JP2009264527A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に各種電子機器に使用される開閉装置に関し、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】押圧操作による反転体22の移動時に、反転体22が固定体11にガイドされて軸線方向に移動すると共に、可動カム17が固定カム12に弾接することによって、反転カム24の幅寸法を小さく形成することができ、可動カム17が固定カム12に弾接した後の角度、例えば50度前後まで開いた後は、続けて閉操作を行うことができるため、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に使用される開閉装置に関するものである。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の多様化や高機能化が進むなか、固定筐体に対し可動筐体を開閉させて、様々な操作を行うものが増えており、これらに用いられる開閉装置においても、良好な感触で多様な操作が可能なものが求められている。
このような従来の開閉装置を用いた電子機器について、携帯電話を例に、図7を用いて説明する。
図7は携帯電話の斜視図であり、同図において、1は略箱型で絶縁樹脂製の固定筐体、2は同じく可動筐体で、固定筐体1の上面には複数のキーから形成された操作部1Aやマイクロフォン等の音声入力部1Bが、可動筐体2の前面には液晶表示素子等の表示部2Aやスピーカ等の音声出力部2Bが、各々設けられている。
また、3は略円柱状の開閉装置で、複数のカムやばね(図示せず)等から形成されると共に、開閉装置3の左端には固定筐体1側面から突出する押釦4が装着されている。
そして、この開閉装置3が固定筐体1上端と可動筐体2下端の間に装着され、開閉装置3によって、固定筐体1に対して可動筐体2が開閉可能に軸支されて電子機器が構成されている。
以上の構成において、固定筐体1に対して可動筐体2が閉じた状態から、固定筐体1側面の押釦4を押圧操作すると、開閉装置3内のカムやばね等が動作して、可動筐体2に開く方向の力が加わり、可動筐体2が開方向へ付勢されて開操作が行われ、通話等の行い易い180度近くに開いた状態で保持される。
また、この開状態から、可動筐体2を手で閉じる方向へ押圧し所定角度まで閉じると、開閉装置3内のカムやばね等の動作によって、可動筐体2に閉方向への力が加わり、可動筐体2が携帯し易い閉じた状態で保持される。
つまり、手による開閉操作に加え、可動筐体2を開く際には、押釦4の押圧操作によって、可動筐体2をワンタッチで開く、所謂ワンタッチオープン操作が可能なように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2007−139182号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置においては、開操作を行った後、続けて閉操作を行う場合、一旦大きく所定角度まで、例えば160度前後まで開いた後でないと閉操作が行えないため、連続して開閉操作を行いたい場合等には、操作が煩雑なものになってしまうという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、押圧操作による反転体の移動時に、反転体が固定体にガイドされて軸線方向に移動すると共に、可動カムが固定カムに弾接するようにして開閉装置を構成したものであり、押圧操作により反転体を移動させて開操作を行う際、反転体が固定体にガイドされて移動することで、反転カムの幅寸法を小さく形成することができ、可動カムが固定カムに弾接した後の角度、例えば50度前後まで開いた後は、続けて閉操作を行うことができるため、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の請求項1記載の発明について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による開閉装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は略円筒状で鋼や銅合金、焼結合金等の金属製の固定体で、固定体11外周には内方へ窪んだ一対の溝部11Aと、外方へ突出した一対の固定カム12が各々形成されている。
そして、13は金属製の固定軸、14は金属製の固定ケースで、固定ケース14右端部の外周には凹凸状の一対の補助カム15が形成されると共に、固定軸13の中間部には固定体11が、左端部には固定ケース14が各々固着されている。
また、16は略リング状で金属製の可動体で、固定体11に対し開閉方向へ回転可能に、かつ軸線方向へ移動可能に配置されると共に、内周には一対のピン状の可動カム17が突出形成され、左端部の外周には一対の凹凸状の補助カム18が形成されている。
そして、19は略円筒状で金属製の可動ケースで、外周には一対の溝部19Aが設けられ、この溝部19Aに可動体16外周から突出した一対の凸部16Aが挿入されて、可動体16が可動ケース19に対し軸線方向へは移動可能で、回転方向へは一体となって回転するように形成されている。
さらに、可動ケース19の左端開口部には固定ケース14が回転可能に装着され、固定部14Aが左方へ突出すると共に、固定軸13が可動ケース19内を挿通し、右端部が止め輪20によって可動ケース19外側面に回転可能に装着されている。
そして、21はコイル状で鋼線製のばねで、可動体16右側面と可動ケース19内側面の間にやや撓んだ状態で装着され、このばね21によって、可動体16が左方の固定体11の方向へ付勢されている。
また、22は略円筒状で金属製の反転体、23は略リング状の解除体で、反転体22の右端部には一対の凹凸状の反転カム24が、解除体23の右端部には凹凸状の解除カム25が各々形成されている。
さらに、一対の反転カム24が固定体11の一対の溝部11Aに挿通され、反転体22が固定体11外周にガイドされて軸線方向へ移動可能に、解除体23が回転可能なように、各々固定ケース14に装着されている。
また、26は右端部に凹凸状の押圧カム27が形成された押圧体、28は鋼線製の巻ばねで、巻ばね28がやや捩られた状態で一端が解除体23に、他端が押圧体26に係止されると共に、押圧体26が固定軸13左端に軸線方向へ移動可能に装着され、固定ケース14から左方へ突出して、開閉装置30が構成されている。
そして、このように構成された開閉装置30が、例えば、図7の携帯電話の斜視図に示すように、固定ケース14の固定部14Aが、上面に複数のキーからなる操作部1Aやマイクロフォン等の音声入力部1Bが形成された固定筐体1へ、可動ケース19が、前面に液晶表示素子等の表示部2Aやスピーカ等の音声出力部2Bが形成された可動筐体2へ各々固着される。
また、押圧体26には押釦4が装着され、この押釦4が固定筐体1側面から突出すると共に、上記のように開閉装置30によって、固定筐体1上端に対して可動筐体2下端が開閉可能に軸支されて電子機器が構成される。
以上の構成において、固定筐体1に対して可動筐体2が閉じた状態では、開閉装置30は、図3(a)のカム動作図や図4(a)の要部斜視図に示すように、固定カム12から可動カム17の方向へ突出した反転カム24の右側の傾斜部に、可動カム17が弾接し、可動体16がばね21によって右方向の閉方向へ付勢されているため、可動ケース19が装着された可動筐体1には閉方向への付勢力が働き、可動筐体1が閉じた状態で保持されている。
そして、この閉状態から、指で固定筐体1側面の押釦4を押圧操作すると、押釦4が装着された押圧体26の押圧カム27が解除カム25を押圧して、解除カム25が巻ばね28を撓めながら右方向へ回転し、図3(b)や図4(b)に示すように、解除カム25が反転カム24下端から外れるため、反転カム24が溝部11A内を下方向へ移動する。
このため、図3(c)や図4(c)に示すように、ばね21に付勢された可動カム17が、固定カム12の左側の傾斜部に弾接して左方向へ回転し、可動体16が左方向の開方向へ付勢されるため、この力によって可動筐体2には開く方向の力が加わる。
なお、押圧操作した後、押釦4から指を離すと、押圧カム27への押圧力がなくなるため、図3(d)や図4(d)に示すように、可動カム17が所定角度、例えば50度前後まで固定カム12上を弾接摺動した後は、巻ばね28に付勢された解除カム25が左方向へ復帰し、この上面に下端を押圧された反転カム24が溝部11Aにガイドされて上方向へ、下面に上端を押圧された押圧カム27が下方向へ各々移動して、元の位置に戻る。
そして、ばね21に付勢された可動カム17が、固定カム12の左側の傾斜部上を弾接摺動して左方向へ回転する間は、可動体16や可動ケース19が左方向の開方向へ付勢されて、可動筐体2には開方向の力が加わり続け、この後、図3(e)や図4(e)に示すように、可動体16の補助カム18が固定ケース14の補助カム15に弾接し、図3(f)や図4(f)に示すように、補助カム18が補助カム15上を弾接摺動して、可動筐体2が固定筐体1に対して所定角度、例えば通話等の行い易い180度近くに開いた状態で保持される。
また、この開状態から、可動筐体2を手で閉じる方向へ押圧し所定角度まで閉じると、上記とは逆に、可動カム17が固定カム12上を弾接摺動して、図3(a)や図4(a)に示した状態に戻り、可動筐体2が携帯し易い閉じた状態で保持される。
つまり、手による開閉操作に加え、可動筐体2を開く際には、押釦4の押圧操作によって、解除カム25を回転し反転カム24を上下方向、すなわち軸線方向に移動させて、可動筐体2をワンタッチで開く、所謂ワンタッチオープン操作が可能なようになっている。
そして、この押釦4を押圧操作し、反転体22を移動させて開操作を行う際、反転体22の反転カム24が固定体11の溝部11A内に、両端をガイドされて上下動するように形成されているため、反転カム24の幅寸法をある程度まで小さく、例えば上述したように、開閉角度にして50度前後分の幅寸法に形成しても、反転カム24の破損や変形を防ぎ、確実な操作が可能なように構成されている。
さらに、このように反転カム24の幅寸法を小さく形成することによって、反転体22が移動して、可動カム17が反転カム24から外れ、固定カム12上を弾接摺動した開状態では、例えば50度前後まで可動カム17が開方向へ回転した後は、続けて閉操作を行えるようになっている。
すなわち、開操作を行った後、続けて閉操作を行う場合、可動筐体2を一旦大きく所定角度まで、例えば160度前後まで開く必要はなく、可動カム17の弾接位置が固定カム12に移動し、例えば可動筐体2が50度前後開いた状態からは、連続して閉操作が行えるように構成されている。
なお、さらに小さな開角度からでも閉操作が行えるようにするには、反転カム24の周方向の幅寸法をさらに小さくすれば、例えば10度あるいは20度といった開角度からでも、続けて閉操作を行うように形成することが可能であるが、反転カム24の機械的強度を維持し、かつ可動筐体2がある程度開いた状態から閉操作を行えるようにするには、40〜100度開いた状態で可動カム17が反転カム24から固定カム12に移動するように、反転カム24の幅寸法を形成することが好ましい。
このように本実施の形態によれば、押圧操作による反転体22の移動時に、反転体22が固定体11にガイドされて軸線方向に移動すると共に、可動カム17が固定カム12に弾接することによって、反転カム24の幅寸法を小さく形成することができ、可動カム17が固定カム12に弾接した後の角度、例えば50度前後まで開いた後は、続けて閉操作を行うことができるため、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を得ることができるものである。
なお、以上の説明では、固定体11外周に固定カム12を形成すると共に、略リング状の可動体16の内周にピン状の可動カム17を突出形成した構成について説明したが、可動体16外周に一対の可動カムを外方へ突出形成すると共に、固定体11の内周に固定カムを形成し、これらの可動カムと固定カムを弾接させる構成としても、本発明の実施は可能である。
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の他の実施の形態について説明する。
なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態による開閉装置の断面図であり、同図において、略円筒状の固定体11の外周に、内方へ窪んだ一対の溝部11Aと、外方へ突出した一対の固定カム12が各々形成されていることや、固定ケース14右端部外周に、一対の補助カム15が形成されていることは、実施の形態1の場合と同様である。
また、固定軸13の中間部には固定体11が、左端部には固定ケース14が各々固着されていることも、実施の形態1の場合と同様であるが、固定体11に対し開閉方向へ回転可能に、かつ軸線方向へ移動可能に配置された略円盤状の可動体36の左端部には、左方へ突出した一対の可動カム37が設けられている。
なお、この可動体36が可動ケース19に対し軸線方向へは移動可能で、回転方向へは一体となって回転するように形成されていることや、可動ケース19の左端開口部に固定ケース14が回転可能に装着されると共に、固定軸13が可動ケース19内を挿通し、右端部が止め輪20によって可動ケース19外側面に回転可能に装着されていることは、実施の形態1の場合と同様である。
また、反転体32の右端部には一対の凹凸状の反転カム34が、解除体23の右端部には凹凸状の解除カム25が各々形成されていることや、一対の反転カム34が固定体11の一対の溝部11Aに挿通され、反転体32が固定体11外周にガイドされて軸線方向へ移動可能に、解除体23が回転可能に、各々固定ケース14に装着されていることも、実施の形態1の場合と同様である。
そして、可動体36右側面と可動ケース19内側面の間にやや撓んだ状態で装着されたコイル状のばね21によって、可動体36が左方の固定体11の方向へ付勢されると共に、この左端部の可動カム37が反転カム34の下側の傾斜部に弾接して、可動ケース19が閉方向へ付勢されている。
さらに、実施の形態1の場合と同様に、巻ばね28がやや捩られた状態で一端が解除体23に、他端が右端部に押圧カム27が形成された押圧体26に係止されると共に、押圧体26が固定軸13左端に軸線方向へ移動可能に装着され、固定ケース14から左方へ突出して、開閉装置40が構成されている。
つまり、本実施の形態においては、可動カム37が略円盤状の可動体36の左端部に設けられると共に、この可動カム37がばね21によって左方向へ付勢され、反転カム34や固定カム12に弾接するように形成されている。
なお、このように構成された開閉装置40が、例えば、図7の斜視図に示すように、固定ケース14が固定筐体1へ、可動ケース19が可動筐体2へ各々固着されると共に、押圧体26には押釦4が装着され、開閉装置40によって、固定筐体1に対して可動筐体2が開閉可能に軸支されて電子機器が構成されることは、実施の形態1の場合と同様である。
以上の構成において、固定筐体1に対して可動筐体2が閉じた状態では、開閉装置40は、図6(a)の要部斜視図に示すように、固定カム12外周から可動カム37の方向へ突出した反転カム34の右側の傾斜部に、可動カム37が弾接し、可動体36がばね21によって右方向の閉方向へ付勢されているため、可動ケース19が装着された可動筐体1には閉方向への付勢力が働き、可動筐体1が閉じた状態で保持されている。
そして、この閉状態から、指で固定筐体1側面の押釦4を押圧操作すると、押釦4が装着された押圧体26の押圧カム27が解除カム25を押圧して、解除カム25が巻ばね28を撓めながら右方向へ回転し、解除カム25が反転カム34下端から外れるため、図6(b)に示すように、反転カム34が固定体11の溝部11A内に、両端をガイドされて下方向へ移動する。
このため、図6(c)に示すように、ばね21に付勢された可動カム37が、固定カム12の左側の傾斜部に弾接して左方向へ回転し、可動体36が左方向の開方向へ付勢されるため、この力によって可動筐体2には開く方向の力が加わる。
なお、押圧操作した後、押釦4から指を離すと、押圧カム27への押圧力がなくなるため、図6(d)に示すように、巻ばね28に付勢された解除カム25が左方向へ復帰し、この上面に下端を押圧された反転カム34が溝部11Aにガイドされて、上方向へ移動し元の位置に戻る。
そして、可動カム37が固定カム12の左側の傾斜部上を弾接摺動して左方向へ回転する間は、可動体36や可動ケース19が左方向の開方向へ付勢されて、可動筐体2には開方向の力が加わり続け、この後、図6(e)に示すように、可動カム37が固定カム12上を所定位置まで弾接摺動して、可動筐体2が固定筐体1に対して所定角度、例えば通話等の行い易い180度近くに開いた状態で保持される。
また、この開状態から、可動筐体2を手で閉じる方向へ押圧し所定角度まで閉じると、上記とは逆に、可動カム37が固定カム12や反転カム34上を弾接摺動して、図6(a)に示した状態に戻り、可動筐体2が携帯し易い閉じた状態で保持される。
つまり、手による開閉操作に加え、可動筐体2を開く際には、押釦4の押圧操作によって、解除カム25を回転し反転カム34を上下方向、すなわち軸線方向に移動させて、可動筐体2をワンタッチで開く、所謂ワンタッチオープン操作が可能なように構成されている。
そして、この時、本実施の形態においても、押釦4を押圧操作し反転体32を移動させて開操作を行う際、反転体32の反転カム34が固定体11の溝部11A内を、両端をガイドされて上下動するように形成されており、反転カム34の幅寸法を小さく形成できるため、図6(d)に示すように、可動カム37が固定カム12上に弾接摺動した状態、例えば50度前後まで可動カム37が開方向へ回転した後は、続けて閉操作を行うことが可能なようになっている。
すなわち、開操作を行った後、続けて閉操作を行う場合、可動筐体2を一旦大きく所定角度まで、例えば160度前後まで開く必要はなく、可動カム37の弾接位置が反転カム34から固定カム12に移動し、例えば可動筐体2が50度前後開いた状態からは、連続して閉操作が行えるように構成されている。
このように本実施の形態によれば、押圧操作による反転体32の移動時に、反転体32が固定体11にガイドされて軸線方向に移動すると共に、可動カム37が固定カム12に弾接することによって、反転カム34の幅寸法を小さく形成することができ、可動カム37が固定カム12に弾接した後の角度、例えば50度前後まで開いた後は、続けて閉操作を行うことができるため、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能な開閉装置を得ることができるものである。
つまり、本実施の形態のように、可動カム37を可動体の内周や外周ではなく、可動体36の左端部に設けた構成としても、実施の形態1の場合と同様の作用効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、可動体36の左端部に可動カム37を形成すると共に、この可動カム37を反転カム34や固定体11外周の固定カム12に弾接させた構成について説明したが、固定体11右端部に固定カムを突出形成し、これに可動体36左端部の可動カム37を弾接させる構成としても、本発明の実施は可能である。
本発明による開閉装置は、小さく開いた状態からでも閉操作が行え、容易で確実な操作が可能なものを得ることができ、主に各種電子機器に使用される開閉装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態による開閉装置の断面図 同分解斜視図 同カムの動作図 同要部斜視図 本発明の第2の実施の形態による開閉装置の断面図 同要部斜視図 携帯電話の斜視図
符号の説明
1 固定筐体
1A 操作部
1B 音声入力部
2 可動筐体
2A 表示部
2B 音声出力部
4 押釦
11 固定体
11A 溝部
12 固定カム
13 固定軸
14 固定ケース
14A 固定部
15 補助カム
16、36 可動体
16A 凸部
17、37 可動カム
18 補助カム
19 可動ケース
19A 溝部
20 止め輪
21 ばね
22、32 反転体
23 解除体
24、34 反転カム
25 解除カム
26 押圧体
27 押圧カム
28 巻ばね
30、40 開閉装置

Claims (1)

  1. 外周または内周または端部に固定カムが形成された略円筒状の固定体と、この固定体に対し回転可能に配置されると共に、内周または外周または端部に可動カムが形成された可動体と、上記可動カムを上記固定カムの方向へ付勢するばねと、軸線方向に移動可能に配置されると共に、上記可動カムとの対向面に反転カムが形成された略円筒状の反転体からなり、上記反転体の移動時に、上記反転体が上記固定体にガイドされて移動すると共に、上記可動カムが上記固定カムに弾接する開閉装置。
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