JP2009263906A - 移動式作業台 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が乗って作業する足場板の上下方向の位置を容易に調整し得るようにした移動式作業台を提供する。
【解決手段】移動式作業台は、支持台ユニット10とこれに装着される足場板組立体20とを有しており、支持台ユニット10は下端部に車輪15が設けられた2本の垂直パイプ13を水平棒材14により連結して形成される2つの支持枠体11,12と、支持枠体11,12を連結する筋交い16とにより形成される。足場板組立体20は水平受け片23とその両端に設けられた垂直摺動片24とを備えた2つの足場ブラケット21,22と、水平受け片23に着脱自在に装着される足場板25とを有している。足場板25の高さは、足場ブラケット21,22を垂直パイプ13に対して上下方向に摺動させることにより調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は室内天井工事などの内装工事に使用して好適な移動式作業台に関する。
建物内部の天井や壁面などの内装工事を行う際には、室内において作業台を組み上げて作業台の上端部に足場板を装着し、足場板の上に作業者が乗り込んで所定の内装作業を行うことがある。このような内装作業においては、内装作業の進行に伴って建物内部で作業位置をずらすために移動式の作業台が使用されている。内装作業が行われる建物における床面から天井までの高さは建築物によって相違していたり、同一の建築物の天井に上下方向に段差が設けられていたりすることがあるので、足場板の高さを調整する必要がある。
従来の移動式作業台は長方形の2つの枠体を相互に筋交いにより連結して直方体形状の作業台を形成し、その作業台の上端部に足場板を装着するようにしており、それぞれの枠体の下端部には車輪が設けられている。車輪は作業台の枠体に対して軸方向に移動自在となっており、足場板の高さを調整する際には作業台を車輪に対して上下方向に移動させるようにしている。
特許文献1には、車輪に対して作業台を上下方向に移動させることなく、大径パイプからなる上段側の枠体と、大径パイプ内に摺動自在に挿入される小径パイプからなる下段側の枠体とを有する移動式作業台が記載されており、この移動式作業台においては、足場板の上下方向の位置を調整する際には、上段側の枠体を下段側の枠体に対して上下方向に移動させるようにしている。
特開2006−16866号公報
このような作業台は、上述のように、建物の床面から天井までの高さが建築物によって相違しているので、足場板による作業面の位置を上下方向に変更する必要がある。作業面位置を上下に調整する際に、従来のように、作業台をその下端部に設けられた車輪に対して上下動させるようにすると、作業台の重量が嵩むために、その作業が容易ではないという問題点がある。一方、上記文献に記載されるように、作業台を上段側と下段側の2つの枠体により形成する場合においても、重量が嵩む上側の枠体を上下動させる必要があり、その作業が容易でないという問題点がある。
いずれのタイプにおいても、従来の移動式作業台においては、足場板の位置を変更する作業は足場板が比較的重量が嵩む枠体とともに移動する作業となっており、内装作業の進行に伴って天井の段差に対応させて足場板の上下方向の高さを調整することは容易ではなかった。
本発明の目的は、作業者が乗って作業する足場板の上下方向の位置を容易に調整し得るようにした移動式作業台を提供することにある。
本発明の移動式作業台は、それぞれ下端部に車輪が設けられた2本の垂直パイプを複数本の水平棒材により連結して形成される2つの支持枠体、および2つの前記支持枠体を連結する連結棒材を備えた直方体形状の支持台ユニットと、水平受け片の両端にそれぞれの前記支持枠体の前記垂直パイプに装着される垂直摺動片が設けられた2つの足場ブラケットと、2つの前記足場ブラケットの前記水平受け片に着脱自在に装着されて前記足場ブラケットとともに足場板組立体を構成する足場板とを有し、前記足場ブラケットを前記垂直パイプに対して上下方向に摺動させることにより前記足場板の上下方向の位置を調整することを特徴とする。
本発明の移動式作業台は、それぞれの前記支持枠体の前記垂直パイプに連なる2本の垂直パイプを複数本の水平棒材により連結して形成される2つの中間支持枠体、および2つの前記中間支持枠体を連結する連結棒材を備えた直方体形状の追加ユニットを有し、当該追加ユニットを前記支持台ユニットと前記足場板組立体との間に装着することを特徴とする。
本発明の移動式作業台は、2つの前記支持台ユニットを連結棒材により縦方向に一直線状に連結して支持台ユニット組立体を形成し、それぞれの前記支持台ユニットに装着される足場板組立体の間に、前記足場台と同一サイズの縦連結用の足場板を着脱自在に装着することを特徴とする。
本発明の移動式作業台は、2つの前記支持台ユニットを連結棒材により縦方向に一直線状に連結して形成される支持台ユニット組立体を連結枠により横方向に連結するとともに、前記足場台と同一サイズの横連結用の足場板を前記連結枠に装着することを特徴とする。
本発明の移動式作業台は、前記足場ブラケットの前記水平受け片に前記足場板を装着するときに作業者が乗り込む補助用の足場板を、前記支持枠体の前記水平棒材に着脱自在に装着することを特徴とする。
本発明によれば、下端部に車輪が設けられて走行自在となった直方体形状の支持台ユニットに、足場板が装着される足場ブラケットが設けられた足場板組立体を装着するようにしたので、足場ブラケットの支持台ユニットに対する上下動方向の位置を変化させて足場板の上下方向位置を調整する際には、作業者が手作業で上下動させる部材の荷重は軽量であり、その操作が容易となる。足場板の上下方向位置を調整する際には、足場板を足場ブラケットから外して足場ブラケットのみを上下動しても良く、その場合には作業者は足場ブラケットのみを上下動させることになる。また、足場ブラケットに足場板が装着された状態の足場板組立体を上下動させるようにしても良く、その場合でも足場板組立体の荷重は比較的軽量であり、その作業を容易に行うことができる。
足場板組立体を支持台ユニットに直接装着するようにしても良く、足場板組立体を追加ユニットを介して支持台ユニットに装着するようにしても良い。追加ユニットを介して装着するようにすると、移動式作業台の高さを大きく変化させることができる。
複数の支持台ユニットを一直線状に連結して支持台ユニット組立体を形成すると、足場板により形成される作業面を長く設定することができる。しかも、支持台ユニット組立体を横方向に連結すると、より広い作業面を有する移動式作業台とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれの図面に示される実施の形態においては、共通する部材には同一の符号が付されており、重複した説明が省略されている。
図1は本発明の一実施の形態である移動式作業台を示す分解斜視図である。この移動式作業台は全体的にほぼ直方体形状の支持台ユニット10を有しており、支持台ユニット10は第1の支持枠体11と第2の支持枠体12とを備えている。それぞれの支持枠体11,12は横断面が円形の丸パイプからなる2本の垂直パイプ13を有し、2本の垂直パイプ13は相互に複数本の水平棒材14により連結されて平行となっており、それぞれの支持枠体11,12は全体的に四辺形となっている。垂直パイプ13相互間の幅寸法Dは、図示する場合には、約90cm程度となっている。それぞれの垂直パイプ13の下端部には車輪15が設けられている。
車輪15が設けられた状態の支持枠体11,12を相互に間隔を隔てて対向させた状態のもとで相互に筋交い16によって連結することにより支持台ユニット10が組み立てられ、組み立てられた支持台ユニット10は全体的にほぼ直方体形状の走行自在の枠体となる。筋交い16は2つの支持枠体11,12を連結するための連結棒材を構成しており、2つの支持枠体11,12の相互に対向する垂直パイプ13は、2本ずつの筋交い16を交差させて連結されている。それぞれの筋交い16の下端部は車輪15の取付軸17に取り付けられている。
図2は垂直パイプ13の下端部と車輪15とを示す拡大正面図であり、車輪15が回転自在に装着されるブラケット15aは取付軸17に垂直軸回りに回転自在に装着されており、取付軸17は垂直パイプ13に固定ピン13aにより取り付けられるようになっている。取付軸17には上下方向にずらして2つの係合ピン18,19が設けられており、それぞれの係合ピン18,19には相互に逆方向を向いており、筋交い16に形成された貫通孔に入り込むようになっている。このように、取付軸17に上下の距離をずらして2つの係合ピン18,19を設けることにより、筋交い16を係合ピン18に取り付ける場合と、係合ピン19に取り付ける場合とで、同じ長さの筋交い16を用いても、図1に示す長さ寸法Lを変化させることができる。なお、この長さ寸法Lは約180cmとなっている。また、支持台ユニット10の高さ寸法Hも約180cmとなっている。
それぞれの係合ピン18,19には係合爪18a,19aが図2に示すように突出移動自在に組み込まれている。係合ピン18を筋交い16の貫通孔に入り込ませると、係合爪18aが後退移動して係合ピン18に筋交い16が取り付けられることになり、係合ピン18に取り付けられた筋交い16を取り外す際には、係合爪18aを押し込むことにより筋交い16は容易に係合ピン18から外すことができる。なお、他の係合ピン19についても同様である。
支持台ユニット10には足場板組立体20が着脱自在に装着される。図1に示されるように、足場板組立体20は第1と第2の足場ブラケット21,22を有している。それぞれの足場ブラケット21,22はそれぞれ棒材からなる水平受け片23と、これの両端に設けられた棒材からなる垂直摺動片24とを備えており、例えばアルミニウム合金等の軽金属により製造されている。ただし、鋼製の丸棒材を用いて足場ブラケットを製造するようにしても良い。それぞれの垂直摺動片24は、垂直パイプ13の内径よりもやや小さい外径を有する丸パイプにより形成されており、支持枠体11,12の垂直パイプ13の中にその上端部から摺動させて装着される。2つの足場ブラケット21,22の水平受け片23の間には足場板25が着脱自在に装着されるようになっている。
図3は足場板25を示す斜視図であり、足場板25は長方形の枠体に鋼製の布板が取り付けられて形成されており、両端部には水平受け片23に取り付けられるフック26が設けられている。水平受け片23の間には図3に示す足場板25が2つ平行となって装着されるようになっている。
支持台ユニット10を構成するそれぞれの垂直パイプ13の上端部には、図1に示されるように、取付孔27が形成されている。一方、それぞれの足場ブラケット21,22の垂直摺動片24には、所定の間隔毎に複数の貫通孔28が形成されており、それぞれの垂直摺動片24を垂直パイプ13の中に装着した状態のもとで、取付孔27といずれかの貫通孔28とが合致した状態のもとでこれらに固定ピン29を貫通させることによって、それぞれの足場ブラケット21,22は支持枠体11,12に固定される。固定ピン29を貫通させる貫通孔28の位置を変化させることにより、足場板25の上下方向の高さを調整することができる。例えば、貫通孔28を15cmのピッチPの間隔をおいて6個形成すると、足場板25の高さを15cm毎に2.25mから3mまで変化させることができる。
足場板25の上下方向の高さを変更する際には、固定ピン29を取り外して足場ブラケット21,22の垂直摺動片24を垂直パイプ13に対して上下方向に摺動させて足場板25による作業面の位置を調整する。次いで、複数の貫通孔28のいずれかが取付孔27に一致した状態のもとで、固定ピン29を取付孔27と貫通孔28とに貫通させて足場ブラケット21,22を垂直パイプ13に固定することになる。
それぞれの支持枠体11,12に足場ブラケット21,22を作業者が装着する際の作業性を良好とするために、それぞれの支持枠体11,12に設けられた水平棒材14の間には作業者が乗り込むための補助用の足場板25aが装着される。水平棒材14は上下方向に間隔を隔てて複数本設けられているので、足場板25の上下方向の位置に応じて補助用の足場板25aの装着位置を変化させることができる。この補助用の足場板25aは図3に示した足場板25と同一のサイズのものが使用される。
足場ブラケット21,22は、上述のように、補助用の足場板25aの上に作業者が乗り込んで支持枠体11,12に装着することになり、それぞれ全体的にコの字形状となって比較的軽量に形成された足場ブラケット21,22を作業者が持ち上げることになるので、その装着作業は容易となる。足場ブラケット21,22を支持枠体11,12に装着する際には、予め足場ブラケット21,22の水平受け片23の間に足場板25を装着した状態としても、足場ブラケット21,22と足場板25とからなる足場板組立体20の全体の重量は軽量であり、その装着作業を容易に行うことができる。
さらに、支持台ユニット10に対して足場板組立体20を組み付けた状態のもとで、足場板組立体20を上下動して足場板25の高さを調整する際においても、足場ブラケット21,22と足場板25を含めた足場板組立体20の全体の重量は軽量であり、その上下動操作を作業者は容易に行うことができる。例えば、段差がある天井の内装作業を行う際には、天井の特定部位に対する作業が終了したら、移動式作業台を移動させることになり、移動された部位の天井の高さが前の作業部位と相違する場合には、天井の高さに合わせて足場板25の上下高さを調整することになる。その場合には、足場板25を足場ブラケット21,22から外して足場ブラケット21,22を上下動させるようにしても良く、足場板25が装着された状態のまま足場板組立体20を上下動させるようにしても良い。足場板組立体20を上下動させる場合でも、足場板25の重量は作業者が足場板25を容易に持ち上げ搬送することができる荷重に設定されており、足場板25の上下高さを調整する際には、足場板25と足場ブラケット21,22とからなる足場板組立体20の重量は大きくないので、足場板25の高さ調整を容易に行うことができる。
足場板25の高さ調整のために、車輪15の取付軸17を垂直パイプ13に対して摺動させるようにすると、直方体形状に組み立てられた支持台ユニット10を上下動させる必要があり、その作業は支持台ユニット10の重量が嵩むので容易ではないが、そのような高荷重の持ち上げ作業が足場板組立体20の高さ調整のためには本発明の移動式作業台においては不要となる。また、作業台を上下の枠体により形成した場合においても、上側の枠体は筋交いを含めて高荷重となり、そのような高荷重の枠体を上下動させる作業も多くの作業者が必要となり容易ではないが、本発明の移動式作業台においてはそのような高荷重の持ち上げ作業が不要となる。
図4は本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。この移動式作業台は図1に示した支持台ユニット10と足場板組立体20に加えて追加ユニット30を有しており、追加ユニット30は支持台ユニット10と足場板組立体20との間に装着される。
追加ユニット30の基本構造は、車輪15が設けられていないことを除いて支持台ユニット10と基本構造が同一である。図4に示されるように、追加ユニット30は第1の中間支持枠体31と第2の中間支持枠体32とを備えている。それぞれの中間支持枠体31,32は横断面が円形の丸パイプからなる2本の垂直パイプ33を有し、2本の垂直パイプ33は相互に複数本の水平棒材34により連結されて平行となっており、それぞれの中間支持枠体31,32は全体的に四辺形となっている。中間支持枠体31,32の垂直パイプ33相互間の幅寸法は、支持枠体11,12の垂直パイプ13相互間の幅寸法と同一に設定されている。
中間支持枠体31,32を相互に間隔を隔てて対向させた状態のもとで相互に筋交い35によって連結することにより追加ユニット30が組み立てられ、組み立てられた追加ユニット30は支持台ユニット10と同様に全体的にほぼ直方体形状の枠体となる。追加ユニット30のそれぞれの垂直パイプ33の下端部には支持台ユニット10の垂直パイプ13の上端部内に挿入される図示しない小径部が設けられており、追加ユニット30は図4に示されるように支持台ユニット10の上に組み付けられる。追加ユニット30のそれぞれの垂直パイプ33の上端部内には足場ブラケット21の垂直摺動片24が挿入される。このように、支持台ユニット10と足場板組立体20との間に追加ユニット30を装着すると、追加ユニット30を含めた支持台ユニット10の高さ寸法を支持台ユニット10のみの場合の2倍の高さに設定することができ、天井の高い建築物における天井の内装作業を容易に行うことができる。このタイプの移動式作業台においても、最上段には比較的軽量となった足場板組立体20が装着されるので、足場板25の高さ調整を容易に行うことができる。
図5は本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。この移動式作業台は、図1に示した支持台ユニット10と同一構造の2つの支持台ユニット10からなる支持台ユニット組立体40を有している。
2つの支持台ユニット10は連結棒材としての筋交い16aによりスペースを介して縦方向に一直線状に連結されており、それぞれの支持台ユニット10に装着される足場板組立体20相互間には、縦連結用の足場板25bが装着されている。この縦連結用の足場板25bは、図3に示した足場板25と同一のサイズのものが使用される。このタイプの移動式作業台においては、足場板25,25bの高さを調整する際には、2組の足場板組立体20と、縦連結用の足場板25bとを上下動させることになるが、縦連結用の足場板25bを外した状態のもとで、2つの足場板組立体20を別々に上下に移動させた後に、足場板25bを取り付けるようにすれば、図1に示す場合よりも大きな面積となった足場スペースを有する移動式作業台の高さ調整を容易に行うことができる。
図6は本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。この移動式作業台は、図5に示した支持台ユニット組立体40と同一構造の2つの支持台ユニット組立体40を有している。2つの支持台ユニット組立体40は並列となって横方向に連結されており、横方向に隣り合う支持枠体11,12は連結枠41により連結される。図6には1つの連結枠41のみが示されているが、平行となって2列に配置される2つの支持台ユニット組立体40を構成する支持枠体の数に対応させて4つの連結枠41が両方の支持台ユニット組立体40の間に取り付けられることになる。
図7は図6に示された連結枠41を示す斜視図であり、連結枠41はそれぞれ中空の丸パイプからなる垂直棒材42と水平棒材43とを接合することにより四辺形となっており、補強棒材44により連結枠41は補強されている。それぞれの垂直棒材42には、支持枠体11,12に固定されるクランパ45が設けられており、クランパ45を支持枠体11,12に固定することによって連結枠41により横方向に隣り合う支持枠体11,12が連結される。
2列となって配置される2つの支持台ユニット組立体40の相互間には、横連結用の足場板25cが配置されるようになっており、それぞれの足場板25cは連結枠41に着脱自在に装着される。この横連結用の足場板25cは、図3に示した足場板25と同一のサイズのものが使用される。
このタイプの移動式作業台においては、足場板25,25b,25cの高さを調整する際には、縦連結用の足場板25bと横連結用の足場板25cとを外した状態のもとで、4つの足場板組立体20を別々に上下に移動させた後に、足場板25b,25cを取り付けるようにすれば、図5に示す場合よりもさらに大きな面積となった足場スペースを有する移動式作業台の高さ調整を容易に行うことができる。
上述したいずれのタイプの移動式作業台においても、支持台ユニット10の上方に装着される軽量構造の足場板組立体20を上下に移動させることにより、足場板25の上下位置を調整することができるので、足場板25の上下動操作を容易に行うことができる。
それぞれの移動式作業台には手摺が示されていないが、足場板組立体20の垂直摺動片24に手摺支柱を装着し、手摺支柱に水平の手摺棒材を取り付けることにより、足場板25により形成される作業面の周囲を手摺により囲むようにすることになる。また、いずれのタイプにおいても、足場板25の上に上り下りするための梯子や階段が移動式作業台に装着される。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、本発明においては、図1に示される移動式作業台を1単位として、これを図5および図6に示されるように複数個組み合わせて足場作業面を形成することができ、組み合わせることができる個数としては、図示されるタイプに限定されることはない。また、図5および図6に示すように、1単位の移動式作業台をスペースを介して配置することなく、直接突き合わせて配置するようにしても良く、図5および図6に示すように複数の支持台ユニット10を組み合わせるタイプにおいても、図4に示すように追加ユニット30を支持台ユニット10の上に配置して追加ユニット30を介して支持台ユニット10の上に足場板組立体20を装着するようにしても良い。
本発明の一実施の形態である移動式作業台を示す分解斜視図である。 垂直パイプの下端部と車輪とを示す拡大正面図である。 足場板を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態である移動式作業台を示す斜視図である。 図6に示された連結枠を示す斜視図である。
符号の説明
10 支持台ユニット
11,12 支持枠体
13 垂直パイプ
14 水平棒材
15 車輪
16 筋交い(連結棒材)
17 取付軸
18,19 係合ピン
20 足場板組立体
21,22 足場ブラケット
23 水平受け片
24 垂直摺動片
25 足場板
25a 補助用の足場板
25b 縦連結用の足場板
25c 横連結用の足場板
26 フック
27 取付孔
28 貫通孔
29 固定ピン
30 追加ユニット
31,32 中間支持枠体
33 垂直パイプ
34 水平棒材
40 支持台ユニット組立体
41 連結枠
45 クランパ

Claims (5)

  1. それぞれ下端部に車輪が設けられた2本の垂直パイプを複数本の水平棒材により連結して形成される2つの支持枠体、および2つの前記支持枠体を連結する連結棒材を備えた直方体形状の支持台ユニットと、
    水平受け片の両端にそれぞれの前記支持枠体の前記垂直パイプに装着される垂直摺動片が設けられた2つの足場ブラケットと、
    2つの前記足場ブラケットの前記水平受け片に着脱自在に装着されて前記足場ブラケットとともに足場板組立体を構成する足場板とを有し、
    前記足場ブラケットを前記垂直パイプに対して上下方向に摺動させることにより前記足場板の上下方向の位置を調整することを特徴とする移動式作業台。
  2. 請求項1記載の移動式作業台において、それぞれの前記支持枠体の前記垂直パイプに連なる2本の垂直パイプを複数本の水平棒材により連結して形成される2つの中間支持枠体、および2つの前記中間支持枠体を連結する連結棒材を備えた直方体形状の追加ユニットを有し、当該追加ユニットを前記支持台ユニットと前記足場板組立体との間に装着することを特徴とする移動式作業台。
  3. 請求項1または2記載の移動式作業台において、2つの前記支持台ユニットを連結棒材により縦方向に一直線状に連結して支持台ユニット組立体を形成し、それぞれの前記支持台ユニットに装着される足場板組立体の間に、前記足場台と同一サイズの縦連結用の足場板を着脱自在に装着することを特徴とする移動式作業台。
  4. 請求項1または2記載の移動式作業台において、2つの前記支持台ユニットを連結棒材により縦方向に一直線状に連結して形成される支持台ユニット組立体を連結枠により横方向に連結するとともに、前記足場台と同一サイズの横連結用の足場板を前記連結枠に装着することを特徴とする移動式作業台。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動式作業台において、前記足場ブラケットの前記水平受け片に前記足場板を装着するときに作業者が乗り込む補助用の足場板を、前記支持枠体の前記水平棒材に着脱自在に装着することを特徴とする移動式作業台。
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