JP2009267586A - アーム装置 - Google Patents

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JP2009267586A JP2008112408A JP2008112408A JP2009267586A JP 2009267586 A JP2009267586 A JP 2009267586A JP 2008112408 A JP2008112408 A JP 2008112408A JP 2008112408 A JP2008112408 A JP 2008112408A JP 2009267586 A JP2009267586 A JP 2009267586A
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Yuki Toyoshima
雄樹 豊島
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Abstract

【課題】 本発明は、湾曲した筒状の収納部(インサート)に同曲率にて湾曲した丸棒状の伸縮部(アーム)を挿入し、筒状の収納部(インサート)から丸棒状(アーム)を所望な長さを保った状態として、円滑な伸縮動作を行うことができるアーム装置を提供する。
【解決手段】 アーム部30は、インサート部20に収納される側の基端部分30Aの側面に、突出するように形成されたピン50と、ピン50の外径より大きい内径によって形成された穴40Aを側面に有し、ピン50が穴40Aに挿入されることにより、アーム部30のうち、インサート部20に収納される側の基端部分30Aを覆うように、ピン50によって連結されたアームパーツ40とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アーム装置に関する。
ヘッドホンは、ユーザが当該ヘッドホンを頭部に装着する際、ユーザの頭部の大きさに応じて、当該ヘッドホンの大きさを調整するためのアーム装置を有する。このアーム装置としては、種々のものが提案及び開発されている(例えば特許文献1及び2参照)。
以下、アーム装置に関する文献名を記載する。
特開2004−96792号公報 特開平8−182086号公報
湾曲した筒状の収納部(インサート)に同曲率にて湾曲した丸棒状の伸縮部(アーム)を挿入し、筒状の収納部(インサート)から丸棒状(アーム)を所望な長さを保った状態として、円滑な伸縮動作を行うことができるアーム装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるアーム装置は、
アーム部と、当該アーム部を収納するインサート部とを有し、前記アーム部及び前記インサート部がそれぞれ対応して湾曲するように形成されたアーム装置において、
前記アーム部は、
前記インサート部に収納される側の基端部分の側面に、突出するように形成されたピンと、
前記ピンの外径より大きい内径によって形成された穴を側面に有し、前記ピンが前記穴に挿入されることにより、前記アーム部のうち、前記インサート部に収納される側の基端部分を覆うように、前記ピンによって連結されたアームパーツと、
前記アームパーツの内部に設けられ、前記ピンの長手方向と直交する方向であって、かつ前記アーム部の移動方向と直交する方向に伸縮するコイルばねと、
前記コイルばねの先端に取り付けられた球と
を備え、
前記インサート部は、
前記ピンの外径より大きい幅を有し、前記インサート部の長手方向に沿って形成されたガイド溝と、
前記球の径より小さい径を有し、前記アーム部を伸縮させる際に前記球が通過する通過線に沿って所定間隔毎に設けられた伸縮停止穴と
を備える。
本発明のアーム装置によれば、湾曲した筒状の収納部(インサート)に同曲率にて湾曲した丸棒状の伸縮部(アーム)を挿入し、筒状の収納部(インサート)から丸棒状(アーム)を所望な長さを保った状態として、円滑な伸縮動作を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に、本発明の実施の形態によるアーム装置10の構成を示す。このアーム装置10は、例えば図示しないヘッドホンの一部を構成し、ユーザが当該ヘッドホンを頭部に装着する際、ユーザの頭部の大きさに応じて、当該ヘッドホンの長さを調整するための装置である。なお、図1(a)は背面図を示し、図1(b)は正面図を示し、図1(c)は右側面図を示す。
図1に示すように、アーム装置10は、アーム部30と、当該アーム部30を収納する筒状のインサート部20とを有する。インサート部20とアーム部30とは、同一の曲率で湾曲するように形成され、例えばヘッドホンを装着するユーザが、インサート部20内部にアーム部30を収納したり、又はインサート部20内部からアーム部30を引出すことにより、アーム装置10全体を伸縮させる。
なお、図2(a)は、アーム部30の全体構成を示し、図2(b)は、アーム部30の先端付近の詳細構成を示す。また、図3(a)は、図1(c)におけるA−A線に沿って切断した場合の断面図を示し、図3(b)は、図3(a)におけるアーム部30の先端付近の詳細構成を示す断面図を示し、図3(c)は、図3(b)におけるD−D線に沿って切断した場合の断面図を示す。
アーム部30は、基端部分30Aと、当該基端部分30Aを除く本体部分30Bとからなり、基端部分30Aの径は、当該基端部分30Aを除く本体部分30Bの径より小さくなるように形成されている。アーム部30の基端部分30Aの側面には、ピン50が突出するように形成され、アームパーツ40が、基端部分30Aを覆うように、ピン50によって連結されている。
具体的には、アームパーツ40の側面には、ピン50の外径より大きい内径を有する穴40Aが形成され、アーム部30の基端部分30Aの側面には、ピン50の外径より小さい内径を有する図示しない穴が形成される。
そして、ピン50が、アームパーツ40の穴40Aに挿入され、さらに当該ピン50が、アーム部30の基端部分30Aの穴(図示せず)に圧入されることにより、アーム部30の基端部分30Aとアームパーツ40とが連結される。
これにより、アームパーツ40は、インサート部20内において、ピン50を回動軸として、図3(b)中の矢印に示す方向に、僅かに回動することができる可動性を有する。
このように、インサート部20内部にアーム部30を収納したり、又はインサート部20内部からアーム部30を引出す際には、アームパーツ40が、ピン50を回動軸として僅かに回動しながら、インサート部20内を摺動する。
これにより、インサート部20とアーム部30それぞれの曲率の誤差を吸収して、アームパーツ40がインサート部20内を摺動する際に起こり得る引掛かりを抑制し、インサート部20内部に対するアーム部30の収納及び引出しを滑らかに行うことができる。
ところで、インサート部20には、ピン50の外径より大きい幅を有するガイド溝60が、インサート部20の長手方向に沿って形成されている。従って、インサート部20内部にアーム部30を収納する際、又はインサート部20内部からアーム部30を引出す際には、ピン50の基端部分が当該ガイド溝60を摺動しながら、アーム部30が動くことにより、アーム部30が回転しながら移動することを抑制することができる。
このようにしてインサート部20からアーム部30を引き出し又は押し込むことにより、ピン50がインサート部20のガイド溝60の端部60A又は60Bに到達すると、アーム部30の引き出しによる伸張又は押し込みによる縮小動作が停止する。すなわち、ガイド溝60の端部60A及び60Bは、アーム部30の伸張及び縮小の限界位置として機能する。なお、ピン50がガイド溝60の端部60Aに到達した後、さらにアーム部30に対して引張り力が加わった場合であっても、アーム部30がインサート部20から抜け落ちない程度の十分な強度をインサート部20に確保している。
ところで、アームパーツ40内部には、ピン50の長手方向と直交する方向であって、かつ当該アーム部30の移動方向と直交する方向に伸縮するコイルばね70が設けられている。このコイルばね70の先端には、球80が取り付けられている。
一方、インサート部20には、球80の径より小さい径を有する伸縮停止穴90が、アーム部30を伸縮させる際に球80が通過する通過線に沿って、所定間隔毎に設けられている。
従って、アーム部30を伸縮させる際、アームパーツ40がインサート部20の内径面を摺動することにより、球80が伸縮停止穴90に到達すると、当該球80の一部が、コイルばね70の反力によって外側に押し出される。このようにして、アーム部30を伸縮させる際の位置決めを行っている。
インサート部20の両端部のうち、アーム部30が挿入される側の端部には、エンドキャップ100が取り付けられている。具体的には、インサート部20の端部の外径面に形成されたおねじ(図示せず)に、エンドキャップ100の内径面に形成されためねじ(図示せず)を締結することにより、インサート部20の端部にエンドキャップ100が取り付けられる。
エンドキャップ100の内径面側には、アームブッシュ110が圧入され、アーム部30を保持する役割を果たす。これにより、アーム部30は、アームブッシュ110の内径面を摺動しながら伸縮する。
このように本実施の形態によれば、アーム部30を伸縮させる際には、アームパーツ40が、ピン50を回動軸として僅かに回動しながら、インサート部20内を摺動することにより、インサート部20とアーム部30それぞれの曲率の誤差を吸収して製造ばらつきを抑制することができる。また、アームパーツ40がインサート部20内を摺動する際に起こり得る引掛かりを抑制して、滑らかにアーム部30を伸縮させることができる。
なお、上述の実施の形態は一例であって、本発明を限定するものではない。例えば、頭部に装着するマイクロホンとしてのヘッドセットなど、他の種々の装置にアーム装置10を適用するようにしても良い。
aはアームの背面図、bはアームの正面図、cはアームの右側面図 aはアームの全体構成図、bはアームの基端付近の詳細図 aは図1(c)におけるA−A線に沿った断面図、bは図3(a)におけるアーム部の基端付近の断面図、cは図3(b)におけるD−D線に沿った断面図
符号の説明
10 アーム装置
20 インサート部
30 アーム部
40 アームパーツ
50 ピン
60 ガイド溝
70 コイルばね
80 球
90 伸縮停止穴
100 エンドキャップ
110 アームブッシュ

Claims (1)

  1. アーム部と、当該アーム部を収納するインサート部とを有し、前記アーム部及び前記インサート部がそれぞれ対応して湾曲するように形成されたアーム装置において、
    前記アーム部は、
    前記インサート部に収納される側の基端部分の側面に、突出するように形成されたピンと、
    前記ピンの外径より大きい内径によって形成された穴を側面に有し、前記ピンが前記穴に挿入されることにより、前記アーム部のうち、前記インサート部に収納される側の基端部分を覆うように、前記ピンによって連結されたアームパーツと、
    前記アームパーツの内部に設けられ、前記ピンの長手方向と直交する方向であって、かつ前記アーム部の移動方向と直交する方向に伸縮するコイルばねと、
    前記コイルばねの先端に取り付けられた球と
    を備え、
    前記インサート部は、
    前記ピンの外径より大きい幅を有し、前記インサート部の長手方向に沿って形成されたガイド溝と、
    前記球の径より小さい径を有し、前記アーム部を伸縮させる際に前記球が通過する通過線に沿って所定間隔毎に設けられた伸縮停止穴と
    を備えるアーム装置。
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CN108429974A (zh) * 2018-06-06 2018-08-21 登封特卡电子科技有限公司 一种防脱落头戴耳机
CN110677762A (zh) * 2019-10-10 2020-01-10 东莞市智汇五金有限公司 一种耳机滑动臂的成型工艺

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