JP2009269667A - 仕切蓋付き包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】目的の商品を間違いなく取り出すことができると共に、特定の種類の商品だけを見せて陳列でき、強度にも優れた包装箱を提供する。
【解決手段】身箱1と蓋体2とから成り、身箱1は、底壁3の周囲に二重構造の側壁4,5を設けたトレー状とし、蓋体2は、天壁21の周囲に蓋側板22,23を設けたものとして、身箱1に蓋体2を着脱自在に被せる身蓋分離式の包装箱において、蓋体2の天壁21及びその両側の蓋側板22を分割し、隣り合う天壁21を仕切壁25を介して繋ぎ、天壁21と仕切壁25を構成する各仕切板26との境界を山折線27とし、仕切板26同士の境界を谷折線28として、仕切板26同士を重ね合わせ、蓋体2に仕切壁25を境界とする複数の蓋部29を形成し、仕切壁25の両端部を身箱1の対向する側壁4の内面に係合させ、両側の蓋部29を、山折線27をヒンジとしてそれぞれ開閉できるようにする。
【選択図】図5
【解決手段】身箱1と蓋体2とから成り、身箱1は、底壁3の周囲に二重構造の側壁4,5を設けたトレー状とし、蓋体2は、天壁21の周囲に蓋側板22,23を設けたものとして、身箱1に蓋体2を着脱自在に被せる身蓋分離式の包装箱において、蓋体2の天壁21及びその両側の蓋側板22を分割し、隣り合う天壁21を仕切壁25を介して繋ぎ、天壁21と仕切壁25を構成する各仕切板26との境界を山折線27とし、仕切板26同士の境界を谷折線28として、仕切板26同士を重ね合わせ、蓋体2に仕切壁25を境界とする複数の蓋部29を形成し、仕切壁25の両端部を身箱1の対向する側壁4の内面に係合させ、両側の蓋部29を、山折線27をヒンジとしてそれぞれ開閉できるようにする。
【選択図】図5
Description
この発明は、身箱に着脱される蓋体に仕切壁を備え、その両側を独立して開閉できるようにした包装箱に関するものである。
一般に、ギフト箱として、図10に示すように、身箱51と蓋体52とから成り、身箱51は、底壁53の周囲に各一対の二重構造の側壁54,55を設けたトレー状とし、蓋体52は、天壁56の周囲に各一対の蓋側板57,58を設けたものとして、身箱51に蓋体52を着脱自在に被せる身蓋分離式の包装箱が使用されている。
また、下記特許文献1には、図11に示すように、底壁61の周囲から起立させる各一対の側壁62,63のうち、一対の側壁62に蓋部64を連設し、これらの蓋部64を巻き込むように折り曲げて、その先端部同士を突き合わせ、商品を区画して収納する仕切蓋付きの包装箱が記載されている。
しかしながら、上記のような身蓋分離式の包装箱では、異なる種類の商品を収納して、いずれかの種類の商品を取り出すとき、蓋体を身箱から分離すると、身箱の天面が全面的に開口するため、間違った種類の商品を取り出すことがあるほか、店頭において、特定の種類の商品だけが見えるようにして陳列することができなかった。
また、上記のような仕切蓋付きの包装箱では、底壁の周囲の側壁を二重構造にして、隣接する側壁同士を連結することができず、一方の蓋部を開けたとき、箱の強度が失われるため、重量のある商品の包装には使用できなかった。
そこで、この発明は、目的の商品を間違いなく取り出すことができると共に、特定の種類の商品だけを見せて陳列でき、強度にも優れた包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明では、身箱と蓋体とから成り、身箱は、底壁の周囲に二重構造の側壁を設けたトレー状とし、蓋体は、天壁の周囲に蓋側板を設けたものとして、身箱に蓋体を着脱自在に被せる身蓋分離式の包装箱において、前記蓋体の天壁及びその両側の蓋側板を分割し、隣り合う天壁を仕切壁を介して繋ぎ、天壁と仕切壁を構成する各仕切板との境界を山折線とし、仕切板同士の境界を谷折線として、仕切板同士を重ね合わせ、蓋体に仕切壁を境界とする複数の蓋部を形成し、仕切壁の両端部を身箱の対向する側壁の内面に係合させ、両側の蓋部を、山折線をヒンジとしてそれぞれ開閉できるようにしたのである。
この発明に係る仕切蓋付き包装箱では、仕切壁を介して異なる種類の商品を収納し、その商品に対応した表示を天壁に施しておくと、両側の蓋部のうち、取り出したい商品を表示したものを開くことにより、間違いなくその商品を取り出すことができる。
また、店頭で特にアピールしたい商品に対応する蓋部を開くことにより、その商品だけが店内の客に見えるようにして陳列できる。
また、身箱は、二重側壁を有するトレー状とされているので、蓋部を開いても、強度が保持され、瓶入り化粧品や飲料缶等、重量のある商品の包装にも対応することができる。
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような段ボールのブランクから形成され、身箱1と蓋体2とから成る身蓋分離式とされている。
身箱1のブランクでは、長方形の底壁3の周囲各辺のうち、対向する長辺に側壁4が連設され、短辺に側壁5が連設されている。側壁4は、底壁3から順次繋がる外側板6、頂板7及び内側板8から構成され、側壁5は、底壁3から順次繋がる外側板9、頂板10及び内側板11から構成されている。
外側板6及び内側板8の両端には、折曲片12,13がそれぞれ連設され、内側板11の先端両側部には係合突起11aが、内側板8の両側には、折曲片13との境界に沿って先端から係合切込8aがそれぞれ設けられている。内側板8の先端中央部には、係合切込8bが設けられている。
蓋体2のブランクでは、長方形の天壁21が左右に2分割されて並設され、これらは突き合わせると身箱1の底壁3より一回り大きくなる寸法とされている。各天壁21の両側には、蓋側板22が天壁21と同様に2分割されて連設されている。各天壁21の外端には蓋側板23が連設され、蓋側板22の外端には折曲片24が連設されている。
隣り合う天壁21は、仕切壁25を介して繋がれ、仕切壁25は、天壁21の配置方向に並ぶ一対の仕切板26から構成されている。各仕切板26と天壁21との境界は山折線27とされ、仕切板26同士の境界には2本の谷折線28が入れられている。各仕切板26の突合端寄りの両側部には、係合突起26aが設けられている。
いま、身箱1のブランクを組み立てるには、図2に示すように、底壁3から側壁4の外側板6を起こし、頂板7を内側水平方向へ、内側板8を下方へ順次折り曲げ、また、底壁3から側壁5の外側板9を起こし、折曲片12,13を内側へ折り曲げ、頂板10を内側水平方向へ、内側板11を下方へ折り曲げて、折曲片12,13を抱き込み、係合突起11aを係合切込8aに係合させる。
また、蓋体2のブランクを組み立てるには、図3(a)に示すように、上下逆転した状態で、天壁21から蓋側板22を起こし、折曲片24を内側へ折り曲げ、天壁21から蓋側板23を起こして、折曲片24を蓋側板23の内面に貼り付け、図3(b)に示すように、天壁21同士を接近させつつ、仕切壁25の仕切板26同士を重ねて貼り合わせる。これにより、蓋体2には、仕切壁25を境界とする一対の蓋部29が形成される。
そして、商品を箱詰めする際には、図2及び図4に示すように、蓋体2を正転させて、身箱1に被せ、係合突起26aを係合切込8bに係合させる。このとき、箱内には、仕切壁25を介して、例えば、朝用化粧品と夜用化粧品等、異なる種類の商品を収納し、蓋体2の各天壁21には、商品に対応した表示を予め印刷等により施しておく。
上記包装箱では、図5(a),(b)に示すように、蓋体2の両側の蓋部29を、山折線27をヒンジとしてそれぞれ開閉できるので、商品を取り出す際、取り出したい商品を表示した蓋部29を開くことにより、間違いなくその商品を取り出すことができる。
また、店頭で特にアピールしたい商品に対応する蓋部29を開くことにより、その商品だけが店内の客に見えるようにして陳列できる。
また、身箱1は、二重側壁4,5を有するトレー状とされているので、蓋部29を開いても、強度が保持され、瓶入り化粧品や飲料缶等、重量のある商品の包装にも対応することができる。
次に、この発明の第2実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。
この包装箱は、図6に示すブランクを、図7に示す形状に組み立てたものであり、商品の収納空間を3分割するために、蓋体2の天壁21及び蓋側板22は3分割され、隣り合う天壁21がそれぞれ仕切壁25を介して繋がれている。これらの仕切壁25の係合突起26aは、身箱1の各側壁4に2個ずつ設けられた係合切込8bに係合している。
このような包装箱では、中央の収納空間を覆う蓋部30は、蓋体2を身箱1から分離しない限り、開けることはできないので、中央の収納空間に、例えばフェイスタオル等の景品を収納し、両側の収納空間に商品を収納しておくと、景品を簡単には取り出すことができず、開ける際の期待感を高めることができる。
また、蓋体2の両側の蓋部29は、上記第1実施形態のものと同様、山折線27をヒンジとしてそれぞれ開閉できるので、商品を取り出す際、取り出したい商品を表示した蓋部29を開くことにより、間違いなくその商品を取り出すことができる。
なお、この実施形態では、商品の収納空間を3分割したが、同様の構成により、それ以上の個数の空間に分割することができる。
次に、この発明の第3実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。
この包装箱は、図8に示すブランクを、図9に示す形状に組み立てたものであり、身箱1の底壁3を六角形とし、蓋体2の天壁21を六角形が2分割された台形として、外周を六角筒状としたものとされている。
このような包装箱でも、上記第1実施形態のものと同様、蓋体2の両側の蓋部29は、山折線27をヒンジとしてそれぞれ開閉できるので、商品を取り出す際、取り出したい商品を表示した蓋部29を開くことにより、間違いなくその商品を取り出すことができる。
なお、この実施形態では、平面形状が六角形のものを例示したが、同様の構成により、それ以上の多角のものを製作することもできる。
1 身箱
2 蓋体
3 底壁
4,5 側壁
6 外側板
7 頂板
8 内側板
8a,8b 係合切込
9 外側板
10 頂板
11 内側板
11a 係合突起
12,13 折曲片
21 天壁
22,23 蓋側板
24 折曲片
25 仕切壁
26 仕切板
26a 係合突起
27 山折線
28 谷折線
29,30 蓋部
2 蓋体
3 底壁
4,5 側壁
6 外側板
7 頂板
8 内側板
8a,8b 係合切込
9 外側板
10 頂板
11 内側板
11a 係合突起
12,13 折曲片
21 天壁
22,23 蓋側板
24 折曲片
25 仕切壁
26 仕切板
26a 係合突起
27 山折線
28 谷折線
29,30 蓋部
Claims (1)
- 身箱(1)と蓋体(2)とから成り、身箱(1)は、底壁(3)の周囲に二重構造の側壁(4,5)を設けたトレー状とし、蓋体(2)は、天壁(21)の周囲に蓋側板(22,23)を設けたものとして、身箱(1)に蓋体(2)を着脱自在に被せる身蓋分離式の包装箱において、前記蓋体(2)の天壁(21)及びその両側の蓋側板(22)を分割し、隣り合う天壁(21)を仕切壁(25)を介して繋ぎ、天壁(21)と仕切壁(25)を構成する各仕切板(26)との境界を山折線(27)とし、仕切板(26)同士の境界を谷折線(28)として、仕切板(26)同士を重ね合わせ、蓋体(2)に仕切壁(25)を境界とする複数の蓋部(29)を形成し、仕切壁(25)の両端部を身箱(1)の対向する側壁(4)の内面に係合させ、両側の蓋部(29)を、山折線(27)をヒンジとしてそれぞれ開閉できるようにしたことを特徴とする仕切蓋付き包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124190A JP2009269667A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 仕切蓋付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124190A JP2009269667A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 仕切蓋付き包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009269667A true JP2009269667A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41436591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008124190A Pending JP2009269667A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 仕切蓋付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009269667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103587773A (zh) * | 2013-11-22 | 2014-02-19 | 老虎粉末涂料制造(太仓)有限公司 | 一种粉末涂料用包装盒及其包装方法 |
US11203459B2 (en) | 2017-04-28 | 2021-12-21 | Mars, Incorporated | Packaging for edible product |
-
2008
- 2008-05-12 JP JP2008124190A patent/JP2009269667A/ja active Pending
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