B2 (ja) 2008-05-01 2008-05-01 電子機器用耐震装置および耐震機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009272379A true JP2009272379A (ja) 2009-11-19
JP4917070B2 JP4917070B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=41438696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008119834A Active JP4917070B2 (ja) 2008-05-01 2008-05-01 電子機器用耐震装置および耐震機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4917070B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101644920B1 (ko) * 2016-02-19 2016-08-04 (주)신명전력산업 방진기능이 부가된 배전반
CN112218453A (zh) * 2020-10-17 2021-01-12 张莲莲 一种家用电器物联网控制装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444179A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Seiko Instr Inc 外郭線発生回路
JP2005002682A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Sekisui Chem Co Ltd 支持脚部材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444179A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Seiko Instr Inc 外郭線発生回路
JP2005002682A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Sekisui Chem Co Ltd 支持脚部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101644920B1 (ko) * 2016-02-19 2016-08-04 (주)신명전력산업 방진기능이 부가된 배전반
CN112218453A (zh) * 2020-10-17 2021-01-12 张莲莲 一种家用电器物联网控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4917070B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006241934A (ja) ダンパー装置
JP2007291761A (ja) 耐震天井構造
JP4917070B2 (ja) 電子機器用耐震装置および耐震機構
JP2010002047A (ja) 免震用支持装置
KR101781433B1 (ko) 천정 설비용 면진 연결구
JP2014163102A (ja) 振動抑制装置
JP3589553B2 (ja) 制振ユニット及び制振ダンパー
JP6246547B2 (ja) 減震ストッパ構造、隙間管理スペーサ、並びに防振架台
JP2007263158A (ja) 制振装置
JP2019127823A (ja) 耐震用軽量鉄骨フレームの構造
JP2002030830A (ja) 鉄塔用免震装置
JP5969829B2 (ja) 架台
JP5279798B2 (ja) 免震床構造
JP2005054458A (ja) ダンパーの設置構造
JP2007146931A (ja) 免震装置およびその免震装置を用いた免震構造
JP2010185240A (ja) 免震構造および免震構造の構築方法
JP5869309B2 (ja) 天井吊下型減震装置
JP2007285526A (ja) 制振ダンパー
JP2005226423A (ja) 免震装置
JP4177991B2 (ja) 免震装置
JP6208782B2 (ja) 動吸振装置及び床
TW201344017A (zh) 振動控制裝置
JP6417641B2 (ja) 隙間管理スペーサ、並びに防振架台
JP2015140853A (ja) 免震部材
TW564293B (en) Aseismic support structure

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4917070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150