JP2009264158A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009264158A JP2009264158A JP2008112290A JP2008112290A JP2009264158A JP 2009264158 A JP2009264158 A JP 2009264158A JP 2008112290 A JP2008112290 A JP 2008112290A JP 2008112290 A JP2008112290 A JP 2008112290A JP 2009264158 A JP2009264158 A JP 2009264158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- passage
- intake
- egr gas
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
【課題】吸気通路内のデポジットの生成を抑制することができる内燃機関の吸気装置を提供する。
【解決手段】内燃機関1の吸気ポート12を二つの流路12A、12Bに区分する隔壁17と、二つの流路12A、12Bのそれぞれを流れるガスの流量比を変更可能な流量比変更機構18とを備えており、上側の流路12Aにブローバイガス導入通路21が接続され、かつ下側の流路12BにEGRガス導入通路23が接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】内燃機関1の吸気ポート12を二つの流路12A、12Bに区分する隔壁17と、二つの流路12A、12Bのそれぞれを流れるガスの流量比を変更可能な流量比変更機構18とを備えており、上側の流路12Aにブローバイガス導入通路21が接続され、かつ下側の流路12BにEGRガス導入通路23が接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブローバイガスとEGRガスとを吸気通路に導入する内燃機関に適用される内燃機関の吸気装置に関する。
周知のように、市販車に搭載される内燃機関には未燃炭化水素の排出規制によりクランクケース内に溜まったブローバイガスを大気に開放せずに吸気通路へ導入するクランクケース換気装置(PCV装置)が設けられている。また、同様の内燃機関には燃焼温度を低下させて窒素酸化物の排出量を低減するため、排気通路から取り出された排気をEGRガスとして吸気通路に導入する排気還流装置(EGR装置)が設けられていることが多い。
こうした内燃機関に適用される吸気装置として、吸気ポートを仕切り板によって二つの流路に区分し、一方の流路に流量制御弁を設けるとともに、他方の流路にEGRガスを導入するためのEGRガス導入通路を接続したものが知られている(特許文献1)。この装置は、一方の流路に設けられた流量制御弁を操作して気筒内の吸気流動を制限し、他方の流路へEGRガスを導入することにより気筒内にEGRガスを層状に分布させることを目的としている。その他に、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
PCV装置は吸気系の汚染やオイルの消費を抑えるためブローバイガスに含まれる油分をオイルセパレータで除去してから吸気通路へ導入することが一般的である。しかし、オイルセパレータで油分を完全に除去することは困難なので、吸気通路に導入されるブローバイガスには油分が当然に含まれている。また、EGRガスは排気通路から取り出された排気であるのでEGRガスには煤等のパティキュレートが含まれている。EGRガスに含まれるパティキュレートは吸気通路内に堆積するデポジットの起源となっていることが知られている。
ブローバイガスの油分は粘着性を有しているため、吸気通路内でブローバイガスとEGRガスとが混ざり合うと、その油分によってEGRガスに含まれるパティキュレートが集められて吸気通路内に留まり易くなる。こうした働きによって吸気通路内のデポジットの生成が促進されることが判明した。従って、ブローバイガスとEGRガスとを吸気通路に導入する場合には、吸気通路内でこれらのガスが混合することを可能な限り避けることが吸気通路内のデポジットの生成を抑制する観点から望ましい。しかしながら、特許文献1の吸気装置はEGRガスの導入位置が特定されているが、ブローバイガスの導入位置が明らかでないため、ブローバイガスの導入位置によっては吸気通路内でブローバイガスとEGRガスとが混ざり合ってデポジットの生成が促進するおそれがある。
そこで、本発明は、吸気通路内のデポジットの生成を抑制することができる内燃機関の吸気装置を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関の吸気装置は、ブローバイガスを吸気通路に導入するためのブローバイガス導入通路と、排気通路から取り出した排気をEGRガスとして前記吸気通路に導入するためのEGRガス導入通路とが設けられた内燃機関に適用される内燃機関の吸気装置において、前記吸気通路を少なくとも二つの流路に区分する仕切部材と、前記二つの流路のそれぞれを流れるガスの流量比を変更可能な流量比変更機構とを備え、前記二つの流路のいずれか一方に前記ブローバイガス導入通路が接続され、かつ前記二つの流路のいずれか他方に前記EGRガス導入通路が接続されていることにより上述した課題を解決する(請求項1)。
この吸気装置によれば、仕切部材にて区分された二つの流路の一方にブローバイガス導入通路が、これらの他方にEGRガス導入通路がそれぞれ接続されるので、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路内で混ざり合う機会、換言すればこれらのガスが接触する機会を減らすことができる。これにより、吸気通路内のデポジットの生成を抑制することができる。また、この吸気装置は、流量比変更機構にて二つの流路の流量比を変化させることにより、吸気通路を流れるガスの速度分布を二つの流路の一方の側又は他方の側のいずれかに偏らせることができる。こうした速度分布の偏りを流量比変更機構にて付与することで、内燃機関の気筒内に生成されるタンブルやスワール等の吸気流動を変化させることができる。
仕切部材にて区分された二つの流路と、ブローバイガス導入通路及びEGRガス導入通路との接続対応関係は特に制限されないが、流量比変更機構が変化させる流量比の範囲に応じて適宜定めることができる。例えば、前記流量比変更機構は、前記二つの流路のうちの一つの流路のみを絞ることが可能な流量制御部材を有しており、前記流量制御部材によって絞られない側の流路に前記EGRガス導入通路が接続されていてもよい(請求項2)。この態様では、流量制御部材による絞り具合を変化させることにより、一つの流路を流れるガスの流量を変化させることができる。そのため、流量比変更機構は流量制御部材にて絞られる側の流路と流量制御部材にて絞られない側の流路との流量比を1:1から0:1までの範囲内で変化させることができる。この態様は、流量制御部材にて絞られない側の流路にEGRガスが導入されるので、EGRガスの濃度が高い状態の高濃度ガスが流路に留まり難い。従って、流量制御部材を閉じ側から開き側に操作して絞りを弱めた場合に高濃度ガスが一気に気筒内に吸入されることや、EGRガスの導入が停止される低負荷時に流路内に留まった高濃度ガスが気筒内に吸入されてEGRガスが過多となることを防止できる。これにより、高濃度ガスの吸入に伴う燃焼不良の発生を防止することができる。
この態様において、前記仕切部材は、前記流量制御部材によって絞られる側の流路の通路面積が前記流量制御部材によって絞られない側の流路の通路面積よりも大きくなるように前記吸気通路内に設けられていてもよい(請求項3)。この場合には、流量比変更機構にて実現可能な流量比の変更範囲が二つの流路の通路面積が等しい場合に比べて拡大できる。
また、上記の態様とは逆に、前記流量比変更機構は、前記二つの流路のうちの一つの流路のみを絞ることが可能な流量制御部材を有しており、前記流量制御部材にて絞られる側の流路に前記EGRガス導入通路が接続され、かつ前記EGRガス導入通路の接続位置が前記流量制御部材の下流側に設定されてもよい(請求項4)。流量制御部材にて流路が完全に閉鎖されない場合、つまりその流路が流量制御部材にて密閉されない場合がある。この場合には、流量制御部材と流路との間に形成される隙間からガスの流れ方向とは逆方向にガスが漏れ出して、流路内に逆流が生じることがある。その逆流は流量制御部材にて絞られる側の流路の流速が遅いほど生じ易くなる。この態様によれば、流量制御部材にて絞られる側の流路にEGRガス導入通路が接続され、その接続位置が流量制御部材よりも下流側に設定されているので、その流路へのEGRガスの導入によってある程度の流速が確保される。これにより上述した逆流が生じ難くなる。従って、逆流により流量制御部材から漏れ出したEGRガスとブローバイガスとが混ざり合うことを抑制できる。
この態様において、前記仕切部材は、前記流量制御部材によって絞られる側の流路の通路面積が前記流量制御部材によって絞られない側の流路の通路面積よりも小さくなるように前記吸気通路内に設けられていてもよい(請求項5)。この場合には、EGRガスの導入量が少ない場合でも流速を確保できるため、上述した逆流の発生を更に抑えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、仕切部材にて区分された二つの流路の一方にブローバイガス導入通路が、これらの他方にEGRガス導入通路がそれぞれ接続されるので、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路内で混ざり合う機会、換言すればこれらのガスが接触する機会を減らすことができる。これにより、吸気通路内のデポジットの生成を抑制することができる。
(第1の形態)
図1は本発明の一形態に係る吸気装置が適用された内燃機関の要部を示している。内燃機関1は自動車の走行用動力源として搭載され、燃料を気筒2内に直接噴射する筒内直接噴射型の内燃機関として構成されている。なお、内燃機関1は気筒2を複数個有しているが図においては便宜上1つの気筒2のみを図示した。
図1は本発明の一形態に係る吸気装置が適用された内燃機関の要部を示している。内燃機関1は自動車の走行用動力源として搭載され、燃料を気筒2内に直接噴射する筒内直接噴射型の内燃機関として構成されている。なお、内燃機関1は気筒2を複数個有しているが図においては便宜上1つの気筒2のみを図示した。
気筒2はシリンダブロック3に形成されており、気筒2の開口部はシリンダヘッド4にて塞がれる。気筒2にはピストン5が往復動自在に挿入されており、ピストン5の上方に燃焼室6が形成される。シリンダヘッド4には気筒2の天井面の中央部に先端が臨むようにして点火プラグ7が設けられている。また、シリンダヘッド4には気筒2の天井面の隅部に先端が臨むようにして燃料噴射弁8が取り付けられている。
内燃機関1は、気筒2に吸気を取り込むための吸気通路10と気筒2からの排気を導くための排気通路11とを備えている。吸気通路10は気筒2毎に分岐する不図示の分岐部を有するとともに、その分岐部に続く吸気ポート12を有している。吸気ポート12はシリンダヘッド4に形成されていて、気筒2の天井面に開口する。また、排気通路11はシリンダヘッド4に形成されて気筒2の天井面に開口する排気ポート13を含んでいる。
吸気ポート12を開閉する吸気弁15はシリンダヘッド4に対して摺動可能に装着されており、排気ポート13を開閉する排気弁16も同様にシリンダヘッド4に対して摺動可能に装着されている。吸気弁15及び排気弁16のそれぞれは不図示の動弁機構にて所定の開閉タイミングに従って開閉駆動される。
吸気ポート12は仕切部材としての隔壁17にて二つの流路12A、12Bに区分されている。隔壁17は吸気ポート12の流れ方向に延びており、隔壁17にて区分された流路12A、12Bは気筒2の中心線に関して上下に並べられている。また、各流路12A、12Bの流量比を変化させるため、内燃機関1には流量比変更機構18が設けられている。流量比変更機構18は二つの流路12A、12Bのうちの上側の流路12Aのみを絞ることができる流量制御部材としての流量制御弁19を備えている。流量制御弁19は流路12Aの上流側の端部に回転自在に取り付けられている。流量制御弁19には実線で示した全閉位置から想像線で示した全開位置までの間で開度を自在に保持できる不図示の駆動装置が設けられている。流量比変更機構18は、その駆動装置を適宜操作して流量制御弁19の開度を変化させることにより、流路12Aの流量と流路12Bの流量との流量比を1:1〜0:1の範囲内で変化させることができる。例えば、流量制御弁19の開度を絞り側に設定し、吸気ポート12内の流速分布を下側に偏らせることにより、気筒2内に縦方向に旋回する吸気流動であるタンブルFtを生成することができる。また、絞り側の開度を適宜設定することでタンブルFtの強さを調整することもできる。
内燃機関1には、ブローバイガスの大気開放を防止するため、不図示のクランクケース内に溜まったブローバイガスを吸気通路10へ導入するPCV装置20が設けられている。PCV装置20はクランクケースと吸気通路10とを結ぶブローバイガス導入通路21を備えている。図示を省略したが、クランクケースとブローバイガス導入通路21との間にはガス中の油分を除去するオイルセパレータが装着されている。
ブローバイガス導入通路21はブローバイガスを吸気ポート12毎に分配するための分岐部21aを有している。分岐部21aは吸気ポート12の上側の流路12Aに接続されている。その接続位置は流量制御弁19の下流側に設定されている。これにより、ブローバイガスは図の一点鎖線で示すように上側の流路12A内に導入される。
また、内燃機関1には気筒2内の燃焼温度を低下させて窒素酸化物の排出量を低減するため、排気通路11から取り出された排気をEGRガスとして吸気通路10に導入するEGR装置22が設けられている。EGR装置22は排気通路11と吸気通路10とを結ぶEGRガス導入通路23を備えている。図示を省略したが、EGRガス導入通路23にはEGRガスの導入量を調整するEGR弁と、EGRガスを冷却するためのEGRクーラとがそれぞれ設けられている。EGRガス導入通路23はEGRガスを吸気ポート12毎に分配するための分岐部23aを有している。分岐部23aは吸気ポート12の下側の流路12Bに接続されている。これにより、EGRガスは図の破線で示すように下側の流路12B内に導入される。EGRガスの導入量並びにその導入の実行及び停止の切替えは内燃機関1の運転状態に応じて制御されるが、その制御は公知の方法と同様であるので詳細な説明を省略する。
以上の形態によれば、隔壁17にて区分された上側の流路12Aにブローバイガス導入通路21が、下側の流路12BにEGRガス導入通路23がそれぞれ接続されるので、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路10内(吸気ポート12内)で混ざり合う機会を減らすことができる。これにより、吸気ポート12内のデポジットの生成を抑制することができる。そして、流量制御弁19にて絞られない側の流路12BにEGRガスが導入されるので、EGRガスの濃度が高い状態の高濃度ガスが流路12Bに留まり難い。従って、流量制御弁19を閉じ側から開き側に操作して絞りを弱めた場合に高濃度ガスが一気に気筒2内に吸入されることや、EGRガスの導入が停止される低負荷時に流路内に留まった高濃度ガスが気筒2内に吸入されてEGRガスが過多となることを防止できる。これにより、高濃度ガスの吸入に伴う燃焼不良の発生を防止することができる。
この形態においては、二つの流路12A、12Bがそれぞれ同一の通路面積を持っているが、例えばこれらの通路面積を互いに異ならせてもよい。図2は第1の形態の変形例を説明する説明図である。この図に示すように、上側の流路12Aの通路面積を下側の流路12Bの通路面積よりも大きくすることも可能である。この場合には、流量制御弁19を全閉位置から全開位置まで変化させることにより実現できる流量比の変更範囲が第1の形態に比べて拡大できる。例えば、各流路12A、12Bの通路面積の面積比が2:1に設定されている場合には、流量比を2:1〜0:1の範囲内で変化させることが可能になる。従って、図2のように構成することで、気筒2内に生成される吸気流動の調整範囲を拡大することができる。
(第2の形態)
次に、本発明の第2の形態を図3を参照して説明する。図3は第2の形態に係る吸気装置が適用された内燃機関の要部を示している。第1の形態と共通する構成については図3に同一の参照符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2の形態を図3を参照して説明する。図3は第2の形態に係る吸気装置が適用された内燃機関の要部を示している。第1の形態と共通する構成については図3に同一の参照符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、この形態は二つの流路12A、12Bと、ブローバイガス導入通路21及びEGRガス導入通路23との接続対応関係が第1の形態の場合と比べて反対になっている。即ち、ブローバイガス導入通路21の分岐部21aは吸気ポート12の下側の流路12Bに接続されており、EGRガス導入通路23の分岐部23aは上側の流路12Aに接続されている。EGRガス導入通路23の接続位置は流量制御弁19の下流側に設定されている。これにより、ブローバイガスは下側の流路12Bに、EGRガスは上側の流路12Aにそれぞれ導入される。
第2の形態によれば、ブローバイガスとEGRガスとが別々の流路に導入されるので、第1の形態と同様に吸気ポート12内のデポジットの生成を抑制することができる。ところで、流量制御弁19が全閉位置に保持された場合でも、流路12Aが流量制御弁19にて密閉されない場合がある。この場合には、流量制御弁19と流路12Aとの間に形成される隙間からガスの流れ方向とは逆方向にガスが漏れ出して流路12A内に逆流が生じることがある。その逆流は流路12Aの流速が遅いほど生じ易くなる。第2の形態によれば、上側の流路12AにEGRガス導入通路が接続され、その接続位置が流量制御弁19よりも下流側に設定されているので、その流路12AへのEGRガスの導入によってある程度の流速が確保される。これにより、こうした逆流が生じ難くなるため、その逆流により流量制御弁19から漏れ出したEGRガスとブローバイガスとが混ざり合うことを抑制できる。
この形態においても、二つの流路12A、12Bの通路面積を互いに異ならせてもよい。図4は第2の形態の変形例を説明する説明図である。この図に示すように、上側の流路12Aの通路面積を下側の流路12Bの通路面積よりも小さくすることも可能である。この場合には、EGRガスの導入量が少ない場合でも流速を確保できるため、上述した逆流の発生を更に抑えることができる。
本発明は上述した各形態に限定されず種々の形態にて実施することができる。本発明の吸気装置を適用し得る内燃機関は筒内直接噴射型の内燃機関に限らない。吸気通路内に燃料を噴射するポート噴射型の内燃機関に本発明を適用することも可能である。
流量比変更機構は二つの流路の流量比を変更できる限度で種々の形態にて実現してよい。図5は流量比変更機構の他の形態を説明する説明図である。図5に示した流量比変更機構30は隔壁17の上流側の端部に設けられた流量制御部材としてのフラップ31を有している。このフラップ31の可動範囲を適宜設定することにより、二つの流路12A、12Bの流量比を自由に変更することができる。例えば、フラップ31の可動範囲を流路12Aが閉鎖される位置aから隔壁の延長上の位置bまでの範囲X1とすることにより、上述した各形態の流量制御弁19と同様に一方の流路のみを絞る流量制御部材として機能させることができる。また、その可動範囲を流路12Aが閉鎖される位置aから流路12Bが閉鎖される位置cまでの範囲X2とすることにより、二つの流路12A、12Bの流量比を0:1〜1:0の範囲内で変化させることが可能である。
1 内燃機関
10 吸気通路
12 吸気ポート
12A、12B 流路
17 隔壁(仕切部材)
18 流量比変更機構
19 流量制御弁(流量制御部材)
21 ブローバイガス導入通路
23 EGRガス導入通路
30 流量比変更機構
31 フラップ(流量制御部材)
10 吸気通路
12 吸気ポート
12A、12B 流路
17 隔壁(仕切部材)
18 流量比変更機構
19 流量制御弁(流量制御部材)
21 ブローバイガス導入通路
23 EGRガス導入通路
30 流量比変更機構
31 フラップ(流量制御部材)
Claims (5)
- ブローバイガスを吸気通路に導入するためのブローバイガス導入通路と、排気通路から取り出した排気をEGRガスとして前記吸気通路に導入するためのEGRガス導入通路とが設けられた内燃機関に適用される内燃機関の吸気装置において、
前記吸気通路を少なくとも二つの流路に区分する仕切部材と、前記二つの流路のそれぞれを流れるガスの流量比を変更可能な流量比変更機構とを備え、前記二つの流路のいずれか一方に前記ブローバイガス導入通路が接続され、かつ前記二つの流路のいずれか他方に前記EGRガス導入通路が接続されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 前記流量比変更機構は、前記二つの流路のうちの一つの流路のみを絞ることが可能な流量制御部材を有しており、
前記流量制御部材によって絞られない側の流路に前記EGRガス導入通路が接続されている請求項1に記載の吸気装置。 - 前記仕切部材は、前記流量制御部材によって絞られる側の流路の通路面積が前記流量制御部材によって絞られない側の流路の通路面積よりも大きくなるように前記吸気通路内に設けられている請求項2に記載の吸気装置。
- 前記流量比変更機構は、前記二つの流路のうちの一つの流路のみを絞ることが可能な流量制御部材を有しており、
前記流量制御部材にて絞られる側の流路に前記EGRガス導入通路が接続され、かつ前記EGRガス導入通路の接続位置が前記流量制御部材の下流側に設定されている請求項1に記載の吸気装置。 - 前記仕切部材は、前記流量制御部材によって絞られる側の流路の通路面積が前記流量制御部材によって絞られない側の流路の通路面積よりも小さくなるように前記吸気通路内に設けられている請求項4に記載の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112290A JP2009264158A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112290A JP2009264158A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009264158A true JP2009264158A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41390317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008112290A Pending JP2009264158A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009264158A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013073052A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2013-05-23 | トヨタ自動車株式会社 | 過給機付き内燃機関 |
WO2013146703A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の吸気装置 |
WO2013168232A1 (ja) | 2012-05-08 | 2013-11-14 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2019127918A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
JP2019127919A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸気装置 |
-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008112290A patent/JP2009264158A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013073052A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2013-05-23 | トヨタ自動車株式会社 | 過給機付き内燃機関 |
CN103946511A (zh) * | 2011-11-18 | 2014-07-23 | 丰田自动车株式会社 | 带增压器的发动机 |
JPWO2013073052A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2015-04-02 | トヨタ自動車株式会社 | 過給機付き内燃機関 |
US9670881B2 (en) | 2011-11-18 | 2017-06-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Supercharger-equipped internal combustion engine |
WO2013146703A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の吸気装置 |
JPWO2013146703A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2015-12-14 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の吸気装置 |
WO2013168232A1 (ja) | 2012-05-08 | 2013-11-14 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2019127918A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
JP2019127919A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸気装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7581533B1 (en) | Three mode cooler for exhaust gas recirculation | |
JP2008240521A (ja) | 内燃機関の吸気量制御装置 | |
JP2007071163A (ja) | 内燃機関の吸気ポート構造 | |
JP2009264158A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
US20100037853A1 (en) | Intake system for an internal combustion engine | |
JP2008075522A (ja) | 排気ガス還流装置を備える多気筒内燃機関 | |
CN102425507B (zh) | 配有废气再循环(egr)的汽油机混合分层进气系统及方法 | |
JP5447128B2 (ja) | 内燃機関の排気還流装置 | |
JP2009215960A (ja) | 内燃機関 | |
US6543410B2 (en) | Direct injection engine | |
JP2017186946A (ja) | 排気還流装置 | |
JP5811356B2 (ja) | 排気還流装置 | |
JP2010031685A (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP2009270528A (ja) | 火花点火型内燃機関 | |
CN111365139A (zh) | 气缸盖及内燃机 | |
CN102367755B (zh) | 配有废气再循环egr的汽油机进气滚流发生装置 | |
JP5709452B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP2010019143A (ja) | 内燃機関 | |
JP5536526B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP5079619B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP2013217240A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
CN202451272U (zh) | 配有废气再循环(egr)的汽油机进气涡流发生装置 | |
JP2016188624A (ja) | 内燃機関 | |
KR100764864B1 (ko) | 이지알가스의 분산부재 | |
JP2014224509A (ja) | 内燃機関の吸気装置 |