JP2009265661A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】光の輝度及び色相が正確に制御される液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、底板、底板から延びた側壁、底板に形成された第１貫通ホール、及び第１貫通ホールを囲むように底板上部に配置されたガイド柱を含む下部収納容器と、下部収納容器内に配置された光源と、第１貫通ホールを覆うように底板下部に付着される光センサ印刷回路基板と、第１貫通ホールに挿入されるように光センサ印刷回路基板に実装される光センサと、を備える。
【選択図】図３

Description

本発明は、液晶表示装置に係り、より詳細には光の輝度及び色相が正確に制御される液晶表示装置に関するものである。

液晶表示装置（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ：ＬＣＤ）は、現在最も広く使われているフラットパネル表示装置（Ｆｌａｔ Ｐａｎｅｌ Ｄｉｓｐｌａｙ：ＦＰＤ）のうちの一つであって、電極が形成されている２枚の基板とその間に挿入されている液晶層から成り、電極に電圧を印加して液晶層の液晶分子を再配列させることによって透過する光の量を調節する表示装置である。

それ自体が発光しない受動発光装置である液晶表示装置は、液晶パネルに光を供給する複数の光源を含む。しかし、液晶表示装置に使用される光源は時間の経過につれて出光量が減少して輝度及び色相が変化され得る。

大韓民国公開公報１０−２００７−０２５０５２号明細書

これにより、液晶表示装置に光センサを付着して光源から出光される光の輝度及び色相を制御する方法が研究されている。

しかし、光センサが液晶パネルの前面に付着されている場合、光センサの形態が視聴者に視認されて、光センサが付着された部位に外部光が流入したり液晶表示装置内の光が光センサに正確にガイドされなかったりした場合、液晶表示装置内の正確な輝度及び色相制御に困難がある。

そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、光の輝度及び色相が正確に制御される液晶表示装置を提供することにある。

上記目的を達成するためになされた本発明の一特徴による液晶表示装置は、底板、該底板から延びた側壁、前記底板に形成された第１貫通ホール、及び該第１貫通ホールを囲むように前記底板上部に配置されたガイド柱を含む下部収納容器と、前記下部収納容器内に配置された光源と、前記第１貫通ホールを覆うように前記底板下部に付着される光センサ印刷回路基板と、前記第１貫通ホールに挿入されるように前記光センサ印刷回路基板に実装される光センサと、を備える。

上記目的を達成するためになされた本発明の他の特徴による液晶表示装置は、下部に突出されたエンボス部が形成された底板、該底板から上部に延びた側壁、及び前記エンボス部に形成された第１貫通ホールを含む下部収納容器と、前記下部収納容器内に配置された光源と、前記下部収納容器内で前記第１貫通ホールを覆うように前記エンボス部に付着される光センサ印刷回路基板と、前記光センサ印刷回路基板の上部に実装される光センサと、を備える。

本発明のその他の具体的な内容は詳細な説明及び図に含まれている。

本発明の液晶表示装置によれば、光の輝度及び色相が正確に制御される。

本発明の第１実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第１実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。 図１のＡ−Ａ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 本発明の第２実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第３実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第３実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。 図５のＢ−Ｂ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 本発明の第４実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第５実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第５実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。 図９のＣ−Ｃ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 本発明の第６実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第７実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第７実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。 図１３のＤ−Ｄ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。 本発明の第８実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。

本発明の利点、特徴、及びそれらを達成する方法は、図面と共に詳細に後述する実施形態を参照することにより明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施形態に限定されるものではなく、異なる多様な形態で具現することができ、単に本実施形態は本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。従って、いくつかの実施形態で、公知の工程段階、公知の素子構造及び公知の技術は、本発明が曖昧に解釈されることを避けるために具体的に説明しないものがある。明細書全体にかけて、同一の参照符号は同一の構成要素を指称する。

空間的に相対的な用語である「下（ｂｅｌｏｗ）」、「下（ｂｅｎｅａｔｈ）」、「下部（ｌｏｗｅｒ）」、「上（ａｂｏｖｅ）」、「上部（ｕｐｐｅｒ）」などは図面に示したように、１つの素子又は構成要素と異なる素子又は構成要素との相関関係を容易に記述するために使用され得る。空間的に相対的な用語は図面に示している方向に加えて、使用時又は動作時に素子の互いに異なる方向を含む用語として理解されなければならない。例えば、図面に示している素子を指す場合に、他の素子の「下（ｂｅｌｏｗ）」又は「下（ｂｅｎｅａｔｈ）」と記述されている素子は、他の素子の「上（ａｂｏｖｅ）」に置かれ得る。従って、例示的な用語である「下」は、下と上の方向をすべて含み得る。素子が他の方向に配置された場合も、これにより空間的に相対的な用語は配置方向に応じて解釈することができる。

本明細書で使用する用語は実施形態を説明するためであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数型は特別に言及しない限り複数型も含む。明細書で使用される「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」及び／又は「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」は言及された構成要素、段階、動作及び／又は素子は一つ以上の他の構成要素、段階、動作及び／又は素子の存在又は追加を排除しない。

特に定義しない場合には、本明細書で使用されるすべての用語（技術及び科学的用語を含む）は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に共通に理解できる意味で使用され得るものである。また一般的に使用される辞典に定義されている用語は、明白に特に定義されていない限り理想的に又は過度に解釈されるものではない。

以下、図１〜図３を参照して本発明の第１実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図１は、本発明の第１実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。図２は、本発明の第１実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。図３は、図１のＡ−Ａ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。

本実施形態を含む以下の明細書で使われる「上部」、「上」という用語は、液晶表示装置を視聴する視聴者側の方向を意味し、「下部」、「下」という用語は、視聴者と反対側の方向を意味する。

図１を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、大きく液晶パネルアッセンブリ１２０及びバックライトアッセンブリを含む。本実施形態の液晶表示装置は、光源１３０が下部収納容器２００の底板２１０に平行するように配置される直下型で提供される。

液晶パネルアッセンブリ１２０は、第１基板１１１、第２基板１１２、これらの表面に配置された偏光板（未図示）を含む液晶パネル１１０、液晶（未図示）、ゲート駆動ＩＣ１１６、データテープキャリアパッケージ１１７及び印刷回路基板１１８を含む。

液晶パネル１１０は、ゲートライン（未図示）、データライン（未図示）、及び画素電極などを含む第１基板１１１と、ブラックマトリックス（ｂｌａｃｋ ｍａｔｒｉｘ）、カラーフィルタ、及び共通電極などを含み第１基板１１１に対向するように配置された第２基板１１２、及び第１基板１１１下部に配置された偏光板と第２基板１１２上部に配置された偏光板を含む。カラーフィルタや共通電極は液晶パネル１１０の種類によって第１基板１１１に配置され得る。

液晶パネル１１０は、上述した平板形状の基板が積層されて、後述する中間収納容器１９０に配置される。

そして、ゲート駆動ＩＣ１１６は、第１基板１１１上に集積されて形成され、各ゲートライン（未図示）に接続され、データテープキャリアパッケージ１１７は第１基板１１１に形成された各データライン（未図示）に接続される。

一方、印刷回路基板１１８には、ゲート駆動ＩＣ１１６にゲート駆動信号を入力し、データテープキャリアパッケージ１１７にデータ駆動信号を入力するゲート駆動信号及びデータ駆動信号を処理するための様々な駆動部品が実装され得る。

バックライトアッセンブリは、光源１３０、整列板１４０、反射シート１６０、拡散板１７０、光学シート１８０、中間収納容器１９０、及び下部収納容器２００を含む。

本実施形態の光源１３０は、直下型で提供され得、本実施形態の光源１３０は、液晶パネル１１０側に光を出射するように配置された複数の点光源でありうる。本実施形態の光源１３０として、ＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ）を適したものとして例示するが、本実施形態の光源１３０はこれに限定されるものではない。ＬＥＤは、赤色光、緑色光、及び青色光を出射するＬＥＤが組合わされて液晶パネル１１０に白色光を出射することができる。

光源１３０は、下部収納容器２００の底板２１０に配置された整列板１４０に所定間隔で離隔配置され得る。整列板１４０は、ＬＥＤに電源を印加してＬＥＤの輝度を調節する光源駆動用印刷回路基板であり得、整列板１４０と別途の光源駆動用印刷回路基板が配置され得る。整列板１４０には光源１３０から出射した光が光センサ３１０に到達できるように第１透光ホール１４０ａが形成され得る。

放熱パッド１５０は、整列板１４０の下部に配置され、複数の光源１３０から放出された熱を外部に放出させる役割を果たす。放熱パッド１５０は、熱伝導性材質から成り、良好な熱伝導性を有する下部収納容器２００の底板２１０に配置されて放熱効果をより向上させることができる。放熱パッド１５０には後述する下部収納容器２００のガイド柱２３０が挿入される第２貫通ホール１５０ａが形成されている。放熱パッド１５０と下部収納容器２００の位置関係については以後で詳細に説明する。

整列板１４０の上部には複数の光源１３０を露出させる光源露出溝１６９が形成されている反射シート１６０が配置される。

反射シート１６０は、例えばポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ：ＰｏｌｙＥｔｈｙｌｅｎｅ Ｔｅｒｅｐｈｔｈａｌａｔｅ）から成り、反射性を有し得、その片方の表面は例えば、二酸化チタンを含有する拡散層でコーティングされ得る。

反射シート１６０は、平面シート形状で提供され得、拡散板１７０の下面に放出される光を上部に反射する。反射シート１６０は、下部収納容器２００の側部に損失する光を減少させるために周りに傾斜面を含み得る。

一方、反射シート１６０には、光センサ３１０に光源１３０から出射した光が流入するように第２透光ホール１６０ａが形成されている。第２透光ホール１６０ａの位置については以後で詳細に説明する。

拡散板１７０は、反射シート１６０の上部に配置され、光源１３０から出射した光を拡散させて輝度の均一性を向上させる役割を果たす。

拡散板１７０上部には光学シート１８０が配置される。光学シート１８０は光源１３０から伝達されて拡散板１７０を通過した光を拡散し集光する役割を果たす。光学シート１８０は拡散シート（ｄｉｆｆｕｓｉｏｎ ｓｈｅｅｔ）、第１プリズムシート、第２プリズムシートなどを含む。

ここで拡散シートは拡散板１７０上部に位置して光源１３０から入射する光の輝度及び輝度均一性を向上させる役割を果たす。拡散シートの上部には拡散シートから拡散された光を集光して出射させる第１プリズムシート及び第２プリズムシートが位置する。但し、第１プリズムシートだけでも輝度及び視野角を充分に確保できる場合、第２プリズムシートは除外され得る。

中間収納容器１９０は、液晶パネル１１０を支持する支持段部を具備し、下部収納容器２００と締結されて光学シート１８０及び拡散板１７０を押して固定させる役割を果たす。

中間収納容器１９０は、中間収納容器１９０により固定される部品の破損を防止するために、例えば、プラスチック材質のモールドフレームでありうる。

下部収納容器２００は、光源１３０、整列板１４０、放熱パッド１５０、反射シート１６０、拡散板１７０、及び光学シート１８０などを収納する。下部収納容器２００の形状については以後で詳細に説明する。

本実施形態の光センサ３１０は、光センサ印刷回路基板３００に実装されて下部収納容器２００の背面側に固定される。光センサ印刷回路基板３００は、回転締結部材４００によって下部収納容器２００に固定される。

遮光フィルム５００は、光センサ印刷回路基板３００の背面を覆うように下部収納容器２００の背面側に配置される。光センサ３１０、光センサ印刷回路基板３００、及び遮光フィルム５００については以後で詳細に説明する。

図１及び図２を参照すると、下部収納容器２００は、底板２１０、側壁２２０、底板２１０に形成された第１貫通ホール２１０ａ、及びガイド柱２３０を含む。

下部収納容器２００の底板２１０は、光源１３０、整列板１４０、放熱パッド１５０、反射シート１６０、拡散板１７０、及び光学シート１８０などの部品を収納する。

下部収納容器２００の側壁２２０は底板２１０に形成される。側壁２２０は、底板２１０から垂直するように形成されて上述した部品の離脱を防止する。側壁２２０は、上述した部品を堅固に固定するように、例えば、「匸」字状で折曲された形状を有し得る。

底板２１０の一側には光センサ３１０が挿入される第１貫通ホール２１０ａが形成されている。第１貫通ホール２１０ａは、光源１３０とオーバーラップしないように複数の光源１３０の間に配置される。第１貫通ホール２１０ａは、底板２１０の中央部に形成され得、光源１３０から出射した光を感知できる限り、第１貫通ホール２１０ａの位置が制限されるものではない。

第１貫通ホール２１０ａは、光センサ３１０が挿入されるように光センサ３１０より大きい直径を有するように形成するが、外部から流入する光を最小化するように光センサ３１０の直径と第１貫通ホール２１０ａの直径はほぼ同じに形成するのが好ましい。

ガイド柱２３０は、第１貫通ホール２１０ａを囲むように底板２１０の上部に形成される。ガイド柱２３０は、光源１３０から出射した光を光センサ３１０側にガイドする役割を果たす。ガイド柱２３０は、円柱、中空型多角柱の形状であり得、光センサ３１０側に光をガイドできる外壁を具備し、光が通過できるように中空形状で提供される限り、その形状に制限があるものではない。

上部収納容器２５０は、液晶パネル１１０を露出させるウインドウを含む枠組み形状で提供されて下部収納容器２００と締結され得る。

図１〜図３を参照すると、ガイド柱２３０の高さは光センサ３１０の高さより高く形成されて光センサ３１０を保護し、光センサ３１０側に向かう光をガイドすることができる。ガイド柱２３０が光センサ３１０の高さより高い場合、光センサ３１０に直接流入する光だけではなく、ガイド柱２３０の内側壁側に向かう光も内側壁で反射されて光センサに流入し、光センサ３１０がより正確に光の輝度及び色座標を調節することができる。

ガイド柱２３０の高さは放熱パッド１５０の厚さと相応する厚さで提供され得る。これによって、ガイド柱２３０の上面と放熱パッド１５０の上面は水平面を成し、整列板１４０など放熱パッド１５０上に安着される部品も水平配置され得る。

整列板１４０の第１透光ホール１４０ａは第１貫通ホール２１０ａに相応する位置に配置されて光源１３０から出射した光が光センサ３１０に流入するようにする。第１透光ホール１４０ａは光センサ３１０が挿入されるものではなく、光さえ通過できれば良いため、第１貫通ホール２１０ａより小さい直径で形成され得る。

反射シート１６０にも光センサ３１０に光を流入させる第２透光ホール１６０ａが形成されており、第１透光ホール１４０ａと第２透光ホール１６０ａはオーバーラップされて、実質的に同じ直径を有し得る。

第１透光ホール１４０ａと第２透光ホール１６０ａ、第１貫通ホール２１０ａ、及び第２貫通ホール１５０ａはオーバーラップされて光源１３０から出射した光が光センサ３１０に伝達される。具体的に光源１３０から出射した光は拡散板１７０、光学シート１８０などを通過して液晶パネル１１０に到達するが、一部は反射されて第１透光ホール１４０ａと第２透光ホール１６０ａ、第１貫通ホール２１０ａ、及び第２貫通ホール１５０ａを通過して光センサ３１０に伝達されたり直接光センサ３１０に伝達されたりする。

光センサ３１０は、光源１３０から出射した約３種類の光を感知する。光センサ３１０は、光源１３０から出射した赤色光、緑色光、及び青色光を一括的に制御する。具体的に、光センサ３１０は光源１３０から伝達された光の輝度及び色座標を基準値と比較し、その情報をインバータなど光源駆動回路（未図示）に伝送して液晶表示装置全体の輝度及び色相特性を制御する。

外部から液晶表示装置内部に光が入射する場合、光センサ３１０が液晶表示装置全体の輝度及び色相を正確に制御しにくいため、光センサ３１０が実装された光センサ印刷回路基板３００を底板２１０下部に密着させる。

光センサ印刷回路基板３００と底板２１０に間隙が存在する場合、外部光が流入され得るため、光センサ印刷回路基板３００と底板２１０は回転締結部材４００、例えば、ねじで固定する。このために、光センサ印刷回路基板３００には回転締結部材第１挿入溝３００ａが形成されており、底板２１０には回転締結部材第２挿入溝２１０ｂが形成されており、各々回転締結部材４００と結合する。回転締結部材４００は、光センサ印刷回路基板３００側から底板２１０側に締結される。回転締結部材４００及び光センサ印刷回路基板３００が下部収納容器２００の下部側に配置されているため、下部収納容器２００内部に収納された放熱パッド１５０、整列板１４０などの部品も水平を維持することができ、部品に歪が生じることを防止することができる。

外部から流入する光を完全に遮断するために、光センサ印刷回路基板３００は遮光フィルム５００によって覆われ得る。

遮光フィルム５００は、光遮蔽の特性及び絶縁性を有する材質から成る。遮光フィルム５００は光センサ印刷回路基板３００をすべて覆うように下部収納容器２００の底板２１０下部に配置される。

以下、図４を参照して本発明の第２実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図４は、本発明の第２実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。以下の実施形態では、本発明の第１実施形態と同じ機能をする構成要素については同一の図面符号を使用し、説明の便宜上、該当する構成要素に対する詳細な説明は省略又は簡略化する。

図４を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は光源１３１が液晶表示装置の少なくとも一側に配置されたエッジ型で提供される。本実施形態の液晶表示装置は、本発明の第１実施形態と同じ液晶パネルアッセンブリ１２０及び本発明の第１実施形態と一部異なるバックライトアッセンブリを含む。

本実施形態のバックライトアッセンブリは、光源１３１、整列板１４１、反射シート１６１、導光板１７１、光学シート１８０、中間収納容器１９０、及び下部収納容器２００を含む。

本実施形態の液晶表示装置には本発明の第１実施形態に比べて、光源１３１の個数が少なく、光源１３１から放出される熱量が多くないため、放熱パッドが省略され得る。但し、反射シート１６１の水平を維持するためにガイド柱２３０の高さに相応する厚さを有する放熱パッドが配置されることもある。

本実施形態の光源１３１は、エッジ型で提供され得、本実施形態の光源１３１は液晶表示装置の少なくとも一側の周りに配置され得る。光源１３１としては、例えば、ＬＥＤのような点光源１３１が使用され得、複数の点光源１３１が所定の間隔で離隔されて整列板１４１に配置され得る。具体的に、光源１３１は整列板１４１に整列されて導光板１７１の両側に配置され得る。一方、図示していないが、光源１３１は電源を供給するインバータ（未図示）と電気的に連結されて電力の印加を受けることができる。

導光板１７１は、光源１３１が両側に配置されるように下部収納容器２００に収納される。導光板１７１は、光が効率的にガイドできるように透光性を有する材料、例えば、ＰＭＭＡ（ＰｏｌｙＭｅｔｈｙｌＭｅｔｈＡｃｒｙｌａｔｅ）のようなアクリル樹脂、ポリカーボネート（ＰＣ：ＰｏｌｙＣａｒｂｏｎａｔｅ）のような一定の屈折率を有する材料からなり得る。

このような材料から成る導光板１７１の一側面に入射した光は、導光板１７１の臨界角以内の角度を有するため、導光板１７１の内部に伝達され、導光板１７１の上面又は下面に入射した時、光の角度は臨界角から外れ、導光板１７１の外部に出射されず、導光板１７１内部に均しく伝達される。

導光板１７１の上面及び下面のうちの一つの面、例えば下面にはガイドされた光が上部に出射されるように散乱パターン（未図示）が形成され得る。

本実施形態では拡散板が使用されず、光学シート１８０のうち拡散シートが拡散板の機能を果たし得る。

本実施形態の反射シート１６１は、本発明の第１実施形態とは異にし、光源露出溝は形成されていない。本実施形態の反射シート１６１は光センサ３１０に光が直接流入するように第２透光ホール１６１ａを含み得る。この場合、光源１３１から出射した光は導光板１７１を経て直接第２透光ホール１６１ａに到達したり、反射シート１６１、光学シート１８０、及び液晶パネル１１０を経て第２透光ホール１６１ａに到達したりする。第２透光ホール１６１ａを通過した光はガイド柱２３０によってガイドされて第１貫通ホール２１０ａに挿入された光センサ３１０に到達する。

しかし、図示するものとは異にし、反射シート１６１には第２透光ホール１６１ａが形成されないこともある。この場合、光源１３１から出射した光は、導光板１７１を経て反射シート１６１を透過し、光センサ３１０に到達する。この場合、光センサ３１０に到達する光の強度は反射シート１６１に第２透光ホール１６１ａが形成されている場合に比べて小さいが、光センサ３１０は、それ自体に記憶されている基準値との較正（ｃａｌｉｂｒａｔｉｏｎ）により光の輝度及び色座標を検出することができる。

本実施形態の反射シート１６１は、導光板１７１の下面及び光源１３１を囲むように配置されて導光板１７１の下部及び下部収納容器２００の側部に放出される光を上部に反射することができる。

以下、図５〜図７を参照して本発明の第３実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図５は、本発明の第３実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。図６は、本発明の第３実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。図７は、図５のＢ−Ｂ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。

図５及び図６を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、光源１３０が直下型で提供され、下部収納容器２０２は底板２１２にエンボス部２４２を含む。

エンボス部２４２は、底板２１２の一部が下部に傾斜するように形成されたエンボス傾斜部２４２ａ及びエンボス傾斜部２４２ａから延長されて底板２１２と並ぶ平面を有するエンボス平板部２４２ｂを含む。

本実施形態ではエンボス平板部２４２ｂに第１貫通ホール２１２ａが形成されており、第１貫通ホール２１２ａを囲むようにガイド柱２３２が形成されている。即ち、本実施形態のガイド柱２３２はエンボス平板部２４２ｂに形成される。

図５〜図７を参照すると、ガイド柱２３２の高さはエンボス部２４２の深さと実質的に同じであり得る。即ち、ガイド柱２３２の上面は底板２１２と水平を成すことができる。これによって、放熱パッド１５２は、ガイド柱２３２の上面及び底板２１２全体にかけて水平に配置される。

放熱パッド１５２はガイド柱２３２により支持される。本実施形態では放熱パッド１５２に形成された第２貫通ホール１５２ａは第１貫通ホール２１２ａと重なる。即ち、本実施形態の第２貫通ホール１５２ａはガイド柱２３２と共に光を光センサ３１０側にガイドする役割を果たす。

本実施形態における光センサ印刷回路基板３００はエンボス部２４２下部に固定される。回転締結部材４００は光センサ印刷回路基板３００側からエンボス部２４２側に固定される。光センサ印刷回路基板３００には回転締結部材第１挿入溝３００ａが形成され、底板２１２には回転締結部材第２挿入溝２１２ｂが形成されており、各々回転締結部材４００と結合する。回転締結部材４００は、光センサ印刷回路基板３００側からエンボス部２４２側に締結される。

以下、図８を参照して本発明の第４実施形態による液晶表示装置について説明する。図８は、本発明の第４実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。

図８を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、図４に示した本発明の第２実施形態と図５〜図７に示した本発明の第３実施形態を組み合わせた実施形態である。

本実施形態は光源１３１が液晶表示装置の側面に配置されたエッジ型で提供される。

本実施形態では本発明の第３実施形態と同様に、底板２１２にエンボス部２４２が形成されており、エンボス部２４２に第１貫通ホール２１２ａ及びガイド柱２３２が形成されている。

本実施形態では放熱シートが省略され得、反射シート１６１がガイド柱２３２及び底板２１２によって支持される。

以下、図９〜図１１を参照して本発明の第５実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図９は、本発明の第５実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。図１０は、本発明の第５実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。図１１は、図９のＣ−Ｃ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。

図９及び図１０を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、光源１３０が直下型で提供され、下部収納容器２０４の一部が下部に突出したエンボス部２４４が形成されているが、ガイド柱は形成されていない。

エンボス部２４４は、下部収納容器２０４の底板２１４の一部が下部に傾斜したエンボス傾斜部２４４ａ及びエンボス傾斜部２４４ａから延長されて底板２１４と平行するように配置されるエンボス平板部２４４ｂを含む。エンボス平板部２４４ｂには第１貫通ホール２１４ａが形成されている。コネクタ（未図示）は、第１貫通ホール２１４ａを通じて外部に引き出されて外部電源と光センサ３１０を連結する。

図９〜図１１を参照すると、本実施形態の光センサ印刷回路基板３０４は下部収納容器２０４内にエンボス部２４４と放熱パッド１５４との間に配置される。具体的に、本実施形態の光センサ印刷回路基板３０４は、エンボス部２４４内側に密着するように固定される。光センサ印刷回路基板３０４には回転締結部材第１挿入溝３０４ａが形成され、エンボス部２４４には回転締結部材第２挿入溝２１４ｂが形成されており、各々回転締結部材４０４と結合する。回転締結部材４０４は光センサ印刷回路基板３０４側からエンボス部２４４側に締結される。光センサ印刷回路基板３０４の上面には光センサ３１０が配置される。

エンボス部２４４の深さは光センサ印刷回路基板３０４と回転締結部材４０４上部の厚さと実質的に同一である。

底板２１４及び回転締結部材４０４上部には放熱パッド１５４が配置され、放熱パッド１５４には第１貫通ホール２１４ａと重畳する第２貫通ホール１５４ａが形成される。第２貫通ホール１５４ａには光センサ３１０が挿入され、第２貫通ホール１５４ａの上部は光センサ３１０より上部に配置されて第２貫通ホール１５４ａにより誘導された光が光センサ３１０に到達する。

遮光フィルム５０４は、エンボス部２４４下部に配置されて第１貫通ホール２１４ａを覆うように配置され、外部から光センサ３１０に光が流入することを防止する。しかし、遮光が充分な場合、遮光フィルム５０４は省略し得る。

以下、図１２を参照して本発明の第６実施形態による液晶表示装置について説明する。図１２は、本発明の第６実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。

図１２を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は図４に示した本発明の第２実施形態と図９〜図１１に示した本発明の第５実施形態を組み合わせた実施形態である。

本実施形態は、光源１３１がエッジ型で提供され、反射シート１６５が底板２１４及び回転締結部材４０４の上部によって支持される。

本実施形態の反射シート１６５は光センサ３１０に光が直接流入するように第２透光ホール１６５ａを含み得、第２透光ホール１６５ａは、光センサ３１０を収容するように光センサ３１０の直径より大きい直径を有し得る。この場合、光源１３１から出射した光は導光板１７１を経て直接第２透光ホール１６５ａに到達したり、反射シート１６５、光学シート１８０、及び液晶パネル１１０を経て第２透光ホール１６５ａに到達したりする。第２透光ホール１６５ａを通過した光は、光センサ３１０に到達する。

しかし、図示したものとは異にし、反射シート１６５には第２透光ホール１６５ａが形成されないこともある。この場合、光源１３１から出射した光は導光板１７１を経て反射シート１６５を透過して光センサ３１０に到達する。この場合、光センサ３１０に到達する光の強度は反射シート１６５に第２透光ホール１６５ａが形成されている場合に比べて小さいが、光センサ３１０は、それ自体に記憶されている基準値との較正（ｃａｌｉｂｒａｔｉｏｎ）により光の輝度及び色座標を検出することができる。

一方、光センサ３１０が反射シート１６５の上部に突出しないように本実施形態のエンボス部２４４の深さを深く形成することができる。即ち、本実施形態の光センサ３１０は底板２１４と平行するように配置され得る。

以下、図１３〜図１５を参照して本発明の第７実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図１３は、本発明の第７実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。図１４は、本発明の第７実施形態による液晶表示装置に含まれる下部収納容器の部分斜視図である。図１５は、図１３のＤ−Ｄ’線に沿って切断した液晶表示装置の断面図である。

図１３及び図１４を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、光源１３０が直下型で提供され得、本実施形態の下部収納容器２０６はエンボス部を含まず、第１貫通ホール２１６ａだけが形成されている。

光センサ印刷回路基板３００は、下部収納容器２０６の下部から底板２１６に密着されて、光センサ印刷回路基板３００に実装された光センサ３１０は下部収納容器２０６の下部から第１貫通ホール２１６ａに挿入される。光センサ印刷回路基板３００には回転締結部材第１挿入溝３００ａが形成され、底板２１６には回転締結部材第２挿入溝２１６ｂが形成されており、各々回転締結部材４００と結合する。回転締結部材４００は、光センサ印刷回路基板３００側から底板２１６側に締結される。

放熱パッド１５６は、下部収納容器２０６内の底板２１６に配置され、第１貫通ホール２１６ａと重なるように第２貫通ホール１５６ａが形成されている。第１貫通ホール２１６ａと第２貫通ホール１５６ａの高さの合計は光センサ３１０の高さより高く形成され、第１貫通ホール２１６ａと第２貫通ホール１５６ａは光源１３０から出射した光を光センサ３１０側にガイドする。

放熱パッド１５６の上部には第１貫通ホール２１６ａに相応する位置に形成された第１透光ホール１４０ａを含む整列板１４０が配置される。整列板１４０には本実施形態の複数の光源１３０が配置されるなど、他の構成要素は本発明の第１実施形態と同一である。

以上、本実施形態の第１貫通ホール２１６ａが下部収納容器２０６の底板２１６に形成されている場合を例にあげて説明したが、第１貫通ホール２１６ａの位置はこれに限定されない。即ち、第１貫通ホール２１６ａは、例えば、下部収納容器２０６の側壁２２０に形成され得る。この場合、第１貫通ホール２１６ａは整列板１４０より上部に位置する側壁２２０の一部位に形成され得る。これによって、光センサ３１０及び光センサ３１０が実装された光センサ印刷回路基板３００も側壁２２０の外部に結合され得るのはもちろんである。外部から流入する光を完全に遮断するために、光センサ印刷回路基板３００は側壁２２０外部に配置された遮光フィルム５００によって覆われ得る。以下、図１６を参照して本発明の第８実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。図１６は、本発明の第８実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。

図１６を参照すると、本実施形態の液晶表示装置は、図４に示した本発明の第２実施形態と図１３〜図１５に示した本発明の第７実施形態を組み合わせた実施形態である。

本実施形態の液晶表示装置は、光源１３１がエッジ型で提供され、光センサ３１０側に光をガイドする経路を形成するために放熱パッド１５６を省略しないこともある。放熱パッド１５６及び第２貫通ホール１５６ａの配置は本発明の第７実施形態と同一である。

本実施形態の第１貫通ホール２１６ａも下部収納容器２０６の底板２１６又は側壁２２０に形成され得る。第１貫通ホール２１６ａが側壁２２０に配置されることによって、光センサ３１０が実装された光センサ印刷回路基板３００及び光センサ３１０に流入する光を遮断する遮光フィルム５００も側壁２２０に配置され得る。但し、整列板１４１によって光センサ３１０に流入する光が遮断されないように第１貫通ホール２１６ａ、光センサ３１０光センサ印刷回路基板３００、及び遮光フィルム５００などは整列板１４１が配置されない下部収納容器２０６の側壁２２０に配置するのが好ましい。

以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。

本発明の液晶表示装置は、携帯電話及びＰＤＡなどのような小型液晶表示装置に適用される。但し、上述した液晶表示装置は例示的なものに他ならない。

１１０ 液晶パネル
１１１ 第１基板
１１２ 第２基板
１１６ ゲート駆動ＩＣ
１１７ データテープキャリアパッケージ
１１８ 印刷回路基板
１２０ 液晶パネルアッセンブリ
１３０、１３１ 光源
１４０、１４１ 整列板
１４０ａ 第１透光ホール
１５０、１５２、１５４、１５６ 放熱パッド
１５０ａ、１５２ａ、１５４ａ、１５６ａ 第２貫通ホール
１６０、１６１、１６５ 反射シート
１６０ａ、１６１ａ、１６５ａ 第２透光ホール
１６９ 光源露出溝
１７０ 拡散板
１７１ 導光板
１８０ 光学シート
１９０ 中間収納容器
２００、２０２、２０４、２０６ 下部収納容器
２１０、２１２、２１４、２１６ 底板
２１０ａ、２１２ａ、２１４ａ、２１６ａ 第１貫通ホール
２１０ｂ、２１２ｂ、２１４ｂ、２１６ｂ 回転締結部材第２挿入溝
２２０ 側壁
２３０、２３２ ガイド柱
２４２、２４４ エンボス部
２４２ａ、２４４ａ エンボス傾斜部
２４２ｂ、２４４ｂ エンボス平板部
２５０ 上部収納容器
３００、３０４ 光センサ印刷回路基板
３００ａ、３０４ａ 回転締結部材第１挿入溝
３１０ 光センサ
４００、４０４ 回転締結部材
５００、５０４ 遮光フィルム

Claims (10)

1. 底板、該底板から延びた側壁、前記底板に形成された第１貫通ホール、及び該第１貫通ホールを囲むように前記底板上部に配置されたガイド柱を含む下部収納容器と、
   前記下部収納容器内に配置された光源と、
   前記第１貫通ホールを覆うように前記底板下部に付着される光センサ印刷回路基板と、
   前記第１貫通ホールに挿入されるように前記光センサ印刷回路基板に実装される光センサと、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
2. 前記ガイド柱の高さは、前記光センサの高さより高いことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
3. 前記底板上に配置される放熱パッドを更に備え、
   前記放熱パッドには前記ガイド柱が挿入される第２貫通ホールが形成され、
   前記ガイド柱の高さは前記放熱パッドの厚さに相応することを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
4. 前記光センサ印刷回路基板と前記底板とは、前記光センサ印刷回路基板から前記底板に挿入された回転締結部材によって締結されることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
5. 前記底板下部の少なくとも一部及び前記光センサ印刷回路基板を覆う遮光フィルムを更に備えることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
6. 下部に突出されたエンボス部が形成された底板、該底板から上部に延びた側壁、及び前記エンボス部に形成された第１貫通ホールを含む下部収納容器と、
   前記下部収納容器内に配置された光源と、
   前記下部収納容器内で前記第１貫通ホールを覆うように前記エンボス部に付着される光センサ印刷回路基板と、
   前記光センサ印刷回路基板の上部に実装される光センサと、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
7. 前記底板内に配置される放熱パッドを更に備え、
   前記放熱パッドには前記光センサが挿入される第２貫通ホールが形成されることを特徴とする請求項６に記載の液晶表示装置。
8. 前記第２貫通ホールの上部は、前記光センサより上部に配置されることを特徴とする請求項７に記載の液晶表示装置。
9. 前記光センサ印刷回路基板は、前記エンボス部と前記放熱パッドとの間に配置され、
   前記光センサ印刷回路基板と前記エンボス部は、前記光センサ印刷回路基板から前記エンボス部に挿入された回転締結部材によって締結されることを特徴とする請求項７に記載の液晶表示装置。
10. 前記底板下部に配置されて前記光センサ印刷回路基板を覆う遮光フィルムを更に備えることを特徴とする請求項６に記載の液晶表示装置。

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