JP4645913B2 - 遊技機用基板ケース - Google Patents

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Description

本発明は、第一ケース構成部材と第二ケース構成部材とを組み付けることによって、制御基板を収容する収容空間が形成される遊技機用基板ケースに関するものである。
よく知られているように、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、その遊技動作を制御するためのCPUやプログラム等を内蔵した制御基板が設けられている。
ところで、近年、このような制御基板を自己に有利なプログラムを内蔵した不正な制御基板に取り替えたり、制御基板に不正な信号を与えて誤動作せしめること等によって遊技機の作動を異ならせて、例えばパチンコ機において多くの賞球を獲得する等の不正行為が行なわれることがあり、問題となっている。
そこで、制御基板に対する不正行為を防止するために、幾つかの重要な制御基板は、例えば特許文献1に開示されている如き特殊な構造を有する基板ケースに収容されて、遊技機に取り付けられるようになっている。このような遊技機用基板ケースは、一般的に、第一ケース構成部材に設けられた第一筒部と、第二ケース構成部材に切断予定部を介して設けられた第二筒部とを例えばワンウェイネジ等のロック部材で互いに離脱困難に固定することによって、第一ケース構成部材と第二ケース構成部材との封止状態が実現されるようになっている。これにより、基板ケースを開放しようとする場合には、切断予定部を切断しなければ開放することが出来ないようにされている。
ところが、これら従来の一般的な遊技機用基板ケースにおいては、切断予定部が外部に露出されていることから、ニッパなどの工具を用いれば切断予定部を切断すること自体は容易であった。
かかる問題に対処するために、切断予定部をカバーで覆うことによって、カバーを取り外さなければ切断予定部が外部に露出されないようにすることも考えられる。しかし、単に切断予定部をカバーするのみでは、カバーごと切断予定部を切断するような乱暴な不正行為には対応出来ず、未だ十分な対応策であるとは言い難い。
特開2001−293215号公報
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、開放をより困難とすることによって、より有効な不正防止効果を発揮することの出来る、新規な構造の遊技機用基板ケースを提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、本発明の第一の態様は、第一ケース構成部材と第二ケース構成部材とが重ね合わされて組み付けられ、該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材とで囲まれて形成された収容空間に制御基板を収容する遊技機用基板ケースにおいて、前記第一ケース構成部材の外周縁部には第一筒部が設けられていると共に、前記第二ケース構成部材の外周縁部には、該第二ケース構成部材の外周面から外方に延び出す切断予定部を介して第二筒部が設けられて、該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付状態において該第一筒部と該第二筒部が同一中心軸上に位置せしめられるようになっていると共に、該第一筒部と該第二筒部とを互いに固定するロック部材が該第一筒部および該第二筒部に跨って挿入されることにより該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付解除方向への相対移動が阻止されるようになっている一方、該切断予定部が該切断予定部の延び出し方向と直交して該第二ケース構成部材の外周面の延び出し方向に沿った切断方向に切断されて該第二筒部を該第二ケース構成部材から分離させることによって該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付解除方向への相対移動が許容されるようになっており、更に、該第一ケース構成部材には該切断予定部を該切断方向の両側で挟む一対の壁部が設けられており、これら一対の壁部にボルト挿通孔が貫設されて該ボルト挿通孔にボルトが螺合せしめられることによって、該ボルトが該切断予定部を挟んだ該第一ケース構成部材と反対側において、且つ該ボルトの軸方向が該切断方向に沿って延びるように配設されていることを、特徴とする。
本態様に従う構造とされた遊技機用基板ケースにおいては、切断予定部に重なるようにボルトが配設されていることから、例えばニッパなどを用いて切断予定部を切断しようとした場合には、ボルトが障害となってニッパの刃を切断予定部に外部から直接臨ませることを防止することが出来る。これにより、切断予定部を切断する際には、壁部からボルトを取り外す必要があることから、遊技機用基板ケースの開放をより困難にすることが出来て、より有効な不正防止効果を得ることが出来る。
また、ボルトごと切断予定部を切断しようとした場合には、ボルトが切断方向に延びて配設されていることから、ボルトの軸方向両側を挟むためにニッパの刃をボルトの軸寸法にまで拡開する必要が生じる。しかし、一般的なニッパではそれ程大きく刃を拡開することは困難である。更に、喩えボルトの軸方向両側をニッパで挟めたとしても、ボルトが軸方向の長さ寸法をもってニッパに対抗することから、ボルトを切断するには大きな力が必要となる。従って、本発明によれば、ボルトごと切断予定部を切断するような乱暴な不正行為に対しても、有効な防止効果を発揮することが出来る。
加えて、切断予定部の両側に壁部が形成されていることによって、切断予定部の切断方向両側の空間が制限されている。従って、切断予定部を切断しようとする場合には、ニッパの刃を切断予定部と壁部の間の制限された空間内に差し入れる必要がある。これにより、ニッパの自由度を制限することが出来て、切断予定部の切断をより困難とすることが可能となり、以て、開放をより困難とすることが出来る。
なお、本発明における第一筒部および第二筒部の数は、何等限定されない。また、ロック部材としては、第一筒部と第二筒部を外部から解除困難な状態で固定出来るものが好適に採用される。例えば、締付方向の回転のみが許容されるワンウェイネジをロック部材として用いて第一筒部と第二筒部とを締結したり、軸直角方向へのばね作用を生ぜしめるスプリングピンをロック部材として用いて、スプリングピンの軸方向一方向の端部に係合片を設けると共に、第二筒部にかかる係合片と係止する係合壁を設けて、スプリングピンを第一筒部に嵌め入れて固定すると共に係合片と係止壁との係合によって第二筒部を係止せしめることによって、第一筒部と第二筒部を互いに固定する等しても良い。
また、本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る遊技機用基板ケースにおいて、前記第一筒部と前記第二筒部の組と前記壁部を、前記切断予定部の切断方向に沿って複数設けると共に、それら複数の壁部に切断方向で同軸上に同一径寸法をもってボルト挿通孔を貫設して、更に、切断方向で隣接する一対の壁部に跨る軸方向寸法を有するボルトをロック部材が挿入された第一筒部および第二筒部の組に対応する壁部のボルト挿通孔に挿通せしめたことを、特徴とする。
本態様に従う構造とされた基板ケースにおいては、複数の壁部においてボルト挿通孔が等しい径寸法で貫設されていることから、1つのボルトを何れの壁部にも共通して用いることが出来る。それと共に、それらボルト挿通孔が切断予定部の切断方向、即ち、ボルトの軸方向で同軸上に設けられている。これにより、ボルトを捻じ込んでスライドさせて行くことによって、隣接する壁部に順次ボルトを送ってゆくことが可能とされている。従って、例えばメンテナンスなどの場合に基板ケースを開放する際には、ボルトを壁部から完全に離脱しない程度に緩めて(後退させて)切断予定部を露出せしめた後に、切断予定部を切断してケースを開放する。そして、次にケースを封止する際には、切断した切断予定部に対してボルトの送り方向で隣接する第一筒部および第二筒部の組をロック部材によって互いに固定した後に、一旦後退させたボルトを捻じ込む(進める)ことによって、新たに固定した第一筒部および第二筒部の組の切断予定部の上方にボルトを位置せしめることが出来る。このように、一対の壁部に跨る軸寸法を有するボルトを複数の第一筒部および第二筒部の組に順に流用して行くことによって、ボルトを第一ケース構成部材から完全に取り外すことなく基板ケースの開閉を行えることから、基板ケースの開放作業を容易に行うことが可能となる。
なお、本態様において切断方向で隣接する一対の壁部とは、第一および第二筒部の組に対応して形成された一対の壁部か否かに関わらず、切断方向で隣接する一対の壁部を言い、一対の壁部に跨る軸方向寸法とは、それら一対の壁部のうち、切断方向での離隔距離が最も大きな一対の壁部間に亘る軸方向寸法を言う。即ち、ボルトの軸寸法が、切断方向で隣接する壁部間に亘る寸法よりも小さいと、ボルトを進めるに際して、ボルトが次の壁部に到達出来ずに第一ケース構成部材から完全に脱離してしまうからである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1乃至図3に、本発明の一実施形態としての遊技機用基板ケースに係る基板ケース10をモデル的に示し、図4及び図5に、要部をモデル的に示す。基板ケース10はパチンコ機やスロットマシン等の遊技機の作動を制御する制御基板12を収容するケースであり、第一ケース構成部材としてのケース本体14に対して、第二ケース構成部材としての蓋部材16が重ね合わされて組み付けられた構造とされており、制御基板12を収容した状態で、遊技機の適当な位置に取り付けられるようになっている。なお、以下の説明において、上下方向とは、特に断りの無い限り、図2における上下方向を言うものとし、図2における下方向が、ケース本体14と蓋部材16の重ね合わせ方向とされる。
より詳細には、ケース本体14は、ポリカーボネート(PC)などの透明な硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図6にモデル的に示すように、矩形状とされた底板18の外周縁部に沿って全周に亘って延びる周壁20が一体的に突設されて、一方に開口する略箱体形状とされている。
さらに、ケース本体14の長手方向一方(図6中、左側)には、周壁20の上端縁部から水平方向外方に延び出すステージ部22が一体的に形成されている。ステージ部22は、周壁20の幅寸法(図6中、上下方向寸法)よりもやや小さな幅寸法を有する平板形状とされている。
そして、ステージ部22の突出先端縁部には、複数(本実施形態においては、4つ)の第一筒部としての本体側筒部24が、周壁20の延び出し方向(図4中、上下方向)に並んで、ステージ部22と一体的に形成されている。本体側筒部24は、上方に開口するボルト孔25を有する有底円筒形状とされており、その軸方向寸法は、周壁20の高さ寸法(上下方向寸法)よりも僅かに小さくされている。ここにおいて、本体側筒部24の軸方向は、ケース本体14と蓋部材16との重ね合わせ方向と等しくされており、ボルト孔25の開口方向(本体側筒部24の中心軸線が延びる方向)と、ケース本体14の開口方向(底板18に対して略直交する方向)とが、互いに略平行とされている。また、本体側筒部24の上面とステージ部22の上面は同一平面上に形成されており、本体側筒部24の上面とステージ部22の上面によって平坦面が形成されている。
さらに、ステージ部22には、それぞれの本体側筒部24に対応する一対の壁部26,26が一体的に形成されており、本実施形態においては、4つの本体側筒部24が設けられていることから、合計8つの壁部26が形成されている。これら壁部26は互いに等しい形状とされており、ステージ部22から上下方向に、換言すれば、本体側筒部24の中心軸線の延び出し方向に延び出すと共に、本体側筒部24の配列方向(図6中、上下方向)に直交する面上に広がる平板形状とされている。ここにおいて、壁部26の下面の高さ位置は、本体側筒部24の下端面よりやや高くされている一方、壁部26の上面の高さ位置は、後述する連結部36より高く、蓋側筒部34の上面よりは低くされている。また、壁部26の幅寸法(図6中、左右方向寸法)は、ステージ22の突出寸法より僅かに大きくされており、壁部26の底板18側の端縁部は、上面視においてステージ22の基端側端縁部と略等しい位置とされている一方、壁部26の本体側筒部24側の端縁部は、上面視においてステージ22の突出端縁部から本体側筒部24に向けて僅かに突出せしめられている。そして、一対の壁部26,26が、本体側筒部24の配列方向で本体側筒部24の外径寸法よりも僅かに大きな離隔距離をもって、正面視(図3参照)の投影においてそれぞれの本体側筒部24を挟む位置に形成されることによって、各本体側筒部24は、正面視の投影においてそれぞれ一対の壁部26,26に挟まれるようになっている。なお、本実施形態においては、隣接する2つの本体側筒部24に対応する壁部26において、一方の本体側筒部24に対応する壁部26と、かかる壁部26に隣接して他方の本体側筒部24に対応する壁部26との、本体側筒部24の配列方向での離隔距離は、本体側筒部24の外径寸法よりも小さくされている。
図4、図5にも示すように、壁部26の上端部には、ボルト挿通孔28が板厚方向、換言すれば、本体側筒部24の中心軸線の延び出し方向と直交して、本体側筒部24の配列方向に沿って貫設されている。特に本実施形態においては、各壁部26に貫設されるボルト挿通孔28は何れも等しい径寸法とされており、後述する連結部36の切断方向(図6中、上下方向)に延びる同一中心軸上に形成されている。
なお、このような構造とされたケース本体14には、底板18や周壁20等の適当な位置に取付片が形成されており、かかる取付片を介して、ケース本体14を含んで構成された基板ケース10を遊技機の所定の位置に取り付けることが可能とされている。
一方、蓋部材16は、ケース本体14と同様に、ポリカーボネート(PC)などの透明な硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図7にモデル的に示すように、矩形状とされた天板30の外周縁部に沿って全周に亘って延びる周壁32(図5参照)が一体的に突設されて、一方に開口する略箱体形状とされている。
さらに、蓋部材16の長手方向一方(図7中、左側)、より詳細には、ケース本体14への組み付け状態において本体側筒部24が位置せしめられる側には、本体側筒部24と等しい数(本実施形態においては、4つ)の第二筒部としての蓋側筒部34が、切断予定部としての連結部36を介して周壁32と一体的に形成されている。
これら複数の蓋側筒部34は何れも等しい形状とされており、ケース本体14に設けられた本体側筒部24の外径寸法と等しい外径寸法をもって上方に開口する略有底円筒形状とされると共に、その中心軸線の延び出し方向は、ケース本体14と蓋部材16との重ね合わせ方向と等しくされており、蓋部材16の開口方向(天板30に対して略直交する方向)に対して平行とされている。更に、蓋側筒部34の軸方向寸法は、周壁32の高さ寸法よりも僅かに小さくされている。ここにおいて、蓋側筒部34の内径寸法は、後述するワンウェイネジ42のネジ頭44の径寸法よりも大きくされている。また、蓋側筒部34における底壁部38の中央部分には、円形の貫通孔40が蓋側筒部34の中心軸と同軸上に貫設されている。なお、貫通孔40の径寸法は、本体側筒部24に形成されたボルト孔25の径寸法より大きく、後述するワンウェイネジ42のネジ頭44の径寸法よりも小さくされている。
そして、このような構造とされた蓋側筒部34が、周壁32の外周面41と直交して、外周面41から蓋部材16の水平方向外方に突出する連結部36を介して、蓋部材16に一体的に連結されている。連結部36は、略矩形断面をもって蓋部材16の水平方向外方に延びる柱形状とされており、一方の端部が周壁32の外周面41に連結されると共に、他方の端部が蓋側筒部34の下端外周面に連結されている。なお、連結部36は、上面視において蓋側筒部34の中心を通る直線上で蓋側筒部34に連結されている。
ここにおいて、連結部36の幅寸法(図7中、上下方向寸法)は、蓋側筒部34の径寸法よりも小さくされると共に、連結部36の周壁32からの突出寸法(軸寸法。図7中、左右方向寸法)は、ケース本体14に形成されたステージ部22の突出寸法と等しくされている。また、連結部36の高さ寸法(図5中、上下方向寸法)は、ケース本体14におけるステージ22部の上面から、壁部26に形成されたボルト挿通孔28の下端縁部までの鉛直方向寸法よりも小さくされている。更にまた、蓋側筒部34の底面と連結部36の底面は同一平面上に形成されている。
そして、連結部36に連結された蓋側筒部34が、ケース本体14に形成された本体側筒部24と等しい数(本実施形態においては、4つ)だけ、本体側筒部24の配列方向(図7中、上下方向)に並んで、蓋部材16と一体的に形成されている。ここにおいて、これら蓋側筒部34の配列方向での離隔距離は、ケース本体14に形成された本体側筒部24の配列方向での離隔距離と等しくされている。そして、後述するように、ケース本体14と蓋部材16との組付状態を解除する際には、かかる連結部36が、連結部36の延び出し方向に直交すると共に外周面41の延び出し方向に沿う切断方向(図1中、上下方向)に切断されることによって、蓋側筒部34が蓋部材16から切り離されるようになっている。
また、図示は省略するが、蓋部材16には、制御基板12に設けられたコネクタを外部と連通せしめるための窓や、制御基板12の熱を外部に排出するための排熱孔などが適宜に形成される。そして、制御基板12は、蓋部材16に対してネジ止めなどによって固定される。なお、制御基板12は、遊技機の作動を制御する制御基板であり、遊技機としてのパチンコ機やスロットマシンの作動を全体的に制御する主制御基板や、主制御基板からの制御信号に基づいて賞媒体の払い出しを制御する払出制御基板等が例示される。
上述の如き構造とされたケース本体14と蓋部材16を組み付ける際には、先ず、ケース本体14と、制御基板12を取り付けた蓋部材16とを、互いの開口部を対向せしめると共に、蓋部材16をケース本体14の本体側筒部24が設けられた側と反対方向(図1中、右方向)に僅かにずらした状態で重ね合わせる。
そして、蓋部材16を、ケース本体14に対して本体側筒部24が設けられた方向へスライド変位せしめる。特に本実施形態においては、ケース本体14において本体側筒部24が形成された側と反対側の端部に、外方に突出する一対の突起52,52が形成されている一方、蓋部材16において蓋側筒部34が形成された側と反対側の周壁32に、下方に突出する突出板部54が形成されており、かかる突出板部54において、ケース本体14への組み付け状態で突起52に対応する位置に、内方に開口する一対の挿入孔56、56が形成されている。そして、蓋部材16がケース本体14に対してスライド変位せしめられることによって、突起52が挿入孔56に嵌め入れられる。これにより、ケース本体14と蓋部材16の本体側筒部24および蓋側筒部34が設けられた側と反対側の部位が、互いに固定されることとなる。なお、ケース本体14と蓋部材16との組み付けに際する具体的な構造としては、遊技基用基板ケースにおける各種の組み付け構造が適宜に採用可能であって、上述の如き構造に限定されるものでは無い。
そして、上述のようにケース本体14に対して蓋部材16をスライド変位せしめることによって、蓋部材16に設けられたそれぞれの蓋側筒部34が、ケース本体14に形成された壁部26,26の間を通って、ケース本体14の本体側筒部24上に変位せしめられる。これにより、図5にも示すように、それぞれの本体側筒部24と蓋側筒部34が、上下方向に同一中心軸上に重ね合わされる。これにより、本体側筒部24のボルト孔25と、蓋側筒部34の貫通孔40が同一中心軸上に重ね合わされて互いに連通せしめらることによって、本体側筒部24の内部空間と蓋側筒部34の内部空間が互いに連通されることとなる。
なお、このことから明らかなように、本実施形態においては、本体側筒部24へ向かう方向(図1中、左方向)が組付方向とされており、組付方向と反対方向、即ち、本体側筒部24から離隔する方向(図1中、右方向)が、組付解除方向とされている。そして、本体側筒部24および蓋側筒部34は、組付方向に直交して配列されている。
次に、同一中心軸上に位置せしめられた本体側筒部24と蓋側筒部34の組の何れか一つに対して、ロック部材としてのワンウェイネジ42が挿入されて互いに固定される。ワンウェイネジ42は、ネジ頭44に形成された溝において、ドライバなどの工具を締付方向に回した際に工具の力を受ける面が軸方向に起立せしめられて工具の力を受けるようにされる一方、工具を緩み方向に回した際に工具の力を受ける面を傾斜せしめて、工具の力が逃がされることによって、締付方向への回転のみが許容されたネジである。
そして、このようなワンウェイネジ42を、蓋側筒部34の上側開口部から差し入れて、ネジ部46を貫通孔40を挿通せしめて本体側筒部24のボルト孔25に螺合せしめる。これにより、ワンウェイネジ42が本体側筒部24に固定されると共に、蓋側筒部34の底壁部38が、ネジ頭44と本体側筒部24の上面との間で狭持される。このように、本実施形態においては、ワンウェイネジ42のネジ頭44が係合片とされると共に、蓋側筒部34の底壁部38が係合壁とされて、本体側筒部24と蓋側筒部34が互いに外部から解除困難に固定されることとなり、蓋部材16の、ケース本体14に対する本体側筒部24が設けられた側と反対方向、即ち、組付解除方向への変位が阻止されて、ケース本体14と蓋部材16が互いに固定されることとなる。
それと共に、かかる本体側筒部24と蓋側筒部34との位置決め固定状態において、連結部36が、壁部26,26の対向面間の略中央に位置せしめられる。連結部36は、ケース本体14のステージ部22上に載置されるようにして、切断方向で両壁部26,26と所定の距離を隔てて位置せしめられる。また、壁部26、26に形成されたボルト挿通孔28、28は、連結部36よりも上方に位置せしめられる。
そして、ワンウェイネジ42で固定された本体側筒部24に対応して形成された一対の壁部26,26の両ボルト挿通孔28、28に対して、ボルト48が螺合せしめられる。ここにおいて、ボルト48は、未だロックしていない本体側筒部24に向かう方向(例えば、本実施形態においては、図1中の上方向)に締め付けられることが好ましい。また、ボルト48としては、頭を持たず、軸方向の全体に亘って一定の径寸法を有する平先の六角穴付き止めネジ(所謂ホーローセット)等が好適に採用される。なお、ボルト48の軸寸法は、両壁部26,26の対向面間距離よりも僅かに大きくされる。これにより、図4にも示すように、互いに固定された本体側筒部24と蓋側筒部34に対応する一対の壁部26,26の間にボルト48が橋設されて、連結部36の上方に、その軸方向を連結部36の延び出し方向と直交する方向で外周面41の延び出し方向と沿う方向、即ち、切断方向に延びる向きで配設されることとなる。
このようにして、ケース本体14に対して蓋部材16が固定されて、ケース本体14と蓋部材16の間に、収容空間50が形成されると共に、かかる収容空間50内に、制御基板12が収容されることとなる。そして、ケース本体14から蓋部材16を取り外す場合には、先ず、ボルト48を緩めることによって、図8に示すように、ボルト48を連結部36の上方から外れた位置にまで後退させる。なお、以下の説明において、後退とは、ボルト48を、次にロックすることとなる本体側筒部24と反対方向(本実施形態においては、図8中の下方向)に進めることを言い、前進とは、ボルト48を、次にロックすることとなる本体側筒部24の方向(本実施形態においては、図8中の上方向)に進めることを言う。ここにおいて、図8にも示すように、ボルト48は、壁部26から完全に脱離せしめることなく、ボルト48が橋設せしめられていた一対の壁部26、26のうち、後退方向に位置する壁部26との螺合状態を保った状態とすることが好ましい。
このようにして、連結部36が外部に直接に晒されることとなる。そして、壁部26、26と連結部36との間にニッパ等の工具の刃を差し入れて、連結部36を、連結部36の延び出し方向と直交して、外周面41に沿う方向、即ち、切断方向に切断する。これにより、ケース本体14に形成された本体側筒部24と、かかる本体側筒部24に対して蓋側筒部34および連結部36を介して固定されていた蓋部材16との固定状態が、連結部36が切断されて蓋側筒部34が蓋部材16から切り離されることによって解除されて、蓋部材16を、ケース本体14に対して組付解除方向(図1中、右方向)に変位せしめることが可能とされる。
そして、蓋部材16をケース本体14に対して、組付解除方向にスライド変位せしめることによって、本体側筒部24および蓋部材16と反対側に設けられた突起52と挿入孔56との嵌合状態が解除される。このようにして、ケース本体14と蓋部材16との組付状態が解除される。
続いて、再びケース本体14と蓋部材16とを組み付ける場合には、前述と同様に、蓋部材16をケース本体14に重ね合わせて、本体側筒部24に向けてスライド変位せしめることによって、突起52を挿入孔56に挿入せしめると共に、本体側筒部24と蓋側筒部34とを同一中心軸上で重ね合わせる。そして、未だ切断されていない連結部36を有する蓋側筒部34と、かかる蓋側筒部34の下方に重ね合わされた本体側筒部24とを、ワンウェイネジ42で互いに固定する。なお、好適には、ボルト48の前進方向で、先に切断した連結部36を有する蓋側筒部34の隣に位置する蓋側筒部34と、それに対応する本体側筒部24(例えば、図8においては、下から二番目の蓋側筒部34と本体側筒部24)がロックされる。
そして、ボルト48を再び締付けることによって前進せしめて、ロックした蓋側筒部34に対応する壁部26,26間に橋設する。これにより、ロックされた蓋側筒部34に連結されている連結部36の上方に、ボルト48が配設されることとなり、ケース本体14と蓋部材16との再度の組付が完了する。このように、壁部26に対してボルトが螺合せしめられていることから、単なる鉄製のロッドを壁部26に圧入したり引き抜いたりするような構造に比して、壁部26への差し込みや取り外しを容易に行うことが可能とされている。そして、特に本実施形態においては、ボルト48として、頭部を有さない所謂ホーローセットが用いられていることから、ボルト48は、頭部が壁部26に係止されることもなく、壁部26を通過することが出来る。それと共に、ボルト48の進行方向で隣接する壁部26,26間の離隔距離がボルト48の軸寸法よりも小さくされていると共に、各壁部26のボルト挿通孔28が、何れも同一径寸法をもって同一軸上に形成されていることから、ボルト48を前進せしめることによって、壁部26から完全に脱落することなく、順次に各壁部26に螺合せしめて行くことが可能とされている。これにより、ケース本体14と蓋部材16との組付作業も容易に行うことが可能とされているのである。
また、このような構造とされた基板ケース10においては、切断予定部としての連結部36の上方に、切断方向に沿ってボルト48が配設されていることから、例えば不正に連結部36を切断しようとしても、ニッパ等の工具の刃先と連結部36との間にボルト48が介在せしめられて、工具の刃先を連結部36に臨ませることが困難となる。これにより、ボルト48を連結部36の上方から取り外さない限り、連結部36を切断することが困難とされることから、不正な開放を有効に防止することが出来る。
そして、ボルト48ごと連結部36を切断しようとしても、ボルト48の軸方向が連結部36の切断方向に沿って配設されていることから、ニッパの刃をボルト48の軸寸法にまで開かなければならず、一般的なニッパではそれ程大きく刃を開くことは困難である。また、喩えボルト48を軸方向の両側から挟めたとしても、ボルト48が軸方向寸法をもってニッパに対抗することから、ボルト48ごと連結部36を切断することが困難とされており、不正な行為を有効に防止することが出来る。
さらに、連結部36の両側に壁部26,26が設けられていることによって、連結部36の切断方向の両側の空間が制限されている。これにより、工具の刃先を差し込むスペースが制限されており、切断作業を困難にすることが出来ることからも、不正行為をより有効に防止することが可能とされる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。以下に、本発明において好適に採用され得る異なる態様を幾つか示すが、本発明が、これらの態様に限定されるものではないことが理解されるべきである。なお、以下の説明において、前述の実施形態と実質的に同様とされた部材および部位については、前述の実施形態と同一の符号を付することによって、詳細な説明を省略する。
例えば、図9に示す本発明の異なる態様としての基板ケース60のように、隣り合う本体側筒部24および蓋側筒部34の組の間で、壁部26を共用することも可能である。このようにすれば、複数の本体側筒部24および壁部26の配設スペースをよりコンパクトにすることが出来る。
また、図10に示す更に異なる態様の基板ケース70のように、隣接する一対の連結部36を、切断方向でボルト48の軸寸法よりも大きな離隔距離をもって形成する等しても良い。このようにすれば、連結部36を切断する際には、ボルト48をねじ込んで(進めて)、切断しようとする連結部36に対応する壁部26と、次にロックする本体側筒部24に対応する壁部26との間にボルト48を位置せしめることが出来る。そして、連結部36を切断して蓋部材16を開放した跡に、再び蓋部材16をケース本体14に重ね合わせて、切断した連結部36の隣に位置する本体側筒部24と蓋側筒部34をロックした後に、ボルト48を更に進めることによって、当該蓋側筒部34の連結部36の上部にボルト48を位置せしめることが出来る。このように、本態様によれば、基板ケース70を開放する際に、ボルト48を一旦緩める(後退させる)ことが不要とされることから、基板ケース70の開放および封止をより円滑に行うことが出来る。
また、ケース本体14と蓋部材16の具体的な形状、および互いの組み付け方法はあくまでも例示であって、様々な態様が適宜に採用可能である。例えば、図11にモデル的に示す本発明の更に異なる態様としての基板ケース80のように、ケース本体14と蓋部材16の一方の端部をヒンジ機構82で開閉可能に連結して、ヒンジ機構82の反対側に本体側筒部24、蓋側筒部34、および壁部26を形成する等しても良い。
さらに、ケース本体14と蓋部材16の構造上、互いの開閉を阻害しないのであれば、本発明に従う本体側筒部24、蓋側筒部34、および壁部26を、ケース本体14および蓋部材16の複数辺上に設けることも可能である。例えば、図12にモデル的に示す本発明の更に異なる態様としての基板ケース90のように、ケース本体14と蓋部材16を何れか一つの辺上で(例えば、図12中の右端部の辺上で)ヒンジ機構を用いて開閉可能に連結すると共に、本体側筒部24、蓋側筒部34、および壁部26を、その他の複数の辺上に設けるなどしても良い。
更にまた、ロック部材を外部から不正に操作されることを防止するために、ロック部材を外部から隠蔽する隠蔽部材を用いる等しても良い。例えば、前述の基板ケース10において、ワンウェイネジ42によって本体側筒部24と蓋側筒部34を互いに固定した後に、蓋側筒部34の上側開口部に、隠蔽部材としての適当なキャップ部材を詰め込んで開口部を封止する等しても良い。
また、本体側筒部24と蓋側筒部34とを互いに固定するロック部材として、図13に示すスプリングピン100に対して係止部材102を組み付けた部材を用いること等も可能である。スプリングピン100は、鉄鋼やばね鋼、ばね用ステンレス鋼等の板材を丸めることによって形成されており、周方向の一部において軸方向に蛇行しながら延びる切り込み104が形成された筒形状とされている。これにより、スプリングピン100は、縮径方向の力が及ぼされることによって、拡径方向の復元力が生ぜしめられるようになっている。また、このようなスプリングピン100を用いる場合には、ケース本体14に設けられた本体側筒部24のボルト孔25は、内周面にネジが切られていないピン差込孔とされると共に、スプリングピン100の縮径方向の力が及ぼされていない状態における径寸法が、かかるピン挿入孔の径寸法よりも僅かに大きくされる。
一方、係止部材102は、全体として円板形状とされた板状片106の中央部分から厚さ方向一方の側に突出する挿入軸108が一体形成された構造とされている。ここにおいて、板状片106の径寸法は、蓋部材16に設けられた蓋側筒部34の内径寸法よりも小さく、貫通孔40の径寸法よりも大きくされる。
そして、挿入軸108がスプリングピン100の軸方向一方の端部から挿入されることによって、係止部材102がスプリングピン100に組み付けられてロック部材が構成されており、前述のワンウェイネジ42と同様に、スプリングピン100を本体側筒部24のピン差込孔に差し込むことによって本体側筒部24に固定すると共に、係合壁としての蓋側筒部34の底壁部38を、係合片としての係止部材102と本体側筒部24の上面との間で狭持することによって、本体側筒部24と蓋側筒部34を固定することができる。このようなスプリングピン100は、略全体が本体側筒部24に差し込まれる(埋め込まれる)ことから、外部から再び縮径せしめることが困難であり、これにより、本体側筒部24と蓋側筒部34とを解除困難に固定することが出来る。なお、板状片106の径寸法は、蓋側筒部34の内径寸法よりも僅かに小さい程度とされることが好ましい。このようにすれば、蓋側筒部34の開口部の略全体を係止部材102で封止することが出来て、外部から係止部材102やスプリングピン100に対して不正な操作が行われることを有効に防止することが出来る。また、スプリングピン100の具体的な形状はあくまでも例示である。例えば、切り込み104の具体的な形状として、軸方向に延びる直線状にする等しても良い。また、板材を一周以上巻いてスプリングピン100を形成すること等も可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としての遊技機用基板ケースをモデル的に示す上面モデル図。 同遊技機用基板ケースをモデル的に示す側面モデル図。 同遊技機用基板ケースをモデル的に示す正面モデル図。 同遊技機用基板ケースの要部をモデル的に示す斜視モデル図。 同遊技機用基板ケースの要部をモデル的に示す断面モデル図。 第一ケース構成部材をモデル的に示す上面モデル図。 第二ケース構成部材をモデル的に示す上面モデル図。 図1に示した遊技機用基板ケースの組付解除方法を説明するための説明図。 本発明の異なる態様としての遊技機用基板ケースをモデル的に示す上面モデル図。 本発明の更に異なる態様としての遊技機用基板ケースをモデル的に示す上面モデル図。 本発明の異なる態様としての遊技機用基板ケースをモデル的に示す断面モデル図。 本発明の異なる態様としての遊技機用基板ケースをモデル的に示す上面モデル図。 本発明の異なる態様としてのロック部材を示す正面図。
符号の説明
10:基板ケース、12:制御基板、14:ケース本体、16:蓋部材、24:本体側筒部、26:壁部、28:ボルト挿通孔、34:蓋側筒部、36:連結部、42:ワンウェイネジ、48:ボルト

Claims (2)

  1. 第一ケース構成部材と第二ケース構成部材とが重ね合わされて組み付けられ、該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材とで囲まれて形成された収容空間に制御基板を収容する遊技機用基板ケースにおいて、
    前記第一ケース構成部材の外周縁部には第一筒部が設けられていると共に、前記第二ケース構成部材の外周縁部には、該第二ケース構成部材の外周面から外方に延び出す切断予定部を介して第二筒部が設けられて、該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付状態において該第一筒部と該第二筒部が同一中心軸上に位置せしめられるようになっていると共に、該第一筒部と該第二筒部とを互いに固定するロック部材が該第一筒部および該第二筒部に跨って挿入されることにより該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付解除方向への相対移動が阻止されるようになっている一方、該切断予定部が該切断予定部の延び出し方向と直交して該第二ケース構成部材の外周面の延び出し方向に沿った切断方向に切断されて該第二筒部を該第二ケース構成部材から分離させることによって該第一ケース構成部材と該第二ケース構成部材との組付解除方向への相対移動が許容されるようになっており、更に、該第一ケース構成部材には該切断予定部を該切断方向の両側で挟む一対の壁部が設けられており、これら一対の壁部にボルト挿通孔が貫設されて該ボルト挿通孔にボルトが螺合せしめられることによって、該ボルトが該切断予定部を挟んだ該第一ケース構成部材と反対側において、且つ該ボルトの軸方向が該切断方向に沿って延びるように配設されていることを特徴とする遊技機用基板ケース。
  2. 前記第一筒部と前記第二筒部の組および前記壁部が前記切断予定部の切断方向に沿って複数設けられ、それら複数の壁部には前記ボルト挿通孔が該切断方向で同軸上に同一径寸法をもって貫設されていると共に、該切断方向で隣接する一対の壁部に跨る軸方向寸法を有する前記ボルトを前記ロック部材が挿入された該第一筒部および該第二筒部の組に対応する該壁部の該ボルト挿通孔に螺合せしめた請求項1に記載の遊技機用基板ケース。
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