JP2009268582A - 遊技機用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御素子が不正取り替え、不正改造される事態を効果的に防止することが可能な遊技機用制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置1は、上カバー6の各上固着翼16,16に切断容易に設けられた各ネジ保持部9,9・・の内の左右の一つずつを、ワンウェイタイプのネジ13によって、下カバー5の下固着翼17,17のネジ係合体20,20に螺着することによって、上カバー6と下カバー5とが合着した状態になっている。また、ネジ13は、ワンウェイクラッチ機構を利用したものであり、ヘッド部を時計回りに回転させた場合には、その回転力が軸部に伝達されて軸部が回転し、ヘッド部を反時計回りに回転させた場合には、その回転力が軸部に伝達されず、軸部が回転しない状態を保持するようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に用いる遊技機用制御装置に関するものである。
遊技機の一種であるパチンコ機には、制御装置が設けられており、内部の基板上にROMやCPU等の制御素子が設置されている。かかる制御素子は、パチンコ機の作動内容を制御するものであるため、パチンコ機が遊技者にとって都合良く作動するように、不正に取り替えられたり不正に改造されたりすることがある。このため、かかる不正を防止するために、従来の遊技機用制御装置の中には、切断可能な複数のネジ保持部を左右両端縁に設けた上カバーと、その上カバーと合致する下カバーとによって、制御素子を設置した基板を覆うとともに、左右のネジ保持部の内の一つずつを、かしめネジ(基端部の外面に対して垂直な面と基端部の外面に対して緩やかに傾斜した面とを有するネジ突起を基端部に設けたもの)を用いて、ドライバ等では外れないように下カバーに螺着することにより、ネジ保持部を切断しなければ上カバーを取り外すことができないようにして、上カバーの取り外しの痕跡が残るように構成したものがある(特許文献1)。
特開平11−000444号公報
しかしながら、上記した切断可能なネジ保持部を設けた遊技機用制御装置は、かしめネジのヘッドに電気ドリル等で孔をあけられると、それらの孔を利用してネジを回転させることが可能となってしまうため、ネジ保持部を切断することなく上カバーを取り外すことができてしまう。このため、近年では、制御素子の不正取り替え、不正改造を効果的に防止することができなくなっていた。
本発明の目的は、上記従来の遊技機用制御装置の問題点を解消し、制御素子の不正取り替え、不正改造を効果的に防止することが可能な遊技機用制御装置を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、上カバー、およびその上カバーと合致する下カバーによって、制御素子を設置した基板が覆われているとともに、前記下カバーと螺合するワンウェイタイプのネジを保持したネジ保持部が、前記上カバーの端縁に切断可能に設けられた遊技機用制御装置であって、前記ワンウェイタイプのネジが、軸部とヘッド部とからなり、ヘッド部を正方向に回転させた場合には、軸部がヘッド部とともに回転して前記下カバーと螺合し、ヘッド部を逆方向に回転させた場合には、ヘッド部のみが回転するものであることを特徴とするものである。なお、本発明でいうワンウェイタイプのネジとは、ヘッド部を正方向に回転させた場合にのみ先端部が回転し、ヘッド部を逆方向に回転させた場合には先端部が回転しないように構成されているネジのことである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、ワンウェイタイプのネジが、ワンウェイクラッチ機構を利用したネジであることを特徴とするものである。
請求項1に記載された遊技機用制御装置は、上カバーと下カバーとを螺着するためのワンウェイタイプのネジが、ヘッド部を正方向に回転させた場合には、軸部がヘッド部とともに回転して下カバーと螺合し、ヘッド部を逆方向に回転させた場合には、ヘッド部のみが回転するものであるため、電気ドリル等を利用して無理矢理にネジを逆方向に回転させても、ネジのヘッド部が逆回転するだけで、ネジの軸部の下カバーに対する螺合状態が保持されるので、取付片を切断することなく上カバーが不正に取り外される事態を効果的に防止することができる。したがって、請求項1に記載された発明の制御装置によれば、制御素子の不正取り替え、不正改造を効果的に防止することができる。
請求項2に記載された発明の遊技機用制御装置は、ワンウェイタイプのネジが、ワンウェイクラッチ機構を利用したネジであるため、ヘッド部を逆回転させた場合における軸部の共回りが確実に防止されるので、取付片を切断することなく上カバーが不正に取り外されて制御素子が不正に取り替えられたり不正に改造されたりする事態をより効果的に防止することができる。
以下、本発明の遊技機用制御装置(以下、単に制御装置という)について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、制御装置1の正面図であり、図2は、図1におけるA−A線断面を示す説明図である(なお、図2(b)は、図2(a)の一部を拡大して示したものである)。制御装置1は、ROM8やCPU等の種々の制御素子を搭載した基板4、透明な合成樹脂製の上カバー6および下カバー5等によって構成されている。
上カバー6は、幅広な箱形に形成されており、左右両サイドに、縦長な長方形状の外形(正面から見た場合の外形)を有する上固着翼26,26が設けられている。各上固着翼26,26の上端縁には、それぞれ、係止孔12が穿設されている。さらに、各係止孔12,12の下方には、それぞれ、略円筒状の4個のネジ保持部9,9・・が、左右に位置した切断可能な取付片10,10によって、各上固着翼16,16の前面に一体的に連設されており、後方に突出した状態になっている。
また、図2の如く、各ネジ保持部9の略中央には、仕切板35が形成されており、仕切板35の中央には、ネジ挿通孔18が穿設されている。さらに、仕切板35の裏側には、2つの弾性片28,28が後方に突出するように設けられている。そして、各ネジ保持部9,9・・においては、ワンウェイクラッチ機構を利用したワンウェイタイプのネジ13が、ネジ挿通孔18に挿通され、弾性片28,28によって先端を把持された状態で保持されている。
図3、図4は、それぞれ、ワンウェイタイプのネジ13の正面図、水平断面図(図3におけるA−A線断面図)であり、ネジ13は、下カバー5と螺合させるための軸部14と、当該軸部14を片方向にのみ回転させるためのヘッド部15とを組み付けることによって形成されている。また、図5は、ヘッド部15の分解斜視図であり、ヘッド部15は、ハウジングとして機能する外輪21と、外輪21の内側に組み込むためのコア22と、外輪21の下蓋として機能するキャップ23と、軸部14を片方向にのみ回転させるためのストッパーとして機能する複数のニードル31,31・・と、それらのニードル31,31・・を付勢するためのバネ部材53とによって構成されている。
外輪21は、円筒状の円筒部25の基端側に閉塞部26を一体的に設けたものであり、当該閉塞部26の表面には、ドライバーの先端に嵌合させるためのネジ溝39が形成されている。また、円筒部25の内側には、コア22を固定するための複数の凸部27,27・・が形成されている。
コア22は、扁平な円筒状に形成されており、外周には、外輪21の凸部27と噛合する複数の凹部29,29・・が形成されている。さらに、コア22の中心には、軸部14を挿入するための軸孔30が穿設されている。そして、その軸孔30の周囲には、ニードル31を挿入するための複数のニードル孔32,32・・が設けられており、それらのニードル孔32,32・・と隣り合うように、バネ部材53の先端のバネ部55を挿入するための複数のバネ孔54,54・・が設けられている。図4の如く、各ニードル孔32,32・・の傾斜面37は、バネ孔54に近い側から遠ざかるにつれて、軸孔30に挿通した軸部14の外周面からの距離が短くなるように傾斜した状態になっている。すなわち、傾斜面37のバネ孔54に近い側の部分は、軸部14の外周面からの距離がニードル31の直径よりも長くなっており、傾斜面37のバネ孔54から遠い側の部分は、軸部14の外周面からの距離がニードル31の直径よりも短くなっている。そして、傾斜面37と軸部14の外周とによって、くさび状の挟持部(図5における斜線部G)が形成されるようになっている。
バネ部材53は、金属板によって一体的に形成されており、軸部14を挿通させるための挿通孔40を中央に穿設した環状の連結部56の表面に、先端を略U字状に屈曲させた複数のバネ部55,55・・が等間隔に突設されている。また、キャップ23は、円盤状に形成されており、軸部14を挿通させるための軸受孔24が中央に穿設されている。さらに、表面には、外輪21に嵌め込むための突起部44が形成されている。
一方、図6は、軸部14を分解した状態を示したものであり、軸部14は、長尺な略円柱状に形成された軸本体43と、幅広な円盤状に形成されたフランジ体41とによって構成されている。軸本体43の基端の外面の中央には、フランジ体41を螺着するためのネジ溝45が穿設されており、先端際の外周には、下カバー5と螺合させるためのネジ溝42が周設されている。また、フランジ体41の裏面の中央には、軸本体14に螺着するためのネジ突起46が設けられている。
ネジ13を組み付ける際には、まず、コア22のニードル孔32,32・・、バネ孔54,54・・に、それぞれ、ニードル31,31・・、バネ部材53のバネ部55,55・・を組み込む(バネ部材53の連結部56がコア22の先端側に位置するように組み込む)。しかる後、コア22の先端側にキャップ23を配置させ、重なり合ったキャップ23の挿通孔24およびコア22の軸孔30に、軸部14の軸本体43を挿通させ(軸部14の先端側がキャップ23側となるように挿通させ)、挿通した軸本体14の基端にフランジ体41を螺着させる(そのように組み付けることによって、軸部14がコア22、バネ部材53、およびキャップ23から外れない状態となる)。さらに、そのように軸部14と一体となったコア22を、基端側に重なった軸部14のフランジ体41と一緒に、外輪21の内部に嵌め込む(コア22の外周の凹部29,29・・に外輪21の円筒部25の内周の凸部27,27を嵌合させるようにして嵌め込む)。そして、コア22を嵌め込んだ外輪21の先端側に、キャップ23の突起部44を嵌合させることにより、外輪51をキャップ23で閉塞して固定する。
上記の如く構成されたネジ13においては、ネジ溝39を利用してドライバーによって外輪21を時計回りに回転させた場合には、外輪21に嵌合されたコア22が、軸部14に対して相対的に時計回り(図4におけるX方向)に回転する。そのようにコア22が回転すると、軸部14と接触している各ニードル31,31・・が、軸部14との摩擦力およびバネ部材53の付勢力によって、ニードル孔32内でバネ孔54から離れる方向(すなわち、ニードル孔32の端面38の方向)へ押し出される。そして、押し出された各ニードル31,31・・は、傾斜面37と軸部14の外周とで形成されるくさび状の挟持部Gに挟み込まれて固定される。そのようにニードル31,31・・が挟持部Gに挟持されると、各ニードル31,31・・の軸部14に対する押圧力が増大し、軸部14に対してコア22が相対回転できなくなるため、外輪21およびコア22の時計回りの回転に伴って軸部14が時計回りに回転することになる。
一方、外輪21を反時計回りに回転させた場合には、外輪21に嵌合されたコア22が、軸部14に対して反時計回り(図4におけるY方向)に回転する。そのようにコア22が軸部14に対して反時計回りに回転すると、軸部14と接触している各ニードル31,31・・が、軸部14との摩擦力によって、バネ部材53の付勢力に抗して、挟持部Gの拘束から外れて、ニードル孔32内でバネ孔54に近づく方向へ押し出される。各ニードル孔32,32・・においては、上述の如く、バネ孔54に近い側の周壁と軸部14との距離がニードル31の直径よりも大きくなっているので、各ニードル31,31・・は、ニードル孔32内でバネ孔54に近づく方向へ押し出されると、軸部14と接触しない状態を保つことが可能となる。したがって、軸部14に対してコア22が相対的に回転可能となるため、外輪21およびコア22が回転しても、軸部14は回転しない状態で保持される。上記の如く、ワンウェイクラッチ機構を利用したネジ13においては、外輪21を時計回りに回転させた場合には、その回転力が軸部14に伝達されて軸部14が回転し、外輪21を反時計回りに回転させた場合には、その回転力が軸部14に伝達されず、軸部14が回転しない状態を保持する。
一方、図2の如く、下カバー5は、上カバー6と同一幅に形成されており、左右両サイドに、上カバー6の各上固着翼16,16と同様な縦長の長方形状の外形(正面から見た場合の外形)を有する下固着翼17,17が連設されている。そして、各下固着翼17,17の上端縁には、それぞれ、先端を矢尻状に形成した係止突片11が突設されている。また、図7は、各下固着翼17の正面を示したものであり、各下固着翼17,17の上カバー6の各ネジ保持部9,9・・と対応する位置には、ネジ孔36を穿設してなるネジ係合体20,20・・が、支持アーム33,33および支持リブ34,34によって左右の壁板19,19等に支持された状態で設けられている。
制御装置1は、基板4を下カバー5の内面に螺着した状態で、上カバー6の各上固着翼16,16を下カバー5の各下固着翼17,17に重ね合わせ、各係止突片11,11を各係止孔12,12に係止させた状態で、左側の最上方のネジ保持部9(「1」を付したネジ保持部9)に保持されたワンウェイタイプのネジ13を時計回りに回転させることによって左側の最上方のネジ係合体20に螺着するとともに、右側の最下方のネジ保持部9(「1」を付したネジ保持部9)に保持されたワンウェイタイプのネジ13を時計回りに回転させることによって右側の最下方のネジ係合体20に螺着することによって、組み立てられている。そして、ROM8やCPU等の種々の制御素子を搭載した基板4が、上カバー6および下カバー5によって覆われた状態になっている(なお、図1の如く、基板4は、上側の一部のみ露出した状態になっている)。
上記の如く構成された制御装置1は、パチンコ機の裏面側の機構板等に設置された状態で使用される。そして、搭載されたROM8やCPU等の種々の制御素子によって、パチンコ機の作動内容を制御する。
また、制御装置1は、上カバー6のネジ保持部9,9と下カバー5のネジ係合体20,20とが、ワンウェイタイプのネジ13,13によって螺着されているため、ネジ13のヘッド部15を螺着時と反対方向(左回り)に回転させても、ネジ保持部9とネジ係合体20との螺着状態が解除されない。それゆえ、上カバー6を取り外す場合には、ネジ係合体20,20と螺着したネジ保持部9,9の前方に設けられた2つの取付片10,10・・を、ニッパ等の工具で切断し、かかるネジ保持部9,9を上カバー6から切り離すことによって、上カバー6と下カバー5とを分離しなければならない。
また、再度 上カバー6を下カバー5に合着させる場合には、左側の最上方のネジ係合体20および右側の最下方のネジ保持部9以外のネジ保持部9,9(すなわち、未だネジ係合体20と螺着していない同じ番号を付したネジ保持部9,9同士)を、それぞれ、ネジ13,13により同位置のネジ係合体20,20と螺着すれば良い。それゆえ、一旦、上カバー6と下カバー5とを分離した後でも、再度、上カバー6を下カバー5に合着させることができ、そのような上カバー6、下カバー5の分離、合着を4回繰り返すことができる。
制御装置1は、上記の如く、上カバー6を下カバー5と分離するためには、取付片10,10・・を切断することによりネジ係合体20,20と螺着されたネジ保持部9,9を上カバー6から切り離さなければならないため、上カバー6が取り外された場合には、必ずその痕跡が残る。それゆえ、上カバー6の開閉の有無を容易に把握することができる。それにも拘わらず、各取付片10,10が容易に切断可能な構造を有しているため、それらの取付片10,10をニッパ等の工具で切断することによって、上カバー6を容易に取り外して、基板8上に設置された制御素子の内容をチェックすることができる。
その上、制御装置1は、上カバー6と下カバー5とを螺着するためのワンウェイタイプのネジ13が、ヘッド部15を正方向に回転させた場合には、軸部14がヘッド部15とともに回転して下カバー5と螺合し、ヘッド部15を逆方向に回転させた場合には、ヘッド部15のみが回転するものであるため、電気ドリル等を利用して無理矢理にネジ13を逆方向に回転させても、ネジ13のヘッド部15が逆回転するだけで、ネジ13の軸部14の下カバー5に対する螺合状態が保持されるので、取付片10,10・・を切断することなく上カバー6が不正に取り外される事態を効果的に防止することができる。したがって、制御装置1によれば、ROM8等の制御素子の不正取り替え、不正改造を効果的に防止することができる。
また、制御装置1は、ワンウェイタイプのネジ13が、ワンウェイクラッチ機構を利用したネジであるため、ヘッド部15を逆回転させた場合における軸部14の共回りが確実に防止されるので、取付片10,10・・を切断することなく上カバー6が不正に取り外されてROM8等の制御素子が不正に取り替えられたり不正に改造されたりする事態をより効果的に防止することができる。
なお、本発明の制御装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、基板、上カバー、下カバー、ワンウェイタイプのネジ等の形状、構造等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
たとえば、上カバーの各上固着翼に設けるネジ保持部の個数や、下カバーの左右の各下固着翼に設ける取付タブの個数は、4個に限定されず、3個以下あるいは5個以上でも良い。また、各上固着翼とネジ保持部とを連結する取付片の個数も、2個に限定されず、1個でも良いし、3個以上でも良い。さらに、上固着翼や下固着翼の設置位置は、上下カバーの左右両端縁に限定されず、上下カバーの上下両端縁でも良い。
また、ワンウェイタイプのネジは、上記実施形態の如く、先端が平坦なネジに限定されず、先端の尖った木ネジ等の他の形状を有するものでも良い。さらに、上記実施形態の如く、ヘッド部に内蔵された複数のニードルを軸部に押し付けるワンウェイクラッチ機構を利用したものに限定されず、別のワンウェイクラッチ機構を利用したものに変更することも可能である。
加えて、ワンウェイタイプのネジとして、上記実施形態の如き複数のニードルを軸部に押し付けるワンウェイクラッチ機構を利用したものを用いる場合には、ニードルを付勢するためのバネは、基端側を二つ折りした形状のものに限定されず、軸部の長手方向に沿って山折り線と谷折り線とを連続させた形状のもの等でも良い。また、軸部を固定するためのニードルの個数は7個に限定されず、6個以下や8個以上に変更することも可能である。さらに、ネジのヘッド部の外輪やコアは、一体的に設けられたものに限定されず、複数の部材を組み付けることによって構成されるものに変更することも可能である。加えて、ワンウェイタイプのネジは、上記実施形態の如く、ヘッド部にクラッチ機構を内蔵したものに限定されず、軸部にクラッチ機構を内蔵したものに変更することも可能である。
なお、上記実施形態においてはパチンコ機に使用される制御装置について説明したが、本発明の制御装置が使用される遊技機は、スロットマシーンやテレビゲーム等のパチンコ機以外の遊技機でも良い。
遊技機用制御装置の正面図である。 図3におけるA−A線断面を示す説明図である(bはaにおける波線部分の拡大図である)。 ワンウェイタイプのネジの正面図である。 ワンウェイタイプのネジの断面図(図3におけるA−A線断面図)である。 ネジのヘッド部を一部切り欠いて示す分解斜視図である。 ネジの軸部の分解図である。 下カバーの下固着翼の正面を示す説明図である。
符号の説明
1・・制御装置
4a,4b・・基板
5・・下カバー
6・・上カバー
8・・制御素子
9・・ネジ保持部
13・・ネジ
14・・軸部
15・・ヘッド部

Claims (2)

  1. 上カバー、およびその上カバーと合致する下カバーによって、制御素子を設置した基板が覆われているとともに、
    前記下カバーと螺合するワンウェイタイプのネジを保持したネジ保持部が、前記上カバーの端縁に切断可能に設けられた遊技機用制御装置であって、
    前記ワンウェイタイプのネジが、軸部とヘッド部とからなり、ヘッド部を正方向に回転させた場合には、軸部がヘッド部とともに回転して前記下カバーと螺合し、ヘッド部を逆方向に回転させた場合には、ヘッド部のみが回転するものであることを特徴とする遊技機用制御装置。
  2. ワンウェイタイプのネジが、ワンウェイクラッチ機構を利用したネジであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用制御装置。
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