JP2009265818A - ドライバ覚醒装置 - Google Patents

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Yuji Matsumoto
雄二 松本
Hirobumi Kiyohara
博文 清原
Tetsuya Enosaka
徹也 榎坂
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Abstract

【課題】運転中のドライバの居眠りを効果的に防止する技術を提供すること。
【解決手段】車室内に持ち込まれた携帯電話が、個人認証されたドライバが所有する携帯電話であると判断された場合には(S160:YES)、覚醒装置が、携帯電話からの情報に含まれる機能使用履歴を参照し、携帯電話のアラーム機能が使用された履歴を確認し、アラーム機能の使用履歴が存在するか否かを判断する(S180)。アラーム機能の使用履歴が存在すると判断された場合において、現在時刻の前後1時間内に設定時間が存在すると判断された場合には(S180:YES、S200:YES)、その設定時間に使用されたことがあるアラーム音データを取得し(S210)、取得したアラーム音データを目覚まし音として使用することに決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止する技術に関する。
従来から、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止するために、任意のアラーム音を計時タイマに従って所定時間出力する装置が知られている。
この種の装置の中には、ユーザが運転中であることを検出してから所定時間が経過したらその旨をユーザに報知して応答させる装置や、報知に対して音声応答したユーザの音声レベルが低下した場合に第三者の携帯電話に知らせる移動端末がある。
例えば、特許文献1に記載の携帯電話機によれば、携帯電話機がドライブモードのとき、CPUが第1計時タイマをスタートさせ、第1計時タイマが所定時間nを経過するとCPUがアラームで報知を行う。これに対して運転中のユーザが声で応答を行い、マイクへの音声入力値が所定値以上の場合、CPUが報知を行ってからユーザが応答するまでの時間を取得する。その時間が所定値N以下であれば、CPUが第1計時タイマを再度スタートさせ、一方、その時間が所定値N以上であれば第2計時タイマをスタートさせる。音声入力値が所定値以下の場合、CPUがカウンタに数値「1」を加算し、カウンタが一定数以上であれば、CPUが無線送受信部を用いてユーザの家族の携帯端末に通知する。
特開2004−328594号公報(第3頁、図2)
しかし、この種の装置においては、上述のように任意のアラーム音を計時タイマに従って所定時間出力するため、様々な音であふれている車室内において、ドライバなどの聴取者が装置による報知音を容易に認知できないおそれがあった。また、アラーム音が日常なじみの薄い音により報知されるため、覚醒効果が十分得られないおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ドライバが容易に認知可能なアラーム音を用いることにより、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るドライバ覚醒装置によれば、ドライバが所持するアラーム機能を有するアラーム装置を特定し、特定されたアラーム装置から、アラーム機能に設定されるアラーム音を示すアラーム音データを取得した場合には、その取得されたアラーム音データに基づき覚醒音を出力するよう設定する。
このことにより、ドライバが日常使用している、すなわちドライバの日常生活に適合したアラーム装置のアラーム音を車室内でも使用できるようにすることにより、覚醒効果の向上が狙えると共に、様々な音にあふれている車室内でもドライバが目覚まし音に気づきやすくなり、認知特性の向上効果が期待できる。
この場合、ドライバの覚醒具合を判定する必要性がより高い車両走行中であると判定された場合に、上述のようなアラーム機能を有するアラーム装置を特定することが考えられる(請求項2)。なおこの場合、車速センサからの出力信号(請求項3)やエンジン回転数センサからの出力信号(請求項4)に基づき、車両が走行中であるか否かを判断するとよい。このことにより、仮に途中でドライバが交代しても車両が走行し始めた際に交代後のドライバが所持するアラーム装置からアラーム音を取得することができる。したがって、ドライバが交代しても、交代後のドライバが日常使用している、すなわちドライバの日常生活に適合したアラーム装置のアラーム音を車室内でも使用できるようにすることができる。
また、ドライバが所持するアラーム装置を特定する手法としては、車室内から検出したアラーム装置と、認証されたドライバに対応付けて登録されるアラーム装置とが一致する場合に、ドライバが所持するアラーム装置と判断することが挙げられる(請求項5)。なおこの場合、応答を要求する旨の信号を車両の室内で送信し、その送信した信号に対する応答をアラーム装置から受信したらアラーム装置を検出したとするとよい(請求項6)。また、ドライバの顔画像に基づきドライバの認証を行うとよい(請求項7)。このようにすれば、ドライバの個人認証により、ドライバが所持しているアラーム装置の特定が容易となり、ドライバが所持するアラーム装置のアラーム音を確実に特定して取得することができる。
また、アラーム装置から取得するアラーム音としては、次のようなものが挙げられる。すなわち、現在時刻の前後所定時間以内に設定されるアラーム音や(請求項8)、現在時刻に最も近い時刻に設定されるアラーム音(請求項9)、現在時刻と同一時間帯内に設定されるアラーム音(請求項10)、現在時刻の前後所定時間以内に使用履歴があるアラーム音(請求項11)、使用履歴があるアラーム音のうち現在時刻に最も近い時刻に使用されたことがあるアラーム音(請求項12)、現在時刻と同一時間帯内に使用履歴があるアラーム音(請求項13)、などである。このようにすれば、ドライバが所持するアラーム装置をより確実に特定することができ、ドライバを覚醒させる効果が高いアラーム音をより確実に取得することができる。また、アラーム装置のアラーム機能の使用履歴をうまく活用して、時間や場所毎にユーザの日常生活に適合した覚醒効果の高いアラーム音を出力することができる。
ところで、上述のドライバの覚醒具合を判定する際には、ドライバの覚醒度が所定値以下である場合にドライバが覚醒していないと判定することや(請求項14)、ドライバの覚醒度が前回判定時よりも低下した場合にドライバが覚醒していないと判定すること(請求項15)などが考えられる。なお、上述のドライバの覚醒度については、ドライバの生体情報に基づいて算出するとよい(請求項16)。ドライバの生体情報の具体例としては、ドライバの心電データや(請求項17)、ドライバの顔画像(請求項18)、ドライバの顔画像から抽出されるドライバの瞬きの頻度(請求項19)、などが挙げられる。このようにすれば、ドライバの覚醒具合をより確実に判定することができ、したがって、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止することができる。また、ドライバの生体情報により覚醒度を判定することで、覚醒が必要なときに確実にアラーム音を出力することができる。
また、覚醒音を出力するタイミングとしては、ドライバが覚醒していないと判定されたときが考えられる(請求項20)。また、覚醒音を出力してから所定時間が経過してもドライバが覚醒しないときには覚醒音の出力レベルを現在のレベルよりも高くするとよい(請求項21)。このことにより、覚醒が必要なときに確実にアラーム音を出力することができる。
さらに、車両の室内に設置されるステアリングに設定されてドライバからの操作を受け付けるステアリングスイッチが覚醒音の出力中にオンされたときに覚醒音を停止するようにするとよい(請求項22)。このようにすれば、ドライバが覚醒している際に、車室内に不必要な音が発生するのを防止することができる。
なお、上述のアラーム機能を有するアラーム装置としては、アラーム機能を有する携帯電話(請求項23)やアラーム機能を有する時計装置(請求項24)などが挙げられる。このようにすれば、ドライバが日常的に所持してアラーム機能を利用する装置から、ドライバを覚醒させる効果が高いアラーム音を取得することができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1はドライバ覚醒装置100の全体構成を示すブロック図である。
[ドライバ覚醒装置100の構成の説明]
ドライバ覚醒装置100は、カメラ1と、画像処理装置2と、個人認証装置3と、個人照合装置4と、覚醒装置5と、音量制御装置6と、アンプ7と、スピーカ8と、心電センサ9と、ステアリングスイッチ10と、を備える。
[カメラ1の構成の説明]
カメラ1は、撮影素子を有し、当該ドライバ覚醒装置100が搭載された車室内にてドライバの顔を撮影する装置である。そして、カメラ1は、ドライバの顔を撮影した撮影画像を画像処理装置2に送出する。
[心電センサ9の構成の説明]
心電センサ9は、ステアリングホイールのリング部に左右一対の電極部を設け、ドライバがこれら各電極部を左右の手で把持した際に各電極間に生じる電位差を検出することで、ドライバの心電波形(心電センサ信号)を測定する装置である。そして、心電センサ9は、測定した心電センサ信号を覚醒装置5に送出する。
[ステアリングスイッチ10の構成の説明]
ステアリングスイッチ10は、ステアリングホイールの基部に設けられ、ドライバの操作による操作を受け付けることができる。そして、ステアリングスイッチ10は、ドライバの操作を受け付けた際にはその旨を示す信号を覚醒装置5に送出する。
[画像処理装置2の構成の説明]
画像処理装置2は、カメラ1から受け取った撮像画像を分析し、画像中のドライバの顔領域を抽出して顔画像データとして個人認証装置3へ送出する。また、画像処理装置2は、画像中のドライバの顔領域のうち目の部分を詳細に分析して瞬き状態を含む開眼度を検出し、その検出結果から瞬き頻度を算出して覚醒装置5へ送出する。
[個人認証装置3の構成の説明]
個人認証装置3は、画像処理装置2から受け取ったドライバの顔画像データに基づきドライバの認証を行う。具体的には、個人認証装置3は、ドライバを特定する情報としてドライバの顔画像データが登録されており、その登録された顔画像データと画像処理装置2から受け取ったドライバの顔画像データとが一致しているか否かの判定に基づきドライバの認証を行う。そして、個人認証装置3は、認証結果を示すデータを個人照合装置4へ送出する。また、個人認証装置3は、登録するドライバの顔画像データにドライバの所持する携帯電話が対応付けられており、認証されたドライバの所持する携帯電話に関する情報を読み出して個人照合装置4へ送出する。
[個人照合装置4の構成の説明]
個人照合装置4は、車室内に存在する携帯電話200を検出する。具体的には、個人照合装置4は、応答を要求する旨の信号を車室内で送信し、その送信した信号に対する応答を携帯電話200から受信した場合に、車室内に存在する携帯電話200を検出したとする。
さらに、個人照合装置4は、車室内で検出した携帯電話200が、認証されたドライバに所持されるか否かを判断する。具体的には、個人照合装置4は、携帯電話200の所有者を特定する情報であるオーナー情報を携帯電話200から取得し、個人認証装置3から受け取った認証結果および認証されたドライバの所持する携帯電話に関する情報を参照して、車室内で検出した携帯電話200が、認証されたドライバの所持する携帯電話と一致するか否かを判断する。
そして、個人照合装置4は、認証されたドライバの所持する携帯電話200からアラーム情報(機能使用履歴)を取得する。具体的には、個人照合装置4は、認証されたドライバの所持する携帯電話200にアラーム機能を使用した履歴がある場合に、その使用履歴を示すアラーム情報を携帯電話200から取得する。なお、アラーム情報には、目覚まし音を含むアラーム音を過去に使用した履歴、各使用履歴に対応するアラーム音を示すデータが含まれる。そして、個人照合装置4は、携帯電話200から受け取ったアラーム情報を覚醒装置5へ送出する。
[覚醒装置5の構成の説明]
覚醒装置5は、個人照合装置4からアラーム情報を受け取った場合には、所定条件を満たすアラーム音を示すデータをアラーム情報から取り込み、ドライバを覚醒させる際に用いる目覚まし音(覚醒音)として設定する。なお、本実施形態では、現在時刻の前後1時間以内に使用されたアラーム音がある場合には、該当するアラーム音を示すデータをアラーム情報から取り込み、現在時刻の前後1時間以内に使用されたアラーム音がない場合には、アラーム情報に含まれるアラーム音のうち現在の時刻に最も近い時刻に使用されたことがあるアラーム音を示すデータをアラーム情報から取り込む。また、覚醒装置5は、個人照合装置4からアラーム情報を受け取らなかったときには、予め用意している標準的な目覚まし音を、ドライバを覚醒させる際に用いるよう設定する。
また、覚醒装置5は、車両が走行中であるか否かを判定する。具体的には、覚醒装置5は、図示しない車速センサからの出力信号に基づき車両の走行速度を算出し、その算出した走行速度が所定値以上である場合に車両が走行中であると判定する。
また、覚醒装置5は、車両が走行中である場合に、ドライバの覚醒具合を判定する。具体的には、覚醒装置5は、画像処理装置2から受け取った瞬き頻度を示す情報および心電センサ9から受け取った心電センサ信号に基づき、瞬き頻度、心電信号の振幅、心拍間隔および心拍数からドライバの覚醒度を算出する。一例を挙げると、上述の瞬き頻度、心電信号の振幅、心拍間隔または心拍数から覚醒状態にないと推測される項目を数え、その項目数を覚醒度とするといった具合である。そして、覚醒装置5は、ドライバの覚醒度が前回判定時よりも低下した場合にドライバが覚醒していないと判定する。そして、覚醒装置5は、ドライバが覚醒していないと判定した場合には、設定される目覚まし音を示すデータおよび音量制御信号を音量制御装置6に送出する。
[音量制御装置6の構成の説明]
音量制御装置6は、覚醒装置5から受け取った目覚まし音を示すデータおよび音量制御信号に基づき、目覚まし音を示すデータをアンプ7にて音量制御信号に応じたレベルに増幅させた後にスピーカ8から出力させる。
なお、アンプ7およびスピーカ8の構成については公知技術に従っているためここではその詳細な説明を省略する。
[携帯電話200について説明]
次に、ドライバが所持する携帯電話200について説明する。
携帯電話200については公知技術に従っているためここではその詳細な説明を省略するが、本実施形態では、アラーム音データの取得対象となる携帯電話200としてはアラーム機能を有していることが条件となる。なお、アラーム機能とは、目覚まし音などのアラーム音を出力時刻になったら出力する機能であり、アラーム音および出力時刻についてはユーザによって設定される。そして、携帯電話200は、設定されるアラーム音を示すデータおよび出力時刻を記憶するとともに、過去にアラーム音を使用した使用履歴(アラーム情報)を記憶する。なお、アラーム情報には、上述のように、目覚まし音を含むアラーム音を過去に使用した履歴、各使用履歴に対応するアラーム音を示すデータが含まれる。また、携帯電話200はオーナー情報を記憶する。なお、オーナー情報とは、この携帯電話200を所有するユーザを特定する情報である。
[特許請求の範囲との対応関係]
ここで、特許請求の範囲との対応関係を説明する。カメラ1が特定情報取得手段に該当し、個人認証装置3が登録手段および認証手段に該当し、個人照合装置4が検出手段および判断手段に該当し、覚醒装置5が、覚醒度判定手段、設定手段および走行中判定手段に該当する。また、個人認証装置3および個人照合装置4が特定手段に該当し、個人照合装置4および覚醒装置5がアラーム音取得手段に該当し、覚醒装置5、音量制御装置6、アンプ7およびスピーカ8が覚醒音出力手段に該当する。また、携帯電話200がアラーム装置に該当する。
[ドライバ覚醒処理の説明]
次に、ドライバ覚醒装置100が実行するドライバ覚醒処理を図2のフローチャートおよび図3のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、ドライバ覚醒装置100が起動している際に繰り返し実行される。
まず、S110では、覚醒装置5が、車速センサ(図示省略)が出力する車速センサ情報を収集する。
続くS120では、覚醒装置5が、収集した車速センサ情報に基づいて車両が走行中であるか否かを判断する。車速センサ情報から車両の走行速度を算出し、その走行速度が所定値以上である場合には車両が走行中であると判断する。車両が走行中ではないと判断された場合には(S120:NO)、ドライバが覚醒状態にはなくてもよいため、待機することとしてS110に戻る。一方、車両が走行中であると判断された場合には(S120:YES)、S130に移行する。
S130では、個人照合装置4が、車室内に持ち込まれた携帯電話200を探索する。具体的には、個人照合装置4が、応答を要求する旨の信号を車室内で送信する。
続くS140では、個人照合装置4が、車室内に携帯電話200が持ち込まれているか否かを判断する。具体的には、S130にて個人照合装置4が送信した信号に対して、携帯電話200から応答があったときには車室内に携帯電話200が持ち込まれていると判断し、一方、応答がなかったときには車室内に携帯電話200が持ち込まれていないと判断する。車室内に携帯電話200が持ち込まれていないと判断された場合には(S140:NO)、ドライバの覚醒には標準の目覚まし音データを使用することに決定し(S230)、後述するS240に移行する。一方、車室内に携帯電話200が持ち込まれていると判断された場合には(S140:YES)、S150に移行する。
S150では、個人認証装置3が、ドライバ個人認証処理を実行する。具体的には、カメラ1が取得したドライバの顔画像に対して画像処理装置2が画像処理を行い、その画像処理後の顔画像と、内蔵するメモリに登録されたドライバの顔画像とを比較することでドライバ個人認証を行う。両者が一致すれば個人認証が成立すると判断し、一方、両者が一致しなければ個人認証が不成立と判断する。そして、その認証結果を個人照合装置4へ送信する。
続くS160では、個人照合装置4が、S140で車室内に持ち込まれていると判断された携帯電話200が、個人認証されたドライバが所有する携帯電話であるか否かを判断する。具体的には、個人照合装置4が、オーナー情報を要求する旨の信号を上述の携帯電話200に対して送信し、携帯電話200からの応答を受信した場合に、受信したオーナー情報と、内蔵するメモリに予め登録されたオーナー情報のうち個人認証されたドライバに関する情報とを照合する。両者が一致すれば個人照合が成立すると判断し、一方、両者が一致しなければ個人照合が不成立と判断する。車室内に持ち込まれた携帯電話200が、個人認証されたドライバが所有する携帯電話ではないと判断された場合には(S160:NO)、覚醒装置5が、ドライバの覚醒には標準の目覚まし音データを使用することに決定し(S230)、後述するS240に移行する。一方、車室内に持ち込まれた携帯電話200が、個人認証されたドライバが所有する携帯電話であると判断された場合には(S160:YES)、S170に移行する。
S170では、覚醒装置5が、携帯電話200からのアラーム情報に含まれる機能使用履歴を参照し、携帯電話200のアラーム機能が使用された履歴を確認し、アラーム機能の使用履歴が存在するか否かを判断する(S180)。アラーム機能の使用履歴が存在しないと判断された場合には(S180:NO)、ドライバの覚醒には標準の目覚まし音データを使用することに決定し(S230)、後述するS240に移行する。一方、アラーム機能の使用履歴が存在すると判断された場合には(S180:YES)、S190に移行する。
S190では、覚醒装置5が、現在時刻と設定時刻とを照合する。具体的には、入力される時刻データが示す現在の時刻と、携帯電話200にてアラーム機能が使用された際の設定時間とを照合する。そして、現在時刻の前後1時間内に設定時間が存在するか否かを判断する(S200)。現在時刻の前後1時間内に設定時間が存在すると判断された場合には(S200:YES)、その設定時間に使用されたことがあるアラーム音データをアラーム情報から取得し(S210)、取得したアラーム音データを目覚まし音として使用することに決定し、後述のS240に移行する。一方、現在時刻の前後1時間内に設定時間が存在しないと判断された場合には(S200:NO)、使用履歴から現在時刻に最も近い時間に使用されたことがあるアラーム音データをアラーム情報から取得し(S220)、取得したアラーム音データを目覚まし音として使用することに決定し、S240に移行する。
図3に移り、S240では、覚醒装置5がドライバ覚醒度判定処理を実行する。具体的には、覚醒装置5が、画像処理装置2によって画像処理された顔画像から抽出されたドライバの瞬き頻度を示す情報および心電センサ9からの出力信号である心電センサ信号からドライバの覚醒度を判定する。なお、判定結果は内蔵するメモリ(図示省略)に記憶しておく。
続くS250では、覚醒装置5が、内蔵するメモリの記憶内容を参照して、今回判定したドライバの覚醒度レベルが前回判定時から低下しているか否かを判断する。ドライバの覚醒度レベルが前回判定時から低下していないと判断された場合には(S250:NO)、目覚まし音を出力する必要がないと判断し、引き続きドライバの覚醒度合いを監視するためにS240に戻る。一方、ドライバの覚醒度レベルが前回判定時から低下していると判断された場合には(S250:YES)、目覚まし音を出力する(S260)。具体的には、覚醒装置5が、S210〜S230の何れかを実行した際に目覚まし音として使用することに決定したアラーム音データおよび音量制御信号を音量制御装置6に出力する。音量制御装置6は、入力された音量制御信号に基づきアンプ7による増幅具合を制御し、入力されたアラーム音データをアンプ7にて増幅させた後にスピーカ8から出力させる。
続くS270では、覚醒装置5が、内蔵するタイマをリセットする。
続くS280では、覚醒装置5がS240と同様のドライバ覚醒度判定処理を実行する。
続くS290では、覚醒装置5が、先に覚醒していないと判定されたドライバがその後覚醒したか否かを判断する。具体的には、S280にて判断されたドライバの覚醒度が、覚醒していると判断してよいレベルであるか否かを判断する。ドライバが覚醒していると判断された場合には(S290:YES)、先のS260で出力を開始した目覚まし音を停止させ(S350)、本処理を終了する。一方、ドライバが覚醒していないと判断された場合には(S290:NO)、タイマをカウントし(S300)、S310に移行する。
S310では、覚醒装置5が、タイマの値が規定値を超えたか否かを判断する。タイマの値が規定値を超えていないと判断される場合には(S310:NO)、ドライバの覚醒具合を再び確認するためにS280に移行する。一方、タイマの値が規定値を超えたと判断される場合には(S310:YES)、覚醒装置5がタイマをリセットし(S320)、S330に移行する。
S330では、目覚まし音の音量アップする設定を行う。具体的には、覚醒装置5が、所定値または所定割合だけ音量を増量する旨の音量制御信号を音量制御装置6に出力する。
続くS340では、再設定後の音量にて目覚まし音を出力する。具体的には、音量制御装置6が、入力された音量制御信号に基づきアンプ7による増幅具合を増加するよう制御し、入力されたアラーム音データをアンプ7にて増幅させた後にスピーカ8から出力させる。そして、ドライバの覚醒具合を再び確認するためにS280に移行する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、ドライバが所持するアラーム機能を有する携帯電話200を特定し、特定された携帯電話200から、アラーム機能に設定されるアラーム音を示すアラーム音データを取得した場合には、その取得されたアラーム音データに基づき目覚まし音(覚醒音)を出力するよう設定する。
このことにより、ドライバが日常使用している、すなわち日常生活に適合した携帯電話200のアラーム音を車室内でも使用できるようにすることにより、覚醒効果の向上が狙えると共に、様々な音にあふれている車室内でもドライバが目覚まし音に気づきやすくなり、認知特性の向上効果が期待できる。
(2)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、車両が走行中である場合に、ドライバの認証および携帯電話200の照合を行うので、仮に途中でドライバが交代しても車両が走行し始めた際に交代後のドライバの認証および携帯電話200の照合を改めて行い、交代後のドライバが所持する携帯電話200からアラーム音を取得することができる。したがって、ドライバが交代しても、交代後のドライバが日常使用している、すなわちドライバの日常生活に適合した携帯電話200のアラーム音を車室内でも使用できるようにすることができる。
(3)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、ドライバの個人認証により、ドライバが所持している携帯電話200の特定が容易となり、ドライバが所持する携帯電話200のアラーム音を確実に特定して取得することができる。
(4)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、ドライバが携帯電話200のアラーム機能を使用しておらず使用履歴が残っていない場合でも、予め用意した標準的なアラーム音を使用して覚醒機能を実現できる。これはドライバが携帯電話200によらずにどのような音でも気づきやすい音であるとの推測ができるからである。
(5)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、車速センサからの出力信号から算出した車両の走行速度に基づき車両が走行中であるか否かを判断するので、ドライバの覚醒具合を判定する必要性がより高い車両走行中であると判定された場合に、上述のようなアラーム機能を有する携帯電話200を特定することができ、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止することができる。
(6)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、携帯電話200から取得するアラーム音としては、現在時刻の前後所定時間以内に使用履歴があるアラーム音や、使用履歴があるアラーム音のうち現在時刻に最も近い時刻に使用されたことがあるアラーム音を携帯電話200のアラーム情報から取り込んでいるので、ドライバが所持する携帯電話200をより確実に特定することができ、ドライバを覚醒させる効果が高いアラーム音をより確実に取得することができる。また、携帯電話200のアラーム機能の使用履歴をうまく活用して、時間や場所毎にユーザの日常生活に適合した覚醒効果の高いアラーム音を出力することができる。
(7)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、ドライバの生体情報としての瞬き頻度や心電センサ情報に基づきドライバの覚醒具合を判定するので、ドライバの覚醒具合をより確実に判定することができ、したがって、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止することができる。また、ドライバの生体情報により覚醒度を判定することで、覚醒が必要なときに確実にアラーム音を出力することができる。
(8)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、ドライバが覚醒していないと判定されたときに目覚まし音を出力するので、覚醒が必要なときに確実に目覚まし音を出力でき、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止することができる。
(9)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、覚醒音を出力してから所定時間が経過してもドライバが覚醒しないときには目覚まし音の出力レベルを現在のレベルよりも高くするので、運転中のドライバの居眠りを効果的に防止することができる。
(10)また、第一実施形態のドライバ覚醒装置100によれば、アラーム機能を有する携帯電話200からアラーム音データを取得するので、ドライバが日常的に所持してアラーム機能を利用する携帯電話200から、ドライバを覚醒させる効果が高いアラーム音を取得することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、車速センサからの出力信号から算出した車両の走行速度に基づき車両が走行中であるか否かを判断するが、これには限られず、エンジン回転数センサ(図示省略)からの出力信号から算出したエンジン回転数に基づき車両が走行中であるか否かを判断するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、携帯電話200から取得するアラーム音としては、現在時刻の前後所定時間以内に使用履歴があるアラーム音や、使用履歴があるアラーム音のうち現在時刻に最も近い時刻に使用されたことがあるアラーム音を携帯電話200のアラーム情報から取り込んでいるが、これには限られず、現在時刻と同一時間帯内に使用履歴があるアラーム音を携帯電話200のアラーム情報から取り込んでもよい。一例を挙げると、一日を4つの時間帯、すなわち、深夜(午前0時から午前6時)、朝(午前6時から午後0時)、昼(午後0時から午後6時)、夜(午後6時から午前0時)に区分するといった具合である。また、使用履歴に限定せずに現在設定中のアラーム音を携帯電話200のアラーム情報から取り込んでもよい。一例を挙げると、現在時刻の前後所定時間以内に設定されるアラーム音や、現在時刻に最も近い時刻に設定されるアラーム音、現在時刻と同一時間帯内に設定されるアラーム音などである。
(3)上記実施形態では、ドライバが覚醒したと判断されたときに目覚まし音を停止するが、これには限られず、目覚まし音の出力中にステアリングスイッチ10がオンされたときにも目覚まし音を停止するようにしてもよい。このようにすれば、ドライバが覚醒している際に、車室内に不必要な音が発生するのを防止することができる。
(4)上記実施形態では、アラーム機能を有する携帯電話200からアラーム音データを取得するが、これには限られず、例えば時計などドライバが日常的に所持してアラーム機能を利用する装置からアラーム音データを取得するようにしてもよい。
ドライバ覚醒装置100の全体構成を示すブロック図である。 ドライバ覚醒処理を示すフローチャート(1)である。 ドライバ覚醒処理を示すフローチャート(2)である。
符号の説明
1…カメラ、2…画像処理装置、3…個人認証装置、4…個人照合装置、5…覚醒装置、6…音量制御装置、7…アンプ、8…スピーカ、9…心電センサ、10…ステアリングスイッチ、100…ドライバ覚醒装置、200…携帯電話

Claims (24)

  1. 車両を運転中のドライバの覚醒具合を判定する覚醒度判定手段と、
    前記覚醒度判定手段による判定結果に応じて前記ドライバを覚醒させるための覚醒音を出力する覚醒音出力手段と、
    を備えるドライバ覚醒装置であって、
    前記ドライバが所持するアラーム機能を有するアラーム装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、前記アラーム機能に設定されるアラーム音を示すアラーム音データを取得可能なアラーム音取得手段と、
    前記アラーム音取得手段が前記アラーム装置からアラーム音データを取得した場合にはその取得されたアラーム音データに基づき前記覚醒音出力手段が前記覚醒音を出力するよう設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とするドライバ覚醒装置。
  2. 請求項1に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記車両が走行中であるか否かを判定する走行中判定手段を備え、
    前記特定手段は、前記走行中判定手段によって前記車両が走行中であると判定された場合に、前記ドライバが所持するアラーム機能を有するアラーム装置を特定すること
    を特徴とするドライバ覚醒装置。
  3. 請求項2に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記走行中判定手段は、前記車両の走行速度を検出可能な車速センサからの出力信号に基づき、前記車両が走行中であるか否かを判定することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記走行中判定手段は、前記車両が搭載するエンジンの回転数を検出可能なエンジン回転数センサからの出力信号に基づき、前記車両が走行中であるか否かを判定することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記特定手段は、
    前記車両の室内に存在するアラーム機能を有するアラーム装置を検出する検出手段と、
    前記ドライバを特定する情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記車両を運転するドライバを特定する情報を前記ドライバが所持するアラーム機能を有するアラーム装置と対応付けて登録可能な登録手段と、
    前記登録手段に登録されるドライバを特定する情報と前記特定情報取得手段によって取得されたドライバを特定する情報とが一致しているか否かの判定に基づき前記車両を運転中のドライバの認証を行う認証手段と、
    前記検出手段によって検出されたアラーム装置が前記認証手段によって認証されたドライバと対応付けて前記登録手段に登録されているアラーム装置と一致する場合に、前記認証手段によって認証されたドライバが前記検出手段によって検出されたアラーム装置を所持すると判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とするドライバ覚醒装置。
  6. 請求項5に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記特定手段の前記検出手段は、応答を要求する旨の信号を前記車両の室内で送信し、その送信した信号に対する応答をアラーム装置から受信した場合に、前記車両の室内に存在する前記アラーム装置を検出したとすることを特徴とするドライバ覚醒装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記特定手段の前記特定情報取得手段は、前記ドライバを特定する情報としてドライバの顔画像を取得可能であり、
    前記特定手段の前記登録手段は、前記車両を運転するドライバを特定する情報としてドライバの顔画像を登録可能であり、
    前記特定手段の前記認証手段は、前記登録手段に登録されるドライバの顔画像と前記特定情報取得手段によって取得されたドライバの顔画像とが一致しているか否かの判定に基づき前記車両を運転中のドライバの認証を行うこと
    を特徴とするドライバ覚醒装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、設定されるアラーム音のうち現在の時刻の前後所定時間以内に設定されるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、設定されるアラーム音のうち現在の時刻に最も近い時刻に設定されるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、設定されるアラーム音のうち現在の時刻と同一時間帯内に設定されるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、使用履歴のあるアラーム音のうち現在の時刻の前後所定時間以内に使用されたことがあるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  12. 請求項1〜請求項11の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、使用履歴のあるアラーム音のうち現在の時刻に最も近い時刻に使用されたことがあるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  13. 請求項1〜請求項12の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記特定手段によって特定されたアラーム装置から、使用履歴のあるアラーム音のうち現在の時刻と同一時間帯内に使用されたことがあるアラーム音を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  14. 請求項1〜請求項13の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記覚醒度判定手段は、前記ドライバの覚醒度を算出し、その算出したドライバの覚醒度が所定値以下である場合に前記ドライバが覚醒していないと判定することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  15. 請求項1〜請求項14の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記覚醒度判定手段は、前記ドライバの覚醒度を算出し、その算出したドライバの覚醒度が前回の判定時よりも低下した場合に前記ドライバが覚醒していないと判定することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  16. 請求項14または請求項15に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記ドライバの生体情報を取得する生体情報取得手段を備え、
    前記覚醒度判定手段は、前記生体情報取得手段によって取得された前記ドライバの生体情報に基づき前記ドライバの覚醒度を算出すること
    を特徴とするドライバ覚醒装置。
  17. 請求項16に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記生体情報取得手段は、前記ドライバの生体情報として前記ドライバの心電データを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  18. 請求項16または請求項17に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記生体情報取得手段は、前記ドライバの生体情報として前記ドライバの顔画像を示すデータを取得することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  19. 請求項18に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記生体情報取得手段によって取得された前記ドライバの顔画像を示すデータから前記ドライバの瞬きを抽出してその瞬きの頻度を前記ドライバの生体情報として算出する瞬き頻度算出手段を備えることを特徴とするドライバ覚醒装置。
  20. 請求項14〜請求項19の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記覚醒音出力手段は、前記覚醒度判定手段によって前記ドライバが覚醒していないと判定された場合に前記覚醒音を出力することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  21. 請求項20に記載のドライバ覚醒装置において、
    前記覚醒音出力手段は、前記覚醒度判定手段によってドライバが覚醒していないと判定されて前記覚醒音を出力し始めてから所定時間経過した場合に、前記覚醒度判定手段によってドライバが覚醒していないと再度判定されたときには、前記覚醒音の出力レベルを現在よりも高くなるよう変更することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  22. 請求項1〜請求項21の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記覚醒音出力手段は、前記車両の室内に設置されるステアリングに設定され、前記ドライバからの操作を受け付けるステアリングスイッチからの出力信号に基づき、前記覚醒音を出力中に前記ステアリングスイッチがオンされたときには、前記覚醒音の出力を停止することを特徴とするドライバ覚醒装置。
  23. 請求項1〜請求項22の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記アラーム装置としてのアラーム機能を有する携帯電話からアラーム音データを取得可能であることを特徴とするドライバ覚醒装置。
  24. 請求項1〜請求項23の何れかに記載のドライバ覚醒装置において、
    前記アラーム音取得手段は、前記アラーム装置としてのアラーム機能を有する時計装置からアラーム音データを取得可能であることを特徴とするドライバ覚醒装置。
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